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橙の呪法―呆逸遊惰―

赤いポストさん の作成したオリジナルカードです。


橙の呪法―呆逸遊惰―
種類・種族 カテゴリー名
- 呪法師
属性 レベル 攻撃力 守備力
- - - -
①:自分フィールド上に『呪法師』と名のついたモンスターが存在し、自分の魔法・罠ゾーンのカードが自分フィールド上のモンスターの数より少ない時、手札を一枚捨てることで、このカードはデッキからフィールド上にセットできる。 『呪法』と名のついたカードのこの効果は、1ターンに自分フィールド上の『呪法師』と名のついたモンスターの数だけ使える。 この効果でデッキからセットしたターン、このカードを発動できない。 ②:自分フィールド上のモンスター一体を対象として発動できる。発動後、このカードを通常モンスター「影法師」(魔法使い族・闇・星?・攻?/守?)としてフィールド上に特殊召喚する。この効果で特殊召喚した「影法師」のレベル・攻撃力・守備力は対象としたモンスターと同じになり、魔法カードとしても扱う。 対象としたモンスターの攻撃力が2000以上の場合、モンスターとしてフィールド上に存在するこのカードの戦闘で発
作者 作成日時
赤いポストさん 2015/10/31 20:02



赤いポスト
「『のろのろーぉ。やだよぉー、なんであちしが外にでなくちゃいけないのさー!』

のろのろーな人の呪法。
影法師を作るだけの呪法。 ただし対象にするモンスターに縛りはなし。
ただし、攻撃力が2000以上の場合は戦闘ダメージが起こりません。 効果発動後のダベリオンに使ったらすごいことになるもんね。
戦闘では除去しかできませんが、茶の呪法の条件を満たすにはぴったり!

呆逸遊惰…放逸遊惰
以下設定等
「もう、これほっぽっちまってもいいんじゃねえかな」
屋敷の一階角部屋。そこは玉座の大呪法師こと、アイデシアの引きこもり部屋(本人曰く「あちしの城」)となっている。
その部屋のドアの前にいるわけなんだが……正直、アイデシアはアタシが関わりたくないタイプの人間だ。
「なあ、アタシコレパスしても……」
あ、ダメだ。 フィア完全に小動物みてぇになってる。
プルプル震えやがって、畜生かわいいじゃねえか。
「わかった、わかったよ、もう。……アイデシアー? 入るぞー?」
モデス曰く、ノックをするとバリケードを張りだすのでノックせずに入るのが定石だそう。 アタシもその定石に則って入る。
「ちょっとぉ、モデっさん。掃除の時間はまだでしょー? あちし今ゲームしてるのわかんない? のろのろぉ。」

意を決して重いドアを開けたら、ゴミ屋敷だった。
いや、汚い部屋と書いて汚部屋(おへや)というべきだろうか。
そこらじゅうに散らばる簡易食品、床を無数の蛇のように這うコード。 画面の光が舞い上がるハウスダストに光を反射させ存在感を引き出している。
これで、モデスが2日に一回は掃除に来ているというのだから、もう一種の才能といってもいいかもしれない。
「いや、モデスじゃなくて、アタシだよ。 アング」
「のろ? あぁ、はいはいはい。 『トング』ちゃんね。ちょっとまってねぇ、今セーブするからぁ」
コレが、アタシが関わりたくないと思う理由の1つ。このひきこもりは人の名前を一向に覚えようとしないのだ。
流石にモデスと、アヴァリス(此処にある物はほぼすべてアヴァリスが買ってきたものらしい)の名前は覚えたみてぇだが……
「はい、おっけ。 んで、あちしの貴重な時間を使ってまで、何の御用かにゃ? 『リング』ちゃん。」
「ア・ン・グだっつってんだろ。……もう此処にいたくねえし、用件一回だけ言うぞ。アンタの呪法についておしえてくれ」
ぶっちゃけ、もう目が痒くてしかたない。
「エ? ナニ? アイチャンキコエナーイ」
「テメェのその、腹と胸の余分な脂肪削り取って蝋燭にしてこの部屋照らすぞ、アァン!?」
「すいません、すいません。答えます、答えます」
やべ、つい昔の素が出ちまった。最近ようやく落ち着いたと思ったんだがなぁ。
「んぇっとねぇ。 あちしの呪法は『橙の呪法』っつーんだ」
橙か、ふぅん。
「のろのろ。 効果はねぇ……あちしの代わりに、影法師ちゃんに働いてもらうんだぁ」
「流石引きこもり」
「流石、ひきこもりです」
アタシとフィアの声が被った。 まぁ、そうなるよな。
「ひっどおい、のろのろ。 まぁ事実だけど」

「さて、質問も終わったことだしそろそろ……ふぁ、は―」
やばい、鼻がむずむずする。
「ふぃっくしゅん!」
もうむり、アタシもう出る。
「あら、もう帰るの? じゃあねぇ、のろのろ」
アタシとフィアが出るなり、扉は勢いよく閉じられた。
多分、バリケードでもはってんだろうなぁ。
「……次は、アレか」
「うん、がんばろう、アングちゃん」
今日はもう、鼻かんで寝たい。」(2015-10-31 20:02)

名無しのゴーレム
「はたから見たら散らかっているように見えても本人からしたら生活しやすいようになっているということもあるらしいですが…これはたぶん違うな。
X召喚のサポート「も」できる呪法。単純に頭数を増やせるため相手の弱小モンスターの殲滅、このカテゴリの特徴とはそぐわないですが大型SモンスターのS素材にも。そちらなら一切の制限なく扱えるためもしかしたら呪法師関係なしのデッキに採用されるかもしれませんね。」(2015-10-31 23:27)

黒壱(クロイツ)
「のろのろって口で言うのか……(衝撃
自力で影化できるかなり汎用性の高い呪法。珍しくレベル3では無いのでシンクロには活かしにくいですが、エクシーズのサポートにはなります。というか、普通に殴っても充分良い。

エクシーズモンスターをコピーするとランクがどうなるかは調整中?」(2015-11-01 08:37)

赤いポスト
「名無しのゴーレムさんコメントありがとうございます!
呪法師でも影法師になれるので、茶の呪法でヤンデレパワーに変えたり等の使い方はできますが、仰る通り出張はかなりしやすいと思います。
魔法使い族の通常モンスターなので、《幻想の黒魔導師》の効果も使えますし、シンクロやエクシーズの補助としてもなかなか。」(2015-11-01 10:10)

赤いポスト
「黒壱さんコメントありがとうございます!
アイデシアのカードのほうのコメントでも口で言っていますよ(

ことシンクロに関してですが、呪法師か影法師をコピーすれば一応使えます(連続S召喚でもやろうとしない限り、そのまましたほうがいいのかもしれませんが)
殴っても強いのはたしかですが、2000以上になると戦闘ダメージが発生しなくなるのでご注意を(黒呪法や鋼の呪法師の効果で強化して2000以上になっても発生しません)

エクシーズをコピーした場合ですが、「レベルに関する効果」なのでエクシーズには使えない裁定になります(おそらくコピープラント等と同様」(2015-11-01 10:34)


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