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HOME > コンプリートカード評価一覧 > Vol.6 コンプリートカード評価(みめっとさん)

Vol.6 コンプリートカード評価

遊戯王アイコン みめっと 」さんのコンプリートカード評価


レアリティ 評価 番号 カード名
暗黒の竜王
Normal
▶︎ デッキ
2 01 暗黒の竜王 
第1期に登場した、ドラゴン族の下級通常モンスターで、1期における下級ドラゴンの最高戦力の1体。
もう1体の《デビル・ドラゴン》とは同じ属性と攻撃力で守備力で劣るが、こちらは《スケルゴン》の名称指定の融合素材となっている。
原作でも記念すべき初デュエルにて登場しており、バンダイ版やシールといった遊戯王関連の商品にも度々顔を出している。
インプ
Normal
▶︎ デッキ
1 02 インプ 
原作で遊戯が使用したモンスターの1体となる悪魔族の下級通常モンスター。
原作での活躍は特になく、ステータスに見るべきところもなく、名所指定の融合素材でもない。
ルイーズ》や《グリフォール》やグレムリンは一角仲間であり、DM4では下級モンスターとしてそれなりに高い攻撃力であるほか、遊戯デッキで使用可能な数少ない強化魔法である《一角獣のホーン》に対応している。
王座の守護者
Normal
▶︎ デッキ
2 03 王座の守護者 
第1期に登場した、戦士族の下級通常モンスター。
ギルティアの名称指定の融合素材だが、このモンスターからは魔導要素も騎士要素も見受けられず、適当に選ばれた戦士族という感じが否めない。
王座を守っているとのことだが、人の王座でくつろいでいるだけの横着な人物にしか見えない。
出身の下級モンスターで守備力が1500ということでラッシュデュエルにも輸入されており、攻守1500はあちらの一般的な下級モンスターの最高値ということで、その有用性はOCGよりも高い。
カニカブト
Normal
▶︎ デッキ
1 04 カニカブト 
第1期に山ほど量産された水属性の水族の下級通常モンスターの1体ですが、レギュラーパックの第6弾に収録されたカードとしてはそれらの中でもかなり貧弱な部類。
ハサミの力強さも甲羅の硬さも能力値には見受けられず、攻守ともにこのモンスターより高くてレベルも同じ《モンスタートル》なんかがとっくに出ていた頃にこれではさすがに厳しい。
他方に目を向けるとDM3のゲームオリジナルモンスターとして登場したミュータントクラブを通信融合で作成するための素体となるモンスターでもあります。
さらにTFでは遊星と関連付けて弄られており、それだけでもカニのモンスターとして生まれてきた意味はあったと言えるかもしれませんね。
あとフォルスバウンドキングダムにおける攻撃名である「カルナックの泡沫」、なんだか妙にイカしてると思いません?
冠を戴く蒼き翼
Normal
▶︎ デッキ
2 05 冠を戴く蒼き翼 
第1期における下級鳥獣族の最高戦力で、《裁きの鷹》の名称指定の融合素材。
炎属性を連想させるイラストやテキストですが、普通の風鳥獣なのは残念。
相方となる融合素材が低ステータスであるせいか、融合して誕生する《裁きの鷹》は、このモンスターより攻撃力の低い鳥獣族モンスターであるセイントバードとスカイハンターの融合で誕生する紅陽鳥よりも攻撃力が低くなってしまっている。
ギガテック・ウルフ
Normal
▶︎ デッキ
2 06 ギガテック・ウルフ 
第1期の機械族としては稀少な炎属性の下級モンスター。
一部のゲーム作品では誤植なのか地属性になっているものが見られるが、確かにフレイバーテキストに炎を吐くとか熱線を放つとか書いているわけでもなく、眼が赤いことくらいしか炎属性に振り分けられるような要素は見受けられない。
迷宮の魔戦車》の名称指定の融合素材でもあり、融合相手は現在OCGでは禁止カードに指定されているかの有名なキャノソル。
融合素材及び融合先ともに仲良く揃ってラッシュデュエルにも輸入されています。
グリフォール
Normal
▶︎ デッキ
1 07 グリフォール 
このカードが獣族、《ルイーズ》が獣戦士族という以外はお互いに全て同じステータス。
原作の王国編で遊戯が使用したやられ専門のモンスターであることまで同じである。
1期のこの手の能力のモンスターのフレイバーテキストとしてありがちな、守備は高い・かなり高い・意外と高いというものがあるが、このカードの場合は半端な攻撃ははじき返すという、実に謙虚で自身の能力に対して適切な表現が用いられているのが特徴。
原作では死デッキによる汚染に耐えて《一角獣のホーン》の装備してミノタウルスを撃破したり、王国編の舞戦でカオソルを儀式召喚するための生け贄になるなどの活躍があった。
その所以で、後に登場する《超戦士の儀式》という儀式魔法のイラストにも描かれている。
氷水
Normal
▶︎ デッキ
1 08 氷水 
氷水(ヒスイ)モンスターだったとしても、きっとどうにもならなかったであろう第1期に登場した水族の通常モンスター。
水族だったり魚族だったりするマーメイドですが、水族になったこのカードはゲームでは女性モンスターと魚族の融合で出すことができます。
名称指定の融合素材でもなく、第1期で最も大きな集団を作っていた水属性・水族の下級バニラの1体、要するに有象無象です。
それでも下級《氷水のアクティ》とティノーラよりは攻撃力は高いというのがなんとも…。
トゲを飛ばすのか腹を突き出して攻撃してくるのかは不明。
ゴキボール
Normal
▶︎ デッキ
2 09 ゴキボール 
原作の王国編で羽蛾が使用し、バトルシティ編でも盤外で登場した羽蛾を象徴する昆虫族の下級通常モンスター。
扱い的にはまるっきりザコキャラですが、攻守は両方とも1000オーバーのそれなりの能力となっている。
名称指定の融合素材などではなく、後にこのモンスターがイラストに描かれたほとんどこのモンスターを名称指定しているような効果を持つカードが登場していますが、他にも条件を満たすモンスターは何体か存在しており、必ずしもこのモンスターである必要はない。
そういうわけで1点としたいところなのですが、そういった効果を持つカードの登場がこのモンスターの存在ありきであったことを考えるならば、原作やアニメで羽蛾の狡さを演出したカードとしての活躍も込みで1点加点したい所存であります。
そうなんです、このモンスターなしに《ゴキポール》や《G・ボールパーク》といったカードは存在し得なかったわけですから、さすがにその功績を無視するわけにもいきません。
ちなみにこう見えて2期での再録はなく、TPに収録された以外には一度も再録されていない割と稀少なモンスターとなります。
コケ
Normal
▶︎ デッキ
2 10 コケ 
第1期に登場した鳥獣族の下級通常モンスターで、当時でも現在でも珍しい地を這う属性の鳥獣族。
裁きの鷹》の名称指定の融合素材ですが、融合相手である《冠を戴く蒼き翼》はセイントバードやスカイハンターよりも優れたステータスを持ちながら、融合相手にこんなモンスターを選んでしまったばかりに、融合先となるモンスターがあちら2体を融合して生まれる紅陽鳥よりも弱くなってしまったと勘ぐってしまう。
真DM2では表側守備表示で場にいるとあらゆる効果によるライフの回復量が倍になるというエネルギー効率を良くする能力を与えられているほか、そのコミカルな姿からほとんどのモンスターを弱化させるトゥーン地形に適応し、逆に強化される一般モンスターの1体に選ばれている。
コマンダー
Normal
▶︎ デッキ
1 11 コマンダー 
第1期に登場した、銃火器で武装した人間族であって別に本人は機械ではなさそうな闇属性の機械族モンスター。
合計ステータスがレベル2モンスターの基準値から50ばかしはみ出していますが、無事レベル2モンスターとして送り出されました。
このようなモンスターでさえも地属性でなく闇属性なあたり、第1期の機械族というものは根っからの激ワルヒール集団だったんだなあと。
後に登場する似たようなステータスで全身武装した《科学特殊兵》は普通に戦士族のモンスターとなっています。
真DM2では守備表示の時に機械族を全体強化する能力を与えられており、機械族に生まれた意義を見出されている。
サイガー
Normal
▶︎ デッキ
1 12 サイガー 
原作で遊戯が使用したモンスターの中でも特に印象の薄いモンスターで、能力的にもまるっきり《グリフォール》の下位種という感じの脇役の中の脇役。
攻撃は見た目ほど高くないが、守備はさらに低い、と言われても仕方のないステータスです。
あるゲーム作品では『サイガーサンダー』という名前の必殺技を持っているらしいのですが、この字面はさすがに最後にサイダーって付け足したくなりますね。
シャベル・クラッシャー
Normal
▶︎ デッキ
1 13 シャベル・クラッシャー 
重機モンスターとしてラッシュデュエルに送り出された下級地機械モンスター。
カード名やテキストではライオン型であることに全く触れられていないが、他の重機モンスターのデザインを見るにラッシュデュエルに出られたのは動物モチーフであったところも大きいかと思います。
OCGでの性能は名称指定融合素材でもなく、この攻守では使い途もないでしょう。
レベルに拘らないなら下級地機械には1期から《ゴルゴイル》やバグロスが存在しており、同レベルでもより打点の高い《ホログラー》とかもいましたからねえ。
スコール
Normal
▶︎ デッキ
1 14 スコール 
第1期に山ほど登場した水族の下級通常モンスターの1体ですが、その攻撃力は1期の水族の下級通常モンスターとしては《シーザリオン》と《泉の妖精》に次ぐ3番手となる高さです。
しかし上にその2体がいるだけでなく、このモンスターはすぐ真下にいる《ひょうすべ》と違ってリクルーターなどに非対応、攻撃力1500未満のモンスターがマイナスの影響を受けない攻撃力1400の水族も《水の踊り子》や《水の魔導師》が存在しており、このモンスターを選ぶ理由がありませんでしたね。
2期に入って《満ち潮のマーマン》が登場して4番手に下がったところで完全にトドメを刺された感じです。
真DM2ではリバース時に自身の存在するマスと隣接するを合わせた最大5マスを海地形に変える有用な能力を持っていますが、同じ能力を持つ《怒りの海王》より戦闘能力が高い分、デッキに入れるためのコストと場に出すために必要な召喚パワーも多くなっている。
ゼミアの神
Normal
▶︎ デッキ
1 15 ゼミアの神 
第1期に登場した悪魔族の下級通常モンスターで、邪神を名乗っている割には同じパックに収録されているいかにも低級悪魔という風貌の《インプ》と全く同じステータス。
やることも到底神とは思えない回りくどくて狡いものだが、そういうやり方を好む神もいるだろうから仕方がない。
DM4では結構強い下級モンスターですが、《インプ》や《暗黒魔神 ナイトメア》といった競合相手も存在しており、対応する強化魔法の差でこちらが若干劣るという印象。
ツンドラの大蠍
Normal
▶︎ デッキ
1 16 ツンドラの大蠍 
第1期に登場した、昆虫族の下級通常モンスター。
寒冷地に生息するという設定だが水属性ではなく、普通の地属性の昆虫族。
これにより昆虫族に最初に水属性モンスターが登場するのは6期の魔酔虫まで遅れることになってしまう。
当時のレベル3モンスターとして限界MAXの攻守合計値を持ちますが、そんなことよりもゲーム作品において「ツンドラ」と「ツンデレ」をかけた実にくだらない悪ふざけに利用されたというイメージしかない。
テンダネス
Normal
▶︎ デッキ
1 17 テンダネス 
第1期に登場した天使族の下級通常モンスターで、優しさや思いやりを意味する英単語がそのままカード名に使われているオシャレなモンスター。
色違いモンスターであるハッピーラヴァーはレベル2の天使族の通常モンスターでは高い攻撃力を持っていましたが、このモンスターもレベル3の天使族の通常モンスターでは最高の攻守合計値となります。
真DM2では表側守備表示の間お互いが受ける全てのダメージが半分になる能力を与えられており、複数体が場にいれば効果が重複するその仕様から、融合で量産できない高攻撃力モンスターが相手のデッキリーダーに直接攻撃できる回復を増やして、それらのモンスターの階級を上げることに役立ちました。
バーグラー
Normal
▶︎ デッキ
1 18 バーグラー 
第1期に登場した、獣族の下級通常モンスター。
強盗を意味する英単語がそのままカード名に用いられている盗賊ネズミ。
登場時期を考えるとかなり貧弱と言わざるを得ないステータスであり、せいぜいブースター1か2くらいが妥当な感じ。
新旧の獣族モンスターが大量に描かれている《百獣大行進》のイラストに出演しており、それだけでも獣族に生まれてきた価値はあったと言えるでしょう。
ハイ・プリーステス
Normal
▶︎ デッキ
2 19 ハイ・プリーステス 
第1期に登場した、魔法使い族の下級通常モンスターで、1期のトップアイドルであるドリアードの色違いモンスター。
ちなみにこのモンスターもVB4における美女モンスターグランプリであのBMGを押さえて優勝した経験がある。
音楽家の帝王》の名称指定の融合素材だが、このモンスターが選ばれたのはただ同じ魔法使い族だからとしか思えない。
DM4ではライフポイントを500回復する能力を与えられており、CPUではペガサスがデッキに入れているため、効果を使うところを見た人も多いはず。
ハイプリーステスといえば、アルカナフォースのハイプリーステスはまだですかねえ?
プリズマン
Normal
▶︎ デッキ
2 20 プリズマン 
第1期に登場した岩石族で唯一の光属性モンスターであり、現在でも通常モンスターの岩石族では唯一の光属性となるカード。
それを活かした使われ方をされていたデッキが存在する以上、たとえ過去の話であってもそれを加味した評価をしない理由はない。
真DMにはそのモンスターを抹殺するカードと融合して強化魔法に変えてしまうという特殊な融合パターンがいくつも存在するのですが、このモンスターの場合は《神の息吹》との融合で《紫水晶》に変化するというパターンが用意されている。
ベビードラゴン
N-Rare
▶︎ デッキ
2 21 ベビードラゴン 
原作の王国編やバトルシティ編で城之内が使用したドラゴン族モンスターで、千年竜と《ドラゴンに乗るワイバーン》の名称指定の融合素材となる通常モンスター。
他の通常モンスターと比べると確かに特別な存在ではありますが、初出がまさかのノーマルレア。
OCGでは《時の魔術師》との関係は単なる融合素材相手であることにとどまるが、ゲーム作品では《時の魔術師》の方にこのモンスターや他のドラゴン族の成長を促す効果を設定されていることが多い。
冥界の番人
Normal
▶︎ デッキ
2 22 冥界の番人 
第1期に登場した、戦士族の下級通常モンスターで、冥界というワードや邪悪な風貌に対して普通の地属性のモンスター。
魔導騎士ギルティアの名称指定の融合素材ですが、こんなやつが素材でそれでいいのかギルティアよ。
どう見ても普通ではない盾についてフレイバーテキストでは全く触れられていないが、こちらはアニメGXにおいて出演した際にいかんなくその個性を発揮することになる。
このモンスターがデュエル外とはいえアニメにがっつり出演し、さらに後にリンクモンスターにリメイクされるなどと誰が予想できただろうか…。
真DMではどういうわけか第1守護星が雷魔族を意味する冥王星になっており、DM2以降における召喚魔族を踏襲するなら本来は黒魔族を意味する水星が正しい。
笑う花
Normal
▶︎ デッキ
2 23 笑う花 
第1期のレベル2モンスターとしては高い攻撃力を持つ植物族バニラモンスター。
花のルビが何故かカタカナだったり、他の植物族にはあまり見られない「陽気な邪悪さ」にあふれるイラストが特徴。
名称指定の融合素材などではありませんが、個人的に結構好きなモンスターなので1点だけ加点といたしましょう。
真DM2では「笑い声を聞き続けると頭が混乱する」という自身のテキストが、リバース時の一時的なコントロール奪取というゲームオリジナルのモンスター効果に活かされています。
エア・イーター
Normal
▶︎ デッキ
1 24 エア・イーター 
第1期に登場した悪魔族の上級通常モンスターで、当時の悪魔族ではレアな風属性モンスター。
カード名や見た目のフォルム・色合い全てが風属性を主張している。
レギュラーパックのノーマルモンスターながら、生け贄1体で攻撃力2100は当時は結構強いモンスターで、その見てくれの良さから幼きデュエリストたちからも人気のあったカードという印象です。
キャット・レディ
Normal
▶︎ デッキ
1 25 キャット・レディ 
第1期に登場した、獣戦士族の上級通常モンスターで、キャッツフェアリーの色違いモンスター。
キャッツフェアリーから遥かにパワーアップした両立した攻守を持つがどちらも2000以下という寂しい能力で、1期の下級通常モンスターにも攻撃力1900のやつも守備力2000のやつも両方存在していましたからね…。
活躍の場は主にゲーム作品となり、適当な女性モンスターと獣族との融合で簡単に作ることができるため、序盤から出せる強力モンスターの1体として知られていた。
牛魔人
Normal
▶︎ デッキ
1 26 牛魔人 
原作の王国編で城之内が使用したモンスターの1体で、OCGでは貧弱上級モンスターの通常モンスター。
拷問機械とランチャースパイダーを葬った《ガルーザス》と違い、このモンスターにはこれといった見せ場はない。
テキストに森に住むと書いてあるが、これはあくまで森フィールドで強化されると言いたいがためのものと思われる。
海の竜王
Normal
▶︎ デッキ
1 27 海の竜王 
第1期に僅か5体が登場した海竜族の1体となる上級通常モンスターで、1期の海竜族の実質的な最高戦力。
同じレベルでより高いステータスを持つアクアドラゴンさん、融合モンスターになってくれてどうもありがとう!
生け贄1体で攻撃力2000はけして弱いわけではありませんでしたが、攻撃力2000くらいなら各種族に割と色々といたので凡庸なモンスターの域は出られませんでした。
同期の《スパイクシードラ》とリバイアサンと違ってアトランティスによるレベルダウン効果の恩恵が小さいというのも厳しかったですね。
どういうわけか甲羅を背負っていることから、一部のゲーム作品ではドラゴン系のモンスターと亀のモンスターの融合で作り出すこともできる。
ダイス・アルマジロ
Normal
▶︎ デッキ
1 28 ダイス・アルマジロ 
第1期に登場した無駄に守備力が高いけどしっかり2000未満で攻撃力はメカハン以下という、貧弱な上級機械族モンスター群の1体。
3Dモデリングが作られた真DMシリーズの攻撃モーションでも全然サイコロのような形にならないし、テキストでも機械であることに全く触れられていない謎のモンスター。
一応攻撃力1200以上1650未満の獣族と機械族の組み合わせで融合召喚できるようにはなっている。
誰も覚えてなさそうなモンスターですが、ここは1つリメイク枠でサイコロに関する効果を携えて復活してほしいですね。
フレイム・ケルベロス
Normal
▶︎ デッキ
1 29 フレイム・ケルベロス 
第1期における炎族の最高戦力となる上級通常モンスター。
攻撃力は2100と当時の通常召喚可能な上級モンスターとしては結構高く、レギュラーパック収録でレアリティもノーマルだったことからエアイーターと人気を二分した存在でもあります。
とはいえEXを買えば、上級モンスターとしてより高い攻撃力を持つジャッジマンも《デーモンの召喚》も確実に手に入ってしまいましたからねえ。
ゲーム作品ではどんなに弱い獣族と炎魔族のモンスターの組み合わせでも作れるモンスターとしてキャンペーン序盤で人気を博し、召喚魔族も弱点を突かれやすい炎魔族ではなく森魔族になっているのも大きかったですね。
ボルト・エスカルゴ
Normal
▶︎ デッキ
1 30 ボルト・エスカルゴ 
初期から存在する全20種族の中で、最も通常モンスターのクオリティに恵まれなかった雷族の、2021年時点での唯一の上級以上のバニラモンスターで、その性能がこれである。
攻守のどちらかがあと100低ければ下級モンスターでした、ということで1期の上級モンスターとしては、《レオ・ウィザード》と《モリンフェン》を除くと、《アサシン》や《ラムーン》らと並ぶ最低の合計値2900族です。
よりによって《エレキテルドラゴン》が普通にドラゴン族になってしまいましたので…。
1600打点の《ジェムナイト・ルマリン》が登場するまでは雷族バニラ最高攻撃力だったことから、下級連中の能力値がどのようなものであったかはもはや言うまでもない。
水属性の雷族という珍しい組み合わせから、ゲーム作品によっては雷族と水族の融合で出すこともでき、DM4ではこれらの種族のモンスターが主力である人形がよく融合召喚してくる。
ただDM4の下級モンスターは攻守の両方が1350以下と決まっているため、攻撃力1400のこのカードは単体で使うと最弱打点の上級モンスターであったため、融合で出すのが大前提でデッキに直接入れる価値は皆無という意味ではOCGよりも酷い状況になっている。
キャノン・ソルジャー
Normal
▶︎ デッキ
9 31 キャノン・ソルジャー 禁止
第1期に登場した射出系のバーン効果を持つ機械族の下級モンスターで、リリースしたモンスターの質に関係なく定数のダメージを与える。
この効果に名称ターン1どころかターン1さえも設定されていないとくれば、けして良いとは言えないダメージ効率であっても、現在のカードプールをもってすれば先攻で相手を焼き切ることなど造作もないこと。
そんなこともあってかキャノンソルジャーモンスター群は一族根絶やしの刑に処される運びとなりました。
何らかのエラッタを施さなければ復帰は絶望的であり、その際には今回つけた点数も間違いなく下方修正されることになるでしょう。
うーん、しかしカタパのように制限〜無制限のうちからエラッタされるモンスターと、DDBのように禁止後にエラッタされて復帰するモンスターと、このカードのように禁止に処されてそのまま放置されているモンスターの差って一体なんなんでしょうね?
このモンスターも名称ターン1さえつければ、明日からでも無制限カードで構わないんですけど…。
困ったことにそんなモンスターが名称指定の融合素材だったものですから、名称指定していた《迷宮の魔戦車》にとってはいい迷惑。
魔戦車は海外初出の商品にてリメイクが確定しているため、そっちでは是非頑張ってもらいたい。
ちなみにこのモンスターはラッシュデュエルにも輸入され、活躍の場をそちらに移しており、あちらでは下級モンスターとしての攻撃力も高い優秀なカードで、モンスター効果も一律ターン1仕様なため安心な性能となっている。
クリッター
Normal
▶︎ デッキ
10 32 クリッター 
第1期に登場した墓地誘発効果で攻撃力1500以下のモンスターを何でもサーチできるモンスターであり、《クリッター》からはじまるVFD連想ゲームの一番最初に出てくる《クリッター》本人。
一時期アルミラージが禁止カードになるのではと言われていたこともありましたが、間違いなくその原因の一端を担ったモンスターと言っていいでしょう。
その有用性の高さはもはや言うまでもなく、たまたま与えられた強効果のおかげで、その後様々なカードのイラストにも出演することになり、人気の高いデスガイドとセットで扱われる相乗効果もあって、一躍遊戯王OCG界のマスコット的存在となったモンスターでもあります。
或いはこのモンスターがただの通常モンスターで、同じレベル3闇悪魔で攻撃力1000以下の《魔天老》や《転職の魔鏡》にこの効果が割り振られた世界線なんかもあったんですかねえ。
黒き森のウィッチ
Normal
▶︎ デッキ
10 33 黒き森のウィッチ 
第1期に登場した、墓地誘発効果で守備力1500以下のモンスターを何でもサーチできる最強のサーチャー。
正確には最強のサーチャーだったモンスターというところで、エラッタを重ねた結果今の状態に落ち着いている。
1期仕様のまま今の世に放ったら一体どれほどの悪事を働くか、想像するだけでも恐ろしい。
サウザンドルールバイブルに載っていたチャンピオンデッキに《血の代償》を用いてウィクリを次々とキャノソルで射出するコンボが搭載されていたのが懐かしい。
DM4のゲームオリジナルモンスターである黒き森の梟仙人がよく話題に挙がるのもこのモンスターのおかげです。
スーパースター
Rare
▶︎ デッキ
3 34 スーパースター 
第1期に登場した自身と同じ特定の属性のモンスターの攻撃力を全体強化し、その対となる属性のモンスターの攻撃力を全体弱化させる永続効果を持つモンスターの1体で、このモンスターは光属性を担当する天使族モンスター。
種族と属性の組みあわせが非常に優良でありながら、OCGにおいてはほとんど活躍してるところを見た試しがない感じのカードで、それほどに天使族という種族が発展の遅れた種族であったということがわかる。
強くなった時には、このモンスターは天使族にはとっくに必要なくなっていたという感じですね。
真DM2では強化効果付きのヴァルキリーの融合素材として、天使族デッキで最初から最後までお世話になりました。
欲を言えば女性要素のある天使族ならなお良かったですけど、なんかデッキリーダーに据えるとやたらと腹立つことばっか言うし…。
スター・ボーイ
Rare
▶︎ デッキ
5 35 スター・ボーイ 
第1期に登場した自身と同じ特定の属性のモンスターの攻撃力を全体強化し、その対となる属性のモンスターの攻撃力を全体弱化させる永続効果を持つモンスターの1体で、このモンスターは水属性を担当する水族モンスター。
湿地草原》の強化範囲に自身が含まれているのが最大の特徴で、自身の効果と合わせて2段強化することでこのモンスター自身の攻撃力も2000を超えてくる。
同名モンスターを複数体並べた時の総火力は中々のもので、《湿地草原》を使用するデッキでなら1軍選手級の活躍が見込める。
壺魔人
Normal
▶︎ デッキ
2 36 壺魔人 
原作では封印の壺に封印された相手のドラゴンを壺から呼び出して自分がコントロールするカードだったのだが、OCGでは封印の壺を破壊してその呪縛からドラゴンを解き放つ効果になってしまったモンスター、しかも何故かリバース効果である。
原作と違い死デッキのコストにもならない属性設定という原作を踏襲する気がまるっきりない散々な有様で、下級モンスターとしてはまあまあ高い守備力以外良いところがない。
こんなモンスターでも、第2期になっても炎族の下級モンスターの中では強い方だったのが困りもの。
ブレードフライ
Rare
▶︎ デッキ
3 37 ブレードフライ 
第1期に登場した自身と同じ特定の属性のモンスターの攻撃力を全体強化し、その対となる属性のモンスターの攻撃力を全体弱化させる永続効果を持つモンスターの1体で、このモンスターは風属性を担当する昆虫族モンスター。
このシリーズのモンスターの中では攻撃力・守備力ともに最高値であり、比較的マイナーな属性ということで相手モンスターを強化することが少なく、逆に弱化させる地属性はモンスターの種類数が多いため適用できる場面も多いとされてきました。
しかし1期の昆虫族は地属性モンスターが大半を占めていたため、同胞たちの邪魔をする存在として昆虫族の中では肩身が狭かったという印象です。
2期になって登場した属性リクルーターの風属性担当が同じ昆虫族の《ドラゴンフライ》となったことで種族内での繋がりが生まれ、《フライングマンティス》、《ギロチン・クワガタ》、《女帝カマキリ》などの風属性の仲間たちも増え、4期以降は「アルティメット・インセクト」といった風属性の昆虫族も続々と追加されたことで、ようやく種族デッキにおいてもその日の目を見るに至った苦労のモンスターという感じですかね。
見習い魔女
Rare
▶︎ デッキ
3 38 見習い魔女 
第1期に登場した自身と同じ特定の属性のモンスターの攻撃力を全体強化し、その対となる属性のモンスターの攻撃力を全体弱化させる永続効果を持つモンスターの1体で、このモンスターは闇属性を担当する魔法使い族モンスター。
とても見習いのそれとは思えない態度というかやたらと悪い顔をしているのが気になる。
種族と属性の組みあわせがマッチしていますが、強化できる相手も弱化できる相手も多いため運用にはお互いに細心の注意を払いましょう。
ゲーム作品でも黒魔族をパワーアップし、白魔族をパワーダウンさせるほぼ同様の能力を与えられている。
ミリス・レディエント
Super
▶︎ デッキ
2 39 ミリス・レディエント 
第1期に登場した自身と同じ特定の属性のモンスターの攻撃力を全体強化し、その対となる属性のモンスターの攻撃力を全体弱化させる永続効果を持つモンスターの1体で、このモンスターは地属性を担当する獣族モンスター。
このシリーズの6体のモンスターの中でこのモンスターだけワイト並の妙に貧弱なステータスで、ブースターへの収録からも漏れており、にも関わらずこのモンスターだけスーという謎多きカード。
自身を強化できる能力を持つモンスターにとって、元々のステータスが低いことは当然ハンデとなるため他の5体に比べてより厳しいことは間違いないでしょう。
後にリンクモンスターにリメイクされることになりますが、その時も一番手として登場しており、やけに優遇されている。
ムカムカ
Super
▶︎ デッキ
3 40 ムカムカ 
第1期に登場した自分の手札の枚数に比例して自身の攻守がアップする岩石族モンスターで、手札6枚の状態からこのモンスターをNSした時の攻撃力は2100と、1期基準としてはなかなかのパワーとなります。
荒野でパワーアップする3つの種族は1期における下級モンスターの最高攻撃力が1600止まりであり、メインデッキの上級以上のモンスターも《シャドウ・グール》や《千年ゴーレム》くらいしか見られるモンスターがいなかったので、1期における荒野フィールドでは普通に最高戦力級の存在でした。
現在のカードプールならさらなる能力値を獲得することも難しくありませんが、さすがにパワーアップ効率が悪過ぎで、それだけの手札を稼げるなら別な方法で相手を倒す方が遥かに楽でしょう。
4期にはリメイクモンスターとして登場しており、上級モンスターになった代わりに元々の攻撃力とパワーアップ倍率も高くなりましたが、もう1ステージ上のムカムカを是非とも見てみたいですね。
煙が噴き出しているイラストや手札の枚数によって怒りのボルテージが上がる効果の仕様から、このモンスター自身がブチギレるのかと思いきや、ゲームのテキストによると相手を怒らせるのを得意とするという設定らしい。
ゲーム作品では初期デッキの岩石族としてお馴染みのモンスターという感じで、攻撃力2000以上のかつて《ストーン・ドラゴン》と《砂の魔女》の存在から岩石族は融合素材として優秀であるため、割と長いこと使うことができます。
真DM2ではリバース時に効果が適用されて、参照するのが墓地のモンスターの数に変更されているため、デュエルの後半に出すことで単独で手軽に凄まじい攻守を得ることが可能となっています。
リトル・キメラ
Rare
▶︎ デッキ
2 41 リトル・キメラ 
第1期に登場した自身と同じ特定の属性のモンスターの攻撃力を全体強化し、その対となる属性のモンスターの攻撃力を全体弱化させる永続効果を持つモンスターの1体で、このモンスターは炎属性を担当する獣族モンスター。
炎属性の獣族は非常に少なく、この効果とマッチした能力を持つものも《ツインヘデッド・ビースト》や《フレムベル・ヘルドッグ》などの一部のモンスターに限られる。
このシリーズは《ミリス・レディエント》という獣族が地属性を担当しているため、このモンスターは別な種族で良かったようなと思ってしまいます。
シャドウ・グール
Super
▶︎ デッキ
3 42 シャドウ・グール 
墓地のモンスターの数に比例して自身の攻撃力が強化される第1期のアンデット族のエース。
ただし1期最強の上級モンスターである《デーモンの召喚》の打点に追いつくには、墓地に9体もモンスターが必要になり、1期のカードプールの墓地肥やし力ではキャノソル+ウィクリ+《血の代償》によるコンボでも使わない限りそこまでいくのは結構な困難でした。
実は第1期基準では攻撃力か守備力があと100低けれは下級モンスターであり、そのくらい元々のステータスは厳しいモンスターなのである。
だがそのほとんどが何も効果が与えられていないという点では、このカードは間違いなく恵まれていた方であると言えるでしょう。
原作では場に出ることはなくすぐに迷宮壁と融合してウォールシャドウに変化したが、OCGではそれらとは全く関係なくなってしまっている。
真DM2ではこのモンスターで迷宮地形に進入すると自動的にウォールシャドウに変化するという特殊なモンスターになっている。
グレート・モス
Parallel
Secret

▶︎ デッキ
1 43 グレート・モス 
原作同様に進化の繭が途中で壊されても出現できるならともかく、OCGでの仕様ならこのカードで妥協するくらいなら、究極態になるまで我慢した方がまだいいでしょう。
DM4では生け贄2体で攻撃力2600は《千年原人》、《スカルビショップ》に次ぐ3位タイの高パワーなだけでなく、1ターン後には攻撃力3500の究極態に自動進化するというデタラメ仕様。
OCGではこのカードをデッキに入れる必要性は皆無だが、DM4では逆に究極態よりもこっちを入れた方が良いという変わった関係になっている。
千年竜
Parallel
Secret

▶︎ デッキ
1 44 千年竜 
真紅眼の黒竜》と同じレベルと攻守を持つドラゴン族の融合モンスター。
つまりメインデッキのモンスターなら生け贄2体で攻撃力2400ということなので、1期基準でも全然強くないということである。
原作でもあくまでもタイムマジックの副産物って感じで、別にこのモンスターが強いわけではなかった。
このモンスターといい《百年竜》といい、もーちょっと若い姿の《ベビードラゴン》は見られないんですかね?
裁きの鷹
Normal
▶︎ デッキ
3 45 裁きの鷹 
ゲームオリジナルのフレイバーテキストが結構カッコよくてイカしてる第1期の鳥獣族の融合モンスター。
融合素材となる《冠を戴く蒼き翼》は、紅陽鳥の融合素材であるセイントバードまたはスカイハンターと逆なような気がする。
効果なしモンスターしか出せない代わりに《簡易融合》よりも融合召喚可能なレベルが拡張した《簡素融合》の登場により救われたモンスターの1体。
レベル6の鳥獣族の効果なし融合モンスターには、より高い攻撃力を持つ紅陽鳥が存在していますが、あちらが炎属性になってくれたおかげで差別化は可能です。
リメイクする際には是非とも《裁きの龍》あたりの効果を参考にしていただければと思います。
魔導騎士ギルティア
Normal
▶︎ デッキ
4 46 魔導騎士ギルティア 
原作の王国編やバトルシティ編で城之内が使用した戦士族モンスターで、炎の剣士と同じくOCGでは融合モンスター。
正統派な魔導騎士で城之内が使用する戦士族モンスターの中では高い攻撃力を持つがこれといった活躍はなく、融合素材となる2体も種族が一致している程度でこのモンスターのイメージとは凡そかけ離れている。
簡易融合》や《簡素融合》で出せるリリースや素材要員としての運用が主となるが、後に遊戯王Rでこのモンスターを融合素材とするモンスターが登場し、それが仕様を変更してOCG化されていたり、自身の必殺技名がカード名に組み込まれたリメイクモンスターが登場していたりと、城之内が使用したモンスターの中では恵まれている存在と言える。
音楽家の帝王
Normal
▶︎ デッキ
4 47 音楽家の帝王 
第1期に登場した、魔法使い族の効果なし融合モンスター。
女性モンスター2体を融合素材とするが、自身は男性な上に融合素材2体が音楽と全く関係ないことをよくネタにされるモンスターでもあります。
音女+響女じゃアカンかったんですか?という感じですが、この2体は戦士でこのモンスターは魔法使いですし、1期の融合モンスターが名称指定する融合素材というものはあくまで同じパックに収録されたモンスターというのが大前提ですので…。
それに融合素材である《黒き森のウィッチ》は有用な効果を持つため、それを《融合派兵》で参照できるのは当然悪くないと言えるでしょう。
本体の運用としましては、《簡素融合》で出せるレベル5光魔法使いの体をした特殊召喚のための素材といったところで、《簡易融合》を使うなら《時の魔導士》が優先される。
そして第3のメタル化モンスターがまさかこのモンスターになろうとは、アニメでステップジョニーが使用するまでは誰も思わなかったでしょうね。
融合
Normal
▶︎ デッキ
9 48 融合 
このカードを含めた3枚以上の特定のカードを消費して1体のモンスターをEXデッキから特殊召喚するという、OCGでも屈指の悪条件とアド損を受け入れて行われる特殊召喚システム「融合召喚」を行うために必要な原点となる魔法カード。
現在ではこの召喚方法を用いるテーマのほとんどにモンスター効果による融合召喚や、より消費の少ない条件でこれを行える、またはフリチェでこれを行うことができたり、融合・フュージョン・テーマネームを持っている魔法・罠カードが用意されていますが、その一方で正規の融合であるこのカードを用いた融合召喚も手厚く強化され続けており、未だその価値が失われることなく今に至るというのは大変喜ばしいことです。
ファーニマルデッキにおける重要性は言うまでもなく、プランキッズが相手の誘発を貫通するためにデッキに取り入れたりすることなどもありました。
神の宣告
Ultra
▶︎ デッキ
10 49 神の宣告 
第1期に登場したはじまりの「神の〇告」カウンター罠、通称「神罠」シリーズにして、ずっと愛用し続けている個人的に最強、少なくとも最高のカウンター罠だと考えているカードです。
捉える範囲は魔法・罠カードのカードの発動及び発動を伴わない召喚・特殊召喚行為全般となっており「攻めの神宣は強い、守りの神宣は弱い」などとも言われるように、罠デッキが用いる相手が後攻から放ってくる《ハーピィの羽根帚》・《ライトニング・ストーム》・《拮抗勝負》・《レッド・リブート》などへの防御手段としてだけでなく、マストカウンターに突き刺して相手の後攻からの反撃の芽を摘み取るマウンティング的な使い方もできるカードですね。
相手の初動となるNSや魔法カードをこれで止めたら、相手の動きが止まってそのまま勝ってしまったなんてこともざらにあるはず。
「ライフを半分払う」というコストは、発動時の自分のライフポイント次第で重くも軽くもなりますが、現在のライフがいくらであれいつ何時でも支払うことが可能というのが最大の魅力で、相手の魔法・罠カードを防ぐ手段はこれに全て委ねているデッキもけして少なくはないでしょう。
多くの罠デッキにとって、相手の手札リブートをはじめとするカウンター罠にチェーンできる唯一の命綱になり、とにかく1枚で様々な種類のカードを見られるというのが本当に強くて、ライフの半分程度なんぞ喜んでくれてやるわ思える所以となります。
その一方で手札・墓地誘発の効果や既に場に出てしまっている魔法・罠・モンスター効果に対応できないので、相手によっては自分が後攻の場合に使いどころがほとんどないという弱点もあるため、環境によっては《神の通告》や別な除去系の通常罠、《群雄割拠》や《御前試合》のような後攻からでも強い永続メタ罠が優先される場合も少なくない。
自分のデッキの急所となるところや苦手なカードは何なのか、どの神罠なら強く使えるのか使えないのかはしっかり考えなければならず、当然対戦するデッキ毎場面毎に適切にマストカウンターを見極める能力も重要となります。
と、まあ長々と講釈を垂れてしまいましたが、これからも何卒私の罠カードたちを帚やライスト、拮抗やリブートなどからはもちろん、《ダイナレスラー・パンクラトプス》や《天霆號アーゼウス》みたいなのが突然出てくることからもお守り下さい神サマ!ってのがホントのトコロです…。
昇天の角笛
Ultra
▶︎ デッキ
4 50 昇天の角笛 
第1期に登場した、発動を伴わない召喚行為を無効にするカウンター罠で「角笛」カウンター罠の開祖となるカード。
効果自体は弱くありませんが、発動コストとして自分の場のモンスター1体を要求されるため、自分の場のモンスターをリリースしたり墓地に送る行為を何かに活かせないのであればやはり重く感じてしまう。
何よりもこのカードと《マジック・ジャマー》と《盗賊の七つ道具》のカウンター範囲がドッキングしている《神の宣告》の存在と、現在ではそれを3枚積めることが非常に厳しく、当時は「ライフ半分」というコストは滅茶苦茶重いものだという認識のもとで設定されていたことがよくわかりますね。
今だと「角笛」カードを参照する何らかの効果が出てきたとして、それでようやくスタートラインって感じですかねえ。

追記:2023年1月のレギュラーパックにて、NS及びP召喚誘発の効果により名称指定でこのカードをサーチできる《死天使ハーヴェスト》という下級モンスターが登場しました。
さらに《死天使ハーヴェスト》は、このカードの発動コストとして自身をリリースすることでさらなる効果を発揮できるように設計されており、このカードにも独自性が生まれたことは間違いないと言えるでしょう。
そして元々がこのカードの下位互換である《ライト・バニッシュ》の立場がますます厳しいものに…。
盗賊の七つ道具
Ultra
▶︎ デッキ
5 51 盗賊の七つ道具 
罠カードの発動を専門に防ぐカウンター罠で、カウンター罠も止められることと、発動コストがライフポイントということで手札や場のカードを消費せずに済むことから、一定の強さはあると感じるカード。
しかしマジックジャマーに比べると、競合となるカウンター罠により汎用的の高いカードが多く、それらに対する明確な強みの少ないこのカードを優先するのは難しい。
せっかく道具をモチーフとして生まれたカードなので、このカードを名称指定した使い手となる盗賊モンスターでも出てくれれば有り難いんですが…。
マジック・ジャマー
Ultra
▶︎ デッキ
5 52 マジック・ジャマー 
ジャマーとは日本語訳するとその名の通り邪魔するという意味である、イエスかノーか?
と問われると100%ノーとは言えない、そんな感じの魔法専門のカウンター罠。
登場当時は《サンダー・ボルト》や《ハーピィの羽根帚》などの高パワーの魔法カードを防ぐことのできるカウンター罠として一定の需要がありましたが、発動に手札コストを要求される上に、《神の宣告》や《魔宮の賄賂》よりも対応範囲が狭いことから次第に使われなくなりました。
ただ魔法カードのみを専門に防ぐ類似効果を持つ罠カードと比べると、概ねこちらの方が使い勝手で勝っているという印象です。
マジック・ドレイン》だとか《封魔の呪印》だとか《八式対魔法多重結界》だとか色々と使ってみても、結局このカードでいいなという感じでしたね。




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