《イナゴの軍勢(ぐんぜい)/Swarm of Locusts》

効果モンスター
星3/闇属性/昆虫族/攻1000/守 500
このカードは1ターンに1度だけ裏側守備表示にする事ができる。
このカードが反転召喚に成功した時、
相手フィールド上に存在する魔法・罠カード1枚を選択して破壊する。

 Pharaonic Guardian −王家の守護者−で登場した闇属性昆虫族下級モンスター
 サイクル・リバースモンスターの一体であり、自身を裏側守備表示にする起動効果と、反転召喚に成功した時、相手フィールド上の魔法・罠カード破壊する誘発効果を持つ。
 モンスター破壊する《スカラベの大群》と対を成す。

 魔法・罠除去としては《魔導戦士 ブレイカー》《サイクロン》に比べ遅さが目立つが、何度も効果を使えるのが利点。
 このカードを守りながら戦える各種ロックデッキで真価を発揮する。
 特に《魔封じの芳香》とは相性がよく、【アロマ・コントロール】では主幹をなす。
 モンスター効果なので、ロックデッキの天敵である《王宮のお触れ》も対処できる。
 また、《共鳴虫》《キラー・トマト》リクルートすれば、安全に効果発動できる。
 《リミット・リバース》蘇生した後に裏側守備表示になれば、完全蘇生となる。
 闇属性なので、《死のデッキ破壊ウイルス》コストとしても使える。
 除去をした後にリリースシンクロ素材にすればアドバンテージも稼げるだろう。

 ただしその発動条件から、《激流葬》《連鎖除外》等を受けやすい。
 《大樹海》等で後続をサーチできるようにしておきたい。

  • イラストに描かれている「イナゴ」は日本の田園などで見られるイナゴではなく、トノサマバッタ等が大量に発生することで相変異を起こした「飛蝗(ひこう)」である。
    一度発生すれば農作物を初めとした周囲の植物を食べ尽くしてしまう「蝗害(こうがい)」を引き起こすことから、洋の東西を問わず旱魃や洪水に並ぶ天災として古くから恐れられてきた。
    エジプトにおいても旧約聖書の出エジプト記に書かれた十の災いの一つに数えられているほか、現在でもたびたび発生し農作物に甚大な被害を与えている。
    一方で日本では生育条件から滅多に発生することがなく、本来はこれらを表す「蝗」の文字に「いなご」の読みが与えられている。
    • 集団で「イナゴの群生(ぐんせい)」をもじった「軍勢(ぐんぜい)」なのだろう。
      実際、英語名は単なる「イナゴの群れ」という意味なので「イナゴの群生」と訳すこともできる。

関連カード

反転召喚に成功した時、魔法・罠カード破壊するカード

収録パック等


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