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110話 怠惰の果て 作:紅瑠璃
伊月が召喚したのはシャドーノイズ・サァド。効果で私の場にシャドーノイズトークンが出された。そして2枚伏せて終えた。
「めんどくさいな…。私のターン。カード一枚伏せて、トークンを攻撃表示にして、シャドーノイズ・サァドに攻撃。」
「俺は永続罠シャドーノイズ・倦怠感を発動。相手が攻撃宣言したとき自分フィールドのカードとその攻撃宣言したモンスター2枚を破壊する。俺はシャドーノイズ・サァドとシャドーノイズトークンを破壊。」
「はぁ…エンド。」
「ドロー。シャドーノイズ・ラブを召喚。自分または相手にシャドーノイズトークン2体を特殊召喚する。俺は自分フィールドに2体トークンを特殊召喚して、攻撃だ。」
「私は…バッドセブン・ベルフェゴールの効果発動。こいつを特殊召喚し、バトルフェイズ終了にする。」
「エンドだ。」
「ドロー。バッドセブン・サタン召喚。バッドセブン・ベルフェゴールの効果発動!自分フィールドのモンスター2体を対象にしてそのモンスターのレベルを8にする。」
「レベル8…か。」
「逆巻け、銀河よ。永き眠りから覚まし全ての物を永久の眠りへ誘え。No.107 銀河眼の時空竜!バトルフェイズ!銀河眼の時空竜の効果発動!素材を1つ取り、このモンスター以外の全てのモンスター効果を無効にし、攻守をもとに戻す。シャドーノイズ・ラブに攻撃!」
「シャドーノイズ・倦怠感の効果!俺はトークン1体とNo.107を破壊する。」
「無駄よ!バッドセブン・リフレクター発動。「バッドセブン」またはNo.101~No.107の効果による破壊を無効にする。」
「そうか。そして、効果を使ったので攻撃力1000ポイント上がり、2回殴れると…シャドーノイズ・ラブの攻撃力は1500…シャドーノイズトークンは2000…合計4500のダメージ…。3500しかのこってない。」
「エンドだ。」
3000の銀河眼の時空竜をどうやってどかすか。手札は2枚。次のドローで3枚。フィールドにはシャドーノイズ倦怠感と伏せカード。シャドーノイズ・マインドコントロール。相手のモンスターのコントロールを得るものだがフィールドのトークン3体のリリースが必要。他にもNo.を出すか効果で破壊するか…。俺のNo.106は攻撃力たったの2000…言わずとも火力不足。
「ドロー。…シャドーノイズ・スリープを召喚。効果で俺のフィールドにシャドーノイズトークン1体を守備表示で特殊召喚。エンド。」
スリープの攻撃力は1300…No.107の攻撃を受けると残りライフは1800…。
「ドロー。…私が引いたのはRUM-七皇の剣。そのまま発動!当然出すのは…CNo.107超銀河眼の時空竜!」
金色に怪しくも美しく輝く三つ首の竜…CNo.107超銀河眼の時空竜が今フィールドに現れた。
「バトルフェイズ。No.107の効果発動。CNo.107はシャドーノイズ・スリープにNo.107はトークンに攻撃!」
残りライフが300…。相手は8000…。相手はエンドをした。ライフが残ってる限り…戦う。
「俺のターン!モンスター1体を伏せて、手札のシャドーノイズ・ヘイトを捨てて、俺の表側で存在するカード一枚を破壊して、相手フィールドのカード一枚を破壊する。俺はCNo.107を破壊。エンド。」
「私のターン。ドロー。私は死者蘇生を使うわ。CNo.107を蘇生。」
自分のライフが少ない。手札は尽きた。自分のフィールドには3枚のカード。黄蜂はNo.107で攻撃してきた。これは何も抵抗できず破壊させる。が、これでいいのだ。別にバ〇ボンのパパではない。
「いくぜ!俺は罠カード。シャドーノイズ・サイコシスを発動!こいつはな相手にモンスターを破壊されたとき使えるカード。効果はな…墓地のシャドーノイズを特殊召喚するんだ。」
「なるほど…。私のモンスターは効果を使えなかった。さて、何を出す?」
「シャドーノイズ・スリープ。シャドーノイズ・ラブ。シャドーノイズ・サァドの3体だ。それぞれの効果で相手フィールドにシャドーノイズトークンを3体。俺のフィールドにシャドーノイズトークンを1体出す。」
「なら、CNo.107…シャドーノイズ・ラブに攻撃!」
「ふっ。シャドーノイズ・マインドコントロール発動。これはフィールドに存在するトークン3体をリリースし、相手フィールドに存在するモンスターのコントロールを得る。俺は…お前のフィールドのトークン3体をリリースして、CNo.107のコントロールを得るぜ!」
「くそっ…エンド。」
少し見えてきた。しかしまだ気が緩めない。自分にターンが回ってきた。ドローをする。
「シャドーノイズ・ラブ。シャドーノイズ・サァド。シャドーノイズ・スリープを攻撃表示にして、CNo.107でNo.107に攻撃!続けてシャドーノイズ・スリープ。シャドーノイズ・サァド。シャドーノイズ・ラブで攻撃。」
「ぐっ…。」
「最後は…シャドーノイズトークンで攻撃だ。」
なんとか勝てた。黄蜂の様子を見てみる。あんがい可愛らしい。おっとそんな考えでは夢月に疑われてしまう。酷ければ介錯される。解釈してくれるか。目が覚めたようだ。
「んぁっ…人でなし…変態。」
「バカなこと言うな…。俺が会計してるとき何があった。」
「少しでも信用されるようにしなくちゃとか、そうね。これからの豊富的な物を考えてたら何かが近づくような感覚になって…そこからは…。」
「そうか…。これから変わろうとする自分に怠惰のこのカードがみたいな感じか。」
そして、現れた黒いモヤ。No.101~No.107に取りつかれた人が最後に倒さなくてはならないモヤ。けじめみたいなものだろう。
「人は…信じられない。また、裏切られる。」
「うっ…」
「また、騙される。心が傷つく。それは嫌でしょ?」
黒いモヤが言葉で攻めていく。それに怯む黄蜂…しかし変わりたいと言うのは伊月が見ても感じた。
「私は…私は変わる!例え裏切られても!騙されても!心が傷ついても!一人でも味方になってくれる人がいる!優衣や鈴菜がいる!」
「そいつらも裏切られる…私は知ってる。」
「違う!裏切らない!…私の大切な人。」
「裏切られる…心が傷つく。」
「うるさい…うるさいうるさいうるさい!」
銃をコートから出して黒いモヤに向けて撃つ。黒いモヤは消えたが黄蜂の心には蟠りがあった。
「亜人がなんだ。過去がなんだ…」
「あれでいいのか?」
「うるさい!」
黄蜂の目には涙が見えた。普段はそんな顔をしない。いつも人を見下すような目…言い方。自分から嫌われにいく一人が嫌いな人。こんなときは、優しく抱き締めるべきなのだが俺には彼女…夢月暦がいる。そんなことをしてしまっては関係が壊れそうになる。
「なぁ、帰ろうか。」
「可憐な女の子にが泣いてるのにそれはどうかと思うわ。」
「可憐ねぇ…ほら、おいてくぞ…」
黄蜂が背中に抱きついてきたのを感じた。すすり泣きもしているのだろうか。背中が湿ってる。俺はそれを気にせずに歩く。すると俺の背中に抱きついたままついてくる。小動物にもにている。
~蕪木の屋敷の門の前~
恥ずかしかったが俺は黄蜂を駅まで背中に抱きつかせ黄蜂を引き剥がし電車に乗って、ここまで来た。黄蜂には蜂のようなぬいぐるみを渡し、帰らせた。にしてもこの門は何か迫力が違うような…。
「せいやぁっ!」
「どうした?俺はまだ左腕しか使ってないぞ。今までの修行の成果はそんなものか?」
また、何かしてる勝手に入って庭を見てみると夢月暦と蕪木が戦っていた。刀と刀の音がする。へとへとな夢月に対して余裕な蕪木。ただ単にちゃらんぽらんしてるわけではないようだ。あっ…夢月が弾き飛ばされぐったりしてしまった。
「これにて今日の修行は終わりとする。ありがとうございました。」
「ありがとう…ございました…。」
「危ない!」
俺は倒れそうな夢月をかばうように体を支えた。
「おっ…いらっしゃい。今日はゆっくりしていきな。」
「今日はってあと渡し物してから帰るつもりだったんですが…。」
「あぁ…い、伊月…か。」
「夢月。彼氏なんだろ?汗を流せば良いよ。」
夢月はすぐさま入浴しに行った。俺は蕪木さんと居間で待つことになった。
「あの…」
「何であの修行をしていたか?もしものためさ。」
「あ、はい。」
何か全てを見透かされている気分だ。この人は苦手なんだ…。廊下から綺麗な声と共に夢月が現れた。
「伊月…。わ、わたしの部屋…来ぬか?」
「あ、あぁ…邪魔するよ…。それでは…。」
俺は蕪木がいる居間を後にして夢月の部屋に行った。
~夢月の部屋~
毎度来ても部屋が物置レベルに小さい。だから自然と密着する。未だにどきどきする。
「あ、夢月。今日はこれを渡しに来ただけなんだ。」
ここで買ってきた猫のぬいぐるみを渡してみる。
「うむ。とても嬉しい!ありがとう。伊月ぃ~♪」
蕪木の前ではしないような行動だ。こんなにベタベタしてくるなんて。
「お、おれ、帰るからさ…。」
立ち上がろうとした時、夢月に服を引っ張られた。ほほを赤らめながらだった。その時何をしたいかはわかった。俺は…。
~数時間後の夢月の部屋~
私は伊月が帰ったあとの部屋でしゃがみこんでいた。自分の誘惑に対して伊月は「ごめんな。今はまだその時ではない」といい。帰ってしまった。隣には伊月が買ってくれたぬいぐるみがある。寂しそうな顔をしつつ。まだその時ではないのならその時が来るまで待とうと心に語った。
「伊月…私はお主が好きだ。伊月はどうなのか…。」
~伊月の家~
「良いのかよ。」
黒伊月か。自分が布団に潜るなり黒伊月が影の中から出てきた。
「うるせーよ。まだその時じゃないからだよ。」
「だっせ。」
俺はわざと寝たふりをして黒伊月が去るのと…先程の自身の回答について考えていた。これで正しいのかを…。
「めんどくさいな…。私のターン。カード一枚伏せて、トークンを攻撃表示にして、シャドーノイズ・サァドに攻撃。」
「俺は永続罠シャドーノイズ・倦怠感を発動。相手が攻撃宣言したとき自分フィールドのカードとその攻撃宣言したモンスター2枚を破壊する。俺はシャドーノイズ・サァドとシャドーノイズトークンを破壊。」
「はぁ…エンド。」
「ドロー。シャドーノイズ・ラブを召喚。自分または相手にシャドーノイズトークン2体を特殊召喚する。俺は自分フィールドに2体トークンを特殊召喚して、攻撃だ。」
「私は…バッドセブン・ベルフェゴールの効果発動。こいつを特殊召喚し、バトルフェイズ終了にする。」
「エンドだ。」
「ドロー。バッドセブン・サタン召喚。バッドセブン・ベルフェゴールの効果発動!自分フィールドのモンスター2体を対象にしてそのモンスターのレベルを8にする。」
「レベル8…か。」
「逆巻け、銀河よ。永き眠りから覚まし全ての物を永久の眠りへ誘え。No.107 銀河眼の時空竜!バトルフェイズ!銀河眼の時空竜の効果発動!素材を1つ取り、このモンスター以外の全てのモンスター効果を無効にし、攻守をもとに戻す。シャドーノイズ・ラブに攻撃!」
「シャドーノイズ・倦怠感の効果!俺はトークン1体とNo.107を破壊する。」
「無駄よ!バッドセブン・リフレクター発動。「バッドセブン」またはNo.101~No.107の効果による破壊を無効にする。」
「そうか。そして、効果を使ったので攻撃力1000ポイント上がり、2回殴れると…シャドーノイズ・ラブの攻撃力は1500…シャドーノイズトークンは2000…合計4500のダメージ…。3500しかのこってない。」
「エンドだ。」
3000の銀河眼の時空竜をどうやってどかすか。手札は2枚。次のドローで3枚。フィールドにはシャドーノイズ倦怠感と伏せカード。シャドーノイズ・マインドコントロール。相手のモンスターのコントロールを得るものだがフィールドのトークン3体のリリースが必要。他にもNo.を出すか効果で破壊するか…。俺のNo.106は攻撃力たったの2000…言わずとも火力不足。
「ドロー。…シャドーノイズ・スリープを召喚。効果で俺のフィールドにシャドーノイズトークン1体を守備表示で特殊召喚。エンド。」
スリープの攻撃力は1300…No.107の攻撃を受けると残りライフは1800…。
「ドロー。…私が引いたのはRUM-七皇の剣。そのまま発動!当然出すのは…CNo.107超銀河眼の時空竜!」
金色に怪しくも美しく輝く三つ首の竜…CNo.107超銀河眼の時空竜が今フィールドに現れた。
「バトルフェイズ。No.107の効果発動。CNo.107はシャドーノイズ・スリープにNo.107はトークンに攻撃!」
残りライフが300…。相手は8000…。相手はエンドをした。ライフが残ってる限り…戦う。
「俺のターン!モンスター1体を伏せて、手札のシャドーノイズ・ヘイトを捨てて、俺の表側で存在するカード一枚を破壊して、相手フィールドのカード一枚を破壊する。俺はCNo.107を破壊。エンド。」
「私のターン。ドロー。私は死者蘇生を使うわ。CNo.107を蘇生。」
自分のライフが少ない。手札は尽きた。自分のフィールドには3枚のカード。黄蜂はNo.107で攻撃してきた。これは何も抵抗できず破壊させる。が、これでいいのだ。別にバ〇ボンのパパではない。
「いくぜ!俺は罠カード。シャドーノイズ・サイコシスを発動!こいつはな相手にモンスターを破壊されたとき使えるカード。効果はな…墓地のシャドーノイズを特殊召喚するんだ。」
「なるほど…。私のモンスターは効果を使えなかった。さて、何を出す?」
「シャドーノイズ・スリープ。シャドーノイズ・ラブ。シャドーノイズ・サァドの3体だ。それぞれの効果で相手フィールドにシャドーノイズトークンを3体。俺のフィールドにシャドーノイズトークンを1体出す。」
「なら、CNo.107…シャドーノイズ・ラブに攻撃!」
「ふっ。シャドーノイズ・マインドコントロール発動。これはフィールドに存在するトークン3体をリリースし、相手フィールドに存在するモンスターのコントロールを得る。俺は…お前のフィールドのトークン3体をリリースして、CNo.107のコントロールを得るぜ!」
「くそっ…エンド。」
少し見えてきた。しかしまだ気が緩めない。自分にターンが回ってきた。ドローをする。
「シャドーノイズ・ラブ。シャドーノイズ・サァド。シャドーノイズ・スリープを攻撃表示にして、CNo.107でNo.107に攻撃!続けてシャドーノイズ・スリープ。シャドーノイズ・サァド。シャドーノイズ・ラブで攻撃。」
「ぐっ…。」
「最後は…シャドーノイズトークンで攻撃だ。」
なんとか勝てた。黄蜂の様子を見てみる。あんがい可愛らしい。おっとそんな考えでは夢月に疑われてしまう。酷ければ介錯される。解釈してくれるか。目が覚めたようだ。
「んぁっ…人でなし…変態。」
「バカなこと言うな…。俺が会計してるとき何があった。」
「少しでも信用されるようにしなくちゃとか、そうね。これからの豊富的な物を考えてたら何かが近づくような感覚になって…そこからは…。」
「そうか…。これから変わろうとする自分に怠惰のこのカードがみたいな感じか。」
そして、現れた黒いモヤ。No.101~No.107に取りつかれた人が最後に倒さなくてはならないモヤ。けじめみたいなものだろう。
「人は…信じられない。また、裏切られる。」
「うっ…」
「また、騙される。心が傷つく。それは嫌でしょ?」
黒いモヤが言葉で攻めていく。それに怯む黄蜂…しかし変わりたいと言うのは伊月が見ても感じた。
「私は…私は変わる!例え裏切られても!騙されても!心が傷ついても!一人でも味方になってくれる人がいる!優衣や鈴菜がいる!」
「そいつらも裏切られる…私は知ってる。」
「違う!裏切らない!…私の大切な人。」
「裏切られる…心が傷つく。」
「うるさい…うるさいうるさいうるさい!」
銃をコートから出して黒いモヤに向けて撃つ。黒いモヤは消えたが黄蜂の心には蟠りがあった。
「亜人がなんだ。過去がなんだ…」
「あれでいいのか?」
「うるさい!」
黄蜂の目には涙が見えた。普段はそんな顔をしない。いつも人を見下すような目…言い方。自分から嫌われにいく一人が嫌いな人。こんなときは、優しく抱き締めるべきなのだが俺には彼女…夢月暦がいる。そんなことをしてしまっては関係が壊れそうになる。
「なぁ、帰ろうか。」
「可憐な女の子にが泣いてるのにそれはどうかと思うわ。」
「可憐ねぇ…ほら、おいてくぞ…」
黄蜂が背中に抱きついてきたのを感じた。すすり泣きもしているのだろうか。背中が湿ってる。俺はそれを気にせずに歩く。すると俺の背中に抱きついたままついてくる。小動物にもにている。
~蕪木の屋敷の門の前~
恥ずかしかったが俺は黄蜂を駅まで背中に抱きつかせ黄蜂を引き剥がし電車に乗って、ここまで来た。黄蜂には蜂のようなぬいぐるみを渡し、帰らせた。にしてもこの門は何か迫力が違うような…。
「せいやぁっ!」
「どうした?俺はまだ左腕しか使ってないぞ。今までの修行の成果はそんなものか?」
また、何かしてる勝手に入って庭を見てみると夢月暦と蕪木が戦っていた。刀と刀の音がする。へとへとな夢月に対して余裕な蕪木。ただ単にちゃらんぽらんしてるわけではないようだ。あっ…夢月が弾き飛ばされぐったりしてしまった。
「これにて今日の修行は終わりとする。ありがとうございました。」
「ありがとう…ございました…。」
「危ない!」
俺は倒れそうな夢月をかばうように体を支えた。
「おっ…いらっしゃい。今日はゆっくりしていきな。」
「今日はってあと渡し物してから帰るつもりだったんですが…。」
「あぁ…い、伊月…か。」
「夢月。彼氏なんだろ?汗を流せば良いよ。」
夢月はすぐさま入浴しに行った。俺は蕪木さんと居間で待つことになった。
「あの…」
「何であの修行をしていたか?もしものためさ。」
「あ、はい。」
何か全てを見透かされている気分だ。この人は苦手なんだ…。廊下から綺麗な声と共に夢月が現れた。
「伊月…。わ、わたしの部屋…来ぬか?」
「あ、あぁ…邪魔するよ…。それでは…。」
俺は蕪木がいる居間を後にして夢月の部屋に行った。
~夢月の部屋~
毎度来ても部屋が物置レベルに小さい。だから自然と密着する。未だにどきどきする。
「あ、夢月。今日はこれを渡しに来ただけなんだ。」
ここで買ってきた猫のぬいぐるみを渡してみる。
「うむ。とても嬉しい!ありがとう。伊月ぃ~♪」
蕪木の前ではしないような行動だ。こんなにベタベタしてくるなんて。
「お、おれ、帰るからさ…。」
立ち上がろうとした時、夢月に服を引っ張られた。ほほを赤らめながらだった。その時何をしたいかはわかった。俺は…。
~数時間後の夢月の部屋~
私は伊月が帰ったあとの部屋でしゃがみこんでいた。自分の誘惑に対して伊月は「ごめんな。今はまだその時ではない」といい。帰ってしまった。隣には伊月が買ってくれたぬいぐるみがある。寂しそうな顔をしつつ。まだその時ではないのならその時が来るまで待とうと心に語った。
「伊月…私はお主が好きだ。伊月はどうなのか…。」
~伊月の家~
「良いのかよ。」
黒伊月か。自分が布団に潜るなり黒伊月が影の中から出てきた。
「うるせーよ。まだその時じゃないからだよ。」
「だっせ。」
俺はわざと寝たふりをして黒伊月が去るのと…先程の自身の回答について考えていた。これで正しいのかを…。
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86 | 62話 人浪 | 951 | 0 | 2016-07-03 | - | |
45 | 63話 魂のままに | 854 | 0 | 2016-07-10 | - | |
60 | 64話 歪んだ正義感 | 948 | 0 | 2016-07-17 | - | |
96 | 65話 天に舞う乙女の声 | 909 | 0 | 2016-07-24 | - | |
101 | 66話 家族との時間 | 1021 | 0 | 2016-07-27 | - | |
127 | 67話 5番目の憤怒 | 926 | 0 | 2016-07-31 | - | |
107 | 68話 怒りの果て | 890 | 0 | 2016-08-03 | - | |
90 | 69話 懐かしき日 | 866 | 0 | 2016-08-07 | - | |
92 | 70話 タカミネコーポレーション | 961 | 0 | 2016-08-10 | - | |
105 | 71話 怒りに引かれる | 1002 | 0 | 2016-08-14 | - | |
100 | 72話 2番目の色欲 | 891 | 0 | 2016-08-17 | - | |
108 | 73話 色欲の果て | 894 | 0 | 2016-08-21 | - | |
96 | 74話 空に咲く大輪 | 898 | 0 | 2016-08-24 | - | |
41 | 75話 妖風と花札 | 930 | 1 | 2016-08-28 | - | |
119 | 76話 4番目の強欲 | 865 | 0 | 2016-09-04 | - | |
99 | 77話 強欲の果て | 828 | 0 | 2016-09-07 | - | |
92 | 78話 だぁ~れだ | 836 | 0 | 2016-09-11 | - | |
113 | 79話 神隠し | 858 | 0 | 2016-09-14 | - | |
85 | 80話 球技大会 | 766 | 0 | 2016-09-18 | - | |
107 | 81話 コートの神速 | 720 | 0 | 2016-09-21 | - | |
105 | 82話 決勝戦第1試合終了 | 763 | 0 | 2016-09-25 | - | |
88 | 83話 氷結と烈火 | 712 | 0 | 2016-09-28 | - | |
116 | 84話 ハプニング | 801 | 0 | 2016-10-02 | - | |
64 | 85話 3番目の嫉妬 | 809 | 0 | 2016-10-05 | - | |
85 | 86話 嫉妬の果て | 825 | 0 | 2016-10-09 | - | |
78 | 87話 蜻蛉と花札 | 715 | 0 | 2016-10-16 | - | |
60 | 88話 1番目の悪食 | 821 | 0 | 2016-10-19 | - | |
81 | 89話 悪食の果て | 844 | 0 | 2016-10-23 | - | |
94 | 90話 雑談話 | 663 | 0 | 2016-10-26 | - | |
110 | 91話 ハロウィン | 839 | 0 | 2016-10-30 | - | |
119 | 92話 6番目の傲慢 | 896 | 0 | 2016-11-02 | - | |
103 | 93話 傲慢の果て | 840 | 0 | 2016-11-06 | - | |
45 | 94話 体育祭が近い | 782 | 0 | 2016-11-13 | - | |
85 | 95話 真保フラスコ | 782 | 0 | 2016-11-16 | - | |
114 | 96話 シラヌシの花 | 828 | 0 | 2016-11-20 | - | |
99 | 97話 体育祭 | 756 | 0 | 2016-11-23 | - | |
57 | 98話 午後の競技 | 715 | 0 | 2016-11-27 | - | |
108 | 99話 アストライアーに来客 | 914 | 0 | 2016-11-30 | - | |
69 | 100話 こちらは暇ですよ~ | 780 | 0 | 2016-12-04 | - | |
79 | 101話 厄日 | 694 | 0 | 2016-12-07 | - | |
95 | 102話 助けてください | 827 | 0 | 2016-12-11 | - | |
58 | 103話 性癖 | 880 | 0 | 2016-12-14 | - | |
116 | 104話 氷の蜂 | 858 | 0 | 2016-12-18 | - | |
124 | 105話 黄蜂ブリザード | 829 | 0 | 2016-12-21 | - | |
137 | 106話 それぞれのクリスマス | 780 | 0 | 2016-12-26 | - | |
129 | 107話 ヘイル・ブリザード | 840 | 0 | 2016-12-28 | - | |
105 | 108話 日の出 | 842 | 0 | 2017-01-02 | - | |
97 | 109話 7番目の怠惰 | 737 | 0 | 2017-01-04 | - | |
101 | 110話 怠惰の果て | 824 | 0 | 2017-01-08 | - | |
101 | 111話 ハイスクールデンジャー | 811 | 0 | 2017-01-11 | - | |
75 | 112話 ハイスクールクライシス | 720 | 0 | 2017-01-15 | - | |
71 | 113話 ハイスクールサプライズ | 630 | 0 | 2017-01-18 | - | |
65 | 114話 ハイスクールデッド | 670 | 0 | 2017-01-22 | - | |
80 | 115話 No.ネットワーク再起動 | 725 | 0 | 2017-01-26 | - | |
119 | 116話 戦いの始まり | 747 | 0 | 2017-01-29 | - | |
89 | 117話 この戦いの目的 | 774 | 0 | 2017-02-01 | - | |
122 | 118話 桜華氷結 | 903 | 0 | 2017-02-05 | - | |
91 | 119話 君のために | 626 | 0 | 2017-02-08 | - | |
142 | 120話 散る雷光 | 959 | 0 | 2017-02-15 | - | |
81 | 121話 咲く烈火 | 833 | 0 | 2017-02-19 | - | |
64 | 122話 烈火雷光 | 695 | 0 | 2017-02-23 | - | |
92 | 123話 永久に捧げる許し合いの歌 | 623 | 0 | 2017-02-27 | - | |
117 | 124話 月に写る兎 | 927 | 0 | 2017-03-01 | - | |
118 | 125話 二人のサイコデュエリスト | 767 | 0 | 2017-03-06 | - | |
127 | 126話 狂気の中の光 | 662 | 0 | 2017-03-09 | - | |
121 | 127話 背負うべき罪 | 799 | 0 | 2017-03-12 | - | |
166 | 128話 ノースウェムコ | 885 | 0 | 2017-03-20 | - | |
98 | 129話 終息 | 737 | 0 | 2017-03-22 | - | |
118 | 130話 新たな旅立ち | 767 | 0 | 2017-03-26 | - | |
170 | 131話 雑談 /0枚目 闇を司る影 | 1411 | 0 | 2017-03-29 | - |
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- 2024/03/23 新商品 QUARTER CENTURY CHRONICLE side:PRIDE カードリスト 追加。
- 04/20 11:07 評価 8点 《パワー・ボンド》「《リミッター解除》と並ぶ機械族の必殺カード…
- 04/20 11:05 デッキ 《宣告者の神巫女》採用型【粛声】
- 04/20 11:01 評価 8点 《封印されし者の右腕》「遊戯王カードじゃんけんで使えるカード。…
- 04/20 10:55 評価 5点 《融合呪印生物-光》「3つの属性にそれぞれ登場した「融合呪印生…
- 04/20 10:47 評価 3点 《D・D・M》「手札コスト1枚と引き換えに除外状態の自分のモン…
- 04/20 10:46 評価 6点 《ゴキボール》「遊戯王ゴキブリモンスター界の原点にして頂点。実…
- 04/20 10:41 評価 7点 《転轍地点》「トロッコ問題を効果で再現したような通常罠。 相手…
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- 04/20 10:30 評価 6点 《エンペラー・オーダー》「お互いのモンスターが持つ自身が場に召…
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- 04/20 10:17 評価 3点 《次元合成師》「【次元帝】としての要素も持っている帝王ストラク…
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- 04/20 09:14 評価 4点 《四獣層ウォンキー》「送り付けてバーンダメージとサンダーボルト…
- 04/20 09:03 評価 4点 《ミラァと燐寸之仔》「ミラーマッチの後攻を想定したカードで、結…
- 04/20 08:33 評価 8点 《深淵の獣バルドレイク》「ビーステッドの追加組。 固有効果は特…
- 04/20 08:32 評価 8点 《朔夜しぐれ》「モンスター効果を無効にする手札誘発で、《無限泡…
- 04/20 08:12 評価 3点 《スリーカード》「3枚「まで」ではなく3枚限定という融通の利かな…
- 04/20 07:46 評価 1点 《サイバネティック・ヒドゥン・テクノロジー》「サイドラと引き換…
- 04/20 07:41 評価 1点 《カイザー・サクリファイス》「アドバンス召喚のためのリリースに…
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