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HOME > 遊戯王SS一覧 > 第170話:怒りに生まれし竜

第170話:怒りに生まれし竜 作:光芒





「……不甲斐ない。我が妹ながら情けないぞ」

 スパイダー・シャークによって戦闘破壊されるラグナ・インフィニティ。スパイダー・シャークの効果というものもあるが、精霊としての格では明らかに七星将軍であるラグナ・インフィニティの上である。
 そのため自分より格下の精霊に七星将軍が敗れた、ということことに七星将軍の長であるナッシュことDark Knightは溜息混じりに妹を嘲笑した。

「待ってくだサイ! ラグナ・インフィニティは兄であるあなた相手に勇気を振り絞って戦いマシタ! そこは買うべきではないのデスカ!?」
―――エヴァさん、いいんです。

 いくら兄妹とはその物言いは見過ごせない、とばかりにエヴァが助け舟を出そうとするが、他ならぬラグナ・インフィニティがそれを止めた。

「デスガ……」
―――私が未熟なのは自覚しています。ですが、だからこそあなたたちの力が必要になるんです。

 未熟な自分だけの力では兄に勝つことなど不可能。そんなことは彼女自身が理解していた。

―――お兄様。私は人間たちと共に過ごすことで人間と精霊の絆によって発せられる力を知りました。あまり侮られては……足元を掬われますよ?
「……ならば俺の脚を掬ってみるがいい。俺はこれでターンエンドだ」


ナッシュ LP3400 手札1枚
デッキ:35 モンスター:1(No.37 希望織竜スパイダー・シャーク ORU:1)魔法・罠:1 墓地:5 除外:1
エヴァ LP4200 手札1枚
デッキ:36 モンスター:0 魔法・罠:1 墓地:10 除外:0


☆TURN06


「私のターン、ドローデス! 私は手札から魔法カード、闇氷の雫を発動しマス! デッキから「闇氷」と名のついたモンスター1体を手札に加えることができマス!」

 闇氷の雫は「闇氷」モンスターならなんでもサーチできる魔法カードだ。しかし、自分フィールドにチューナー以外の闇氷モンスターが存在すればさらにチューナー1体をサーチできるため、この状況で発動するのはやや損であると言える。
 それでもここで闇氷モンスターをサーチできる、というのは反撃のための嚆矢を撃ち込むには十分すぎることであった。

(ラグナ・ゼロが頑張ってくれたのだから……次は私たちの番デス!)
「私は手札から闇氷竜 サラマンダーを召喚! サラマンダーの効果で墓地から「闇氷」チューナー1体を特殊召喚しマス! 墓地からチューナーモンスター、闇氷竜 ウロボロスを特殊召喚しマス!」
「非チューナーとチューナー……シンクロ召喚か」
「見せてあげマス! 私はレベル4の闇氷竜 サラマンダーにレベル4のチューナーモンスター、闇氷竜 ウロボロスをチューニング!“王者の咆哮、今天地を揺るがす。唯一無二なる覇者の力をその身に刻みなさい!”シンクロ召喚! 荒ぶる魂! レッド・デーモンズ・ドラゴン・スカーライト!!」

 爆炎を噴き上げながらレッド・デーモンズ・ドラゴン・スカーライトがフィールドに舞い降りる。スカーライトはいつにも増して昂っていた。
 彼女は目の前で仲間である光子竜が銀河眼の光子竜皇へと、スターダストが聖珖神竜 スターダスト・シフルへとそれぞれ進化を遂げた。精霊界にきて初めてのデュエルというだけあって、彼女はその2体に負けたくないという思いも強かったのである。

「レッド・デーモンズ・ドラゴン・スカーライト……なるほど、聞きしに勝る力を感じる」
「スカーライトの効果を発動しマス! 1ターンに1度、フィールドに特殊召喚された自分より攻撃力の低いモンスターを全て破壊し、その数×500ポイントのダメージを相手ライフに与えマス! “アブソリュート・パワー・フレイム”!!」

 灼熱の炎がスパイダー・シャークの身体を焼き尽くす。しかし、消滅する寸前に蜘蛛の糸のようなものを地面の下へと垂らしたスパイダー・シャークはその名に違わず墓地のモンスターをフィールドに呼び戻した。

ナッシュ LP3400→2900

「スパイダー・シャークが戦闘または効果で破壊されて墓地に送られた時、このカード以外の墓地のモンスター1体を特殊召喚できる。俺は墓地の餅カエルを攻撃表示で特殊召喚する」
「餅カエル……なるほど」

 餅カエルは墓地に送られることで墓地の水属性モンスター1体をサルベージできる。そのためここで餅カエルを戦闘破壊すれば使い勝手のいいダブルフィン・シャークやサイレント・アングラーの再利用を許すこととなる。しかし、だからといって餅カエルを放置するなどという愚を犯すわけにはいかない。

「バトルデス! レッド・デーモンズ・ドラゴン・スカーライトで餅カエルを攻撃しマス! “灼熱のクリムゾン・ヘルフレイム”!!」

レッド・デーモンズ・ドラゴン・スカーライト ATK3000 VS 餅カエル DEF2200

ナッシュ LP3400→2600

「戦闘で破壊され、墓地に送られた餅カエルの効果を発動。俺は墓地のダブルフィン・シャークを手札に戻す」
「ダブルフィン・シャークデスカ。確かに、私もあなたならそうしていまシタ。私はバトルフェイズを終了し、メインフェイズ2に移りマスが、何もせずにターンエンドデス」


ナッシュ LP2600 手札2枚
デッキ:35 モンスター:0 魔法・罠:1 墓地:6 除外:1
エヴァ LP4200 手札1枚
デッキ:35 モンスター:1(レッド・デーモンズ・ドラゴン・スカーライト)魔法・罠:1 墓地:11 除外:0


☆TURN07


「俺のターン、ドロー……どうやらこのデュエルは俺自身が動かなければいけないようだな」

 ナッシュの言う“俺自身”という言葉。当然それはデュエリストであるナッシュ自身のことを指しているのではない。

「俺は手札からダブルフィン・シャークを召喚。効果で墓地のセイバー・シャークを効果を無効にして特殊召喚する」
「レベル4のモンスターが2体……」
―――エヴァさん、気を付けて下さい。恐らく兄が召喚するモンスターは……
「俺はレベル4のセイバー・シャークとダブルフィン・シャークでオーバーレイ! 2体のモンスターでオーバーレイ・ネットワークを構築、エクシーズ召喚!!」

 2体の鮫が1つになって生まれたのはまるで現代の海洋兵器を思わせる機械的なモンスターであった。中央には真紅の輝きが灯り、左右に伸びたハサミのような武装が不気味に蠢いている。その姿から放たれる言いようのない威圧感を前にエヴァの身体には冷や汗が流れた。

「“満たされぬ魂を乗せた方舟よ、光届かぬ深淵より浮上せよ!”現れよ、我が化身!! 現れろ!“No.101 S・H・ArkKnight(サイレント・オナーズ・アークナイト)”!」


※No.101 S・H・Ark・Knight(サイレント・オナーズ・アークナイト)
エクシーズ・効果モンスター
ランク4/水属性/水族/攻2100/守1000
レベル4モンスター×2
「No.101 S・H・Ark・Knight」の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードのX素材を2つ取り除き、 相手フィールドの特殊召喚された表側攻撃表示モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターをこのカードの下に重ねてX素材とする。
(2):フィールドのこのカードが戦闘・効果で破壊される場合、代わりにこのカードのX素材を1つ取り除く事ができる。


「No.101……これがあなたの化身……」
「S・H・Ark・Knightの効果を発動する! このカードのオーバレイユニットを2つ取り除き、相手フィールドの特殊召喚された攻撃表示モンスター1体を対象として発動! そのモンスターをこのカードのオーバーレイユニットにする!!」
「なっ……!!」

 相手フィールドに存在するモンスターを自身のオーバーレイユニットにするモンスターと言えば、遊希もよく使用するサイバー・ドラゴン・インフィニティが存在する。
 しかし、あちらは効果が強力な分レベル6・光属性・機械族モンスター3体を要するため正規のエクシーズ召喚自体が難しく、仮にサイバー・ドラゴン・ノヴァからエクシーズ・チェンジするにもサイバー・ドラゴン・ノヴァをエクシーズ召喚できるようなデッキにしなければいけない必要がある。
 その手間を考えるとS・H・Ark・Knightは縛りがなく、レベル4のモンスターが2体いればどのようなモンスターからでもエクシーズ召喚できることが強みであった。

「対象は当然貴様だ、レッド・デーモンズ・ドラゴン・スカーライト!!“エターナル・ソウル・アライラム”!!」

 Ark・Knightの左右の武装からは触腕のようなものが伸び、スカーライトの身体にまとわりつく。スカーライトは炎を吐いたり全身を大きく動かしたりしてその攻撃を避けようとするも、やがて雁字搦めにされてArk・Knightに取り込まれてしまった。

―――エヴァっ、ごめん……
「スカーライト!!」
「これでお前のフィールドにモンスターはいなくなった。バトルだ! S・H・Ark・Knightでダイレクトアタック! “ミリオン・ファントム・フラッド”!!」

No.101 S・H・Ark・Knight ATK2100

「ダイレクトアタックなどさせマセン! リバースカードオープン! 罠カード“リジェクト・リボーン”発動デス!」


※リジェクト・リボーン
通常罠
(1):相手モンスターの直接攻撃宣言時に発動できる。バトルフェイズを終了する。
その後、自分の墓地からチューナーとSモンスターを1体ずつ選んで特殊召喚できる。この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化される。


「リジェクト・リボーンだと!?」
「このカードは相手モンスターの直接攻撃宣言時に発動シ、バトルフェイズを強制終了させマス! そして私は墓地からシンクロモンスターである闇氷魔竜 レヴィアタンを攻撃表示で、チューナーモンスターである闇氷竜 ウロボロスを表側守備表示で特殊召喚しマス!」
「ふん、場を整えてきたか。だが、お前はラグナ・ゼロに加えてレッド・デーモンズ・ドラゴン・スカーライトまでも失った。人間、お前に勝ち目はない」
「まだデス……」
「何?」
「まだ勝負はわかりまセン!! ライフが0になるその時マデ!!」
「……あくまで最期の時まで足掻くか。面白い、俺はこれでターンエンドだ!!」


ナッシュ LP2600 手札2枚
デッキ:34 モンスター:1(No.101 S・H・Ark・Knight ORU:1)魔法・罠:1 墓地:8 除外:1
エヴァ LP4200 手札1枚
デッキ:35 モンスター:2(闇氷魔竜 レヴィアタン、闇氷竜 ウロボロス)魔法・罠:0 墓地:9 除外:0


☆TURN08


(……ライフは私の方が多いデスガ……)

 勝ち目はない、と断言してくるナッシュに対してエヴァは強く反論した。だが、ライフでは勝っているとしてもエヴァのデッキのエースモンスターであるスカーライトを奪われてしまっている以上、後々のことを考えれば不利なのはエヴァの方である。
 しかし、その不利な状況を招いてしまったのも自分の見通しの甘さが一因であった。そう考えるとエヴァの心にはふつふつと熱いものが滾ってくる。
 それは自分の甘さ、自分の不甲斐なさに対する怒り。プロとして、デュエルアカデミア・ジャパンの学生として、そして遊希たちの親友として絶対に負けたくないという思い。

(……スカーライトも、ラグナ・ゼロも……みんな頑張ってくれていマス。なのに私は何をして……自分が情けないデス……!!)
―――エヴァ? どうしたの?
―――エヴァさん?

 エヴァの脳裏には彼女を気遣うスカーライトとラグナ・ゼロの声が響く。しかし、彼女の耳にはその声は届いていなかった。

「私のターン……ドローデス!!」

 普段朗らかな彼女がまず見せないであろう気迫のドロー。そしてデッキトップのカードをドローした瞬間、エヴァの脳裏にはスカーライトとはまた別のドラゴンの姿が浮かび上がった。そしてそれと同時にエヴァのデュエルディスクが鮮やかな真紅の輝きを放ち出し、そのカードの存在を確認した瞬間、エヴァの身体には真紅のオーラのようなものがゆらゆらと現れる。

(この……カードは……このカードを使えば……!!)
「私は、フィールドのドラゴン族モンスターである闇氷魔竜 レヴィアタンをゲームから除外し、レッドアイズ・ダークネス・メタルドラゴンを手札から特殊召喚シマス!!」

 氷の魔竜が鋼鉄の身体を持った黒竜へと姿を変える。デュエリストなら誰もが知るドラゴン族の根幹を成すモンスター、レッドアイズ・ダークネス・メタルドラゴンが雄叫びをあげた。

「レッドアイズ・ダークネス・メタルドラゴン……ここでドラゴン族の中心モンスターを引き当てるとはな」
「レッドアイズ・ダークネス・メタルドラゴンの効果を発動しマス! 手札または墓地からドラゴン族モンスター1体を特殊召喚しマス! 特殊召喚するのは闇氷竜 サラマンダーデス! そしてサラマンダーの特殊召喚に成功したことで墓地の闇氷竜チューナー、闇氷竜 ワームを特殊召喚しマス!!」

 レッドアイズ、そしてサラマンダーの効果でエヴァのフィールドには4体のドラゴンが並ぶ。
 しかし、レッドアイズのレベルは10と高く、ドラゴン族のシンクロモンスターが存在しないことからエヴァのチューナー2体のレベルは4のままであるため、エヴァの主戦力であるレベル8のシンクロ召喚をするとどうしても闇氷チューナー1体は残ってしまうことになる。
 仮にレベル8の大型シンクロモンスターをシンクロ召喚しても、Ark・Knightにはオーバーレイユニットを1つ取り除くことで破壊を無効にすることができるため、与えるダメージはどうしても少なくなってしまうのだ。

「闇氷竜 サラマンダーを対象に、闇氷竜 ワームの効果を発動しマス! サラマンダーのレベルを2に変更デス!!」

闇氷竜 サラマンダー 星4→2

「サラマンダーのレベルを下げた? 何故……」
「それは……このモンスターをシンクロ召喚するためデス!!」

 そう言ってエヴァが赤い輝きを放っていたエクストラデッキから1枚のカードを取り出す。そこには誰も見たことのないモンスターが存在していた。

「私は……レベル2の闇氷竜 サラマンダーに、レベル4のチューナーモンスター、闇氷竜 ワームと闇氷竜 ウロボロスの2体のチューナーを……“ダブル・チューニング”!!」
「チューナー2体の……シンクロ召喚だと!?」

 ワームとウロボロスの身体はそれぞれ4つの灼熱のリングへと変化する。その炎はサラマンダーの身体を包み込み、氷の竜を灼熱の炎を滾らせる真紅の悪魔竜へと進化させた。










―――“漆黒の闇と灼熱の紅き炎が交わる時、悪魔の名を持つ竜は今更なる進化を遂げる!!―――










―――我が怒りと願いを聞き届け、暴虐なる竜よ、飛翔せよ!!”―――










―――シンクロ召喚!!―――











―――“レッド・デーモンズ・ドラゴン・タイラント”!!―――





 エヴァのフィールドに舞い降りたのは頭部に巨大な10本の角を生やした禍々しい様相のドラゴンだった。このドラゴンこそ、エヴァの持つスカーライトが更なる進化を遂げた姿であるレッド・デーモンズ・ドラゴン・タイラントであった。



※レッド・デーモンズ・ドラゴン・タイラント
シンクロ・効果モンスター
星10/闇属性/ドラゴン族/攻3500/守3000
チューナー2体+チューナー以外のモンスター1体以上
このカードはS召喚でしか特殊召喚できない。「レッド・デーモンズ・ドラゴン・タイラント」の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分メインフェイズ1に発動できる。このカード以外のフィールドのカードを全て破壊する。このターン、このカード以外の自分のモンスターは攻撃できない。
(2):バトルフェイズに魔法・罠カードが発動した時に発動できる。その発動を無効にして破壊し、このカードの攻撃力を500アップする。


「レッド・デーモンズ・ドラゴン・タイラント……まさか、ここにきて精霊を進化させるとは……」
―――身体に力が漲ってくる……! けれど……何だろう、この違和感……
「レッド・デーモンズ・ドラゴン・タイラントの効果を発動しマス!! タイラント以外のカードを全て破壊しマス!!」
「全体破壊だと!?」
「全てを無に帰すのデス!“アブソリュート・パワー・インフェルノ”!!」

 レッド・デーモンズ・ドラゴン・タイラントの灼熱の炎が全てを燃やし尽くした。エヴァのフィールドのレッドアイズ・ダークネス・メタルドラゴン、ナッシュのフィールドのArk・Knightとセットカードの全てが灰となって消えていく。
 しかし、Ark・Knightは破壊に際してオーバーレイユニットを1つ取り除き、その破壊の炎を耐え抜いた。だがArk・Knightのオーバーレイユニットが取り除かれるということはオーバーレイユニットにされていたスカーライトのカードがエヴァの下に帰ってきたことを意味する。

「Ark・Knightはオーバーレイユニットを1つ取り除き、破壊を無効にできる!」
「デスガ、オーバーレイユニットのないArk・Knightなど怖くありマセン! バトル! レッド・デーモンズ・ドラゴン・タイラントでS・H・Ark・Knightを攻撃!“獄炎のクリムゾン・ヘルタイド”!!」

レッド・デーモンズ・ドラゴン・タイラント ATK3500 VS No.101 S・H・Ark・Knight ATK2100

ナッシュ LP2600→1200

「ぐっ……!! なんという力だ……」
「このターンでは終わらせることができませんデシタガ……次はもうありまセン!! 私はこれでターンエンドデス!!」

 スカーライトをタイラントに進化させることができたエヴァ。しかし、その時の彼女は今までの天真爛漫な彼女とは大きく変わってしまっていた。彼女の内に溜まっていた責任感の強さや仲間想いの気持ちが悪い方向に作用して生まれた怒りが、フラストレーションが彼女を縛り付けてしまっていたのである。

(―――確かに強い力だけど。なんかしっくりこないな……でも、あたしがやることは1つだけ)

 様変わりしたエヴァの様子に困惑しながらも、スカーライトはタイラントとなった今でも彼女を守れるようにどっしりと身を構えるのであった。


ナッシュ LP1200 手札2枚
デッキ:34 モンスター:0 魔法・罠:1 墓地:9 除外:1
エヴァ LP4200 手札1枚
デッキ:34 モンスター:1(レッド・デーモンズ・ドラゴン・タイラント)魔法・罠:0 墓地:12 除外:1


☆TURN09


「俺のライフは風前の灯火……このドローで全てが決まると言っていいだろうな」
「ハイ。あなたの最後のドローデス」
(最後か……果たしてこのドローがどう最後になるのか……)

 ナッシュの脳裏には精霊界の美しい風景が浮かぶ。彼はどうしてもこの世界を失うわけにはいかなかった。幼い時からこの精霊界で育ち、気づけば精霊皇の直臣である七星将軍の長にまで上り詰めていた。ここまで自分を引き立ててくれた精霊皇のため、自分とここまで共に戦ってくれた他の七星将軍たちのため、そして多くの精霊が営んできた精霊界のため。彼は万感の思いを込めてカードをドローした。

「俺のターン、ドロー!!……ふふふ」
「何がおかしいのデスカ」
「運命とは実に奇妙なものだな。このカードを俺に引かせるのだから! RUM-七皇の剣!!」
「七皇の剣……!!」
「俺は通常のドローでドローしたこのカードを公開し続けることでこのカードをメインフェイズ1の開始時に発動! エクストラデッキまたは墓地からモンスター1体を特殊召喚し、更にそのモンスターをランクアップさせる! 深淵の世界より浮上せよ、No.101 S・H・Ark・Knight!!」

 仄暗い水底を突き破ってS・H・Ark・Knightが浮上する。浮上したArk・Knightは天空に赤く輝く七つの星に導かれて天へ昇っていく。

「そして、No.101 S・H・Ark・Knightでオーバーレイ!! 1体のモンスターでオーバーレイ・ネットワークを再構築! ランクアップ! カオス・エクシーズ・チェンジ!! 我が化身よ、今こそ真の姿を解放せよ!!」

 S・H・Ark・Knightの中心部に赤く輝くコクピットから人型のモンスターが飛び出してくる。漆黒の身体に身の丈以上の大きさを持った槍を振るうその様はまさに不死身の槍術師の異名に相応しいものであった。

「“満たされぬ魂の守護者よ、暗黒の騎士となって光を貫け!!”我が化身にして我が真の姿!! “CNo.101 S・H・Dark・Knight”!!」






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ター坊
いつぞやスティーラー使えなくてどうしようと困ってたエヴァですが、ちゃんと出せたじゃない!けれどスカーライトの戸惑い具合からタイラントが正しいという訳では無さそう…?そしてナッシュのアークナイトもランクアップして激戦が加速する! (2016-11-17 16:58)
白金 将
エヴァちゃんがタイラントの召喚に成功しましたがこれはまた何かありそうですね(´・ω・`)
ナッシュの方もセブンスワンから切り札を出してきましたが、ダークナイトは厄介な蘇生効果でアニメではⅣを苦しめました。さて、これにどう対応していくのか……? (2016-11-17 17:12)
光芒
ター坊さん
そうですね、ワームのレベル変動効果様様です。というかタイラントがシンクロモンスターを素材に指定しなかったおかげでもありますね。
一応タイラントが正しい進化かというと……というところですね(ネタバレ

白金 将さん
Dark Knightがこれから何をしてくるか、というのは恐らく予想できると思います。ただそれ以降どうするか、というのはちょっと演出重視になってしまいそうですね。ここでそれ出すか、的な……

(2016-11-19 01:00)

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101 第73話:思いを一つに 1380 3 2016-02-15 -
98 第74話:邪なる同調 1459 2 2016-02-17 -
43 第75話:精霊の奇跡 1382 4 2016-02-19 -
108 第76話:星天の再会 1384 2 2016-02-22 -
111 第77話:ペンデュラムの脅威! 1432 4 2016-02-24 -
118 第78話:渾身のドロー 1628 2 2016-02-26 -
99 1万アクセス突破記念企画開催! 1843 0 2016-02-26 -
50 第79話:覇王黒竜の目覚め 1392 4 2016-02-28 -
43 第80話:進化する銀河龍 1478 2 2016-03-01 -
130 第81話:変わらぬ友情 1455 7 2016-03-03 -
106 第82話:集う決闘者 1688 6 2016-03-04 -
131 第83話:小さくたって決闘者 1702 7 2016-03-05 -
96 第84話:決意を秘めた決闘者 1427 9 2016-03-07 -
73 第85話:歩み始めた決闘者 1514 13 2016-03-08 -
114 第86話:真意を告げた決闘者 1571 7 2016-03-09 -
102 第87話:ポンコツ揃いな決闘者 1595 7 2016-03-10 -
61 第88話:とにかく可愛い決闘者・1 1497 10 2016-03-11 -
91 第89話:とにかく可愛い決闘者・2 1535 8 2016-03-13 -
89 第90話:五人五色な決闘者 1434 6 2016-03-14 -
125 遊希たちが4月改訂を語るようです 1469 8 2016-03-16 -
70 第91話:夕刻迎えし決闘者 1370 6 2016-03-16 -
87 第92話:解き放たれた決闘者 1611 6 2016-03-18 -
70 第93話:秘密を打ち明けた決闘者 1734 7 2016-03-20 -
64 第94話:一計案じる決闘者 1256 8 2016-03-22 -
75 第95話:絆深める決闘者 1436 10 2016-03-23 -
73 第96話:矛を交える決闘者・1 1386 9 2016-03-25 -
114 第97話:矛を交える決闘者・2 1311 6 2016-03-27 -
110 第98話:矛を交える決闘者・3 1407 7 2016-03-29 -
70 第99話:矛を交える決闘者・4 1390 7 2016-03-31 -
83 第100話:熱戦の決闘者・1 1366 6 2016-04-02 -
118 第101話:熱戦の決闘者・2 1408 10 2016-04-05 -
77 第102話:熱戦の決闘者・3 1420 11 2016-04-07 -
70 第103話:熱戦の決闘者・4 1375 6 2016-04-09 -
102 第104話:熱戦の決闘者・5 1502 6 2016-04-11 -
94 第105話:熱戦の決闘者・6 1442 6 2016-04-13 -
58 第106話:決戦に臨む決闘者・1 1374 6 2016-04-15 -
117 第107話:決戦に臨む決闘者・2 1446 11 2016-04-18 -
74 第108話:別れの時を迎える決闘者 1443 10 2016-04-20 -
66 番外編前編について遊希たちが語るようです 1471 6 2016-04-21 -
96 第109話:2通の手紙 1555 11 2016-04-23 -
92 第110話:青き眼のアトラクション 1477 6 2016-04-25 -
121 第111話:新時代のデュエル 1426 6 2016-04-27 -
80 第112話:ドラグーン 1341 6 2016-05-01 -
104 第113話:アクセラレーション! 1420 7 2016-05-03 -
105 第114話:熱気溢れしサーキット 1233 6 2016-05-06 -
128 第115話:新たなるブラックフェザー 1290 5 2016-05-10 -
128 第116話:疾走の果てに 1494 7 2016-05-12 -
48 第117話:ノンストップ・ガールズ 1520 6 2016-05-14 -
67 第118話:夏の終わり 1443 9 2016-05-16 -
111 第119話:謎の美少女 1496 4 2016-05-19 -
80 第120話:真・究極 1364 8 2016-05-21 -
54 第121話:遊希の動揺、遊望の微笑 1324 4 2016-05-23 -
58 第122話:聖夜の悲劇 1289 6 2016-05-25 -
51 30000アクセス記念企画を少々。 1214 5 2016-05-27 -
74 第123話:姉として 1333 3 2016-05-29 -
65 第124話:対峙する竜と龍 1373 3 2016-06-01 -
54 第125話:顕現せし遊望の精霊 1408 5 2016-06-03 -
57 第126話:No.(ナンバーズ) 1429 4 2016-06-06 -
101 第127話:届かぬ言葉 1406 7 2016-06-08 -
69 30000アクセス記念企画 1613 4 2016-06-10 -
60 第128話:白紙のカード 1345 6 2016-06-14 -
116 第129話:青空の下で 1239 3 2016-06-17 -
124 第130話:白いドラゴンとの邂逅 1503 4 2016-06-20 -
66 第131話:試練のデュエル 1340 4 2016-06-23 -
60 第132話:第四の精霊 1264 5 2016-06-26 -
106 第133話:舞い降りる閃珖竜 1394 4 2016-06-29 -
62 第134話:親友に託された力 1258 3 2016-07-02 -
96 第135話:涙の誓い 1318 4 2016-07-06 -
96 第136話:次元転送装置 1274 3 2016-07-09 -
91 第137話:新たなる竜星 1430 5 2016-07-12 -
54 第138話:綾香の忘れたもの 1255 4 2016-07-15 -
131 第139話:決闘者たちの選択 1225 5 2016-07-19 -
99 第140話:2人の真意 1282 7 2016-07-24 -
63 第141話:精霊界への旅立ち 1316 4 2016-07-28 -
59 第142話:黒き魔術師と弟子 1260 3 2016-08-02 -
116 第143話:七星将軍の襲撃 1319 3 2016-08-05 -
87 精霊界 登場キャラクター(9/14更新) 1340 0 2016-08-07 -
65 第144話:英雄と炎拳・1 1237 5 2016-08-10 -
70 第145話:英雄と炎拳・2 1208 4 2016-08-14 -
62 第146話:騎士王の覚醒 1215 6 2016-08-17 -
74 第147話:竜姫神と岩の合成獣・1 1291 3 2016-08-21 -
70 第148話:竜姫神と岩の合成獣・2 1256 2 2016-08-23 -
46 第149話:過去への鎮魂歌 1303 7 2016-08-26 -
86 50000アクセス記念企画~短編集・1~ 1327 3 2016-08-28 -
82 第150話:機械の身体に宿る心 1135 0 2016-08-31 -
52 第151話:空を超えて 1107 0 2016-09-03 -
113 第152話:竜と機械の大会戦 1185 0 2016-09-08 -
55 第153話:竜領域のナンバーズ 1209 0 2016-09-13 -
78 50000アクセス記念企画~短編集・2~ 1458 7 2016-09-17 -
102 遊希たちが10月改訂を語るようです 1284 4 2016-09-19 -
78 第154話:望まぬ戦い 1167 2 2016-09-23 -
65 第155話:正しさと過ち 1151 4 2016-09-27 -
55 第156話:少女の決意 1260 2 2016-10-01 -
116 第157話:遊希に起きた異変 1345 4 2016-10-05 -
110 第158話:未知なるデッキ 玻星光 1290 3 2016-10-08 -
111 第159話:玻璃の如く純粋に 1287 2 2016-10-12 -
106 第160話:限界を超えて 1254 3 2016-10-15 -
128 第161話:決戦 1263 3 2016-10-18 -
96 第162話:精神の成長 1234 2 2016-10-21 -
46 第163話:聖なる珖放つ神の竜 1267 4 2016-10-24 -
40 第164話:絆が紡いだ道 1361 6 2016-10-27 -
66 第165話:戦いの終わり 1323 4 2016-10-30 -
58 番外編 Trick or Treat 1197 5 2016-10-31 -
108 第166話:終わりの始まり 1394 9 2016-11-04 -
106 第167話:最期のワガママ 1441 4 2016-11-07 -
117 第168話:声なき再会の誓い 1311 4 2016-11-10 -
89 番外編:11月11日 1200 5 2016-11-11 -
70 第169話:七皇激突 1148 3 2016-11-15 -
48 第170話:怒りに生まれし竜 1121 3 2016-11-17 -
129 第171話:紅き新星竜 1423 5 2016-11-19 -
77 第172話:未来を賭けた戦い・1 1316 4 2016-11-22 -
116 第173話:未来を賭けた戦い・2 1225 3 2016-11-24 -
125 第174話:未来を賭けた戦い・3 1218 4 2016-11-28 -
133 第175話:神の目覚め(修正済) 1227 5 2016-11-30 -
147 第176話:ゴッド・ナンバーズ 1575 5 2016-12-02 -
99 第177話:次元を越える想い 1454 4 2016-12-05 -
138 第178話:天地創造の龍 1447 3 2016-12-07 -
106 第179話:希望への道 1361 3 2016-12-09 -
134 第180話:別れの時 1268 4 2016-12-11 -
104 第181話:少女たちの帰還 1211 5 2016-12-13 -
57 遊希たちが1月改訂を語るようです 1161 7 2016-12-15 -
121 第182話:バースデイ 1412 3 2016-12-17 -
95 第183話:星龍皇覚醒・1 1237 3 2016-12-19 -
102 第184話:星龍皇覚醒・2 1206 4 2016-12-21 -
80 第185話:星龍皇覚醒・3 1120 4 2016-12-22 -
96 番外編:一番のプレゼント 1209 5 2016-12-25 -
117 第186話:星龍皇覚醒・4(修正済) 1318 3 2016-12-26 -
98 星龍皇 設定・カード紹介 1313 0 2016-12-29 -
62 第187話:星龍皇覚醒・5 1214 4 2016-12-30 -
99 番外編:新年 1216 4 2017-01-01 -
75 第188話:星龍皇覚醒・6 1085 2 2017-01-04 -
114 第189話:星龍皇覚醒・7 1209 3 2017-01-07 -
57 第190話:神星龍皇と課せられた運命 1397 3 2017-01-09 -
126 エピローグ:未来 1666 10 2017-01-13 -
91 番外編:2月3日 1165 4 2017-02-03 -
89 番外編:愛と友情のチョコレート 1031 4 2017-02-14 -
80 番外編:桃(色)の節句 1088 4 2017-03-04 -
126 感謝とお知らせ 1258 2 2017-05-04 -
79 番外編:Gift 1109 2 2017-12-25 -
141 ゴブリンと青眼(ブルーアイズ) 1089 2 2018-01-14 -
113 アフターストーリー:星乃 綾香編・1 1745 2 2018-05-24 -
83 アフターストーリー:星乃 綾香編・2 988 2 2018-05-28 -
95 アフターストーリー:星乃 綾香編・3 910 2 2018-05-30 -
122 アフターストーリー:星乃 綾香編・4 1035 2 2018-06-03 -
114 アフターストーリー:星乃 綾香編・5 1076 4 2018-06-06 -
53 アフターストーリー:陽川 千夏編・1 835 2 2018-08-14 -
64 アフターストーリー:陽川 千夏編・2 833 3 2018-08-20 -
103 アフターストーリー:陽川 千夏編・3 865 3 2018-08-23 -
64 アフターストーリー:陽川 千夏編・4 845 2 2018-08-25 -
37 アフターストーリー:陽川 千夏編・5 767 3 2018-08-30 -
62 『雪と光竜と夢幻世界』コラボ・1 904 2 2018-09-01 -
204 『雪と光竜と夢幻世界』コラボ・2 1017 3 2018-09-07 -
94 『雪と光竜と夢幻世界』コラボ・3 741 0 2018-09-09 -
60 『雪と光竜と夢幻世界』コラボ・4 843 3 2018-09-12 -
119 番外編:願う幸福 1421 2 2018-12-25 -

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