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HOME > 遊戯王SS一覧 > 第二話 ~伝説か…唯一か…~

第二話 ~伝説か…唯一か…~ 作:白竜の忍者

クロウ「なんだ!?そのモンスターは!?」

アイ「私のエースモンスター其の一です!」

《舞闘家長 クラシエ・タイラー》
エクシーズ・効果モンスター
ランク4/水属性/戦士族/攻1900/守2500
「舞闘家」名のついたレベル4モンスター×2
1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除いて発動できる。デッキから「舞術」と名のつくカードを2枚選択して手札に加える。その後、デッキをシャッフルする。1ターンに一度、手札から「舞術」と名のつくカードを1枚選択してデッキに戻すことでデッキから「舞闘家」と名のつくレベル4以下のモンスター1体を手札に加える。このカードが「舞術」と名のつくカードの対象になる度、このカードの攻撃力を一枚につき300ポイントアップする。

アイ「クラシエちゃんの効果発動です!ポンちゃんを取り除いてデッキから《舞術 テンカオ》と《舞術 猫跳ね》を手札に加えます。」

アイ「バトルです!クラシエちゃんで《零鳥獣シルフィーネ》に攻撃!」

《舞闘家長 クラシエ・タイラー》vs《零鳥獣シルフィーネ》
   ATK:1900   vs   DEF:2200

クロウ「ン?計算ミスじゃねぇのか?こいつは2200だぜ?」

アイ「そのまま、殴ると思いますか?
   ダメージステップ時に手札から《舞術 テンカオ》をクラシエちゃんに発動します!発動した《舞術 テンカオ》はデッキに戻します。」

《舞術 テンカオ》
自分フィールド上の「舞闘家」と名のついたモンスター1体を選択して発動する。選択したモンスターの攻撃力を800ポイントアップする。選択したモンスターが守備表示モンスターを攻撃した時、その守備力を攻撃力が超えていれば、その数値だけ相手ライフに戦闘ダメージを与える。選択したモンスターは、発動後、エンドフェイズまでこのカード以外の「舞術」と名のついたカードの対象にならない。発動後、このカードは墓地へ送らず、デッキに戻す。

アイ「クラシエちゃんの攻撃力1900に《舞術 テンカオ》で800アップ
   さらにクラシエちゃんの効果で300アップ。よって3000になります!」

アイ「いけぇ!クラシエちゃん!渾身のテンカオ!」

《舞闘家長 クラシエ・タイラー》vs《零鳥獣シルフィーネ》
   ATK:3000   vs   DEF:2200

クロウ「く…!」LP3600→2800 《零鳥獣シルフィーネ》破壊

クロウ「たった一枚で1100アップして貫通持ちだと!?
    インチキ効果もいい加減にしろ!」

閲覧者「お前が言うな!」

クロウ「うわぁあっ!?」

アイ「どうかしましたか?」

クロウ「今、何か見えなかったか?」

アイ「いえ、何も」

クロウ「そ、そうか…」

アイ「? では、ターンエンドです!」

アイ:LP4000 手札3 クラシエ・タイラー(攻撃表示) 
クロウ:LP2800 手札3 セット1 BF-アーマード・ウィング(攻撃表示)

クロウ(セットなしか…案外相手、事故ってんのかもしんねぇな…)
   「俺のターン!ドロー!」

ターン3 LP2800 手札4

クロウ(よし!《BF―疾風のゲイル》が来た!)
   「永続魔法!黒い旋風を再び発動!
   さらに俺はアーマード・ウィングをリリースして《BF―暁のシロッコ》をアドバンス召喚するぜ!」

《BF-暁のシロッコ》
効果モンスター
星5/闇属性/鳥獣族/攻2000/守 900
相手フィールド上にモンスターが存在し、自分フィールド上にモンスターが存在しない場合、このカードはリリースなしで通常召喚できる。
1ターンに1度、自分フィールド上の「BF」と名のついたモンスター1体を選択して発動できる。
選択したモンスターの攻撃力は、そのモンスター以外のフィールド上の「BF」と名のついたモンスターの攻撃力の合計分アップする。
この効果を発動するターン、選択したモンスター以外のモンスターは攻撃できない。

アイ「え…?シンクロモンスターをリリースですか?」

クロウ「おうよ!黒い旋風の効果で《BF―月影のカルート》を手札に加えるぜ!」

《BF―月影のカルート》
効果モンスター
星3/闇属性/鳥獣族/攻1400/守1000
自分フィールド上の「BF」と名のついたモンスターが戦闘を行うダメージステップ時、このカードを手札から墓地へ送って発動できる。
そのモンスターの攻撃力はエンドフェイズ時まで1400ポイントアップする。

アイ「は、はい」
  (何するつもりだろう…)

クロウ「さらに永続罠《リビングデッドの呼び声》を発動するぜ!墓地の《BF―アーマード・ウィング》を特殊召喚するぜ!」

《リビングデッドの呼び声》
永続罠
自分の墓地のモンスター1体を選択し、表側攻撃表示で特殊召喚する。
このカードがフィールド上から離れた時、そのモンスターを破壊する。
そのモンスターが破壊された時、このカードを破壊する。

クロウ「さらにフィールド上にBFが存在するからこいつが出せるぜ!
   《BF―疾風のゲイル》を特殊召喚だ!」

《BF―疾風のゲイル》
チューナー(効果モンスター)(制限カード)
星3/闇属性/鳥獣族/攻1300/守 400
自分フィールド上に「BF-疾風のゲイル」以外の「BF」と名のついたモンスターが存在する場合、このカードは手札から特殊召喚できる。
1ターンに1度、相手フィールド上のモンスター1体を選択して発動できる。
選択した相手モンスターの攻撃力・守備力を半分にする。

アイ「あ、キ○ガイのゲイルだー」

クロウ「キ○ガイ言うな!制限になったからいいだろ!?」

アイ「それでも猛威をふるってますからね~」

クロウ「と・に・か・く!ゲイルの効果発動だぁ!
   そのクラシアンだか何だかの攻守を半分にするぜ!」

アイ「水のトラブル直せませんよ?(笑)
  裁定がメンドくさい効果で半分になりました。」

クロウ「さらに暁のシロッコの効果でアーマード・ウィングの攻撃力を他のBFの攻撃力分上げる!
これで5800だ!」

アイ「ムムム…さすがBFきたない」

クロウ「バトルだ!
   アーマード・ウィングでクラシエ・タイラーに攻撃!
   ブラックハリケーン!」

《BF―アーマード・ウィング》vs《舞闘家長 クラシエ・タイラー》
   ATK:5800   vs   ATK:1100

クロウ「さらにダメージステ…」

アイ「攻撃宣言時によろしいですか?」

クロウ「ップ…え?あ、ああ」

アイ「私は手札から罠発動!《舞術 猫跳ね》!」

《舞術 猫跳ね》
通常罠
「舞闘家」と名のつくモンスターが相手モンスターと戦闘を行うバトルステップ時に手札またはフィールドからその相手モンスター1体とその「舞闘家」と名のつくモンスター1体を選択して発動できる。選択したモンスターを手札に戻す。その後、手札からこのカードを発動した場合、その相手モンスターの攻撃力の半分のダメージを自分は受ける。このカードは発動後、墓地に送らず、デッキに戻す。

クロウ「手札から罠だと!?やることがきたねぇぞ!」

閲覧者「(デルタ・クロウ-アンチ・リバースを手札から発動する)お前が言うな!」

クロウ「どぅわ!?」

アイ「? クラシエちゃんとアーマードウィングをエクストラデッキに戻します
  このカードを手札から発動したのでアーマードウィングの攻撃力5800の半分、
  2900を受けます。く…」LP:4000→1100

クロウ「…。(さっきから誰かの強い恨みがこもった叫びが聞こえるぜ…)」

アイ「? まだクロウさんのターンですよ?」

クロウ「あ、あぁ…すまねぇ!続けるぜ!」
   (大体、あのデッキが分かってきたぜ。戦闘を介することでしか効果を発揮しねぇんだな…)

クロウ「あんまり、やりたくなかったんだがやるぜ!通常魔法《闇の誘惑》を発動!
   デッキからカードを二枚ドローする!」
   (…ミラフォと神の宣告か。
   神の宣告は召喚系統、魔法、罠を無効にして破壊する効果だ。
   ミラフォは相手モンスターが攻撃宣言時に相手モンスターを一掃できる。
   取り敢えず、これにかけるぜ!)

クロウ「俺は手札からカルートを除外する。
   さらにカードを一枚セットしてターンエンドだ!」

―まだまだ続く!

次回予告
アイ「あなたがシンクロなら私だってシンクロよ!」
クロウ「なに!?エクシーズだけじゃないってのか!?」
作者「さて、舞闘家シンクロモンスター考えはじめるか…」
アイ&クロウ「またかよ(ですか)!!」
次回『決着!BFvs舞闘家!!』
デュエルスタンバイ!

~おまけ~

クラシエ「押忍!今回出演していただいた《舞闘家長 クラシエ・タイラー》と申す!」

ランカ「次回、出る予定の《舞闘家 ランカ・アトミカ》です。
   では、今回出ていただいたクラシエさんの効果を解説していきましょう」

クラシエ「ウム!私の名はクラッシュタイル…つまり瓦割りから由来している!
   空手イメージだな。単純な名だが直線的な空手にぴったりだな!」

ランカ「僕も同じようなものですけどね。」

クラシエ「そういえば、お主の名の由来を聞いたことがないな」

ランカ「僕はボクシングやキックボクシングの女性専用階級…アトム級から来てるよ。
   級→ランク→ランカ、アトム→アトミカだらしいよ。ボクシングイメージだって
   こんな回りくどいのはBKと被らないようにだって」

クラシエ「なるほど、作者は名前付ける時がオリカ作成で一番悩むからな」

ランカ「さて、クラシエさんの効果解説です。
   第一の効果はエクシーズ素材を1つ取りのぞいて
   デッキから《舞術》と名のついたカードを二枚手札に加える効果だね。
   幻獣機ドラゴサックをイメージして作ったらしいよ。」

クラシエ「あっちは効果を持っていないトークンだが
   こっちは効果を持ってる上にデッキからだからハンドアド+デッキ圧縮
   を持つ非常に強力な効果だな!」

ランカ「ただ、回収できる《舞術》のほとんどは
   発動後、デッキに戻るためデッキ圧縮になってませんね」

クラシエ「まぁ、細かいところは気にするな!」

ランカ(この効果、あなたの効果だよ?)
   「第二の効果は《舞術》と☆4以下の《舞闘家》と名のつくモンスターを交換する効果だね」

クラシエ「もっとわかりやすく言うと《舞術》戻して《舞闘家》版増援だな!」

ランカ「わかりやすくなってる?」

クラシエ「まぁ、細かいところは気にするな!」

ランカ「つぎはそのセリフで逃げないでね?」

クラシエ「第三の効果は、舞術の効果の対象になったとき攻撃力が300アップする効果だな」

ランカ「そうだね。上昇する数値こそ低いものの永続的に上がったままがミソだろうね」

クラシエ「つまり、放置したままだと恐ろしいことになるぞ!ということだ」

ランカ「まぁ…よしとしようか」

クラシエ「そういえば《舞術 猫跳ね》ってどう読むんだ?ねこはね?」

ランカ「”びょうはね”だって。これはオリジナルなのかなぁ?
   猫のように跳びかかり、蹴って自分と相手を吹き飛ばす技が頭に浮かんだらしい」

クラシエ「それってス○ブラのガ○ンド○フとかCP.ファル○ンの復帰技じゃないか?」

ランカ「…まぁ、細かいところは気にしないことだね。」

クラシエ「あっそれは私のセリフだ!」

ランカ「今回はこれだけだね。あ、そうそう。また言い忘れていたことがあったらしいよ」

クラシエ「全く…スルーされるのはきついな」

ランカ「…。それぞれの時間軸だけど、DMは戦いの儀の最中、GXは遊戯と十代とのデュエル終わって少しあと、5Dsはゾーンとの勝利の少しあと、ZEXALは随時最新話までってなってるよ。
   それから映画で共演した遊戯、十代、遊星は友好関係にあるという事になってるよ」

クラシエ「結構重大なことを隠してたんだな」

ランカ「別に隠していたわけじゃないけど…」

クラシエ「まぁいいわ。今回はここまで!次回ついに決着!」

ランカ「じゃあね」

クラシエ(そっけなく感じるのはなぜなんだ?)

END…
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白竜の忍者
あっ最後二枚セットしてねぇw

まぁいいや←
どっちを伏せたか予想してみてくださいw (2013-06-08 22:21)

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