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Episode55:届かぬ声で... 作:カズ
~現在の状況~
YUMI→LP:250 手札:0 デッキ:27 Mゾーン:3 M・Tゾーン:0 Fゾーン:0 Pゾーン:0
V S
KANATA→LP:6200 手札:2 デッキ:7 Mゾーン:3 M・Tゾーン:0 Fゾーン:0 Pゾーン0
「グッ…!オレハ、コレデ……ターン、エンド!」
決めきれなかったのが後を引いたのか、遊弥が纏っているZオーラの力が弱まっていった。彼は心のどこかで「『無限』モンスターの力があれば絶対に負けない」と思い込んでいた。だが、その力に頼りすぎたあまり、本来の自分のデュエルができなくなるのも事実。そして、その「心の隙」を突かれた結果が今の遊弥というわけだ。
*TURN08
一方、レインが台頭するまでの間ずっと王者であり続けた奏多は、たとえZオーラの力を与えられようとも決して「隙」をみせることなく自分のデュエルを貫いてみせた。誰が見ても、この両者の差は歴然だった。
「これで終わりにしよう…。僕のターン!ドロー!」
薄くなったデッキの一番上を力強くドローし、奏多は持っているZオーラの力を全て解放した。
「『宇宙眼の紅炎竜』の効果発動!無限氷蝕竜の攻撃力を『呪縛竜Zmey』に加える!そして『宇宙眼の細氷竜』の効果発動!無限氷蝕竜の攻撃力を1000ポイント下げて、僕は1000ポイントのライフを回復する!」
奏多のライフは初期状態とほとんど変わらない7200。そして、元から3300と高かった『呪縛竜Zmey』の攻撃力も19300。前のターン、無限氷蝕竜の効果で魔法・罠カードを全て除外してしまったため遊弥にはもう防ぐ術はない。これも、遊弥自身が招いた結果なのだ。
「僕は『呪縛竜Zmey』の効果発動!!相手フィールドの表側表示モンスター1体を、次の僕のターンが終わるまで裏側守備表示にし、そのモンスターに攻撃するとき、貫通ダメージが入る!」
〇呪縛竜Zmey(グレード8 闇)
ドラゴン族/ビヨンド/効果
攻3300/守3300
レベル8以上のモンスター×1
「呪縛竜Zmey」はフィールドに1枚しか存在できない。このカードのB召喚は無効化されない。①:このカードは「封印竜」モンスターとの戦闘以外では破壊されない。②:1ターンに1度、相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを次の相手ターン終了時まで裏側守備表示にする。この効果に対して、相手は効果を発動できない。③:このカードの②の効果の対象になったモンスターは以下の効果を適用する。●このカードが戦闘で破壊された場合、その守備力を攻撃力が超えた分だけ戦闘ダメージを受ける。④:このカードが戦闘・効果で破壊された場合に発動する。このカードの攻撃力分のダメージを相手に与える。
無限氷蝕竜はこの効果で「呪縛」され身動きが取れなくなってしまった。しかも守備力0の無限氷蝕竜が呪縛竜に攻撃されれば、遊弥は19300のオーバーキルで敗北してしまう。
「僕は墓地の永続罠『呪縛解令』を除外して効果発動!相手フィールドの裏側守備表示モンスター1体を表側攻撃表示に変更する!いつまでも殻にこもってないで、出てきな。『封印竜ソニック・スター』」
「なっ…!」
〇呪縛解令(永続罠)(オリカ)
「呪縛解令」は自分フィールドに1枚しか存在できず、②の効果はデュエル中に1度しか使用できない。自分フィールドに「呪縛令」が発動されている場合、このカードは手札から発動できる。①:このカードが魔法・罠ゾーンに存在する限り、相手はモンスターをセットできない。②:墓地のこのカードを除外し、相手フィールドの裏側守備表示モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを表側攻撃表示にする。この時、リバース効果は発動できない。
奏多の狙いはあくまでも封印竜を戦闘破壊して勝利することであって、呪縛竜の効果を見せたのはほんのおまけ程度のものだった。遊弥が無限氷蝕竜を召喚したおかげで奏多の墓地に必要なカードが2枚とも揃い、呪縛竜召喚の手助けになった。
「バトルだ!『呪縛竜Zmey』で『封印竜ソニック・スター』を攻撃!!ザ・スペル・オブ・ギルト!!」
「ぐっ…!ぐわああぁーーーっっ!!」
YUMI→LP:0
呪縛竜の放ったドス黒い息吹が封印竜だけでなく、デュエルしていた辺り一面を木っ端微塵に消し飛ばし、遊弥もその威力に耐えきれず吹っ飛ばされてしまった。今まではZオーラに守られていたから気付かなかったが、このデュエル中、遊弥は身体の至る所に傷を負っていたのだ。
「……この程度だったのか。今の君には死ぬ価値もないけど、Zオーラは頂くよ。これが、君への『罰』だ」
奏多が右腕を伸ばすと遊弥から黒いオーラが漏れ出し、それがどんどん奏多の方へと集まっていった。遊弥を8年間巣食っていた闇の力、Zオーラは今まで他人に奪われることはなかったが、奏多は「罰」と称して遊弥からそれを根こそぎ奪い取ろうとしていた。
「カナタ!何をしているのですか?!おやめなさい!」
「何って、遊弥のZオーラを抜き取っているんだけど?」
「……Z、オーラ?」
初めて聞く単語にトワは困惑したが、彼のやっていることは間違っていると本能的に判断した彼女はなんとか制止しようと説得したが、もう奏多には聞く耳がなかった。
「Zオーラ、それは僕たち6人の呪縛竜使いが持っているもの。だけどどういうわけか、遊弥は7人目の所有者だった。そして、Zオーラを抜き取られたデュエリストは……永遠の眠りにつく。まあ、死ぬわけじゃないけどね」
「…古城奏多。お前達は、そのZオーラをどうするつもりだ?」
「天導くんか。……僕もどうするか分からないけど、エース曰く『世界のリセット』に使うんだって」
「世界のリセット」。現時点では6人の呪縛竜使いでもそれがどんなものかはっきりとは知らされていないが、奏多は「全ての願いが叶う理想の世界を創り出すこと」だと最初に教え込まれた。しかし、奏多はなぜそのために遊弥のZオーラが必要なのかと質問したが、「今はまだそれを知るときではない」とエースにはぐらかされたそうだ。
「ふぅ。そうこうしている内に、遊弥のZオーラは全て頂いたよ。これで1人、脱落だね」
「そんなっ…!遊弥さん!」
トワは一目散に遊弥の元に駆け寄り、彼の身体をゆすってみた。しかし、Zオーラを全て奪われてしまった遊弥はまるで屍のごとく全身の力が抜け落ちており、呼吸と鼓動だけは確認できたものの、いくら呼びかけても返事がない。遊弥は植物人間状態に陥ってしまったのだ。
あまりにも非情なやり方に、2人の怒りは頂点に達した。
「もっと……遊弥さんとお話しとか、デュエルもしたかったのに…!カナタァァ!!」
「…これが君たち、呪縛竜使いのやり方なのか?それなら俺も、容赦はしないぞ」
「2人ともムキになっているところ悪いんだけど、もう分かってるんでしょ?今の僕には勝てないって」
「「くっ…!」」
奏多の発言が真実であるせいで、トワもレインも反論する余地がなかった。封印竜を持たない人間は奏多の前では無力、そうだと分かっていても遊弥の仇は絶対に取らなければならない。2人は強く奏多を睨めつけたが、奏多は感情的になっている2人を見て軽くため息をついた。
「んじゃ、僕はこれで失礼するよ。トワも『こちら側』に来るのを待っているよ…」
その言葉を最後に、奏多は風と共にどこかへ消えてしまった。トワとレインの眼前に広がったのは、呪縛竜によって跡形もなく破壊されたロシアの街並みだった……。
レインの友人の自宅に帰ってきた2人は、遊弥が眠っている寝室にいた。
「天導先輩……遊弥さんのこと、皆さんに報告した方がよいのでしょうか?」
「いや。他の封印竜使いの士気を下げてしまうだろう。特に、赤城紅葉は」
「確かに……紅葉さん、遊弥さんのことが大好きですものね。きっと、大泣きするでしょう…」
トワとレインは遊弥を失い、今後の戦いをどうするか検討していたが、今の奏多には絶対に勝てないと知ってしまった以上、彼らにできることはほとんどなかった。
「そういえば、古城奏多が最後に言っていた、『こちら側に来る』というのはどういう意味だ?」
「遊弥さんにも教えたのですが……」
トワは遊弥に教えたことと同じ内容をレインにも伝え、3枚のカードをみせた。2枚は黒いカード、つまりエクシーズモンスターであり、残りの1枚は緑色、魔法カードだ。しかしこれらのカードは現在一般流通していない、禁断の力を持つカードだったのだ。
「…なるほど。その3枚のカードが、エースの言っていた『紅の柄杓』のピースだとすれば、その力を与えられたデュエリストは光貞の他にあと6人いるのか…」
「6人…ですか?どうしてそう言い切れますの?」
「『20年前の戦争のことを誰も覚えていない』というのが気がかりでな。俺は昨日の夜、それより少し昔である25年前のことについて調べ、『ある7種類のカードと、それらと関連した事件』のことが分かった。その中に、光貞のもとに届いたカードのことも記載されていた」
レインはパソコンで調べたものをコピーした用紙をトワに見せた。そこには驚くべき真実が載っていたのだ。
『当時、とある7枚のカードは量産されていた。しかしその5年後の8月15日、何者かがそれらに眠る真の力を引き出そうとするべく、別の空間へと通じる「ゲート」を解放してしまった。その歪みから、7枚のカードの持っていた「混沌の闇」とそれらの覚醒に必要な魔力が降り注ぎ、その力を受けた7人の決闘者が、欲望の赴くままに世界を紅く染めようとした。言い換えれば、「地球を第二の『紅い星』にしよう」としたのだ。この事件を、我々学者達の間では「A.W」と呼んだ……』
トワはこの内容を見て、全身に悪寒が走った。過去と現在を繋ぐ禁断の鍵をまさか自分が握ることになるなんて……。
「A.W…。それが、20年前の戦争のことなのですか?」
「俺はそれで間違いないと睨んでいる。そして、それを起こした奴らがエースとX・Y・Zの3人だとしたら、全てつじつまが合う」
「…天導先輩、もしも私が敵になったら、助けてくれますか?」
「無論だ。そして、藤堂遊弥も同じ答えを言うだろう……。奴は古城奏多との戦いの時、強力なZオーラのせいで自我を失っていた。しかし、今は彼を縛っていた力はもう存在しない。次に目覚めたときこそ、初めて本当の彼に出会うときだと、俺は思っている。だから今は、藤堂遊弥の意識が戻ることを願うしかない」
しかし、口ではそう言ったものの、植物人間状態の人間が回復する確率はかなり低く、仮に意識が戻ったとしても歩けるかどうかさえ疑問視されている。1つの例だが、睡眠薬を投与することで意識が回復したことがあった。しかし、遊弥の場合は事故による損傷や脳死のように身体に何かしらの影響を受けたわけではなく、ただZオーラを抜き取られただけなのだ。これは過去に一切の事例がないため、レインでもどうすればよいのか分からないのだ。
「それなら天導先輩。私、今日から遊弥さんが1日でも早く目覚めるように、つきっきりで看病しますわ」
「…本当か?」
「はい。今のカナタを止められなかった責任は遊弥さんだけじゃなく、私にもあります。たとえ声は聞こえなくても、遊弥さんの心に届かせたいのです」
「そうか。なら俺も、今できることをせねばな」
今の自分たちに出来ることは本当に少ない。けど何も出来ないわけではない。そのことを短い期間でよく分かったからこそ成せる、トワの行動は素晴らしいものだった。1日でも早く遊弥が眠りから解放されるように、そしてもう一度、遊弥自身の力で本当の奏多を取り戻すために、レインもトワも、自分たちにできることを精一杯努めようと奮起した。
果たして、2人の思いは遊弥に届くのだろうか……。
YUMI→LP:250 手札:0 デッキ:27 Mゾーン:3 M・Tゾーン:0 Fゾーン:0 Pゾーン:0
V S
KANATA→LP:6200 手札:2 デッキ:7 Mゾーン:3 M・Tゾーン:0 Fゾーン:0 Pゾーン0
「グッ…!オレハ、コレデ……ターン、エンド!」
決めきれなかったのが後を引いたのか、遊弥が纏っているZオーラの力が弱まっていった。彼は心のどこかで「『無限』モンスターの力があれば絶対に負けない」と思い込んでいた。だが、その力に頼りすぎたあまり、本来の自分のデュエルができなくなるのも事実。そして、その「心の隙」を突かれた結果が今の遊弥というわけだ。
*TURN08
一方、レインが台頭するまでの間ずっと王者であり続けた奏多は、たとえZオーラの力を与えられようとも決して「隙」をみせることなく自分のデュエルを貫いてみせた。誰が見ても、この両者の差は歴然だった。
「これで終わりにしよう…。僕のターン!ドロー!」
薄くなったデッキの一番上を力強くドローし、奏多は持っているZオーラの力を全て解放した。
「『宇宙眼の紅炎竜』の効果発動!無限氷蝕竜の攻撃力を『呪縛竜Zmey』に加える!そして『宇宙眼の細氷竜』の効果発動!無限氷蝕竜の攻撃力を1000ポイント下げて、僕は1000ポイントのライフを回復する!」
奏多のライフは初期状態とほとんど変わらない7200。そして、元から3300と高かった『呪縛竜Zmey』の攻撃力も19300。前のターン、無限氷蝕竜の効果で魔法・罠カードを全て除外してしまったため遊弥にはもう防ぐ術はない。これも、遊弥自身が招いた結果なのだ。
「僕は『呪縛竜Zmey』の効果発動!!相手フィールドの表側表示モンスター1体を、次の僕のターンが終わるまで裏側守備表示にし、そのモンスターに攻撃するとき、貫通ダメージが入る!」
〇呪縛竜Zmey(グレード8 闇)
ドラゴン族/ビヨンド/効果
攻3300/守3300
レベル8以上のモンスター×1
「呪縛竜Zmey」はフィールドに1枚しか存在できない。このカードのB召喚は無効化されない。①:このカードは「封印竜」モンスターとの戦闘以外では破壊されない。②:1ターンに1度、相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを次の相手ターン終了時まで裏側守備表示にする。この効果に対して、相手は効果を発動できない。③:このカードの②の効果の対象になったモンスターは以下の効果を適用する。●このカードが戦闘で破壊された場合、その守備力を攻撃力が超えた分だけ戦闘ダメージを受ける。④:このカードが戦闘・効果で破壊された場合に発動する。このカードの攻撃力分のダメージを相手に与える。
無限氷蝕竜はこの効果で「呪縛」され身動きが取れなくなってしまった。しかも守備力0の無限氷蝕竜が呪縛竜に攻撃されれば、遊弥は19300のオーバーキルで敗北してしまう。
「僕は墓地の永続罠『呪縛解令』を除外して効果発動!相手フィールドの裏側守備表示モンスター1体を表側攻撃表示に変更する!いつまでも殻にこもってないで、出てきな。『封印竜ソニック・スター』」
「なっ…!」
〇呪縛解令(永続罠)(オリカ)
「呪縛解令」は自分フィールドに1枚しか存在できず、②の効果はデュエル中に1度しか使用できない。自分フィールドに「呪縛令」が発動されている場合、このカードは手札から発動できる。①:このカードが魔法・罠ゾーンに存在する限り、相手はモンスターをセットできない。②:墓地のこのカードを除外し、相手フィールドの裏側守備表示モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを表側攻撃表示にする。この時、リバース効果は発動できない。
奏多の狙いはあくまでも封印竜を戦闘破壊して勝利することであって、呪縛竜の効果を見せたのはほんのおまけ程度のものだった。遊弥が無限氷蝕竜を召喚したおかげで奏多の墓地に必要なカードが2枚とも揃い、呪縛竜召喚の手助けになった。
「バトルだ!『呪縛竜Zmey』で『封印竜ソニック・スター』を攻撃!!ザ・スペル・オブ・ギルト!!」
「ぐっ…!ぐわああぁーーーっっ!!」
YUMI→LP:0
呪縛竜の放ったドス黒い息吹が封印竜だけでなく、デュエルしていた辺り一面を木っ端微塵に消し飛ばし、遊弥もその威力に耐えきれず吹っ飛ばされてしまった。今まではZオーラに守られていたから気付かなかったが、このデュエル中、遊弥は身体の至る所に傷を負っていたのだ。
「……この程度だったのか。今の君には死ぬ価値もないけど、Zオーラは頂くよ。これが、君への『罰』だ」
奏多が右腕を伸ばすと遊弥から黒いオーラが漏れ出し、それがどんどん奏多の方へと集まっていった。遊弥を8年間巣食っていた闇の力、Zオーラは今まで他人に奪われることはなかったが、奏多は「罰」と称して遊弥からそれを根こそぎ奪い取ろうとしていた。
「カナタ!何をしているのですか?!おやめなさい!」
「何って、遊弥のZオーラを抜き取っているんだけど?」
「……Z、オーラ?」
初めて聞く単語にトワは困惑したが、彼のやっていることは間違っていると本能的に判断した彼女はなんとか制止しようと説得したが、もう奏多には聞く耳がなかった。
「Zオーラ、それは僕たち6人の呪縛竜使いが持っているもの。だけどどういうわけか、遊弥は7人目の所有者だった。そして、Zオーラを抜き取られたデュエリストは……永遠の眠りにつく。まあ、死ぬわけじゃないけどね」
「…古城奏多。お前達は、そのZオーラをどうするつもりだ?」
「天導くんか。……僕もどうするか分からないけど、エース曰く『世界のリセット』に使うんだって」
「世界のリセット」。現時点では6人の呪縛竜使いでもそれがどんなものかはっきりとは知らされていないが、奏多は「全ての願いが叶う理想の世界を創り出すこと」だと最初に教え込まれた。しかし、奏多はなぜそのために遊弥のZオーラが必要なのかと質問したが、「今はまだそれを知るときではない」とエースにはぐらかされたそうだ。
「ふぅ。そうこうしている内に、遊弥のZオーラは全て頂いたよ。これで1人、脱落だね」
「そんなっ…!遊弥さん!」
トワは一目散に遊弥の元に駆け寄り、彼の身体をゆすってみた。しかし、Zオーラを全て奪われてしまった遊弥はまるで屍のごとく全身の力が抜け落ちており、呼吸と鼓動だけは確認できたものの、いくら呼びかけても返事がない。遊弥は植物人間状態に陥ってしまったのだ。
あまりにも非情なやり方に、2人の怒りは頂点に達した。
「もっと……遊弥さんとお話しとか、デュエルもしたかったのに…!カナタァァ!!」
「…これが君たち、呪縛竜使いのやり方なのか?それなら俺も、容赦はしないぞ」
「2人ともムキになっているところ悪いんだけど、もう分かってるんでしょ?今の僕には勝てないって」
「「くっ…!」」
奏多の発言が真実であるせいで、トワもレインも反論する余地がなかった。封印竜を持たない人間は奏多の前では無力、そうだと分かっていても遊弥の仇は絶対に取らなければならない。2人は強く奏多を睨めつけたが、奏多は感情的になっている2人を見て軽くため息をついた。
「んじゃ、僕はこれで失礼するよ。トワも『こちら側』に来るのを待っているよ…」
その言葉を最後に、奏多は風と共にどこかへ消えてしまった。トワとレインの眼前に広がったのは、呪縛竜によって跡形もなく破壊されたロシアの街並みだった……。
レインの友人の自宅に帰ってきた2人は、遊弥が眠っている寝室にいた。
「天導先輩……遊弥さんのこと、皆さんに報告した方がよいのでしょうか?」
「いや。他の封印竜使いの士気を下げてしまうだろう。特に、赤城紅葉は」
「確かに……紅葉さん、遊弥さんのことが大好きですものね。きっと、大泣きするでしょう…」
トワとレインは遊弥を失い、今後の戦いをどうするか検討していたが、今の奏多には絶対に勝てないと知ってしまった以上、彼らにできることはほとんどなかった。
「そういえば、古城奏多が最後に言っていた、『こちら側に来る』というのはどういう意味だ?」
「遊弥さんにも教えたのですが……」
トワは遊弥に教えたことと同じ内容をレインにも伝え、3枚のカードをみせた。2枚は黒いカード、つまりエクシーズモンスターであり、残りの1枚は緑色、魔法カードだ。しかしこれらのカードは現在一般流通していない、禁断の力を持つカードだったのだ。
「…なるほど。その3枚のカードが、エースの言っていた『紅の柄杓』のピースだとすれば、その力を与えられたデュエリストは光貞の他にあと6人いるのか…」
「6人…ですか?どうしてそう言い切れますの?」
「『20年前の戦争のことを誰も覚えていない』というのが気がかりでな。俺は昨日の夜、それより少し昔である25年前のことについて調べ、『ある7種類のカードと、それらと関連した事件』のことが分かった。その中に、光貞のもとに届いたカードのことも記載されていた」
レインはパソコンで調べたものをコピーした用紙をトワに見せた。そこには驚くべき真実が載っていたのだ。
『当時、とある7枚のカードは量産されていた。しかしその5年後の8月15日、何者かがそれらに眠る真の力を引き出そうとするべく、別の空間へと通じる「ゲート」を解放してしまった。その歪みから、7枚のカードの持っていた「混沌の闇」とそれらの覚醒に必要な魔力が降り注ぎ、その力を受けた7人の決闘者が、欲望の赴くままに世界を紅く染めようとした。言い換えれば、「地球を第二の『紅い星』にしよう」としたのだ。この事件を、我々学者達の間では「A.W」と呼んだ……』
トワはこの内容を見て、全身に悪寒が走った。過去と現在を繋ぐ禁断の鍵をまさか自分が握ることになるなんて……。
「A.W…。それが、20年前の戦争のことなのですか?」
「俺はそれで間違いないと睨んでいる。そして、それを起こした奴らがエースとX・Y・Zの3人だとしたら、全てつじつまが合う」
「…天導先輩、もしも私が敵になったら、助けてくれますか?」
「無論だ。そして、藤堂遊弥も同じ答えを言うだろう……。奴は古城奏多との戦いの時、強力なZオーラのせいで自我を失っていた。しかし、今は彼を縛っていた力はもう存在しない。次に目覚めたときこそ、初めて本当の彼に出会うときだと、俺は思っている。だから今は、藤堂遊弥の意識が戻ることを願うしかない」
しかし、口ではそう言ったものの、植物人間状態の人間が回復する確率はかなり低く、仮に意識が戻ったとしても歩けるかどうかさえ疑問視されている。1つの例だが、睡眠薬を投与することで意識が回復したことがあった。しかし、遊弥の場合は事故による損傷や脳死のように身体に何かしらの影響を受けたわけではなく、ただZオーラを抜き取られただけなのだ。これは過去に一切の事例がないため、レインでもどうすればよいのか分からないのだ。
「それなら天導先輩。私、今日から遊弥さんが1日でも早く目覚めるように、つきっきりで看病しますわ」
「…本当か?」
「はい。今のカナタを止められなかった責任は遊弥さんだけじゃなく、私にもあります。たとえ声は聞こえなくても、遊弥さんの心に届かせたいのです」
「そうか。なら俺も、今できることをせねばな」
今の自分たちに出来ることは本当に少ない。けど何も出来ないわけではない。そのことを短い期間でよく分かったからこそ成せる、トワの行動は素晴らしいものだった。1日でも早く遊弥が眠りから解放されるように、そしてもう一度、遊弥自身の力で本当の奏多を取り戻すために、レインもトワも、自分たちにできることを精一杯努めようと奮起した。
果たして、2人の思いは遊弥に届くのだろうか……。
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イイネ | タイトル | 閲覧数 | コメ数 | 投稿日 | 操作 | |
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97 | Episode01:危ないスタート | 2239 | 1 | 2015-06-21 | - | |
108 | Episode02:悪魔のドラゴン | 1870 | 2 | 2015-06-22 | - | |
68 | Episode03:切り札 | 1402 | 2 | 2015-06-23 | - | |
88 | Episode04:紅蓮の悪魔 | 1466 | 2 | 2015-06-23 | - | |
77 | Episode05:終止符 | 1375 | 2 | 2015-06-25 | - | |
63 | Episode06の前に(更新済) | 1194 | 2 | 2015-06-25 | - | |
84 | Episode06:黒羽 凛 | 1330 | 1 | 2015-06-27 | - | |
69 | Episode07:同調 | 1253 | 1 | 2015-06-30 | - | |
60 | Episode08:変則試合 | 1238 | 2 | 2015-07-04 | - | |
136 | Episode09:2人の絆 | 1373 | 2 | 2015-07-05 | - | |
57 | Episode10:覚醒 | 1241 | 1 | 2015-07-09 | - | |
73 | Episode11:解放 | 1241 | 2 | 2015-07-13 | - | |
136 | Episode12:最後の封印竜 | 1235 | 0 | 2015-07-14 | - | |
62 | Episode13:ダイヤの煌めき | 1048 | 0 | 2015-07-25 | - | |
74 | Episode14:友のために | 1123 | 0 | 2015-08-12 | - | |
71 | ビヨンドモンスター・ビヨンド召喚について | 1620 | 2 | 2015-08-13 | - | |
114 | 番外編01:遊弥と紅葉の… | 1102 | 2 | 2015-08-19 | - | |
107 | Episode15:紅蓮魔竜解放 | 1332 | 2 | 2015-08-22 | - | |
74 | Episode16:ライセンス | 1216 | 2 | 2015-08-24 | - | |
139 | 少し遅めのキャラ設定(随時更新) | 2017 | 5 | 2015-08-29 | - | |
79 | Episode17:地獄の猛特訓 | 1183 | 1 | 2015-09-06 | - | |
126 | Episode18:関門 | 1350 | 1 | 2015-09-13 | - | |
69 | Episode19:スピードの中で | 1180 | 2 | 2015-09-18 | - | |
106 | Episode20:初の対外試合 | 1227 | 2 | 2015-09-20 | - | |
74 | Episode21:シンクロ封印 | 1157 | 1 | 2015-09-22 | - | |
59 | Episode22:1つの答え | 1128 | 2 | 2015-09-24 | - | |
63 | Episode23:黒羽の誇り | 1201 | 2 | 2015-10-01 | - | |
69 | Episode24:ハイスピードバトル | 1219 | 3 | 2015-10-06 | - | |
56 | Episode25:超越する力 | 1101 | 2 | 2015-10-11 | - | |
64 | Episode26:運命の決戦 | 1114 | 3 | 2015-10-20 | - | |
75 | Episode27:来訪者、天導レイン | 1214 | 2 | 2015-11-03 | - | |
75 | Episode28:遊弥vsレイン | 1220 | 2 | 2015-11-09 | - | |
67 | Episode29:舞い降りた天使 | 1227 | 2 | 2015-12-05 | - | |
64 | Episode30:天使と悪魔 | 1323 | 3 | 2015-12-09 | - | |
87 | Episode31:禁断の無限暗黒竜 | 1378 | 2 | 2015-12-12 | - | |
63 | 番外編02:凛と紅葉が… | 1180 | 0 | 2016-01-05 | - | |
71 | Episode32:パワー・ツール | 1155 | 3 | 2016-01-29 | - | |
67 | Episode33:死した希望の使者 | 1078 | 2 | 2016-01-31 | - | |
97 | Episode34:高貴の翼 | 1353 | 3 | 2016-02-04 | - | |
74 | Epi35:戦慄のリバースビヨンド | 1165 | 1 | 2016-02-13 | - | |
64 | Epi36:加速するカウントダウン | 1169 | 2 | 2016-02-20 | - | |
69 | Epi37:希望のカード『V☆S』 | 1158 | 3 | 2016-03-25 | - | |
60 | Episode38:朱色の夜 | 1146 | 0 | 2016-04-11 | - | |
136 | Episode39:並び立つ盟友 | 1360 | 2 | 2016-04-22 | - | |
68 | Episode40:精一と彩 | 1221 | 2 | 2016-05-30 | - | |
67 | Episode41:漆黒の鎮魂歌 | 1234 | 4 | 2016-06-22 | - | |
111 | Episode42:涅槃の境地へ | 1251 | 4 | 2016-07-02 | - | |
60 | Episode43:トワノキズナ | 1173 | 3 | 2016-07-23 | - | |
125 | Episode44:銀河と宇宙 | 1361 | 3 | 2016-08-09 | - | |
107 | Episode45:銀河眼vs宇宙眼 | 1445 | 0 | 2016-08-20 | - | |
48 | Episode46:絶望の凱旋 | 1001 | 0 | 2016-08-24 | - | |
75 | Episode47:刻まれた記憶の欠片 | 1086 | 1 | 2016-09-06 | - | |
104 | Episode48:希望の行方 | 1292 | 0 | 2016-09-13 | - | |
72 | Episode49:悪夢の決戦前夜 | 1029 | 0 | 2016-10-03 | - | |
58 | Episode50:創世の星屑竜 | 992 | 0 | 2016-10-25 | - | |
107 | Episode51:託された未来 | 1112 | 0 | 2016-10-30 | - | |
106 | 番外編03:遊弥と花奈の... | 1162 | 2 | 2016-11-02 | - | |
92 | 未投稿オリカ紹介①(使用者:藤堂遊弥) | 1178 | 0 | 2016-11-09 | - | |
92 | 未投稿オリカ紹介②(使用者:赤城紅葉) | 1099 | 0 | 2016-11-26 | - | |
78 | 未投稿オリカ紹介③(使用者:茨木花奈) | 1113 | 0 | 2016-12-08 | - | |
44 | 未投稿オリカ紹介④(使用者:霧野命慈) | 964 | 0 | 2016-12-20 | - | |
47 | 未投稿オリカ紹介⑤(使用者:霧野精一) | 1042 | 0 | 2016-12-30 | - | |
77 | Episode52:極寒の夏 | 1095 | 2 | 2017-01-01 | - | |
138 | Episode53:闇の邂逅 | 1197 | 2 | 2017-01-07 | - | |
67 | Episode54:呪縛竜復活 | 1018 | 0 | 2017-01-11 | - | |
110 | Episode55:届かぬ声で... | 982 | 2 | 2017-01-15 | - | |
123 | Episode56:禁忌の目覚め | 1059 | 5 | 2017-01-19 | - | |
106 | Episode57:共鳴する四龍 | 1061 | 4 | 2017-01-25 | - | |
59 | Episode58:本当の気持ち | 1183 | 3 | 2017-01-30 | - | |
60 | Episode59:真実への鍵 | 975 | 2 | 2017-02-08 | - | |
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53 | Episode60:エレンとアレックス | 1060 | 3 | 2017-02-16 | - | |
154 | ルール改訂と今後の進行について | 1294 | 2 | 2017-02-18 | - | |
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72 | Episode62:茨の道標 | 1107 | 5 | 2017-02-27 | - | |
116 | Episode63:光と闇の花 | 982 | 3 | 2017-03-20 | - | |
73 | Episode64:渇望と葛藤 | 1040 | 2 | 2017-03-23 | - | |
67 | Episode65:麗しき孤月 | 989 | 2 | 2017-03-29 | - | |
132 | Episode66:月夜のイリュージョン | 1330 | 2 | 2017-04-21 | - | |
143 | Episode67:常闇に消える月華 | 1314 | 1 | 2017-05-05 | - | |
83 | Episode68:模索者たち | 992 | 4 | 2017-07-22 | - | |
98 | Episode69:純黒の反逆者 | 1111 | 0 | 2017-07-27 | - | |
103 | Episode70:紅と黒の禁呪 | 1016 | 2 | 2017-08-07 | - | |
83 | Episode71:希望は往く | 1143 | 3 | 2017-08-17 | - | |
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67 | Episode73:異次元の亡霊 | 1076 | 2 | 2017-09-13 | - | |
107 | Episode74:覚醒の鼓動 | 1267 | 3 | 2017-09-22 | - | |
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100 | Episode86:愛するもの | 856 | 0 | 2018-07-27 | - | |
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Amazonのアソシエイトとして、管理人は適格販売により収入を得ています。
封印竜を持たない者たちはただ遊弥を待つことしか出来ないのがもどかしい限りでしょうね。
(2017-01-15 14:40)
コメントありがとうございます。「主人公なのにこんな酷い扱いでいいのか」と思った読者さんもいるでしょう...。そして、ようやく明かされた「A.W」というキーワードですが、これの正式名は後々明らかになります。
これにてロシア編(遊弥パート)は一旦終了し、次回からはオーストラリア編(精一・エレンパート)に移行します。今後も頑張りますので、お楽しみに! (2017-01-15 18:46)