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ドミネイターシフト

EXデッキ焼きさん の作成したオリジナルカードです。


ドミネイターシフト
種類・種族 カテゴリー名
- デプス
属性 レベル 攻撃力 守備力
- - - -
自分フィールドに存在するモンスター全てが通常召喚できないモンスターのみの場合、自分フィールドのモンスター1体を対象に発動できる。このターン、お互いに対象のモンスターよりレベル・ランクの高いモンスターは効果を発動できず、攻撃できず、攻撃力は元々の攻撃力分ダウンする。
作者 作成日時
EXデッキ焼きさん 2017/03/28 19:19



EXデッキ焼き
「「あそこの家って不思議だよな。大人たちはあそこに入ったら罰が当たるっていうけど、向こうの村の女の子が入ったら両手に菓子抱えて出てきたっていうぜ」
「おじいちゃんが言ってたけど、あの家って昔いたっていうニンゲンと、ディープス・ワンが居るって」
「なんで創造主ディープス・ワンが、本に出てくるニンゲンと一緒にいるんだよ」
「僕にも分からないって」

 外で子供たちの声が聞こえる。まぁごもっともな話だ。自分たちが滅ぼしたニンゲンが、創造主のディープス・ワンと一緒にいる理由なんて彼らには想像できないだろう。
「おとうさん、どうしたの」
「エレン、気にすることじゃないさ」
エレン、ディープス・ワンを俺はそう名付けた。エリーがいつか言っていた男の子が生まれた時に付けたい名前、それがエレン。
あの日、全てが終わって、全てが始まったあの日。俺はエレンと一緒にエリーの亡骸を抱えて街を出た。エリーの故郷へ行き、そこで彼女を埋葬し、俺はそこで過ごした。エレンは俺の為に食べ物を取ってきてくれたり、人間に命令して家を建てさせたりしてくれた。
新たな人間は急速に数を増やし、文明を築き上げた。少なくとも俺の様な旧人類よりもよっぽど地球にも、新人類にも優しい文明だ。

「愛し子ロゴス、白痴なる者を連れて、黒き血の夜に逢おう」

あの学舎でクトゥルフに授けられた知識、それは降深の儀式に関する知識だった。生命の移り変わり、それは星の新陳代謝といっても良いのだろう。俺はこの儀式を絶やさないため、ディープス・ワンに儀式を伝える為に選ばれたメッセンジャーなのかもしれない。
いつかはエレンが指導し、この儀式を行う時が来るかもしれない。

しかし、それは今じゃない。



不穏な感じでこのテーマ「デプス」は完結となります。
効果はまさにドミネイター(支配者)シフト(変移)ですね。
そして、テキストでは描写できなかったストーリーの用語を以下のコメントで解説します。」(2017-03-28 19:19)

EXデッキ焼き
「用語解説
ロゴス:降深の儀式を執り行う者。ディープス・ワンから生まれ、次の生物の素体となる存在。
ディープス・ワン:降深の儀式で生まれる次世代の生物の原型。これを原型に次の生物が生まれる。「深海ニ潜ムモノ」がこれに当たる。
白痴なる者:ディープス・ワンの素体となるもう一つの存在。基本的には知能を失った生物ならなんでも良い。
降深の儀式:星の新陳代謝、生命の入れ替え。不定期的に行われ、魚人たちもかつてこの儀式により生まれた存在。」(2017-03-28 19:33)

ランペル
「唐突に平穏になったな。と思っていたらすでにディープス・ワン達によって作られた平穏な世界だったとは…。
子供たちがとある家が大人たちからは罰が当たるといわれるものの、向こうの村の少女が入ったら出てきた時には手にお菓子を持って出てきたとのこと。そしておじいちゃん曰く、その家には創造主とニンゲンが住んでいるとの事。子供たちからすれば不思議な事この上ないですね。
ロイはディープス・ワンにエレンという名をつけて一緒に暮らしているみたいですね。その名はエリーがいつぞやの話に出ていた名前らしい。全てが終わり、始まった日にエリーの故郷へ彼女を埋葬したのちは彼と共にその地で生活をしてきた模様ですね。エレン君はロイのために食べ物を持ってきてくれたり家を建ててくれたりと普通にいい子で泣いた。
急速に数を増やす新人類によってかつてより地球にも人類にもやさしい文明へと発展したことで、儀式の目的は果たされたのですね。クトゥルフから授かった降深の儀式の知識…。なるほど、先の時代へと伝えるためのメッセンジャーとしての役割を担っていることなのかもしれないですね。エレンが指導して再び儀式を執り行うことがあるかもしれないけど…今はその時ではない…。いずれは実行する事にはなるでしょうが、今は訪れた平穏をエレンと共に大事にしていってほしいと思いますね。

自分モンスターがすべて通常召喚不可の場合に自分モンスターを対象に、そのターン中対象のモンスターより高いレベル・ランクを持つモンスターの効果発動を封じ、攻撃も封じ打点を元々の打点分弱体化させるとレベルの低いデプス達であれば優位に立つことができそうですね。叡智を夢見るモノやロゴスなんかはレベルを持たないので、リンク以外の全員に効果の影響を及ぼすことができますね(できるよね?)。
完走お疲れ様です。いあ!いあ!」(2017-03-28 21:42)

EXデッキ焼き
「ランペルさん、コメントありがとうございます。
レベルを持たないモンスターだと、どうなるんでしょうね。こればかりは完全に推測なんで言いきれませんが、レベルを持たない事とレベル0なのはまた別なので、実際にこんなテキストが出たとしたらレベルを持たないモンスターには発動できないかもしれませんね。
「レベルを持たないならレベル0ではないのか!?」という名言がありましたね。おそらくつまりそういう事なのでしょう。

何度やり直しても文明の行きつく所はそう相違はないと思います。
エレンは人間、それも赤ん坊を素体に生まれたのでとてもピュアなんだと思っています。

追記
次回テーマも明日からさっそく投稿します。せっかくリンクモンスターも実装されたので、リンクモンスターを軸にしたテーマとなっています。」(2017-03-28 21:57)


「なんか、スゴい感慨深いですね……。
今回のカテゴリでのストーリーではデプスマンの出現から降深の儀式による生態系リセットまでの一連の流れを描いた物で、その物語自体を見るとなかなか陰惨な物に見えますが、実はこの降深の儀式自体惑星の新陳代謝というシステムの一部であり、全体を俯瞰して見ると本当に壮大な物に見えるという……。
今回こそデプスマンが儀式を執り行いディープス・ワンが人間を淘汰した訳ですが、デプスマンも元々この儀式により生まれた存在で、この次はディープス・ワンが儀式を行い更に以降も同じ様に続いていく……。正に新陳代謝ですね……。

新たなディープス・ワンであるエレンにより生態系リセット・世界の刷新が行われた訳ですが、今回の一連の事件を踏まえると、再び降深の儀式が行われる様な事になる場合は、旧人間と同じようにクトゥルフの様な外部者の影響で異常進化した存在が現れ生態系が狂った時なのですかね?
この生態系リセットを二度と起こさないようにするとなると、クトゥルフのような外部の影響をシャットアウトするしか無いのかな……。

デプスカテゴリのラストを飾るは、正に文字通りドミネーター・シフトというべき上下関係逆転カード。デプスなら発動条件もクリアし易く、LP次第ではそのまま逆転の1枚になるドラマチックな罠カードですね。

なかなかの大型カテゴリ、デプス完走お疲れ様でした!
序盤のパニックホラー感からミステリアスでサスペンスなスリラー物への変化は見事な物で、大分引き込まれましたね。カテゴリとしては、SSモンスターを中心としたストーリー同様にかなり異質なカテゴリで、とことんモンスターに対するメタが光る、正に現環境に警鐘を鳴らすようなテーマでした!
次回のリンクカテゴリも楽しみにしておりますので、頑張って下さいね!」(2017-03-28 22:49)

EXデッキ焼き
「係さん、いつもコメントありがとうございます。
本人からすればドラマチックで劇的な変化でも、より大局的全体的に見れば大きなサイクルの一部でしかない、と言う考えから出発したテーマでしたのでこうして形に出来ただけでも感無量です。
儀式はその種族では修正不可な歪みを強制的に修正するシステムで、ストーリーにあった外部からの干渉もそうですし、病や他の種族によるバランスの崩壊もその対象になるでしょう。儀式は端的に言えば、リセットボタンです。

結果的にこのテーマ、かなり魔法・罠が多くなりましたね。フルモンやフルトラップなど振り切ったデッキやテーマは嫌いじゃありませんが、やはり3種類のバランスが取れているデッキが見ていて、扱っていて一番楽しいです。
今回はかなり入り組んだストーリーだったので、次回はあまりゴチャゴチャしない王道なスッキリしたストーリーにします。」(2017-03-28 23:17)


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