第１９話　決戦前夜　作：こんにゃく

ミッシェル「行きますわよ！雪ノ弌風の効果を発動ですわ！オーバレイユニットを一つ使い相手フィールドの表側表示のカードの効果を１枚無効にしますの！」ミッシェルーン☆

ユート「なに！」

瑠璃「っといことはユートの幻影剣の効果は無効ってことね」ムスッー

ブレイク「コォオォ」　攻撃力２０００

ミッシェル「さぁ！雪ノ弌風！ブレイクソードに攻撃ですの！」

ユート「くっだがブレイクソードの効果により墓地の幻影騎士団２体をレベル４にして特殊召喚！」ライフ１２００

ミッシェル「わたくしはこれでターンエンドですわ♪あなたはここからどう挽回するのか見てみたいですわ」キュピーン

ユート「俺はここで負けるわけにはいかないからな！俺のターン！・・・よし！俺はレベル４のダスティローブとステルス・ジャンパーでオーバレイ！エクシーズ召喚！ランク４幻影騎士団スピア・ランサー！！」

スピア「コォォ」攻撃力２５００

ユート「スピアランサーはオーバレイユニットを１つ使い相手の場のエクシーズモンスター１体を選択しそのモンスターのランク×３００攻撃力をアップする！よって攻撃力は３８００！スピアランサーで雪ノ弌風を攻撃！」

ミッシェル「墓地のスピナーの効果発動！スピナーは自分フィールドのエクシーズモンスターの素材としてこのカードを重ねることができ雪の弌風はオーバレイユニットを１つ使い相手の場の表側表示の効果を１枚無効ですわ！」

瑠璃「相手ターンにもつかってくるなんて！」

ユート「そうくると思っていた！俺は速攻魔法、取りやめを発動！自分フィールドのモンスターの攻撃を無効にする！」

ミッシェル「！？自分のモンスターの攻撃を！？ですがそんな意味のないコンボなど・・・」

ユート「それはどうかな？俺はフィールドの幻影騎士団アップ・ダウンの効果を発動！自分フィールドのモンスターが攻撃が無効になった時攻撃表示にすることで攻撃力を１０００アップさせる！そして取りやめはすべてのモンスターに適用しアップ・ダウンも同様に攻撃を無効にし１０００アップ！さらにアップ・ダウンのさらなる効果！攻撃が無効となったモンスターはすべてもう一度攻撃できる！」

ミッシェル「！？」

ユート「いけ！スピアランサー！アップ・ダウン！！！」

スピア　攻撃力３５００



ミッシェル「キャアアァアァ」ライフ０







ユート「これで３つのハートピースが・・・」グッ

瑠璃「やったじゃない！これで明日は決勝にいけるわね！」

ユート「ああ・・・これで天城カイトに挑むことができる・・・」

ミッシェル「わたくしのまけですわ・・・」

ユート「ああお前のおかげでまた一つ強くなれた気がするよ」

ミッシェル「うふふ・・・それはそうとあなた様のお名前を聞いておりませんでした」

瑠璃「ムッ」しかめっ面

ユート「ん？おれか？俺はユート、よろしくな」

ミッシェル「ユート・・・様・・・フフフ、わたくしの伴侶となるにふさわしい強いデュエリスト・・・素晴らしいですわ！」ミッシェルゥゥン♪

ユート「！？」ビクッ

ミッシェル「ユート様、わたくしのことは親しみをこめてミーシャとお呼びくださいまし、この呼び名はわたくしが認めた限られた人間にしか呼べないので誇っていいのでしてよ？」

瑠璃「な・・・なに勝手なこと言ってんのよ！ユートを勝手には・・・伴侶とかなんとか言っちゃって・・・」ゴニョゴニョ

ユート「？？瑠璃そのことなんだが伴侶ってなんだ？」

ミッシェル「そ・れ・は・つまりわたくしの旦那様といことですわ～♪」ギュー

ユート「は？・・・はぁあああ！？///」

瑠璃「だ・・・だからなに勝手なこと言ってんのよ！！！離れなさい！」ガシッ

ミッシェル「わたくしは社長ですの勝手なことを言っても多少は許されるのでして♪」

ユート「いてて・・・いたい！瑠璃なんで俺の頭を引っ張る！？」

瑠璃「ああ！もう！なんでこうなるの～！！！」










ユート「ふぅ・・・酷い目にあった・・・瑠璃・・・どうして怒っているんだ？」

瑠璃「別にいいでしょ！！」

ユート「は・・・はい」ビクッ

瑠璃「まったく・・・」

女アナウンサー『はーいタイムアップ！！現時点をもちまして１日目は終了となります！ハートピースを３つ持った方は会場の大広間に・・・』

ユート「・・・よし、瑠璃俺行ってくる」

瑠璃「・・・うん」

ユート「むぅ・・・機嫌治しておけよ」

瑠璃「余計なお世話！さっさといけバカ！！」



ユート「瑠璃の考えてることがよく分からないな・・・！」

隼「ユート」

ユート「隼！やっぱりお前も」

隼「ああ・・・まさかお前も３つ持ってくるとわな・・・あのスタッフに名前の書かれたこいつとハートピースを渡してこい」

ユート「了解だ！」

コロン「！ユート！」

ユート「コロン！お前も」

コロン「当たり前でしょ！コロンちゃんがまけるわけないでしょ？」ウィンク☆

ユート「フフッそうだな・・・」

コロン「そういえばシャークもさっきまでいたわね」

ユート「やっぱりシャークも・・・決勝はなかなか厳しいな」

コロン「まぁ明日のことは明日考えましょう？」

隼「その通りだ・・・ユート明日は決勝で忙しくなる・・・お前明日誕生日だったな？」

ユート「！ああそういえば・・・」

隼「なら１日早いが誕生日会をやろうか」

コロン「えぇ～！ユート誕生日だったの～！おめでとう！！」

ユート「まぁ１日早いけどな・・・ありがとう」

隼「そうと決まればユートお前の家に後で瑠璃と行く、待っていろ飛び切りのプレゼントを用意してやろう」ニヤ

ユート「なんだそれｗそれは楽しみだ」





ユート・コロン「ただいまー」

ユート「？」

コロン「あれ？おかしいわね・・・ユートのお父さんまだ帰っていないみたい」

ユート「そうだな・・・どうしたんだろう・・・ん？」

机の上に手紙とプレゼントが置いてあった

ユート「これは・・・」カサ

ユート父『誕生日おめでとう・・・つっても誕生日は明日だけどな！フューチャーハートカップは結果はどうだったよ？どうであれお前が出たがっていたもんを自分の力で手に入れたんだ頑張れよ、それはそれとしてユート俺は少し家を離れるいつ帰るかはわからないがお前に誕生日プレゼントも用意しておいた気に入ると思うぜ』

コロン「開けてみようよ！」

ユート「これは・・・」

その中に入っていた物は２つあり１つは黒い上着、背びれにマントのようなものがついたものだったそして

ユート「デュエルディスク・・・」

そのプレゼントの中にもう一つ手紙が入っていた

ユート父『そいつは俺がガキの時ちょうどお前と同じくらいの時親父と冒険していた時に着ていた服とデュエルディスクだイカすだろ？そいつをお前に託す、これから先どんなことがあってもお前はお前らしく生きるんだ、父より』

ユート「父さん・・・」

ピンポーン

コロン「！来たんじゃない？はいはーい」

隼「なんだかよくわからないが・・・」

瑠璃「いっぱいついてきちゃった」

次元「来ましたよ～ユート君僕がお祝いしてあげるのだから感謝するといいです」

スバル「んっん～なんとなくついてきてしまいましたがお祝い事には私の力が必要なのではないかと」

凌牙「・・・俺は黒崎妹に捕まっちまっただけだ」

詩音「やっはろ～♪」

剣心「お主はすでに我が戦友（とも）祝い事には参加せざる負えないであろう」

ミッシェル「ユート様～わたくしはあなたさまが生まれた日と聞いてきましたのよ～」

ユート「みんな・・・ありがとう」

その日俺は最高の誕生日になった。そして最悪の１日が始まろうとしていた。


次回
どうなっているんだ！？街が・・・人が襲われている！？やめろ！！それ以上は許さない！！

次回「崩壊の日」