地下実験場ＫＫー１３

係
「元ネタは「実験室Ｋー１３」です。
今回はＳ・Ｘ召喚のサポートですね。定番の初動の動きで展開したシリアルキラーとモジュールの内、シリアルキラーの方を別の素材叉はモジュールに変えてＳ・Ｘに繋げたり、モジュールをシリアルキラーに変えてルーカスのＸ召喚を狙ったりする感じです。

【フィルム２４．Ｘパート⑤：
エド「すまないネェ～、わざわざこんなトコまで足を運んでもらって……」ｺﾂｺﾂ
エミリ「いえ、とんでもないです……。普段お世話になってますし、それにあの時だって私……」ｺﾂｺﾂ
エミリ（……何だろう？博士の様子が…雰囲気がいつもと違う気がする…）
エミリは言い表せぬ不安からか表情は暗く視線は意図せず落ちるばかり……。
だが、それもそのはず。クロードの裏切りに続いてシェイドの音信不通が重なり、ここ最近彼女の周囲は異変が起こり続けていた。ついこの間までの幸せなど嘘だったかのように……。
シェイドとの関係、そしてシェイド本人も含めてエミリは快く思っていなかった。そして彼との関係に溺れていく自分にもまた嫌悪感を抱く。だが、そんな彼でも突然消息を絶った事には不安を禁じ得ない。
エド「……ｅミリ君？大丈夫かい？」ｼﾞﾛｫ
エミリ「ひゃっ！？だ、大丈夫です！ごめんなさいっ！！」
エド「そりゃあ気分も落ち込むよネェ～。クロードに続き、あの軽そうな色男まで居なくなっちゃったんだっテェ？」ｺﾂｺﾂ
エミリ「ッ！！？……シェイドの事、知ってるんですか！？」
エド「アァｗキミの事はクロード君から頼まれてたし、しっかり見ていたヨォｗ」
エミリ「……ッ！」ｶｱｧｧｧ///
エド「彼についても含めてなんだがネ、キミには幾つか伝えなきゃイカン事があるのサ」ｺﾂｺﾂ
エミリ「……と言うと？」ｺﾂｺﾂ
エド「まずシェイド君の事だが、先程彼の亡骸が発見されたそうだヨ」ｺﾂｺﾂ
エミリ（……え？シェイドが…彼が……死んだ…！？）
エド「いやぁ、ヒドい死に方だったらしいヨォ？ハラワタでろでろっ♪ってカンジでｗ」ｺﾂｺﾂ
エミリ「」ｺﾂｺﾂ
エド「んで、二つ目なんだがネ。キミには謝らなきゃならない……」
エミリ「……え？」

エド「……クロード君はもうこちらに帰って来ているんだヨ」

エミリ「……え？だ、だって亡命して……もう…亡くなっているかも…って……」ｶﾞﾀｶﾞﾀ
エド「うん。それがウソなんだｗモチロン、キミが観たあのエゲツな～いＡＶモドキもボクチンが作った紛い物サｗ」ｺﾂｺﾂ
エド「本当のクロード君はセザルガで奇襲に遭った為、非戦闘員の彼が患弱い者を護る為に戦っていたのヨ」ｺﾂｺﾂ
エミリ「……ウソ…ｳｿ……嘘よ…ヤダよ……イヤぁぁ……」ｶﾞﾀｶﾞﾀ
エド「そうだヨォｗキミが乳繰り合って色男の上で踊っていた間にも、優しい優しいクロード君は、キミの為…お国の為…弱い立場のみんなの為に、傷付いても汚されてもそれでも頑張って戦って……」ｺﾂｺﾂ
エド「頑張って……ガンバッテ……頑張った結果……」ｶﾂﾝ
エド「……こうなったのサッ！！」ｶﾞﾗ ﾗ ﾗ ﾗ ﾗｰ
地下実験場を進んだ先に辿り着いた大きなシャッターを開いた先には……


ー変わり果てた……クロードの姿が……。


エミリ「……あ…あぁ……あああぁ……」ｶﾞﾀｶﾞﾀ
そこには最早エミリの知っているクロードの面影は殆ど無かった。剥き出しの機械の中に、辛うじて覗き見える彼の肌は、汚れきったような赤黒い色で、大好きだった色白の綺麗な肌は消えてしまっている。愛する彼の宝石のような青い瞳は、悪魔を潜ませる濁った金色に塗り潰されていた。
だが、それでも分かるのだ……。騙されたとは言え愚かな行為で彼を裏切った自分でも、殆ど面影を残さない悪魔のような彼の姿であっても、目の前の異形が、心の底から愛するクロード・ダンであると……。

エド博士はクロードに寄り添い語りかける。
エド「さぁ！クロード君！！終わりにするんだ…キミを裏切り地獄のドン底に叩き込んだあの魔女を殺すんだッ！！……そうする事でキミは、ホンモノになれる……！」
ーto be continue】」(2017-04-24 22:07)

係
「このカテゴリも残り２枚になりましたね。
アンケートについてですが、第１候補に二枠、第２候補に一枠でくじ引きを行おうと思います。
現状では、
①に３枠・②に１枠・③に２枠
と言った所ですね。くじ引き自体はＳ＊ｓの終了後にしようかなと。」(2017-04-24 22:10)

EXデッキ焼き
「この実験場が博士の本拠地だった場所かな？
効果はフィールド魔法らしい強化と展開サポート。
特に②の展開サポートが強いですね。SSモンスターはEXデッキに行っても効果が使えるのでフィールドで効果が無効となっても大して痛手でないのが、このカードとの相性をさらに高めていますね。

ついにある意味最大の加害者であり被害者でもあるクロードとエミリの再開ですね。博士はエミリを生贄にすることで、クロードを真に兵器として完成させるつもりですが、クロード君は彼女をどうするつもりなのか。残り2枚でどういう話になるのか気になりますね。まぁでも初めからストーリーは陰鬱な物になると公言してますけど・・・」(2017-04-24 22:33)

係
「ＥＸデッキ焼き さん、いつもコメントありがとうございます！

今回の実験場は本拠地と言うより、大規模な実験や改造、あんまり目立たせたく無い時に使ったりする、言わば隠れ家的な実験場で、アマリア辺境に位置しており、実は前回のカテゴリ「Ｓ・Ａ」の終盤でルーク達が任務で訪れた実験場は此処だったりします。

①の強化もなかなかですが、やはりメインは②の効果ですね。仰る通りシリアルキラー達は墓地発動ならぬＥＸデッキ発動が出来るので、効果無効化のデメリットが少なく、素材で落ちても発動出来るのはかなり有用です。

確かにお互いが加害者と被害者を両立してますね(汗。かなり皮肉なものです。まあ実際の所博士が最大の元凶ですけど。
そう言えばストーリー開始時にそんな事書いてましたね(汗。まぁその通りなのですが、そう考えると次回は意外な展開になるかもしれません。」(2017-04-24 23:16)

ランペル
「いつもとはどこか雰囲気の違うエド博士に呼ばれ、エミリは博士と共に地下への階段を下る…。エミリもクロードの裏切りから、シェイドの音信不通と気がめいることばかり…。さらにシェイド本人との関係も含めて、自分自身にも嫌悪感を感じてしまうほどだけども、一時でも親しくしたシェイドと音信不通になったことには不安を感じている模様ですね。そしてもう最後ということで、本性を隠さずにエミリに語りかけるエド博士。シェイドとの関係を不敵な笑みを浮かべながら、伝える博士にはエミリも顔を赤らめる。そして博士からエミリに伝えなければならないことがいくつかあるとのこと。
1つ目はシェイドが亡骸で発見された事。音信不通になったものの、まさか死んでいたとは思わなかったエミリ…。そして2つ目に謝罪したいことがあると博士。それがクロードに関しての事…。博士がエミリに伝えたことはすべて嘘で、彼女に見せた映像もすべて博士が作ったまがい物という真実がついに明かされる…。実際のクロードは戦地で患者たちを守るために戦っていたことを伝えられたエミリ…。今までの事が嘘で自分がしてしまったことに、混乱し声を上げる…。そんな過酷な環境で頑張ってきていたクロードは…。最深部に到着しシャッターが開かれたところにいたのはまぎれもないクロード……。姿は機械に覆い尽くされわずかに見える肌も、元の彼の色白な肌はみじんも見られず、宝玉のような瞳も悪魔の潜む金の目へと変貌してしまっている…。あぁ…クロードよ…。
彼が異形と化してしまっても、自分が過ちを犯してしまっても、彼女が真に愛している男はそこにいる…。その彼に語りかける狂人…。彼を裏切った彼女を殺し、ホンモノになれ…と。
クロード君の最後の人間部分を残すエミリさんを殺すことで、完全になれるとエドワード博士…最後に真実を知って変わり果てたクロードを前にエミリは何ができるのか…。そしてクロードは何かするのか…。そうだ！博士をすりつぶそう（名案）。
次回が気になりますね…（すり減る精神）。

Ｓ＊ｓの打点を500上げ、リグの打点も200上げるフィールド魔法。そしてＳ＊ｓの打点をＳＳされた相手モンスターに攻撃するダメージ計算時に400上げる効果と更なる強化。これでＳ＊ｓは900上がることになりますね。つおい。そしてタン1でフィールド・ＰゾーンのＳ＊ｓ1枚をデッキに戻すことで、同名以外のＳ＊ｓをデッキか墓地から呼び出すことができると便利な交代効果。効果が無効化され、エンドには破壊されるので基本素材としての利用からのＥＸから展開を進めることになるかな？最後にフィールドから離れれば、手札1枚をデッキに戻して墓地のカーネイジ魔法・罠を回収することができるとこれまた強力な効果。状況に合ったカードの回収ができるのはうれしく、破壊されればこのカードも墓地へ行きカーネイジカードなので、自己回収も可能となかなかに便利！」(2017-04-24 23:32)

係
「ランペル さん、いつも沢山のコメントありがとうございます！

本編も大分佳境に、と言うよりもう最後辺りになりましたね。もう最後と言う事で博士もゲスな本性全開でエミリに話していきます。
どう考えても間男であったシェイドですら心配する辺り、彼女の優しさが分かりますね。
そして遂に来たるクロードとの対面。博士も待っていましたかのようにＳっ気たっぷりに追い込みます。半ば彼の理想的な展開と言え、彼自身この流れになるように調節していたでしょうね。裏切っていたのは自分自身であり、愛する者は自分の為に傷つきながらも戦っていた事実……。彼女にとってはこれ以上無いほどのダメージでしょう……。
遂にこの実験におけるラストピースとなりました。自分の理想へあと一歩のエドワード、自身の過ちと残酷な現実に絶望するエミリ、完全に人間性を捨て去りつつあるクロード、と三人それぞれの最後となりそうです。

①の効果は結構強力な打点強化。リグ達には控え目な上昇値ですが、元々の打点が低いシリアルキラー達には５００アップ、更に特殊召喚されたモンスター相手では９００とかなり上昇します。実はこの効果もクリスティア対策であり、チカチーロなら2850打点となり微妙にクリスティアを上回りますので突破出来ます。
②の効果も仰る通り専ら素材目的ですね。融合にも使っても良いのですが、基本的にＸ・Ｓ召喚のサポートとしての効果であり、各召喚にあった素材を揃える感じです。
③の効果でこのカード自体をサルベージ出来るのは気が付きませんでしたね(汗。とは言え手札コストを要求しているので、まぁ大丈夫かな？」(2017-04-25 06:43)