第62話 委員長の心のヒーロー　作：マジかっ！

遊斗LP3200手札2
モンスター0
魔法罠
伏せ1

遊斗「くっ…」



⁇LP4000手札3
モンスター
アヴニール・ディマシオンドラゴン
魔法罠
伏せ2枚

⁇「ふっ…」





⁇「俺のターン！[アヴニール・ディマシオンドラゴン]でダイレクトアタック！」

アヴニール・ディマシオンドラゴン
攻撃力4000



遊斗「うわぁぁぁ！！」



遊斗はベッドから落ちた

遊斗「はぁ…はぁ…夢だったのか…」



遊斗は窓から空を見る



遊斗「最近…この夢ばっかりだ…奴はまた来る…」









〜朝〜
池島「よぉ！遊斗！元気かい！」

遊斗「あぁ…元気だよ…」

雪菜「遠足の時の事で…なやんでるの？」

遊斗「まぁね…」

雪菜「元気だしなさいよ！」


バシ！

遊斗の背中を叩いた


遊斗「あぁ…そうだな！元気出さないと！」





〜学校〜
池島「あれ？委員長がいないぞ？いつも一番に来てるのに？」

雪菜「おかしいわね？いつも教室の前で大きな声でみんなにあいさつしてるのに？」

池島「風邪でも引いたのかな？」

モブ生徒「そんなないでしょ。委員長、毎朝乾布摩擦してるみたいよ」

モブ生徒2「委員長、毎朝走ってるの見るけど今日は見なかったな〜」

モブ生徒3「でも数日前から暗そうな顔してたよ」

遊斗「どうゆうことだ？」

池島「まぁとにかく委員長は風邪とか引く人ではないな！」

みんな「そうそう」

ガヤガヤガヤガヤ




先生が来た

先生「今日は委員長風邪だそうだ」


ズテーーーン！！

池島「な…なんだよ…風邪かよ」

雪菜「それしかないよね…」

遊斗「…」

先生「あ、そうだ。池島君…委員長に今日授業で使うプリントを帰りに持ってってくれないか。家近かったよね」

池島「あ…はい」





〜帰り〜
委員長の家


ピンポーン

委員長母「あら池島君」

池島「委員長に今日のプリントを渡しに来ました」

雪菜「委員長大丈夫ですか？」

委員長母「あの子ちょっと熱出ちゃって…明日には行けるはずだわ」

遊斗「委員長によろしく言っといて下さい」









次の日

池島の家に電話がかかってくる

池島「はぁ⁉︎委員長が部屋から出てこない⁉︎分かりました！すぐ行きます！」



〜道〜
雪菜「委員長が⁉︎」

遊斗「部屋から出ない⁉︎」

池島「そうみたいなんだよ…急ごう！」

遊斗「おう！」




委員長の家の外

委員長母「あ、みんな来てくれたのね…」

池島「委員長はなぜ出てこないのです？」

委員長母「知らないの…部屋から出ない！って怒ってるのよ…」

池島「委員長！出てこい！！どうしたんだ！！」

遊斗「いったいどうしたんだろう？」

雪菜「さぁ…？」




ガラガラ！

2階の部屋の窓が開いた


委員長「池島か！！俺になんの様だ！」


遊斗「なんだ⁉︎」

池島「あれ…委員長かよ？」

雪菜「いつもと様子が違うような…」

遊斗「委員長って確か…」





池島「委員長おはよう〜」

委員長「おはようございます！池島君！」

雪菜「委員長おはよう〜」

委員長「おはようございます！雪菜さん！今日のテスト頑張りましょう！」

遊斗「委員長おはよう〜」

委員長「遊斗君！今日のテストの勉強をしましたか？宿題しましたか⁉︎」







池島「あのおせっかいな委員長なのになんだあれ…」

委員長母「あの子家に帰るとあんな感じになっちゃうのよ…でもちゃんと学校には行くのになんでかしら…？」


遊斗「変な性格だな…」

池島「委員長！学校行こうぜ！その様子じゃ元気そうだな！」


委員長「あぁん！俺とデュエルで勝ったら学校に行ってやる！」


雪菜「何でそうなるのよ…」

遊斗「早く行かないと学校遅刻するぞ〜！」


委員長「とにかくデュエルしろ！遊斗！貴様とデュエルだ！！」

遊斗「何で俺なんだよ！」

池島「委員長！俺が相手になってやる！」

遊斗「池島？」

池島「委員長とは昔からの仲だ…俺がやってやる！」

委員長「いいだろう！」

池島「俺が勝ったら学校へ来い！」

委員長「いいだろう！」



雪菜「池島と委員長って昔からの仲だっけ？」ヒソヒソ

遊斗「聞いたことねぇな…」




池島は家の前

委員長は2階の部屋の窓からデュエルディスクを構える



2人「デュエル！」

池島「俺のターン！俺は[メカニム・マジシャン]を召喚！効果発動！デッキから[オートマチック]と名のついた魔法罠を1枚手札に加える！[オートマチック・レーザー]を手札に加え、カードを2枚伏せてターンエンド！さぁ来い！委員長！」 手札3


委員長「俺のターン！俺は[コミックレンジャー マグマレッド]を召喚！」

コミックレンジャー マグマレッド
☆4/炎属性/戦士族
攻撃力1000


雪菜「委員長に似合わないカードね」

遊斗「確かに、委員長ならもっとすごいカードを使うと思ってたぜ…」


委員長「[マグマレッド]の効果発動！召喚時、手札の[コミックレンジャー]を4体まで特殊召喚出来る！」

池島「4体!⁉︎」

委員長「だが俺の手札には4体もいない。だから[コミックレンジャー アクアブルー]と[コミックレンジャー サンダーイエロー]の2体を特殊召喚！」

コミックレンジャー サンダーイエロー
☆4/光属性/戦士族
攻撃力1000

コミックレンジャー アクアブルー
☆4/水属性/戦士族
攻撃力1000

池島「特殊召喚決まった所悪いが、永続罠 [オートマチック・レーザー]発動！相手が特殊召喚した時発動出来る。特殊召喚モンスターは次の俺のスタンバイフェイズまで除外される！」

オートマチック・レーザーにより[アクアブルー]と[サンダーイエロー]は消えた


委員長「くっ…ならカードを1枚伏せてターンエンド…」手札2

池島「俺のターン！この瞬間、[オートマチック・レーザー]で除外されたモンスターは戻ってくる。そして俺は[メカニム・ガンナー]召喚！」

メカニム・ガンナー
☆4/光属性/機械族
攻撃力1200


雪菜「池島のフィールドにレベル4が2体…」

遊斗「来るか…」



池島「俺はレベル4の[メカニム・ガンナー]と[メカニム・マジシャン]でオーバーレイ！精密なるマシーンよ。その力で敵を殲滅せよ！エクシーズ召喚！来い！ランク4！[ギガメカニム・オート4]！」

ギガメカニム・オート4
ランク4/光属性/機械族
攻撃力2500


雪菜「来た！池島のエースモンスター！」


池島「バトルだ！[オート4]で[マグマレッド]に攻撃！」

委員長「そうはさせん！[アクアブルー]の効果発動！自分フィールドの[コミックレンジャー]が攻撃対象になった時、このカードを墓地に送り、バトルを無効にする！」

池島「そう来たか…なら[オート4]の効果発動！相手がバトルフェイズ中にカード効果を発動した時、オーバーレイユニットを1つ使い、その発動を無効にし、破壊する！」


オート4のレーザーにより[アクアブルー]は破壊された

委員長「くっ…」

池島「そして1枚ドローする！攻撃続行だ！行け！」手札3→4


オート4
攻撃力2500

マグマレッド
攻撃力1000


委員長「ぐっ…！」LP4000→2500


雪菜「委員長！」

委員長は部屋から落ちそうになるが何とか耐えた

遊斗「危ない人だぜ」


池島「俺はターンエンドだ！」

委員長「エンドフェイズ！[ヒーローの奮闘]発動！このターンに墓地に送られた[コミックレンジャー]を可能な限り蘇生する！」

コミックレンジャー マグマレッド

コミックレンジャー アクアブルー

を蘇生した



委員長「俺のターン！」手札2→3


委員長「自分フィールドに[サンダーイエロー]がいる時、魔法カード[イエローサンダーキャノン]発動！このターンの間、相手の表側の魔法罠は無効になり、伏せカードは発動できない！行け！[サンダーイエロー]！お前の銃で相手を混乱させろ！」

サンダーイエローは銃を持ちその銃で伏せカード2枚と[オートマチック・レーザー]を撃った

池島「くっ…」

委員長「更に、フィールド魔法[コミックワールド レンジャーターミナル]発動！」


委員長の家の後ろからとても巨大な基地が現れた。基地からはいろんな機械の動物が見える


雪菜「なによこれ…」

遊斗「で、でけ〜」


池島「かっけ〜！！！」


雪菜「何言ってるのよ！」

池島「いや〜俺、ロボットとか好きでね〜」

遊斗「分かるな〜その気持ち」

雪菜「男子ってこうゆうもんなの？」

遊斗「そうさ！」ドヤッ



委員長「さぁて！ココからが[コミックレンジャー]の見せ所だ！[レンジャーターミナル]の効果発動！1ターンに1度、自分フィールドの[コミックレンジャー]モンスター全てを手札に戻し、その戻したモンスターと同じ属性の[ビーストレンジャー]をエクストラデッキから特殊召喚する！行くぞ！[マグマレッド]！」

レンジャーターミナルから赤い動物が見える

委員長「来い！[ビーストレンジャー マグマタイガー]！」


ビーストレンジャー マグマタイガー
☆6/炎属性/機械族 融合
攻撃力2500

委員長「次は[サンダーイエロー]！行くぞ！」

レンジャーターミナルから今度は、黄色い鳥が出てきた

委員長「来い！[ビーストレンジャー サンダーイーグル]！」

ビーストレンジャー サンダーイーグル
☆6/光属性/機械族 融合
攻撃力1800

委員長「もういっちょ！行くぞ！[アクアブルー]！」

今度は青い魚が飛んできた

委員長「出でよ！[ビーストレンジャー アクアシャーク]！」


ビーストレンジャー アクアシャーク
☆6/水属性/機械族 融合
攻撃力2100



雪菜「一気に三体のモンスターを…」

遊斗「(かっけ〜)」



池島「すごい！すごくかっこいい！！！」




委員長「行くぞ！[マグマタイガー]の効果発動！1ターンに1度、相手モンスターの表示形式を変更する！[オート4]を守備表示に変更する！野獣の眼！！」



ギガメカニム・オート4
攻撃力2500
↓
守備力2000


委員長「更に[サンダーイーグル]の発動！相手の魔法・罠カードを1枚破壊する！伏せカードを1枚破壊だ！ボルテックブラスト！！」

サンダーイーグルの口からカミナリが発射され破壊された

委員長「そして[アクアシャーク]の効果発動！相手の魔法・罠カードを1枚破壊する！残りの伏せカードを破壊だ！ポセイドンフォース！！」

池島の伏せカードは0となり、残ったのは[オートマチック・レーザー]のみとなった


遊斗「このままじゃ[アクアシャーク]で[オート4]に攻撃され、残りのモンスターでダイレクトアタックをされたら池島は…」


委員長「だが残念なことに、[アクアシャーク]と[サンダーイーグル]は効果を使ったターン攻撃出来ない」

池島「ふぅ〜危なかった…」

委員長「行け！[マグマタイガー]！[オート4]に攻撃！！タイガーインパクト！」

マグマタイガー
攻撃力2500

ギガメカニム・オート4
守備力2000


マグマタイガーの爪はオート4の中心部を突き刺し破壊した


池島「くっ…破壊された[オート4]の効果発動！デッキから[オートマチック]魔法・罠を1枚セット出来る。魔法カード[オートマチック・ファクトリー]をセットする」

委員長「俺はターンエンド」手札4

委員長のフィールドは
サンダーイーグル 攻撃力1800
アクアシャーク 攻撃力2100
マグマタイガー 攻撃力2500
が存在する





池島「行くぜ！俺のターン！」手札4→5

池島「俺はセットされた魔法カード[オートマチック・ファクトリー]発動！自分の墓地の[メカニム]モンスターを特殊召喚する！再生しろ！[オート4]！」

ギガメカニム・オート4
攻撃力2500

池島「そして俺はこの魔法カードを発動する！」

池島が発動したのは、まさかの

池島「[RUM-メカニカルフォース]発動！」


遊斗「[RUM]⁉︎」

雪菜「池島があんなカードを持ってるなんて」


池島「このカードは自分フィールドの[メカニム]エクシーズモンスターを素材にランクが1つ高い[メカニム]モンスターをエクストラデッキからエクシーズ召喚する！」

池島のテンションはかなり上がっている


池島「みろ！俺の新たなる戦術を！[ギガメカニム・オート4]を素材にオーバーレイ！1体のモンスターでオーバーネットワークを再構築！暴走するマシーンよ、その破壊力で敵を殲滅せよ！ランクアップエクシーズチェンジ！現れろ！ランク5！[ギガメカニム・ドライブ5]！」

ギガメカニム・ドライブ5
ランク5/光属性/機械族 ORU1
攻撃力2500


委員長「す、すごい」

委員長の顔は子供のようにワクワクしている


池島「[ドライブ5]の効果発動！1ターンに一度ORUを1つ使いこのカードの攻撃力以下の相手モンスターを全て破壊する！そしてその後相手に1000ポイントのダメージを与える。行け[ドライブ5]！デストラクションキャノン！」

ドライブ5の体から大きな砲台が出てきて、そこから巨大なエネルギーが放出されて相手モンスターを全て破壊した


委員長「くっ…」LP2500→1500


池島「これで終わりだ！[ドライブ5]で…」

池島が喋ってる途中で委員長が

委員長「[マグマタイガー]の効果発動！破壊された時、相手モンスターの表示形式を変更する！[ドライブ5]を守備表示にする！」


ギガメカニム・ドライブ5
攻撃力2500
↓
守備力2500

池島「くっ…俺はカードを1枚伏せてターンエンド」

手札5→3
池島の魔法・罠カードは
オートマチック・レーザー
伏せカード1枚
となった


委員長「俺のターン！ドロー！」手札4→5


委員長「俺はもう一度[コミックレンジャー・マグマレッド]を召喚！そして効果で手札の[サンダーイエロー]と[アクアブルー]の2体を特殊召喚！」

池島「委員長、忘れてないか？[オートマチック・レーザー]の存在を！」

委員長はニヤリと笑う

委員長「分かってたさ！速攻魔法[サイクロン]発動！サイクロンで[オートマチック・レーザー]を破壊する！」


池島「破壊されたか…」

委員長「更に魔法カード[レンジャー救助箱]発動！このカードは相手よりライフが低い時発動出来る。自分フィールドの[コミックレンジャー]1体につき、1枚ドローする！3枚ドロー！！」


委員長の手札が4枚に増えた

委員長「そして魔法カード[レンジャー集合]発動！自分フィールドに[コミックレンジャー・マグマレッド]がいる時、デッキから[コミックレンジャー]をフィールドに可能な限り特殊召喚する！集合しろ！[コミックレンジャー・ウィンググリーン]！[ナイトブラック]！」

ウィンググリーン
☆4/風属性/戦士族
攻撃力1000

ナイトブラック
☆4/闇属性/戦士族
攻撃力1000

委員長「更に[レンジャーターミナル]のさらなる効果発動！1ターンに一度墓地の[ビーストレンジャー]をすべてエクストラデッキ戻す！」

アクアシャーク
マグマタイガー
サンダーイーグル
はレンジャーターミナルへと戻された

委員長「これで全員揃った！！」



雪菜「赤・青・緑・黄・黒 5種類のレンジャーが揃った」

遊斗「変身するのか…」



池島「すげ〜！全員揃った！これはワクワクするぜ！」

委員長「[レンジャーターミナル]よ！全部の[ビーストレンジャー]を出せ！！」

レンジャーターミナルから全部の[ビーストレンジャー]が飛び出て来た


池島「来るぞぉぉ！！」

遊斗「楽しみだ！！」

池島も遊斗も委員長もテンションが高まってる

子供のように(※遊斗達は13さいです)


委員長「[マグマタイガー]！[アクアシャーク]！[サンダーイーグル]！そして新しい[ビーストレンジャー]！」

マグマタイガー
攻撃力2500

アクアシャーク
攻撃力2100

サンダーイーグル
攻撃力1800


緑色のカブトムシの機械が飛んできた

委員長「来い！[ビーストレンジャー・ウィングビートル]！」

ビーストレンジャー・ウィングビートル
☆6/風属性/機械族
攻撃力2400

そしてウィングビートルの後ろからもう一体飛んで来た


委員長「最後の1体！[ビーストレンジャー・ナイトウルフ]


ビーストレンジャー・ナイトウルフ



委員長のフィールドには5体の[ビーストレンジャー]が揃った


池島「五体もモンスターが…」


遊斗「すげーや！かっこいいじゃないか！」

雪菜「男の子って本当に分かんないや…」

雪菜は呆れたように言う



委員長「[ナイトウルフ]の効果発動！このターン、バトルフェイズ中に相手は効果を発動出来ない！雄叫べ！ウルフハウリング！」

ナイトウルフは大きな声で鳴いた

遊斗「これで、バトルフェイズ中に池島はカード効果を使えない…」


委員長「そして[サンダーイーグル]の効果で伏せカードを破壊する！」


サンダーイーグルの雷により伏せカードは破壊された

委員長「更に[ウィングビートル]の効果発動！自分フィールドのモンスターの数×200のダメージを与える！1000ポイントのダメージだ！撃てビートルキャノン5連発！」

ウィングビートルの角から5発のビームが発射された


池島「ぐわぁぁ！」LP4000→3000


委員長「行くぞ！！みんな！結束だ！[レンジャーターミナル]の効果発動！自分フィールドの[マグマタイガー]・[サンダーイーグル]・[アクアシャーク]・[ウィングビートル]・[ナイトウルフ]がいる時、全てをエクストラデッキに送り、デッキからこのモンスターを特殊召喚する！合体せよ！」


池島「合体だと⁉︎」

遊斗「何が起きるんだ⁉︎」



5体のモンスターが空を飛び、アクアシャークが左腕、サンダーイーグルが右腕、ナイトウルフが右足、ウィングビートルが左足、マグマタイガーが胴体と顔となり合体をした



委員長「参上せよ！[超究極合体戦士 ファイブセイバー]！」

超究極合体戦士 ファイブセイバー
☆12/光属性/機械族
攻撃力5000



池島「攻撃力5000だと⁉︎」

遊斗「で、でけぇ…」


ファイブセイバーの高さは約50メートルくらいある



委員長「これが[コミックレンジャー]の力だ！行け！[ファイブセイバー]！イナズマの剣！サンダーブレード！」


ファイブセイバー
攻撃力5000

ドライブ5
守備力2500


ファイブセイバーは右腕(サンダーイーグル)からイナズマの剣を出しドライブ5を真っ二つに切る


池島「ぐわぁぁ！！」LP3000→500


雪菜「まさか…」


委員長「[ファイブセイバー]には貫通能力があったのさ！」


遊斗「池島！！」


委員長「俺はターンエンドだ！」

委員長は
手札2
ファイブセイバー
伏せ1枚

となった

池島「俺のターン！！」3→4枚


池島は焦ってるのが分かる


池島「俺は手札を1枚捨てて、魔法カード[ライトニングボルテックス]を発動！これにより[ファイブセイバー]には消えてもらう！」




ファイブセイバーの周りにバリアができた

委員長「[ファイブセイバー]はあらゆるカードの効果受けん！」




池島「くっ…カードを2枚伏せてターンエンド…」

手札0


委員長「[ファイブセイバー]の効果！相手のエンドフェイズに相手のカードを1まい破壊する！その時、セットされてるカードは確認出来る。」



池島「何⁉︎」

池島のフィールドには伏せカードが2枚ある


雪菜「池島の伏せカードが破壊されたら…」


1枚は

オートマチック・ギアスロットル
速攻魔法
①自分フィールドの[メカニム]が戦闘を行う時発動出来る。そのモンスターの攻撃力は戦闘を行うモンスターの攻撃力の半分アップする。
②この効果で戦闘を行ったモンスターはエンドフェイズに破壊される。


もう一枚は

メカニム・アンティークボックス
通常罠
①墓地の[メカニム]モンスターを選択し、そのモンスターを特殊召喚する。
②墓地に存在するこのカードを除外して発動。自分フィールドの[メカニム]モンスターの破壊と戦闘ダメージを0にする。



委員長(なるほど、[メカニム・アンティークボックス]でモンスターを蘇生して、[ファイブセイバー]が戦闘を行う時、[オートマチック・ギアスロットル]で攻撃力を上げ、相打ち狙いだな…なら)俺は[メカニム・アンティークボックス]を破壊する！



池島「ちっ…」


委員長「俺のターン！装備魔法カード[アクアバリア]発動！これで[ファイブセイバー]は戦闘破壊されない！これで終わりだ！[ファイブセイバー]！イナズマの剣！サンダーブレード！」


雪菜「池島！」

遊斗「池島！！」


池島はニヤリと笑う

池島「相手のダイレクトアタック時、墓地の[メカニム・ヘクトルーパー]を特殊召喚！」

メカニム・ヘクトルーパー
☆4/光属性/機械族
守備力1000



池島「このカードが特殊召喚した時、他にカードない場合、2枚ドローする！俺は手札もフィールドも[ヘクトルーパー]以外いない！2枚ドロー！」

委員長「だが[ファイブセイバー]には貫通能力がある！」

池島「[ヘクトルーパー]は戦闘ダメージを0にする」

ヘクトルーパーは真っ二つに切られた


委員長「生き延びたか…ターンエンド」


池島「(このドローで勝つ！)俺のターン！」


池島は委員長に静かに語りかける

池島「委員長…ヒーローはな、ピンチにこそ新たな力を発揮出来る。どんなに強い奴にもな！」


委員長「そういえばあの時…」



〜回想〜
子供の頃の委員長(7歳)「ひぃ〜助けて〜」

子供の頃の委員長は公園の角でガキ大将に追い詰められている

ガキ大将「お前見てるとムシャクシャするんだよ！1発殴らせろ！」

委員長「ひぃ〜」

殴られかけた瞬間

⁇「サンダーブレード！」

⁇がサンダーブレードのおもちゃでガキ大将の頭を叩いた

ガキ大将「なんだテメーは⁉︎」

⁇「お、俺は…コミックレンジャー マグマレッド！」

ガキ大将「何がコミックレンジャーだ！」

⁇「こうなったら…レンジャーターミナル！！助けてくれー！！！ガキ大将にやられちまう！！」

⁇は大声で叫んだ


ガキ大将「テメーもぶっ飛ばしてやる！」


⁇「や、やばい…」

そしたら


ガキ大将の母「大声で助けての声が聞こえてまさかと思ってきたら又お前か！！」

ガキ大将の母はガキ大将を引っ張って帰って行った


委員長「あ、あぁ…」

⁇「大丈夫か？」

倒れている委員長に手を伸ばす

委員長「う、うん！」

⁇の手を掴んで立つ

⁇「悲しそう顔をするな！[コミックレンジャー]がいる限り！この世界は絶対平和だ！！はっーはっはっは！！」

そう言って⁇はどこかへ消えていった


回想終了



委員長「あの時のヒーローは…」


池島「あの時の俺はピンチでもあきらめなかった！今回も諦めずに俺はお前を倒す！魔法カード[逆転の一手]発動！自分フィールドにモンスターがいない時発動出来、手札を全て枚捨てて、墓地のモンスターを1体特殊召喚する！」


雪菜「手札を全て⁉︎」

池島「蘇れ！[ギガメカニム・ドライブ5]！」


ドライブ5
攻撃力2500

遊斗「手札が0じゃあ…どうするつもりだ⁉︎」


委員長「池島君なら出来る…」

委員長がだんだん元の委員長に戻って来た


委員長「池島君なら出来る！！！こんな状況を覆せる！」


池島「当たり前だ！墓地の[RUM-メカニカルフォース]の効果発動！[メカニム]モンスターが特殊召喚した時、墓地からこのカードを回収する！そして発動！俺は[ギガメカニム・ドライブ5]をオーバーレイ！1体のモンスターでオーバーレイネットワークを再構築！ランクアップエクシーズチェンジ！消え去った仲間の意志を継ぎ、その力で全てを破壊しろ！現れろ！[ギガメカニム・インフィニティ6]！」

ギガメカニム・インフィニティ6
ランク6/光属性/機械族
攻撃力2700


委員長「でも、[ギアスロットルを使っても攻撃力は5200。僕のライフはまだ残る…」

委員長LP1500

池島「行くぞ！[ギガメカニム・インフィニティ6]よ！攻撃だ！そして速攻魔法[オートマチック・ギアスロットル]を発動し、攻撃力を5200に上げるぜ！」

ギガメカニム・インフィニティ6
攻撃力2700→5200

池島「そして！[インフィニティ6]の効果発動！オーバーレイユニット1つ使い、墓地のモンスターの数×500攻撃力を上げる！墓地には7体いる！エターナルチャージ！！」



インフィニティ6
攻撃力5200→8700


インフィニティ6は体から7体力を合わせたビームを発射した


委員長「やっぱり池島君は僕にとってのヒーローだったんだ…」


インフィニティ6の攻撃は[ファイブセイバー]の体を貫き爆破した



委員長LP1500→0



委員長はゆっくりと家から出てきた

池島「俺の勝ちだ。委員長」

委員長「分かったよ…学校へ行くよ…」


遊斗「なんで学校に行きたくなくったんだ？」

雪菜「そうよ、なんで？」


委員長「実は…」





遊斗「えぇぇ！！！[コミックレンジャー]が連載終了して生きる気力が無くなったから！！！」

雪菜「そんな理由で…」


委員長「僕にとっては[コミックレンジャー]は大切な漫画で、僕を救ってくれたヒーローそのものなんだ！[コミックレンジャー]がいない世界なんて…」

池島「委員長！悲しそう顔をするな！[コミックレンジャー]がいる限り！この世界は絶対平和だ！だろ」


委員長は昔の助けてもらった時を思い出す


委員長「池島君、君はやっぱり…あの時の…」

池島「あの時？俺は知らないな？早く行こうぜ！学校に！みんなが待ってるぜ！委員長を！」


遊斗「そうだ」

雪菜「行きましょう！まだ学校に間に合うよ」


委員長「はい！学校に行こう…みんなで」


委員長は着替えて遊斗達と学校へ向かう


委員長(やっぱりあの時の人は本物のコミックレンジャーだったんだろうか…でも僕のヒーローはすぐそこにいる…)

委員長は池島を見ながら思う

池島「どうしたんだよ！委員長？」

委員長「なんでもないです！さぁ早く行きましょう！」

池島「おう！」



遊斗「結局俺たちには分からない友情があるんだろうなあの2人」

雪菜「そうね…って！私達も急がないと！」

遊斗「そうだった！！！待ってくれ〜〜！！」


遊斗と雪菜は委員長達を追いかける



第62話終わり