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HOME > 遊戯王SS一覧 > 第74話 貫く光

第74話 貫く光 作:こんにゃく

一騎「…っ」
ライフ3500
手札2

フィールド
アックルホーン
攻撃力1800

ファング
攻撃力1800

ハーデストアイズ
攻撃力2500

ペンデュラムゾーン
フレア・アーチャー
スケール2

スプロケッター
スケール8

アビス『…』
ライフ3200
手札2

フィールド
ガタノトーア
攻撃力4800

永続トラップ・マジック
深淵の塊

多次元回路

ガタノトーアが軽く息を吐きつける

その口から吐き出された闇は一騎とクーデリカを包む

クーデリカ「くっ…ケホッケホッ…なに…こ…れ」

一騎「ぐぅ…何だってんだよ…がはっ」

一騎は膝から崩れ落ちる

クーデリカ「っ…この距離でもこんなに苦しいのに…あんな近くにいる一騎は…」

一騎「ぐっ…かはっ…」

クーデリカ「一騎…!!」

一騎「く…そ…立ってらんねぇ…」

クーデリカ(ど…どうしよう…このままじゃ…一騎が死んじゃう…!!)

だが

クーデリカ「っ…!!」

クーデリカの足は動かない

クーデリカ「っ…動いてよ…!!」

アビス『…これだから人間という物は…弱い生き物だ…我の力の半分にも満たないこのモンスターの闇に飲まれるとは…』

一騎「っ…くそ…この程度で…」

アビス『弱き者は淘汰される…さぁ貴様も我が力の贄となれ』

アビス『ガタノトーアの効果を発動…このモンスターが戦闘を行う時、相手フィールドのモンスター全ての攻撃力を0にする』

ブワッ

闇がすべてを飲み込む

アビス『我が闇の前にすべての力は無に帰す…いかなる矛を持とうが無意味だ』

ハーデストアイズ
攻撃力0

アックルホーン
攻撃力0

ファング
攻撃力0


一騎「なっ…!!俺のモンスターの攻撃力が…!!」

アビス『さぁ…我の前に膝まずくがよい…』

ガタノトーアの目の前に闇の球体が出現する、それはガタノトーアから発せられていた闇を次々と取り込み十数メートル代の巨大な闇の球となる

アビス『我はハーデストアイズを攻撃する…やれガタノトーア…』

アビス『〈深淵虚淵球〉』

ガタノトーア
攻撃力4800

ハーデストアイズ
攻撃力0


超重量の闇の球体は鈍足ながらも確実にハーデストアイズに近づいていく

クーデリカ「このまま攻撃を受けたら一騎は…!!!」

アビス『散れ…人間よ』

一騎「俺は…負けない…こんな処で…絶対に!!!」

クーデリカ「一騎、いったいどうやってこの攻撃を防ぐというの…?」

一騎「俺はアックルホーンのもう1つの効果を発動!『このカードを墓地に送ることでハーデストアイズの戦闘での破壊を無効にしてダメージを半分にする』!」

一騎「これでハーデストアイズは破壊されず俺が受けるダメージは半分だ!!」

アビス『ほう…だが…ダメージは受けてもらうぞ』

ハーデストアイズが破壊されることは免れたがその闇は一騎を貫く

一騎「ぐぅ…!?つ…うぐああぁぁ!!!」

まるで散弾銃のように襲い掛かる闇の槍が一騎の体を貫き吹き飛ばす

一騎「が…く、くそ…」
ライフ3500→1100

クーデリカ「一騎!!」

クーデリカの叫びが砂漠に木霊する

一騎は立てずにいた、それほどにその攻撃の衝撃は強かった

体自体に外傷はないしかし体の内部から破壊されているようなそんな感じだった、体がフルフルと震える


目が霞む、手が震える、これは体のダメージだけではない、一騎の心の底にあるアビスへの恐怖が体に出てきているようだった

一騎(く…やべぇ…まじでやべぇ…か…体が動かねぇ、このデュエル負けられねぇって言うのにこんなところで倒れてられねぇっていうのに…)

一騎(それに…まだデュエルは終わってねぇ…だから…立たなくちゃならねぇんだ)

プルプルと体を震わせながらやっとの思いで立ち上がる、視界は揺らぎアビスを見据えているのだが焦点が合わない

クーデリカ「一騎…」

心配そうにクーデリカは一騎を見る、自分の足が動いてさえいれば今すぐにでも駈け寄れるのにと心の底で焦燥しながら

アビス『ほう…まだ立とうとするか人間、だがこれで終いだ』

一騎「なに?」

アビス『疑問に思うことはあるまい既に貴様は深淵の神の前にいるのだ我とのデュエルが始まったその瞬間から貴様の敗北は決定している』

そう言い放つとアビスは片手を振り上げる、その瞬間ガタノトーアが反応しその触手を宙へ振り上げる

アビス『ガタノトーアの更なる効果を発動、我はガタノトーアのオーバーレイユニットを1つ取り除き、相手フィールドのモンスター全てを破壊し破壊したモンスターの元々の攻撃力の合計のダメージを相手に与える』

上空に闇が広がっていくそれはまるで夕立の雲のように広がっていく

クーデリカ「合計のダメージって…そんな!!」

一騎「っ」

アビス『さぁ逝け人間よ…ハーデストアイズと銀狼ファングの二体を破壊しその分のダメージを受けてもらおう』

そして上空から降り注ぐ闇の雨はもはや雨ではない槍

それがハーデストアイズとファングを貫き破壊する

一騎「っくぅ!!!」

アビス『終わりだ!!人間よ!!!そして我の礎となれ!!』

一騎「そうは…いくかよぉぉぉ!!!」

槍の雨を受けながらも一騎はあきらめていないその瞳はまだ希望に満ちていた

一騎「トラップ発動!『エクストラ・ヴェール』!!!『このカードは、自身がダメージを受ける時そのダメージを全て相手に与える』!!」

クーデリカ「!!それじゃあ!」

一騎「ああそうだ!ハーデストアイズとファングの攻撃力…4300のダメージはお前に受けてもらう!!」

エクストラヴェールは全ての攻撃を優しく包み込みそして光のエネルギーとしてアビスに跳ね返す

アビス『…』

クーデリカ「やった!!これで…一騎の…!」

アビス『ふん…』

しかしアビスに反射した一撃は当たることはなかった

一騎「なっ!?」

エネルギーはアビスの目の前で霧散する、まるでその攻撃などなかったかのように

一騎「どういう…ことだ…?」

クーデリカ「ど…どうして…」

アビスはカードの効果を発動した素振りなど見せてはいなかっただからこそ二人は疑問に思った、一体なにが?

アビス『疑問か?人間共…ならば教えてやろう…ガタノトーアがフィールドに存在する時、我はいかなるダメージを一切受けることは無い』

一騎「な…」

アビス『貴様の足掻きなど我に通じることない』

クーデリカ「そ…そんな…嘘…」

アビス『だが…我の攻撃を受けきったことは誉めてやろう…我はこれでターンエンド』
手札2

一騎「…く…どうすれば…どうすればいいんだっ」

だがまだだ、まだ自分のターンがある…ここで決着をつければ言いだけの話だ

一騎「まだ…手は残っている…」

ガタノトーアは戦闘においては強い反面、耐性があるとは思えない、確かに攻撃力は4800…生半可なモンスターでは太刀打ちできない

だが知っているじゃないかこのモンスターに対して最も有効な『切り札』を

一騎「ああ…そうさ…やるしかないんだ…この絶望を…乗り切るしかないんだ!!」

クーデリカ「一騎…そうだよ、一騎しかいなんだよ!この状況をどうにかできるのは!だから…だからがんばって、一騎!!」

一騎「俺のターン!!!」
手札3

一騎「俺は手札から『明日への希望』を発動!『このカードはフィールドのカード2枚破壊し、デッキからカードを2枚ドローする』!」
手札5

一騎のペンデュラムゾーンからモンスターが消える

アビス『ほう…』

一騎「俺は手札からスケール1『屑鉄の魔術師』とスケール8の『我麗の魔術師』でペンデュラムスケールをセッティング!!!これでレベル2から7のモンスターが同時に召喚可能!!」

再び一騎の上空にモンスターが浮かび上がる

それは屑鉄を身にまとった男の魔術師そして美しくもかわいらしい鎖を持つ少女の魔術師

一騎「ペンデュラム召喚!!現れよ!!レベル4!!C・(チェンジ)銀狼ファング!スプロケッター!!!」

ファング
攻撃力1800

スプロケッター
レベル4/機械族/闇属性/スケール8
攻撃力1600

一騎「エクストラデッキから…レベル7!!!ハーデストアイズ・スカイ・ドラゴン!!!」

そして一騎のエースモンスターであり美しい赤い体、紫と青の瞳、天空を統べる龍が現れる

ハーデストアイズ
攻撃力2500

アビス『ペンデュラム…やはり忌々しい召喚方法よ』

アビスの顔に苦悶の表情が現れる、それは払拭し難い過去の記憶が呼び覚まされているからだろう

アビス『だが…今更何になるというのだ、我が深淵の神にはその程度の力通じるとは思うまい』

一騎「ああ…通じるなんて思っちゃいねぇ…だが『こいつ』ならどうだ!俺はレベル4の銀狼ファングとスプロケッターでオーバレイ!!」

アビス『なに?』

一騎がそう言い放つと二体のモンスターが光の玉となり空間が裂け地面に穴が開いた部分に吸収される

そして

一騎「その瞳に映すのは希望、数多の次元を超え今現れん!!光切り裂け!!ランク4!!『ホープアイズ・ブレイブ・ドラゴン』!!!」

そこから出現した一体の竜

光る翼は機械のようにも見え、戦隊ヒーローのロボットのような固くシンプルな翼は巨大な大剣のような形をしている、黄と白の鱗を身に纏う赤い瞳の竜

ホープアイズ
ランク4/光属性/ドラゴン族/エクシーズ
攻撃力2500

希望を称した光の竜が出現する

アビス『瞳を持つエクシーズだと…』

アビスは出現した竜に対して何か思うところがあったのか少し表情を強張らせた

一騎「こいつの希望の光はお前の深淵だって照らして見せる!!!それを今から証明してやる!!」

一騎は痛みに震える体に力を入れて声を上げる

一騎「俺はホープアイズの効果を発動!!『1ターンに1度、相手フィールドのエクシーズモンスターのオーバレイユニットを全て吸収する』!!!」

一騎「〈オーバレイ・チャージ〉!!」

その瞬間、ホープアイズはその翼を広げ光がガタノトーアを包む、そしてガタノトーアのオーバレイユニットを全て引きはがしホープアイズがそれを纏う

ホープアイズ
ORU5

ガタノトーア
ORU0

一騎「そして!オーバレイユニットを奪われたガタノトーアの攻撃力は1つにつき500ポイントダウンし…オーバレイユニットを1つ使うことでホープアイズはオーバレイユニット1つにつき500ポイントアップする!」

そしてホープアイズが輝き始めると攻撃力が上昇する

ホープアイズ
攻撃力2500→4500

ガタノトーア
攻撃力4800→3300

クーデリカ「やった!一騎のホープアイズがガタノトーアを上回った!!」

クーデリカは両手で小さくガッツポーズをする

クーデリカ「ううん、それだけじゃない攻撃力の上回ったホープアイズの攻撃にハーデストアイズのダイレクトアタックが加われば…」

クーデリカは思わず頬が緩む、それほど一騎の攻勢は目に見えていた

クーデリカ「一騎の勝ち…!!」

一騎「バトルだ!!!ホープアイズ!!!ガタノトーアを引き裂け!!」

一騎はガタノトーアに指を指す、すべてはこの一撃に掛かっているのだ

一騎「〈希望のホープブラストォォォ〉!!!」

ホープアイズ
攻撃力4500

ガタノトーア
攻撃力3300


ホープアイズの翼が光る、そしてその光は顔に集中し溜まり溜まり切ったその瞬間一気に口から発射される

光のエネルギーはまっすぐに闇の権化に進んでいく、まるで闇を打ち払い真っ暗な中を照らす月の光のように光の筋が突き進む

ガタノトーアはオーバレイユニットが無くともこちらの攻撃力を0にする強力な効果を持っている、例えオーバレイユニットが無くなっても油断はできない

倒すのならば今しかない、アビスが動く前にこのモンスターを倒すしかない

一騎の…否、一騎のみならずここに立つ人間ならば誰もがこの判断をしていたであろう。間違いではない

ズガァァァン、衝撃が走る

それはガタノトーアに、深淵の主に攻撃が届いたことを意味していた。一騎およびクーデリカは確信した

勝った…とだが

アビスは立っていた眉1つ動かさずまるでそんな攻撃などなかったかのようにただそこに立っていた

一騎「っ」

一騎は息を飲んだ、フィールドにはガタノトーアの姿はない、そう一騎の攻撃は確かに当たり闇の化身は姿を消していた

だというのにこの嫌な感じは何だ?アビスがそこに立っているだけというのにこの腹の底から…それこそ自身の感情の深淵とも呼べる場所から湧き出てくる嫌な感じは…

アビス『…笑止』

一言アビスはつぶやいた、それだけで一騎とクーデリカは鳥肌が立った、なぜならば圧倒的にアビスが身に纏う雰囲気が変わった

それは普段おとなしそうな人間が怒った時豹変するとかそういうものでは無い、得体のしれない何か、正体不明の何かがこちらをのぞいているようなそんな不安感が一騎達を襲う

アビス『この程度で…我を…深淵を乗り越えたとでも言うつもりであったか…無駄なことを』

一騎「なんだと…っ!!」

アビス『我は闇、我は深淵、光さえも喰らう神よ…全ては我の為にある』

一騎「っ!!」ゾゾゾ

一騎は今まで以上に恐怖という物を感じた、それは現実(リアル)に死を感じた

初めてデキレストに来て命のやり取りをするデュエルをした時よりも圧倒的の死のヴィジョンが一騎の頭を過る

何度も何度も経験したはずなのにそれを一瞬で覆すほどの闇、全身から汗が噴き出る、顔を塩水が伝う

クーデリカ「…っ」

同じくクーデリカもまた感じていた、明らかに一騎が優勢である。恐らくアビスの切り札であるガタノトーアを破り、後はハーデストアイズでダイレクトアタックをするだけ…のはずであるのだが

クーデリカ(な…なんでこんな嫌な感じがすんの…)

クーデリカは自身の体を抱くように、まるで幽霊に怖がる子供のように怯えた、それほどまでに今のアビスからは気迫が溢れていた

アビス『我は…ガタノトーアが破壊されたことによりエクストラデッキから効果を発動する』

一騎「なっ…!!?」

クーデリカ「え…エクストラデッキから効果ですって!?」

アビス『我は破壊されたガタノトーアを再び特殊召喚する』

驚く二人をよそに再び闇の化身が姿を現す、その姿が現れるだけで闇の瘴気が辺りを包む

アビス『そして…このモンスターを素材としてエクストラデッキからこのモンスターを特殊召喚する』

一騎「なっ!?」

一騎の驚きとは裏腹に、ガコンッという音が鳴るそしてそれは天空に出現した扉の音で重く軋む音と同時に開いていく

その扉から黒い稲妻が落ちるとガタノトーアを包み込み見えなくなる

アビス『忘れ去られし悠久の戒めから、無情、混濁、全ての意思を排除し、数多の愚行を許し世界を反転せよ、万物の者どもよこの者に跪け!』

アビス『アビス・ハイパー・ランクアップ!『深淵虚構闇神ガタノトーア・ベシャティーシャ』!!』

ガタノトーア・べシャティーシャ
ランク13/闇属性/悪魔族/エクシーズ
攻撃力6100

姿を現したの悪魔、顔は上下が逆さまでありありとあらゆる場所から触手が飛び出ている、特徴的な体は半分以上溶けて腐っているようで体からドロドロと液状の何かが爛れて流れている

ガタノトーア・べシャティーシャ「ーーー」

ガタノトーア・べシャティーシャが声を発する、それは象のようにも聞こえるが重低音であり一騎達の鼓膜を奇怪に揺らす

一騎「っ…なんだよ…この声…!!」

クーデリカ「き…気持ち悪い…」

二人はこの声に耐え切れず耳を塞ぐ

アビス『…これこそ深淵の力…貴様達人間が踏み込むことができぬ神の領域』

アビス『そして我はガタノトーア・べシャティーシャを召喚したことにより我は先ほどのダメージを無効にしこのモンスターの攻撃力分ライフを回復する』
ライフ3200→9300

一騎「っ」

一騎は絶望してしまった…初めて勝てないと思ってしまった、今までは勝てないと思っても『勝たなければならない』と思った。

しかし今回もそのはずなのに、勝てないと思ってしまった

アビス『さらにガタノトーア・べシャティーシャがフィールドに存在する時相手フィールドのモンスター全てはこのターン必ず攻撃しなければならない』

一騎「なっ!?」

アビス『そして攻撃するモンスターの攻撃力は0となる』

一騎「っ!!?」

一騎は言葉にできなかった、必ず攻撃しなくちゃいけないのに攻撃力が0になる?なんだそのふざけた効果は…と

クーデリカ「な…そんな…それじゃあ…一騎は…」

アビス『貴様のフィールドにはハーデストアイズが残っていたな…では攻撃してもらおうか、絶望に』

一騎「く…くそ…」

ハーデストアイズが見えない力に引っ張られる、ハーデストアイズは必死に抵抗するもその闇はハーデストアイズをとらえて離さない

アビス『無駄だ、深淵からは誰かも逃げることはできん』

闇が全てを飲み込む、一騎の視界が闇で覆われていく

一騎(く…くそ、こんな所で終わんのかよ…ふざけんな!!俺が負けたら…クーは…世界が…!!)

アビス『消えろ、人間よ!そして我の力の一部となれ!!!』

クーデリカ「一騎ぃぃぃ!!!」

クーデリカが叫んだ、そして一騎はあきらめるように目を瞑った、しかし何時までたっても痛みも衝撃も来ない、一騎は不思議に思い瞼を開ける

そこには

一騎「!?」

一騎の目の前に光があった、それは本来異次元の扉の生贄になるはずだったシンクリスの人間の魂だった

それがアビスを…アビスの力を抑え込んでいる

アビス『ぐぅ!?な…なんだこれは!?』

流石のアビスも予想外なのか驚きを隠せないでいた

一騎「これは…一体…?」

???「間に合ったようだね」

突如一騎の目の前に男が現れる、と言ってもそれはまるで光に溶ける人間のようでホログラムに投影された人物のようにそこにいないように見えた

その人物がスッと手をかざすと一騎の横にクーデリカが瞬時に移動してくる

クーデリカ「わっ!?な…なにこれ…ってあたし立ててる!?」

瞬時に移動してきたと同時にクーデリカはその二本の足で立っていた、先ほどまで立てなかった人物が立てるようになった、これは今しがたこの謎の人物が何かしたのだろうと一騎は思った

一騎「あんたは…一体…」

???「ああ、申し遅れたね」

その人物は光で顔が確認できなかった、しかし一騎が問いかけると同時にその顔があらわとなる

クーデリカ「え…?う…うそ…」

???「私の名前はアレクサンダー…シンクリスの王を務めていたものさ」

一騎「なっ!?」

一騎は驚愕した、そうこの人物こそがクーデリカ及びその姉妹が命を懸けて探した人物、2年前にその姿を異世界に消した人物でありクーデリカの父親アレクサンダーその人だった

クーデリカ「あ…あぅ…ぐす…ぱ…ぱぱ…」

クーデリカは思わず涙が溢れ出てきた、2年ぶりの再会であり自分が命を…シンクリスの人間さえも利用してまで会いたかった人物なのだから

アレク「うん…久しぶりだね…クー」

クーデリカ「うん…うん…!!会いたかった…会いたかったよぉ…」

クーデリカはおおよそほかの人間には見せられないような顔をしていた、だがそれも無理もない、もしかしたら死んでしまったのかもしれないと思っていた人物が生きていたのだから無理もない

アレク「本当にすまない…こんな事になってしまって…本当に」

アレクはただあやまった、心の底からクーデリカにあやまった

アレク「クー…君達の事はずっと見てきたここから…ちゃんとね」

クーデリカ「…え?」

アレク「だからこそ…今こうしてる場合じゃない…一騎君」

一騎「あ…はい!」

思わず名前を呼ばれたので少し甲高い声をあげてしまう

アレク「君の事はここから見ていた…私の娘を…娘たちをありがとう」

一騎「お、俺は…別に何も」

アレク「君だけじゃない、遊姫ちゃんや通君…それにジェイド君も…彼らにありがとうと」

一騎「…はい」

一騎は思った、本当にこの人は見ていたんだなと、自分の大切な娘達を

アレク「…クー」

クーデリカ「?」

アレク「僕を助けようとしてくれたのはうれしい…だけどね今回の事は許されることじゃない…わかるね?」

クーデリカ「…うん」

アレクは優しい口調で、しかしどこかトゲのある言い方でクーデリカを諭す

アレク「とはいえ…ことの発端は…アンナだ」

一騎「アンナ…?」

アレク「…今はジョーカーと名乗っているね…私の妻さ」

一騎「っ!!」

ジョーカー…一騎は名前を聞いただけで怒りが沸いてくる名前だ、すべてを騙し私利私欲で動いた人間

何より許せないのは、大切な家族すらも騙し利用したこと

ギリッと奥歯を噛みしめアレクの話を聞く

アレク「一騎君…頼みがあるんだ」

一騎「頼み…ですか」

アレク「彼女を…アンナを救ってほしい」

一騎「え?」

予想外だった、アレクは言った『全てを見ていた』と、ならば普通は彼女の行った事を理解し、『救ってほしい』ではなく『倒してほしい』である

一騎「えっと…それはどういう…?」

アレク「まぁ…君が疑問に思うのも無理はない…彼女は…今の彼女は彼女ではない」

クーデリカ「え!?」

一騎「どういう…ことですか?」

アレク「いや…正確にはアンナでは無いってわけではないんだ、意識はアンナのままだよ」

一騎「?」

アレク「だけど…そのアンナの意識を無意識に操作している何かがアンナの中にいる」

一騎「なんだって!?」

アレク「2年前、私とアンナがファラリス世界に飛ばされた際…ある精神体がアンナの体に入ってしまったんだ、そしてそいつはアンナの精神のまま操りアンナを利用しているんだ」

つまり一騎達がみたジョーカーの姿は本当の姿ではなく自分たちの計画の為にジョーカーの体を利用したということ

アレク「ファラリス世界の人間は皆精神体でね、本来は我々デキレストの世界に体を維持することはできない、だが」

一騎「人の体を利用すれば…」

アレク「その通り…アンナの体にはファラリスの魂が入り込んでいる」

一騎「つまり…ソロモンズや…アビスの復活はファラリス世界の人間が…?」

と言いかけたとき一騎は思い出した

一騎「そ…そういえばアビスは!!!?」

すると光の玉に押さえつけられて身動きの取れないアビスが存在した

アビス『ぐぅぅ!!!貴様ぁ!!!』

アレク「…ふふ、大丈夫さ私に任せて」

アビスはグイグイと異世界の扉に引っ張られていく

アレク「元々奴は本来の力を出せていなかった…そこに君…一騎君が戦い強大な力を使わせた…それにより奴はかなりのエネルギーを消費していてね」

アビス『ぐぅぅ…この力…まさか…ファラリス側から引っ張っているのか!?』

アビスの悲痛な叫びが木霊する

アレク「この程度なら…あとは私がなんとかできる…だから一騎君…アンナを頼む…このままでは奴…アビスが完全に復活してしまうかもしれない、そうなればデキレストだけでなく全異世界が危険にさらせれる、それだけは避けなければならない」

一騎「っ…!!」

一騎に重くのしかかる重圧、しかしこれには答えなければならない、自分が必ず成し遂げると

一騎「…はい!俺がなんとかして見せます!」

そういうとアレクはにっこりとほほ笑んだ

アレク「そうか…君になら任せれる」

アレクはそのあと一騎達に背を向ける

クーデリカ「パパ?」

アレク「今の君ならここから脱出できる」

一騎「え!?」

アレク「ふふ…君はそういう『人間』だ」

その言葉と同時に一騎の瞳が輝く、それは今まででも経験したことがある、それは決まって新たな力を授かった時と同じだった

一騎「なっ!?」

クーデリカ「え!?」

アレク「さぁ行け!一騎君!!世界が君を待っている!!」

すると一騎の体がふわりと浮き上がる、その瞬間とっさにクーデリカは一騎にしがみついた

クーデリカ「えっ!?待ってよ!!パパは!?」

アレク「ふ…僕の体はまだファラリスに合ってね…帰ることはできない」

クーデリカ「そ…そんな」

アレク「だけどね、クー…僕はいつだって君たちを見てる…それに今は僕がいなくても大切な人がいるんだろう?」

クーデリカ「ふぇっ!?」ボンッ

クーデリカは一騎の方をチラリと見る、そして顔を真っ赤にするとそれを隠すように一騎の胸に顔を埋める

アレク「それじゃぁ…一騎君…娘のクーを君に任せるよ」

一騎「…?はい!!!」

一騎はアレクの言葉に深い考えもなく答えた

クーデリカ「え…?パパ…それって…」

クーデリカの言葉の途中でグンッと加速し一瞬にして一騎達の姿は消える

アレク「…任せたよ『瞳を持つ勇者』よ…さて…僕も仕事をしようかね…」

アビス『ぐぅ…』

アレク「あまりシンクリスの民を舐めないでもらいたいな…アビス」

アビス『ぐぅ…おのれぇ』

そしてアレクはシンクリスの人間の魂の光と共にアビスを扉の奥へと押し込んでいく




シンクリス上空、異次元の穴より闇が際限なく溢れて出ている

遊姫「っ…これからどうなるの?」

トラクリボー『…分からない…あの中で一体何が起こっているかさえ分かればいいのだけど…』

その時、上空が突然輝き始めるその光は世界全体を包むようにまばゆい光がその穴から発せられる

べクト「っつぅ!?今度はなんだ!?」

トラクリボー『あの光は…』

そしてその光から何かが現れる、その何かは表現するならばまるで天使のように光の中から現れる

通「あ…あれは!?」

遊姫「あれって…もしかして!!」

通そして遊姫は気づいたその存在に、何故なら二人が幼いころからずっと一緒にいた人物だったからだ

べクト「はん…やっと…帰ってきやがったか」

その人物は二人で一人を抱きかかえるようにふわりと地上に降りてくる

一騎「…ただいま、みんな」

遊姫・通「一騎!!!」

遊姫そして通は一騎に駆け寄るそして帰ってきたことを、無事を心から喜んだ

べクト「…」

そしてべクトは静かにクーデリカに近寄る、クーデリカは申し訳なさそうにそっと顔を伏せる、しかしすぐに顔を上げた

クーデリカ「その…ごめんなさい」

一騎「クー…」

その様子を見て一騎は少しだけ驚いていた、まさか彼女がこんなにも簡単に謝るとは思っていなかったから

べクト「…ふぅ」

するとべクトはニッと笑い、クーデリカの頭を撫でる

クーデリカ「!?!?」

べクト「そうだぞ?お前は迷惑をかけた…だからちゃんと俺だけじゃなくみんなに謝るんだ、いいな?」ワシワシ

クーデリカ「…うん」

通「ってそれより一騎!!何があったんだよ!!一体あの中で何が!!」

一騎「え…ああ…そうだな…俺は」

っと言いかけた時だった、空が再び光り始める、それは白く暖かい光だった。そして次々と光の玉がシンクリスの空を飛び回る

一騎「これは…シンクリスの人たちの魂」

クーデリカ「きっと…パパだよ…パパがみんなを助けてくれた」

クーデリカは確信していた、彼がアビスを再び封印しそして縛られていた人たちの魂を開放したのだと

一騎「…そうだな」

トラクリボー『奴の気配が薄れていく…』

トラクリボーは感じていた悪しき力が消えていくのを確かにその身に、そしてそれは自然に彼女の笑顔を作った

トラクリボー『一騎…』

そして一騎にもまた別の何かを感じていたのだった

一騎「魂が…戻ってくる」

そうして光が溢れだし、皆もとの場所へと帰っていく

それはシンクリスでの戦いを静かに終わりを告げたのだった



続く

一騎「シンクリスでの戦いが終わった、俺たちはそれぞれ体の傷を癒しそして次なる目標を立てるためにシンクリスが誇る巨大なビルに集まっていた、そして俺が目にしたものこれから何をしなければならないのかを俺たちで決めていくのだった」

一騎「次回『戦いの終わり』一気に駆け上がれ!!」




  小話


一騎「今回の小話はOPとか」

クーデリカ「OP?どういうこと?」

一騎「こういうのかいてる時、自分のやる気を上げるためにOPを妄想するらしい」

クーデリカ「へー」

一騎「このクロスピースにも何か合うOPというか曲ってあんのかなぁとかあったら映像はどんな感じになるのかなぁみたいなことを妄想するのは意外に楽しいらしいぞ?」

クーデリカ「あたしにはよくわかんないけどそういうもんなの?」

一騎「そういうもんらしいな」

クーデリカ「ふーん…例えばどんなのよ」

一騎「うーんそうだな…例えばクロスピースの1話~25話のソロモンズ回収編は〈hero 希望の歌〉をイメージしたらしい」

クーデリカ「ああ~!あのドラゴ○ボールの!」

一騎「うん、そもそもあの曲は燃える展開とかにはよく合うんだけど志とか歌詞の内容が俺にマッチしてていいんじゃね?みたいな感じだったらしい」

クーデリカ「そうだよねぇ確かにサビの『何度打ちのめされようと熱く立ち上がれ~♪』ってとことか一騎っぽい」

一騎「クー…お前歌を歌うのうまいな」

クーデリカ「そう?」

一騎「うん、可愛かった」

クーデリカ「…」ボフン

一騎「そして26話~50話のシンクリス編は〈セルリアン〉みたいだよ」

クーデリカ「ガ○ダムビルドファイターズの?」

一騎「…お前結構物知りだよな…」

クーデリカ「あったりまえじゃん!あたしは天下のクーデリカ様だよ!」

一騎「まぁとにかくこの曲もサビが熱い!とにかく熱い!!」

クーデリカ「確かに」

一騎「シンクリス編では色んなキャラが己の限界を超えて立ち向かうシーンがある所が多いからこれが合ってるとおもったらしい」

クーデリカ「単純だね」

一騎「サビの〈限界なんてない〉の下りは単純に俺が歴代の主人公を思い描いていた事と照らし合わせると妙にあっていたらしい」

クーデリカ「なるほど」

一騎「そして51話~75話では〈fortuna on the sixteenth night 〉」

クーデリカ「ああ十六夜のフォ○トゥーナの」

一騎「すげぇなお前!!?」

クーデリカ「これもいい曲だよねぇ」

一騎「うん、序盤の〈出会いは突然、目を開けた瞬間〉とか俺が異世界に飛ばされてこのはにであった所とかとマッチしてたみたい」

クーデリカ「うんうん、それに〈瞳〉って歌詞にも入ってるしね」

一騎「特に〈彷徨い歩いて探した真実に〉とかはシンクリス四王女にピッタしだしな」

クーデリカ「その後の歌詞もこれを読んでればなんか合ってる気がするよね」

一騎「サビは言わずもがなだし」

クーデリカ「うん」

一騎「そして…この後76話からは~」

クーデリカ「もう決まってるの!?」

一騎「〈No pain, No game 〉だよ」

クーデリカ「Bto○om!か!」

一騎「世界一意味のない○だな」

クーデリカ「歌詞的にはどうなの?確かにメロディーはいいけど」

一騎「これから俺たちはエクサス打倒編へとはいるんだよ」

クーデリカ「ふむふむ」

一騎「その時、たぶんエクサス編の最後らへんとこの歌の歌詞がかなりリンク…下手すると次の章というか話の根幹…つまりネタバレになる感じ」

クーデリカ「そんなに合ってたの?」

一騎「…うん特にサビはね」

クーデリカ「マジ?」

一騎「マジ」

クーデリカ「そりゃ凄い」

一騎「ということで妄想垂れ流しの小話でした」

クーデリカ「ここに出した曲は全部いい曲なのでぜひ調べて聞いてやってください」

一騎「歌詞をちゃんと聞きながら聞くとこう…なんか…ぐっとくるものがあるしね」

クーデリカ「はい、というわけでクロスピース小話はここで終わりだよ!次回もよろしくね!」


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ギガプラント
アビスさんマジチートすぎっぞ!!そしてそれを抑えるパパさんマジイケメソ…!
とりあえずこれまた一段落ですね。
OP妄想…やったことありますw頭の中でMADが流れていく…。上記のイメージOP聞いてみようかな。 (2016-05-04 15:48)
ター坊
オヤジ!デュエルを中断して出てきて邪神抑えるって大活躍じゃねぇか!
世界に戻ってきて一騎やクー、他の全員の戦いがどう続くのか楽しみです。
…母ちゃん救わないとな。 (2016-05-04 20:55)
こんにゃく
コメントありがとうございます
アビスはラスボス!?という雰囲気を残して一旦退場、アレクさんの出番は前々から決めておりましたよかったかな?という感じです
OPイメージはいい曲ばかりなのでぜひ聞いてください!

そして…エクサス編ではどうなっていくのか…頑張ります (2016-05-06 13:17)

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