ヤンデレ嬢 束縛のミカゼ

係
「性能面とテキストスペースの関係からエラッタを行いました。
具体的には効果外テキストと①②の効果について変更。
なおエラッタを行うにあたり、コメントの書き起こし行わせて頂きましたので、ご了承下され。

【第９話　「恍惚たる束縛」

一樹「………」
一樹「……ッ！！」ﾊﾞｯ
トんでいた意識が戻り、顔を上げると同時に自身が縛られている事に気付いた。
一樹（……せっかく美鳥が拘束を外してくれたのに、結局こうしてまた縛られちまったか……）ｸｯ

　 　 　「あら？気が付きました？」
聞き慣れた声に反応し、俺は俯いた顔を上げた。
一樹「……美風姉ぇ。これやったの、美風姉ぇか？」ｷﾞｼｯ
力ずくで拘束を解こうにも全く反応を示さない。恐らくロープだけじゃなく、色んな拘束が施されているのだろう。
美風「ふふふｗそうですよ？やっぱり思った通り、一樹君は縛られている姿も素敵ですわぁ♪」ｳｯﾄﾘ
美風姉ぇは全く悪びれた様子無く、恍惚とした表情で俺の問いに答えた。
一樹「…悪ふざけでこんな事しているならやめてくれ。それに……美鳥はどうしたんだ？一緒に居たはず……」
美風「あぁ……あの野蛮人ですか？あの娘はまた暴れられたら困りますからね……『あるべき場所』に戻して差し上げましたわ」ﾌｩ
一樹「『あるべき場所』？」
美風「えぇ。今頃『厠』の水でも飲んでるんじゃないですかね？」ﾌﾌw
一樹（……？『厠』って………？）

一樹「………ッ！！アンタ…まさか……！？」
美風「ウフフｗやっぱり分かっちゃいましたかね♪あんな野蛮人の空っぽの頭なんて、モップぐらいにしか使いようがありませんから♪」ｸｽｽ
一樹「………何でだよ……！何で…こうなるんだよ…！昨日まで、ついこないだまでみんな仲良しだったじゃんか！！何でみんなこんな事平気で出来るんだよッ！！」
美風「……」
一樹「何でだよぉ……！元に……戻ってくれよぉ……！！」ﾎﾞﾛﾎﾞﾛ
美風「いいえ、一樹君は幾つか間違えてますよ？」
一樹「……は？」

美風「一樹君はさも急に、さも初めてこういう事が起きたように言ってますけど……そうじゃありませんよ？」
美風「それに一樹君だって悪いんですからね？一樹君があんな人を選んでしまったから……」
一樹「あんな人……？…選んだって………美月さんの事…か？」
美風「ふふふ♪あんな人、一樹君には似合いませんわ。あなたは本当に優しく、素敵で、潔癖と言えるほど純粋で……」
美風「私は……もう、誰にも……誰一人として触れさせたく無い……！一樹君、あなたは私が誰よりも幸せにしてあげます……！働く必要も無い、傷付く事も、外に出る必要も無い。あなたが求める理想の女性に私がなります。あなたが求める必要な環境を作ってみせます」
一樹「…み、美風姉ぇ……！」ｶﾞｸｶﾞｸ
美風「…私、頑張りました……！あなたを幸せにするために、私が出来る以上の努力を積み重ねて、あなたの事を想ってどんな苦痛にだって耐えて来ました……！」
美風「どうか……どうか……私の努力を、受け止めて………！」ｽﾙ…ｽﾙ……ﾊﾟｻ
美風姉ぇは躊躇うこと無く纏っていた衣服を脱ぎ、美しくも扇情的な裸体を晒した。脱ぐのに躊躇う様子が無かった反面、一糸纏わぬ姿になった彼女は少し恥じらいを見せ、それが余計に俺の心を揺さぶる……。
美風「あなたの心も、身体も、私の……いえ、私達の檻の中で幸せにしてあげますから………ね？」
美風姉ぇの魅力的な裸体が俺の身体の上に乗り、唇が限界まで近付く……！


「ピンポンパンボーン♪
キミの根城である生徒会室とは言え、学園内でそんな事するのは如何なものかな？」


続く！】」(2017-05-10 23:57)

ＥＸデッキ焼き
「今度は月の書。おまけに馬鹿でかい回復までついてお得！表示形式の変更やリリースも出来ないので、やられたターンは完全に置物状態ですね。

絶体絶命の一樹に助けの校内放送が。既に美花、美鳥、美風が居るので、4人目なんでしょうか。そして、当然4人目が来ても安心できないぞ、一樹くん！」(2017-05-10 23:57)

係
「ＥＸデッキ焼き さん、いつもコメントありがとうございます！

最初はステータス０＋無効だったんですが、テキストの都合と妨害性能アップのため、こんな形に。ＥＸゾーンのモンスターにこれ撃たれたら結構ヤバいかもしれませんね‥…。みんな、リンクモンスターを使おう！(販促)

遂に４人目の彼女が登場！他の３人とは立場が違う、正に真打ちと言った所ですねぇ。まぁ仰る通り一樹君は全くもって安心出来ません。」(2017-05-10 23:58)

ランペル
「束縛だったか～！
途切れていた意識が復活し、気が付けば自分が縛られていることに気づく…。せっかく解放されてたのにまた縛られて…。そして、自分を縛っているのはヤンデレ3人目！美風さん！拘束を解こうにもがっちり拘束されて動けない。美風さんはというと、悪びれる様子もなく縛られている一樹君も素敵とか言ってる始末。そして美鳥さんは哀れ厠のモップのようににに…。彼女たちの凶行に加えて、彼女たちの状態をおもった一樹君は何でこんなことにと涙を…。そんな彼に美風さんはこれが初めてではないと告げる…？ここのところは意識の断絶と関係がありそうですね…。
美月さんをあんな人と呼び一樹君をもう誰にも触れさせたくないといい、彼が何をせずともよく、彼のための環境を作り上げると言い、自分の努力を受け止めてと、衣服を脱ぎ始める。少し恥じらいを感じつつも、心・身体も私たちの檻の中で幸せを…。それはまさに束縛系にふさわしい…。
唇が触れるあと少しのところで、突如鳴り響くチャイム…！そこでかかるは謎の人物の声！なんと束縛が行われていたのは、美風さんの根城生徒会室だったとのこと！おそらく最後の4人目。束縛はまだ倒されていないものの、どうなっていくか…。
最後の狂いしヤンデレが、ヤンデレの神髄を見せつけてくれることでしょう。

効果はユニットを1つ消費して、フィールドのモンスター1体の攻撃力か守備力の半分の値ライフを回復し、そのモンスターを裏側守備表示に変更し、リリースと表示形式の変更を封じることができると強力な効果ですね！確かに現環境でＥＸに打ち込めば相手の攻撃及び展開をそこで打ち止めることが可能になりそうですね！リンクもＥＸゾーンのモンスターも素材に出来るとはいえ、それは表側表示の場合…裏側では素材に出来まい…！しかし、リンクには守備力がない…！そうなると効果を発動するタイミングが重要になってきますね…！素材に打っても融合以外の素材への利用は封じれるのでやはり強力です。」(2017-05-10 23:58)

係
「ランペル さん、いつも沢山のコメントありがとうございます！

束縛系でした♪
狂気系は一番ヤッバイので最後にとっておいてます。

ヤンデレ要素は基本的に「病み」と「デレ」に分けられる訳ですけど、「病み」の出し方は色々有りますね。異常行動したり自傷行為をしたりと色々あるわけですが、今回の美風さんの場合は「ライバルを蹴落とす」という形で表現してみました。ヤンデレガールズの中でもマトモな方の美鳥ちゃんが身体的にも精神的にもヤバい状態に……！そして美風さんは今回の一件の真相を知っている様子です。
そして「病み」の後には必ず「デレ」が来るのが道理(謎理論)。前回の美鳥ちゃんが自身を傷つけてしまうほどの献身的な愛だとすれば、今回の美風さんは文字通り自身の全てを賭した全身全霊の奉仕。その対価として想い人の愛もまた自身へ注ぐように強制します。バスト８４の脅威(胸囲)をその身に受けよぉ～！！

そして次回は真打ちとなる狂気のヤンデレが登場！今までは不意打ちにより他のライバルを処理して来ましたが、遂に正面対決ですよ！やっぱり上級生は違うなぁ～(白目

正直言いますと、冷静になってこの効果は結構ヤバいのでは‥…？と焦っている次第でございます。リンクモンスターなら確かに防げますが、万が一リンクモンスター以外をＥＸゾーンに出してこの効果を受けてしまった場合、ＥＸゾーンの使用不可に等しいのですよね。強脱等汎用除去なら状況を脱する事が出来ますが、そうタイミング良く手札に来るものでもありませんし、なんだかんだ４人の中で一番厄介かも。もしかしたらエラッタする場合もありますので、悪しからず。」(2017-05-10 23:59)