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[23]クイーンヴァイルス・オブ・アリス

にしんさん の作成したオリジナルカードです。


[23]クイーンヴァイルス・オブ・アリス
種類・種族 カテゴリー名
【サイバース族/リンク/効果】 ヴァイルス
属性 レベル 攻撃力 守備力
- 3000 -
このカードは特殊召喚できない。自分フィールド、墓地からこのカード名以外の「ヴァイルス」リンクモンスターを4体除外した時のみEXデッキからL召喚できる。 ①:このカードは相手のサイバース族モンスターおよびリンクモンスターの攻撃の対象にできず、効果を受けない。自分フィールドのモンスターがこのカードのみの場合、サイバース族モンスターおよびリンクモンスターは攻撃できない。 ②:1ターンに1度、除外されたカード7枚を裏側表示にして発動できる。自分のデッキ、手札、墓地から「ヴァイルス」モンスターを可能な限り特殊召喚する。この効果を発動したターン、自分はリンクモンスターを特殊召喚できない。この効果は相手ターンでも発動できる。
作者 作成日時
にしんさん 2018/05/18 3:41



にしん
「今回はこのカテゴリの花形、ウイルスに上書きされ、ヴァイルスとなったアリス。元のアリスの面影を残しつつ、ウイルスによって非常に危険な存在へと書き換えられてしまった。バーニングルがアリスを捕獲する際、ウイルスとバグによる共鳴が起こり、ヴァイルスが生まれた。アリスは最後まで抵抗したものの、その存在を上書きされ、更には何かの感情によって自身を上書きした。

効果はデジタルな方々に対する完全耐性と、除外コストを利用して大量展開を行うもの。ヴァイルスの女王にふさわしい性能。このカテゴリではハートの女王がモチーフとなったプリムハートとアリスが逆の立場に。

文章の長さの関係上、考えていた演出を大幅に圧縮して投稿していますので、アリスとの熱戦を楽しみたい方は各自の脳内で構成してお楽しみください(

ーーー
 彼ら、彼女らの身体、存在はデータでできている。アリスのトランプに貫かれたプリムハートの胸部はバグが起こったかのようにグラフィックが崩れた感じになった。弱った姿を見て、アリスはついに姿を現した。元のアリスと似た姿。だけど、禍々しい。

プリムハート「なんで・・・」
アリス「よく頑張ったね・・・私と、私たちと一緒に、世界を創るために・・・」

そして2回、3回とトランプでプリムハートに攻撃をする。同時に謎のコードを空間に書き込んでいた。

プリムハート「かは・・・っ、お、オーバーライト・・・まさか!?」

アリスがプリムハートを貫いた場所が他のヴァイルスのように黒く、硬くなっていく。「上書き」だ。アリスはプリムハートをヴァイルスへと上書きしようとしているのだ。

アリス「私たち、「友達」でしょ・・・?だから、ね。一緒に、楽しい世界を創りましょ?」
プリムハート「そん・・・なの、いやだ・・・」
アリス「なんで・・・?」
プリムハート「楽しい世界でも・・・そのために苦しむ人がいるんだよ・・・そんなの、いやだよ」

プリムハートの必死の説得に、アリスが一瞬戸惑う。その瞬間、「BAN」されていたアドミ・・・もとい、Vが戻る。その様子を見たアリスはまさかという表情をした。

V「よし、入れた!この状況・・・今しかない」
プリムハート「ドクター・・・」
V「「あれ」を行うよ。その前に」

Vが操作するアドミから光の鎖が飛び出し、驚いているアリスを拘束した。

アリス「なんで・・・入れたの?」
V「BANの仕方が私のウイルスと一緒だったからね。これで、君はもう動けない」
アリス「ぐっ」
プリムハート「アリス・・・今助けるからね・・・今、戻してあげるから!」

プリムハートはドレッドノートンの剣を起動させる。Vは即座に最新の定義ファイルを作り、更新させた。ついでにプリムハートを侵食していたヴァイルスも除去する。そして・・・

プリムハート「やあああっ!!」

その光の刃は鎖ごとアリスを貫いた。アリスからヴァイルスのデータが抜けていく・・・」(2018-05-18 03:41)

ランペル
「アリッス!お久しぶり!
お久しぶりなアリスは、愛らしい面影は残っているものの、ウイルスによる影響で非常に危険な存在へと変質してしまい、バグの世界ではクイーンの親友だったアリスがヴァイルスの世界ではクイーンに…。バーニングルの上書きに対して、最後まで抵抗を続けたものの存在を上書きされてしまい、加えて、何らからの感情によって追加で自身の上書きを行うと、これだけ上書きが入ると元のアリスがいるかどうかも問題になってくるレベル…。
トランプを武器とするのは変わっていないものの、それが黒くなっているとやばそう(小並感。

マーカーはすべてが埋め尽くされたL8!それ相応に普通に呼べるものではなく、まずSSができず、自分フィールド・墓地から同名以外のヴァイルスL4体を除外することでL召喚ができるというもの。何!L召喚は特殊召喚ではないのか!?(勝鬨感
切り札ポジでもあるので、ナイトメアでしか呼べないのかなとも思ってましたが、召喚条件無視の記述もありましたから何もなくても、頑張れば呼べそうではありますね。バーニングル、ブルータルス、ジェルバッド、フリズマルの4体を除外して呼び出すのが設定的な感じかな。
相手のサイバース・Lの攻撃対象にならず、効果を受け付けないデジタルメタ完全体。加えて、自分フィールドに自身しかモンスターが存在しなければサイバース・Lの攻撃を完全シャットアウトするため、自身含めて(戦闘による)争いが起こませんね。
そして、強烈な②の効果。除外されているカード7枚を裏側にして可能な限りヴァイルスを呼び出せるというもの!L召喚は行えないものの、大量の展開による除外肥やし、戦力増強、防御を固めるまでなんでもござれ!フリチェなのも非常に強力なポイント!発動には7枚を裏側にする必要があるので、ナイトメアで呼び出すとこの効果は発動できるか怪しくなってくるので、注意が必要でしょうねぇ。

データでできている彼、彼女たち、急所っぽい所は特になさそうな感じもする。構築している6、7割失うとさすがにまずいだろうけれどもと勝手に想像。
アリスの黒いトランプに貫かれた箇所がバグったかのようにグラフィックが崩れる感じになってしまったプリムハート。バグである彼女にさらなるバグのような状態に…。攻撃によって弱ったプリムハートの前へとアリスはついに姿を現し、元のアリスと似てはいれどどこか禍々しい…そんな彼女…。アリスは自分と一緒に世界を創るためとアリスはさらに黒いトランプで切り刻む。それと同時に謎のコードを空間へと書き込み、黒いトランプによって貫かれたプリムハートの箇所はヴァイルスのように、黒く、硬くなっていってしまう…!プリムハートに対しても上書きを行おうとしているアリス、友達だから、一緒に楽しい世界を創ろうと、完全にウイルス側に堕ちてしまったアリス…。しかし、これに対しプリムハートはたとえ楽しくともそれによって誰かが苦しむ、傷つくのは嫌だと、自分の気持ちを彼女へと伝える…!
上書きによって、元のアリスとは別のアリスになってしまっていたと思っていましたが、プリムハートの必死の説得に彼女も心を揺らされ動揺する!そこで、BANされていたVが帰還。てか、BANされてたんですね。納得。
戻ってきたVはすぐに例のあれとやらをプリムハートと一緒に行おうとする。アドミからは光の鎖が飛び出し、アリスを拘束!Vが戻ってこれたのは、BAN方法が彼の作ったウイルスの方法と一緒だったためにすぐに戻ってこれたようで、アリスは戻って来れるとは思ってなかったみたいですね。そして、拘束されたアリスへ向けてプリムハートはドレッドノートンの剣を起動させ、Vによって最新のものへと更新されたその剣で、アリスを貫く!
それによってアリスからヴァイルスのデータが抜けていく…!

これでアリッスも元に戻るって感じが見えますね!プリムハートも最後は自分の手で友達を助けることができて、本当に良かった。…こういうことだよね?そうあって欲しいと願いつつ次を覗きにゆきます…。」(2018-05-23 05:59)

にしん
「ランペルさんありがとうございます。再び上書きした感情とは、皮肉にも「友情」だという設定です。邪魔者を排除し、プリムハート「だけ」が到着したことによって姿を現したアリス。

だけど、プリムハートの積極的な説得によって動揺したことによってVが復活。予定通りアリスを止めることができたが・・・

そしてウイルスに、ヴァイルスになってもアリスはアリスでした。」(2018-05-23 18:42)


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