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馬鹿な少年の物語/第2話 少年は道を踏み外す 作:リバース@影の使者

大樹「がふ……げほぉ……」

アニメか漫画でしか見たことの無いような瞬間だった。

クラスメイトが【化物】と戦っている。

多分この話をしても、100人中100人が信じないだろう。私だって信じない。
だが、これは実際にこの三次元で起きている。
彼の身体からはかの有名漫画の主人公のような炎のようなオーラが発せられている。
かと思うと、彼の右手のあったところから、『右手』が出たのだ。
意味がわからないと思うが私にだってわからない。何故ならそういうしか言えない状態だから。
『生えた』訳でも『作られた』訳でもない。本当に、無から『出た』としか言いようが無い。

大樹「はっ……ぁぁぁあああ!!」

突然、彼の右手が約3mほどに伸びた。その伸びた右手は、化物の頭をつかむ。
必死で化物はもがくが右手は離さない。

大樹「……死ねよ……もういいかげんによ!!」

グシャッ……ビチャ……
不快な音が、鼓膜に響く。『彼は、化物の頭を捥ぎ取り、握りつぶしたのだ』。
辺り一面には化物の血であろう緑色の液体がぶちまけられている。特に臭いなどはしない。
そんなことを思っていると、突如、場には1人の少女が現れていた。

???「うわー……これは随分と派手にやってくれましたねぇ……」

少女は不快なのか苦い顔をして足元を見る。
両足を動かす。血はびちゃびちゃと音を鳴らす。

大樹「仕方ねーだろ……それより見てくれ、こいつをどう思う?」ミギテダシー
???「すごく…きしょいです」
大樹「面と向かって言われると結構ダメージがあああ!!」

あぁ、なんていうかその……なにこの茶番? みたいな。……私の今のこの心境はどうしろと?
ねぇ、もう帰っていいかな?

???「そういえば……なんで第三者が覗いているのかな?」

帰ろうと思った矢先、勘違いではなく『私』に気付かれた。いや、気付かれていた。
彼は驚いて、こちらに向かってくる。私の顔を見た瞬間、彼の顔は一瞬にして青くなった。

大樹「……なぁ、なんでお前がいるんだよ」

彩華「なに? いちゃ悪い?」

大樹「あぁ、悪い。だってお前に見られたからには処理しなきゃいけねーもん」

……え? 『処理』?

なにそれいみがわからない。

彩華「ま、まさか……口封じのために私をこr(ry

大樹「お前、今から『バスターズ』に強制的に加入させる」

彩華「……は?」

彼が言ったことは、私が考えていたこととは全然違った。
……バスターズ? 強制的に加入? なにそれいみがわからない。

大樹「あー……ここで言うのもなんだ。本部で話すよ。おい、頼む」

???「……ゲートイン」

彩華「なにそれいみわかんn(ry







眩い光に包まれ、気がついたときには―――

まるで映画にでも出てきそうな『秘密基地』みたいなオーラのある建物の中に居た。



続きそう。
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