24. 親睦会　友情タッグデュエル！③　作：くちなし

☆★☆★

Turn08　TP 火憐　バトルフェイズ開始前now

【フィールド】
悠里・火憐　LP6100
海清・理沙　LP7000

悠里　手札0
裏守備モンスター
死のメッセージ「E」、「A」、「T」　DEF0
ダーク・サンクチュアリ
ウィジャ盤
伏せカード4

火憐　手札2
魔界劇団―ティンクル・リトルスター(Pゾーン、♦9)
魔界劇団―ワイルド・ホープ　ATK1500→3500
魔界劇団―デビル・ヒール　ATK3000
オッドアイズ・メテオバースト・ドラゴン　ATK2400
伏せカード1

海清　手札3　
真紅眼の黒竜　ATK2400→400
青眼の亜白龍　ATK3000
伏せカード1

理沙　手札4
堕天使ルシフェル　ATK3000
堕天使スぺルピア　DEF2400
堕天使イシュタム　DEF2900
堕天使ゼラート　ATK2800
堕天使テスカポリトカ　ATK2800



「バトルや！ワイルド・ホープで青眼の亜白龍に攻撃！」

魔界劇団―ワイルド・ホープ　ATK3500
青眼の亜白龍　ATK3000

海清・理沙　LP7000→6500

「この瞬間、うちの火竜の住処の効果が発動！自分の場の「魔界劇団」が相手モンスターを戦闘破壊した時、
相手はEXデッキのカードを3枚除外する効果よ！」
「EXを「！？」
「高嶺君のEXを3枚除外！あ、除外するのは選べるから、自分で選んで」
「悪魔竜ブラック・デーモンズ・ドラゴン、青眼の究極竜、始祖鳥ワイアームの3体を除外するよ」
「メテオバースト・ドラゴンで真紅眼の黒竜に攻撃！」

オッドアイズ・メテオバースト・ドラゴン　ATK2400
真紅眼の黒竜　ATK400

「う、、ぐぉぉ、、！」

海清・理沙　LP6500→4500

「次はデビル・ヒールで堕天使ルシフェルに攻撃！」

ば、、！ゼラートじゃないのかよ、、！

「互いの攻撃力は3000！相打ちや！」
「堕天使の最高神が破壊されるなんて、、！」

魔界劇団―デビル・ヒール　ATK3000
堕天使ルシフェル　ATK3000

ドォン、と大きな煙と音を上げ、2体のモンスターは消えていく。

「火竜の住処の効果、発動！安楽木さん、貴女のEXデッキを3枚除外して！」
「、、！神竜騎士フェルグラント、幻獣機ドラゴサック、2枚目のグスタフ・マックスを除外するわ、、」
「デビル・ヒールの効果も発動！墓地の「魔界台本」をセットする！墓地の魔界台本「魔王の降臨」をセット！」

デビル・ヒールの効果は「相手を破壊した時」である。この効果は相打ちになっても発動するのだ、、

「そして、魔王の降臨を発動し、堕天使イシュタムとテスカポリトカを破壊！」
「私のモンスターが、、！」
「うちはカードを1枚伏せてターンエンド」


Turn08　TP 海清　手札3→4

「俺のターン、、いやぁ、、すごい展開だったね。EXデッキまで除外してくるなんてさ、、」
「、、」
「、、魔法カード、貪欲な壺、、、このカードを発動するよ。墓地のモンスター5体をデッキに戻すよ。
伝説の白石、真紅眼の黒竜2体、真紅眼の鋼炎竜、伝説の黒石。そして2枚ドローするよ」

ここで攻められたら、、マズい、、！
最悪な事に、自分の場には4枚も伏せてある事にも拘わらず、展開の妨害策が1枚もない。
ここで大量展開されたら、、負ける。

「手札から大欲な壺、を発動するよ。除外されている、青眼の究極竜、始祖鳥ワイアーム、そして真紅眼の飛竜
をデッキに戻して、1枚ドローするよ」

此処で狙われるのは、、直接攻撃を仕掛けやすい自分か。それとも、妨害されにくい城ヶ崎か。
どちらにせよ、攻撃反応型の罠が欲しかった、、、！

「ハーピィの羽根箒を発動するよ」

「羽根箒、、！」
「高嶺君、いいの引いたわね。ウィジャ盤デッキはウィジャ盤自身が破壊されると0に戻っちゃうからね」
「、、、っ！」
「罠発動！ペンデュラム・リボーン！」
「特殊召喚系か、、！」
「EXデッキから、魔界劇団―プリティ・ヒロインを特殊召喚！」

魔界劇団―プリティ・ヒロイン　DEF1000

しかし、例えメッセージカードがモンスター化していても、ウィジャ盤自身が破壊されるとすべて消滅してしまう。
ウィジャ盤の破壊は読んでいたが、まさか羽根箒とは、、！

「観月、、！」
「自分は、、羽根箒の効果で、、6枚のバック及び、死のメッセージカード全てを破壊す(墓地に送)る、、！」

悠里のフィールドはガラ空き。ただ手札が0枚という、通常なら最悪の状態に陥ってしまった。

「手札の青眼の白龍を見せて、青眼の亜白龍を特殊召喚するよ」

青眼の亜白龍　ATK3000

「魔法カード、復活の福音を発動して、墓地のロード・オブ・ザ・レッドを特殊召喚するよ」

ロード・オブ・ザ・レッド　ATK2400

「そして、亜白龍のモンスター効果で魔界劇団―デビル・ヒールを破壊、チェーンでロード・オブ・ザ・レッド
のモンスター破壊効果も発動、オッドアイズ・メテオバースト・ドラゴンを破壊するよ」

「うちのモンスターを2体も、、！」
「☆8が2体、、！」

「☆8の青眼の亜白龍とロード・オブ・ザ・レッドでオーバーレイ！」

『純白の白と混沌の黒、、今交わりて、銀河を統べる竜となる！』

【X召喚、、！No.108、、！銀河眼の時空竜！！】

No.108 銀河眼の時空竜

「ナンバーズ、、！？」

ナンバーズ、、限られた人しか持つことが許されない、とされているXモンスター群。
過去に読んだ書物には、番号が108までと、1000があって、強化版もあるらしい、、

「なんで持ってるの、？って顔をしてるね、、」
「そりゃそうだろ、、」
「まあね、、なんでか理由は分からないけどｗ」

オーバーハンドレッドナンバーズ、、と呼ばれるその龍は巨躯な体である、、

「さらに、時空竜でオーバーレイ！」

『銀河を流れる黒き龍、、進化したその姿、顕現せよ！』

【ランクアップ・FA・チェンジ！現れよ、ギャラクシーアイズ・FA・フォトン・ドラゴン！！】

ギャラクシーアイズ・FA・フォトン・ドラゴン　ATK3500

「フルアーマー、、？」
「そうだよ。このカードは自分の場の「ギャラクシーアイズ」Xモンスターに重ねて出せるんだよ」
「打点3500、、」

このモンスター、通称「重ねてモンスター」と呼ばれる部類のXモンスターである。
対象のモンスターに重ねる事で、素材を用意せずとも出せるXモンスター。
黒い鎧みたいな物の中、、本体は光り輝いているように見える。

「FAフォトン・ドラゴンの効果はX素材を1つ取り除いて、相手モンスターを破壊する効果だよ。破壊するのは、、
ワイルド・ホープだよ(考える必要性ないけどね)」

FA・フォトン・ドラゴン　素材3→2

「破壊されたワイルド・ホープの効果で、デッキからサッシー・ルーキーを手札に加えるわ」
「さらに、FAフォトン・ドラゴンでオーバーレイ！」

『全ての光を渾沌へ返し龍よ、、全ての魂を喰らい、闇へと浄化させよ！』

【ランクアップ・Xチェンジ！現れよ！No.95 ギャラクシーアイズ・ダークマター・ドラゴン！！】

No.95 ギャラクシーアイズ・ダークマター・ドラゴン　ATK4000

「ダークマター・ドラゴンのX召喚時効果発動！俺はデッキの3種類のドラゴン族モンスター3体を墓地に
送る事で、相手はデッキからモンスターを3体除外しなければならない！」
「うちらのデッキから除外！？」
「デッキの白き霊龍、伝説の白石、太古の白石を墓地に送り、悠里！モンスター3体を除外してよ」

ただでさえモンスターが少ないっていうのに、、！

「自分は、デッキから速攻のかかし2枚と、ネクロ・ガードナーを除外する、、！」
「僕は墓地に送った伝説の白石の効果で青眼の白龍を手札に加えるよ」

「魔法カード、融合を発動するよ」
「融合、、！？」
「あれが出るのか、、、！」
「墓地の青眼の白龍に手札の青眼の白龍2体をを融合！」

『闇を照らす光の龍、闇を光に変え、眩き姿で全てを照らせ！』

【青眼三体融合！現れよ、青眼の究極竜！！】

青眼の究極龍　ATK4500

「やっぱり究極竜か、、」
「悠里の前にこれを出すのは久しいね、、」

青眼の究極龍、、効果がないとはいえ、打点4500の最上級モンスター、、

「ダークマター・ドラゴンで悠里にダイレクトアタック！」


【フィールド】
悠里・火憐　LP6100
海清・理沙　LP7000

悠里　手札0
裏守備モンスター

火憐　手札2
何も無し

海清　手札0
No.95 ギャラクシーアイズ・ダークマター・ドラゴン　ATK4000
青眼の究極龍　ATK4500
伏せカード1

理沙　手札4
堕天使スぺルピア　DEF2400
堕天使ゼラート　ATK2800