交流(共通)
メインメニュー
クリエイトメニュー
- 遊戯王デッキメーカー
- 遊戯王オリカメーカー
- 遊戯王オリカ掲示板
- 遊戯王オリカカテゴリ一覧
- 遊戯王SS投稿
- 遊戯王SS一覧
- 遊戯王川柳メーカー
- 遊戯王川柳一覧
- 遊戯王ボケメーカー
- 遊戯王ボケ一覧
- 遊戯王イラスト・漫画
その他
遊戯王ランキング
注目カードランクング
カード種類 最強カードランキング
● 通常モンスター
● 効果モンスター
● 融合モンスター
● 儀式モンスター
● シンクロモンスター
● エクシーズモンスター
● スピリットモンスター
● ユニオンモンスター
● デュアルモンスター
● チューナーモンスター
● トゥーンモンスター
● ペンデュラムモンスター
● リンクモンスター
● リバースモンスター
● 通常魔法
永続魔法
装備魔法
速攻魔法
フィールド魔法
儀式魔法
● 通常罠
永続罠
カウンター罠
種族 最強モンスターランキング
● 悪魔族
● アンデット族
● 雷族
● 海竜族
● 岩石族
● 機械族
● 恐竜族
● 獣族
● 幻神獣族
● 昆虫族
● サイキック族
● 魚族
● 植物族
● 獣戦士族
● 戦士族
● 天使族
● 鳥獣族
● ドラゴン族
● 爬虫類族
● 炎族
● 魔法使い族
● 水族
● 創造神族
● 幻竜族
● サイバース族
● 幻想魔族
属性 最強モンスターランキング
レベル別最強モンスターランキング
レベル1最強モンスター
レベル2最強モンスター
レベル3最強モンスター
レベル4最強モンスター
レベル5最強モンスター
レベル6最強モンスター
レベル7最強モンスター
レベル8最強モンスター
レベル9最強モンスター
レベル10最強モンスター
レベル11最強モンスター
レベル12最強モンスター
デッキランキング
第7話 熱血のライバル 作:いちごT
--- --- --- --- --- --- --- --- --- --- --- --- --- ---
前回のあらすじ
遊飛たちがアカデミア生活にも慣れた頃、景介に恋する少女「須藤香夜」の勘違いによりちよはデュエルを挑まれる。一果や香夜の友人たちの立会いのもと接戦に打ち勝つちよ。そして香夜を叱咤したことで一果は異常に懐かれるのであった。
--- --- --- --- --- --- --- --- --- --- --- --- --- ---
5月も半ばに差し掛かろうという日のデュエルアカデミアの昼下がり。遊飛たちは珍しく休憩室ではない所で昼食を取っていた。
遊飛「どうだ?なかなかいい場所だろ。」
景介「うん。よくこんなとこ見つけたね。見晴らしもいいし。」
階段をいくつも上がったところにあるアカデミア校舎の真正面に位置する高台である。
遊飛「だろ?この前サボってる時に偶然見つけたんだぜ!」
一果「おい。」
ちよ「サボっちゃダメだよ伴くん。今日もこの後テストだって久城先生言ってたじゃない…」
遊飛「げ…そうだった………つーかさ。」
景介「ん?」
遊飛「こいつら誰?」
一果「こいつら?……うっ!?」
一果の振り向いた先にはいつの間にか須藤香夜とその友人2人がお弁当を持って立っていた。
香夜「お姉様ったらこんなとこに…探したんだから!」
一果「な…ななな…なんでここに!?」
香夜「私とお姉様は愛の絆で繋がっているから引き合う運命なの。」
一果「意味がわからん。まったく意味がわからん。」
香夜「それで私、お姉様のためにお弁当を作ってきたの…」
香夜は一果の隣に座って弁当を広げ始める。
一果「だいたいお前あんだけ泣いてたくせに景介はどうした? ほらここにいるぞ!」
景介「んぐ?」
ビシッと自分を指差してくる一果に景介はパンを頬張りながら視線を向ける。そんな景介に対して香夜が口を開く。
香夜「ごめんなさい景介くん。私、運命の人が誰か気づいてしまったの。だから…だから私のことは諦めて。」
景介「………なにこれ?僕告白すらしてない相手にフラれたんだけど。」
003「あははは! ドンマイドンマイ。元気だしなよ。」
一果「なんだそりゃ!? おい2番3番! あんたらもファンクラブだったんじゃないの?これでいいのかよ。」
003「そうだけど、あれは手伝いみたいなものだからね〜。私たちは別にこの人にきょーみないし! ね?」
002「え…あ…はぁ…」
景介「なんで僕がこんな言われようを……」
003「ドンマイ、一応イケメンだからさ。てゆーか一果ちゃんには名前教えたじゃん! 番号で呼ばないでよ〜。私は明石ルイ。2番のこっちは大戸しいなちゃんだよ。」
しいな「で、です。」
香夜「話も終わったことだしさっそく…はい、あーん。」
香夜が卵焼きを箸でつまみ一果の口元まで運んでくる。一果は一旦顔を背けようとするが好意で作ってくれたものなので諦めて食べることにした。
一果「…ったくしょうがない。んぐんぐ………うまっ!?」
香夜「ほんと!? やったあ!!」
香夜は卵焼きの予想外の美味しさに驚く一果を見て両手を挙げて喜ぶ。
ルイ「香夜ちゃん料理とかすっごく上手なんだ〜。」
しいな「はい、クッキーもよく作ってくれるんです。」
一果「前にアタシにクッキーくれたけどまさかアレ手作りか!? 何気に凄いんだな香夜。」
香夜「っはあん!! お姉様が褒めてくれただけじゃなく名前まで…ハア…呼んでくれた!! ハア…ハア…」
荒い息をしながら胸を押さえて悶える香夜に一果はドン引きである。
一果「そういうところがなきゃなあ……」
遊飛「そんな美味いなら俺にもくれよ!」
しれっと弁当箱に手を伸ばす遊飛。しかし手が届く直前、顔の前に拳が突き出される。恐る恐るその手の出た先を見ると鬼のような形相の香夜がいた。
香夜「これは私がお姉様のために作ったお弁当よ…どこの誰だか知らないやつが手ェ出してんじゃないわよ!!」
遊飛「………わ、悪りぃ…」
一果「コラコラ。」
一果は遊飛に迫る香夜の襟首をむんずと掴んで引き寄せる。
香夜「あぁん! お姉様ったら強引なんだから♡」
一果「なんで嬉しそうなんだよ!?………せっかく作ってくれたんだからさ、みんなにも食べてもらいなよ?アタシはその方が良いと思うけどな。」
香夜「お姉様がそう言うんだったら……ほら、一品ずつだけならいいわよ!」
遊飛「やりい! 唐揚げいただきっ!!………うっま!!! 香夜! お前料理の天才だな!!」
香夜「あんた勝手に呼び捨てにすんじゃないわよ! 誰もいいなんて…」
ちよ「ホントだ! すっごく美味しい。 香夜ちゃん凄いんだね!」
遊飛に食ってかかる香夜の言葉を遮りちよが満面の笑みを彼女に向ける。それを見た香夜は顔を赤くしてしまう。
香夜「………そ、そりゃどうも!」
ルイ「ほら、香夜ちゃんって結構可愛げあるでしょ?だから冷たくしないであげてよお姉様。」
一果「あんたまでお姉様言うな!」
ー講義室ー
昼休みも終わり、オシリスレッドからオベリスクブルーまで1年生全員が集まる講義室の壇上にはいかつくも優しい男性教師、久城甚平がプリントの束片手に立っていた。
久城「では予告通り、この時間はデュエル学のテストを行う!!プリントを配られたら隣に回して待つように!!」
遊飛「………はあ…」
景介「あからさまに嫌そうなため息つかないでよ…僕まで気が滅入るから…」
遊飛「んなこと言ってもさあ…ヤなもんはヤなんだよ…」
景介「そんなの僕だって…ほら来たよ。」
遊飛は回って来たテスト用紙の束を景介から受け取り、隣に回す。
久城「全員に行き渡ったな。終わったものは退出してよいものとする。制限時間は60分、それではテスト始めえ!!」
久城はやたらと大声でテスト開始を宣言する。しばらくの間カリカリとペンの動く音だけが響く。20分ほど経過した頃、頭を抱えていた遊飛は1人の女子生徒が席を立つのを目にする。
遊飛(あいつは確か…なんとかアイカ…)
入学式の朝、アカデミアの船で出会った黒髪の少女、遠丹愛華である。講義室の後ろにあるドアに向かい段になっている通路を歩いていた彼女は遊飛と目が合うと笑顔で会釈をしながら出て行った。
しばらく後ろの方を見つめていたがテストの続きをするために前に向き直った時、目の前には腕を組んで仁王立ちしている久城の姿があった。
遊飛「あ…」
久城「伴遊飛よ…この久城の目の前で堂々とカンニングとはなかなか度胸があるじゃあないか。え?」
遊飛「い…いや〜それは…」
久城「真面目にやらんか真面目に!!」
遊飛「は、はいっ!!!」
遊飛は即座にペンを持ってテスト用紙とにらめっこを始める。それを後方から見つめるラーイエローの制服を着た生徒がいた。
ー数日後ー
遊飛「ええ!! 補習!?」
授業の後廊下で久城に呼び止められていた遊飛は素っ頓狂な声を上げる。その声に周りの生徒がざっと振り向く。
久城「そうだ! お前はこの前のテストで赤点をとっただけでなく普段から授業をサボることもあり、これから毎日デュエル学の補習が決まった。」
遊飛「決まったって…俺のデュエル学の先生はあんたじゃ…」
久城「んん!?」
遊飛「く、久城先生じゃ…」
久城「とにかく! これから俺の気の済むまで毎日補習だからな!!」
遊飛「そ、そんなの横暴だー!!」
久城「……と言いたいところだが…」
遊飛「へ?」
久城「まあお前は実技の方がなかなか優秀だからなあ。そこを評価して今回はチャンスを与えることにした。」
遊飛「よっしゃあ! 補習なし!! ありがとう先生!じゃあ…」
久城「待てい!!」
久城は颯爽と背を向け立ち去ろうとする遊飛の頭をわしっと掴み静止する。
久城「話を最後まで聞け!! 誰もタダでとは言っておらんわ!!」
遊飛「ええ!? マジかよ…」
久城「明日の実技の際、こちらで特別に選んだ相手とデュエルをしてもらう。それに勝てば…」
遊飛「っしゃあ! 強いやつと戦えて補習も免除ときたらやるっきゃないぜ!!」
久城「…まあお前には無用の心配だろうが対策デッキを組まれても困るのでな、相手はその時まで伏せておくぞ。」
遊飛「もちろんだぜ。楽しみにしてるからな!」
破格の条件に上機嫌になった遊飛はその場を後にする。相手は元チャンピオンだというあの少女か、はたまた入学式でプロを破ったあの生徒かと考えながら廊下の角を曲がった時、誰かとぶつかってしまう。その人はデッキを持っていたらしく、バラバラと床にカードが落ちていく。
遊飛「あ、悪い!」
???「いやすまない、こちらこそ前方不注意だった。」
シワも見当たらないキチッとしたラーイエローの制服をきた背の高い黒縁メガネの男がほぼ直角のおじぎをしてカードを拾おうと腰を落とす。
遊飛「俺も拾うの手伝うぜ!」
???「ありがたい。…む、君は…」
遊飛「どうかしたか?ほらよ。」
遊飛の顔を見て手を止めるメガネの男に全体の半数ほどのカードを手渡す。
???「いや、ありがとう。ところで君は伴遊飛くんではないか?」
遊飛「ああ! 確かに俺は伴遊飛だけどなんで知ってんだ?」
???「久城先生にカンニングを注意されていただろう!栄光あるデュエルアカデミアの生徒であればテストも小細工なしに臨まねばいけない!なに、しっかり勉強すればそんなことをしなくても良い点はとれるさ!!」
遊飛「あれは違うって!俺は別にカンニングなんて……」
???「そうだ! これから僕とデュエル学の勉強をしよう!! 教科書は持ってるだろ?早速行こうじゃないか!!」
遊飛「は!?」
メガネの男は有無を言わさず遊飛の腕を掴み休憩室を目指して歩き出す。なんとか引き剥がそうとするが力が強く、そのまま連れていかれてしまう。
遊飛「どうしてこうなった……」
教科書と問題集を目の前にして休憩室の机に向かう遊飛。その隣にはぴったりとくっつくようにメガネの男が座っている。
???「紹介が遅れたね。僕の名前は浦木桃李(うらき とうり)。ラーイエローの1年生だ。」
遊飛「お、おう。」
桃李「では早速教科書の11ページを開いて…」
それからラーイエローの浦木桃李は遊飛にデュエル学を日の暮れるまでスパルタで教え込んだ。
「違う! このモンスターの効果は…」
「この処理順は…」
「何故同じところを間違える!だからここは…」
「ここからここまでもう一度!!」
遊飛「ぎゃああああ!!!」
ー翌日ー
景介「実技の時間なのにやけに元気ないね遊飛くん。いつもならうるさいくらいなのに…」
遊飛「……チェーン……タイミング……効果……」
先日の猛勉強で遊飛の頭はデュエル関連の用語などで埋め尽くされすっかり元気を失っていた。
ちよ「伴くんどうしちゃったのかな…」
一果「さあ?でもどうせ能天気な遊飛のことだからすぐに治るっしょ。」
ちよ「そうだといいんだけど…」
そんな心配をしている中、久城から声がかかる。
久城「では次、伴遊飛! 1番コートに入れ!」
しかし遊飛は全く聞こえていないのかその呼びかけに応じることはなくまだぶつぶつと念仏のように何かをつぶやき続けている。
ちよ「ば、伴くん!呼ばれてるよ!」
遊飛「………え?うおっ!どうしたちよ!?」
耳元で叫ばれて我にかえった遊飛はすぐ目の前にいるちよに驚き飛び跳ねる。しかしすぐにちよが恐る恐る指差していることに気づきそちらを向くとひたいに青筋を浮かべた久城甚平が笑いながらこちらを見ていた。
遊飛「あ、あの…何か?」
久城「何か?じゃなああい!! ぼけっとしとらんで早く来んかあ!!!」
遊飛「は。はいぃっ!!」
やっと1番コートに立つ遊飛。
久城「まったく。実技の時間にやる気
がないなんてお前らしくもない。その辺のキノコでも食って腹でも壊したか?」
遊飛「先生は俺を野生動物か何かだと思ってるんですか?」
久城「似たようなもんだろ。」
遊飛「マジか…」
久城「とにかくデュエルを始めるぞ。相手はもう準備オーケーだ。」
遊飛「おう!どんな奴……ってええ!?」
遊飛は自分の正面に立つ人物を見て声を上げる。それは先日遊飛を勉強漬けにした張本人である浦木桃李その人が立っていたからであった。
桃李「やあ遊飛くん!」
遊飛「相手って桃李かよ…」
久城「なんだ知り合いだったのか?」
桃李「ええ、ですが心配無用です! 彼とはまだデュエルしたことはありませんから!!」
久城「なら安心だ。この浦木は座学において1年生ではトップの成績を誇る生徒だ。それに実技も優秀でお前の相手にはうってつけだと思うぞ。」
一果「なんだ?やたら声のでかい奴が出てきたな…」
ちよ「学年トップ…すごい人なんですね。」
景介「暑苦しいガリ勉って鬱陶しくて苦手なんだよね…」
一果「こらこら毒を吐くな毒を…」
遊飛「まあ強えならなんでもいいや! よし!行くぜ!」
桃李「ああ! オベリスクブルーの生徒を倒したという君の実力、見せてもらおう!!」
遊飛「臨むところだ!!」
二人はデュエルディスクを起動し5枚のカードを引き臨戦態勢をとる。
伴遊飛 LP4000 VS 浦木桃李 LP4000
デュエル!!!!
遊飛「先行はもらうぜ! 俺は『機動獣-トータス』を攻撃表示で召喚。」
・機動獣-トータス 攻500守1800
キャノン砲を背負ったリクガメ型の機動獣。
遊飛「『トータス』の効果発動! 1ターンに1度相手に500ポイントのダメージを与える!」
放たれた砲弾が弧を描き、桃李に直撃する。
桃李「先行1ターン目からダメージを与えてくるとはやるじゃないか!! しかし攻撃表示なのはミスではないか?」
遊飛「それはどうかな。 カードを1枚伏せてターンエンド。」
桃李「僕のターン、ドロー!! 『I・HERO(イマジンヒーロー)ピーチソードマン』召喚!」
・I・HEROピーチソードマン ☆4 攻1800守1000
桃を彷彿とさせる鎧を着た戦士のモンスターが現れる。その手には立派な刀を持っている。
ちよ「ヒ…ヒーロー…」
遊飛「も、桃太郎?」
桃李「その通り! さあ行くぞ『ピーチソードマン』の効果発動!! 召喚時にデッキから装備魔法『きびだんご』を手札に加える。」
桃李「そしてそのまま『ピーチソードマン』に装備して効果発動。1ターンに1度デッキからレベル3以下のイマジンと名のつくモンスターを特殊召喚する。来たまえ!『イマジンドッグ』」
・イマジンドッグ ☆3 攻1200守300
桃のマークのハチマキを巻いた小型犬のモンスターが現れワンと吠える。
桃李「ちなみに『きびだんご』の効果は後2回まで使えるぞ。」
桃李「『ピーチソードマン』の攻撃力
は場のレベル3以下のイマジンモンスター1体につき400アップする。さらに『イマジンドッグ』は『ピーチソードマン』にモンスター効果の対象にならない効果を付与するぞ。」
・I・HEROピーチソードマン 攻1800→攻2200
遊飛「サポートモンスターってことか…」
桃李「ではバトルフェイズだ。『ピーチソードマン』で『機動獣-トータス』に攻撃!」
遊飛「『トータス』の効果発動! 攻撃を受ける時に守備表示に変更できる。」
桃李「だが数値は勝っている!」
防御姿勢をとる『トータス』に対し剣士は刀を振り下ろす。その鋭い一閃に装甲は両断されてしまう。
桃李「『イマジンドッグ』でダイレクトアタック!」
遊飛「ぐっ…」
遊飛 LP4000→LP2800
桃李「さあ遊飛くん! 君はこんなもんじゃないだろう?」
遊飛「当然! 俺はデュエルキングを超える男だぜ?」
桃李「デュエルキングを超える……ハハハハ!! ……僕もだ! さあ、かかって来たまえ!!」
続く
--- --- --- --- --- --- --- --- --- --- --- --- --- ---
次回予告
ちよ「補習免除をかけて始まった伴くんのデュエル。でも相手の人は伴くんの攻撃をものともしないでどんどんモンスターを増やしていっちゃう。どうやってあのコンボを破ればいいの?」
ちよ「次回、『放て、ビッグバン!!』デュ、デュエルスタンバイ!」
--- --- --- --- --- --- --- --- --- --- --- --- --- ---
いろんな人のSS見てるとオリカ面白い効果だなあとかデュエルの展開上手いなあとか思うのですけどよく思うのは『筆はやっ!?』です。
前回のあらすじ
遊飛たちがアカデミア生活にも慣れた頃、景介に恋する少女「須藤香夜」の勘違いによりちよはデュエルを挑まれる。一果や香夜の友人たちの立会いのもと接戦に打ち勝つちよ。そして香夜を叱咤したことで一果は異常に懐かれるのであった。
--- --- --- --- --- --- --- --- --- --- --- --- --- ---
5月も半ばに差し掛かろうという日のデュエルアカデミアの昼下がり。遊飛たちは珍しく休憩室ではない所で昼食を取っていた。
遊飛「どうだ?なかなかいい場所だろ。」
景介「うん。よくこんなとこ見つけたね。見晴らしもいいし。」
階段をいくつも上がったところにあるアカデミア校舎の真正面に位置する高台である。
遊飛「だろ?この前サボってる時に偶然見つけたんだぜ!」
一果「おい。」
ちよ「サボっちゃダメだよ伴くん。今日もこの後テストだって久城先生言ってたじゃない…」
遊飛「げ…そうだった………つーかさ。」
景介「ん?」
遊飛「こいつら誰?」
一果「こいつら?……うっ!?」
一果の振り向いた先にはいつの間にか須藤香夜とその友人2人がお弁当を持って立っていた。
香夜「お姉様ったらこんなとこに…探したんだから!」
一果「な…ななな…なんでここに!?」
香夜「私とお姉様は愛の絆で繋がっているから引き合う運命なの。」
一果「意味がわからん。まったく意味がわからん。」
香夜「それで私、お姉様のためにお弁当を作ってきたの…」
香夜は一果の隣に座って弁当を広げ始める。
一果「だいたいお前あんだけ泣いてたくせに景介はどうした? ほらここにいるぞ!」
景介「んぐ?」
ビシッと自分を指差してくる一果に景介はパンを頬張りながら視線を向ける。そんな景介に対して香夜が口を開く。
香夜「ごめんなさい景介くん。私、運命の人が誰か気づいてしまったの。だから…だから私のことは諦めて。」
景介「………なにこれ?僕告白すらしてない相手にフラれたんだけど。」
003「あははは! ドンマイドンマイ。元気だしなよ。」
一果「なんだそりゃ!? おい2番3番! あんたらもファンクラブだったんじゃないの?これでいいのかよ。」
003「そうだけど、あれは手伝いみたいなものだからね〜。私たちは別にこの人にきょーみないし! ね?」
002「え…あ…はぁ…」
景介「なんで僕がこんな言われようを……」
003「ドンマイ、一応イケメンだからさ。てゆーか一果ちゃんには名前教えたじゃん! 番号で呼ばないでよ〜。私は明石ルイ。2番のこっちは大戸しいなちゃんだよ。」
しいな「で、です。」
香夜「話も終わったことだしさっそく…はい、あーん。」
香夜が卵焼きを箸でつまみ一果の口元まで運んでくる。一果は一旦顔を背けようとするが好意で作ってくれたものなので諦めて食べることにした。
一果「…ったくしょうがない。んぐんぐ………うまっ!?」
香夜「ほんと!? やったあ!!」
香夜は卵焼きの予想外の美味しさに驚く一果を見て両手を挙げて喜ぶ。
ルイ「香夜ちゃん料理とかすっごく上手なんだ〜。」
しいな「はい、クッキーもよく作ってくれるんです。」
一果「前にアタシにクッキーくれたけどまさかアレ手作りか!? 何気に凄いんだな香夜。」
香夜「っはあん!! お姉様が褒めてくれただけじゃなく名前まで…ハア…呼んでくれた!! ハア…ハア…」
荒い息をしながら胸を押さえて悶える香夜に一果はドン引きである。
一果「そういうところがなきゃなあ……」
遊飛「そんな美味いなら俺にもくれよ!」
しれっと弁当箱に手を伸ばす遊飛。しかし手が届く直前、顔の前に拳が突き出される。恐る恐るその手の出た先を見ると鬼のような形相の香夜がいた。
香夜「これは私がお姉様のために作ったお弁当よ…どこの誰だか知らないやつが手ェ出してんじゃないわよ!!」
遊飛「………わ、悪りぃ…」
一果「コラコラ。」
一果は遊飛に迫る香夜の襟首をむんずと掴んで引き寄せる。
香夜「あぁん! お姉様ったら強引なんだから♡」
一果「なんで嬉しそうなんだよ!?………せっかく作ってくれたんだからさ、みんなにも食べてもらいなよ?アタシはその方が良いと思うけどな。」
香夜「お姉様がそう言うんだったら……ほら、一品ずつだけならいいわよ!」
遊飛「やりい! 唐揚げいただきっ!!………うっま!!! 香夜! お前料理の天才だな!!」
香夜「あんた勝手に呼び捨てにすんじゃないわよ! 誰もいいなんて…」
ちよ「ホントだ! すっごく美味しい。 香夜ちゃん凄いんだね!」
遊飛に食ってかかる香夜の言葉を遮りちよが満面の笑みを彼女に向ける。それを見た香夜は顔を赤くしてしまう。
香夜「………そ、そりゃどうも!」
ルイ「ほら、香夜ちゃんって結構可愛げあるでしょ?だから冷たくしないであげてよお姉様。」
一果「あんたまでお姉様言うな!」
ー講義室ー
昼休みも終わり、オシリスレッドからオベリスクブルーまで1年生全員が集まる講義室の壇上にはいかつくも優しい男性教師、久城甚平がプリントの束片手に立っていた。
久城「では予告通り、この時間はデュエル学のテストを行う!!プリントを配られたら隣に回して待つように!!」
遊飛「………はあ…」
景介「あからさまに嫌そうなため息つかないでよ…僕まで気が滅入るから…」
遊飛「んなこと言ってもさあ…ヤなもんはヤなんだよ…」
景介「そんなの僕だって…ほら来たよ。」
遊飛は回って来たテスト用紙の束を景介から受け取り、隣に回す。
久城「全員に行き渡ったな。終わったものは退出してよいものとする。制限時間は60分、それではテスト始めえ!!」
久城はやたらと大声でテスト開始を宣言する。しばらくの間カリカリとペンの動く音だけが響く。20分ほど経過した頃、頭を抱えていた遊飛は1人の女子生徒が席を立つのを目にする。
遊飛(あいつは確か…なんとかアイカ…)
入学式の朝、アカデミアの船で出会った黒髪の少女、遠丹愛華である。講義室の後ろにあるドアに向かい段になっている通路を歩いていた彼女は遊飛と目が合うと笑顔で会釈をしながら出て行った。
しばらく後ろの方を見つめていたがテストの続きをするために前に向き直った時、目の前には腕を組んで仁王立ちしている久城の姿があった。
遊飛「あ…」
久城「伴遊飛よ…この久城の目の前で堂々とカンニングとはなかなか度胸があるじゃあないか。え?」
遊飛「い…いや〜それは…」
久城「真面目にやらんか真面目に!!」
遊飛「は、はいっ!!!」
遊飛は即座にペンを持ってテスト用紙とにらめっこを始める。それを後方から見つめるラーイエローの制服を着た生徒がいた。
ー数日後ー
遊飛「ええ!! 補習!?」
授業の後廊下で久城に呼び止められていた遊飛は素っ頓狂な声を上げる。その声に周りの生徒がざっと振り向く。
久城「そうだ! お前はこの前のテストで赤点をとっただけでなく普段から授業をサボることもあり、これから毎日デュエル学の補習が決まった。」
遊飛「決まったって…俺のデュエル学の先生はあんたじゃ…」
久城「んん!?」
遊飛「く、久城先生じゃ…」
久城「とにかく! これから俺の気の済むまで毎日補習だからな!!」
遊飛「そ、そんなの横暴だー!!」
久城「……と言いたいところだが…」
遊飛「へ?」
久城「まあお前は実技の方がなかなか優秀だからなあ。そこを評価して今回はチャンスを与えることにした。」
遊飛「よっしゃあ! 補習なし!! ありがとう先生!じゃあ…」
久城「待てい!!」
久城は颯爽と背を向け立ち去ろうとする遊飛の頭をわしっと掴み静止する。
久城「話を最後まで聞け!! 誰もタダでとは言っておらんわ!!」
遊飛「ええ!? マジかよ…」
久城「明日の実技の際、こちらで特別に選んだ相手とデュエルをしてもらう。それに勝てば…」
遊飛「っしゃあ! 強いやつと戦えて補習も免除ときたらやるっきゃないぜ!!」
久城「…まあお前には無用の心配だろうが対策デッキを組まれても困るのでな、相手はその時まで伏せておくぞ。」
遊飛「もちろんだぜ。楽しみにしてるからな!」
破格の条件に上機嫌になった遊飛はその場を後にする。相手は元チャンピオンだというあの少女か、はたまた入学式でプロを破ったあの生徒かと考えながら廊下の角を曲がった時、誰かとぶつかってしまう。その人はデッキを持っていたらしく、バラバラと床にカードが落ちていく。
遊飛「あ、悪い!」
???「いやすまない、こちらこそ前方不注意だった。」
シワも見当たらないキチッとしたラーイエローの制服をきた背の高い黒縁メガネの男がほぼ直角のおじぎをしてカードを拾おうと腰を落とす。
遊飛「俺も拾うの手伝うぜ!」
???「ありがたい。…む、君は…」
遊飛「どうかしたか?ほらよ。」
遊飛の顔を見て手を止めるメガネの男に全体の半数ほどのカードを手渡す。
???「いや、ありがとう。ところで君は伴遊飛くんではないか?」
遊飛「ああ! 確かに俺は伴遊飛だけどなんで知ってんだ?」
???「久城先生にカンニングを注意されていただろう!栄光あるデュエルアカデミアの生徒であればテストも小細工なしに臨まねばいけない!なに、しっかり勉強すればそんなことをしなくても良い点はとれるさ!!」
遊飛「あれは違うって!俺は別にカンニングなんて……」
???「そうだ! これから僕とデュエル学の勉強をしよう!! 教科書は持ってるだろ?早速行こうじゃないか!!」
遊飛「は!?」
メガネの男は有無を言わさず遊飛の腕を掴み休憩室を目指して歩き出す。なんとか引き剥がそうとするが力が強く、そのまま連れていかれてしまう。
遊飛「どうしてこうなった……」
教科書と問題集を目の前にして休憩室の机に向かう遊飛。その隣にはぴったりとくっつくようにメガネの男が座っている。
???「紹介が遅れたね。僕の名前は浦木桃李(うらき とうり)。ラーイエローの1年生だ。」
遊飛「お、おう。」
桃李「では早速教科書の11ページを開いて…」
それからラーイエローの浦木桃李は遊飛にデュエル学を日の暮れるまでスパルタで教え込んだ。
「違う! このモンスターの効果は…」
「この処理順は…」
「何故同じところを間違える!だからここは…」
「ここからここまでもう一度!!」
遊飛「ぎゃああああ!!!」
ー翌日ー
景介「実技の時間なのにやけに元気ないね遊飛くん。いつもならうるさいくらいなのに…」
遊飛「……チェーン……タイミング……効果……」
先日の猛勉強で遊飛の頭はデュエル関連の用語などで埋め尽くされすっかり元気を失っていた。
ちよ「伴くんどうしちゃったのかな…」
一果「さあ?でもどうせ能天気な遊飛のことだからすぐに治るっしょ。」
ちよ「そうだといいんだけど…」
そんな心配をしている中、久城から声がかかる。
久城「では次、伴遊飛! 1番コートに入れ!」
しかし遊飛は全く聞こえていないのかその呼びかけに応じることはなくまだぶつぶつと念仏のように何かをつぶやき続けている。
ちよ「ば、伴くん!呼ばれてるよ!」
遊飛「………え?うおっ!どうしたちよ!?」
耳元で叫ばれて我にかえった遊飛はすぐ目の前にいるちよに驚き飛び跳ねる。しかしすぐにちよが恐る恐る指差していることに気づきそちらを向くとひたいに青筋を浮かべた久城甚平が笑いながらこちらを見ていた。
遊飛「あ、あの…何か?」
久城「何か?じゃなああい!! ぼけっとしとらんで早く来んかあ!!!」
遊飛「は。はいぃっ!!」
やっと1番コートに立つ遊飛。
久城「まったく。実技の時間にやる気
がないなんてお前らしくもない。その辺のキノコでも食って腹でも壊したか?」
遊飛「先生は俺を野生動物か何かだと思ってるんですか?」
久城「似たようなもんだろ。」
遊飛「マジか…」
久城「とにかくデュエルを始めるぞ。相手はもう準備オーケーだ。」
遊飛「おう!どんな奴……ってええ!?」
遊飛は自分の正面に立つ人物を見て声を上げる。それは先日遊飛を勉強漬けにした張本人である浦木桃李その人が立っていたからであった。
桃李「やあ遊飛くん!」
遊飛「相手って桃李かよ…」
久城「なんだ知り合いだったのか?」
桃李「ええ、ですが心配無用です! 彼とはまだデュエルしたことはありませんから!!」
久城「なら安心だ。この浦木は座学において1年生ではトップの成績を誇る生徒だ。それに実技も優秀でお前の相手にはうってつけだと思うぞ。」
一果「なんだ?やたら声のでかい奴が出てきたな…」
ちよ「学年トップ…すごい人なんですね。」
景介「暑苦しいガリ勉って鬱陶しくて苦手なんだよね…」
一果「こらこら毒を吐くな毒を…」
遊飛「まあ強えならなんでもいいや! よし!行くぜ!」
桃李「ああ! オベリスクブルーの生徒を倒したという君の実力、見せてもらおう!!」
遊飛「臨むところだ!!」
二人はデュエルディスクを起動し5枚のカードを引き臨戦態勢をとる。
伴遊飛 LP4000 VS 浦木桃李 LP4000
デュエル!!!!
遊飛「先行はもらうぜ! 俺は『機動獣-トータス』を攻撃表示で召喚。」
・機動獣-トータス 攻500守1800
キャノン砲を背負ったリクガメ型の機動獣。
遊飛「『トータス』の効果発動! 1ターンに1度相手に500ポイントのダメージを与える!」
放たれた砲弾が弧を描き、桃李に直撃する。
桃李「先行1ターン目からダメージを与えてくるとはやるじゃないか!! しかし攻撃表示なのはミスではないか?」
遊飛「それはどうかな。 カードを1枚伏せてターンエンド。」
桃李「僕のターン、ドロー!! 『I・HERO(イマジンヒーロー)ピーチソードマン』召喚!」
・I・HEROピーチソードマン ☆4 攻1800守1000
桃を彷彿とさせる鎧を着た戦士のモンスターが現れる。その手には立派な刀を持っている。
ちよ「ヒ…ヒーロー…」
遊飛「も、桃太郎?」
桃李「その通り! さあ行くぞ『ピーチソードマン』の効果発動!! 召喚時にデッキから装備魔法『きびだんご』を手札に加える。」
桃李「そしてそのまま『ピーチソードマン』に装備して効果発動。1ターンに1度デッキからレベル3以下のイマジンと名のつくモンスターを特殊召喚する。来たまえ!『イマジンドッグ』」
・イマジンドッグ ☆3 攻1200守300
桃のマークのハチマキを巻いた小型犬のモンスターが現れワンと吠える。
桃李「ちなみに『きびだんご』の効果は後2回まで使えるぞ。」
桃李「『ピーチソードマン』の攻撃力
は場のレベル3以下のイマジンモンスター1体につき400アップする。さらに『イマジンドッグ』は『ピーチソードマン』にモンスター効果の対象にならない効果を付与するぞ。」
・I・HEROピーチソードマン 攻1800→攻2200
遊飛「サポートモンスターってことか…」
桃李「ではバトルフェイズだ。『ピーチソードマン』で『機動獣-トータス』に攻撃!」
遊飛「『トータス』の効果発動! 攻撃を受ける時に守備表示に変更できる。」
桃李「だが数値は勝っている!」
防御姿勢をとる『トータス』に対し剣士は刀を振り下ろす。その鋭い一閃に装甲は両断されてしまう。
桃李「『イマジンドッグ』でダイレクトアタック!」
遊飛「ぐっ…」
遊飛 LP4000→LP2800
桃李「さあ遊飛くん! 君はこんなもんじゃないだろう?」
遊飛「当然! 俺はデュエルキングを超える男だぜ?」
桃李「デュエルキングを超える……ハハハハ!! ……僕もだ! さあ、かかって来たまえ!!」
続く
--- --- --- --- --- --- --- --- --- --- --- --- --- ---
次回予告
ちよ「補習免除をかけて始まった伴くんのデュエル。でも相手の人は伴くんの攻撃をものともしないでどんどんモンスターを増やしていっちゃう。どうやってあのコンボを破ればいいの?」
ちよ「次回、『放て、ビッグバン!!』デュ、デュエルスタンバイ!」
--- --- --- --- --- --- --- --- --- --- --- --- --- ---
いろんな人のSS見てるとオリカ面白い効果だなあとかデュエルの展開上手いなあとか思うのですけどよく思うのは『筆はやっ!?』です。
現在のイイネ数 | 60 |
---|
↑ 作品をイイネと思ったらクリックしよう(1話につき1日1回イイネできます)
同シリーズ作品
イイネ | タイトル | 閲覧数 | コメ数 | 投稿日 | 操作 | |
---|---|---|---|---|---|---|
88 | 第1話 始まりの咆哮 | 1360 | 6 | 2016-10-30 | - | |
93 | 第2話 船上の挑戦者 | 1069 | 2 | 2016-11-04 | - | |
86 | 第3話 鋼の暴君 | 1110 | 6 | 2016-11-08 | - | |
104 | 第4話 波乱のエキシビション! | 1009 | 4 | 2016-11-13 | - | |
68 | 第5話 愛の戦士 | 998 | 4 | 2016-11-18 | - | |
77 | 第6話 光と闇の姫君!! | 989 | 6 | 2016-12-02 | - | |
60 | 第7話 熱血のライバル | 991 | 10 | 2016-12-11 | - | |
87 | 第8話 逆転のビッグバン | 907 | 10 | 2016-12-20 | - | |
107 | 第9話 昆虫使いの恩返し | 1066 | 5 | 2017-01-08 | - | |
111 | 第10話 一果の拳(おもい) | 951 | 9 | 2017-01-16 | - | |
97 | 第11話 勧誘の巨漢 | 920 | 5 | 2017-01-28 | - | |
114 | 第12話 大空の刃 | 981 | 4 | 2017-02-09 | - | |
137 | 第13話 愛ゆえの奮闘 | 1057 | 8 | 2017-06-19 | - | |
131 | 第14話 資格への狭き門 | 963 | 8 | 2017-07-02 | - | |
94 | 第15話 希望の魔法少女 | 1218 | 6 | 2017-11-16 | - | |
63 | 16話 遭遇の犬猿 | 842 | 4 | 2018-03-03 | - | |
78 | 17話 強さの証明 | 822 | 6 | 2018-09-06 | - | |
52 | 第18話 遠丹愛華の憂鬱 | 683 | 4 | 2018-10-14 | - | |
83 | 第19話 輝きの十二神使 | 953 | 4 | 2018-10-26 | - |
更新情報 - NEW -
- 2024/03/23 新商品 QUARTER CENTURY CHRONICLE side:PRIDE カードリスト 追加。
- 03/29 18:57 評価 9点 《氷水艇エーギロカシス》「《氷水啼エジル・ギュミル》、《相剣大…
- 03/29 18:42 評価 8点 《火霊媒師ヒータ》「お腹がかわいい 惚れました 2:1交換かつ…
- 03/29 17:25 評価 2点 《サイバー・エスパー》「 この性能のくせして何故かレリーフ仕様…
- 03/29 17:20 評価 10点 《旧神ノーデン》「かつて《簡易融合》がまだそれほどの罪を背負…
- 03/29 17:10 評価 6点 《カメンレオン》「召喚時に守備力0のモンスターを吊り上げる事が…
- 03/29 16:43 デッキ 最新のサンダー・ドラゴン
- 03/29 15:51 評価 2点 《魅惑の女王 LV7》「 このスケスケ衣装に美しい肌が魅惑なの…
- 03/29 15:48 評価 5点 《外神ナイアルラ》「フリー素材で2体素材の戦闘能力を持たない汎…
- 03/29 15:38 評価 2点 《魅惑の女王 LV5》「 このぶりっ子で何でもねだってきそうな…
- 03/29 15:37 一言 一応、海外でのアザトート規制要因にはラウンチも絡んでいたと言われて…
- 03/29 15:26 評価 2点 《魅惑の女王 LV3》「 この冷たそうな眼差しが魅惑なのかどう…
- 03/29 15:21 一言 直接的な要因は未界域の誘発ケア運用で間違いないと思います。後1ラウ…
- 03/29 14:56 評価 10点 《帝王の溶撃》「EX0枚でアドバンス召喚を行うデッキ以外では採用…
- 03/29 14:44 一言 4月か。アノ男の謹慎が解かれて帰ってくる可能性があるのか。 どうせ…
- 03/29 14:44 評価 10点 《ダスト・シュート》「ピーピングハンデスを行うことができる凶…
- 03/29 14:28 評価 10点 《強欲で金満な壺》「ぶっちゃけ準制限にした意味があったのか不…
- 03/29 14:22 評価 10点 《オルターガイスト・シルキタス》「ふわんだりぃずとかラビュリ…
- 03/29 14:19 評価 7点 《ドラゴンメイド・ラドリー》「 テーマのシナジーが非常に薄いこ…
- 03/29 14:17 評価 8点 《豊穣のアルテミス》「カウンター罠を発動すると1ドロ-可能なモ…
- 03/29 13:48 評価 2点 《勇気機関車ブレイブポッポ》「 こいつに勇気もクソもない、もは…
Amazonのアソシエイトとして、管理人は適格販売により収入を得ています。
新しいカテゴリ、イマジン・ヒーロー…お伽噺がモチーフのようですね。
すまぬ、筆は半年以上止まってる(泣) (2016-12-11 22:41)
色んなキャラを考えてるのですがこの浦木桃李は方向性が定まらなくて暑苦しさを全然表現出来ないのが悔しい…一応クソ真面目仕切り屋委員長タイプを目指してます。
やっぱ○○・HEROは作りたくなってしまうものです。デッキの方向性は定まるのにキャラは…
こういうのってどこかでつまづいてしまうのが常な気がします。途切れずに続けてる人はホント凄いです。 (2016-12-11 23:25)
デュエルの描写に苦労してます。文字だけじゃどうしても伝わりにくい部分がありますよね。 (2016-12-12 00:23)
そうなんですよね〜。香夜といい桃李といい人の話を聞かないんですよ。
使用者の名前からしてシ○ケ○レッドですからね。でも俳優の松坂某とは無関係ですよ笑
文字でどう表すかはホント苦労します。tresさんのSSは詰めデュエルのようでない頭がパンクしそうになります笑。すげえなあと思いながら追ってます。 (2016-12-12 00:37)
イマジン、桃太郎ときたら仮面ライダー電○しか思い浮かばない非力な私を許してくれ…
確かに創作意欲をオーバートップにしてなるべく早く投稿出来るようにしてますが…その分雑な気がするんですよね、私の小説。 (2016-12-12 06:50)
あとやはり読みやすいのが良いですね。
私も最近は筆遅れぎみだなぁ、 (2016-12-12 08:01)
はい正解です。ぶっちゃけおとぎ話のヒーローなので○王もイメージしています。このカテゴリにリュウ太が出る気がしませんけど笑
ダークロードはテンポよくて読みやすいしキャラが立ってて良いなあって思って見ています。雑と思ったことはないですよ。 (2016-12-12 08:12)
お褒めに預かり光栄です。デュエルを知っているけどデュエリストではない友人に見せて「これ読んでて効果とか分かりやすい?」とか聞くので助かってる感じです。
AURAはキャラも内容も濃くて脳内で映像化しやすいのでその高いクオリティのためなら時間かかるのは必然かなって思ってます。 (2016-12-12 08:19)
なんか別の動物が最低でも2匹くらい出てきそうな感じはしますが、気にしたら負けでしょうか。
確かにストーリー展開よりデュエル描写の方が私も難しく感じいます(どっちも難しいですが)。どうにか読みやすくするよう工夫はしていますが...
(2016-12-12 13:18)
あと2匹?なんのことですかね〜(すっとぼけ)
まあそれはお楽しみです笑
なんとなくの流れで書いてるとご都合オリカを出さなきゃいけなくなる場面が多くて多くて…
頑張って既存のカードを検索しまくりです。 (2016-12-12 19:30)