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遊戯王5D´s 外伝/【第十二話】デモンズVS龍亜! 作:うおさ123

「行くぞ、俺のターン!」

 先攻を龍亜が取り、カードを引く。

「俺は《D・マグネンU[ATK800DEF800]》を召喚。」

 U字型のマグネットが変形して、人の姿になる。

「そして、カードを2枚伏せてターンエンド。」

 龍亜があまり動かず、ターンを終わらせる。

「ハンッ、つまんねえ動きすんなよ。こっちは全力で行こうってんだぜ! 俺のターン!」

 ターンが変わり、紫のローブを着た男がカードを引く。

「俺は《デモンズ・フュージョンライト》を発動! このカードは手札のデモンズを融合させる。手札の《デモンズ・コマンド》と《デモンズ・レッド》を融合!」

―――融合召喚! どんなモンスターが!?

 男の手札にあった、司令官風の悪魔戦士と赤い一回り小さいな悪魔が交わり、光を放つ。

「来い! 赤き光の結晶、《デモンズ・スカーレット[ATK2600DEF1600]》!!」

 赤く光る水晶のような鎧を体に纏った、悪魔の戦士が光の中から現れる。胸の奥には赤光るコアの様な物がある。

「これが融合モンスター……!」
「行くぞチビ。《デモンズ・スカーレット》の効果発動! このカードの融合召喚に成功した時、相手フィールド上のカード1枚を破壊する。お前のモンスターを破壊するぜ、スカーレッド・フラッシュ!」

ズゴンッ!

 《マグネンU》が破壊される。

―――マグネンUが破壊された。これで俺の《D・フォーム》はもう使えない……!

「まだ俺は通常召喚を行ってねえ、手札から《デモンズ・ナイト[ATK1900DEF1300]》を召喚。」

 完全に銀の鎧に身を包み、悪魔の姿は見えない騎士になっているが、節々から黒いオーラが流れ出ている。

「コイツにはデッキからデモンズの通常モンスターを墓地へ送る事ができるが、今回は使う必要はねえな。そのまま攻撃だ!」

 その言葉と同時に、男の体から黒いオーラが流れ出て球状の薄い膜となり、二人とそのモンスターを覆った。

「何だよコレ!?」
「おっと、よそ見してる暇はねえぜ。《デモンズ・ナイト》でお前にダイレクトアタック、デモニック・ブレイド!」

 悪魔の騎士が龍亜に迫り、剣を振るう。

「うあぁぁ!!」

 龍亜が吹っ飛ばされる。

龍亜 LP4000-1900=2100

「あっけなかったな、これで終わりだ! 《デモンズ・スカーレット》でダイレクトアタック、レッド・バースト!!」

 龍亜が起き上がるのを待たずに《デモンズ・スカーレット》から赤い波動がはなたれ、龍亜に迫る。

「俺は手札の《ガジェット・ガードナー》のモンスター効果発動! 墓地のディフォーマー1体を除外する事で、このカードを手札から特殊召喚する。来てくれ、《ガジェット・ガードナー[ATK0DEF1200]》!!」

 倒れながらも龍亞が手札のモンスターを呼び出す。そして玩具の盾戦士が龍亜を守る。

「あめえな、《デモンズ・スカーレット》が守備表示モンスターを攻撃した場合、その守備力をこのカードの攻撃力が上回っていれば、その数値分の貫通ダメージを与える! ぶち込め、ブレイク・レッド・バースト!!」

 赤い波動は《ガジェット・ガードナー》を貫通して、龍亜に当たる。

「うああぁぁぁ!!」

龍亜 LP=2100-1400=700

 龍亜が寝ていた状態からさらに吹き飛ばされ、転がる。

「へっ、よく耐えたな。だけどまあこの程度で起きられなくなるようなら、拍子抜けも良いトコだけどな。俺はカードを1枚伏せてターンエンドだ。」

 龍亜が何とか立ち上がり、決闘のデュエルディスクを構えなおす。

「だったら何だ! 俺はお前に勝って龍可を守るんだ!」
「ハハハ! 言うじゃねえか、全力で俺を楽しませて見ろよ!」
「お前に言われくてもやってやる! 俺のターン!」

 龍亜のターンに回った。

「俺はチューナーモンスター、《D・スコープン[ATK800DEF1400]》を召喚。」

 科学で使うような黒い顕微鏡が変形し、おかしなロボットの姿へと変わる。

「そして《D・スコープン》のモンスター効果発動! 《スコープン》が攻撃表示の場合、手札からレベル4のディフォーマー1体を特殊召喚できる。俺は手札から《D・ペンソン[ATK1000DEF1300]》を守備表示で特殊召喚する。」

 ボールペンのような形のモンスターが、そのままフィールドに現れる。

「守備表示の《ペンソン》の効果により、このターンディフォーマーをもう一度だけ召喚できる。手札から《D・モバフォン》を召喚!」

 黄色い形態が変形し、ロボットに変形する。龍亜のキーモンスターだ。

「行くぞ、《モバフォン》の効果発動! デッキの上からダイヤルを回して止まった数字だけ下のカードを確認し、そのカードがディフォーマーだった場合、特殊召喚できる。ダイヤル・オン!」

 ピッポッパッポッ、と携帯電話で番号を入力するのと同じ音がすると、《モバフォン》の胸にある筋の羅列がランダムに光だし、3の数字で止まった。

「3だ! 俺はデッキの上から3番目のカードを確認する。」

 三番目にあったカードを確認する。

「来た、俺はチューナーモンスター、《D・グルーン》を守備表示で特殊召喚!」

 スティックのりの、ロボが現れる。

「《グルーン》が守備表示の時、自分フィールド上のチューナーじゃないディフォーマー1体をチューナーモンスターにできる。俺は《モバフォン》をチューナーモンスターにする!」

《D・モバフォン》機械族・効果⇒機械族・チューナー

「行くぞ、俺はレベル4の《D・ペンソン》にレベル3の《D・スコープン》をチューニング。世界の平和を守るため、勇気と力がドッキング! シンクロ召喚、愛と正義の使者!《パワー・ツール・ドラゴン》!!」

 色々な子供の夢が詰まったような機械竜が、姿を現す。

「ハハハ! やっと乗ってきやがったか!」
「これだけじゃない! 俺は《パワー・ツール・ドラゴン》の効果発動! デッキの中から装備魔法1枚をランダムに手札に加える、パワー・サーチ!」

 デッキの中から1枚のカードがはじき出され、龍亜の手札に加わる。

「レベル7の《パワー・ツール・ドラゴン》に、レベル4の《D・グルーン》とチューナーモンスターとなったレベル1の《D・モバフォン》をダブルチューニング!!」
「マジかよ!!?」
「勇気と力、愛もつながり、世界の平和を乱す奴に鉄槌を下せ! シンクロ召喚、正義の象徴、《グランド・ギアツール・ドラゴン[ATK3500DEF3000]》!!」

 唸り声をあげて現れた機械竜は、スコップや、ピストンが破壊され武装が無くなったが、鎧はより強固なものとなり、大きな機械の羽をバサリと広げ、圧倒的な存在感をあらわにした。

「ヒャハハハ! いいじゃねえか、おもしれえ! 掛って来いよ、クソチビ! 今度こそ磨り潰してやっからよ!!」

 紫のローブを着た男は現れた巨大な機械龍にモロともせず、むしろ狂喜している。決闘はまだ始まったばかりだ。


   続く

オリカの効果は決闘が終わってから載せます。
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