《カラテマン/Karate Man》 †
効果モンスター
星3/地属性/戦士族/攻1000/守1000
1ターンに1度、自分のメインフェイズ時に発動する事ができる。
このカードの攻撃力はエンドフェイズ時まで、元々の攻撃力を倍にした数値になる。
この効果を使用した場合、このカードはエンドフェイズ時に破壊される。
※エンドフェイズに適用終了となるカードに対するエラッタに伴い、攻撃力変動効果の「エンドフェイズ時」は「ターン終了時」と読み替えて使用する。
なお、自壊する効果は「エンドフェイズ時」のまま使用する。
Pharaoh's Servant −ファラオのしもべ−で登場した地属性・戦士族の下級モンスター。
自身の攻撃力を元々の攻撃力の倍にする起動効果、効果使用後のエンドフェイズに自壊する誘発効果を持つ。
効果を使用すると攻撃力2000となるが、《ジェネティック・ワーウルフ》と同じ攻撃力を得るために自壊してしまうのは明らかに割に合っていない。
自分のフィールドにモンスターを残さないという点でも、同じ戦士族でメリット効果も持つ《コアキメイル・ベルグザーク》が存在している。
《スピード・ウォリアー》と同じく、《進化する人類》で元々の攻撃力を2400にすれば効果使用後の攻撃力を4800にできる。
《スピード・ウォリアー》と《増援》等を共有し、《進化する人類》とのコンボを狙うデッキを組めばあるいは使えるかという所。
機皇帝のトリガーなどにもなるが、戦士族サポートを使わないのであれば同ステータス・同効果の《疫病狼》の方が《魔のデッキ破壊ウイルス》対応などメリットが多い。
- 彼のアフロは「カツラ」であることが、《ふるい落とし》のイラストで確認できる。
このことはマスターガイド2にも載っている。
- イラストのモデルは映画『燃えよドラゴン』に登場するアフロヘアーの黒人空手家、ウィリアムスだろう。
- 空手とは沖縄(琉球王国)発祥の武術である。
その起源には諸説あるが、手(ティ)と呼ばれる沖縄固有の武術が、日本武術や中国拳法の影響も受けながら発展したという説が一般的。
明治から大正時代の間に日本本土に伝わり、現在では世界的に普及している。
- 原作・アニメにおいて―
アニメ5D'sにおける「遊星vs鷹栖」戦において、遊星のデッキに確認できる。
また「遊星vsディック」戦終了後、遊星がディックのデッキを確認した際に、デッキに入れてあるのが確認できる。
- アニメARC-V第3話に登場した「最強流デュエル道場」の看板に描かれていた。
- アニメVRAINS第66話の遊作達が見ていたネット掲示板のハンドルネームの1つに「サイレント・カラテマン LV6」という名前が確認できる。
- コナミのゲーム作品において―
DM4・7・8では効果を持っていない。
DM4でのテキストは「鋼鉄の拳を持ち瓦は10000枚も割ることができる」というものだったが、DM7・8では「鋼鉄の拳を持ち、瓦を一万枚も割ることができるぞ!」と微妙に変化した。
いずれにせよ、瓦を一撃で一万枚割るのか、休まず一万枚割り続けることができるのかは定かではない。
- デュエルリンクスでは初期ライフポイントが4000と少ないため、このカードに《閃光の双剣−トライス》と《財宝への隠し通路》を併用した【カラテマン1キル】が最初期の環境で人気を集めた。
しかし、コンボの性質上、攻撃妨害や除去に弱く、ある程度ユーザーにカードが行き渡るとすぐに環境から姿を消すこととなった。
またゲーム内のイベント「異次元の塔 -風と地の章-」では道中で戦う敵として登場し、同イベント内では上記のコンボを使用する敵も存在しており、彼が使用することもある。
本人は「オレの!アフロは!ヅラじゃねえ!フサフサだ!ホワタァッ!」と言うのだが、前述の通り彼のアフロはヅラである。
また、背景にも書いてある「花鳥風月」の意味は知らないとの事。
彼の弁によると、技名は「カラテパンチ」。
関連カード †
―同一の効果を持つモンスター
―《カラテマン》の姿が見られるカード
収録パック等 †
FAQ †
Q:効果分類は何ですか?
A:攻撃力を元々の攻撃力の倍にする効果は起動効果、エンドフェイズに破壊される効果は誘発効果です。(12/09/30)
Q:《巨大化》を装備した《カラテマン》が自身の攻撃力倍化効果を使った場合、どうなりますか?
A:後から発動した効果に上書きされます。
Q:このカードがエンドフェイズに自身の効果で破壊される際にチェーンブロックが作られますか?
A:はい、作られます。(11/05/14)
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