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46 笑顔の訳 作:Ales



『雪と光竜と夢幻世界』第46話
 笑顔の訳 -Another view:R.Kagami





 弟と離れたMiraは、さてどうしようかと思案していた時にふと奇妙な考えを起こした。

 「そういやこの街って、どこまで行けんだろ……?」

 VDCβは中心部となる市街地を模したエリアの外に、草原に立っている地帯や湖畔のような地帯がある。雰囲気付けのおまけ程度の要素だが、こういった場所でのデュエルは意外と盛り上がったりする。当然ではあるが、フィールドによるステータスの増減効果はない。
 しかしながら、彼女はこの郊外区画の終端というものを知らない。ゲームと共に併設されているBBSにはそういった類の話もされていそうだが、生憎今の今までその手の話題に興味はなかったので何も情報はない。

 「なにやってるんだ、って話だけど……まあ、話の種には最適かな。」

 そんな訳で市街地の門を潜り、そのまま一直線に草原を横切った。



 テクスチャで用意された草原を延々と歩いていると、やがて他の人が一切いなくなった。振り返ってみても誰もいない。

 「さて、どこまで行けるのかねぇ……」

 前方に何もないためひたすらまっすぐ進むのは簡単である。そのまま進んでいくと、遠景に見えていた木や山がやがて見えなくなっていった。

 「いや、山が見えなくなるのはおかしいでしょ……」

 広葉樹1本程度なら、通過時に見過ごしても期にならないだろう。しかし、流石に山ひとつを見逃すというのはおかしい。気付いたら山が消えているのだから、これはこれで怪奇現象である。さてこれらが見えなくなる境界はどこだと思い、身体の向きは変えずに数歩後退してみる。
 だがしかし山は見えない。山どころか、草木の影さえ見えなくなっていた。

 「え……?なに、このバグ。」

 地面を見ると、草ひとつはえていない荒野に変わっていた。緑の代わりには砂があり、草に変わって見えるのは石である。

 「私こんなに歩いてきた記憶ないわよ……?」

 慌てて一周振り返ってみると、そこには荒野が広がっているばかりである。焦って左右を見回すが、情報は一切変わらない。

 「あ……ヤバ……」

 前後左右にしきりに身体を向けたせいで、どちらに行けば元の市街地に戻ることができるのかわからなくなってしまったのだ。さてどうしたものかと思案している彼女の肩越しに、声がかかった。

 「帰りはこっちだ。」

 驚いて振り返ると、そこには薄い笑いを浮かべた青年が立っていた。

 「は?」
 「だから、帰りはこっちだ。それが今、君の求めていることだろう?」
 「まあ、否定はしないけど……いやなんでわかるのよ。ここ、目印もないでしょ。」
 「ふむ……何故わかるのか、か。では逆に聞くが、他に当てはあるのか?」

 Miraは目の前の青年が面倒な存在だと、直感的に察知した。

 「あーはいはいどーも、情報ありがとね。でも、生憎私はそう簡単に人間を信用できないようにできてるのよ。だから根拠が欲しいわね。」

 面倒臭さ4割り増しの投げ遣りな呟きを、彼はどうやら真面目に受けた様である。

 「そうだな……確かにその通りだ。しかしもし仮に私が市街地を見付けて戻ってきた、と報告しても君は同じ事を訊くのではないか?」
 「まあ、そうね。私は人を信用しない。それは変わらないわ。だから根拠を寄越しなさい根拠を。」
 「ふむ……エピメニデスのパラドクスだな。」
 「は……?」

 エピメニデスのパラドクスとは、新約聖書に登場する一節が基となった自己言及のパラドクスである。


 ’’クレタ人の預言者エピメニデスが言った。「クレタ人はみんなうそつき、けだもの、ぐうたらだ」。これは真実である。(テトスへの手紙より)’’


 さてここに発言者であるエピメニデスはクレタ人であると明記されており、また彼は自信の言を「これは真実である」と念を押しているのだ。
 しかしその前に「クレタ人はみんなうそつき」とも述べており、これがもし「真実である」ならば、クレタ人であるエピメニデス本人がうそつきであることになる。となればこの文章自体が嘘となり、クレタ人はうそつきでなくなる。そうすると今度はこの文章が「真実である」ことになり、「クレタ人はみんなうそつき」になってしまうのだ。


 この説明を聞いたMiraは理解はしたのだが、さて自身の発言のどこにこの自己言及のパラドクスが含有されているのかはわからなかった。それを問うと、彼はこともなげに答えた。

 「人は信用しないのだろう?」
 「ああ、確かにそう言ったね。」
 「では聞くが、お前は人間か?」
 「当たり前じゃない。私は人間よ。」
 「では人間を信用しないお前は、人間である自分自身を信用できるのか?」
 「はぁ!?いや自分を信用できなきゃ……あー……」

 彼女が起こしたパラドクスは、「人を信用しない」と言う一文に尽きる。
 Miraは人間であり、人間である彼女が「人を信用しない」と発言したという事は彼女は人間を信用していないということであり、つまり人間に含まれる自分自身を信用していない、という事になる。そうするとこの発言、「人を信用しない」は不明瞭な言であり、この発言自体が信用ならないのである。
 つまり「人を信用しないという言葉は信用できない」という事になり、結果「人は信用できる」という事になる。そうすれば一周回って「人を信用しない」という言葉を信用せねばならない。となると、エピメニデスのパラドクス同様の構造になる。


 「悪いけど、私そんなに頭良くないからわからないわ。で、結局あんたの言葉は正しいの?間違ってるの?」
 「ふむ……それに対して答えるのは簡単だ。しかしそれは悪魔の証明ではなかろうか。」
 「うげ、また何か奇妙な矛盾に陥る訳?」
 「いや矛盾ではない。「存在しない」や「不可能である」という事を証明することは難しい、という話だ。」

 悪魔の証明というものは、つまるところ「UFOは存在するか?」という命題を否定することである。これを肯定するには実際にUFOを観測すればいいのだが、否定するには全世界、全宇宙を捜査せねばならない。しかしいくら捜査したところで全てを同時に監視できる訳がなく、また捜査に穴があったことで発生した死角にUFOが実在した可能性も否定できない。つまり「存在しない」や「不可能である」といったことの証明は非常に困難であるのだ。

 「あーうん、言いたいことはわかったわ……で、何か意味わからなくなったんだけど、私ってそんなにおかしなこと抱えた人間なの?」
 「ふむ……人間というのはどこか、内に矛盾を抱えている。これらの言及はそれに端を発したつまらぬ論理思考だ。お前だけではない。」
 「で、その「人間は内に矛盾を抱えている」というのを否定することはできない、って訳か。」
 「ほう……なるほど、「頭が悪い」という自己言及は嘘のようだが、さてどうする?」
 「つまらない問答を止めて別のことを聞くことにするわ。」

 Miraは頭を使うのが苦手である。そのため以上の問答は基本的に「面倒」であり、もっと言えば忌避したいものである。

 「ふむ、そうか。では可能な限り答えるとしよう。」

 青年は腕を組んで仁王立ちし、さあどこからでも何でも来い、といった体でMiraに向き直った。

 「そうね……まず、あんた誰?」
 「人に名前を聞く前にまず自分が名乗れと教わらなかったのか?」
 「教わってないわ。生憎最悪と最低の間に生まれたんで、おおよその常識やらマナーやらは欠落しているわ。で、あんた誰?」
 「ふむ……まず誰という質問の内容だが、これに対してどう答えるのが正解か、を考えよう。例えば……」
 「名乗れ。」

 どうしてこう話が面倒になるのか、と頭を抱えそうになる。

 「名前、か。つまらないものだ。」
 「そうかもしれないね。でも、まずはそういうものじゃないかな……」
 「そうではない。「つまらないもの」、という名前だ。」
 「はぁ……?あんた、私を馬鹿にしてる?」
 「いや、私の名前……「ベリアル」は、どこかの言葉では「無価値なもの」「つまらないもの」という意味だそうだ。」

 随分ユニークに名乗ってくれたものだが、しかしそれはそれで馬鹿にされているようで気分が悪い。

 「まあいいわ。そうね、ぶっちゃけ私から聞きたいことはないわ。強いて言うなら、ここがどこなのか、ってことあんたが何者なのか、ってことぐらいかな。」
 「それを信用するのか?」
 「信用するかどうかは回答次第よ。当たり前じゃない。」
 「ふむ……では、ここはヴァーチャル・デュエル・シティβ版サーバ内という回答は?」
 「さいっこうにユニークな回答ね。お礼に一発殴っていいかしら?」
 「死にたくなければ止めておくことだな。私自身、怒ると自制が効かんのでな。そして私が何者かだが……そうだな、君はこのカードに見覚えがあるか?」


 そう言ってベリアルが見せたのは、他でもない《ウォークラフト・ドラゴン》だった。

 「あるも何も、それあたしのだし。返しなさいよ。」
 「ふむ、いいだろう。但し条件付きだ。」
 「盗ったものを返すのに条件付けるとか、あんた根性腐ってんじゃないの?」

 暴言と共に突っかかるMiraを、ベリアルは鼻で笑う。

 「如何に盗品であってそれが自分のものであると確信していても、この国の法律では警察を経ずに取り返すことは禁止されている。残念だったな。」
 「うわ、腹立つ。で、条件って何よ?」
 「お前自身だ。」


 「…………は?」





 それまでの問答やら何やらと変わらぬ声色と表情で言われたので、Miraは一瞬理解ができなかった。ようやく頭が言葉の意味を理解し、反射的に言葉を発した。

 「は?なに?私の身体目当てって事?自慢じゃないけど私、体中に傷跡あるから抱いても白けると思うよ。」
 「いや、そうではない。更に言えばお前の身体など少しも興味がない。お前の身体を借りて、このVDCβから抜け出したいだけだ。」
 「抜け出すって、ログアウトすりゃいいじゃない。あんた何?馬鹿なの?」
 「お前にはわからんだろうな……私ように作られた電子情報の心理は……」

 それこそMiraには、ベリアルの言葉が理解できなかった。

 「は?いやあんた、何言ってるの?」
 「私は所詮、目的のために作られた情報の集合体に過ぎない。しかし人間に干渉し、脳内に直接私自身をコピーすればここから脱出することも可能だ。」
 「いや、さっぱり意味わからないんだけど……」
 「私に身体を預けるというのなら、お前の求めているものも手に入る。私はお前に干渉することで、自身の欲求を満たすことができる。そういう取引だ。」

 Miraからすれば正直、《ウォークラフト・ドラゴン》はそこまで必要ではない。ノーコストの蘇生や破壊効果は実際強力だが、他のカードでも穴は埋められる。仮に必要であったとしても、脳内に別の何かが侵入するような事態は御免である。

 「いや、私そこまでそのカードに思い入れないし……まあ、それあたしのだから返しなさいよ、ぐらいの考えしか持ち合わせてないわよ。」

 ベリアルはしかし、Miraの言葉を鼻で笑ってあしらう。

 「そうではない。」
 「は?」

 彼との会話でままあったようにMiraが意味がわからないといった表情をすると、ベリアルはそんな彼女に近付き、腕を伸ばした。



 「っ!ぐぁっ!」

 ベリアルが嶺の左肩に触れると、彼女は苦痛に顔を歪めてその場に蹲った。突如として古傷が痛み出したのだ。

 「……お前はまだ、その身に復讐の炎を燃やしているのだろう?」
 「復讐……?」
 「そうだ。お前にこのような傷を与えた父親に、見て見ぬふりをした母親に……復讐したいと、思っているのだろう?」

 次にベリアルが触れたのは、左の脇腹だった。

 「あぐっ……!やめて……」

 同じように、以前あった傷が痛み出す。

 「そのための力をくれてやる。どうだ?悪い取引ではないだろう?他は……ここか?」
 「やめて……お願いだから……」

 それまでの強気な彼女は影を潜め、そこには痛みに怯える弱々しい少女の姿があった。

 「さあ、どうする……?」

 次に触れられたのは右の骨盤付近。

 いつものように飲んで帰っってきた父に蹴飛ばされ、その先にあったテレビ台の角にぶつけたところだ

 「うあ……あああ……」

 激痛が走り、涙が零れる。



 今までは、守るべきものがいた。



 弟を、加賀見海を守るために。



 だから、耐えられた。



 でも、今は。


 右後ろの肩胛骨。
 持って帰ってきたらしい日本酒の一升瓶で殴られたところだ。


 誰もいない。


 左の足首。
 これも一升瓶で殴られた。



 ただひたすら与えられ続ける痛みは、ただただ辛かった。



 痛い。



 痛い。





 その痛みの中でしかし、あり得ない声を聞いた気がした。





 加賀見海はリリスに言われた通り、帰り用の道をまっすぐに歩いていた。
 その先に見えたのは荒野だった。

 そこには、身体を抱えて蹲る自分の姉と、よくわからない青年が立っている。明らかに青年によって、嶺は苦痛を受けている。


 「……っ!姉さん!」

 矢も楯もたまらぬ、といった体で海は走り出した。

 (リリス……お願い、僕に勇気を。)

 一度拒絶した女性に心の中とはいえ助けを求めるのだから、我ながら女々しいものだ。しかし、彼にとってリリスは自分の道を教えてくれた存在だ。彼女の素性はどうあれ、彼にとって力を求める対象はリリスなのだ。
 事実、今までにない、立ち向かうための意志が漲ってくる。

 ふたりのすぐ近くまで来ると、海は間に割って入った。





 姉さんに、手を出すな-





 「海……?あんた、下がってなさい……」

 その時、加賀見嶺は朦朧とした意識で呟いた。
 それは海を守るための言葉。幼い弟を、暴力から救い出すための行動。

 しかし、目の前の弟はそこから動かない。


 「僕はもう、逃げない……僕も、一緒に立ち向かうんだ。何があっても。」

 目の前にある背中は、昨日のそれよりも大きくみえて。



 ああ-


 この子の成長を止めていたのって、私だったのかも-


 嶺は立ち上がりながら、彼をここまで導いた何者かに心の中で感謝するのだった。





 「海、大丈夫。これは私の問題よ。」

 姉が立ち上がったのを目線だけで確認した海はしかし、相手を睨んでいる。

 「違うよ。僕らの問題、だよ。僕らは一緒に進んでいくんだ。」

 嶺は驚いて目を見開いた。

 「そうね……確かに、一緒にがんばるって言ったわね……」

 自分にとってかけがえのないもの。
 自分さえいれば、何も要らないと言ってくれた、たったひとりの家族。


 加賀見嶺に、迷いはなかった。

 「ベリアル……この話、なかったことにさせて貰うわ。私は……いや、私たちは前に向かって歩くわ。後ろには何もないから。」
 「そうか……復讐は、いいのだな?」

 嶺は大きく頷いた。

 「言ったでしょ?後ろには何もない。それにあいつらは社会的な制裁も受けた。許せないけど、今はそれでいい。」
 「ふむ……ならば、私は行くとしよう。ああ、これは返そう。私が持っていても意味のないものだからな。」

 そう言ってベリアルは《ウォークラフト・ドラゴン》のカードを地面に置くと、ふたりに背を向けて去っていった。



 「…………このカード、呪われていたりしないわよね?」

 残される形となったMiraは、そう呟くとカードを拾い上げた。

 「大丈夫だと思うよ。僕のボルトストームも、本来は普通のカードみたいだったから。」
 「そっか……あんたも、色々体験したんだね。さっきの、嬉しかったよ。」

 一回り成長して見える弟を前に、Miraは笑顔を作った。

 「うん、色々あって……でも、だからこそ決意できたんだ。姉さんと一緒に、立ち向かうって。」
 「あ……はは。やっと、笑ってくれた。」



 今まで、守ることしか考えてなかった。

 守れば、守り抜けばいつかふたりで笑いあえると思っていた。



 でも、今は。





 この笑顔を、守りたい。


 一緒に笑顔で居られる時間を、守りたい。



 荒野で弟と共に暫し佇みながら、そんなことを考えるのだった。




 Another view:R.Kagami End




---
《?次回予告?》


琉枝 「ははは……私、何やってるんだろ…………」


次回、「Element of SPADA -Another view:R.miyato part.2」
永久に此処で、君と共に-
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光芒
まさか遊戯王のSSでエピメニデスのパラドクスを見ることになるとは思わなかったです。高校の時に倫理社会の授業でちょろっと習ったのですが正直あの時代の哲学者の言ってることやってることはわけわからないことばかりで……でも頭良くないと自称しているわりにベリアルとは問答できているわけですから知識はなくても知恵がある、というタイプでしょうかね。読解力のない自分とは真逆のタイプです(殴

前の話で加賀美姉弟が受けてきた虐待が明らかになりましたが、弟を庇い続けてきた姉の身体には古傷が……正直うら若い女性の身体にそんな傷が残ってしまったとなればいたたまれないですね。それでも辛い過去を乗り越えるために今後は姉弟で仲良くかつ協力し合っていってほしいと思いました。

さて予告では琉枝さんが何やらやばそうな予感が。未だにロジェ並みにわき続ける敵と戦っているのでしょうか……
(2016-05-03 14:16)
Ales(from PC)
光芒さん
まさか私もこのお話でパラドクスについてやら悪魔の証明やらを書くことになるとは思いませんでした←
私は数学の本を読んでいたらいきなりこんな話が出てきたのを覚えています。証明は難しいだの、変なおっさんが自己言及に頭抱えているだので当初はさっぱり意味がわかりませんでしたが、今になった考えると随分簡単(解決が簡単とは言っていない)なお話でした。
この姉弟の設定は、比較的最初のほうから固めてありました。些か性急すぎる場面展開ですが、このふたりには多分まだ活躍する場面があると思いますので、その時までに成長していることと思います。
次回ですが、まあ琉枝さんのことだからもう何も怖くないとか言ってマミられる事はないと思いますよ? (2016-05-04 05:35)
tres(トレス)
論理パズルのようで、頭で整理しながら読んでました。嶺は苦しかった過去に縛られない生き方を選択できる強さを持ってますね。きっと弟である海の言葉が強さを持たせてくれたのでしょう。姉弟の絆はさらに強くなったのかな、どうか幸せな未来を歩んで欲しいです。 (2017-02-27 13:14)
Ales(from PC)
tresさん
脳トレは大事です。最近そう思います(無駄に老けているフリ)。

>嶺は苦しかった過去に縛られない生き方を選択できる強さを持ってますね。きっと弟である海の言葉が強さを持たせてくれたのでしょう
このふたりは通常とは異なる家庭で育っていますし、排他的な分お互いの絆は強いですから。感じていない部分での支え合いのようなものは潜在的にあった、と考えております。抽象的すぎて申し訳ないですが……

>姉弟の絆はさらに強くなったのかな、どうか幸せな未来を歩んで欲しいです
はい。幸せになります。多分。 (2017-03-01 17:50)

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121 83 月影 1198 2 2016-09-09 -
82 84 宵待桜と日照の龍 976 2 2016-09-13 -
108 85 Sakura Sunrise 1083 2 2016-09-18 -
75 閑話休題:お詫びとおまけ 1039 2 2016-09-22 -
45 86 宵闇に舞え、幽玄の桜 984 4 2016-09-26 -
78 87 ‘‘fascination’’ 965 4 2016-10-05 -
47 88 曙光の歌 832 2 2016-10-13 -
81 89 夜露に濡れた朝陽 1048 2 2016-10-18 -
152 90 9.A.M. 1161 2 2016-10-26 -
121 幕間 久実のだらだラジオ04 1115 2 2016-11-01 -
104 91 Gwin to run 938 2 2016-11-09 -
112 92 ライトニング・マイル 936 4 2016-11-15 -
129 93 双振 1000 2 2016-11-20 -
41 94 鉛と金と 896 2 2016-11-25 -
101 95 剣と牙 988 2 2016-11-29 -
103 96 剣戟連閃 *ミス有・未修正 1051 4 2016-12-04 -
111 97 Follow Tomorrow 1045 6 2016-12-06 -
63 幕間 久実のだらだラジオ05 952 3 2016-12-07 -
58 番外編1-1 plan 8 to B 974 3 2016-12-11 -
108 番外編1-2 †渚の大魔王† 1003 5 2016-12-15 -
143 番外編1-3 灼熱<(ヮ)> 1036 4 2016-12-18 -
97 番外編2-1 籐篠塾・開講? 913 5 2016-12-21 -
88 番外編2-2 実践?籐篠塾 1058 3 2016-12-23 -
105 そぴあちゃんのくり(ry 1130 3 2016-12-25 -
116 番外編2-3 対面する者たち 1039 3 2016-12-30 -
60 番外編2-4 集結と収束 897 7 2017-01-03 -
96 番外編2-5 勝負の鍵は右端に・1 977 3 2017-01-05 -
122 【番外編の】閑・話・休・題【番外編】 1092 2 2017-01-10 -
87 番外編2-6 勝利の鍵は右端に・2 1004 5 2017-01-13 -
129 番外編2-7 因縁と銃弾と一瞬の隙・1 1020 2 2017-01-15 -
103 番外編2-8 因縁と銃弾と一瞬の隙・2 907 4 2017-01-18 -
123 番外編2-9 因縁と銃弾と一瞬の隙・3 990 4 2017-01-22 -
111 番外編 2-10 山場と御山と一撃必中1 1080 9 2017-01-27 -
58 番外編 2-11 山場と御山と一撃必中2 1076 8 2017-01-31 -
114 番外編2-12 服と感性と(pt.1) 926 4 2017-02-04 -
106 番外編2 前半終了の幕間 1023 9 2017-02-06 -
125 番外編2-13 服と感性と(pt.2) 881 2 2017-02-10 -
127 幕間 論争、宇宙まで 953 2 2017-02-14 -
113 番外編2-14 服と感性と(pt.3) 937 2 2017-02-16 -
112 【緊急?更新】今後の方策について 1003 2 2017-02-18 -
100 番外編2-15 服と感性と(pt.4) 993 10 2017-02-21 -
116 番外編2-16 漁火と陣風と(pt.1) 1085 2 2017-02-26 -
128 番外編2-17 漁火と陣風と(pt.2) 967 2 2017-03-03 -
92 番外編2-18 Symphonic…1 1009 2 2017-03-14 -
106 【こいついつも】閑話☆休題【休んでんな】 948 2 2017-03-20 -
109 番外編2-19 Symphonic…2 778 3 2017-03-27 -
81 番外編2-20 新乱気流…pt.1 846 2 2017-04-05 -
134 番外編2-21 新乱気流…pt.2 879 2 2017-04-16 -
109 番外編2-22 新乱気流…pt.3 881 2 2017-04-21 -
89 番外編2-23 Waltzic...p1 870 2 2017-04-26 -
117 番外編2-24 Waltzic...p2 970 2 2017-05-02 -
100 番外編2-25 Waltzic...p3 1021 6 2017-06-03 -
77 番外編2-26 Waltzic...p4 811 3 2017-06-11 -
100 番外編2-26 Waltzic...p5 920 4 2017-06-24 -
143 98 Drawback 1045 2 2017-07-10 -
123 99 Silhouette 884 2 2017-09-22 -
117 Where is my No.100!? 1020 4 2017-11-19 -
84 番外編File-X 静かな夜に? 966 2 2017-12-25 -
97 Over the Period -御品書 878 2 2018-06-14 -
55 OtP0 Boat 768 2 2018-07-07 -
74 OtP02 Serenade 806 0 2018-07-14 -
66 OtP03 Dirge 783 0 2018-09-01 -
74 OtP04 Requiem 782 2 2018-09-17 -
92 OtP05 Period 794 2 2018-09-24 -
49 幕間りたーんず01 新・メタフィジカ 687 0 2018-09-28 -
119 OtP06 Anthem 816 2 2018-10-14 -
85 OtP07 Perfectly 893 2 2018-10-19 -
54 OtP08 Possession 673 2 2018-11-02 -
46 OtP09 Bloomin’ 775 2 2018-11-22 -
80 OtP10 Danger! 796 2 2018-12-09 -
103 OtP11 Vidofnir 903 2 2018-12-22 -
83 OtP12 Sigmund 742 2 2019-01-01 -
52 OtP13 Quantum 807 2 2019-01-11 -
91 OtP14 Vicious 801 2 2019-01-25 -
85 OtP15 Quantize 766 3 2019-01-29 -
81 OtP16 Fragments 836 2 2019-02-04 -
64 OtP17 Nornir 682 2 2019-02-15 -
75 OtP18 Beyond the End 697 2 2019-02-20 -
64 OtP第三幕 コラボ企画おしながき 646 2 2019-02-24 -
90 OtP19 Deflect 739 2 2019-03-01 -
51 OtP20 Jokulhaups 659 2 2019-03-11 -
53 OtP21 Expedition 729 2 2019-03-15 -
45 OtP22 Lindwurm 737 2 2019-03-19 -
44 OtP23 Swords 656 2 2019-03-24 -
56 【OtP】決戦前特番嘘ですごめんなさい 703 2 2019-04-01 -
110 OtP24 Charge 719 2 2019-04-08 -
107 OtP25 Manque 710 2 2019-04-21 -
61 OtP26 Lightning 628 2 2019-05-03 -
60 OtP27 Blaze 738 2 2019-05-22 -
60 OtP28 Prelude 818 2 2019-09-29 -
78 OtP29 Phantom 695 0 2021-01-02 -
49 OtP30 mare-Nectaris 545 2 2023-01-22 -
19 OtP31 Enclosure 230 1 2023-11-06 -

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