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L☆H -命運のフォルトナ
にゃるさん の作成したオリジナルカードです。
種類・種族 | カテゴリー名 | ||
---|---|---|---|
【天使族/ペンデュラム/効果】 | L☆H | ||
属性 | レベル | 攻撃力 | 守備力 |
3 | 1500 | 1400 | |
青 | 7 | 赤 | 7 |
①このカードがPゾーンに存在する限り、相手フィールドのカードの効果で自分フィールドの「L☆H」モンスターは破壊されない。②Pゾーンのこのカードを破壊して発動できる。デッキから「L☆H -命運のフォルトナ」以外の「L☆H」モンスター1体を手札に加え、手札のPモンスター1体をPゾーンにセットする。 | |||
「L☆H -命運のフォルトナ」の③のモンスター効果は1ターンに1度しか使用できない。①自分のライフポイントが回復した時、モンスターカードゾーンのこのカードに愛情カウンターを1つ載せる。②1ターンに1度、発動できる。自分は500ライフポイント回復する。③自分フィールドの愛情カウンターを3個取り除き発動できる。以下の効果を適用する。●この効果を発動した次の相手ターンに1度、自分が戦闘ダメージを受ける時発動する。自分は1000LP回復する。 | |||
作者 | 作成日時 | ||
にゃるさん | 2016/07/29 7:16 |
にゃる
「作ったぜ。最初は清楚系中二病のユーシアニちゃんにしようかと思ったけどわりかしバッドエンドになったので却下。ちなみにそのエンドは、「浮気したら首輪をつけられて自由を奪われる。浮気相手も。」というものだった。……ヤンデレじゃないよ?デレてないし。
設定・ストーリー
自身のことを『運命の子』と呼ぶイタイ子?どうだろうね?
頭上に車輪のような輪が回っている、犬耳のように伸びている髪を持った少女。先端は翡翠色だが、頭頂は蒼色に近く、その間は紫というおっそろしい髪。どういう髪だ。犬耳は翡翠色。その瞳は何を移すか、アイタイプが「白」。白目黒目の境だけが色づく不可思議な瞳。
ほとんど喋らない。ヴァムアさんと違うのは、気まぐれロマンティックと言うところで、喋るところではとんでもなく長話になるが、話さない時はとことん何も言わない。面倒くさい。さらに言えば冷めがちとはいえ感情の起伏が激しく、怒ると怖い。
144cmと小柄。でも普段から強調している服を着ているからか、胸は大きく見える。体格がでかければもっとサイズはでかいのだろうが、カップ的にはF(81-54-79)。体の周りに常にスフィアが飛んでいる。髪の色といい目の色といい謎の車輪といい、どうみても人間ではない。その正体は……名前から分かりそうなもんだけど。
初対面
いけない、遅刻だ遅刻だ!まさか初日から寝坊して始業式遅刻なんて洒落になんねえよ!後はこの道を曲がれば300メートルで着く!しかし道を曲がったその先には道は無かった。あったのは、およそ春の風景には似合わない、黄金色の草原。そこに一人の少女が立っていた。
「………...………...………...」少女は沈黙を続ける。此方を見定めるかのように、上から、下まで見つめられる。俺はその視線に、果てしない恐怖を覚えた。捕食される視線、今の俺は蛇に睨まれた蛙だ。すると見さだめ終わったか少女は口を開き、辛うじて聞こえる声で呟いた。
「運命は、転輪(まわ)り始めた」……気がつくと、俺は地面に倒れていた。起き上がると、遠くから無慈悲なチャイムが聞こえてくる。遅刻確定。しかし何故、「俺は地面で寝ていた」のだろうか?どうにも思い出せない。
会話パート「甘味について」
「………...………...用?」
①いや特には
②どこか遊びに行こうぜ!
③実はあるチケットを手に入れてな
①…フォルトナは何も言わずに去っていった。引き止めて、悪いことしたかな。
②…フォルトナは何も言わずに去っていった。流石の塩対応、俺はもう慣れた。するとメールが一通届き、その送り主はフォルトナだった。題名は無し。本文にはただ簡潔に、「時間、場所」とだけしか書かれていない。……OK、なのだろうか?
③…「それは……っ!?もしや駅前にオープンした『甘味の楽園』の優待チケット……!?」おう、そうだぞ。……食いつきすごいな。
「!……べ、別に行きたいとかそう言うのでは無く、ただ貴方のような凡百の人間が何故聖域の切符を持ち、それを私に見せてくるのか疑問に思っただけで、決して私が楽園の扉を開けようと思っているとか、値段が高くておいそれと行けないからその優待チケットで私も一緒に連れて行ってくれないかなーとか、そんなことは断じて思っていないし、ましてやそんなことを懇願するとお思いですか○○は!」お、おう。
「ですけれど仕方ないので、私も一緒について行くことにしますよ!いえ食べたいとかでは無く、貴方一人で楽園に入るのは不審ですし、私という緩衝材があれば他の人たちから貴方が好奇の目で見られることは無くなるでしょうから、要するに貴方のためを思って貴方の楽園巡りに付き従うとしましょう!」そんなに食いたかったなら先に言えよ……
告白イベント
「明日、屋上。放課後」とだけ書かれたメールを受信した翌日。俺は一人屋上への階段を上がっていった。カツンカツンと足音が響く中、フォルトナに呼び出されるような事をしたか、頭の中で羅列していく。うん、分からん。思えばあいつの事はほとんど知らないんだなぁと結論づけると、屋上の扉が目の絵にあった。いつの間にか着いていたらしく、ドアノブを開け、屋上に向かう。
そこには屋上は無く、あるのは黄金色の草原。この景色は……頭が痛い。何かを忘れているような。その何かを思い出しそうな……
「——運命とは、分からないもの」
立っていたのはフォルトナ。もしかして、俺たちは1度会ったことが……?
「1度では、ない。忘れているだろうが、10年前にも、私たちは邂逅(あ)っている」
10年、前。……ああ、思い出した。お前は。
「テュケー……」
「……そうだ。私の真名はテュケーだ」
「そ、そんな筈はない!だって、あいつは……あいつは……!」
「10年前、交通事故で亡くなった筈だ……!」悲痛な叫び。フォルトナは、いつもの無表情を崩し、やや自嘲的な笑みを浮かべる。
「……奇跡を、願ったのさ。ただ、『死にたくない』っていう奇跡をね。その願いは、半分叶って半分叶わなかった。確かに死にはしなかった。だけれど、私の体は天使のものになっていたんだよ。《運命天使》フォルトナのものにね」「なんで、俺の前に現れたんだ……?」「……君が、悲劇的な終わりを迎える運命があったから。私が干渉しない限り、貴方は始業式の後に、突如学校に侵入した国家テロリストによって真っ先に凶弾に倒れる筈だった」
フォルトナが続ける。「結果として君はテロリスト達に斃される事もなかった。だけれど、悲劇的な終わりはその先の未来にも『運命』として楔を打ち込まれていた。だから私は、貴方を運命から救おうとしたの。……かつて、好きだった人だから」
「それって……」
「うん、そう。今日呼んだのは他でもないわ。告白と、決別」
「決別……!?」
「私は貴方が、いえ、○○が好きです。貴方は、私の事を好きって言ってくれますか?」
「当たり前だろ。お前の好きなものになると急に話す量が増えたり、意外にも少女趣味なところとか、そういう所が好きだぞ」
「……そうか。これでもう、思い残すことはない」
「待て!どこへ行く気だ!そっちは手すり……!」
「私は貴方の運命を崩す。今日より先。貴方の運命は『無い』。つまり、今日のうちに貴方は亡くなる運命なの。私は、私の力を使って貴方を救う。例え、私が消えることになろうとも」
「何を、言って……!行くな!俺を想うなら行くんじゃない!」
「……決意を、鈍らせないでよ。私は、大好きな人のためにその命を散らすんだから、貴方にもう会えなくても……!」彼女の瞳から涙が溢れる。彼女はこちらを振り返り、とびきりの笑顔で言った。
「……いってきます。帰ってきたら、結婚しよう?」
「っ、絶対に、帰ってこいよテュケー!ウェディングドレスは用意しといてやるからな!」
この後エンディング。」(2016-07-29 07:16)
「作ったぜ。最初は清楚系中二病のユーシアニちゃんにしようかと思ったけどわりかしバッドエンドになったので却下。ちなみにそのエンドは、「浮気したら首輪をつけられて自由を奪われる。浮気相手も。」というものだった。……ヤンデレじゃないよ?デレてないし。
設定・ストーリー
自身のことを『運命の子』と呼ぶイタイ子?どうだろうね?
頭上に車輪のような輪が回っている、犬耳のように伸びている髪を持った少女。先端は翡翠色だが、頭頂は蒼色に近く、その間は紫というおっそろしい髪。どういう髪だ。犬耳は翡翠色。その瞳は何を移すか、アイタイプが「白」。白目黒目の境だけが色づく不可思議な瞳。
ほとんど喋らない。ヴァムアさんと違うのは、気まぐれロマンティックと言うところで、喋るところではとんでもなく長話になるが、話さない時はとことん何も言わない。面倒くさい。さらに言えば冷めがちとはいえ感情の起伏が激しく、怒ると怖い。
144cmと小柄。でも普段から強調している服を着ているからか、胸は大きく見える。体格がでかければもっとサイズはでかいのだろうが、カップ的にはF(81-54-79)。体の周りに常にスフィアが飛んでいる。髪の色といい目の色といい謎の車輪といい、どうみても人間ではない。その正体は……名前から分かりそうなもんだけど。
初対面
いけない、遅刻だ遅刻だ!まさか初日から寝坊して始業式遅刻なんて洒落になんねえよ!後はこの道を曲がれば300メートルで着く!しかし道を曲がったその先には道は無かった。あったのは、およそ春の風景には似合わない、黄金色の草原。そこに一人の少女が立っていた。
「………...………...………...」少女は沈黙を続ける。此方を見定めるかのように、上から、下まで見つめられる。俺はその視線に、果てしない恐怖を覚えた。捕食される視線、今の俺は蛇に睨まれた蛙だ。すると見さだめ終わったか少女は口を開き、辛うじて聞こえる声で呟いた。
「運命は、転輪(まわ)り始めた」……気がつくと、俺は地面に倒れていた。起き上がると、遠くから無慈悲なチャイムが聞こえてくる。遅刻確定。しかし何故、「俺は地面で寝ていた」のだろうか?どうにも思い出せない。
会話パート「甘味について」
「………...………...用?」
①いや特には
②どこか遊びに行こうぜ!
③実はあるチケットを手に入れてな
①…フォルトナは何も言わずに去っていった。引き止めて、悪いことしたかな。
②…フォルトナは何も言わずに去っていった。流石の塩対応、俺はもう慣れた。するとメールが一通届き、その送り主はフォルトナだった。題名は無し。本文にはただ簡潔に、「時間、場所」とだけしか書かれていない。……OK、なのだろうか?
③…「それは……っ!?もしや駅前にオープンした『甘味の楽園』の優待チケット……!?」おう、そうだぞ。……食いつきすごいな。
「!……べ、別に行きたいとかそう言うのでは無く、ただ貴方のような凡百の人間が何故聖域の切符を持ち、それを私に見せてくるのか疑問に思っただけで、決して私が楽園の扉を開けようと思っているとか、値段が高くておいそれと行けないからその優待チケットで私も一緒に連れて行ってくれないかなーとか、そんなことは断じて思っていないし、ましてやそんなことを懇願するとお思いですか○○は!」お、おう。
「ですけれど仕方ないので、私も一緒について行くことにしますよ!いえ食べたいとかでは無く、貴方一人で楽園に入るのは不審ですし、私という緩衝材があれば他の人たちから貴方が好奇の目で見られることは無くなるでしょうから、要するに貴方のためを思って貴方の楽園巡りに付き従うとしましょう!」そんなに食いたかったなら先に言えよ……
告白イベント
「明日、屋上。放課後」とだけ書かれたメールを受信した翌日。俺は一人屋上への階段を上がっていった。カツンカツンと足音が響く中、フォルトナに呼び出されるような事をしたか、頭の中で羅列していく。うん、分からん。思えばあいつの事はほとんど知らないんだなぁと結論づけると、屋上の扉が目の絵にあった。いつの間にか着いていたらしく、ドアノブを開け、屋上に向かう。
そこには屋上は無く、あるのは黄金色の草原。この景色は……頭が痛い。何かを忘れているような。その何かを思い出しそうな……
「——運命とは、分からないもの」
立っていたのはフォルトナ。もしかして、俺たちは1度会ったことが……?
「1度では、ない。忘れているだろうが、10年前にも、私たちは邂逅(あ)っている」
10年、前。……ああ、思い出した。お前は。
「テュケー……」
「……そうだ。私の真名はテュケーだ」
「そ、そんな筈はない!だって、あいつは……あいつは……!」
「10年前、交通事故で亡くなった筈だ……!」悲痛な叫び。フォルトナは、いつもの無表情を崩し、やや自嘲的な笑みを浮かべる。
「……奇跡を、願ったのさ。ただ、『死にたくない』っていう奇跡をね。その願いは、半分叶って半分叶わなかった。確かに死にはしなかった。だけれど、私の体は天使のものになっていたんだよ。《運命天使》フォルトナのものにね」「なんで、俺の前に現れたんだ……?」「……君が、悲劇的な終わりを迎える運命があったから。私が干渉しない限り、貴方は始業式の後に、突如学校に侵入した国家テロリストによって真っ先に凶弾に倒れる筈だった」
フォルトナが続ける。「結果として君はテロリスト達に斃される事もなかった。だけれど、悲劇的な終わりはその先の未来にも『運命』として楔を打ち込まれていた。だから私は、貴方を運命から救おうとしたの。……かつて、好きだった人だから」
「それって……」
「うん、そう。今日呼んだのは他でもないわ。告白と、決別」
「決別……!?」
「私は貴方が、いえ、○○が好きです。貴方は、私の事を好きって言ってくれますか?」
「当たり前だろ。お前の好きなものになると急に話す量が増えたり、意外にも少女趣味なところとか、そういう所が好きだぞ」
「……そうか。これでもう、思い残すことはない」
「待て!どこへ行く気だ!そっちは手すり……!」
「私は貴方の運命を崩す。今日より先。貴方の運命は『無い』。つまり、今日のうちに貴方は亡くなる運命なの。私は、私の力を使って貴方を救う。例え、私が消えることになろうとも」
「何を、言って……!行くな!俺を想うなら行くんじゃない!」
「……決意を、鈍らせないでよ。私は、大好きな人のためにその命を散らすんだから、貴方にもう会えなくても……!」彼女の瞳から涙が溢れる。彼女はこちらを振り返り、とびきりの笑顔で言った。
「……いってきます。帰ってきたら、結婚しよう?」
「っ、絶対に、帰ってこいよテュケー!ウェディングドレスは用意しといてやるからな!」
この後エンディング。」(2016-07-29 07:16)
ター坊
「なるほど…そういう展開か。でも今までの展開で一番好きかも知れない。
効果はペンデュラムが主になりそう。破壊耐性を持たせる効果はなかったのでしぶとくなります。」(2016-07-29 08:18)
「なるほど…そういう展開か。でも今までの展開で一番好きかも知れない。
効果はペンデュラムが主になりそう。破壊耐性を持たせる効果はなかったのでしぶとくなります。」(2016-07-29 08:18)
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