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銀河竜を駆る少女【本編完結】/第190話:神星龍皇と課せられた運命 作:光芒







「ねえ、今のって……」
「ええ。私も見ました」
「ワームホールで、私たちを助けてくれたドラゴンデス」

 遊希とのデュエルを一足先に終えた千夏、詩織、エヴァの3人は遊希と綾香のデュエルを最初はどっちが勝つと思うか、など他愛もない話をしながらにこやかに見守っていた。
 しかし、予想以上の成長速度を見せた綾香が連戦による疲れの見え始めた遊希を徐々に追い込み始めたあたりから3人がデュエル開始時に見せていた笑顔と会話はすっかり消えてしまっていた。
 一瞬でも目を離せばその瞬間に勝敗が決まってしまうのではないか、と思ってしまうようなデュエル展開。綾香が押し切るかと思えば、遊希が逆転し、それをまた綾香が覆す。目まぐるしく動くデュエルに3人の視線は目の前で繰り広げられるデュエルだけに向いていたのだ。
 そして、固唾を飲んでデュエルを観戦していた3人が久々に口を開いたのが遊希の後ろに自分たちをかつて助けてくれたドラゴンの姿が現れた瞬間だったのである。

「ああいうふうに見えるってことはもしかして……」
「あのドラゴンは光子竜に代わる遊希さんの精霊、ということなのでしょうか」
「……精霊の力を失った私や綾香サンにはあれの正体を見抜くことは難しいと思いマス。デスガ……あのモンスターがこのデュエルを支配する、そんな感じがするんデス」











 デュエルの当事者である遊希はドローした光り輝くカードを手札に加える。改めてその眼で捉えたカードは最初は白紙のカードのように見えていたのだが、遊希が大きく息を吐きながら心を落ち着かせると、そのカードの姿が徐々に浮かび上がってきた。
 当然そのカードはデュエル前の遊希のデッキには入っていなかったカードであり、その種類のカード自体遊希は1枚も所持していない種類のカードだったため、そのカードを確認した遊希は動揺を隠せなかった。

(えっ……このカードって……?)
「遊希、大丈夫?」
「……あっ、ごめん。なんでもないから、なんでも……」

 心配する綾香に遊希は何処か上の空ながら返事をする。意識はしっかりとしているが、そのカードをドローしてからの遊希の意識は何処か混濁しているように見えた。

(なんでだろう……こんなカードのことは知らないはずなのに。まるで他人じゃない、自分のように思える。なんで?)

 このカードは一体何なのか、このカードはどういう経緯でこのデッキに入り込んだのか、何故公に存在しないはずのこの種類のカードが遊希のデッキに入っているのか。
考えれば考えるほど、疑念の種は尽きるどころか次々と芽吹いていく。全く見覚えのないカードのはずなのに、遊希はどこかそのカードに親近感を覚えていた。

(でも……このカードの効果、これなら……)

 未知のカードをデュエルで使用することの危険さは遊希はよく理解していた。彼女が幼少の時に現れた【ギャラクシー】のデッキもそうだし、光子竜以外のギャラクシーアイズを使った時は意識を失って倒れることもあった。現に入学式のデュエルの時にギャラクシーアイズ FA・フォトン・ドラゴンをエクシーズ召喚した遊希は気を失って保健室へと運び込まれている。
 テキストを見る限りそれらのカードをも大きく凌駕するであろうこのカードをデュエルで使用して自分はおろか皆の身に危険が及ぶのではないか、というリスクもあった。昔の遊希はそのリスクを避けるようなデュエルをしてきた。もし力が暴走してしまったら自分では抑えられないとわかっていたから。しかし、今は違う。

(もう私は逃げない。どんなことが起きても……私はこの力をものにする。そのためにこのデュエルをしたんだから!)
「綾香、あなたのスターダスト・シフルからあなたがこのデュエルにどれだけ力を入れているが伝わってきたわ。だから、私にはそれに応えたいと思うの」
「遊希……」
「まずは墓地の星龍皇輪廻の効果を発動。このカードをゲームから除外し、ゲームから除外されている星龍皇モンスター1体を帰還させるわ。戻ってきて、星龍皇 ウィルムプリムス!」
「除外されたモンスターを戻してどうするの? 攻撃力はシフルに遠く及ばないわ!」
「確かにこれだけじゃ私はシフルに勝てない。だから……今、見せてあげる。このカードの……私の身体に宿った【星龍皇】最強の力を!!」

 遊希は左手に持ったそのカードを天高く掲げた。掲げたカードはモンスターカードでありながら、効果モンスターのカードを表わす茶色と魔法カードを表わす緑色が混ざった二色のカードであった。
 綾香はそのカードにとりわけ因縁があった。かつて遊望に洗脳された時に不本意ながら使わされて千夏や詩織を傷つけてしまった因縁のカード。未だ世に出回っていないはずのそのカードが遊希の手に握られていた。

「遊希、それは、そのカードは……!?」
「このカードは通常召喚できず、自分フィールド上に1体までしか存在できない。そして特定の条件を満たした場合にのみ手札から特殊召喚できるわ!」
「特定の……条件?」
「まずはその条件を満たさせてもらうわ。私はフィールドの永続罠、星龍皇翔破の効果でゲームから除外されている真星龍皇 トゥーヴァウィルムを手札に戻す」
「儀式モンスターのトゥーヴァウィルムね。でも儀式召喚したところでシフルの前では無力よ」
「そんなことわかってる。私は―――手札の「真星龍皇」の儀式モンスター、真星龍皇 トゥーヴァウィルムと墓地に存在する「真星龍皇」の融合モンスター、真星龍皇 ヘスペリウィルムに「真星龍皇」のシンクロモンスター、真星龍皇 ラードゥウィルム、そしてフィールドに存在する「真星龍皇」のエクシーズモンスター、真星龍皇 ドラコニスウィルムの4体の真星龍皇たちを―――ゲームから除外する!!」
「なんですって!? その4体を除外!?」

 遊希のフィールドにはドラコニスウィルム、ヘスペリウィルム、ラードゥウィルム、トゥーヴァウィルムの4体の真星龍皇が勢ぞろいする。1体だけでも荘厳な雰囲気を放っている真星龍皇たちであるが、4体揃うとまるで歴史的芸術作品に描かれているような風景がそこに映し出されていた。
 そんな真星龍皇たちは互いにその顔を見合わせると、小さく頷いては天空へと舞い上がった。ドラコニスウィルムは蒼い炎に、ヘスペリウィルムは碧の風に、ラードゥウィルムは金色の光に、トゥーヴァウィルムは透明な氷に、己の命と身体を変えて天へと昇っていく。

(……わかる。凄い力が渦巻いている)

 その光景をぼんやりと眺めているだけだった綾香であるが、精霊の力を失った彼女でも遊希がこれから呼び覚まそうとしている存在の力の強さを肌で感じていた。そしてその存在を召喚しようとする遊希の身体にもまた綾香たちが思う以上の大きな負担がかかっていた。
 真星龍皇4体の魂が1つとなり、究極至高の存在へと昇華しようとする中、遊希は幾度となく意識が飛びそうになる。それでも絶対に倒れない。絶対に膝を屈さない。彼女の心の中に根差した決意がか弱い身体を支えていたからだ。そして遊希はゆっくりと目を閉じる。次の瞬間、遊希の身体は眩い光に包まれて綾香ら周囲からは見えなくなっていた。











―――人間よ。





 気づけば遊希は白く輝く世界にいた。そんな遊希の脳裏には低くも艶のある女性の声が響く。遊希はその声の主が誰だかわかっていた。



―――我らが魂をその身に宿す者よ。お前は何を望む?

(何を望む?……愚問ね。そんなもの決まっているじゃない)

―――ほう。

(私は、自分の中に目覚めた力である【星龍皇】……この力を私のものにする)

―――星龍皇の力を己がものとする、か。しかし、仮に星龍皇の力を……我らの力を手にしてお前はどうするのだ?

(……どういう意味かしら)

―――強大な力は心を変える。どれだけ清い心を持っていようとも力を手にした者は変わり、かつて持っていた清らかな心を失う。

(そういうこと……そうね。きっとそうなることもあるかもしれない。でも、私はもう一人じゃない。私ね、この一年で気づいたことがあるの。私は家族を喪ってからずっと一人で生きていくと決めていた。私といると多くの人を不幸にしてしまうと思ったから。でも違ったの)

―――……

(私は、ずっと周りの人に支えられながら生きていた。竜司さんやミハエル教頭、雄一郎さんをはじめとしたプロ時代の恩人たちから綾香や千夏、詩織やエヴァのようにアカデミアに入ってからできた仲間たち。みんながいたから今の私があるの。私はそんなみんなを守りたい。精霊界での一件のようにみんなを襲う災厄から!)

―――精霊とは違い、人ひとりの力などたかが知れている。お前の言うことは理想論だな。

(……そうかもね。きっとそれは甘い理想論でしかないと思う。それでも、私は自分の追い求めるものを追求するわ。デュエリストとして、人間・天都 遊希としてね)

―――認めるのか。冷徹さの仮面を被っているが、呆れるほど素直かつ純粋無垢。それがお前の本質なのだな……いいだろう。

 遊希の脳裏に響く声はそう言うと、遊希に1つのリングを手渡した。龍が自分の尾を咥えているような意匠のそのリンクを受け取ると、遊希は何も言わずそれを左手の中指に通した。リングを付けた瞬間、全身に漲っていた精霊の力がすっと抜けていった。

―――そのリングはお前の中に残る精霊の力を抑制するもの。そのリングをつけていればお前は今まで通りの人間として日々を過ごすことができる。

(……これを渡してどうするつもりだったの?)

―――いつまでもその姿でいるとお前の予想以上に体力、精神力を摩耗する。我らを使役するたびに倒れられては敵わんからな……

(あはは、それもそうよね。でも嬉しいわ。あなたのその言葉……私を受け入れてくれたってことでしょう?)

―――……そういうことになるな。だが、これで終わりではない。妾の力を使いこなすことができるか。お前自身でそれを証明してみせるのだな。

(勿論!)











「遊希……その姿は……」

 遊希を覆っていた光が徐々に晴れていく。その光の中から現れた遊希は先ほどのような龍と人間が合わさったような姿ではなく、長い黒髪が美しい人間・天都 遊希の姿に戻っていた。
 遊希が謎の声の主から与えられたリングは精霊の力を抑制するものであり、そのリングを付けている間はこれまでの普通の人間として過ごすことができるようになったのだ。
 しかし、逆を返せばそのリングが遊希の身を離れた時は遊希は純粋な人間ではなく、精霊と人間が合わさった姿に戻ってしまう。大きな力には代償が伴うのは当たり前のことだが、それは16歳の少女が背負うにはあまりに大きすぎる代償であった。しかし、それも遊希は受け入れた。

「綾香! これが私の、いや私と星龍皇たちの最大の力よ!!」


 光り輝く天上から舞い降りてきたのは水晶のように白く透き通った身体にオーロラのように美しく棚引くたてがみ、そして6枚の巨大な翼を持った雄々しくも美しい龍。紛れもなく綾香たちが人間界に変える途上で目撃したあのドラゴンだった。
 左手には龍が巻き付いたかのような王錫を持ち、湾曲した角は王冠のように頭部に燦然と輝く。まさに神話を現わした戯曲や芸術作品から飛び出てきたような姿の龍は鈴が鳴るような美しい咆哮を上げる。











―――“天の都に鎮座する龍皇を束ねし大いなる女神。その神意を以って力を奮い、相対するものを殲滅せん。我が願いに応え、この地へ降臨せよ!!”―――










―――絶対神!“神星龍皇(ゴッド・ドラグリステル)”―――










―――“ヘーラーウィルム”!!―――
















「……神星龍皇(ゴッド・ドラグリステル)ヘーラーウィルム……」



※神星龍皇 ヘーラーウィルム(オリジナルカード)
特殊召喚・ペンデュラム・効果モンスター
星12/光属性/幻竜族/攻4000/守4000
【Pスケール:青3/赤3】
(1):1ターンに1度、ゲームから除外されている「星龍皇」と名のついたカード1枚を自分のデッキに戻して発動できる。自分のデッキまたはエクストラデッキから「星龍皇」と名のついたPモンスター1体を手札に加える。
【モンスター効果】
このカードは通常召喚できず、自分フィールド上に1体までしか存在できない。このカードは自分の手札・フィールド・墓地から「真星龍皇」と名のついた融合・儀式・S・Xモンスターをそれぞれ1体ずつゲームから除外することでのみ手札から特殊召喚できる。
(1):???
(2):1ターンに1度、墓地に存在する「星龍皇」と名のついたモンスター1体もしくはゲームから除外されている「星龍皇」と名のついたモンスター1体を選択して発動できる。選択したモンスターを自分フィールド上に特殊召喚する。この効果で特殊召喚に成功したモンスターはこのカードが破壊された場合に破壊される。この効果は相手ターンでも発動できる。
(3):モンスターゾーンに存在するこのカードが戦闘・効果で破壊された場合に発動できる。このカードを自分のPゾーンに置く。



「神星龍皇 ヘーラーウィルムも星龍皇の1体。よって星龍皇の聖域の効果を受けるわ」

神星龍皇 ヘーラーウィルム ATK4000/DEF4000→ATK4300/DEF4300

「これが遊希の【星龍皇】デッキの切り札……でも、スターダスト・シフルは1ターンに1度、戦闘・効果では破壊されない。そのモンスターでは……」
「神星龍皇 ヘーラーウィルムの1つ目の効果を発動!」
「やっぱり、効果を持っているわよね。でも無駄よ! その効果にチェーンしてスターダスト・シフルの効果を発動! 1ターンに1度、モンスター効果の発動を無効にしてフィールドのカード1枚を破壊する!!」


チェーン2(綾香):聖珖神竜 スターダスト・シフル→神星龍皇 ヘーラーウィルム
チェーン1(遊希):神星龍皇 ヘーラーウィルム


「どんな強いモンスターでも、モンスターである限りシフルの効果をかわすことはできない!!」

 スターダスト・シフルの右手からは魔法陣のようなものが現れ、そこから放たれた光が矢となって雨のように降り注ぐ。スターダスト・シフルの力によってヘーラーウィルムの身体は貫かれ、その力を奪われる。





―――はずだった。





「無駄よ」

 スターダスト・シフルから放たれた光の矢に対し、ヘーラーウィルムは右手をそっとかざす。すると、その光の矢がヘーラーウィルムの右手から放たれた光の波動によって全て打ち消されてしまったのだ。

「えっ……なんで?」
「ヘーラーウィルムの1つ目の効果に対して、相手はカードを発動することができない。スターダスト・シフルのモンスター効果に対する効果は確かに強いけど、発動そのものを許さない力は……無力化できない」

 効果の発動に対して発動すること自体ができない効果に対してはチェーンはそもそも組まれることはない。スターダスト・シフルの力すらもヘーラーウィルムは上回るのだ。

「ヘーラーウィルムの1つ目の効果。このカードの特殊召喚に成功した場合、このカード以外のフィールドのカードの効果を無効にする!」

神星龍皇 ヘーラーウィルム ATK4300/DEF4300→ATK4000/DEF4000
星龍皇 ウィルムプリムス ATK2000/DEF2000→ATK1700/DEF1700

「ヘーラーウィルムの効果でスターダスト・シフルの破壊されない効果は失われるわ。でも、フィールド魔法の星龍皇の聖域の効果も無効になってしまったから攻撃力も下がってしまうわ。これではどれだけやっても相討ち止まりよ」
「ヘーラーウィルムの効果には続きがある! 全てのカードの効果を無効化にした後―――このカード以外のフィールドの全てのカードを破壊し、破壊したカードの数×800ポイントのダメージを相手ライフに与える!!」
「無効にして破壊!? そんな、それじゃあスターダスト・シフルでも……!!」
「龍皇を統べる女神の力は―――何ものをも残さないし残させない!!」



※神星龍皇 ヘーラーウィルム(オリジナルカード)
特殊召喚・ペンデュラム・効果モンスター
星12/光属性/幻竜族/攻4000/守4000
【Pスケール:青3/赤3】
(1):1ターンに1度、ゲームから除外されている「星龍皇」と名のついたカード1枚を自分のデッキに戻して発動できる。自分のデッキまたはエクストラデッキから「星龍皇」と名のついたPモンスター1体を手札に加える。
【モンスター効果】
このカードは通常召喚できず、自分フィールド上に1体までしか存在できない。このカードは自分の手札・フィールド・墓地から「真星龍皇」と名のついた融合・儀式・S・Xモンスターをそれぞれ1体ずつゲームから除外することでのみ手札から特殊召喚できる。
(1):このカードが特殊召喚に成功した場合に発動できる。フィールドに存在するこのカード以外のカードの効果を無効にし、このカード以外のフィールドに存在するカードを全て破壊する。その後、このカードの効果で破壊されたカードの数×800ポイントのダメージを相手ライフに与える。このカードの(1)の効果に対して相手はカードの効果を発動できない。
(2):1ターンに1度、墓地に存在する「星龍皇」と名のついたモンスター1体もしくはゲームから除外されている「星龍皇」と名のついたモンスター1体を選択して発動できる。選択したモンスターを自分フィールド上に特殊召喚する。この効果で特殊召喚に成功したモンスターはこのカードが破壊された場合に破壊される。この効果は相手ターンでも発動できる。
(3):モンスターゾーンに存在するこのカードが戦闘・効果で破壊された場合に発動できる。このカードを自分のPゾーンに置く。











―――全てを無に帰せ!!―――




















―――“神技・天地崩乱”!!―――




















 ヘーラーウィルムの力によって、フィールドの中心に巨大なブラックホールのようなものが発生する。そしてそのブラックホールは瞬く間にフィールド全てを覆いつくすにまで巨大化し、遊希のフィールドのカードもろともスターダスト・シフルを暗黒の世界へと飲み込んでいった。

「スターダスト・シフル!!」
「この効果で破壊されたカードはスターダスト・シフル、ウィルムプリムス、星龍皇の聖域、星龍皇翔破の4枚。よって3200ポイントのダメージを相手ライフに与える!!」

綾香 LP7000→3800

「……凄い。こんな力を目覚めさせるなんて……遊希、やっぱりあんた凄いわ。私なんかじゃまだまだ及ばない」
「綾香……」
「でも、次は勝つから。だから、思いっきり来て!!」
「……バトル!! 神星龍皇 ヘーラーウィルムで―――綾香にダイレクトアタック!!」











―――“神星龍皇・裁光(ゴッド・ドラグリステル・ジャッジメント)”!!―――










神星龍皇 ヘーラーウィルム ATK4000






綾香 LP3800→0






















「デュ……デュエル終了!! 勝者―――天都 遊希!!」

 審判を務めていたミハエルの口から全てのデュエルの終結が告げられる。遊希は自らに課した試練―――詩織、千夏、エヴァ、綾香。4人の親友と全力でデュエルを行い、そして勝利を収めたのである。


「勝った……これで……私……は……」


 デュエルを終えてディスクに全てのカードを戻す遊希。全てをやり遂げた彼女は子供のように純粋な笑みを浮かべながら、崩れ落ちそうになる。そんな遊希の身体を駆け寄ってきた綾香が抱きしめる形で受け止めた。

「遊希、ねえ、遊希ったら!」
「遊希!」
「遊希さん!」
「遊希サン!」

 綾香の腕の中で穏やかな寝顔を浮かべている遊希の名をしきりに呼ぶ綾香、千夏、詩織、エヴァの4人。そんな4人の声を聞いて遊希はゆっくりと目を開けた。

「もう、そんなに耳元で叫ばないで。煩いったらありゃしない」
「遊希……あんた、大丈夫なの?」
「……正直言うとクタクタ。でも、意識はあるしなんともないと思うわ。健康上ではね」
「そう、よかった。遊希も元の身体にも戻れたし、これで……」
「待って、違うの。綾香、左手中指の指輪……これを外してくれない?」

 そう言って遊希は身体を震わせながら左手を綾香の手に重ねる。綾香はデュエルの前には付けていなかったその指輪を訝しむように見ると、恐る恐るその指輪を遊希の左手中指から外した。
 すると指輪を外すと同時に遊希の身体は白い光に包まれていき、綾香の腕の中にはデュエルの時のような銀髪に龍の角と翼と尻尾が生えた姿の遊希があった。

「えっ、なんで? なんでまたその姿に……」
「みんな、落ち着いて聞いて。私ね、もう純粋な人間には戻れないの。この指輪をつけている時だけ、人間の姿になれる」
「そんな……そんなことって……」
「私たちを人間界に連れ戻してくれたドラゴン……ヘーラーウィルムの力はさっきのデュエルでわかったと思うけど、とても強大で抑えの利くものじゃなかった。その力を抑え込むにはこうするしかない。私はこの運命を受け入れる。そしてこの身体で生きていく。綾香、まともな人間じゃなくなった私にはもう―――」

 遊希は本心を押し殺して綾香たちに天都 遊希という人間でありながら人間ではなくなってしまった自分の危うさを話そうとした。だが、それより早く綾香は遊希の指に外した指輪をはめ直すと、きつく遊希の身体を抱きしめた。

「何言ってるのよ……ふざけないで!!」
「えっ、あ、綾香?」

 突然の綾香の行動に遊希は頭が混乱して言葉が出てこない。そんな遊希を強く抱きしめる綾香は声を荒げながら両の眼から大粒の涙を絶えず流し続けていた。

「あんたがまともかまともじゃないかなんて関係ない! いい? 遊希はどんな姿になったとしても遊希なの……クールで美人で可愛いのに、コミュ障で泣き虫で優しい遊希なの!! 私の大好きな、大親友の遊希なの!! 周りがどう思ってもどう言っても、私とあんたとの友情は崩れない! そんなことで崩れるような安っぽいものだったの!? 違うでしょ!?」
「綾香……」
「ぞうよぉ! わだじだちはずっとどもだぢなんだがらぁ!!」

 後ろに立っていた千夏も泣きべそをかきながら遊希に飛びついた。涙と鼻水で整った顔立ちも台無しである。それでも千夏はそんなことに構うこともなく、遊希にすがりついていた。

「ちょっ、千夏汚い……」
「遊希さん! 私たちやっと元通りになれたのに、そんなこと言わないでください!!」
「詩織まで……あんたが止めないとみんな収まらないのに……」
「遊希サン! アナタは何回同じことを言わせるんデスカ! 遊希サンはいつまでも、永遠に私の憧れの人なんデス!!」
「エヴァも……」
「遊希くん」

 泣きじゃくる4人に困惑している遊希の元には竜司とミハエルがやってきた。このデュエルを見守っていた2人も、この4連戦を全勝という形で終わらせた遊希に対しては称賛の言葉しかなかった。

「凄いデュエルだった。いちデュエリストととして素直にそう思うよ」
「ありがとうございます、校長先生。ですが、私はもう……」
「遊希くん。君の言いたい事はわかるよ。君はとても優しい子だから、皆に自分の力のリスクを伝えようとしているのだろう? でも、綾香たちだけじゃない。周囲をよく見渡してごらん」

 竜司に言われて遊希は立ち上がって周囲を見回してみる。なんと、観客席からこのデュエルを観戦していた誰もがスタンディングオベーションの形をとって遊希に拍手を送っていた。
 卒業する3年生、来年度の最上級生となる2年生、そして遊希たちと同学年になる1年生はもちろんのこと、遊希のデュエルを見るために急遽駆けつけた来賓や教員、教員以外のアカデミア関係者たち。その場にいた誰もが純粋に心からの賛辞を遊希に送っていたのである。

「……遊希くん。君は私たち、いやこの世界に必要な存在だ。確かに未知の力をその身に宿してしまったかもしれない。それでも、君は堂々と胸を張っていい。前を向いて歩いていいんだよ」
「みんな……そうなの?」
「当たり前じゃない……遊希は私たちの最高の親友だもん」

 “最高の親友”―――その言葉を聞いて遊希は泣きじゃくる綾香たちの前に屈みこむと、今度は逆に綾香を優しく抱きしめ返した。

「みんな……みんな……ごめんね、私、間違ってた」

 天都 遊希は精霊の力を自らの物にした。人が持つにはあまりにも強い力を。それでも遊希自身は一人のか弱い少女であり、幾度となく直面した困難や現実の前に何度もくじけそうになった。
 恐らくこれからも彼女には災厄が襲い掛かるだろうし、何度も心が折れそうになることもあるだろう。しかし、遊希はもう一人じゃない。いつだって隣には親友たち―――綾香がいて、千夏がいて、詩織がいて、エヴァがいる。
 竜司やミハエル、綾瀬のような理解者もいれば、雄一郎や真九郎のようなプロの世界で相まみえるライバルも、結衣や歩美のように慕ってくれる後進もいる。血を分けた家族こそいなくても、遊希はもう一人ではないのだ。










―――みんな、ありがとう……! これからも……よろしくね―――










 春風吹く中、天都 遊希の波乱に満ちた一年が終わろうとしていた。





















〇後書き
こんにちは。「銀河竜を駆る少女」作者の光芒です。
日々寒い日が続きますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。私は職場の都合や日程の関係で長めのお正月休みを頂いたためにこの小説の下書きやら更新に多く時間を割くことができました。
さて、前々から予告させて頂いていた通り、遊希と綾香・千夏・詩織・エヴァら4人のデュエルはこの話で終了となり、そして、このデュエルを経ていよいよこの小説も次回投稿のエピローグをもって最終話を迎えます。最終話のエピローグはプロローグと同様にこれまでの話と比べて短く、デュエルもありませんが、小説「銀河竜を駆る少女」を何卒宜しくお願い致します。


2017.1/9   光芒





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ター坊
後任の精霊だったのか!!綺麗な統合召喚(?)で出されたヘーラーウィルム、反撃すらさせない強さ、最強ですな。
そして元の人間の姿を手に入れた遊希(クリスマスとお正月の番外編で自然と振る舞ってた気もしますが)と、それを認めてくれる親友と周囲の人々。さぁ、幸せなエンディングまで待機しようか。 (2017-01-09 20:04)
白金 将
よくみると最後の最後にペンデュラムがでてきましたね……へーラーヴィルムがそれだけ特別な存在と言うことでしょうな。
そして遊希はいい友達を持ちましたね。おそらく彼女たちならこの後いろんなことがあっても乗り切れるでしょうな。そんな最終回のコメントっぽいことを言いつつもエピローグを楽しみに待ちましょうか。(*´ω`*) (2017-01-10 10:48)
光芒
ター坊さん
まあそういうことになりますね。ただ光子竜のように会話に自分から混じってきたりはしないので、またタイプの違う精霊であるかもしれません。そういえば召喚方法といいカード的にも某覇王竜にそっくりですね。一応このカード考えたのは夏ごろなんですが(言い訳

>そして元の人間の姿を手に入れた遊希(クリスマスとお正月の番外編で自然と振る舞ってた気もしますが)
時期ネタ番外編ですが、あれは本編と分けて考えて頂けると幸いです。
例えるならば過去作に出たキャラとARC-Vに出た過去キャラみたいな(え

白金 将さん
ペンデュラムモンスターは存在こそしていますが、まだ公式に世の中には出回っていないですからね。一応本編世界の時系列では4月(遊希たちが2年生に進級するあたり)からペンデュラムが一般流通する設定ですので、ヘーラーウィルムはある意味世界で最も早く公になったペンデュラムになるかと。

>そして遊希はいい友達を持ちましたね。おそらく彼女たちならこの後いろんなことがあっても乗り切れるでしょうな。
そうですね。ただ何か大きなことが起きるたびに遊希は結構へこたれている気がしますが(台無し


次回更新の最終話ですが、現在推敲中です。更新は早くて本日の夜中、遅くても金曜日の夜中までには済むかもしれません。その時まで宜しくお願い致します。

(2017-01-11 11:08)

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0 第33話:登場!アイドルデュエリスト! 485 2 2015-09-24 -
0 第34話:綾那のポリシー 505 2 2015-09-30 -
0 第35話:パワー・ボンド 482 2 2015-10-06 -
0 第36話:飛翔、風の銀河眼 502 2 2015-10-10 -
0 第37話:相対する英雄 489 2 2015-10-17 -
0 第38話:変身召喚! M・HERO! 467 2 2015-10-23 -
0 第39話:運命を超えろ! 474 2 2015-10-28 -
0 第40話:真っすぐにあれ 450 2 2015-11-01 -
0 第41話:綺麗な花には棘がある 504 3 2015-11-07 -
0 第42話:開闢の戦士VS狂い咲く植物 477 3 2015-11-10 -
0 第43話:植物の恐ろしさ 420 3 2015-11-14 -
0 第44話:最後の最後まで 557 3 2015-11-17 -
0 第45話:シンクロVSエクシーズ! 633 3 2015-11-20 -
0 第46話:娘たちの意地 438 3 2015-11-25 -
0 第47話:乗り越えるべき存在 447 3 2015-11-28 -
0 第48話:不格好な絆 469 2 2015-12-01 -
0 第49話:束の間の休息 433 2 2015-12-05 -
0 第50話:誇りを賭けた戦い 495 3 2015-12-08 -
0 第51話:昔からの相棒 421 2 2015-12-11 -
0 第52話:超戦士降臨 482 4 2015-12-15 -
0 第53話:綾瀬の正体 473 2 2015-12-19 -
0 第54話:精霊と精霊 408 2 2015-12-22 -
0 第55話:真剣勝負 444 2 2015-12-25 -
0 第56話:反攻の遊希 394 2 2015-12-27 -
0 第57話:満身創痍のふたり 412 3 2015-12-30 -
0 第58話:幻惑、水の銀河眼 483 2 2016-01-04 -
0 第59話:未知の敵 420 2 2016-01-07 -
0 第60話:猛攻! スピードロイド 480 2 2016-01-10 -
0 第61話:親友 472 3 2016-01-12 -
0 第62話:死闘の果てに 464 4 2016-01-15 -
0 第63話:二人の少女、そしてライバル 384 2 2016-01-18 -
0 第64話:激突! 青眼VS真紅眼! 515 2 2016-01-21 -
0 第65話:光の導き 410 2 2016-01-24 -
0 第66話:立ち上がる時 347 2 2016-01-27 -
0 第67話:不滅の戦士! 幻影騎士団 399 2 2016-01-30 -
0 第68話:不可解なこと 421 2 2016-02-02 -
0 第69話:千夏との誓い 376 2 2016-02-05 -
0 第70話:あの日、あの時 425 2 2016-02-08 -
0 第71話:黒幕との接触 534 3 2016-02-10 -
0 第72話:決別の時 399 3 2016-02-12 -
0 第73話:思いを一つに 356 3 2016-02-15 -
0 第74話:邪なる同調 352 2 2016-02-17 -
0 第75話:精霊の奇跡 407 2 2016-02-19 -
0 第76話:星天の再会 349 2 2016-02-22 -
0 第77話:ペンデュラムの脅威! 379 3 2016-02-24 -
0 第78話:渾身のドロー 483 2 2016-02-26 -
0 1万アクセス突破記念企画開催! 884 0 2016-02-26 -
0 第79話:覇王黒竜の目覚め 456 2 2016-02-28 -
0 第80話:進化する銀河龍 449 2 2016-03-01 -
0 第81話:変わらぬ友情 385 5 2016-03-03 -
0 第82話:集う決闘者 458 6 2016-03-04 -
0 第83話:小さくたって決闘者 448 7 2016-03-05 -
0 第84話:決意を秘めた決闘者 406 9 2016-03-07 -
0 第85話:歩み始めた決闘者 467 13 2016-03-08 -
0 第86話:真意を告げた決闘者 393 7 2016-03-09 -
0 第87話:ポンコツ揃いな決闘者 436 7 2016-03-10 -
0 第88話:とにかく可愛い決闘者・1 481 10 2016-03-11 -
0 第89話:とにかく可愛い決闘者・2 537 8 2016-03-13 -
0 第90話:五人五色な決闘者 393 6 2016-03-14 -
0 遊希たちが4月改訂を語るようです 469 8 2016-03-16 -
0 第91話:夕刻迎えし決闘者 400 6 2016-03-16 -
0 第92話:解き放たれた決闘者 563 6 2016-03-18 -
0 第93話:秘密を打ち明けた決闘者 687 7 2016-03-20 -
0 第94話:一計案じる決闘者 362 8 2016-03-22 -
0 第95話:絆深める決闘者 397 8 2016-03-23 -
0 第96話:矛を交える決闘者・1 422 9 2016-03-25 -
0 第97話:矛を交える決闘者・2 398 6 2016-03-27 -
0 第98話:矛を交える決闘者・3 402 7 2016-03-29 -
0 第99話:矛を交える決闘者・4 423 7 2016-03-31 -
0 第100話:熱戦の決闘者・1 432 6 2016-04-02 -
0 第101話:熱戦の決闘者・2 440 10 2016-04-05 -
0 第102話:熱戦の決闘者・3 445 11 2016-04-07 -
0 第103話:熱戦の決闘者・4 394 6 2016-04-09 -
0 第104話:熱戦の決闘者・5 447 6 2016-04-11 -
0 第105話:熱戦の決闘者・6 410 6 2016-04-13 -
0 第106話:決戦に臨む決闘者・1 367 6 2016-04-15 -
0 第107話:決戦に臨む決闘者・2 404 11 2016-04-18 -
0 第108話:別れの時を迎える決闘者 396 8 2016-04-20 -
0 番外編前編について遊希たちが語るようです 456 6 2016-04-21 -
0 第109話:2通の手紙 457 9 2016-04-23 -
0 第110話:青き眼のアトラクション 416 6 2016-04-25 -
0 第111話:新時代のデュエル 393 6 2016-04-27 -
0 第112話:ドラグーン 340 6 2016-05-01 -
0 第113話:アクセラレーション! 396 6 2016-05-03 -
0 第114話:熱気溢れしサーキット 340 5 2016-05-06 -
0 第115話:新たなるブラックフェザー 346 5 2016-05-10 -
0 第116話:疾走の果てに 330 5 2016-05-12 -
0 第117話:ノンストップ・ガールズ 428 6 2016-05-14 -
0 第118話:夏の終わり 369 7 2016-05-16 -
0 第119話:謎の美少女 383 4 2016-05-19 -
0 第120話:真・究極 341 4 2016-05-21 -
0 第121話:遊希の動揺、遊望の微笑 350 4 2016-05-23 -
0 第122話:聖夜の悲劇 323 4 2016-05-25 -
0 30000アクセス記念企画を少々。 351 5 2016-05-27 -
0 第123話:姉として 330 3 2016-05-29 -
0 第124話:対峙する竜と龍 375 3 2016-06-01 -
0 第125話:顕現せし遊望の精霊 322 4 2016-06-03 -
0 第126話:No.(ナンバーズ) 331 4 2016-06-06 -
0 第127話:届かぬ言葉 353 5 2016-06-08 -
0 30000アクセス記念企画 405 4 2016-06-10 -
0 第128話:白紙のカード 361 6 2016-06-14 -
0 第129話:青空の下で 306 3 2016-06-17 -
0 第130話:白いドラゴンとの邂逅 319 4 2016-06-20 -
10 第131話:試練のデュエル 373 4 2016-06-23 -
0 第132話:第四の精霊 299 3 2016-06-26 -
0 第133話:舞い降りる閃珖竜 274 4 2016-06-29 -
0 第134話:親友に託された力 268 3 2016-07-02 -
0 第135話:涙の誓い 303 4 2016-07-06 -
0 第136話:次元転送装置 285 3 2016-07-09 -
0 第137話:新たなる竜星 319 4 2016-07-12 -
0 第138話:綾香の忘れたもの 280 4 2016-07-15 -
0 第139話:決闘者たちの選択 238 4 2016-07-19 -
0 第140話:2人の真意 282 7 2016-07-24 -
0 第141話:精霊界への旅立ち 264 4 2016-07-28 -
0 第142話:黒き魔術師と弟子 248 3 2016-08-02 -
0 第143話:七星将軍の襲撃 236 3 2016-08-05 -
0 精霊界 登場キャラクター(9/14更新) 279 0 2016-08-07 -
0 第144話:英雄と炎拳・1 287 5 2016-08-10 -
0 第145話:英雄と炎拳・2 223 4 2016-08-14 -
0 第146話:騎士王の覚醒 294 4 2016-08-17 -
0 第147話:竜姫神と岩の合成獣・1 280 3 2016-08-21 -
0 第148話:竜姫神と岩の合成獣・2 275 2 2016-08-23 -
0 第149話:過去への鎮魂歌 292 5 2016-08-26 -
0 50000アクセス記念企画~短編集・1~ 296 2 2016-08-28 -
0 第150話:機械の身体に宿る心 223 0 2016-08-31 -
0 第151話:空を超えて 216 0 2016-09-03 -
0 第152話:竜と機械の大会戦 190 0 2016-09-08 -
0 第153話:竜領域のナンバーズ 184 0 2016-09-13 -
0 50000アクセス記念企画~短編集・2~ 272 7 2016-09-17 -
0 遊希たちが10月改訂を語るようです 262 4 2016-09-19 -
0 第154話:望まぬ戦い 211 2 2016-09-23 -
5 第155話:正しさと過ち 216 2 2016-09-27 -
0 第156話:少女の決意 203 2 2016-10-01 -
0 第157話:遊希に起きた異変 266 5 2016-10-05 -
0 第158話:未知なるデッキ 玻星光 243 3 2016-10-08 -
0 第159話:玻璃の如く純粋に 199 2 2016-10-12 -
0 第160話:限界を超えて 211 1 2016-10-15 -
0 第161話:決戦 209 3 2016-10-18 -
0 第162話:精神の成長 212 2 2016-10-21 -
0 第163話:聖なる珖放つ神の竜 210 3 2016-10-24 -
0 第164話:絆が紡いだ道 224 6 2016-10-27 -
0 第165話:戦いの終わり 204 4 2016-10-30 -
0 番外編 Trick or Treat 242 5 2016-10-31 -
0 第166話:終わりの始まり 255 9 2016-11-04 -
0 第167話:最期のワガママ 195 4 2016-11-07 -
0 第168話:声なき再会の誓い 157 4 2016-11-10 -
0 番外編:11月11日 200 5 2016-11-11 -
0 第169話:七皇激突 219 3 2016-11-15 -
0 第170話:怒りに生まれし竜 164 3 2016-11-17 -
0 第171話:紅き新星竜 230 5 2016-11-19 -
0 第172話:未来を賭けた戦い・1 193 4 2016-11-22 -
0 第173話:未来を賭けた戦い・2 188 3 2016-11-24 -
0 第174話:未来を賭けた戦い・3 159 4 2016-11-28 -
0 第175話:神の目覚め(修正済) 166 5 2016-11-30 -
0 第176話:ゴッド・ナンバーズ 216 5 2016-12-02 -
0 第177話:次元を越える想い 195 4 2016-12-05 -
0 第178話:天地創造の龍 164 3 2016-12-07 -
0 第179話:希望への道 188 3 2016-12-09 -
0 第180話:別れの時 154 4 2016-12-11 -
0 第181話:少女たちの帰還 183 5 2016-12-13 -
0 遊希たちが1月改訂を語るようです 215 7 2016-12-15 -
0 第182話:バースデイ 167 3 2016-12-17 -
0 第183話:星龍皇覚醒・1 136 3 2016-12-19 -
0 第184話:星龍皇覚醒・2 142 4 2016-12-21 -
0 第185話:星龍皇覚醒・3 196 4 2016-12-22 -
0 番外編:一番のプレゼント 140 5 2016-12-25 -
0 第186話:星龍皇覚醒・4(修正済) 175 3 2016-12-26 -
0 星龍皇 設定・カード紹介 114 0 2016-12-29 -
0 第187話:星龍皇覚醒・5 129 4 2016-12-30 -
0 番外編:新年 142 4 2017-01-01 -
0 第188話:星龍皇覚醒・6 122 2 2017-01-04 -
0 第189話:星龍皇覚醒・7 122 3 2017-01-07 -
0 第190話:神星龍皇と課せられた運命 184 3 2017-01-09 -
0 エピローグ:未来 180 10 2017-01-13 -

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