DRAW:２５ 戒めの斬波④生者の意地　作：人喰い

◉TURN:０４◉


白河優香【LP 5000】
場:『霞の谷のファルコン』[攻 2000]
『リチュア・ディバイナー』[攻 1200]
魔法:『天変地異』
伏せ:なし/手札:3枚
デッキトップ:『デーモンの宣告』


牧場総司【LP 2000】
場:『茫漠の死者』[攻 2500]×３
罠:『光の護封壁』[2000]
伏せ:なし/手札:1枚
デッキトップ:『ゾンビマスター』


戒（ロストネクストでデッキをシャッフルしたからトップのカードが変わっているな…。『ゾンビマスターか……これはかなり厄介なモンスターだぞ…！）


牧場「キヒヒヒッ！！ 見せてやるぜ！『茫漠の死者速攻デッキ』の恐ろしさをなぁ！」

優香「……っ…！」


牧場「…キヒッ！ １体目の茫漠の死者で、リチュア・ディバイナーを攻撃！〝イグナイト・プレス〟」


『茫漠の死者』
[攻 2500]
ーーーVSーーー
『リチュア・ディバイナー』
[攻 1200]


茫漠の死者が両手を振り上げ、思いっきり叩きつける。


ゴギャッ！！



優香「…くぅうぅぅぅっ！（何……っこれ……！？ 身体が…熱い……っ！）」【LP 5000→3700】


戒（白河ッ！！）


優香「…ハァ、ハァ………どうやらこれが、『闇のゲーム』みたいね」

白河は一瞬仰け反り、おぼつかない足でなんとか体制を立て直す。
その時の白河の表情は、何とも言えない、快楽に満ち溢れた表情だった。


優香「なるほど、確かにクるわぁー。変な気分になっちゃいそ♡」


白河は右手の甲でよだれを拭いながら、そう言った。







遊戯王Ph.X DRAW:２５
《戒めの斬波》④生者の意地







牧場「…キヒヒッ！！ まだまだ行くぜぇ！ ２体目の茫漠の死者で、霞の谷のファルコンを攻撃！〝イグナイト・プレス〟ニレンダァァ！」


『茫漠の死者』
[攻 2500]
ーーーVSーーー
『霞の谷のファルコン」
[攻 2000]


ブスリッッ！！


ファルコン「アッー！」


優香「くぅ…ぁああ！」【LP
3700→3200】

戒（…さっき妙な効果音と叫び声が聞こえたような……気のせいか）

優香「……茫漠の死者×霞の谷のファルコン…か。……って、全然萌えないわよ！ ばかぁっ！」

戒（闇のゲームでの攻撃の中、カップリングをする余裕があるとは……この女…やはり只者ではないな…）


牧場「キヒヒヒッ！ その余裕がいつまで持つかな！？ あんたの場はガラ空き！ 茫漠の死者でダイレクトアタック！〝イグナイト・プレス〟サンレンダァァ！」


『茫漠の死者』[攻 2500]

白河優香【LP 3200】


牧場「キヒヒヒッ！！ やれぇ！」


優香「……っ！」


そして、すでに振り上げられていた茫漠の死者の両腕が、ゆっくりと、ゆっくりと、白河の元へ影をつくり、落ちた。



ドゴォォオォオオォォッ！！



優香「…ひ…っぁ……ああ…あぁあああぁぁあああっっっ！！！」【LP 3200→700】


戒「……ッ！（白河ァァッ！！）)」


白河の叫び声と共に辺りに衝撃が走り、煙が立ち込める。
その影響でか、俺を拘束していた黒ずくめ達の手が緩んだ。

戒「……っ邪魔だ！ どけぇっ！」」


ガッ！


俺はこの隙を逃さず、なんとか黒ずくめ達を振り払い、白河の元へ向かおうとする。



牧場「キヒヒッ！……死んだか」



ーーー死んだ？
俺は一瞬足を止める。


戒「死んだ、だと？」

牧場「キヒッ！ あの婦警さんは普通ならライフが０になっている…４０００以上のダメージを受けてるんだ。それに柔らかな女体じゃあ、ほぼ確実に死んでるだろうぜ…！」



本当に、死んだのか？
さっきまであんなにも、笑顔で、飄々としていた白河が。白河優香巡査部長が。

嘘だ。嘘だ。嘘だ。
嘘だ。

戒「……嘘だ」


牧場「キヒャーッハッハッハッ！ 最高だぜーー！ 殺戮ってのはよーー！ さあ、次は、お前だぜ、戒って言ったか？」


煙でよく見えないが、きっとこの男は、この瞬間も極上の笑みを浮かべていることだろう。
人を殺すことによって得られる快楽ーーー。
腐ってやがる。


これが、『闇のゲーム』なのか。


気づいた時には、俺の足は牧場の元へ向かっていた。拳を硬く、握り締めながら。だが、再び俺は足を止める事になる。

突然、煙が晴れたのだ。


轟音によって、吹き飛んだのだ。

















優香「勝 手 に 殺 す な あ ぁ ぁ ぁ あ あ あ 大 馬 鹿 野 郎 共 お ぉ ぉ お お お ！ ！ ！ ！」

















俺は振り返る。
そこには、数十秒前と違わぬ白河の笑顔があった。


戒「白河ーーーッ！」


牧場「………あん？」


牧場は凄く不機嫌そうだ。思い通りにいかなかったことが、相当悔しかったのだろう。
そんな牧場を見て、白河はゆっくりと、口を開いた。


優香「…待たせたわね。牧場総司。デュエルを再開しましょう……っ」

そういう白河の声のトーンは、少し低めだ。呼吸をするのも苦しそうに見える。


とりあえず、生きていて良かった。


牧場「チッ…！ 俺のターンはこれで終了だ！」

牧場にはもう、『キヒヒ』と笑う余裕すら無いようだった。


牧場総司【LP 2000】
場:『茫漠の死者』[攻 2500]×３
罠:『光の護封壁』[2000]
伏せ:なし/手札:1枚
デッキトップ:『ゾンビマスター』

白河優香【LP 700】
場:なし
魔法:『天変地異』
伏せ:なし/手札:3枚
デッキトップ:『デーモンの宣告』


戒「白河巡査部長！ 身体はっ！？」

俺は急いで白河の元へ駆け寄り、問う。

優香「……右腕と、あばらが何本かイってるわね…！ 長期戦は避けたいわ」

戒「…そんな状態でよくあんな大声が出せたな……」

優香「あはは、ちょっと無理しちゃったかな…っとと。私のターンだったわね。私のターン！………」


牧場「…どうした。さっさとカードを引け！」


優香「……ないのよ」

牧場「あん？」


優香「右腕がどうしても上がらないのよ！」


戒「……！(骨折のせいか…！)」

牧場「…だったらあんたはデュエル続行不可能で……俺の勝ちだな…！」ニヤリ

優香「…くっ…！」


戒「………それはどうかな」


優香「…えっ…？」


牧場「…？」


戒「…俺が白河巡査部長の右手となり、それでデュエルを続行する」

牧場「なん…だと…？」


優香「えっ…///」


牧場「ふざけるなよ…！ お前ら！ そこのガキをヤっちまえ！」


パチンっ！


牧場がそう大声で叫び、指を鳴らすと、黒ずくめ達が再び俺の元に襲いかかる。
今度は俺に、姿を見せたまま。


優香「戒きゅん……っ！」



メキィ！



黒ずくめA「………」

黒ずくめB「……な…に」

黒ずくめC「……がは…っ」

黒ずくめD「…警棒……だと…？」


ドサッ！


地に伏したのは、黒ずくめ達だ。


戒「白河巡査部長、感謝する。この制服に警棒ををセットで着せてくれた事を」

優香「…あはは。どういたとまー」

俺は持っていた三段式の警棒を制服に取り付けられているホルダーにセットし、黒ずくめ達を見下ろしながら言った。


戒「さっきは俺の感情が高ぶっていたのと、不意を突かれたというのもあって、あっさりと後ろを取られてしまったが………俺に姿を見せたまま向かってきたのは失敗だったな」


牧場「あ、あれだけの人数を…一瞬で！？」


戒「……フッ。生憎だが、俺にもどうしてこんな芸当ができたのかは、わからんがな」

その瞬間だった。
急に、頭痛が走った。

戒「………っ！？(くっ…頭が……！)」


頭がーー割れるようだ。
どうしたんだ？ 急に。
これはーーー過去の、記憶……？


〜回想〜


バシィィン！

少年「がぁあぁっ！」

ドサッ！

少年「うぅ…」

男「どうした。早く立て」

少年「………っですか…」

男「…なんだ？」


少年「…デュエルと、剣道に、なんの関係があるんですかッ！ 俺はデュエルが、したいんだぁぁ！！」


バシィィン！


少年「が…はっ！」

男「…今のままデュエルを続けたところで、お前に勝ち続ける事はできない」


バシィィン！


少年「……ッ！」

男「お前が斬波の名を持って成すこと全てに責任を、誇りを持たなくてはならない」


バシィィン！


少年「………」

男「剣道とは、心を磨くスポーツだ。心を磨き、技を磨けば、それは自ずとデュエルにも反映されるはずだ」


バシイィィィンッッ！！


〜〜〜



戒「……ハッ！（今のは、俺の…記憶なのか？）

俺の記憶だった。確かに。
俺と、俺の…父ーーー？


優香「…戒きゅん？ どうしたの？ ボーッとしちゃって」

戒「…いや、何でもない。それよりも、これで邪魔者はいなくなったぞ。牧場」


牧場「……勝手にしやがれ。…だがなぁ！ 俺の場には攻撃力２５００の茫漠の死者が３体！ 突破できるもんなら突破してみやがれ！」


優香「…あはは」

戒「…フッ……」

牧場「何がおかしい！？」


優香「…こんなにも露骨に死亡フラグ立ててくれるなんてねぇ…」


戒「行くぞ白河巡査部長ーーー俺たちの力を魅せてやろう」





優香「ええ！ 魅せてあげるわ！ 私の………いえ、私たちの意地を！」


◉TURN:０５◉


優香「私たちのターン！！」




戒「ドロォォーッッッ！！！」




バチィィィッッ！！




戒・優香・牧場「……ッ！！」


俺が白河の装着したデュエルディスクからカードを引いた瞬間、俺の指先から電撃が迸る。
そうだ。
この現象は、覚えている。
まだ俺の前に姿を現そうとはしないが、俺の中に長年住み続ける寄生体ーーー俺の身に宿りし、『雷鳥』の力！
今、白河と共にデュエルをしているのが俺で有って俺で無い存在だとしても、俺はこの一瞬を今の俺で駆け抜けたいっ……！



優香・戒【手札:4枚】
デッキトップ『禁止令』


戒「…手札から、永続魔法『デーモンの宣告』を発動！」


《デーモンの宣告/Archfiends Oath》
永続魔法
１ターンに１度だけ、５００ライフポイントを払い
カード名を宣言する事ができる。
その場合、自分のデッキの一番上のカードをめくり、
宣言したカードだった場合手札に加える。
違った場合はめくったカードを墓地へ送る。


優香「そして効果を発動！ ライフを５００支払い、『禁止令』を宣言！」

優香「くぅ……っ！」【LP 700→200】

戒「白河…！ 耐えてくれ…！」

優香「…はぁ、はぁ…っ！ 宣言したカードは正しいので手札に加えるわ！」


優香・戒【手札:4枚】
デッキトップ『天変地異』


戒「更に手札から、『リチュアビースト』を召喚！」


『リチュア・ビースト』[攻 1500]


優香「リチュア・ビーストは召喚に成功した時、自分の墓地のレベル４以下の「リチュア」と名のついたモンスター１体を守備表示で特殊召喚する事ができる！ 来て！ リチュア・ディバイナー！」


『リチュア・ディバイナー』[守 800]

優香「リチュア・ディバイナーのモンスター効果！『天変地異』を宣言！ 手札に加えるわ！」


優香・戒【手札:4枚】
デッキトップ:『死者蘇生』


牧場「…手札が減っていないのに対して、場のカードが増えて…？ だが、いくら雑魚を並べたところでーーー」


戒「……雑魚じゃない」


優香「立派な布石よ！ …あなたを、逮捕する為のね！」


牧場「なんだと…！」


戒「……フッ……このカードは、自分フィールド上に表側表示で存在するカード全てを持ち主の手札に戻すことで特殊召喚できる！ 現れろ！『天災の天才天使 ニーナ』ッ！！」




ニーナ『…キャハハ…っ！』[守 2000]




楽しげに笑い声を上げる天使が、俺たちの前に白き翼を光らせながら現れる。
そのか細きつま先は天に向き、頭は地面から約30センチ程離れた空中に固定されている。つまりは逆さまーー逆位置である。
もっとも彼女にとっては、それが正位置なのかもしれないが。



牧場「……キヒヒッ！ どんなやつが出てくるかと思えば……そんな壁にもならねぇようなモンスター立てやがって…！」


優香「…いいえ！ このモンスターこそが、あなたを止めることのできる最強の壁よ！」


牧場「……！？」


優香「ニーナが特殊召喚に成功した時、召喚時に手札に戻した自分のカードの枚数まで、相手の場の表側表示のカードを手札に戻す！ 私が手札に戻したカードは『リチュア・ビースト』、『リチュア・ディバイナー』、『天変地異』、『デーモンの宣告』の計4枚！ よってその枚数と同じ…4枚のカードを手札に戻すわ！〝天変旋風陣〟！」


ニーナ『…キャハハハッキャハハ！』

ヒュゴォオオォオオッ！！


戒「…行けッッーーー！


ニーナが逆さまの姿勢のまま翼をはためかすと、一閃、突風が吹き荒れ、牧場の場を踏み荒らすようにして荒れ狂う。


牧場「…くぅ…！ 俺の場の茫漠の死者3体と、光の護封壁が手札に戻された…だと！ 」


戒「…茫漠の死者は特殊召喚に成功した時の相手のライフポイントによって攻撃力が決定するモンスターだ。現在のこちらのライフは２００…！ 茫漠の死者の攻撃力はわずか１００にしかならない」

牧場「ち…くしょう…！」


戒「天変地異を張りなおして俺たちのターンはこれで終了だ」


優香・戒【LP 200】
場:『天災の天才天使 ニーナ』[守 2000]
魔法:『天変地異』
伏せ:なし/手札:6枚
デッキトップ『死者蘇生』

牧場総司【LP 2000】
場:なし
伏せ:なし/手札:5枚
デッキトップ『ゾンビマスター』


◉TURN:６◉


優香「さあ、かかってきなさい！ もっとも、かからせてなんかあげないですけどねっ」


牧場「…？ (どういうことだ…？)俺のターン！ ドロー！」


牧場【手札:6枚】
デッキトップ『ゴブリンゾンビ』


優香「…このスタンバイフェイズ！ ニーナのもう1つの効果発動！」

牧場「…！」

優香「相手のスタンバイフェイズ開始時に１度だけ、カード名を１つ宣言することができる！ 私は『ゴブリンゾンビ』を宣言！」


牧場「ゴブリンゾンビだと…！？ 俺のデッキトップにあるカードじゃねぇか…！」


優香「…そうよ。そして相手のデッキトップをお互いに確認し、そのカードが宣言したカードだった場合、そのカードを次の私たちのスタンバイフェイズ時まで公開し、そのカードが公開されている限り！ 貴方に特殊召喚の権利は無くなるわ！」

戒「……もっとも、天変地異のお陰で、確認するまでもなくお前のデッキトップを当てることができるがな」


牧場「…特殊召喚が……封じられた……？」



優香「あなたのデッキはロックされたのよっ！！」



戒「このロックを破るには、ドローやデッキサーチなどによりデッキトップのカードを別の場所に置くか、ニーナを除去するか。ただそのどちらも、今のお前の手札じゃあ無理だと思うがな」


牧場「…ど、どうしてそんなことが言えやがる！ 俺の手札には、初手から握ってた、お前たちもまだ確認してないカードが１枚だけあるんだぞ！？」

優香「知ってるわよ。…だけど、あなたがそのカードを初手からずっと持ってたお陰で、ある推測ができたのよ。……そのカードが、特殊召喚を封じられたあなたにとって無意味なカードであるという推測がね！」

白河はかすれた声で叫ぶ。
白河の足元はおぼつかず、顔色も悪い。相当な無理をしている。
だがこの女は、俺が止めてもすぐに振り払い、前へと進み続けるだろう。
などと勝手に理由づけをして、一歩踏み出せない俺の臆病さに、ただ、ただ、腹が立った。


牧場「どういうことだ！」

牧場は声を荒げ、白河に応じる。



優香「後攻である貴方にまだターンは２ターンしか訪れてはいなかった。その２ターンを振り返ってみると……あなたのその１枚の手札はとてつもなく腐っていたハズよ。……そう、そのカードは例えば、お互いの墓地にモンスターがいないと発動できないようなカードなんじゃないかしら？」



牧場「………ッ…！！」



戒「…だがまあ、俺たちはお前のデッキ情報を全て知っているわけではないし、ましてやマインドクラッシュなどによるピーピングを行ったわけでもない。もし違うと言うのなら、いまから答えを見せてもらおうか…！」



牧場「……ゾンビマスターを召喚」


『ゾンビマスター』[攻 1700]




牧場「………カードを１枚伏せて、ターンエンドだ」


牧場総司【LP 2000】
場:『ゾンビマスター』[攻 1700]
伏せ:1枚/手札:4枚
デッキトップ:『ゴブリンゾンビ』

優香・戒【LP 200】
場:『天災の天才天使 ニーナ』[守 2000]
魔法:『天変地異』
伏せ:なし/手札:6枚
デッキトップ:『死者蘇生』


◉TURN:７◉


戒「……フッ。行くぞ俺たちのターン！ ドロォーッ！！」


優香・戒【手札:7枚】
デッキトップ『リチュア・ディバイナー』



牧場「………婦警さん、最後に聞かせてくれ。何故、そこまで前を見つめていられる…？」


優香「…私は戦うって決めたから。臆病に生きていたら、きっと、大切なものを失ってしまう。そんな生き方は死んでもしたくない」


戒「………っ…！」


牧場「…そうかい。それと、あんたの推測したとおり、俺の残り1枚の手札は確かに『生者の書-禁断の呪術-』だったわけだが……」

牧場は手札の生者の書を公開しながら言う。

牧場「…なんであそこまで確信できた…！？ あの状況で腐りうるカードの候補は他にもいくらでもあっただろう…っ！？」




優香「それはねーーー『女の勘』ってやつよ♪ きっと♪」




白河はニタニタと笑いながら答えた。

それを聞いた牧場は何を思ったのか、「キヒヒ……刑事の勘じゃねぇのかよ」と言い残して、伏せていた『光の護封壁』を2000ポイントのライフを払い発動した。






ーーー-ーーー-ーーー-ーーー-ーーーTo Be Continued…




《次回予告》


「どう使用もなく、怖くて恐くて仕方がなかった」




次回、『遊戯王Ph.X』
DRAW:２６ 戒めの斬波⑤恐怖




ーーー俺は全てを、思い出してしまったんだ。




【８／２５(日)】更新予定！