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HOME > 遊戯王SS一覧 > 第34話:中間テスト②

第34話:中間テスト② 作:風鼠


-葵達の部屋-

アザミ「…まさか、君までいるとはな、立花さん」

詩音「は、は、はい…アザミ委員長…」

葵「ほえ?詩音ちゃんももう顔見知りなの?」

詩音「は、はい、私とアザミ先輩は図書委員なので…」

アザミ「あぁ。立花さんの図書に関する知識は豊富で、委員活動も熱心に活動してるからな。次期図書委員長は立花さんだろう」

詩音「ふえぇ…。そ、そんなことは…」

蘭花「謙遜するな。今年の図書紹介文は、分かりやすい故に、図書好きの生徒のみならず先生からも評判が良いと噂じゃ。」

カンナ「図書室も細かな所まで掃除が行き届いてて綺麗ですし」

詩音「はうぅ…褒めないで下さい…」

詩音は3人に褒められ顔を真っ赤にし、両手で顔を隠す。

葵「褒められてよかったね、詩音ちゃん♪」

詩音「はいぃ…」

クロエ「それにしてもキュートな部長サンデスね♪」

蘭花「な、なんじゃ?!が、外国人か!?しょ、初対面で失礼じゃぞ」

クロエは目を輝かせ、蘭花に近寄り頭を撫でる

瑞樹「あ、紹介しますね。こちらがクロエさん。…で、こっちで寝てるのが芹ちゃんです」

芹「zzz…」

クロエ「よろしくで~す♪」

桃「えぇ、よろしくね。」

アザミ「さて…勉強を始めるか。」

葵「え~。もっとお喋りしましょうよ~」

頃合いを見てアザミは勉強の道具を出し始めると、葵は頬を膨らます

杏奈「葵、今日は勉強する為に集まったんでしょ。」

瑞樹「そうよ。お喋りより、勉強よ」

葵「うぅ…分かったよぉ…」

杏奈や瑞樹に注意され、葵は渋々、勉強の道具を出し始める

数時間後…

アザミ「ふぅ…。皆、少し休憩するか」

葵「はぁ~い♪」

詩音「じゃ、じゃあ飲み物持ってきますね」

杏奈「うん、お願いね」

芹「…詩音…手伝う…」

詩音「ありがと、芹ちゃん」

アザミたちと勉強を始めてから2時間程、初めての休憩を入れ、各々リラックスできる体勢をとる

桃「それにしても、広いお部屋ね~。皆ここで寝てるの?」

瑞樹「はい、そうです。」

桃「じゃあ…隠し事もできないし、秘密の本も隠し難いわね~♪」

瑞樹「そ、そうですね。」

桃は笑顔を浮かべながら部屋の中を何かを探すかのように見渡す

アザミ「プライベートとかなさそうだが…辛くないか?」

カンナ「ないですけど、色々楽しいですよ~。ね、杏奈ちゃん。」

杏奈「うん。辛いときもあるけど、その分楽しい事も多いからね」

アザミ「そうか。それはよかった。」

後輩達の話しを聞き、アザミは優しく微笑む

蘭花「はむ…。ん…うむ、美味なお菓子を用意したのぉ、越後屋♪」

葵「蘭花様の為ですから…ふっふっふ…」

蘭花「お主も悪よのぉ…ふふふ…」

葵「いえいえ…蘭花様程では…」

クロエ「oh!悪代官ッポイですね~」

蘭花と葵は、不敵な笑顔を浮かべ、こそこそとお菓子を食べ始める

アザミ「こら、部長、桜木。勝手にお菓子を食べ始めないで下さい」

蘭花「ひゃう!…うう、分かったから撫でるの止めてよぉ…」

葵「あう!…えへ~♪アザミ先輩のナデナデ上手~♪」

アザミ「こ、こら!桜木、私は注意してるんだ!え、笑顔になるな!」

アザミが二人に注意し、頭を少し撫でると蘭花は嫌な表情を浮かべ、葵は気持ちよさそうな表情を浮かべる。

葵「だって、気持ちいいですから~♪」

アザミ「…たく、調子が狂う…」

瑞樹「葵がすみません、後でよく言っておきますので…」

アザミ「いやいいよ。あの二人だけ次の休憩中も勉強させるだけだ」

葵「ふぇ!?ご、ごめんなさいぃ、そ、それだけはご勘弁を~」

蘭花「ふえぇ…ごめんアザミィ、もうしないからぁ…休憩させて~」

アザミ「分かった分かったから、抱き付くな。」

蘭花と葵は目を潤ませながら、アザミに抱き付き訴える。

桃「賑やかで楽しい勉強会になったわね」

カンナ「ですね。」

詩音「の、飲み物持ってきましたよ~」

芹「…飲み物…いろいろ…あるよ?」

詩音と芹は1リットルのジュースやお茶のペットボトルを、芹は紙コップを持って部屋に戻ってくる

葵「わ~い♪ジュースだぁ♪私オレンジ~♪」

瑞樹「2人供ありがと。私はお茶で。」

杏奈「僕はスポーツドリンク♪」

椿「牛乳を!牛乳が欲しいでぇす!」

カンナ「あ、焦らなくてもとってあげますよ~」

椿「ありがとでぇす♪」

アザミ「私はアイスコーヒーのブラックだが、桃はどうする?」

桃「私は紅茶で~♪」

蘭花「私は…妾はりょ、緑茶じゃ!」

各々が好きな飲み物を紙コップにつぎ、飲み始める

アザミ「それにしても去年とはいえ、1年の内容も忘れてるところがあって意外だったな」

桃「ね~♪いい勉強になったわ。」

蘭花「勉強が足らんぞ、二人とも。妾は全部記憶しておったぞ」

葵「部長って意外と勉強できるんですね~♪」

蘭花「い、意外とは余計じゃ!あ、アザミ、ふぉ、フォローせよ!」

アザミ「部長は全国テストのトップクラスなんだよ、こう見えてもね。」

蘭花「うぅ…アザミまで…ももぉ…」

桃「ふふ♪部長、慰めてあげますよ~」

蘭花「優しいのは桃だけじゃ…」

葵「ぶ、部長ごめんなさい、悪気は無くて…」

アザミ「もう部長は…謝りますから機嫌直してください」

蘭花「つーん…」

蘭花は葵とアザミの発言によって、傷つけられ涙目にながら桃に抱き着く

桃「部長~、このお菓子食べて機嫌直してくださいね?」

蘭花「分かったのじゃ♪2人供許してやろう♪」

葵「よかったぁ」

アザミ「…部長、もしかして、お菓子目当てに演技してました?」

蘭花「な、なな、何のことじゃ?」

アザミに図星を突かれ、蘭花の視線は宙を泳ぐ

葵「うぅ…部長ずるいです~」

クロエ「部長もジーニアスなんですね~♪」

蘭花「ふふふ…これが妾の実力よ♪」

カンナ「さ、参考になりますぅ」

アザミ「もう…。さ、休憩終了だ。勉強に戻るぞ」

葵「はぁ~い…いいなぁ、部長…」

瑞樹「さ、切り替えなさい、葵」

葵「分かってるよぉ」

葵がお菓子を貰えた蘭花を羨ましがると、瑞樹に注意され、ノートへと体勢を戻す

茜「お、皆、やってるね。」

杏奈「あ、茜先輩!」

アザミ「ほ、本物の茜さんだ…」

休憩が終了し数分後、茜が人懐っこい笑顔を浮かべながら部屋に入るとアザミは目を少し輝かせる

桃「ホントに身長高いですね~」

茜「あ、君達が葵ちゃん達の先輩だね。話は聞いてるよ、後輩がお世話になってます」

アザミ「こ、こちらこそ…。きょ、今日はわ、私達の立ち入りを許可していただきありがとうございます」

茜「いいよ。可愛い後輩の頼み事だからね。許可くらい容易い事だよ。」

アザミは茜にお礼を述べ頭を下げると、茜はアザミの頭を優しく撫でる

蘭花「アザミ、サインが欲しかったのではないのか?」

アザミ「あ…茜さん、そ、その…さ、サインください!」

茜「いいよ。…名前はアザミちゃんだよね?」

アザミ「は、はい!」

茜「…よし、できたよ。はい」

アザミ「あ、ありがとうございます(後で部屋に飾ろう…)」

アザミがまだ何も書かれていない色紙を茜に差し出すと、茜は丁寧にアザミの名前を自身のサインを書き、爽やかな笑顔でアザミに渡す

桃「よかったわね、アザミ。」

アザミ「あぁ。」

茜「いや~それにしても、テスト勉強か~。懐かしいなぁ~」

葵「先輩も一緒にやりましょうよ~♪」

茜「…頼まれちゃったら仕方ないなぁ。よし、教えてあげる!」

葵「やったぁ♪」

杏奈「あ、茜先輩に教われるなんて…僕、嬉しいです」

瑞樹「もうこの子は…」

スイレン「…皆…また…一緒に…勉強…しよ」

アザミ「す、スイレンさん、ほ、本物だぁ…さ、サイン下さい」

スイレン「…誰?」

カンナ「あ、紹介しますね。私達の部活の先輩達です~」

アザミ「私はアザミといいます。」

桃「私は桃といいます。で、こっちが部長の蘭花です~」

蘭花「よろしくなのじゃ」

スイレン「…よろしく…」

3人と軽く挨拶を交わし、アザミから白紙の色紙を受け取る

スイレン「…はい…できたよ…」

アザミ「あ、ありがとうございます!…ん?」

桃「どうしたの~?…あら、可愛い猫の絵♪」

茜「あはは、スイレンらしいサインだなぁ」

色紙の殆どを猫の絵に使用し、スイレンのサインと、アザミの名前は色紙の片隅に書かれていた

スイレン「猫…嫌い?」

アザミ「…す、好きです。あ、ありがとうございます…」

スイレン「…よかった…」

アザミ「(本当は猫アレルギーで苦手なんだがな…)」

涙目になるスイレンにアザミは本心を隠し、思わず好きと行ってしまう

葵「スイレン先輩、また私の横で勉強しましょ~♪」

スイレン「うん…」

スイレンは葵の横に座り、勉強道具を机の上に並べる

瑞樹「さ、集中よ、皆」

カンナ「は、はいぃ」

杏奈「あ、茜先輩、こ、ここが分からないんですが…」

茜「ここわね…」

蘭花「(もぐもぐ…)うむ、美味しいの、桃よ」

桃「そうですね~」

アザミ「こら、二人とも、お菓子ばかり食べないで、勉強しなさい」

蘭花「む~…分かったのじゃ」

桃「えぇ、分かったわ」

スイレン「…できた…」

葵「あ、可愛い~♪にゃんえモンの絵ですね~」

瑞樹「スイレン先輩と葵もよ」

スイレン「…ごめん…」

葵「あう!…うぅ分かってるよ~」

詩音「(ほ、本当にせ、成績上がるかな…?)」

数時間後…

アザミ「…む?もうこんな時間か…」

桃「もう夜ですね~」

時計の針は既に8時を回っており、窓越しに見える建物にも電気が付き始める

葵「先輩達、今日泊まっていきましょうよ~♪」

蘭花「お、いい提案じゃな、葵や。」

葵「えっへん♪」

アザミ「そ、それは難しいな。宿泊用の着替えや道具は持ってきてないし、親にも許可を取らんと…」

瑞樹「そうよ。食事の用意もしてないですし…彩愛さんにも言わないと…」

茜「食事や着替えは大丈夫だよ。料理はいつも私達の人数より多めの分量で作ってるし屋敷で泊まる人用の着替えや歯磨きとかも数人分あるからね。」

カンナ「そ、そうなんですか…」

椿「どうりでいくらおかわりしてもいいはずでぇす!」

桃「こうなるかと思って、もうすでにアザミや部長の親から許可は貰っておきました♪」

アザミ「よ、用意周到だな、桃」

蘭花「ようやった桃よ。褒めてつかわそう」

アザミ「どういたしまして。」

カンナ「じゃ、じゃあ、先輩達、今日お泊り…ですか?」

アザミ「そ、そういう事になる…な」

葵「やったぁ♪おっとまり、おっとまり♪」

クロエ「お泊りパーティですね~」

詩音「そ、そうなると、先輩達が寝る為のお部屋の御片付けをしないと…」

桃「大丈夫よ~。私達は葵ちゃん達の誰かのお布団の中に潜り込むから~」

アザミ「な、も、桃!」

葵「じゃあ、部長、一緒に寝ましょ♪」

蘭花「うむ♪」

桃「私は、瑞樹ちゃんと寝ようかしら♪」

瑞樹「え、は、はい」

アザミ「私は…か、カンナちゃんと…ね、寝よう…と思うんだが…駄目かな?」

カンナ「わ、私はいいですよ」

彩愛「皆、お風呂湧いたわよ~」

葵、クロエ、桃、蘭花「は~い♪」

アザミ「お風呂か…一度に全員入れるのか?」

瑞樹「はい。全員入っても、少し泳げる位にはひろいです」

アザミ「そうか。」

クロエ「今日もスイムしましょうね、ミス葵♪」

葵「しようね~♪」

椿「一番誰が早いか競うでぇす!」

杏奈「あ、こら。昨日みたいに泳いだらまた怒られるよ。」

葵「わかってるよ~♪」

葵、クロエ、椿の3人はそういって先にお風呂場へと向かう

瑞樹「もう‥あの子は」

茜「あはは、ホントあの3人、元気だなぁ」

スイレン「うん…」

カンナ「では、私たちもいきましょうか」

杏奈「そうだね。」

そう言って杏奈たちもお風呂場へと向かう‥

-お風呂場-

瑞樹「ふぅ…気持ちいい…」

葵「えへへ~♪先輩達とお風呂入れるなんて夢みたいです~♪」

蘭花「妾も夢みたいで嬉しいぞ♪」

桃「広いお風呂は気持ちいいですね~♪」

アザミ「あぁ。」

芹「詩音…背中…流して上げる…」

詩音「あ、ありがとうございます…」

カンナ「椿ちゃんの髪、洗ってあげますね~」

椿「ありがとでぇす!後でカンナちゃんのも洗ってあげるでぇす!」

杏奈「茜先輩、お風呂上りのコーヒー牛乳、冷蔵庫に入れてきました」

茜「お、ありがと杏奈ちゃん。気が利くね。」

杏奈「えへへ…うれしいです。」

お風呂場に着き、各々がシャワーで髪や体を洗ったり、浴槽で肩までつかるなどして日頃の疲れを落す。

葵「ポニテじゃないアザミ先輩もすっごく綺麗です♪」

アザミ「そ、そうか?」

葵「はい♪すっごく魅力的です♪」

アザミ「そ、そう言われるとは、恥ずかしいな。」

桃「恥ずかしがってるアザミ、可愛い♪…ん?」

楓「…大きい…」

そんな中、楓はいつの間にか静かに桃に近づき桃の胸を凝視する。

桃「触りたいですか?」

楓「はい!もちろんです♪」

桃「いいですよ~♪」

楓「じゃ、じゃあお言葉に甘えて…えい♪」

桃「ん…あ、揉むの上手ですね♪」

楓「ひゃああぁ♪きぃんもちいいぃ♪」

桃の言葉に甘え、桃の胸を鷲掴みすると、楓は歓喜の悲鳴を上げる

瑞樹「もうこの人は…はなれてください!」

楓「じゃあ、瑞樹ちゃんの胸を…あう!」

瑞樹「それも駄目です!」

瑞樹に桃から離されると瑞樹の胸へ手を伸ばす。

が、それを読んでいた瑞樹は楓の頭を軽くたたく

楓「うぅ…瑞樹ちゃんは手厳しいなぁ…じゃあ、詩音ちゃん、胸揉ませて~」

詩音「ふえぇ…だめですよぉ…」

楓「どうしても?」

詩音「はうぅ…どうしてもですぅ…」

楓「だめ?」(うるうる…)

詩音「はう…す、少しだけなら…」

楓「やった♪詩音ちゃん好き~♪」

詩音は楓の押しに負け、ためらいながらも楓に胸を揉ませる。

詩音「お、おお、お手柔らかにお願いしますぅ‥ん…」

楓「あぁ…詩音ちゃんのも柔らかい♪気持ちいぃ♪」

詩音「ひゃううぅ…」

茜「もう…楓、やめなよ。」

楓「うぅ…はい…」

瑞樹「詩音ちゃんも、しっかり断わりなさいよ…」

詩音「は、はい…ごめんなさい…」

楓「(反省しないよ~♪芹ちゃんのお胸揉む~♪)」

芹「ん…zzz…」

楓「(ふあぁ♪カンナちゃんより、小ぶりだけど気持ちいい♪)」

楓は寝息を立てながらお風呂に浸かる芹の背後にまわり、芹の胸を揉み始める

詩音「あわわ…こ。今度は、芹ちゃんの胸を揉まないで下さい…」

瑞樹「揉まれているのに、眠り続けるってすごいわね」

カンナ「芹ちゃんは正規の手順で起こさないと、起きませんので…」

茜「か~え~で。そろそろ私も怒るよ。」

楓「え…ひ…うぅ…」

茜「ったく…泣かせちゃったか。ごめんごめん」

楓「うぅ…あかねせんぴゃいぃ…ごめんなしゃいぃ…」

茜は一瞬低い声で叱るものの、泣く楓の頭を優しく撫でる

茜「謝るんだったら、詩音ちゃん達にするの」

楓「ごめん…カンナちゃん…詩音ちゃん…」

カンナ「は、はい…許して上げます…」

詩音「私も許します…」

楓「ふえぇ…二人ともありがとぉ~♪むぎゅー♪」

カンナ「ふえぇ…だ、抱き付かないで下さい…」

詩音「は、反省してないじゃないですかぁ…」

茜「もう!楓は…今日は説教だね。」

楓「ぐえぇ…あ、茜先輩、く、苦しいですぅ…」

茜は反省しない楓の首を掴み、楓を引きずりながらお風呂場を後にする

アザミ「お風呂はいつもこんな感じなのか?」

葵「はい♪」

桃「楽しいわね~」

椿「毎日見てても飽きないでぇす!」

瑞樹「もう…毎日やられてるカンナちゃん達の立場になりなさいよ…」

葵「でもカンナちゃんの胸って、癖に成りそうなほど柔らかくて気持ちいいんだよね~♪」

瑞樹「…もう、今やったら、私も怒るわよ」

葵「あう…わ、わかってるよ」

蘭花「話しは変わるが…アザミ」

アザミ「なんですか、部長」

蘭花「お主…意外と胸があるの」

アザミ「そ、そうでしょうか…」

桃「そうね~。今年のお正月あたりから少しずつ大きくなってきたもんね」

蘭花は話題を、アザミの胸の話しに切り替える

葵「でも、制服の時は余り出てないような気が…」

アザミ「普段は小さく見えるようにサラシで縛ってるんだ。」

カンナ「着替えるのた、大変じゃないですか?」

アザミ「あぁ。最初の頃は億劫だったが、慣れるとそうでもないぞ」

桃「大きく見えた様が良いって言ったのに、アザミが聞かなくて…」

葵「そうですよ~」

桃は呆れたように離すと葵は羨ましそうに眼を輝かせ、アザミを見つめる

アザミ「そ、そうすると、結構な数の普段着や制服を買い替える必要があるから…」

瑞樹「そうなると、お金がかかりますからね…。私も経験があります」

アザミ「そ、そういう事だ…悲しい事にな」

カンナ「私もそうでした…」

詩音「急に大きくなるって大変ですよね…」

アザミと瑞樹、カンナ、詩音の4人は共感するように、悲しい表情を浮かべる

杏奈「(急に大きくなるのも考えものだなぁ…)」

葵「クロエちゃんも大きいけど…」

クロエ「私は基本ノーブラね♪」

瑞樹「えぇ?!…で、でも確かに、付けてるとこ見たことがないような…」

椿「さ、さすが自由の国でぇす…」

杏奈「(大きくなる秘訣って意外とそれかも?)」

クロエちゃんの言葉を聞き、杏奈は自身の胸を見つめる

アザミ「く、国は関係ないと思うぞ…」

クロエ「?」

葵「芹ちゃんは?」

芹「zzz」

芹は未だに気持ちよさそうに眠る芹に葵は近づく

瑞樹「まだ寝てるの…」

詩音「せ、芹ちゃんは、いつも、む、胸のサイズより少し大き目のブラジャーを付けてますよ」

カンナ「芹ちゃんはゆったりめのが好きなんです」

葵「へ~♪イメージ通り♪」

椿「どこでも眠れるように、でぇすかね…」

葵と椿は、納得したようにうなずく

桃「ふぅ…いい湯でしたね~」

アザミ「あぁ」

蘭花「毎日来てやってもいいぞ♪」

葵「ホントですか♪毎日来てください~♪…あう」

スイレン「…ここ…銭湯…じゃないよ。…葵ちゃん…」

葵「えへへ~♪ごめんなさい♪」

お風呂から上がった一同。蘭花の発言に葵が目を輝かせると、スイレンが葵の頭にポンと手を置く。

瑞樹「クロエちゃん、ホントにノーブラなのね…」

クロエ「動きやすいデスから♪」

瑞樹「そ、そう…」

杏奈「(いいなぁ…)」

ブラジャーを付けず、部屋着に着替えるクロエに瑞樹は少し呆れる

カンナ「お、お布団の、じゅ、準備、で、できましたよ~」

アザミ「ありがと、カンナちゃん」

部屋ではカンナと詩音が布団の準備を終えていた

葵「わ~い♪部長、寝ましょ~♪」

蘭花「ふむ、失礼するぞ。…ひゃ!?」

葵「寝る時位カツラ取りましょ~♪」

葵が自身の布団に入り、空いた空間を叩いて蘭花を誘う。

蘭花がその空間に横になると、葵が蘭花の白髪のカツラを外す

蘭花「か、返してよぉ…葵ちゃん…」

葵「カツラ取った部長も可愛いです~♪」

蘭花「そ、そう?」

葵「はい♪食べちゃいたい位可愛いです♪」

蘭花「はうぅ…く、苦しい…」

葵「いいにお~い♪肌もぷにぷに~♪」

葵は満面の笑顔で蘭花に抱き着き、蘭花の頬に擦りつく

瑞樹「もう…この子は…きゃ!?」

桃「私達も寝ましょうか♪」

瑞樹「く、苦しいです…(桃先輩の胸、柔らかい…)」

桃は瑞樹の顔を自身の胸に埋める様に抱き付く。

桃「ふふふ♪瑞樹ちゃん、髪も肌も綺麗ね~♪」

瑞樹「も、桃先輩、そ、そ、そんなに撫でないでくださ…ひゃ?!」

桃「ふふふ♪お尻も柔らかくていい形♪…あぁ、食べちゃいたい♪」

瑞樹「そ、そんなに、撫でちゃだm…んあぁ!?」

桃「葵ちゃんの情報だと、首筋が弱いのよね♪」

桃は瑞樹の反応を楽しむように瑞樹のお尻や首筋を撫で続ける

瑞樹「だ…めです…ひゃう!?」

桃「あら、もう濡れてるの?」

瑞樹「そ、そんなことは…ひゃああぁ!?」

桃「ふふふ♪」

桃は瑞樹の秘部を縦横無尽に撫で始める

カンナ「あわわ…」

詩音「ふえぇ…な、何してるんですかぁ‥」

クロエ「先輩も気持ちいいのが好きなんですね~♪」

杏奈「(き、聞いてたら、少し、興奮してきちゃった…)」

芹「zzz…」

瑞樹「も、もうやめて下さ…だ、だめ!いっちゃ…あ…あ、ひゃうううぅ!?」

桃「ふふふ♪かっわいい♪」

瑞樹は秘部と首筋を同時に撫でられ、嫌々ながら絶頂を迎える

葵「いいなぁ、桃先輩。瑞樹の事食べれて…」

蘭花「桃は年下好きだから…ひゃ?!」

葵「ぶちょ~♪私たちも気持ちいい事しましょ♪」

葵は桃たちの行為に興奮したのか、目を輝かせ、蘭花の秘部やお尻を撫で始める

アザミ「もう…桃、後輩で余り楽しむなよ」

桃「分かってるわよ♪」

アザミ「はぁ…じゃ、私達も寝ようか」

カンナ「は、はいぃ…な、何もしないで下さいね?」

アザミ「あぁ、分かってる。」

カンナ「よかったぁ…ひゃう?!」

アザミとカンナが同じ布団に入ると、アザミがカンナを抱き寄せる

アザミ「もっと近寄らんと寒いだろ?」

カンナ「ち、近すぎですぅ…(て、天然なのかなぁ‥)」

詩音「わ、私達もは、早く寝ましょうか…」

杏奈「そうだね。」

杏奈たちは3組を片目に、静かに眠りにつく

・-・-・-・-・-・-
その後の楓…

楓「ごめんなさいぃ…」

茜「もうしない?」

楓「神に誓ってもうしません…。」

茜「…だったら、いいよ。許して上げる」

楓「ありがとうございます…(写真一杯撮るからいいもん♪)」


・-・-・-・-・-

サクラの日常

サクラ「あ、あ、そこ、気持ちいい♪」

女性霊「ここがいいのね♪じゃあ、もっとマッサージしてあげる♪」

霊でも気持ちいいとこを弄られると感じちゃいます♪

サクラ「だめぇ♪力ぬけちゃううぅ♪」

瑞樹「あわわ…」

葵「あ、サクラちゃん♪なにしてるの?」

サクラ「うん♪このおねえしゃん、かたみょみ、すっごくじょうずぅ♪」

女性霊「元マッサージ師ですので~♪」

葵「?誰もいないよ?」

瑞樹「ち、血まみれの女の人がぁいるのよ…」
・-・-・-・-

クロエの日常…

クロエ「♪~」

葵「クロエちゃんってダンス好きだよね♪」

クロエ「ハイ♪私、体動かすの好きデス♪」

葵「気持ちいいのも?」

クロエ「もっちろんデス♪一人でするのも、いろんな人ともするのも好きです♪」

葵「クロエちゃんは道具派?それとも手派?」

クロエ「ん~…どちらかというと道具派デスね♪ミス葵は?」

葵「私は手派♪自分のペースで出来るから好き~♪」

瑞樹「な、何の話をしてるのよ…」

葵、クロエ「マッサージ♪」
・-・-・-・-

芹の日常

芹「zzz」

杏奈「あはは…背もたれにされちゃったか…」

芹「zzz」

杏奈「(それにしても、芹ちゃん、柔らかくて温かい…)」

芹「ん…zzz」

杏奈「(す。すこし、揉んでも、お、おこられないよね…ホントに柔らかくていいなぁ…)」

葵「せ~りちゃん、杏奈、ご飯だって~…あ」

杏奈「あ、葵…」

芹「…ごはん?」

葵「ふふふ…杏奈の弱み、げーっと♪」

杏奈「うぅ…」
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147 第26話:大型連休3日目 1218 4 2016-07-03 -
121 第27話:大型連休4日目 1033 4 2016-07-17 -
82 seid04:カンナの休日 1242 2 2016-07-24 -
126 第28話:大型連休5日目 1133 7 2016-08-14 -
145 第29話:大型連休6日目 953 2 2016-09-18 -
90 EX03:お祭り企画!? 1054 5 2016-09-18 -
84 EX04:お祭り企画前座 1009 4 2016-09-25 -
105 EX05:特盛親子丼! 1178 4 2016-09-25 -
116 EX06:瑞樹のお仕置き 1094 2 2016-09-30 -
119 EX07:ぞうさん付杏奈ちゃん 1028 2 2016-10-02 -
105 EX08:楓の行動力と代償 966 0 2016-10-02 -
128 EX09:カンナ家へ潜入?! 1051 2 2016-10-08 -
84 第30話:葵と瑞樹の昔話 868 0 2016-11-06 -
137 第31話大型連休最後の日 1091 6 2016-11-17 -
123 第32話芹と詩音と時々未知 939 2 2017-02-08 -
181 第33話:初めての中間テスト 881 0 2017-05-10 -
150 第34話:中間テスト② 906 0 2017-05-17 -
147 第35話中間テストと報告 1113 2 2017-06-04 -
143 第36話伝説の黒猫? 997 0 2017-08-17 -
134 第37話バナナ料理 696 0 2017-08-20 -
144 第38話 兼部 893 0 2017-08-26 -
122 第39話 夏休み 933 2 2017-08-31 -
126 EX12:第1回人気投票結果発表 883 2 2017-09-01 -
125 EX13:瑞樹と2人の交わり 951 2 2017-09-03 -
157 EX14:葵とスイレンと 901 2 2017-09-06 -
120 第41話慰安旅行2日目 1043 4 2017-10-15 -
135 第42話慰安旅行3日目 957 0 2017-11-05 -
99 side04:ホテルの部屋では・・・ 1037 0 2017-11-16 -
118 2018_新年のご挨拶 831 0 2018-01-01 -
122 第43話慰安旅行4日目 1002 0 2018-05-06 -
51 第44話慰安旅行終盤まで。(おまけあり) 798 2 2018-09-27 -
102 第45話 杏奈の誕生日 902 2 2018-10-05 -
114 第46話歌舞姫部の合宿1話 828 2 2018-10-06 -
101 47話 合宿2日目+特別企画?! 827 10 2018-10-07 -
95 48話 歌舞伎部合宿3日目‐進展 780 2 2018-10-11 -
96 特別企画①_旅行 748 2 2018-10-14 -
64 49話 サクラとの別れ…? 715 2 2018-10-14 -
62 特別企画②たった1日のサバイバル 628 2 2018-10-21 -
94 第50話 お見舞い 793 2 2018-10-25 -
136 特別企画③ 昔の姉 831 2 2018-10-31 -
62 第51話 瑞樹とカンナの誕生日 949 2 2019-01-27 -
104 最終回 新たな春の風 825 4 2019-03-03 -
120 番外編 葵×明日人 お正月の一幕 810 0 2019-03-14 -
78 【番外編】葵×実 560 0 2019-04-14 -
55 【番外編】杏奈と優のデート 692 0 2019-05-07 -
79 【番外編】カンナ*芹*詩音 812 0 2019-05-12 -
64 【番外編】スイレン*椿 夜の巡回 642 0 2019-05-16 -
84 【番外】杏奈*アザミ 549 0 2019-05-18 -
77 【番外編】定期的カップリング募集 833 13 2019-05-18 -
148 【番外コラボ】 影薄の優等生 815 2 2019-05-26 -
53 【番外コラボ】 タイムイズミステリアス 519 2 2019-08-29 -
62 【番外コラボ】錬金術師 642 2 2019-09-10 -
45 【番外コラボ】5人のオカルト騒ぎ 552 2 2019-09-25 -
54 【番外コラボ】母性の女神? 594 2 2019-09-26 -
67 【番外コラボ】恋する追跡者 884 2 2019-09-27 -

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