海の中は大騒ぎ／第６話　本当の正義　作：BLUE忍者

＊「お……！　………ぃお！　カイ夫！」

　あれ？　少し眠ってたみたいだ。

ひょうすべ「デュエルでお前のカードが破壊されたからってなんでお前が倒れるんだよ！」

カイ夫「あっ。　すいません、なんとなく」

Sカッパー「何なんだお前ら……」

ひょうすべ「よっしゃ！　俺の攻撃だ！」

サイコ・カッパーLP2300→600

Sカッパー「まずいな……。　ドロー！」

　そこでサイコ・カッパーは、あからさまな笑顔を浮かべた。

Sカッパー「……そういえばお前ら、気付いてるか？　普段より体が軽いことに」

カイ夫「言われてみれば……確かに」

Sカッパー「だろ？　それはフィールド効果ってやつだ」

　サイコ・カッパーは半端なくドヤ顔で続けた。

Sカッパー「それを使いこなせた者がデュエルを制するのさ！　スパイクシードラ召喚！！」ﾃﾞﾃﾞｯﾃﾞﾃﾞｰﾃﾞﾚﾃﾞｰﾃﾞﾚﾃﾞｯﾃﾞｰﾝ

ひょうすべ「うわああーー！」

ひょうすべATK1700VSスパイクシードラATK1800

カイ夫LP3400→3300

カイ夫「ドロー。　モンスターをセットしてエンド」

Sカッパー「手も足も出ないってか～？　おら！　カクタス召喚！　セットモンスターを破壊だあ！」

カクタスATK1900VSヒトデンチャクDEF900

Sカッパー「攻撃だあ！」

カイ夫LP3300→1500

カイ夫（僕に力を……）「ドロー！」

カイ夫「……俺の勝ちだ。　サイコ・カッパー」

Sカッパー「はっ！　ほざいてな！」

カイ夫「海竜神さま！　力を貸してください！　召喚！」

海竜神「ギャーース！！」

海竜神ATK2000VSスパイクシードラATK1800

サイコ・カッパーLP600→400

カイ夫「ターンエンドです！」

Sカッパー（まずいまずいまずい……ドロォォォ！）

Sカッパー「＼（＾o＾）／」

カイ夫「よしっ！　恍惚の人魚を召喚！　バトルだ！」

海竜神ATK2000VSカクタスATK1900

サイコ・カッパーLP400→300

ひょうすべ「よし！　いいぞカイ夫！　とどめだー！」

Sカッパー「う、うわああぁぁ！　ゆ、許してくれ！　もう宝なんか狙わないから！」

カイ夫「えっ。　ホント？」

Sカッパー「ほんとだよー。　だから見逃してくれ！」

ひょうすべ「だまされるなカイ夫！　そいつが反省するわけねえだろ！」

　ど、どうしよう……。