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002―6人目の器― 作:青き眼の俺氏
「誰だよ、お前…?」
遊紀が尋ねると、男は眼鏡を上げて答えた。
「ランディ・アストロン。先の世界徴兵で最後まで残った人間の一人さ」
「…世界徴兵…?」
「…知らないのか?」
「ああ。デッキを手にした時から、記憶がないんだ…」
「…記憶喪失か…。じゃあちょっと長くなるけど、話しておきたいことがあるんだ」
ランディは遊紀を、スリーパーズがいたビルの中へと連れ込んだ。
「今、世界が滅びようとしてるのは知ってるよね? …さっき言った世界徴兵っていうのは、その滅亡を止めるためのデュエリストを集めるためのものだったんだ」
「滅亡を止めるデュエリスト?」
「ああ。予言の書にはこう書いてある。『風・地・水・炎・光・闇の6つの生贄が集いし時、影は滅び、侵攻は止まる』って。…その6つの生贄が、6人のデュエリストだったんだ」
「…じゃあ…お前は…」
「うん。僕は地の生贄だった。…予言の書にはこうも書いてあるんだ。『侵攻を止める6つの生贄は、その魂を召喚せし時、その眼輝く』…。僕のキーカードを使う時、僕の目は黒く光った」
ランディは立ち上がり、デッキを遊紀の顔の前に突き付ける。
「世界徴兵ではデュエリストは5人しか見つからなかった。風の生贄だ。さっきのデュエルを途中から見させてもらったけれど…もしかしたら、君が風の生贄かもしれない。…見させてもらっていいかな?」
遊紀にとっても、世界を滅亡から救うための手段ならば、否定しないわけがなかった。先ほどの男とは違い、ランディは生贄以外の人間が知る由もない情報を話してくれた。信じずに世界を滅ぼすなんてことは、絶対に嫌だ。
「ああ。いいぜ!」
「そう来ると思った。行くよ、デュエル!」
「デュエル!」
「先攻は僕が貰うよ。僕は手札から《地層賢者ジュラ》を特殊召喚。ターンエンド」
「行くぜ、俺のターン、ドロー! 俺は手札から《鎖を解くQC》を通常召喚! そして隣のモンスターゾーン1つを封印する! …早速だが行かせてもらうぜ! 《鎖を解くQC》で解放召喚! 風よりも速き魔法戦士よ! 封印を解かれた今、フィールドに嵐を巻き起こせ! 解放召喚! 《ソニカル・パラディン》!」
その時、またしても遊紀の目は緑色に光った。
「…解放召喚の使い手…やっぱりそうか…」
「《ソニカル・パラディン》でジュラに攻撃! 手札の《剣を持つQC》を捨てることで、もう1度攻撃だ!」
「くっ…ダメージ3000か…。効くね…っ!」
「俺はカードを1枚セットしてターンエンドだ!」
「僕のターン、ドロー。…君が始めたなら、僕も始めさせてもらうよ! 僕はフィールド魔法《地層》を発動! 手札の《地層賢者ハクア》を捨てることで、デッキから2枚目のジュラを手札に加える! そしてジュラを特殊召喚! さらにジュラをリリースし、《地層賢者チバ》を通常召喚! チバの効果で墓地のジュラを特殊召喚するよ! …僕はジュラとハクアでチューニング!」
「チューニング!?」
「大地の魂宿りし賢者よ、大いなる力を我が掌中に! レベル10、S召喚! 《大地層賢者カンブリア》!」
ランディの目は、彼の宣言通り黒く光っていた。だが遊紀には、それよりもなお驚かなければならないことがあった。
「攻撃力…4000!?」
「カンブリアで《ソニカル・パラディン》に攻撃!」
「なっ…!」
遊紀にとって、キーカードである《ソニカル・パラディン》が破壊されることは敗北を意味していた。巻き返す手段は…。
「…そうだ…!」
「ん? どうしたの?」
「ダメージステップ! 俺はセットしたこのカードを発動するぜ! 《クイック・バトル》!」
「《クイック・バトル》だって!?」
「俺の《ソニカル・パラディン》の攻撃力は、守備力分アップする! 攻撃力は4500だ!」
「このタイミングで上げてくるとは…さすがだね…! でも、カンブリアはまだ効果がある! 《ソニカル・パラディン》を破壊する!」
「なっ…そんな…!」
「…でも何もできない…僕はターンエンドだ…」
「…俺のターン、ドロー! …よし…! 手札の《矢を放つQC》を通常召喚! 攻撃だ!」
「ぐっ…あああ!」
「決まったぜ! 俺はもう止められない!」
デュエルを終えたランディは、相変わらず不敵な笑みを浮かべ、こう言った。
「…やっぱりね…。やっぱり君、風の生贄だったよ」
「…俺が?」
「うん。…そうと決まれば、出かけないと」
「出かける?」
「決まってるじゃん。僕達以外の4人の生贄を、探しに行かないと」
遊紀が尋ねると、男は眼鏡を上げて答えた。
「ランディ・アストロン。先の世界徴兵で最後まで残った人間の一人さ」
「…世界徴兵…?」
「…知らないのか?」
「ああ。デッキを手にした時から、記憶がないんだ…」
「…記憶喪失か…。じゃあちょっと長くなるけど、話しておきたいことがあるんだ」
ランディは遊紀を、スリーパーズがいたビルの中へと連れ込んだ。
「今、世界が滅びようとしてるのは知ってるよね? …さっき言った世界徴兵っていうのは、その滅亡を止めるためのデュエリストを集めるためのものだったんだ」
「滅亡を止めるデュエリスト?」
「ああ。予言の書にはこう書いてある。『風・地・水・炎・光・闇の6つの生贄が集いし時、影は滅び、侵攻は止まる』って。…その6つの生贄が、6人のデュエリストだったんだ」
「…じゃあ…お前は…」
「うん。僕は地の生贄だった。…予言の書にはこうも書いてあるんだ。『侵攻を止める6つの生贄は、その魂を召喚せし時、その眼輝く』…。僕のキーカードを使う時、僕の目は黒く光った」
ランディは立ち上がり、デッキを遊紀の顔の前に突き付ける。
「世界徴兵ではデュエリストは5人しか見つからなかった。風の生贄だ。さっきのデュエルを途中から見させてもらったけれど…もしかしたら、君が風の生贄かもしれない。…見させてもらっていいかな?」
遊紀にとっても、世界を滅亡から救うための手段ならば、否定しないわけがなかった。先ほどの男とは違い、ランディは生贄以外の人間が知る由もない情報を話してくれた。信じずに世界を滅ぼすなんてことは、絶対に嫌だ。
「ああ。いいぜ!」
「そう来ると思った。行くよ、デュエル!」
「デュエル!」
「先攻は僕が貰うよ。僕は手札から《地層賢者ジュラ》を特殊召喚。ターンエンド」
「行くぜ、俺のターン、ドロー! 俺は手札から《鎖を解くQC》を通常召喚! そして隣のモンスターゾーン1つを封印する! …早速だが行かせてもらうぜ! 《鎖を解くQC》で解放召喚! 風よりも速き魔法戦士よ! 封印を解かれた今、フィールドに嵐を巻き起こせ! 解放召喚! 《ソニカル・パラディン》!」
その時、またしても遊紀の目は緑色に光った。
「…解放召喚の使い手…やっぱりそうか…」
「《ソニカル・パラディン》でジュラに攻撃! 手札の《剣を持つQC》を捨てることで、もう1度攻撃だ!」
「くっ…ダメージ3000か…。効くね…っ!」
「俺はカードを1枚セットしてターンエンドだ!」
「僕のターン、ドロー。…君が始めたなら、僕も始めさせてもらうよ! 僕はフィールド魔法《地層》を発動! 手札の《地層賢者ハクア》を捨てることで、デッキから2枚目のジュラを手札に加える! そしてジュラを特殊召喚! さらにジュラをリリースし、《地層賢者チバ》を通常召喚! チバの効果で墓地のジュラを特殊召喚するよ! …僕はジュラとハクアでチューニング!」
「チューニング!?」
「大地の魂宿りし賢者よ、大いなる力を我が掌中に! レベル10、S召喚! 《大地層賢者カンブリア》!」
ランディの目は、彼の宣言通り黒く光っていた。だが遊紀には、それよりもなお驚かなければならないことがあった。
「攻撃力…4000!?」
「カンブリアで《ソニカル・パラディン》に攻撃!」
「なっ…!」
遊紀にとって、キーカードである《ソニカル・パラディン》が破壊されることは敗北を意味していた。巻き返す手段は…。
「…そうだ…!」
「ん? どうしたの?」
「ダメージステップ! 俺はセットしたこのカードを発動するぜ! 《クイック・バトル》!」
「《クイック・バトル》だって!?」
「俺の《ソニカル・パラディン》の攻撃力は、守備力分アップする! 攻撃力は4500だ!」
「このタイミングで上げてくるとは…さすがだね…! でも、カンブリアはまだ効果がある! 《ソニカル・パラディン》を破壊する!」
「なっ…そんな…!」
「…でも何もできない…僕はターンエンドだ…」
「…俺のターン、ドロー! …よし…! 手札の《矢を放つQC》を通常召喚! 攻撃だ!」
「ぐっ…あああ!」
「決まったぜ! 俺はもう止められない!」
デュエルを終えたランディは、相変わらず不敵な笑みを浮かべ、こう言った。
「…やっぱりね…。やっぱり君、風の生贄だったよ」
「…俺が?」
「うん。…そうと決まれば、出かけないと」
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