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HOME > 遊戯王SS一覧 > 第118話:夏の終わり

第118話:夏の終わり 作:光芒





 思えば遊希たちが過ごしたこの夏はとても慌ただしいものだった。自分たちより下の世代のデュエリストと交流するイベントに参加した遊希たちは、自分たちと全くタイプの違うデュエリストたちと交流した。
 デュエリストとしての才能を持ちながら、予想外の事態に対処できずにいた白幡 結衣は遊希の元でその弱点を克服し、デュエリストとしての研鑽を積んでいる。ルールブック片手にデュエルを行っていた諏訪部 歩美は眠っていた才能を開花させた。より高みを目指した星崎 美夏はこのイベントを通してより自身のデッキを理解しデュエリストとしての実力を確かなものとした。早川 凛と一 心はデュエルの知識を磨き、より特別な絆を結ぶことができた。ベアトリス・オルレアンは異国の地で自分ならではのデュエルを見つけ出した。
 当然彼女たちと交わったことは遊希たちのデュエルタクティクスから自身の精神まで多くのことを鍛え上げた。
 海馬コーポレーションに招待されてテーマパークに行ったこともあった。奇想天外なプールで遊んだ後、遊希なデュエルの歴史に新たな1ページを加えるデュエル、ライディングデュエルに臨んだ。
 元アイドル、元レーサーという華々しい経歴を持つ黒田 真九郎とは世界初のライディングデュエルを行い、激戦を繰り広げた。そのデュエル勝利した遊希であったが、彼女はプロへの復帰よりも今ある日常を選んだ。
 マスコミや関係者からは遊希のその決断に驚きの声が上がったが、彼女はその思いを真摯に訴えたことで逆に彼女を応援する声があちこちから送られた。
 こんな慌ただしかった夏休みもあと2週間ほどで終わりを告げる。海にはクラゲが大量発生し、外ではツクツクボウシが夏の終わりを告げようとところ構わず鳴きまくる。普通の学生なら宿題に追われ始めるのだが、遊希はその手の宿題は全て終わらせていたため、新学期までの残り短い時間は悠々自適に過ごすはずだった。
 遊希たちの暮らすアカデミアの女子寮の一室にはピピピ、と電子音が響く。電子音の発生源を遊希は脇から取り出して傍にいた千夏に見せた。千夏は小さくため息をついた。


「38.7℃。うん、完璧に風邪ね」


 夏休み様々なことがあったことに疲れてしまったのか、遊希は風邪をひいてしまった。おでこに熱さましのシートを貼った遊希はそのまま布団に横になる。

「しかしこんな時によく風邪ひくわね……」
「いくら暑いからと言って布団1枚に半袖半ズボンで寝てたら流石にねぇ」
「……面目ない」

 そう言ってしょげる遊希。感染を防ぐため綾香たちはエヴァの部屋でしばらく過ごすこととなり、交替交替で遊希を看病することになった。

「まあ大人しくしていてくださいね。薬を飲んで眠っていれば案外簡単に治るものですから」
「ありがとう、詩織……」
「でももし治らないようでしたら病院に行きましょうね。市販のものより薬は強いですから」
「最悪注射打ってもらえばいいわけだし。というか今から受けに行けばいいんじゃない? ね、あんたもそう思うでしょ? 遊……」

 綾香がそう言いかけた時、遊希は既に布団に潜ってしまっていた。

「遊希……まさかあんた注射……」
「そそそ……そんなもの必要ないわ。ほら、移っちゃうから」
「……そうね、移ったら困るもの。千夏手伝って、病院に連れてって注射を打ってもらいましょう」

 それから数分の間病院に連れていきたくてしょうがない綾香と注射を打たれたくない遊希の応酬が続いた。遊希の病人とは思えない頑強な抵抗を受けて結局は綾香が折れる形になったのだが。

「ま、まあ誰にでも好き嫌いはありますからね……私も正直苦手ですし」
「詩織……あんたやっぱり天使、女神さまよ。どっかの誰かとは大違い」
「悪かったわね、悪魔で!」

 高熱があるようだが綾香と口喧嘩できるほど元気なら心配いらないんじゃないか、と思うが熱は夜にかけて上昇するものである。そのため今は少しばかり元気だったとしても、夜にかけて辛い時が遊希にやってくる可能性が高いのだ。千夏は遊希に横になって大人しくするように促すと、指示通り横になった遊希の頭をポン、と軽く叩いた。

「治し方は人それぞれだしね。遊希の治し方があるならそれでいいと思うわ? んーまあ、風邪ひいちゃったもんはもうしょうがないし、ゆっくり治しなさいよ」

 熱で身体も心も弱っているためか、この時遊希は千夏がまるで寝込んでいる自分を看病してくれる母親のように見えた。4人きょうだいの長女をしているだけあって、病人の看病も千夏にとっては手慣れたものだったのである。
 そんな時、部屋のドアがノックされる。外からは「開けてくれマスカ?」とエヴァの声が聞こえた。鍵は開いているのだが、エヴァ曰く両手が塞がっているためドアを開けられないのだという。綾香が部屋のドアを開けると、ドアの前にはお盆を両手で持っているエヴァの姿があった。
 エヴァの持つお盆の上に液体が入ったビンとティーポット、そして蓋が被せられたお皿を載せられていた。彼女は遊希が病気と知るや否や、故国ロシアの風邪対策料理を手持ちの食材で作り上げたという。

「遊希サン、お身体の様子は大丈夫デスカ?」
「ありがと、エヴァ。おかげ様で今は落ち着いてるわ。まあ夜になったら悪化するかもだけど」
「ソウデスカ……そんな遊希サンのために、私ロシアの風邪対策料理や飲み物を用意しまシタ。是非貰ってくだサイ」

 そう言ってお盆をテーブルの上に置いたエヴァは食器棚からグラスを取り出すと、ビンを開けてその中に入っていた透明の液体をグラスの中に注いでいく。水……にして大層立派なビンに入っていた。

「これはロシアならではの風邪対策デス」

 エヴァのその言葉を聞いた綾香と千夏は嫌な予感がした。2人はエヴァにそのグラスを遊希に渡す前に自分たちに確認させてほしい、と申し出た。その液体は無臭ではあるものの、何やら普通の水とは違うようだった。

「ねえエヴァちゃん……ちょっと聞きたいんだけど」
「何デスカ?」
「これ……何?」
「おおっ、皆サンもこれに目を留めるとはお目が高イデス! これはロシア人が風邪をひいたときに身体を温めるために飲むウォッカデス!!」

 液体の正体を知った綾香・千夏・詩織は顔を見合わせると、エヴァにすぐにそれを片づけさせるように言いつけた。エヴァはせっかく用意したのに、最初は反対したものの、3人の剣幕に押されてすごすごと引き下がってしまった。
 ウォッカはロシアなどの東欧やスウェーデンなどの北欧で主に飲まれている蒸留酒。つまり酒である。日本では当然未成年の遊希が飲むことは許されない代物だ。

「エヴァちゃん……日本だと20歳にならないとお酒飲めないのよ」
「そうなんデスカ? ロシアは18歳から飲めるンデスガ」
「どっちにしても飲めませんよそれじゃ……」
「バレなきゃ大丈夫デス!」
「ダメったらダメーっ!!」

 エヴァは知らないが、遊希はアルコールの類を1杯飲むだけですぐに管を巻くなど暴走する傾向にあり、この夏3人はそんな遊希の姿を知ってアルコールの類は酒のみならずチョコレートなども極力遠ざけるようにしていたのだ。

「もう、注文が多いデスネ。ですが安心して下サイ、これなら大丈夫デス!」

 そう言ってエヴァはティーポットに入っていた液体をティーカップに注ぐ。液体は綺麗な黄色をしており、ほんのりと甘酸っぱい香りが広がって皆の鼻腔をくすぐった。ロシアでは風邪をひいた時にまず飲むとは言われているのがレモンと蜂蜜を入れた紅茶なのである。

「これなら文句ないですネ! さあドウゾドウゾ」
「ん、ありがと……ぶふぉっ! って何これ!! 甘すぎるわ」
「あら? やはり甘かったデスカ……砂糖入れすぎましたカネ?」

 ロシアンティーの付け合わせにラズベリージャムを大量に摂取するだけあり、ロシア人は基本甘党の人間が多いという。遊希は甘いものも決して嫌いではないのだが、さすがに甘すぎたようだった。
 遊希は熱の相まって少しばかりイライラが募り始めていたのだが、エヴァの行動に悪意が微塵も感じられないため怒るに怒れない状況であった。

「エヴァ、あんたの気持ちは嬉しいけど……」
「待ってくだサイ! 私に汚名挽回の機会を下サイ! ということで、こちらもドウゾ」

 エヴァが皿に被せられた蓋を取ると、蓋の下には小麦を牛乳に浸したシリアル料理らしきものがあった。これもロシアでは風邪をひいた時に食べられている料理であり、これで体調を整えるという。
 ウォッカや紅茶に比べるとこちらは随分口当たりのいい食べ物であり、熱で火照った身体を冷やすのにちょうどいい代物だった。食べ終えた遊希は小さくため息をつくと、そのまま横になった。
 汚名挽回ならぬ汚名返上を果たしたエヴァは満足した様子で部屋に戻って行った。不器用ながらも遊希を心配している気持ちが伝わってきたため、遊希はほっと胸を撫で下ろした。

「ふぅ……ちょっと横になるわね」
「それがいいわ。どんなに健康にいいもの食べても寝なきゃ治らないもの」
「少ししたら様子を見に来ますからね」
「しっかり休むのよ!」
「……うん。おやすみ」

 そう言うと遊希は横になり布団を被って小さな寝息を立て始めた。綾香たちはそんな遊希が寝静まったのを見届けると遊希を起こさないように静かに部屋を後にした。











「あれ……ここは……」

 遊希が目を開けると周囲は真っ暗だった。もう夜になってしまったのだろうか、と思っているが服は眠っている時に着ていたパジャマではなくいつも着慣れているアカデミアの制服である。
 それでも風邪は治っているようで、熱も喉の痛みもなく、咳も出ていない。だがまるで生きた心地がしないのは何故だろうか。そして何より違和感を感じるのが、普段呼びかけずとも話しかけてくる光子竜の存在を近くに感じないことだった。

「光子竜? ねえ、光子竜? どこにいるの!?」

 光子竜の名前を呼びながら周囲をいくつか歩いてみる遊希。光子竜からの返答はなく、どこまで言っても闇、闇、闇だった。
 そんな闇だらけの中、遠くに一筋の光を見つけた遊希はそちらの方へと歩いて行ってみる。するとそこには綾香・千夏・詩織・エヴァの4人の姿があった。何やら笑顔で談笑している4人であるが、遊希に気付く様子は一向にない。

「綾香! 千夏! 詩織! エヴァ!」

 遊希は4人の名を続けざまに呼んでみる。しかし、4人は変わらず遊希に気付くことは無かった。

「ちょっと……なんで? なんでよ! なんで行っちゃうのよ!!」

 走っても走っても4人の元に辿り着けない。むしろ走れば走るほど4人との距離が開いていく。遊希は息を絶やしながら4人の名を呼ぶも、彼女の眼に映る4人の姿はやがて豆粒のごとく小さくなって消えていってしまった。

「そんな……やだ……やだ……ひとりにしないで……」











(……夢? ったく、なんて夢)

 窓からは朝の日差しが差し込んでいた。小鳥のさえずりが小さく響く中、遊希は目を覚ました。光子竜はおろか綾香たち4人の親友も居なくなる、という悪夢を見せられた彼女の寝覚めは最悪であったと言ってもいいだろう。
 しかし、詩織に差し入れされた薬やエヴァのロシア料理が功を奏したのか熱はだいぶ下がっていて身体の気怠さも完全とは言えずとも取り除かれていた。そんな遊希の枕元には布団の類を何も羽織ることなく眠っている綾香の姿があった。
 夜に遊希の氷枕やおでこに貼る冷却シートを取り替えていた彼女はそうしているうちに看病に疲れてしまったのか、その場で眠りに落ちてしまっていたのである。

(もしかして……ずっといてくれたの?)

 遊希が綾香の寝顔を眺めていると、そんな綾香も「ううん」と声を出してゆっくりと目を開けた。

「いけない……私まで寝ちゃってたわ。おはよう遊希」
「うん、おはよう」
「熱はどんな感じ?」

 綾香は遊希のおでこに自分のおでこをコツン、と当てる。自分のおでこと比べるとまだほんのり熱かった。

「うーん、だいぶ下がったわね。昨日はもっと熱かったし……良かった」

 仄かに赤い遊希の頬を綾香が両手で包み込むように触れることで、ひんやりとした感触が遊希の肌に伝わってくる。遊希は目の前で安堵の表情を浮かべる綾香の顔を何も言わずただその双眸でじっと見つめていた。

「……」
「おっと、私も戻らないと。千夏たちに心配かけちゃうとまずいし……まああんたも1人の方がゆっくりできるだろうしね。今日はもう1日大人しくしてなさいよ? 次は千夏だったかしら、朝食のお粥を持ってきてくれるはずだから」

 そう言って立ち上がった綾香のパジャマの裾が何かに引っ張られる。綾香が後ろを振り返ると遊希がそっぽを向きながら綾香のパジャマの裾を左手で掴んでいた。遊希と綾香の間に数秒の間沈黙が流れる。そんな沈黙を遊希はどこか照れ臭そうにもじもじしながら破った。




「ま、まだ……少し熱っぽい気がするの。だから―――もう少し。もう少しだけ、そばにいて?」




 そう言いながらけほけほと遊希は咳を繰り返した。綾香はそんな遊希のうるうるとした瞳を見つめながらその場に座り込むと何処か仕方なさそうに微笑むのであった。

「ったく、手のかかる病人なんだから」











 それから2日ほどして遊希の病状は一応の落ち着きを見せた。すっかり元気になった彼女であるが、そんな遊希を余所にまたしても部屋には無機質な電子体温計の音が響く。脇から取り出した体温計の画面には38.9℃と表示されていた。

「ゴホッゴホッ……うえー、つらいー」
「で、今度は綾香が風邪をひいたと? ったく……」
「しょうがないじゃない……ひいちゃったんだからぁ……」

 遊希が治るのと同時に風邪を移される形となった綾香が布団に力なく倒れ込む。綾香は回復した遊希を見つけると、子犬のようなうるうるとした瞳をしながらじっと彼女の顔を見つめる。

「ねー、遊希ー。看病してー」

 あれだけ自分が看病したのだから元気になった遊希は恩返しをしてくれるはず。そう思った綾香であったが、遊希の口からは予想だにしていない言葉が飛び出してきた。

「……自業自得ね」
「ひょ?」

 自業自得、というこの状況においてとても聞きたくない四字熟語を聞き、綾香はどこか間の抜けた相槌を打つことしかできなかった。

「看病してくれたことは感謝してるけど、何もかけずに枕元で寝落ちしたのはあんたのミスよね?」
「えっ、ちょっ」
「あんたも大人しく寝てなさいよ? 私は風邪ひいてる間やりたいこといっぱいあったからすぐに取り返さないといけないの。じゃ、そういうことで」

 そう言って遊希は部屋を出ていってしまった。あんなに親身になって看病したのに、とショックを受ける綾香はどうにも納得いかない。

「もーっ! 弱ってるときはあんなに可愛かったのにぃぃぃ!! あんまりよーっ!!」
「うっさい綾香! 静かに寝てなさい!!」
「遊希のばかー!! 大っ嫌いー!!」

 ドア越しに響く綾香の絶叫を聞きながら遊希はアカデミアにある図書館へと駆けていった。風邪をひいた時に効く料理のレシピ本を借りに行くために。





『銀河竜を駆る少女』   番外編   終




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光芒
今回の第118話を持って『銀河竜を駆る少女』の番外編が終了となります。
キャラ募集から始まってカオス回を経た番外編がここまで伸び……長続きするとは思ってもいなかったため今でも驚いております。
前々からアナウンスしていたように次回からは第三章に移ります。番外編ではギャグから掲載ギリギリのカオス回まで入れ込んで随分といい意味でグチャグチャになりましたが、第三章はシリアス一辺倒となります。なので今までのようなカオスだったりちょっとしたお色気描写は皆無となるのでそこはご了承ください。作者がシリアス書きすぎて精神的に疲弊した時には台本形式のギャグを挟むこともあると思いますが(え


『銀河竜を駆る少女』   第三章   あらすじ

夏に行われた交流イベント、遊希が行ったライディングデュエルによってデュエルアカデミアジャパンはより一層の注目を浴びた。そんな中、夏休み明けに行われたオープンキャンパスではその影響もあってか将来アカデミアジャパンへの入学を希望する若きデュエリストたちが殺到し、遊希たちも生徒側代表としてアカデミアを案内するなど駆り出される。

「私、遊望(ゆみ)って言います。私とデュエルをして頂きたいのですが……」

そんな中、アカデミアに1人の少女・遊望(ゆみ)と名乗る少女が現れる。遊希、そしてエヴァのファンを称する彼女はエヴァにデュエルを挑むのであった。

次回以降もどうか小説『銀河竜を駆る少女』を宜しくお願い致します。 (2016-05-16 11:16)
クトゥルフ大好きな人
全く、遊希さんはツンデレだなぁ( ̄▽ ̄)
そういや風邪と言えば、働き出してから風邪引いた記憶がないな(´・ω・`)病は気からって聞くけど、あながち嘘でもないかも。休みたくても休めない状況が続くと体が適応してくれるもんなんですね (2016-05-16 12:42)
ター坊
番外編お疲れ様でした!
歩美ちゃんの萌えに始まり、最後は寂しんぼな遊希に萌えました。ゆき×あや爆発しろ!
次回第3章も楽しみにしています。
現在、なんか筆が進まぬ状態(スランプかな?)ですが、私もそろそろストーリー進めねばと思ってます。 (2016-05-16 13:31)
白金 将
突っぱねておいてご飯作ってあげる遊希ちゃんかわいい(`・ω・´)
いやしかしいつも強がってる子が弱るとかわいさが倍増しますなぁ
これで番外編は終わり、ということで次回からの更新も頑張ってください……!
私もそろそろSSの更新をしなければ(←オリカ制作が楽しくてSSをさぼってる人の図 (2016-05-16 16:43)
名無しのゴーレム
風邪の看病をしていたら本人が治った後にうつってた……まあよくある展開ではありますが、2人の友情がよく表れていていいですね。
番外編は前後編ともに非常に楽しませていただきました。結衣たちの成長物語から女の子同士のほのぼのやり取り、改めて強調される遊希の精神的な脆さ……今後のシリアス展開に遊希たちはどう立ち向かっていくのやら。
最近週一ペースくらいで新しいSSのネタが浮かんでその辺の妄想に時間を費やしちゃってるんですよね……時間と根性と文章力があれば10本同時連載くらいしてしまいたいくらい。そんなこと考えてる暇があったらもっとやるべきことがあるんですが。勉強とか勉強とか勉強とか。 (2016-05-16 22:21)
から揚げ
やっぱり、風邪を引いた主人公を仲間が看病する展開は良いですね!で、うつされるのがお約束とw
鬱展開、期待してます(ゲス顔) (2016-05-17 07:57)
光芒
>クトゥルフ大好きな人さん
こういう落として持ち上げるタイプのツンデレは可愛い。女の子限定ですが。
そうなんですか? まさに労働大国日本ならではですね(え
ちなみに自分も社会人なのですが、普通に風邪ひきます。熱こそあまり出ませんが……

>ター坊さん
百合姫とかにありそうなネタですが、ゆう×あやのカップリングは最高だと思います(自画自賛
書いている側としては歩美ちゃんの萌えや水着回がもう懐かしいくらいです。まあ歩美ちゃん初登場からもう2か月も経ってしまっているわけですが……

筆が進まないあるあるですね。そう言う時は無理せず1回しばらく筆をおいてみるのもありだと思います。遊戯王以外の漫画やアニメ、小説に触れてネタを探したりするなどして少しリラックスしてみてはいかがでしょうか?

>白金 将さん
ギャップ萌えというやつですね。病気の時はそれが取り分け際立つため可愛さが倍増します。自分も可愛い女の子を看病したい(届かぬ願い
オリカ作るのも楽しいですよね。かくいう自分も「ギャラクシー」のオリカを作って遊希に回させてます。まあそのオリカが登場するのはこの作品では最後の最後だと思いますが。

>名無しのゴーレムさん
ありがちなネタですが、こういう時に真の友情が確かめられたりするものですね。
番外編は前後編ともカオスアンドカオス、でしたが若いデュエリストたちの成長物語に始まり、夏という季節を現した水着回、遊希の心の弱さおよび葛藤を上手く描けていたのであれば幸いだと思います。キャラ募集を通して多くの人に見てもらいましたし(腹黒

>最近週一ペースくらいで新しいSSのネタが浮かんでその辺の妄想に時間を費やしちゃってるんですよね……
あるあるすぎて胸が痛い。ネタこそ浮かび、妄想はするものの、文字に起こせないという。
頭の中ではこの小説はとっくに完成しているんですけどね;

>から揚げさん
お約束の展開ながら通用する辺りこのネタは鉄板だと思いますね。
鬱展開、と書いてありますが、言うほど鬱かどうかはわからないです。ただ今後遊希たちにはかなり厳しい展開が待ち受けている、ということは事前に告知しておきます。

(2016-05-17 12:45)
tres(トレス)
番外編読み終わりました。楽しく読ませてもらいました。
特に1つ前のお話は…遊希も酔っていたとはいえ、あんな大胆な行動を取るとは思ってなかったのでにやにやが止まりませんでした。
風邪を引いて弱ってる遊希が普段とのギャップもあり可愛く感じます。
綾香との関係も強い絆を感じられて素晴らしいですね。
さて、次からはシリアスということで…少々覚悟して読みたいと思います。 (2019-04-13 00:27)
光芒
tresさん
長い長い番外編も見て頂きありがとうございました。色々とはっちゃけた遊希の姿は新鮮だったと思いますが、どちらかというアルコールが入ったことで普段言えなかったことが言えるようになった、というところですね(大胆な行動に関しては弁護のしようがないですが;)。

遊希の看病回はあくまで遊希と親友4人の繋がりの深さを際立たせるものになりました。穏やかですが、嵐の前の静けさと思って頂ければ……
(2019-04-14 22:23)

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70 第70話:あの日、あの時 1373 4 2016-02-08 -
123 第71話:黒幕との接触 1567 3 2016-02-10 -
137 第72話:決別の時 1647 3 2016-02-12 -
101 第73話:思いを一つに 1379 3 2016-02-15 -
98 第74話:邪なる同調 1456 2 2016-02-17 -
43 第75話:精霊の奇跡 1380 4 2016-02-19 -
108 第76話:星天の再会 1381 2 2016-02-22 -
111 第77話:ペンデュラムの脅威! 1430 4 2016-02-24 -
118 第78話:渾身のドロー 1627 2 2016-02-26 -
99 1万アクセス突破記念企画開催! 1841 0 2016-02-26 -
50 第79話:覇王黒竜の目覚め 1390 4 2016-02-28 -
43 第80話:進化する銀河龍 1475 2 2016-03-01 -
130 第81話:変わらぬ友情 1452 7 2016-03-03 -
106 第82話:集う決闘者 1688 6 2016-03-04 -
131 第83話:小さくたって決闘者 1700 7 2016-03-05 -
96 第84話:決意を秘めた決闘者 1426 9 2016-03-07 -
73 第85話:歩み始めた決闘者 1514 13 2016-03-08 -
114 第86話:真意を告げた決闘者 1570 7 2016-03-09 -
102 第87話:ポンコツ揃いな決闘者 1593 7 2016-03-10 -
61 第88話:とにかく可愛い決闘者・1 1490 10 2016-03-11 -
91 第89話:とにかく可愛い決闘者・2 1531 8 2016-03-13 -
89 第90話:五人五色な決闘者 1434 6 2016-03-14 -
125 遊希たちが4月改訂を語るようです 1468 8 2016-03-16 -
70 第91話:夕刻迎えし決闘者 1370 6 2016-03-16 -
87 第92話:解き放たれた決闘者 1610 6 2016-03-18 -
70 第93話:秘密を打ち明けた決闘者 1733 7 2016-03-20 -
63 第94話:一計案じる決闘者 1253 8 2016-03-22 -
75 第95話:絆深める決闘者 1434 10 2016-03-23 -
73 第96話:矛を交える決闘者・1 1384 9 2016-03-25 -
114 第97話:矛を交える決闘者・2 1310 6 2016-03-27 -
110 第98話:矛を交える決闘者・3 1405 7 2016-03-29 -
70 第99話:矛を交える決闘者・4 1389 7 2016-03-31 -
83 第100話:熱戦の決闘者・1 1366 6 2016-04-02 -
118 第101話:熱戦の決闘者・2 1407 10 2016-04-05 -
77 第102話:熱戦の決闘者・3 1419 11 2016-04-07 -
69 第103話:熱戦の決闘者・4 1372 6 2016-04-09 -
102 第104話:熱戦の決闘者・5 1500 6 2016-04-11 -
94 第105話:熱戦の決闘者・6 1442 6 2016-04-13 -
58 第106話:決戦に臨む決闘者・1 1373 6 2016-04-15 -
115 第107話:決戦に臨む決闘者・2 1439 11 2016-04-18 -
74 第108話:別れの時を迎える決闘者 1441 10 2016-04-20 -
66 番外編前編について遊希たちが語るようです 1469 6 2016-04-21 -
96 第109話:2通の手紙 1552 11 2016-04-23 -
92 第110話:青き眼のアトラクション 1476 6 2016-04-25 -
121 第111話:新時代のデュエル 1425 6 2016-04-27 -
80 第112話:ドラグーン 1341 6 2016-05-01 -
104 第113話:アクセラレーション! 1419 7 2016-05-03 -
105 第114話:熱気溢れしサーキット 1232 6 2016-05-06 -
128 第115話:新たなるブラックフェザー 1289 5 2016-05-10 -
128 第116話:疾走の果てに 1494 7 2016-05-12 -
48 第117話:ノンストップ・ガールズ 1519 6 2016-05-14 -
67 第118話:夏の終わり 1441 9 2016-05-16 -
111 第119話:謎の美少女 1495 4 2016-05-19 -
80 第120話:真・究極 1362 8 2016-05-21 -
54 第121話:遊希の動揺、遊望の微笑 1323 4 2016-05-23 -
58 第122話:聖夜の悲劇 1289 6 2016-05-25 -
51 30000アクセス記念企画を少々。 1213 5 2016-05-27 -
73 第123話:姉として 1331 3 2016-05-29 -
64 第124話:対峙する竜と龍 1368 3 2016-06-01 -
54 第125話:顕現せし遊望の精霊 1403 5 2016-06-03 -
57 第126話:No.(ナンバーズ) 1427 4 2016-06-06 -
101 第127話:届かぬ言葉 1404 7 2016-06-08 -
69 30000アクセス記念企画 1611 4 2016-06-10 -
60 第128話:白紙のカード 1344 6 2016-06-14 -
116 第129話:青空の下で 1236 3 2016-06-17 -
123 第130話:白いドラゴンとの邂逅 1499 4 2016-06-20 -
65 第131話:試練のデュエル 1337 4 2016-06-23 -
60 第132話:第四の精霊 1263 5 2016-06-26 -
106 第133話:舞い降りる閃珖竜 1392 4 2016-06-29 -
61 第134話:親友に託された力 1253 3 2016-07-02 -
96 第135話:涙の誓い 1316 4 2016-07-06 -
96 第136話:次元転送装置 1273 3 2016-07-09 -
91 第137話:新たなる竜星 1429 5 2016-07-12 -
54 第138話:綾香の忘れたもの 1254 4 2016-07-15 -
131 第139話:決闘者たちの選択 1223 5 2016-07-19 -
99 第140話:2人の真意 1282 7 2016-07-24 -
63 第141話:精霊界への旅立ち 1315 4 2016-07-28 -
59 第142話:黒き魔術師と弟子 1259 3 2016-08-02 -
116 第143話:七星将軍の襲撃 1317 3 2016-08-05 -
87 精霊界 登場キャラクター(9/14更新) 1338 0 2016-08-07 -
65 第144話:英雄と炎拳・1 1233 5 2016-08-10 -
70 第145話:英雄と炎拳・2 1206 4 2016-08-14 -
62 第146話:騎士王の覚醒 1214 6 2016-08-17 -
73 第147話:竜姫神と岩の合成獣・1 1287 3 2016-08-21 -
70 第148話:竜姫神と岩の合成獣・2 1255 2 2016-08-23 -
46 第149話:過去への鎮魂歌 1302 7 2016-08-26 -
86 50000アクセス記念企画~短編集・1~ 1325 3 2016-08-28 -
82 第150話:機械の身体に宿る心 1134 0 2016-08-31 -
52 第151話:空を超えて 1105 0 2016-09-03 -
113 第152話:竜と機械の大会戦 1184 0 2016-09-08 -
55 第153話:竜領域のナンバーズ 1208 0 2016-09-13 -
78 50000アクセス記念企画~短編集・2~ 1456 7 2016-09-17 -
102 遊希たちが10月改訂を語るようです 1283 4 2016-09-19 -
78 第154話:望まぬ戦い 1166 2 2016-09-23 -
65 第155話:正しさと過ち 1150 4 2016-09-27 -
55 第156話:少女の決意 1260 2 2016-10-01 -
116 第157話:遊希に起きた異変 1342 4 2016-10-05 -
110 第158話:未知なるデッキ 玻星光 1288 3 2016-10-08 -
111 第159話:玻璃の如く純粋に 1285 2 2016-10-12 -
106 第160話:限界を超えて 1252 3 2016-10-15 -
128 第161話:決戦 1259 3 2016-10-18 -
96 第162話:精神の成長 1231 2 2016-10-21 -
46 第163話:聖なる珖放つ神の竜 1266 4 2016-10-24 -
40 第164話:絆が紡いだ道 1359 6 2016-10-27 -
66 第165話:戦いの終わり 1322 4 2016-10-30 -
58 番外編 Trick or Treat 1197 5 2016-10-31 -
107 第166話:終わりの始まり 1391 9 2016-11-04 -
106 第167話:最期のワガママ 1439 4 2016-11-07 -
117 第168話:声なき再会の誓い 1309 4 2016-11-10 -
89 番外編:11月11日 1198 5 2016-11-11 -
69 第169話:七皇激突 1145 3 2016-11-15 -
48 第170話:怒りに生まれし竜 1121 3 2016-11-17 -
129 第171話:紅き新星竜 1418 5 2016-11-19 -
76 第172話:未来を賭けた戦い・1 1314 4 2016-11-22 -
116 第173話:未来を賭けた戦い・2 1223 3 2016-11-24 -
125 第174話:未来を賭けた戦い・3 1215 4 2016-11-28 -
133 第175話:神の目覚め(修正済) 1226 5 2016-11-30 -
147 第176話:ゴッド・ナンバーズ 1569 5 2016-12-02 -
99 第177話:次元を越える想い 1452 4 2016-12-05 -
138 第178話:天地創造の龍 1445 3 2016-12-07 -
104 第179話:希望への道 1357 3 2016-12-09 -
134 第180話:別れの時 1266 4 2016-12-11 -
104 第181話:少女たちの帰還 1208 5 2016-12-13 -
57 遊希たちが1月改訂を語るようです 1161 7 2016-12-15 -
121 第182話:バースデイ 1412 3 2016-12-17 -
95 第183話:星龍皇覚醒・1 1236 3 2016-12-19 -
102 第184話:星龍皇覚醒・2 1204 4 2016-12-21 -
80 第185話:星龍皇覚醒・3 1117 4 2016-12-22 -
96 番外編:一番のプレゼント 1207 5 2016-12-25 -
117 第186話:星龍皇覚醒・4(修正済) 1315 3 2016-12-26 -
98 星龍皇 設定・カード紹介 1313 0 2016-12-29 -
62 第187話:星龍皇覚醒・5 1214 4 2016-12-30 -
99 番外編:新年 1214 4 2017-01-01 -
75 第188話:星龍皇覚醒・6 1082 2 2017-01-04 -
114 第189話:星龍皇覚醒・7 1208 3 2017-01-07 -
56 第190話:神星龍皇と課せられた運命 1394 3 2017-01-09 -
126 エピローグ:未来 1664 10 2017-01-13 -
91 番外編:2月3日 1162 4 2017-02-03 -
89 番外編:愛と友情のチョコレート 1030 4 2017-02-14 -
78 番外編:桃(色)の節句 1082 4 2017-03-04 -
126 感謝とお知らせ 1256 2 2017-05-04 -
79 番外編:Gift 1108 2 2017-12-25 -
141 ゴブリンと青眼(ブルーアイズ) 1088 2 2018-01-14 -
113 アフターストーリー:星乃 綾香編・1 1744 2 2018-05-24 -
83 アフターストーリー:星乃 綾香編・2 987 2 2018-05-28 -
95 アフターストーリー:星乃 綾香編・3 909 2 2018-05-30 -
122 アフターストーリー:星乃 綾香編・4 1032 2 2018-06-03 -
114 アフターストーリー:星乃 綾香編・5 1076 4 2018-06-06 -
53 アフターストーリー:陽川 千夏編・1 835 2 2018-08-14 -
63 アフターストーリー:陽川 千夏編・2 830 3 2018-08-20 -
103 アフターストーリー:陽川 千夏編・3 863 3 2018-08-23 -
64 アフターストーリー:陽川 千夏編・4 841 2 2018-08-25 -
37 アフターストーリー:陽川 千夏編・5 765 3 2018-08-30 -
62 『雪と光竜と夢幻世界』コラボ・1 904 2 2018-09-01 -
204 『雪と光竜と夢幻世界』コラボ・2 1016 3 2018-09-07 -
94 『雪と光竜と夢幻世界』コラボ・3 739 0 2018-09-09 -
60 『雪と光竜と夢幻世界』コラボ・4 842 3 2018-09-12 -
119 番外編:願う幸福 1419 2 2018-12-25 -

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