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HOME > 遊戯王SS一覧 > 第77話 戦慄の機械人形

第77話 戦慄の機械人形 作:こんにゃく

凄まじい破壊音と砂埃が辺りを包み込む、そして人々の悲鳴と爆炎が前方から飛んでくる。

戦場、それ以外の言葉が当てはまるとするのなら『地獄』と表現する他ないだろう

そんな中逃げ惑う人々の中に、数人の人影が立ち止まっていた。

一騎「く…もう、既にこんな事に…」

一人はこの状況を打破するために

遊姫「ど…どうするの!?」

一人はこの状況について困惑している。

このは「いっき!ジッとしていられないでござるよ!!」

一人はすぐに行動を起こし

一騎「ああ…!市民を避難させないと…!」

ユキ「僕はこっちを行くよ!!」

このは「うむ、一旦別れるのです、後で落ち合うでござるよ!」

トラクリボー『遊姫、私達も行くわよ』

遊姫「う…うん」

そう言うと二人の忍者が軽い身のこなしでその場を去り、遊姫も一騎と別れその場を去った、ここには一騎のみが残る状況となった。

一騎(エクサス…!!)

一騎はこの状況に苦しい表情でギリッと歯を食いしばる

ビルは崩れ、人々は血を流し、周りを見渡せば瓦礫の山…これこそが戦争なのだと一騎は悟った。


この地獄のような状況になる数時間前、一騎達はシンクリス領土でも1、2を争う大きな都市であるシンクラットに
辿り着こうとしていた。

一騎「ふーやっとここまで来られたな」

一騎は軽く屈伸をしながら言う、それもそのはずこのシンクラットに辿り着くまでに約2日かかっていた

シンクリスに行く際に使っていた、シンクリス山は一騎達が使ったトロッコが一時的に使えなくなっており結局迂回したためかなり時間がかかってしまったのだ

おかげで一騎の疲れはピークに達していた

このは「まさか、あのトロッコが使えなくなっているとは…」

ユキ「使えないだけでこれだけ時間がかかるなんてね、結構便利だったんだねあのトロッコ」

一騎「ユキはあのトロッコにビビってたからなぁ」

ケラケラと当時の事を思い出して笑う一騎

ユキ「も…もう!笑わないでよぉ、僕は…怖かったんだから」

むーと頬を膨らませて怒るユキ

このは「確かにトロッコなのにあのスピードを出す必要はないでござるもんなぁ」

一騎「それにしても疲れたぜ…早くシンクラットに行って休みたいものだねぇ」

ユキ「うん、そうだね、もう少しで着くと思うから頑張ろう!」

気合を入れ直し足に力を入れる…ただ一人を除いて

遊姫「ぜぇ…ぜぇ…」

一騎「ゆ…遊姫」

遊姫「な…なによ」

遊姫は他のメンバーと違い圧倒的に体力がなかった、木の棒を杖代わりにして一騎達にやっとのスピードでついてきている

一騎「…通が言った事もあながち間違いじゃないんじゃないか?お前少し鍛えた方がいいぞ?」

遊姫「う…うるさいわね、わ…私はこれでいいのよ」

トラクリボー『それはどうかしら』

スッと半透明の幼女が遊姫の体から現れる。その幼女はどことなくブラックマジシャン・ガールに

似ているが、彼女はトラクリボー、遊姫に取り付いている精霊である。

遊姫「と…トラちゃんまでなによ」

トラクリボー『あなたの体力の無さは半端じゃないわ、アリのほうが遥かにあると思う、このままだと何かあった時心配よ』

遊姫「ぐぅ…」

このは「?」

このはは遊姫が独り言を言っているように思え首をかしげる

それもそのはず、トラクリボーの姿は取り付いている遊姫、そして1度取り付かれた一騎にしか見えていないのだ

一騎「ああ、このは、あれはトラクリボーが近くにいるんだよ」

このは「なるほど」

その言葉を聞いてこのはは納得した。それは先日トラクリボーが遊姫に取り付いた時に存在を確認していたため

姿こそ確認できなくとも一騎の言葉で確かにその存在を確認できた。

ユキ「遊姫ちゃん、なら僕が鍛えてあげようか?」

遊姫「え?」

ユキ「僕はこれでも忍者だし、女の子同士ならきっとうまくいくと思うんだ…だめ、かな?」

遊姫「な…ぜ、全然そんなことないよ!むしろ嬉しいくらい!」

ユキ「本当!?」

遊姫「うん!もちろん!!」

二人は意気投合したのか和気藹々と話し始める。

一騎「この二人は仲がいいというか相性がいいというか」

このは「そうでござるな、私とユキは遊姫殿とはまだまだ出会って日が浅い、ここで絆を
深めていければいいのです」

一騎「だな…っと」

一騎の足が止まる、その理由は目の前に巨大な門が見えてきたからだ

一騎「やっと…着いたな、シンクラット」

このは「うーん、なんだか久しぶりな気がするでござるよぉ」

ユキ「そうだねぇ、シンクリスに向かう途中に寄った所だから、2週間ぶりくらいになるね」

遊姫「へぇそうなんだ、私は初めてきたけど…シンクリスとはまた違った都会っぷりね」

トラクリボー『シンクリスは近代的で留めているけれど、この街は近未来的って感じね』

遊姫「うん、トラちゃん分かりやすい例え」

トラクリボーは遊姫のほめ言葉で少し照れくさそうに顔を背けた

一騎「よし、取りあえず宿を見つけようか、ここから一気にエクサスに向かうためにもまずは休まなくちゃな」

このは「そうでござるな、なら前に泊まった場所はどうでござろうか?」

一騎「う…うーん、あそこ部屋ちゃんとあるのかなぁ」

一騎は前回のことを思い出す、それは部屋が余っておらず、ユキそしてこのはと一緒の部屋だった事を

正直、一騎は前回かなりきまずかったのだ。

ユキ「まぁ行けば分かるよ、さ、行こう?」

そう行ってユキが先導しそれに一騎達がついていく、すると少し大きな交差点へと辿り着いた

一騎「ここは…」

このは「一騎がジェイドに負けたところでござるな」

一騎「ちょっ、もっとオブラートに包んでくれよ」

遊姫「えっ?ジェイドと戦ったの?」

一騎「ま…まぁ、この時は敵同士だったし」

ユキ「この時はジェイド君もソロモンズを集めるのに必死だったからね」

トラクリボー『それで、一騎はジェイドに敗北したのね?』

一騎「敗北も敗北、大敗北さ、何もできずに負けちまったよ」

一騎は当時の事を思い出す、あの時のジェイドは冷たく鋭い瞳をしていた

それこそ自分以外は信じない、絶対に妹を助け出すと鉄の意志を宿していた。

このは「その日は本当に一騎のテンションが下がったのです、まったく同じ部屋で寝るこっちの身にもなって欲しいのです」

一騎「うっ…すまん」

ユキ「それで…あっここだよね!」

ユキが指を指す方向には広場が広がっていた。そこでは既に人だかりができておりその中心では、デュエルを楽しんでいる

ユキ「ここで僕は一騎君を元気にするためにデュエルをしたんだよね」

一騎「そうだったな、あの時は本当に助かったよ」

一騎はあの時、本当にユキがいてくれて助かったと思っている、元気付けようと必死で自分に声をかけ続けてくれたユキに

今でも感謝している、そしてこの時、改めて自分の中で決心をした。

一騎「よし、この街もそしてシンクリスも守るために、いや世界を守るためにエクサス止めよう、そのためにまずは一休みだ!」

このは「うむ、そうでござるな!早速宿に行くでござるよぉ!!」

そして一騎達は、巨大なビルへとやってきていた、そこはホテルでありなかなかに豪華である

しかしそこは一騎達、クーデリカから貰った資金を使い難なく宿泊することに成功した

流石はシンクリスの王女、貰った資金が桁違いである、まさにシンクリス王女様々である

一騎「ふー…よかったな、今回は部屋別々で」

このは「しかも今回は資金が違うのです、全員個室だなんて贅沢でござるなぁ」

ユキ「流石はシンクリス王女様…だよね」

遊姫「うん、だってお金渡された時、紙の束がもう…ね」

一騎や遊姫にとっては見慣れない通貨ではあるのだが、この半年間でこの世界の通過の価値は知っている

一騎達がクーデリカから渡された資金は一騎達の通過で言うなら諭吉が100人くらいは貰ったのだ

正直一騎達は貰った当初は少し引いた、何故ならクーデリカが「お小遣い程度だけどこれで我慢してね」と言っていたからだ

はっきりって一騎や遊姫、このはやユキにとってはこの大金をポケットに入れて生活ができるなんて夢にも思っていなかったため

なおさら変な感覚が体に纏わりついていた。

そして一騎達はそれぞれ隣通しの201、202、203、204号室の扉の前に立った

一騎「よし、それじゃあここからは、それぞれ別行動な」

このは「え?一騎はどうするのです?」

一騎「何言ってんだよ、こういう時くらい女の子同士で遊んでこいよ」

遊姫「うわ、一騎のインドア発言、昔から家とかで遊ぶの好きだよねぇ」

一騎「うっせ、この世界に来てからはバリバリアウトドアだよ!とにかくせっかくだから行ってこいよ」

遊姫「はいはーい、それじゃあユキちゃん、このはちゃん、このアホは置いておいて行きましょう」

このは「そうでござるな」

ユキ「え…で、でも」

遊姫「いいからユキちゃん、アイツも言ってることだし、行こ?」

ユキ「う、うん」

ユキは少し一騎を気にしながら遊姫に手を引かれこのはと共にその場を去っていった

一騎「ったく、遊姫の奴…」

とため息をつきながらユキ達に手を振り微笑む一騎

一騎「…さてと、俺はちょっと寝るかなぁ、ファァ…」ガチャッ

一騎はそう呟きながら部屋の扉を開き、ベッドに倒れこんだのだった。

それから数時間後、一騎は目を覚ますことになる、轟音と爆炎に包まれながら…

 
ここはシンクラットでも有数の繁華街、ビルが立ち並び人々が多く練り歩く

様々なお店が人を呼び込むために必死に売り子をしている

遊姫「すっごい…シンクリスにだってあんなのはなかったよ」

そう言って遊姫が見つめる先には、空中を飛び回る車のようなもの、それが縦横無尽にシンクラットの空を駆け巡る

ユキ「すごいよね、あれ、だけどあれってこのシンクラットでしか動かせないらしいんだ」

遊姫「へー…どうして?」

ユキ「う、うーん僕も詳しいことは分からないんだけどシンクラットの地層には特殊な磁気を帯びた岩盤があってそれを利用してるとかなんとか」

遊姫「相変わらずとんでも技術よね…」

遊姫は改めてこの世界の技術力に度肝を抜かれるのだった。

遊姫「まっ取りあえず、楽しみましょう、これから先は楽しむなんて事できないんだから今のうちに遊んじゃいましょう!」

このは「急がば回れ…ではないでござらんが私たちがこれ以上動けない以上戦の前の休憩も必要でござろう」

ユキ「よし!今日はめいいっぱい遊ぶぞぉ!」

おおっ!と女の子三人集は拳を掲げお店の中へと入っていった。




シンクラットから程近くの丘、シンクラットがよく見渡せる場所である。

そこには銀色の髪を靡かせる少女、その姿は人形のように美しくそして儚げに映る。

サーニャ「サーニャ。到着しました」

短く、そして丁寧な言葉遣いでデュエルディスクに語りかける。

『ごくろう、では行動開始だ』

そのデュエルディスクから若い男の声が聞こえる。

サーニャ「…」

サーニャは表情を変えず、自分の後ろを見る、そこには何人もの同じ服装、同じ仮面をした人間が立っていた

サーニャ「命令。それでは皆さん、行動開始です。」

その言葉にその人形たちが一斉に動き出す。

サーニャ「侮蔑。この光景は…気持ち悪いですね」

その統率された動きにサーニャは表情こそ変えなかったが、一瞥の言葉を吐きながら、動き出す。戦争の始まりだった。




一騎とこのは達が分かれてから数時間、このは達は軽い食事のためファストフード店へとやってきていた。

このは達はそれぞれのハンバーガーやポテトなどをつまんでいる。

遊姫「うーん、楽しかったわ~」

このは「久々にこんなに楽しかったでござるよぉ」

ユキ「うん、そうだね、色々と買い物もできたしね」

遊姫「買いすぎだったかな?」

遊姫達の足もとには大きな紙袋があり、この数時間で買った衣類など様々な物が詰まっていた

遊姫「あれ?でもこんなに買って大丈夫なの?買ったものとかどこに置けば…」

このは「確かに…これを持ってエクサスには迎えないでござるよ…」

ユキ「それは大丈夫じゃないかな、シンクラットには持ち物を一時的に置く事ができる場所があるからね」

このは「なるほど、そこに置く事ができれば、大丈夫でござるな」

遊姫「あ~よかったぁ、せっかく買ったのに意味がなくなくなっちゃうかと思ったぁ」

と会話を弾ませる三人、その時だった、ものすごい爆音と煙がファストフード店を襲う。

遊姫「な、なに!?」

このは「これは…!」

これと同時に、人々の悲鳴が周りに木霊する。

次の瞬間、その煙から次々と同じ仮面を付けた人間がデュエリストが侵入してくる

その人間はモンスターを召喚する、それは人形のようなモンスター。腕が何本もありそしてそれぞれ別の武器をもつ

そしてその人形は無差別に人間を襲い始めた。

遊姫「な…」

トラクリボー『遊姫!何をしているの!!人々を助けるわよ!!』

その言葉に遊姫はハッと気づき行動を起こす

遊姫「このはちゃん!ユキちゃん!!」

このは「うむ!分かっているのですよ!」

ユキ「僕達で何とかしよう!」



一騎「zzz…」

一騎が気分よく眠っていると、爆音が鳴り響く、その音を聞き一騎はベッドから飛び起きた。

一騎「な、なんだ!?」

そして一騎はすぐさま音のなる方向…窓の外を見る。

そこには、信じられない光景が広がっていた。あたり一面は火の海、爆炎と煙で包まれていた

一騎「な…なんだよ、これ」

一騎は少しの間言葉を失ったしかし、すぐに状況を理解する。

一騎「ま、まさか…エクサス…!!」

そして、すぐに準備をして部屋を飛び出した、既にホテルには人の姿はない、皆逃げ出したのだろう。

一騎は外へ飛び出す、そこには逃げ惑う人々の姿、次々と一騎の横を追い抜いていく。

一騎「こ…これは」

そして人々が逃げていく方向とは逆、そこから仮面を付けた人間が歩いてくるのが見えた

一騎「…」

一騎はその姿を見て確信した。この人間はエクサスの人間だと、そしてこのシンクラットを襲っているのだと

一騎は静かに拳を握り、デュエルディスクを構える

一騎「俺とデュエルをしろぉ!!」

一騎の怒号が辺りに響き渡る。一騎は怒りに溢れていた、罪のない人間を…街を襲う

エクサスの所業に頭にきていた

エクサス兵「…」

しかし一騎の声など気にも留めないようにエクサス兵は歩き続ける

だが一騎のデュエルという言葉に反応したのか歩みを止めデュエルディスクを構える。

一騎「よし…言葉は一応通じるみたいだな」

エクサス兵「…」

一騎・エクサス兵「デュエル!!!」

LP4000


一騎「先行は貰った!俺のターン!」

手札5

一騎「俺はスケール3の『C・(チェンジ)屑鉄の伝道師』とスケール7の『C・(チェンジ)銀狼ファング』でペンデュラムスケールをセッティング!!」

C・(チェンジ)屑鉄の伝道師
レベル4/闇属性/戦士族/スケール3
攻撃力1200/守備力120


C・(チェンジ)銀狼ファング
レベル4/地属性/獣族/スケール7
攻撃力1800/守備力600


一方は螺子や鉄が張り付いた伝道者、もう一方は青の瞳を持つ狼。その2体のモンスターが

天高く舞い上がる。

一騎「これでレベル4から6のモンスターが同時に召喚可能!」

一騎「ペンデュラム召喚!!!『C・(チェンジ)アックルホーン』!!」


C・(チェンジ)アックルホーン
レベル4/地属性/獣族/スケール5
攻撃力1800/守備力200


巨大な2本の角を持つ二足歩行の牛が出現する。

一騎「さらに俺は手札から『C・(チェンジ)チューナーサポーター』を通常召喚!!」


C・(チェンジ)チューナーサポーター
レベル1/光属性/機械族/チューナー
攻撃力100/守備力100


一騎「俺はレベル4のC・(チェンジ)アックルホーンにレベル1のチューナーサポーターをチューニング!!」

一騎「集いし星が、新たな力の産声となる、光指す道となれ!シンクロ召喚!出でよ!!レベル5!『C・(チェンジ) 屑鉄の戦士』」


C・(チェンジ) 屑鉄の戦士
レベル5/闇属性/戦士族/シンクロ
攻撃力2500/守備力2000

屑鉄を体に身にまとう正義の心を持った鋼の戦士。

一騎「そして!チューナサポーターの効果を発動!!『このカードがシンクロ召喚の素材として墓地に送られた時、デッキからカードを1枚ドローできる』!」

手札2

一騎「…俺はこれでターンを終了する」

一騎(さぁ…どうくる、エクサス…!!)

エクサス兵「私のターン、私は手札から『ロストパペット・ウォーリアー』を通常召喚」
手札5


ロストパペット・ウォーリアー
レベル4/地属性/機械族
攻撃力1800/守備力1000


そのモンスターは先ほどから街や人襲っている物と同一のものであった。


エクサス兵「私のフィールドにこのカードのみの場合ロストパペット・ウォーリアーの効果を発動。『手札から同じくロストパペット・ウォーリアーを特殊召喚する』」


ロストパペット・ウォーリアー
レベル4/地属性/機械族
攻撃力1800/守備力1000


エクサス兵「私はフィールドのロストパペット・ウォーリアー2体でオーバレイ。無意識に潜めし残酷な人形よ、その力に牙を剥き、歯向かう生を全て滅ぼせ。エクシーズ召喚、ランク4、『ロストパペット・バーサーカー』」


ロストパペット・バーサーカー
ランク4/地属性/機械族
攻撃力2600/守備力2000


腕が4本となり、目が赤く、まるで狂ったように暴れだす、機械の人形はその腕のそれぞれに刀、剣、斧、槍と様々なものを持っている。


一騎「攻撃力2600…俺の屑鉄の戦士よりも…高い」

エクサス兵「バトルだ、私はロストパペット・バーサーカーで屑鉄の戦士を攻撃」

バーサーカーは全ての腕を振り上げ屑鉄の戦士に襲い掛かる。

一騎「この瞬間!屑鉄の伝道師のペンデュラム効果を発動!『自分フィールドの屑鉄と名の付くシンクロモンスターが攻撃対象となった時、そのモンスターの攻撃力をエンドフェイズまで1000ポイントアップする』!」


屑鉄の戦士
攻撃力2500→攻撃力3500


一騎「これで破壊されるのはお前のモンスターの方だ!!」


しかし、ロストパペット・バーサーカーが破壊されることはなかった、そしてエクサス兵はまったく動じずにこう言い放つ。

エクサス兵「ロストパペット・バーサーカーの効果を発動、『このカードが相手モンスターと戦闘を行うバトルステップ開始時、オーバレイユニットを1つ取り除き、その相手モンスターを破壊する』」

一騎「なに!!?」

エクサス兵「そして『破壊したモンスターがエクシーズ召喚以外の特殊召喚されたモンスターだった場合、そのモンスターの元々の攻撃力分のダメージを相手に与える』」


ロストパペット・バーサーカー 攻撃力2600 → 屑鉄の戦士 攻撃力3500


ガキンッという音と共に屑鉄の戦士が弾け飛ぶ。

一騎「つぅっ、ぐっ、ぐああぁあああ!!」

一騎は数十メートル以上吹き飛び、自身が出てきたホテルの壁に激突しその壁が吹き飛び、一騎は瓦礫の下敷きとなる。

一騎「ぐ…げほっ…くっ」

LP4000→1500

かろうじて一騎は軽い瓦礫につぶされただけだった為、すぐに這い出てくることができた、しかし既に一騎の顔や腕には擦り傷ができている。

一騎「っ、この感覚、本当に久々だ」

一騎は知っている、このリアルな痛み、これは一騎がこの世界に来て初めて味わった痛みだ

それ以外でこの痛みを味わったのはシンクリスでのクーデリカ戦やアビス戦だろうか、しかしどちらとも言えぬこのリアルな痛み

一騎「これが、エクサスとのデュエルってわけかよ…」

エクサス兵「そしてエクシーズ素材として墓地に送られたロストパペット・ウォーリアーの効果により『墓地に存在するこのカードとは別のロストパペット・ウォーリアー1体を手札に加える』私はもう片方のロストパペット・ウォーリアーを手札に加える」

エクサス兵「私はカードを1枚セット、ターンエンド」

手札4

一騎「勝負はまだ始まったばかりだ、俺のターン!」

手札3

一騎は自身の手札を確認する。そして

一騎「俺は再びペンデュラム召喚を行う!ペンデュラム召喚!!」

一騎「エクストラデッキから蘇れ!C・(チェンジ)アックルホーンを守備表示で特殊召喚!!」


C・(チェンジ)アックルホーン
レベル4/地属性/獣族/スケール5
攻撃力1800/守備力200


一騎「俺はカードを2枚セットしてターンエンド」
手札1

一騎(今はこれでいい)

エクサス兵「私のターン、私は手札からロストパペット・ウォーリアー召喚」


ロストパペット・ウォーリアー
レベル4/地属性/機械族
攻撃力1800/守備力1000


エクサス兵「さらに永続トラップ『ロストパペット・エクスキュースチャー』を発動」

エクサス兵「このカードは自分フィールドに『レベル4以下のロストパペットモンスターが存在する時、そのモンスターと同名カードを手札から特殊召喚できる』」

エクサス兵「私は手札からロストパペット・ウォーリアーを特殊召喚」


ロストパペット・ウォーリアー
レベル4/地属性/機械族
攻撃力1800/守備力1000


一騎「…」

エクサス兵「私は再び2体のロストパペット・ウォーリアーでオーバレイ、エクシーズ召喚、ランク4ロストパペット・バーサーカー」


ロストパペット・バーサーカー
ランク4/地属性/機械族
攻撃力2600/守備力2000


2体の巨大な機械兵が一騎の前に現れる。その目は鋭く一騎をとらえる。

エクサス兵「バトルだ、私は片方のロストパペット・バーサーカーでアンクルホーンを攻撃、そしてロストパペット・バーサーカーの効果を発動する、オーバーレイユニット1つ取り除き相手モンスターを破壊する」

エクサス兵「そして破壊したモンスターがエクシーズ召喚以外の特殊召喚されたモンスターだった場合、そのモンスターの攻撃力分のダメージを相手に与える」

ギュイィンという音と共にアックルホーンと激突する。激しい火花が飛び散り閃光がほとばしる。

一騎「そうはいかねぇ!トラップ発動!『マッチポンプ』!!このカードは『自分フィールドのペンデュラムモンスター1体を選択し、戦闘・効果による破壊を無効にする』」

アックルホーンは相手の攻撃をはじき返すと、フンスと息巻く

一騎「これでアックルホーンは破壊されずロストパペット・バーサーカーの効果は発動しない!」

エクサス兵「…私はオーバレイユニットの無いロストパペット・バーサーカーの効果を発動、『メインフェイズ2でのみこの効果は発動できるこのカードと相手フィールドのモンスター1体を選択しゲームから除外する』」

キィィン、この音が鳴り響くと一瞬にしてロストパペット・バーサーカーは自爆しアックルホーンもろとも消え去る

その衝撃で一瞬一騎には前が見えなくなるほどの爆風が襲い掛かった

一騎「っつぁ…く…」

エクサス兵「私はこれでターンエンド」

手札3

一騎「それにしても…」

一騎はエクサス兵を見る、仮面こそつけて表情が読み取れないが、その立ち振る舞いに違和感を覚えた。

第一印象は人形、まるで誰かに操られているのではないか、一騎は素直にそう思った。

だが一騎のやるべきことは変わらない、怒りを静かに力に変え、この『敵』を打つ破る

一騎「俺のターン!」

手札2

一騎「俺は永続トラップ『リビングデッドの呼び声』発動!『自分の墓地に存在するモンスター1体を選択しフィールドに特殊召喚する』!俺が特殊召喚するのはC・(チェンジ) 屑鉄の戦士」


C・(チェンジ) 屑鉄の戦士
レベル5/闇属性/戦士族/シンクロ
攻撃力2500/守備力2000


一騎のフィールドに再び屑鉄の戦士が舞い戻る。

一騎「そしてセッティング済みのペンデュラムカードで再びペンデュラム召喚をする!!ペンデュラム召喚!!『C・(チェンジ)ブロウンド・ウォーリアー』そして『C・(チェンジ)マシニカル・ウォーリアー』」


C・(チェンジ)ブロウンド・ウォーリアー
レベル4/風属性/戦士族/チューナー/スケール6
攻撃力1400/守備力1600


C・(チェンジ)マシニカル・ウォーリアー
レベル4/風属性/戦士族/スケール6
攻撃力1800/守備力1000


2体は共に似た外見、頭にタイヤのようなものを引っ付けた青と赤の戦士。

一騎「俺はレベル4のC・(チェンジ)マシニカル・ウォーリアーにレベル4のブロウンド・ウォーリアーをチューニング!」

一騎「絆の力は次なる世代へ!聖なる翼を羽ばたかせその瞳で全てを繋げ!!光指す道となれ!シンクロ召喚!レベル8!!『ボンドアイズ・フェッセンズ・ドラゴン』!!」


ボンドアイズ・フェッセンズ・ドラゴン
レベル8/光属性/ドラゴン族
攻撃力2500/守備力2000


閃光煌く白い竜、その瞳は絆を紡ぐ星のような模様が刻まれ、その翼は薄い蜻蛉のようで白く輝いている。

体を回転させながら天高く舞い上がり一騎のフィールドに現れる。

一騎「ブロウンド・ウォーリアーは自身の効果で墓地に送られる」

一騎「よし…バトルだ!屑鉄の戦士でロストパペット・バーサーカーを攻撃!!〈スクラップ・フィンガー〉!!」

屑鉄の戦士が雄たけびを上げながらロストパペット・バーサーカーへと近づいていく

エクサス兵「ロストパペット・バーサーカーの効果によりオーバレイユニットを1つ取り除き、相手モンスターを破壊そしてエクs」

一騎「そいつは想定済みだぜ!!」

エクサス兵の言葉を遮りながら叫ぶ一騎

一騎「俺はボンドアイズ・フェッセンズ・ドラゴンの効果により『フィールドのカードを破壊する効果を発動した時
このカードをゲームから除外することでその発動を無効にし破壊する』!〈リフティス・サンクチュアリ〉!!」

光速の光となってボンドアイズは空の虚空へと消え去る、それと同時にロストパペット・バーサーカーの効果が無効になり消え去る

一騎「そして屑鉄の戦士は『攻撃宣言時、墓地のレベル4以下のモンスター1体に付き300ポイント攻撃力がアップする』効果がある!」

屑鉄の戦士 攻撃力2500→攻撃力3100

一騎「それだけじゃない!ボンドアイズが『この効果でフィールドを離れた時、フィールドのモンスター1体の攻撃力を2500ポイントアップさせる』」

屑鉄の戦士「はぁぁ!!!」

屑鉄の戦士にボンドアイズの幻影が乗り移り、ボンドアイズと同じ白い翼が屑鉄の戦士から生える。

屑鉄の戦士 攻撃力3100→攻撃力5600

一騎「行け!!屑鉄の戦士!!ダイレクトアタックだ!!〈スクラップ・フィンガー〉!!」

屑鉄の戦士「トゥオアァ!!!」

ブッピガン!!強力な打撃音と爆風が辺りに吹き荒れる。エクサス兵は吹き飛び近くのビルへ衝突し倒れこんだ。

エクサス兵「」ドサッ

LP4000→0

一騎「…」

一騎はこれからどうするかを考えた、倒れたエクサス兵から事情を聞くか…いや、今は他の人達を助けることを優先しよう

そんな事を考えているとスッと一騎の後ろから忍び寄る影があった、それに気づき一騎は振り返る

一騎「なっ!!?」

そこには一騎が今しがた倒したはずのエクサス兵が立っていた、フラフラと覚束ない足取りで歩くエクサス兵

一騎は消して殺す気で攻撃したわけではないとはいえそれでも気絶するレベルの一撃を放ったはずだった、しかしその人物は立っていた。

ダメージが無いわけではない、見れば分かるのだが明らかに普通に人間ならば立つことは不可能だ、そう、まさに人形のように動いているのだ

一騎「な、なんだよ」

一騎はその気持ちの悪さにジリッと後ろに後退する、そしてエクサス兵はゆっくりとデュエルディスクを構える。

一騎「っ!!」

その瞬間だった、バキンという音と人影がエクサス兵に飛び膝蹴りを与える、正確にはエクサス兵の上からその影が降ってきたというのが正しいのだが。

一騎「っ!!このは!!」

一騎にはその影の正体が分かった、その影の正体はこのは、小柄で愛らしい姿とは裏腹にとてつもない身体能力を秘めた忍者の少女である

このは「いっき!!こいつらに手加減はダメでござるよ!!」

ドサァとエクサス兵は地面に倒れこみピクリとも動かない、死んではいないようだが…

しかし一騎が気になったのはそこではない、このはである、このはもまた一騎以上に怪我を負っていた。

顔、腕、足、見えるところからは出血している。

一騎「このは、おまえ…」

このは「数十分ほど前、こいつらがいきなり襲い掛かってきたのです…手を抜いてはこいつらは何度でも復活してくる…」

一騎「復活って…まさかこのは達はずっと…?」

ユキ「うん、その通りだよ」

遊姫「いててて…」

そこにはユキ、遊姫の姿もあった二人は共にこのはと同じく軽い怪我をしている。

騎「く…もう、既にこんな事に…」

遊姫「それで…どうするの?」

このは「いっき!このままジッとはしていられないのです」

一騎「ああ…!市民を避難させないと…!」

「目標補足」

一騎「っ」

一騎はその声の主の方向を見た、そのビルの上には3人のエクサス兵を連れた銀髪の神秘的で美しい少女の姿があった。

サーニャ「さぁ、行って下さい」

その言葉にエクサス兵はビルから飛び降り一騎達の目の前に降りてくる。

一騎「くっ」

遊姫「一騎、ここは私に任せてよ」

一騎「遊姫?」

遊姫「大丈夫だって…それよりあの子、たぶんこの兵士達を操ってるんだと思うの」

一騎「だろうな…」

トラクリボー『一騎、遊姫を信じなさい』

一騎「…分かった、だけど無理はするな」

一騎の励ましにウンと小さくうなづく、そして遊姫、トラクリボーはエクサス兵を相手にデュエルをする

サーニャ「何をこそこそとしているのですか」

すると銀髪の少女もまたエクサス兵に続いて降りてきた、割と我慢ができないタイプのように思えた

サーニャ「…」ジッ

ジッと一騎を見つめる目は何を考えてるのか分からない、表情も変わらず無表情のままで掴みづらい

このは「いっき」スッ

ユキ「ここは僕達が行くよ」

一騎「このは、ユキ…?」

このは「大将が先に出ては話にならないのです」

ユキ「僕達が先に様子を見る」

サーニャ「憤慨。様子見、ですかサーニャも舐められたものです。いいでしょうその挑発乗ってあげます」

表情こそ変わっていないが少女の瞳に確かに闘志が宿る

サーニャ「退屈。少しばかりサーニャもしていたのでちょうどいいのです、相手になってあげましょう」

一騎「二人とも…油断するなよ」

このは「任せるのです」

ユキ「僕もこのはちゃんの足を引っ張らないようにがんばるよ」

サーニャ・このは・ユキ「デュエル!!」

LP4000

続く

次回

一騎「謎の美少女サーニャ、彼女は2体1だって言うのに圧倒的な力で二人を圧倒する。」

一騎「次回『合体する機械少女』一気に駆け上がれ!!」


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ター坊
機械兵団なんて!これ、カードゲームだよね?
女の子同士の和気藹々から一転、SFじみた展開になって参りました。
そこに現れたサーシャの腕前に二人はどう立ち向かうのか? (2016-05-26 12:20)
ギガプラント
さっそく大変なことに…。忍者っ娘二人のデュエルも久しぶりに感じますね。
王女さまの金銭感覚がおかしい…大丈夫かシンクリス。 (2016-05-26 18:28)
こんにゃく
コメントありがとうございます。
確かにこの二人はかなり久々かも。

さてエクサス編も本格始動してきました、どうなるのでしょう。 (2016-05-29 06:52)

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