痛恨(つうこん)(うった)え/Heartfelt Appeal》

通常罠
相手モンスターの直接攻撃によって自分が戦闘ダメージを受けた時に発動できる。
相手フィールド上に表側表示で存在する守備力が一番高いモンスター1体のコントロールを
次の自分のエンドフェイズ時まで得る。
この効果でコントロールを得たモンスターの効果は無効化され、攻撃宣言できない。

 PHOTON SHOCKWAVEで登場した通常罠
 直接攻撃トリガーとし、相手フィールドで最も守備力が高いモンスター1体をコントロール奪取する効果を持つ。

 奪うモンスター守備力次第であるため、必ずしも高ステータスモンスターを奪えるとは限らない上に、守備力を持たないリンクモンスターは全て対象外となる。
 高攻撃力モンスターを奪えば後続の攻撃を止められるが、奪えるモンスターより攻撃力の高いモンスターがいる場合、続く攻撃で奪ったモンスター戦闘破壊されてしまう。

 どうしても奪ったモンスター戦闘破壊を避けたい場合、最後のモンスター直接攻撃トリガー発動すると良いだろう。
 また《アストラルバリア》《ドゥーブルパッセ》を使用すれば、自分フィールドモンスターの有無に関係なく発動でき、コントロール奪取が可能。
 しかし、どちらにせよ戦闘ダメージを防ぐ事はできず、メインフェイズ2での効果破壊などは防ぎようがない。
 また、奪ったモンスターは2つのデメリットを負うので、自分ターン中にリリースしたり各種素材にする等して処理したい。

 いずれにせよ相手の行動への依存性が高く、永続罠ではあるが表側表示モンスター全般を奪えて発動タイミングに融通の利く《大捕り物》でまかなえる局面も多い。
 総じて見ても、種々の競合カードに比べ、使い勝手の悪さは否めないカードである。

  • ダメージを「痛恨」と表していると思われるが、「痛恨」とは「非常に残念に思う」という意味であり肉体の痛みとは異なる。
    恐らくはRPG「ドラゴンクエスト」シリーズで敵からのクリティカル攻撃を「痛恨の一撃」と呼ぶ事が間接的なモチーフになっていると思われる。

関連カード

イラスト関連

収録パック等

FAQ

Q:この効果コントロール奪取したモンスターは、次の自分エンドフェイズ以降も攻撃できず効果無効のままですか?
A:そのモンスターコントロールが元々の持ち主に戻った場合、そのモンスター攻撃でき、効果無効化されません。(11/07/18)

Q:対象をとる効果ですか?
A:いいえ、対象をとりません。(11/07/16)

Q:相手メインモンスターゾーンモンスターが3体存在し、そのうち1体のコントロールを得ました。
次の自分ターン《おジャマ・キング》融合召喚し、相手メインモンスターゾーン3箇所を使用不可能にした場合、どういった処理を行いますか?
A:その場合、コントロールを得た相手モンスター墓地へ送られます。(12/03/28)


Tag: 《痛恨の訴え》 通常罠

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