交流(共通)
メインメニュー
クリエイトメニュー
- 遊戯王デッキメーカー
- 遊戯王オリカメーカー
- 遊戯王オリカ掲示板
- 遊戯王オリカカテゴリ一覧
- 遊戯王SS投稿
- 遊戯王SS一覧
- 遊戯王川柳メーカー
- 遊戯王川柳一覧
- 遊戯王ボケメーカー
- 遊戯王ボケ一覧
- 遊戯王イラスト・漫画
その他
遊戯王ランキング
注目カードランクング
カード種類 最強カードランキング
● 通常モンスター
● 効果モンスター
● 融合モンスター
● 儀式モンスター
● シンクロモンスター
● エクシーズモンスター
● スピリットモンスター
● ユニオンモンスター
● デュアルモンスター
● チューナーモンスター
● トゥーンモンスター
● ペンデュラムモンスター
● リンクモンスター
● リバースモンスター
● 通常魔法
永続魔法
装備魔法
速攻魔法
フィールド魔法
儀式魔法
● 通常罠
永続罠
カウンター罠
種族 最強モンスターランキング
● 悪魔族
● アンデット族
● 雷族
● 海竜族
● 岩石族
● 機械族
● 恐竜族
● 獣族
● 幻神獣族
● 昆虫族
● サイキック族
● 魚族
● 植物族
● 獣戦士族
● 戦士族
● 天使族
● 鳥獣族
● ドラゴン族
● 爬虫類族
● 炎族
● 魔法使い族
● 水族
● 創造神族
● 幻竜族
● サイバース族
● 幻想魔族
属性 最強モンスターランキング
レベル別最強モンスターランキング
レベル1最強モンスター
レベル2最強モンスター
レベル3最強モンスター
レベル4最強モンスター
レベル5最強モンスター
レベル6最強モンスター
レベル7最強モンスター
レベル8最強モンスター
レベル9最強モンスター
レベル10最強モンスター
レベル11最強モンスター
レベル12最強モンスター
デッキランキング
第2話 放課後は怒りとともに 作:イベリコ豚丼
1週間後―――
「どうだ宗介?そろそろエクストラデッキの使い方も解ってきたか?」
「はい、おかげさまで。…ところで、どうして鶴岐さんは毎日ここを掃除してるんですか?」
そうなのだ、今俺達はまた北校舎裏自転車置場前を掃除しているのだ。
「…こないだ結局掃除サボっちまったからな。今週いっぱいは残業なんだよ。」
「カードの事ばっかり考えて仕事忘れるなんて鶴岐さんはあれですか、馬鹿なんですか」
「誰が馬鹿だ!てめぇあれだぞ!馬鹿って言う方が馬鹿なんだぞ!」
「その返しが既に馬鹿っぽいですけどね」
そういって宗介はクスリと笑う。
「元はといえばお前のせいだろうが。まぁ…関わったのは俺の責任だが」
というか殆ど俺の責任だ。宗介は目の前でデッキを広げただけ。気づいたら時間が過ぎていた。多分久しぶりにカードに触れて楽しかったんだろう。でも俺は―――
「あはは、解ってますよ。鶴岐さんに仕事をサボらせてしまったのは僕です。だからこうやって掃除を手伝っているんじゃないですか。…でもあんな風に誰かとデッキを作るのは初めてだったので、楽しくて止められなかったんですよ」
俺の考えを知ってか知らずか、宗介はそんなことを言う。
「…にしても誰かとデッキを作るのは初めてか。相変わらず友達いない発言をさらっとする奴だな」
「ふふふ、僕はデュエルの腕はイマイチですが、友達がいない事に関しては一家言ありますよ」
「そんなことを自慢気に言うな」
「そういう鶴岐さんはどうなんですか?見たところ年齢=友達いない歴と推測しますが」
「せめて彼女にしてくれ…。」
友達、か……。
「そういえば、あの剛田って奴とはどういう関係なんだ?あの3人の中であいつだけお前のこと名前で読んでたが」
「武雄君は幼馴染みですよ。昔はよく一緒にデュエルしたものです」
「…じゃあ何で今はパシリなんかになってんだよ」
「んー、それはちょっと言えませんね。鶴岐さんの昔の話と一緒ですよ」
…どうやら本当に察していたようだ。
やっぱコイツ頭いいな。
「……ふぅ、とりあえずこんなところですか」
「悪いな、手伝ってもらって」
「いえ、自分がしたくてしたことですから。」
そう言いながら宗介は左手に巻いた黄色い腕時計をみる。
時計の針は午後4時を指していた。
「…っと、もうこんな時間ですか」
「ん?あぁそういや今日だったな、毎週恒例パシリデー」
「イベントみたいに言わないで下さいよ…。それに、今日は負けるつもりはありませんから。何たって鶴岐さんと作った最高のデッキですからね」
そう、今の宗介のデッキは一週間前俺と協力して作ったデッキである。
「お前は俺をリスペクトしてるのかしてないのかよく解らんな…」
「うーん、リスペクトはしてませんがリフレクトしたいとは思ってますよ?」
「嫌ってんじゃねぇか、思いっ切り拒否反応起こしてんじゃねぇか」
そんなくだらないことを話していると、向こうから3人組がやって来た。
「よぉう宗介、てめぇから俺を呼び出そうなんざいい度胸じゃねぇか!」
「剛田さんに命令した罪は重いぜ多田野!」
「目に物見せてやって下さい剛田さん!」
「相変わらずあいつら仲良いな」
「まぁ教室でもずっと一緒ですからね。さてと…、じゃあ行ってきますね鶴岐さん」
「おう、かまして来い」
俺は宗介に拳を突き出す。
それに答えるように宗介は拳を合わせる。
「はい、今度こそ勝ってみせますよ」
「宗介、まさかお前俺に勝てると思ってんじゃねぇだろうな」
「まさか、武雄君に勝てるだなんてそんなこと…」
「お前と俺じゃランクが違うんだ!お前は黙って俺にこき使われてりゃいいんだよ!」
「剛田さんの言う通りだぜ!」
「多田野なんかじゃ剛田さんの足元にも及ばねぇぜ!」
「「あっはっはっは!!」」
「あはは…、まぁでも―――勝てないとは思ってないかな?」
ブチィ!
音が聞こえるぐらいの勢いで剛田の血管が切れた気がした。どうやら宗介の言葉は逆鱗にダイレクトアタックしたようだ。
「お、おい、お前剛田さんに何て事を…」
「あ、謝れよ!早く…」
「てめぇ、調子乗ってんじゃねぇぞ宗介ェ!!」
「「ひィィィぃぃぃ!!」」
地面を震わす程の怒鳴り声が響いた。
「いつの間にそんな生意気言うようになりやがった!俺に勝つだぁ?言ってくれるじゃねぇか!!かかって来やがれ!!」
二人は取り出したD-パッドを左腕に装着する。
「「デュエルディスク、セット!D-ゲイザー、セット!」」
『ARビジョン、リンク完了』
「「デュエル!!」」
SOUSUKE LP 4000
―――VS―――
LP 4000 TAKEO
「どうだ宗介?そろそろエクストラデッキの使い方も解ってきたか?」
「はい、おかげさまで。…ところで、どうして鶴岐さんは毎日ここを掃除してるんですか?」
そうなのだ、今俺達はまた北校舎裏自転車置場前を掃除しているのだ。
「…こないだ結局掃除サボっちまったからな。今週いっぱいは残業なんだよ。」
「カードの事ばっかり考えて仕事忘れるなんて鶴岐さんはあれですか、馬鹿なんですか」
「誰が馬鹿だ!てめぇあれだぞ!馬鹿って言う方が馬鹿なんだぞ!」
「その返しが既に馬鹿っぽいですけどね」
そういって宗介はクスリと笑う。
「元はといえばお前のせいだろうが。まぁ…関わったのは俺の責任だが」
というか殆ど俺の責任だ。宗介は目の前でデッキを広げただけ。気づいたら時間が過ぎていた。多分久しぶりにカードに触れて楽しかったんだろう。でも俺は―――
「あはは、解ってますよ。鶴岐さんに仕事をサボらせてしまったのは僕です。だからこうやって掃除を手伝っているんじゃないですか。…でもあんな風に誰かとデッキを作るのは初めてだったので、楽しくて止められなかったんですよ」
俺の考えを知ってか知らずか、宗介はそんなことを言う。
「…にしても誰かとデッキを作るのは初めてか。相変わらず友達いない発言をさらっとする奴だな」
「ふふふ、僕はデュエルの腕はイマイチですが、友達がいない事に関しては一家言ありますよ」
「そんなことを自慢気に言うな」
「そういう鶴岐さんはどうなんですか?見たところ年齢=友達いない歴と推測しますが」
「せめて彼女にしてくれ…。」
友達、か……。
「そういえば、あの剛田って奴とはどういう関係なんだ?あの3人の中であいつだけお前のこと名前で読んでたが」
「武雄君は幼馴染みですよ。昔はよく一緒にデュエルしたものです」
「…じゃあ何で今はパシリなんかになってんだよ」
「んー、それはちょっと言えませんね。鶴岐さんの昔の話と一緒ですよ」
…どうやら本当に察していたようだ。
やっぱコイツ頭いいな。
「……ふぅ、とりあえずこんなところですか」
「悪いな、手伝ってもらって」
「いえ、自分がしたくてしたことですから。」
そう言いながら宗介は左手に巻いた黄色い腕時計をみる。
時計の針は午後4時を指していた。
「…っと、もうこんな時間ですか」
「ん?あぁそういや今日だったな、毎週恒例パシリデー」
「イベントみたいに言わないで下さいよ…。それに、今日は負けるつもりはありませんから。何たって鶴岐さんと作った最高のデッキですからね」
そう、今の宗介のデッキは一週間前俺と協力して作ったデッキである。
「お前は俺をリスペクトしてるのかしてないのかよく解らんな…」
「うーん、リスペクトはしてませんがリフレクトしたいとは思ってますよ?」
「嫌ってんじゃねぇか、思いっ切り拒否反応起こしてんじゃねぇか」
そんなくだらないことを話していると、向こうから3人組がやって来た。
「よぉう宗介、てめぇから俺を呼び出そうなんざいい度胸じゃねぇか!」
「剛田さんに命令した罪は重いぜ多田野!」
「目に物見せてやって下さい剛田さん!」
「相変わらずあいつら仲良いな」
「まぁ教室でもずっと一緒ですからね。さてと…、じゃあ行ってきますね鶴岐さん」
「おう、かまして来い」
俺は宗介に拳を突き出す。
それに答えるように宗介は拳を合わせる。
「はい、今度こそ勝ってみせますよ」
「宗介、まさかお前俺に勝てると思ってんじゃねぇだろうな」
「まさか、武雄君に勝てるだなんてそんなこと…」
「お前と俺じゃランクが違うんだ!お前は黙って俺にこき使われてりゃいいんだよ!」
「剛田さんの言う通りだぜ!」
「多田野なんかじゃ剛田さんの足元にも及ばねぇぜ!」
「「あっはっはっは!!」」
「あはは…、まぁでも―――勝てないとは思ってないかな?」
ブチィ!
音が聞こえるぐらいの勢いで剛田の血管が切れた気がした。どうやら宗介の言葉は逆鱗にダイレクトアタックしたようだ。
「お、おい、お前剛田さんに何て事を…」
「あ、謝れよ!早く…」
「てめぇ、調子乗ってんじゃねぇぞ宗介ェ!!」
「「ひィィィぃぃぃ!!」」
地面を震わす程の怒鳴り声が響いた。
「いつの間にそんな生意気言うようになりやがった!俺に勝つだぁ?言ってくれるじゃねぇか!!かかって来やがれ!!」
二人は取り出したD-パッドを左腕に装着する。
「「デュエルディスク、セット!D-ゲイザー、セット!」」
『ARビジョン、リンク完了』
「「デュエル!!」」
SOUSUKE LP 4000
―――VS―――
LP 4000 TAKEO
現在のイイネ数 | 89 |
---|
↑ 作品をイイネと思ったらクリックしよう(1話につき1日1回イイネできます)
同シリーズ作品
イイネ | タイトル | 閲覧数 | コメ数 | 投稿日 | 操作 | |
---|---|---|---|---|---|---|
54 | 第1話 出会いは紅葉の中で | 973 | 2 | 2016-02-14 | - | |
89 | 第2話 放課後は怒りとともに | 850 | 2 | 2016-02-17 | - | |
54 | 第3話 勝負はいつも裏表 | 855 | 4 | 2016-02-18 | - | |
91 | 第4話 ヒーローは遅れてやって来る | 816 | 2 | 2016-02-20 | - | |
87 | 第5話 強さは独りを嫌う | 991 | 2 | 2016-02-25 | - | |
71 | 第6話 転職清掃員 | 785 | 4 | 2016-02-27 | - | |
49 | 第7話 聞き耳使用人 | 823 | 4 | 2016-03-09 | - | |
107 | 第8話 有能メイド | 947 | 4 | 2016-03-12 | - | |
86 | 第9話 囚われお姫様 | 832 | 3 | 2016-03-13 | - | |
97 | 第10話 新生希望風 | 974 | 4 | 2016-03-22 | - | |
103 | 第11話 事件前日 | 775 | 2 | 2016-03-23 | - | |
91 | 第12話 事件の火種 | 851 | 4 | 2016-03-26 | - | |
63 | 第13話 事件勃発 | 755 | 3 | 2016-04-05 | - | |
106 | 第14話 事件の入口 | 854 | 3 | 2016-05-01 | - | |
91 | 第15話 事件の裏側 | 853 | 3 | 2016-05-27 | - | |
179 | お知らせ:報告と残酷と慟哭 | 1450 | 4 | 2017-04-23 | - |
更新情報 - NEW -
- 2024/03/23 新商品 QUARTER CENTURY CHRONICLE side:PRIDE カードリスト 追加。
- 04/18 13:10 評価 9点 《デストーイ・ハーケン・クラーケン》「対象墓地送り除去を引っ提…
- 04/18 12:54 評価 4点 《メタル化寄生生物-ソルタイト》「総合評価:《氷結界》から《ゲ…
- 04/18 12:45 評価 9点 《エヴォルダー・リオス》「レベル・種族を変更する効果は変更可能…
- 04/18 12:44 SS 3話 初陣、タッグデュエルにて②
- 04/18 12:43 評価 9点 《デストーイ・サーベル・タイガー》「デストーイ蘇生能力を持つデ…
- 04/18 12:33 評価 8点 《ウィッチクラフトマスター・ヴェール》「【ウィッチクラフト】の…
- 04/18 12:25 評価 9点 《多様進化》「エヴォル2種族のサーチカード。 エヴォル自体には…
- 04/18 11:34 評価 1点 《闇・エネルギー》「OCG黎明期に登場した、特定の種族の打点を300…
- 04/18 11:31 評価 8点 《エヴォルド・メガキレラ》「スネークアイに対応したレベル1の炎…
- 04/18 10:55 評価 5点 《地帝グランマーグ》「アドバンス召喚時の効果を持つ《帝》モンス…
- 04/18 10:16 評価 1点 《闇・エネルギー》「なんで闇エネルギーなのに悪魔族なんだよ!っ…
- 04/18 06:05 評価 8点 《守護天霊ロガエス》「海外で規制されるほどの格好してる割に性能…
- 04/18 02:01 評価 10点 《汎神の帝王》「帝王魔法罠専用《トレード・イン》 と思ったか…
- 04/18 00:07 評価 1点 《はぐれ者傭兵部隊》「総合評価:制約が厳しすぎて奪えてもほとん…
- 04/17 23:47 評価 9点 《ガガガガンマン》「いわゆる汎用ランク4の1体で、一応《ガガガ》…
- 04/17 23:22 評価 8点 《簡素融合》「《簡易融合》 のバニラ限定版 簡易融合は規制され…
- 04/17 23:06 評価 8点 《ラーの翼神竜》「 これはエジプトの地中深くから開放されたこと…
- 04/17 22:30 評価 10点 《デストーイ・クルーエル・ホエール》「《エッジインプ・サイズ…
- 04/17 22:30 評価 10点 《蕾禍繚乱狂咲》「蕾禍のサーチか手札・墓地・除外状態からの展…
- 04/17 22:28 評価 8点 《ガガガガンマン》「総合評価:後一押しで勝てるデッキなどでは有…
Amazonのアソシエイトとして、管理人は適格販売により収入を得ています。
100%オリカか、それともOCG準拠なのか、どちらにしても楽しみです。 (2016-02-17 20:51)
コメントありがとうございます!
もともとこの話でデュエルまで行くつもりだったのですが、作ってる間に余りにも長くなりすぎたので次に回しました(苦笑)
(2016-02-18 11:09)