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HOME > 遊戯王SS一覧 > 第114話 運命の血筋

第114話 運命の血筋 作:こんにゃく

一騎「…ここか…」

一騎達もまたファラリス、覇王トウセンの遺跡である

一騎「…」ゴクッ

そのただならぬ雰囲気に息を飲む

一騎「気ぃ引き締めていかねぇとな…」

サーニャ「どうかいたしましたか?」

クーデリカ「…なんか…なんだろう…懐かしい…?感じがする」

一騎「クー…お前もか?俺もそんな感じがするんだよな」

サーニャ「むぅ…なんだか仲間はずれみたいで嫌です」

クーデリカ「うふふ、一騎とあたしは一心同体だからねぇ」ニヤニヤ

クーデリカが口に手を当ててニヤニヤとしている

サーニャ「…バカ?」

クーデリカ「なんでだよ!」

一騎「…ほら二人とも置いてくぞ」

サーニャ・クーデリカ「はぁい!」スタスタ

二人は一騎の後をいがみ合いながら付いていく

一騎「…トウセン…」




リアン「遊姫!」パタパタ

遊姫「待ちなさいよ!リアン!!」

リアンが手を降っている、そこは崖の上である

遊姫「な、なんで…私達はこんなっ崖を登っているのっかしらっ!!」

トラクリボー『仕方ないわ、ここはあの『方舟』じゃあ登れないもの』

遊姫「だからって…こんなの…うぅ~こういうのは通の役目でしょぉ!!」

リアン「遊姫!はやくぅ!!」

遊姫「なんであんたはそんな元気なのよ!!!」

リアン「???」クビカシゲ

遊姫「くっ…その体力がうらやましいわ…」

リアン「んんん?あっ!遊姫!見て!!」ビシッ

遊姫「え?」

そこには天高くそびえる塔のような遺跡が現れた

遊姫「高いわ…ね」

リアン「うん…こんな所があるだなんてうちもビックリだよ」

遊姫「…入ってみよっか」

リアン「う…うん」

トラクリボー『…』



一騎「…皆無事かなぁ…」

クーデリカ「一騎…一騎は優しいね」

一騎「ん?」

クーデリカ「こんな時でも他人の心配?」

一騎「当たり前だろ?」

クーデリカ「ふふん、やっぱり一騎は優しいよ」

一騎「…そうかな…やっぱり心配するのは当たり前の事だと思うんだけどなぁ」

サーニャ「いえ、今自分自身も危ない目に合うかもしれないという状況下で他人を気にかけると言うことは素晴らしいことだとサーニャは思いますよ」

一騎「…そうかな」

クーデリカ「それにしても…暗いしジメジメしててうぇ~」パタパタ

サーニャ「服をパタパタしないでください、はしたない」

クーデリカ「別にいいでしょ~はぁ暑い」

一騎「…一応男がいるって事を忘れないでくれよ」

クーデリカ「分かってるって一騎だから別にいいでしょ」

一騎「…それはそれで複雑な気持ちだよ」

一騎「…皆無事…か」スッ

一騎が取り出したのは旅立つ前にベクトから貰ったお守り、ここに来る間に一部が破損してしまっている

一騎「…いや…今は前に進むことだけを考えるんだ」ギュッ

一騎はお守りを握りしめ更に奥へと進んでいく



遊姫「うーん…」

遊姫とリアンは永遠にも続くような螺旋階段をひたすらに登っていた

遊姫「外から見ていた通りって所ね…」

リアン「何処まで続いてるんだろう…」

トラクリボー『…』

遊姫「どうしたのトラちゃん、さっきから黙ってるけど」

トラクリボー『…この中にあの子がいるわね…』

遊姫「あの子…?」

トラクリボー『ええ…この懐かしい感じ…スピカ…』

遊姫「スピカ…ってファラリスの…」

トラクリボー『行きましょう遊姫、この先に必ずスピカがいるわ』

遊姫「う、うん」

リアン「…あれ…」

遊姫「…リアン…?どうしたの?」

リアン「う…うちにも見える」

遊姫「え?」

リアン「遊姫、『それ』って前から言ってたトラちゃんって子?」ビシッ

リアンが指を指す方向、それは紛れもなくトラクリボーの事だった

遊姫「リアン見えるの!?」

リアン「うん!うちにも見えるようになったよ!」

トラクリボー『…スピカが近いからかしら…?』

遊姫「そうなの?」

トラクリボー『い、いえ分からない…憶測でしかないけど突然見えるようになったのならそうとしか…』

リアン「なんかうち凄い力を手に入れたみたい!なんか嬉しい!!」

遊姫「ふふっまぁリアンが喜んでるから別に良いかしらね」

トラクリボー『…ふふふ、 そうね』

リアン「…って…あっー!!」

遊姫「な、何よ!いきなり大きい声を出して!」

リアン「遊姫!見てみて!」

遊姫「え?」

そう言われリアンの言うとおり前を見ると

遊姫「み…道が…ない…」

そこには登るべき階段が無かった、そうここが終点であり頂上と言うことだ

遊姫「嘘でしょ!?せっかくこんな長い階段登ってきたのに!!?」

リアン「って言っても上はもう天井しかないし…」

遊姫「何よそれぇ…というかトラちゃん!スピカっていう人がここにいるんじゃないの!?気配とか感じてたんじゃないの!!?」

トラクリボー『そ、そのはずだけど…おかしいわね…』

リアン「…?遊姫、トラちゃん、これを見て」

遊姫「今度はなに? 」

スッ 遊姫はリアンが手招きする方向を見る、それは螺旋階段のちょうど中央側

この螺旋階段は塔の内側の側面をぐるりと囲いながら出来ておりその中央側は『空洞』になっており真下を見下ろすことが出来るのだ

そして遊姫達はその螺旋階段の頂上、つまりそこからその中央を見下ろせば遥か彼方の底が見える

遊姫達が入ってきた入り口は親指の爪ほど小さく目に映る

遊姫「ひぃぃっ!た、高いっ!!」

リアン「そうかなぁうち達の住んでる高層ビルの方が高いよ」エッヘン

トラクリボー『リアンは高いところに慣れているのね』

リアン「そりゃあ小さいときから住んでるからね」

リアン「っとそうじゃなくて、遊姫もっと下を良く見てよ」

遊姫「な、なによぉ…」ソォ

遊姫「!!あ、あれは…」

トラクリボー『…光…?』

遊姫達が入ってきた入り口、すなわちこの塔の底が微かに光っている

遊姫「私達が入ってきた時…床は光ってなかったわよね…」

トラクリボー『太陽の光もこの塔には入ってこない…ここにある塔の壁面に付いている『ヒカリコケ』のお陰で塔の中は明るいけどね』

リアン「…つまり太陽の反射の光じゃないよ…あれは」

遊姫「でもどうして…」

トラクリボー『…!!感じるわ…この先にスピカがいる』

遊姫「この先って…まさか!?」

トラクリボー『ええ…遊姫、飛び降りなさい』

遊姫「む、無理無理無理!!なにいってんの!?」

トラクリボー『行かなきゃ駄目なのよ!ほら!さっさと行きなさい!!』

遊姫「とうぇぇえっ!?トラちゃん!?」ガッ!!

遊姫「きやあああぁぁぁ…」ヒュー…

リアン「ゆ、遊姫!!?」バッ

そして遊姫、リアン、トラクリボーの3人は光の中へと吸い込まれていった




一騎「…」ザッ

クーデリカ「うっ…なんていう…気配…」

サーニャ「感じます。この先にとてつもない何かが…います」

一騎「ああ、分かる…この感じ…」

一騎達は既に遺跡の奥地へとやって来ていた、そこはまるで玉座

幾度と無く一騎は玉座を目にしてきた、シンクリス、エクサス、フュージニア

そのどれととも似つかない異形の玉座が目の前にあった

そして

トウセン「待っていたぞ…小鳥遊 一騎、クーデリカそしてフュージニアの姫サーニャよ」

玉座には過去のデキレストの頂点に君臨した男、覇王トウセンの姿がそこにあった

一騎「トウ…セン」

クーデリカ「」ゴクッ…

息を飲む二人、その男は目の前に立っているだけでこちらを威圧できる程の風格と威厳を兼ね備えていた

サーニャ「…待っていた…とは?」

トウセン「…」スッ

トウセンが1枚のカードを取り出した

クーデリカ「そのカードは!!?」

トウセン「この遺跡にあったソロモンズだ」

一騎「それが始まりのソロモンズっ!!!」

クーデリカ「もう既にファラリスの手に渡っていたなんて!!」

一騎「トウセン!!そのカードは渡せない!!俺とデュエルだ!!」ガッ!!

トウセン「…そうだな…遅かれ早かれ貴様とはデュエルをしなければならない」

一騎「な…に…?」

トウセン「貴様の『役目』はもう既に終わっているのだからな」

一騎「何を言って…」

トウセン「サーニャよ先程の質問だが答えてやろう、俺が待っていたのは正確に言えば…クーデリカ…君だ」

クーデリカ「あ、あたし?」

トウセン「そうだ…君は…良く似ている…『あの子』にそっくりだ」



遊姫「きやぁぁぁ!!うにゅっ!!?」ドテッ

リアン「へぶっ!!?」ドテンッ

遊姫そしてその上にリアンが覆い被さる様に落ちてくる

遊姫「あいたたた…ってあれ!?私生きてる!?」

リアン「あっ本当だ!うち達どこも怪我してないよ!」

トラクリボー『…久しぶりね』

トラクリボーのその声に遊姫、リアンが反応する

遊姫「…貴方が」

スピカ「…本当に久しぶりですね…またお会いできて光栄です」

トラクリボー『…まさか…貴方がファラリスに転生するとは…ね…』

スピカ「…好きでなったわけではありません…しかしこのデキレストを好きかと言われれば…いいえ…ですわね」

トラクリボー『…そうか…それは残念だ』

遊姫「…トラちゃん」

スピカ「そうでした、申し遅れました、私がスピカです。ご存じかもしれませんが…遊姫さん、リアンさん貴方達を待っていました」

遊姫「私たちを…?」

リアン「待っていた…?」

スピカ「ここまで近づいてはっきりと分かる…リアンさんには何処と無く『雰囲気』がありますね」

リアン「…???」

スピカ「そして…遊姫さん…やはり…そうですね…」

遊姫「…ちょっとなんなの!?私とリアンが何だっていうのよ!!」

スピカ「そうですね…それが『私達』が待っていた理由になりますね」

遊姫「私達…?」

スピカ「遊姫…貴方は私とトウセンの子…『リナ』です」

トラクリボー『なんですって!!?』



クーデリカ「そ、そっくりって誰によ!」

トウセン「…『エナ』だ」

一騎「エナっ!?」

一騎は知っているエナと言う人物をそれは過去に一騎が記憶の世界に入ったときに出会った少女の名前だった

一騎「エナ…エナがどうして…クーと似ている…?エナ…エナ…」



エナ『わ、私はエナ…エナ・リゾナンス』



一騎「エナ…リゾナンス…リゾナンスっ!!まさかっ!!?」

トウセン「…そうだリゾナンスとは我が母方の姓、俺達が死んだ後エナを育てたばあやの姓だ」

一騎「つまり…トウセンの娘の…子孫が…アレクさんで…その娘がクーだから…」

サーニャ「成る程、クーデリカはトウセンの子孫という事になりますね」

クーデリカ「嘘…でしょ…?」

トウセン「それだけではない、クーデリカ、君だけじゃない…君も君の姉妹も全員そうだ」

クーデリカ「っ!!」

トウセン「分からないのか?君にペンデュラムの力が有ることを瞳の力が有ることを」

一騎「そういえば…」

クーデリカ「で、でも瞳の力はママが無理矢理ファラリスの力で与えたものだし…ペンデュラムだってあたしが研究してっ!!」

トウセン「どちらも素質がなければ無理だ」

クーデリカ「そ、そんなっ!」

トウセン「俺とスピカの力は…どうやら子孫にちゃんと反映されているようだ…君には俺の力『ペンデュラム』と『瞳の力』がそして次女のアリーシャには『精霊と会話』するスピカの力が…他の姉妹にも『瞳の力』だけはちゃんと備わっていたようだな」

トウセン「とはいえアリーシャの力は現代の精霊の激減の影響によりかなり力が弱っているようだったが…無理もない…」

サーニャ「それで…その事と待っていた事にはなんの関係が?」

トウセン「この世界は直に滅ぶ、俺達の子孫で力を受け継いだ子達をこのまま放っておく事は出来ないだろう?」

サーニャ「…」

トウセン「クーデリカ…いや、クーデリカだけではない君達姉妹をファラリスに招待すr」

クーデリカ「嫌だね」

サーニャ「即答!?」

あまりの返答の早さに思わず声をあげるサーニャ

トウセン「…」

クーデリカ「あんたさぁ…ご先祖だか何だか知らないけど自分勝手すぎない?そもそもあたしは今の今までそんなこと知らなかったし興味もない」

クーデリカ「あたしの親はパパとママにおじいちゃんとおばあちゃん達…それより前の親なんて知ったこっちゃねぇっての」

クーデリカ「あんた一騎と顔が似てるけど全っ然!!!カッコ良くないよ、この世界が滅びるって事は一騎を殺すんでしょ?」

クーデリカ「一騎がいない世界であたしは生きていくことなんて絶対!!できない…だからあんたと一緒にのうのうと生きていくなんて嫌、一騎が死ぬならあたしも一緒に死ぬ」

一騎「…クー…お前」

サーニャ「それはサーニャも同感ですね」

トウセン「…そうか…それは残念だよ…本当に残念でならない」ザワッ

トウセンからとてつもないオーラが吹き出る

トウセン「それならば…俺達の敵とみなす…全員ここから無事に返すわけにはいかない」



遊姫「私が…貴方の娘…?」

スピカ「ええ」

遊姫「な、何言ってるの!?そんな冗談…」

スピカ「冗談ではありませんよ」

トラクリボー『どう言うことなの?スピカ』

スピカ「…遊姫さん貴方は自分の親の事を知っていますか?」

遊姫「え?…あ、当たり前…じゃない」

スピカ「本当ですか?」

遊姫「…」

スピカ「そしてリアンさん、貴方は私のもう一人の娘『エナ』の子孫です」

リアン「へ?」

スピカ「なんという巡り合わせか…貴方達は少なからず遠い遠い姉妹だという事です」

リアン「うちと…遊姫が…」

遊姫「私の…お父さんと…お母さんは…里親で…私は施設で育った…そこで通と出会って…一緒に遊んで…」

トラクリボー『遊姫…』

遊姫「…私は…一体…何なの?私はっ!!」

スピカ「私の子ですよ『リナ』」

遊姫「っ!!」

スピカ「…なら教えてあげましょう…真実を…あの日何があったのか…これは『貴方』も知る必要があるでしょう?」

そう言いスピカはトラクリボーを見つめる

トラクリボー『…ええそうね、是非知りたいわ』

スピカ「…この遺跡にある便利なシステムを使いましょう…見せてあげます…私の…私達の記憶を…」

キィィンッ…



トウセン『何だと!!?』

スピカ『どうかしたの?』

トウセン『…シリウスと連絡が付かなくなった…』

スピカ『え?』

トウセン『それだけではない…シャウロンもだ』

スピカ『一体何が…』

トウセン『この数日で世界は大きく動いた、スレイブリンクの進行だけではない、精霊憑きもまたこの世界の危機の根幹にあるものだ…』

スピカ『そんな…』

トウセン『シリウス達はスレイブリンクにやられたと考えるべきだ…このままでは…』

スピカ『…』

トウセン『…残る七賢者を集めるしかないな…このままバラバラに行動してしまっては…』

スピカ『そうね…これ以上この世界に問題を増やしてはならものね』

トウセン『さっそく…』

兵士『トウセン様!!』

トウセン『どうした?』

兵士『ここ数日の間に起こった暴動に関して新たな情報が入りました!!』

トウセン『なに?』

兵士『漆黒に覆われた竜…これが目撃情報としてあります』

トウセン『漆黒に覆われた竜…?』

兵士『その竜が…人々を精霊憑きにしてしまうという報告がっ!!』

トウセン『バカな…そんなことが…』

スピカ『…もしかして…コスモアイズ…?』

トウセン『スピカ!何を言っている!!コスモアイズは漆黒の竜というには駆け離れている!』

スピカ『しかし…この世界に竜なんて…他には…』

トウセン『ミラ…彼女は今どうなっているんだ…!』

スピカ『ミラさん…』

兵士『それだけではございません…』

トウセン『っ!!』

兵士『北の城壁がシリウス様の陥落により…スレイブリンクが進行…さらに各方面にその漆黒の竜による精霊憑きの暴動により…我が領土は壊滅的…』

トウセン『っば、バカな…』

兵士『英雄…レグリス様も現在行方不明…いえ…他の七賢者の皆様方も…消息を絶っています』

スピカ『そんな…』

トウセン『…くっ…スピカの言っていたこともあながち間違いではないのかもしれないな』

スピカ『…え?』

トウセン『…その漆黒の竜がコスモアイズだとするのであれば…ミラにも何かあったのだろう…そしてそれによる被害が出ていることも…』

スピカ『…』

トウセン『だが…今コスモアイズに人員を割けるほど我々の軍はいない…本来ならば七賢者全員を召集し策を高じるのだが…』

スピカ『まるでそれを拒むように…皆と連絡を取ることごできない…』

トウセン『ああ、俺達の問題はスレイブリンクと精霊憑きだと思っていた…だが何かがおかしい…』

スピカ『誰かが私達七賢者を打倒するために考えた…策…?』

トウセン『…可能性はある…だがこのまま放っておけば…この国は…いやこの世界は…滅ぶっ!!』

トウセン『そんな事は絶対にさせる訳にはいかないっ!!この世界の平和は…レグリス…スピカ…お前達の協力で手に入れたっ!』

トウセン『必ずっ!!この世界を守り抜くぞ!スピカ!!』

スピカ『セン…はい!』



遊姫「これって…」

スピカ「これが…私とセンの記憶です」

リアン「戦争…滅び…これが…デキレスト崩壊の…」

スピカ「…そうです、貴方達が歴史として習ったデキレスト崩壊の時の記憶です」

遊姫「この後…世界はどうなるのよ…」

スピカ「私とトウセンは…この後必死に戦いました…戦って戦って…そして…」

スピカ「裏切られたのです…友に…世界に…」




一騎「返さないだと…!」

トウセン「ああ、そうだ」

一騎「…やっぱりお前は俺達の敵だぜトウセン!!」

一騎「お前がクー達の先祖だとしても!今を生きる人間の生活の邪魔はさせねぇ!!」

トウセン「…」

一騎「ここで断ってやる!!過去の産物を未来に持ってこさせやしねぇ!!」

トウセン「言ってくれるな…一騎…やはり貴様は…俺が自らの手で倒すべき相手ということか…」

クーデリカ「一騎!!あたしも…」

一騎「いや…コイツは…俺がやる…俺がやらなきゃいけないんだ…!!」

クーデリカ「一騎…」

サーニャ「…同じ顔を持つ人間通しのデュエル…一体何が起こるのでしょうか…」

一騎・トウセン「デュエル!!!」

LP4000



続く

次回

トウセン『俺は…俺達はけして負けたりはしない!!』

トウセン『この世界が滅びようと必ず報いる!!その時まではけして!!!』

一騎「次回『トウセン命を懸けたラストデュエル』一気に駆け上がれ!!」



シャウロン

・年齢19歳(享年)
・男
・ファラリス
・処刑王
・残忍な性格で相手を嘲笑う、何か裏でアビスと行動している策士で何を考えているか読み解くことはできない。
殺した人間の手足を飾って鑑賞することが趣味。

使用するデッキは『拷問悪魔(トーチャーズ・デーモン)』という儀式主体のデッキ
まだ彼は本来の力を出していない…


拷問悪魔(トーチャーズ・デーモン) ヘッドクラッシャー
レベル8/闇属性/悪魔族/儀式
攻撃力2800/守備力2000

「拷問悪魔(トーチャーズ・デーモン)」儀式魔法により降臨
①このカードが手札、フィールド、墓地で儀式素材となった時、デッキから「拷問悪魔(トーチャーズ・デーモン)」1体を手札に加える。
②1ターンに1度相手モンスターを1体選択する、そのモンスターはエンドフェイズ時まで攻撃力が0になり、戦闘、カードの効果では破壊されずこのカード以外のカードの効果を受けない





アルフレド

・年齢15歳(享年) もみじ 年齢15歳
・男
・ファラリス
・仙人
・兄妹思いの優しい性格、忍術や科学に関して随一の力を持っている
暁時代はその姿を隠すために相手を煽ったりする性格をわざとやっていた

使用するデッキは『畏怖怪物(スケアリー・モンスターズ』、エクシーズをランクアップさせる戦い方を得意とする

妖怪忍童 烈導狸神(れっどうりしん)
ランク8/闇属性/獣族/エクシーズ
攻撃力3000/守備力2400

レベル8獣族モンスター×3体
①X素材を全て取り除き、相手フィールドのモンスターを取り除いたX素材の数だけ攻撃力、守備力を半分にしてエンドフェイズまで得る。
②このカードを対象にカードの効果が発動した時、墓地の「妖怪忍童」モンスター1体を特殊召喚しその発動を無効にする
③このカードにX素材が無い時、フィールドの「妖怪忍童」Xモンスター1体をこのモンスターの下に重ねることができる。

シリウス

・年齢20(享年)
・男
・ファラリス
・軍神
・頭が良く、相手の実力を見極め対応できる知将。
特に好き嫌いがあるわけではない、そのため状況に左右されず冷静でいられる

使用するデッキは『ダイナロイド』 、通常モンスターとシンクロを主軸としている

ダイナロイド・バイオティラノ
レベル10/地属性/恐竜族/シンクロ
攻撃力3000/守備力3000

恐竜族Sモンスター1体+通常恐竜族チューナーモンスター1体以上

①このモンスターが通常モンスターを素材としている場合、1ターンに1度、相手モンスター1体を破壊しそのモンスターは攻撃力が3000となり『ダイナロイド・バイオティラノ』扱いで自分フィールドに特殊召喚する。
この効果を使用したターンこのカード以外ダイレクトアタック出来ない。
②このモンスターが2体以上の通常モンスターを使用しS召喚に成功している場合1ターンに1度、相手が発動した魔法、罠カードの発動を無効にし破壊する。
③このカードが相手のカードによりフィールドを離れた時、墓地から恐竜族通常モンスターを2体まで選択し特殊召喚できる。



ミラ

・年齢100歳(享年) 見た目は12歳程度
・女
・ファラリス 竜人
・星の巫女
・竜と心を通わせることのできる竜人一族の子、竜は精霊と違く神に等しい存在でありその声を聞く彼女達は星の巫女と崇められていた
達観した性格ではあるがその容姿に逸った子供っぽい部分もある

使用するデッキは『天体竜』、特殊召喚で召喚する上級モンスターを主軸として戦う


天体竜 ヘルフレイム・ヘリオス・ドラゴン
レベル12/炎属性/ドラゴン族/特殊召喚
攻撃力?/守備力?

このカードはフィールドの「天体竜」モンスターを任意の数リリースした時のみ手札から特殊召喚できる、この効果は相手ターンにも発動できこの特殊召喚を無効にすることが出来ない。
このカードはリリースしたモンスターのレベルによって以下の効果を得る
①レベル5~6、相手のレベル、ランク5以上のモンスターがモンスターの効果を発動した時、その発動を無効にする。
レベル7~8 、1ターンに1度相手フィールドのモンスター1体の効果を無効にし攻撃力を0にする。
レベル9~10、1ターンに1度、相手が発動する魔法、罠カードの効果の発動を無効にし破壊する。
レベル11以上、このカードは自分が発動したカードの効果以外の効果を受けず戦闘で破壊されない。
②このカードの攻撃力、守備力はリリースした「天体竜」モンスターの合計レベル×200の数値となる。


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ギガプラント
遊姫の出生の秘密が明らかに!しっかりデレキストに関連していた!他二人の秘密も明かされていくのかな…?
クーちゃんの (2016-10-16 22:57)
ギガプラント
遊姫の出生の秘密が明らかに!しっかりデレキストに関連していた!他二人の秘密も明かされていくのかな…?
クーちゃんのイケメソモード格好良い……素晴らしいカリスマだ…。ソレニクラベテスペードネエサマハ…

シャウロン悪趣味過ぎ問題。 (2016-10-16 22:58)
こんにゃく
コメントありがとうございます!!

やっとここまできた…という感じです
クーちゃんがかっこ良くなっていき一騎の影が薄くなっていく…かな?

シャウロンは邪悪に書けているか…どうか…もっと邪悪にしたいです。
(2016-10-23 20:37)

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128 第25話 決戦前夜 1153 3 2016-02-01 -
72 第26話 戦う相手は自分自身!? 1021 2 2016-02-04 -
81 第27話遺跡の国フュージニアからきた男 1106 3 2016-02-05 -
95 第28話 忍者対決!!妖怪と忍 1057 3 2016-02-06 -
108 第29話 果物バトル!!動果物の脅威!! 1074 3 2016-02-08 -
224 第30話 探し物はペンダント? 1316 3 2016-02-10 -
68 第31話 想いの強さ 1023 3 2016-02-11 -
55 第32話 破壊の王 ヴァイス始動 1057 3 2016-02-13 -
96 第33話 男と男の熱き戦い!! 1204 4 2016-02-14 -
108 第34話友情タッグ!クローバーと姫 1008 3 2016-02-15 -
60 第35話 友情の形 932 3 2016-02-17 -
49 第36話 戦慄の道化師 1057 3 2016-02-18 -
116 第37話 邂逅 1081 3 2016-02-19 -
99 第38話 異世界の扉 977 3 2016-02-20 -
100 第39話 葛藤の中で 1027 3 2016-02-22 -
94 第40話 夢と道 1008 2 2016-02-22 -
129 第41話 ジョーカーの暗躍 1076 3 2016-02-23 -
72 第42話 時空間使い メーア 1039 3 2016-02-24 -
123 第43話 師弟との決別 1057 3 2016-02-25 -
118 第44話 時空間を操る大蛇 1074 3 2016-02-26 -
58 第45話 覚醒!!絆を刻む瞳 972 3 2016-02-27 -
95 第46話 突然の来訪者レイナ 1041 3 2016-02-28 -
110 第47話 凸凹タッグデュエル!! 936 3 2016-02-29 -
113 第48話 追憶の記憶 954 3 2016-03-01 -
109 第49話兄妹の絆 宇宙瞳の超煌角竜 1133 3 2016-03-03 -
103 第50話決勝前夜 それぞれの思い 1024 3 2016-03-04 -
111 第51話 決定戦開幕 1122 3 2016-03-05 -
97 第52話 その思いは速度を越える 976 3 2016-03-06 -
50 第53話 迷宮への挑戦 978 3 2016-03-10 -
55 第54話 過去の足枷 1034 3 2016-03-12 -
67 第55話 超越するランクアップ 1043 3 2016-03-15 -
48 第56話 砕いた仮面 1033 3 2016-03-17 -
79 第57話 剣の心 995 3 2016-03-18 -
130 第58話限界のその先へ 1123 3 2016-03-20 -
56 第59話 大地を生む瞳の竜 991 3 2016-03-23 -
62 第60話 友への思い 1015 3 2016-03-24 -
45 第61話 天を翔る 1027 4 2016-03-26 -
65 第62話 大切な人 1056 3 2016-03-28 -
52 第63話 戦いの証明 1037 3 2016-04-04 -
115 第64話 進化する力 1080 3 2016-04-06 -
123 第65話 囚われし心 1159 2 2016-04-11 -
78 第66話 解放 1161 2 2016-04-14 -
66 第67話 烙印の決闘 1065 2 2016-04-15 -
64 第68話 絶対王の力 1055 2 2016-04-16 -
48 第69話 決勝の始まり 1015 3 2016-04-17 -
76 第70話 真実 1074 3 2016-04-18 -
35 第71話 諦めない心 1119 3 2016-04-18 -
117 第72話 闇の王 1132 3 2016-04-22 -
57 第73話 深淵より出し者 962 3 2016-05-01 -
71 第74話 貫く光 1122 3 2016-05-04 -
129 75話 戦いの終わり 1187 3 2016-05-06 -
46 第76話 悪逆のエクサス 999 3 2016-05-18 -
92 第77話 戦慄の機械人形 1054 3 2016-05-26 -
52 第78話 合体する機械人形 962 3 2016-05-29 -
57 第79話  完全機械少女 1018 3 2016-06-06 -
63 第80話 爆走する変形車両 1030 3 2016-06-12 -
45 第81話 白銀の剣 987 2 2016-06-15 -
51 第82話 絡み付く毒 998 2 2016-06-19 -
63 第83話 停戦協定 941 3 2016-06-21 -
115 第84話 果たすべき約束 1031 3 2016-06-24 -
118 第85話 戦争 1040 3 2016-06-26 -
56 第86話それぞれの戦場。最高の助っ人 961 3 2016-06-27 -
58 第87話 電撃コロシアム 977 2 2016-06-28 -
92 第88話 誇り高き戦士 1001 2 2016-06-30 -
101 第89話 仮面の下の亡霊 995 3 2016-07-02 -
101 第90話 舞い散る雪 932 3 2016-07-06 -
59 第91話 白銀の攻防 980 3 2016-07-11 -
35 第92話 龍刃水晶 983 3 2016-07-16 -
53 第93話 ジョーカーゲーム 1040 3 2016-07-21 -
59 第94話 覚醒する瞳 1025 3 2016-07-22 -
43 第95話 宇宙に輝く王 1794 3 2016-07-26 -
68 第96話 宇宙眼の暗黒竜 1007 2 2016-07-28 -
179 第97話 ソロモンズの化身 1155 3 2016-08-01 -
94 第98話 切望の記憶 1006 2 2016-08-02 -
104 第99話 再びの扉 970 3 2016-08-05 -
46 第100話 ファラリス七賢者 893 3 2016-08-07 -
119 第101話 狙われた考古学 1061 3 2016-08-09 -
77 番外編 夏休みだよ! 1071 2 2016-08-25 -
46 第102話 混沌の嵐 881 2 2016-08-28 -
102 第103話 儚い希望 982 2 2016-09-01 -
103 第104話 絵本の世界 893 2 2016-09-06 -
77 第105話 始まりのソロモンズ 932 2 2016-09-08 -
112 第106話 処刑王の闇 999 2 2016-09-10 -
75 第107話 猛け朽ちる龍 976 2 2016-09-12 -
100 第108話 軍神の戦い 890 2 2016-09-27 -
80 第109話 消え行く誇り 879 2 2016-09-28 -
122 第110話 忍者の祖 977 2 2016-10-02 -
75 第111話 譲れぬ思い 929 2 2016-10-04 -
115 第112話 星を統べる竜 965 2 2016-10-10 -
187 第113話 竜の記憶 1127 3 2016-10-13 -
114 第114話 運命の血筋 882 3 2016-10-16 -
80 第115話 命を懸けたラストデュエ 845 2 2016-10-23 -
66 第116話 偽りの記憶 1006 2 2016-10-24 -
116 第117話 染まる色を 900 2 2016-10-31 -
84 第118話 英雄の記憶 1028 2 2016-11-03 -
64 第119話 英雄の帰還 898 2 2016-11-04 -
136 第120話 黒騎士の意地 1100 2 2016-11-08 -
89 第121話 誰かのために 836 2 2016-11-16 -
91 第122話 創造せし竜 823 2 2016-11-20 -
93 第123話 白と黒の竜 883 2 2016-11-26 -
56 第124話 運命を切り開く剣 871 2 2016-11-30 -
97 番外編 カード紹介と色々! 1035 3 2016-12-07 -
96 第125話 深淵へのカウントダウン 884 3 2016-12-19 -
115 第126話 受け継がれる瞳 967 2 2016-12-22 -
101 第127話 進撃する拷問王 1024 2 2016-12-24 -
102 第128話 歪み笑う王 812 2 2016-12-27 -
110 第129話 絶望の化身 874 2 2016-12-30 -
89 第130話 闇を掴む者 840 2 2017-01-01 -
102 第131話 対極の忍 974 3 2017-01-06 -
108 第132話 姉弟の絆 871 2 2017-01-09 -
175 第133話 激突する竜 1137 2 2017-01-10 -
42 第134話 宇宙眼の星芒竜 798 2 2017-01-13 -
98 第135話 龍刃と水晶 884 3 2017-01-15 -
140 第136話 英雄の復活 1054 3 2017-01-18 -
135 第137話 龍王と罪王 960 2 2017-01-20 -
114 第138話 混沌呻く 818 3 2017-01-22 -
133 第139話 表裏一体 865 3 2017-01-25 -
73 第140話 継承する絆 823 3 2017-01-26 -
81 第141話 深淵にすがる者 812 3 2017-01-30 -
59 第142話 伸ばした手 826 4 2017-02-01 -
86 第143話 虚無と深淵 852 3 2017-02-04 -
99 第144話 集いし思い 846 3 2017-02-07 -
113 第145話 終焉と再生 834 2 2017-02-08 -
96 第146話 新たな世界 904 3 2017-02-10 -
102 最終話 クロスピース 939 3 2017-02-16 -
133 超時空!!番外編!! 1506 2 2017-02-24 -

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