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HOME > 遊戯王SS一覧 > 第116話 偽りの記憶

第116話 偽りの記憶 作:こんにゃく

闇が世界を覆っていく

その言葉がこの世界に相応しい言葉だ

トウセン『く…リナ…エナ…スピカっ!!』ズル…ズル…

血を流しながらも地を這いつくばりながらも前へ進む

トウセン『闇に…負けない…俺達は…絶対に…!!』

ギュォォォッ!!!その思いとは裏腹に闇の触手が世界を破壊する

人々を飲み込み、吹き飛ばし、はたまた狂人へと変える

トウセン『精霊…憑き…まさか…この闇が…元凶…!!』

トウセン『だが…奴もさっきのデュエルでダメージを負っているはず…もう少しだ…もう少しで…』

トウセンは進む

終わりのない闇を止めるために

スピカ『貴方は…アルスマグナ』

アルスマグナ『くふふ…』

男『アルスマグナ様が言っている!貴様こそが悪なのだ!!』

スピカ『何を言って…そもそもなぜ他の人間にもアルスマグナの姿が…!?』

アルスマグナ『ふふふ…貴方は悪の権化…今ここで…果てるのです』ズズズッ

スピカ『っ!!アルスマグナ…貴方は本当にアルスマグナなのっ!?』

ばぁや『っ!!』

アルスマグナが闇を放つ

スピカ『っ!!エナ!!』

スピカがばぁやとエナを狙う闇を払うように1つのカードを取り出した

しかし

ばぁや『うぎやぁぁぁっ!!』

ばぁやはエナを庇うようにそしてスピカの光はばぁやを守るように

ただ闇の威力が高すぎるためかその光を貫通しばぁやに直撃する

アルスマグナ『…』

スピカ『っ!!な、なんですかっ!!その力は!!』

ばぁや『う…うぐ…』

スピカ『お母さん!!良かった!生きて…お母さん!逃げて!!エナを連れて!!』

ばぁや『す、スピカ…』

スピカ『私は大丈夫だから…センだって頑張ってるんだから…!!』

すると

スピカの周りにモンスターが現れる

アルスマグナ『ふふふっ…やりなさい』

その掛け声と共に人々はスピカに襲いかかる。

ばぁや『っ…エナちゃん…』ズル…ズル

足を引きずりながら赤ん坊のエナを抱えてその場から去っていくばぁや

そしてモンスターを駆使し人々の猛攻を退けるスピカ

アルスマグナ『くくく…瞳の一族も…精霊の巫女も…全て…闇へと還るのだっ!!!』

トウセン『闇へと還るだって?』

アルスマグナ『っ!?』

そこにはボロボロになりながらも立つ男の姿があった。

アルスマグナ『バカなっ!?貴様は…我が分身に…』

ハッとしたようにアルスマグナが周りを見る、先程まで広がっていた闇の触手が消えている

アルスマグナ『まさかっ!貴様っ!!』

トウセン『ソイツは俺が止めた…ガハッ』

スピカ『セン!!!』

トウセン『どうやら…エナは…無事のようだな…』

アルスマグナ『貴様…』

トウセン『アルスマグナ…だな?何故お前が闇の力を持っているかしないが…ここで止める!!』

アルスマグナ『舐めるなよぉ!!!人間風情がぁぁ!!! 』

トウセン『スピカ!!!』

スピカ『セン!!!』

アルスマグナが上空から闇の雷が降り注ぐ

トウセンとスピカに直撃するも同時に光が溢れでる

トウセン『我が瞳の力よ!!』

スピカ『精霊の加護よ!!』

トウセン・スピカ『闇を打ち払え!!!』

その光がアルスマグナを吹き飛ばす

アルスマグナ『ぐぅぅっ!?なんだと!?予想…以上だぁ…』

アルスマグナ『我に…もっと闇を…力を…うぐぅっ!!!』

トウセン『うぉぉっ!!!』

スピカ『はぁぁぁっ!!!』

アルスマグナ『くくっくく…貴様達は…忘れないぞ…貴様達は…誰に裏切られ…誰に殺された…かを…なぁっ!!!』





スピカ「…その後の記憶はありません…私たちは死んでしまった…それが事実です」

トラクリボー『そう…だったの』

遊姫「だったら!そのアルスマグナっていうのが悪いんじゃない!!この世界の人達は関係ないでしょ!?」

リアン「そ、そうだよ!この世界の人達は操られてたんじゃないの!?」

スピカ「…だから聞きたいのです…そのアルスマグナに」

遊姫「え?」

スピカ「…あの時の貴方は…本当に…人々を操り、闇を操っていたのは貴方なの?アルスマグナ」

スピカが問う相手、そこにはトラクリボーの姿があった

トラクリボー『…』

遊姫「え?ええ?どういうこと…トラちゃん?」

トラクリボー『そうね…真実を言えば…NOよ』

スピカ「…」

トラクリボー『遊姫…真実を言うわ、私の本当の名前はアルスマグナ…精霊世界の神様って奴をやっていたわ』

遊姫「う…そ…」

トラクリボー『この姿になっているのは、精霊界が隣界との顕現ができなくなった時、私の力が徐々に奪われていった事が始まりだったわ』

トラクリボー『私はデキレストで起こった出来事を見ることが出来なかった…だから当時スピカ達に何が起こっているのか分からなかった…』

トラクリボー『そして…私になりすますなんて…そんなことをできる奴…一人しかいないわ』

遊姫「それって…」

トラクリボー『アビス…』




アビス『む…』

シャウロン「あん?どうかしたのか?」

アビス『空気を感じる…』

シャウロン「…扉が開いたのか?」

アビス『いいや…奴等が接触したのだろう…扉を開く鍵が…』

シャウロン「へぇ…これで2度目だな…てめぇを縛り上げるこの扉もついに開かれるって訳だな」

アビス『2つの鍵…交差する鍵(クロスピース)が交わった…だが交わった時、存在できるものはただ1つ…』

アビス『生き残るのは…どちらか…我としては本物に勝ってもらわなければ後々面倒になるが…』

シャウロン「へっ…てめぇは物好きだよ…」



トラクリボー『スピカ…この世界を破壊するなんてバカな真似はよしなさい…真に倒すべき相手はアビスよ』

スピカ「アビス…」

トラクリボー『そうよ、彼は深淵の神…私になりすましこの世界を混沌に陥れたのは奴よ…きっと他の七賢者にだって関わってるはず』

遊姫「それにそのアビスっていうのは一騎の話ならファラリスの世界にいるって言っていたわ!このままだとアビスが…」

スピカ「それはありません」

トラクリボー『どうして言い切れるの?』

スピカ「ファラリスの世界にそんな存在はないからです」

トラクリボー『なんですって?』

スピカ「遊姫さん達は誤解されているようですがファラリス世界は闇の世界なんかじゃありません」

スピカ「このデキレストと同じ、人々が生きそして生活をしているのです」

スピカ「私たちは既に1度死んでいます…しかしファラリスに転生しそして自分達が生きていた時間よりも長い時間ファラリスで生きてきました!」

スピカ「私達の故郷にそのような邪神は姿を見せていません!」

トラクリボー『…一体どういう…こと…一騎の話では確かに…』

スピカ「私達ファラリスはこのまま手をこまねいていればいずれ…この世界とそして遊姫さん貴方達が育った世界に押し潰されてしまうでしょう」

遊姫「え?」

スピカ「それほどまでにファラリス世界は不安定になっているのです…私達にはもう時間がない」

リアン「だからって…だからって!この世界の人達を巻き込むなんて許せない!!」

スピカ「…リアンさん」

リアン「うち達も前に…シンクリスの人達の魂を利用した…だから…だからこそ…ダメだって思うんだ…止めなきゃって思うんだ」

リアン「家族とかの為に動いているスピカさんの気持ちは痛いほどわかるよ…だけど…間違っていると思ったらそれを止める他者が必要なんだ!」

リアン「うちの時は遊姫が止めてくれた!!だからスピカさんはうちが止める!!」

遊姫「リアン…」

トラクリボー『…スピカ…考え直す気はないの?』

スピカ「私はセンに従います…センが諦めない限り…私は諦めない」



トウセン「俺のターン!!」

手札6


トウセン「お前は自分が何者だか知っているか?」

一騎「なに?」

トウセン「…やはりなにも知らないようだな…ならこのデュエルで教えてやろう…俺はスケール1の『魔眼の魔術師』とスケール8の『真眼の魔術師』でペンデュラムスケールをセッティング!!」

一騎「ペンデュラム…!!」

サーニャ「ファラリス…デキレストの覇王…ですか…やはりペンデュラムを使いますか…」

クーデリカ「それに…なんだか…デュエルの雰囲気も一騎に似ている…」

トウセン「これでレベル2から7のモンスターが同時に召喚可能!!現れよ!生命を司る始まりの竜!!『アンファングアイズ・リザレクション・ドラゴン』!!!」


アンファングアイズ・リザレクション・ドラゴン
レベル7/光属性/ドラゴン族/スケール8
攻撃力2500/守備力2000


クーデリカ「アイズ…モンスターっ!!」

トウセン「俺は瞳の一族の一人…トウセン…瞳の竜を操り1度はデキレストの頂点に立った…」

トウセン「そして…お前は…その俺の『模倣体』だ!!」

一騎「なっ!?」

クーデリカ「え!?」

サーニャ「どういう…事ですか…?」

トウセン「バトルだ!アンファングアイズ・リザレクション・ドラゴンでハーデストアイズ・スカイ・ドラゴンを攻撃!!!」

トウセン「この瞬間!アンファングアイズの効果により『アンファングアイズ自身の攻撃を無効にしデッキからアンファングアイズ以下のレベルを持つアイズモンスターを特殊召喚する!』」

トウセン「現れよ!『真紅眼の黒竜(レッドアイズ・ブラックドラゴン)』!!」


レッドアイズ・ブラックドラゴン
レベル7/闇属性/ドラゴン族
攻撃力2400/守備力2000


一騎「レッドアイズ…だって!?」

トウセン「そして!魔眼の魔術師のペンデュラム効果により!『自身のアイズモンスターの攻撃が無効になった時!そのモンスターの攻撃力を1000上げてもう一度攻撃させる!!』」


アンファングアイズ・リザレクション・ドラゴン
攻撃力2500→3500



ハーデストアイズ・スカイ・ドラゴン
攻撃力2500


トウセン「輪廻のリザレクション・フォース!!」


一騎「トラップ発動!『EXC!!(エクスチェンジ)』発動!」

一騎「このカードは『自分フィールドのペンデュラムモンスターが効果または攻撃の対象となった時!そのモンスターを手札に戻し手札からそのモンスター以外のC(チェンジ)モンスター1体をフィールドに特殊召喚できる!』」

一騎「俺は!ハーデストアイズ・スカイ・ドラゴンを手札に戻し…手札から『C・(チェンジ) ユウゴウキン』を守備表示で特殊召喚!!」


ユウゴウキン
レベル4/地属性/植物族/スケール1
攻撃力0/守備力1800


手には融合悪魔を2体も載せた手のはえたキノコが現れる

トウセン「…だが破壊させてもらうぞ」

一騎「そうはいかない!ユウゴウキンの効果発動!『このモンスターが特殊召喚に成功した時!エクストラデッキに存在するモンスター1体とこのモンスターを墓地に送り、そのモンスターを素材として融合召喚を行う!』」

クーデリカ「相手ターンに融合召喚!?くぅ!流っ石一騎ぃ!!」

一騎「俺はフィールドのユウゴウキンとエクストラデッキの『ヘルトアイズ・ネオスドラゴン』を墓地に送り融合召喚を行う!」

一騎「混ざり合う力を宿し、数多の姿をその身に写し、魂の拳を掲げ正義の鉄槌を振り落とせ!!融合召喚!!現れろ!!レベル10!!『ヘルトアイズ・ジャスティスドラゴン』!!!」


ヘルトアイズ・ジャスティスドラゴン
レベル10/光属性/ドラゴン族/融合
攻撃力2800/守備力2500


両腕には光の剣をもつ人形の竜が空中に出現する

トウセン「再び…アイズを進化させた…か」

一騎「そして!ヘルトアイズ・ジャスティスドラゴンは『融合召喚に成功した時、フィールドに存在する融合召喚で召喚されたモンスター以外のモンスター全てを手札に戻す!!』」

キルルルッ!! ヘルトアイズが剣を高速回転させると光の我が出現しそれがレッドアイズとアンファングアイズを吹き飛ばす

トウセン「真眼の魔術師には『アイズモンスターを対象にしたマジック、トラップ、モンスター効果を無効にする効果がある』…が」パシッ
手札5

トウセン「俺はカードを1枚セットしてターンエンド」
手札4

クーデリカ「やった!相手になにもさせなかったよ!」

サーニャ「ふふ、流石ですね一騎は」

トウセン「…『模倣体』とはいえ…俺と言うことか…」

一騎「さっきから何なんだよ!模倣体、模倣体って!!」

トウセン「…教えてやる…お前という存在…お前がどう生まれたのかをな」

トウセン「今から十数年前…」



俺達ファラリスがまだデキレストや異世界について手探りだった時の事だ

トウセン『くっ…このままでは』

俺達の世界、ファラリスはこの頃から『崩壊』が始まっていた

『時空の崖』と呼ばれる、空間と空間の間…つまり『異世界の狭間』とも呼べる不確定な空間に繋がってしまう崖がファラリスの随所に現れ始めた

これはデキレストにファラリスという世界が圧迫されることによりこの現象が起こっていたのだ

このままではファラリスで生きる我々は…間違いなく消滅する…そう考えた

トウセン『…何か…何か策を…!』

我々ファラリス七賢者と呼ばれる人間と少数の人間はこちらの世界に転生した身だ…長く生きた…悔いは無いと言えば嘘になるが

それでもいつ消えてもいいと思っている、1度は滅んだ身…後悔はない

だがこのファラリスで授かった命達もある

正真正銘のファラリス人だ…その人々の命を無下にすることなど出来ない!

微かに遠い記憶…自分が王だった時の記憶があるからか俺は民衆を…人々を助けるために行動した



トウセン「そして…考え付いたのだ『交差世界の平和(クロスピース)』計画をな」

一騎「クロス…ピース…計画…?」

トウセン「デキレストとファラリス…この世界は…いや…この世界だけは『裏と表』どの世界の似て非なる世界『パラレルワールド』とも違う」

トウセン「片方が存在する時、もう片方は消滅する…当たり前のことだろう?」

一騎「デキレストと…ファラリスは共存…できない…?」

トウセン「その通りだ」



そして我々は2つの方法…いや…いずれ繋がる1つの方法を見つけた

それは

トウセン『…行くのか…お前達』

トウセンの前に二人の男がいた

アルフレド『僕たちに任せて』

アルフレドは黒フードだが顔をのぞかせている

もう一人は顔を確認することはできない

レグリス『ふ…何を言っているトウセン…お前のもっとも信用できる男だろ?俺は』

トウセン『レグリス…だが何が起こるか分からないぞ…』

レグリス『分かっている…行くぞ、アル』



トウセン「俺は親友であるレグリスとアルに隣界させる事を頼んだ」

クーデリカ「隣…界…?」

トウセン「時空の崖には…」スッ

トウセンが1つの石の塊を取り出す、それはスピカの回想にもあった石の欠片の本体であるように見える

トウセン「この塊と同じ成分が含まれていた、これには『対象の人間を別の世界に飛ばす』事ができる力がある」

一騎「なっ!?」

サーニャ「そんな石が…この世界に…」

クーデリカ「うそ…」

トウセン「どういうわけかこの石は大きさによって効力が違うらしい…簡単に言えば『小さければ隣の世界程度』にしか飛ぶことはできない…逆に巨大であれば…何処にでも行けるであろう…」

クーデリカ「そ、そんな便利アイテムがあるなら!あんた達『異世界の扉』なんて使わなくたってこっちに来れたじゃない!」

トウセン「世の中そんなに甘くはないんだよクーデリカ」

クーデリカ「っ」

トウセン「この石は『1度っきりの1人用』のレアアイテムという欠点がある、おいそれと使うことはできない」

サーニャ「…疑問、この世界とファラリスは隣同士の世界…貴方の仮説が本当なら『小さくても』こちらの世界に来ることは出来るのでは?」

一騎「そいつを粉々にして…小さくして使えば…」

トウセン「…試してみるか?」

クーデリカ「…どうやら無理なようだね…」

トウセン「…だからこそ俺達は時空の崖なんて危険な代物に手を出した、石ならばいざ知らず崖から落ちればまず命はない…」

トウセン「そして…小さければ隣の世界程度だが…」

サーニャ「大きければ…」

トウセン「そう…どの世界に行くか分からない…デキレストにたどり着くかなんて想像もつかない…」

トウセン「俺はレグリス達が時空の崖を落ちたところを直接は見ていない…しかし落ちたと確信している、何故なら膨大なエネルギーがファラリスを覆ったからだ」

クーデリカ「膨大なエネルギー…十数年前…まさか…十数年前…パパ達が見つけたって言う時空の裂け目って…」

一騎「アルフレドがこっちにやって来たときの影響か…」

サーニャ「…アルフレドは…確か…このはの弟として…」

トウセン「そう…それで分かった事がある…時空の崖はやはり危険なものだと言うことがな…アルフレドは再び『転生』したのだ」

トウセン「このはという少女の弟として…そして我々ファラリスとしての記憶を失った!」

一騎「な!?」

トウセン「しかし…時間が立つに連れ…再び戻ってきたのだろう…そして決定打となったのは我々が取りついたアイヴィスとの邂逅…つまり2年前のエクサス戦争」

トウセン「これによりアルの記憶は回復し…実体を持ちながらファラリスからデキレストに進出したのだ」

クーデリカ「…目的は…あんたたちファラリスを外に出すこと…か」

トウセン「その通りだ…長い時間がかかったとは言えアルの活躍により事が大きく進んだ…それだけではない」

そういい放ちトウセンは1度大きく息を吸う

トウセン「貴様の存在さ、一騎」

一騎「お、俺…?」

トウセン「俺達は当時アル達が失敗したと思っていた…やはり無謀だったとそう思っていた…」



トウセン『失敗か!!くそっ!アル…レグリス!!!』

だが

シャウロン『そう自分を責めんじゃあねぇよ』

トウセン『シャウロン…お前…今までどこに…それにその傷は…?』

シャウロンはトウセンの指摘されたように傷だらけだった

シャウロン『あ?あー…色々あってよぉ…レグリスやアルフレドの事は残念だが諦めよぉぜ?』

トウセン『…』

シャウロン『今は…俺達が生き延びることを考えるべきだろ?な?』

トウセン『だが…どうやって…』

シャウロン『こいつを使うのさ…来な』

俺はシャウロンに言われ、その後を着いていった

そこには

トウセン『これは…?』

まるで巨大な真っ黒な木のような物がそこにはあったそしてその中腹には扉が鎖でしまっている

シャウロン『こいつを知ってるか?トウセン』スッ

シャウロンの手には石の欠片と石の塊があった

トウセン『それはっ!?』

シャウロン『どうやら知っているらしいな…こいつは対象の人間を他の世界に飛ばす事ができるとんでもアイテムだ…だが効果は一度きり…』

シャウロン『小さければ効力も小さいが俺たちにとっては好都合、でかけりゃいいって代物じゃねぇからな』

トウセン『それを…どうするんだ?』

シャウロン『こいつは絶対に壊すことはできねぇ、同じ素材同士で尚且つ片方は上質なもんじゃねぇとな、だがこの石の塊はよぉ『同じ世界に1つ』しかねぇ…言ってる意味がわかるな?』

トウセン『破壊はできない…か』

シャウロン『まっ出来ることには出来るぜ?こっちには時空の崖があるからよぉそこにポイっと落とせば今のこの石ころのように砕けると思うぜ?そのあとこの石ころが何処かに行って、見つかるかどうかは知らねぇが…』

トウセン『何をすればいい』

シャウロン『』ニヤァ

シャウロン『まぁ…その木によぉ手で触れてみろよ』

トウセン『…分かった…っ!?』スッ

すると体から何かが抜け落ちるようにその木に吸いとられるような感じがした

そしてそれは影の塊のようになり、人の赤子の形成となった

トウセン『これはっ!?』

シャウロン『ソイツはてめぇの『分身』だぜぇ?』

トウセン『分…身?』

シャウロン『少しばかり時間がかかっちまうがよぉソイツをデキレストに放ち…育ち…外からファラリスの扉を開けさせるのよぉ』

トウセン『…だがそれではアルたちと同じ…』

シャウロン『全然ちげぇよタコっ!今度はコイツを使うのさ…』

そして掲げるのは小さな欠片



トウセン「そして…俺達は石の欠片を使い…俺の分身をデキレストへと送った…それが『お前』だ!一騎!!!」

一騎「な…んだ…と…」

トウセン「貴様が瞳の力を使えるのも!アイズモンスターと心を通わせるのも!ソロモンズに触れる事が出来るのも!ペンデュラムを使うことが出来るのも!!俺の分身だからだ!!!」

一騎「う…そ…だ」

一騎の頭に今まで記憶が通りすぎる、遊姫や通と過ごした日々、デキレストに来たばかりの日々エクサスやシンクリスで戦った日々

トウセン「貴様は俺によって作られた偽りの俺!偽りの体!偽りの記憶!!!お前は俺の…」

トウセン「『偽者』だ!!!」

一騎「俺が…偽…者…?」

クーデリカ「あ…い…一騎」

サーニャ「そ、そんな…バカな…」

一騎「俺の…記憶は…嘘…?」

一騎は膝を着く、自分は何者かずっと疑問に思ってきた

親は…そう、生んだ親はいない…いや違う自分は『いつから』いた?

いつの間にか孤児院にいた、そこで里親に出会った、遊姫や通に出会った

自分は誰だ?

突然デキレストにやって来た、ペンデュラムを使えた、アイズモンスターを使えた

デュエルがいきなり強くなった

何故?

ああ…そうか

初めから『トウセン』だったからだ、デキレストに突然やって来たのではない

しかるべき時がやって来て必然的に『呼ばれた』からだ

ペンデュラムやアイズモンスターを使いデュエルが強くなったのは俺が『トウセン』の贋作だからだ

俺は…戦ってきたはずだ出会ってきたはずだ、仲間や…ライバル達に…

それは…でも…違う…

全て違う…偽りの家族…偽りの生活…偽りの戦い…偽りの体…偽りの恋…偽りの思い出

…偽りの記憶


一騎は何も考えることが出来なくなった、自分はもう…誰なのか…それはもう…分からない



続く


次回


トウセン「俺とお前は裏と表!!ファラリスとデキレストが混じりあった今!この世界に俺達は同時に存在することはできない!!」

トウセン「そして!!偽物は本物に勝つことなどできない!」

クーデリカ「違う!違うよ!!一騎が本物か偽物かなんてどうでもいい!!あたしを助けてくれたのは一騎だもん!!それだけは本物だもん!!目を覚まして!一騎ぃ!!!」

トウセン「次回『染まる色を』偽りの自分を越えて行く」




ジ・アビス

・年齢 推定1万歳以上

・性別 不明

・深淵の神

精霊の女神アルスマグナから生まれたとされる闇の思念体

ファラリスの何処かの扉に幽閉されており力を蓄えているため自分から動くことはない
しかし数多の分身を作り出し暗躍する
目的は全世界を深淵に落とすこと

過去にダークネスを放ち新たに世界を作り出しそしてその世界を闇に落とそうと画策するも正義の闇により阻まれ失敗
さらにアストラル世界から見いだした闇ドン・サウザンドを利用するもアストラルとその片割れに阻まれ失敗している

デキレストでは1度、分身を呼び出し異世界の狭間にて一騎と交戦し一騎を一方的に蹂躙する力を見せつけた。
しかしその直後ファラリス世界をさまよっていたシンクリス王アレクサンダーにより分身ごと再び封印される。

そして今、ファラリス七賢者シャウロンと共に何かを画策しているようだが…


使用デッキは『深淵』
全てがレベル12のモンスター。


・深淵虚構闇神ガタノトーア・ベシャティーシャ
ランク13/闇属性/悪魔族/エクシーズ
攻撃力6100/守備力0

レベル13のモンスター×5

このカードがX召喚に成功した時自身がこのターンに受けたダメージを0にしこのモンスターの攻撃力分自身のLPを回復する。
①このモンスターがフィールドに表側表示で存在する時相手フィールドのモンスターはこのターン必ず攻撃しなければならない。
②このモンスターと戦闘を行う相手モンスターはバトルフェイズ終了時まで攻撃力は0になる
③このカードを対象に相手がカードの効果を発動した時、相手はデュエルに敗北する。


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ギガプラント
タイトル回収!そして今明かされる衝撃の真実ぅ~!ジャンジャジャ~ン!
贋作と来ましたか……これまた最終的にどうなるのかが気になる設定ですね。トラちゃんも凄い存在だったしどんどんと謎が明かされていきますね。まるで最近のアークファイブのようだ…。 (2016-10-24 22:36)
こんにゃく
コメントありがとうございます!!

やっとタイトル回収できました!
交差する鍵と交差する平和の意味をもつクロスピース
一体どうなっていくのか…これから先一気に終盤になっていきます
頑張って続けますよ!!! (2016-10-31 10:57)

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51 第19話 鈴の音に導かれて 1132 3 2016-01-27 -
65 第20話一騎元気作戦!取り戻せ闘志!! 934 3 2016-01-28 -
115 第21孤高のデュエリスト ジェイド!! 1014 3 2016-01-29 -
113 第22話 シンクリス山の激闘! 1084 3 2016-01-30 -
53 第23話トロッコ決戦!疾走する鉱山!! 961 3 2016-01-31 -
91 第24話 未来都市シンクリス 1051 2 2016-01-31 -
127 第25話 決戦前夜 1151 3 2016-02-01 -
72 第26話 戦う相手は自分自身!? 1020 2 2016-02-04 -
80 第27話遺跡の国フュージニアからきた男 1104 3 2016-02-05 -
94 第28話 忍者対決!!妖怪と忍 1052 3 2016-02-06 -
107 第29話 果物バトル!!動果物の脅威!! 1072 3 2016-02-08 -
223 第30話 探し物はペンダント? 1312 3 2016-02-10 -
68 第31話 想いの強さ 1023 3 2016-02-11 -
53 第32話 破壊の王 ヴァイス始動 1053 3 2016-02-13 -
96 第33話 男と男の熱き戦い!! 1204 4 2016-02-14 -
108 第34話友情タッグ!クローバーと姫 1007 3 2016-02-15 -
60 第35話 友情の形 932 3 2016-02-17 -
48 第36話 戦慄の道化師 1055 3 2016-02-18 -
115 第37話 邂逅 1078 3 2016-02-19 -
98 第38話 異世界の扉 974 3 2016-02-20 -
99 第39話 葛藤の中で 1025 3 2016-02-22 -
92 第40話 夢と道 1004 2 2016-02-22 -
128 第41話 ジョーカーの暗躍 1074 3 2016-02-23 -
72 第42話 時空間使い メーア 1039 3 2016-02-24 -
123 第43話 師弟との決別 1056 3 2016-02-25 -
118 第44話 時空間を操る大蛇 1074 3 2016-02-26 -
58 第45話 覚醒!!絆を刻む瞳 972 3 2016-02-27 -
95 第46話 突然の来訪者レイナ 1041 3 2016-02-28 -
109 第47話 凸凹タッグデュエル!! 934 3 2016-02-29 -
112 第48話 追憶の記憶 952 3 2016-03-01 -
108 第49話兄妹の絆 宇宙瞳の超煌角竜 1131 3 2016-03-03 -
102 第50話決勝前夜 それぞれの思い 1022 3 2016-03-04 -
111 第51話 決定戦開幕 1122 3 2016-03-05 -
97 第52話 その思いは速度を越える 975 3 2016-03-06 -
49 第53話 迷宮への挑戦 976 3 2016-03-10 -
55 第54話 過去の足枷 1034 3 2016-03-12 -
67 第55話 超越するランクアップ 1043 3 2016-03-15 -
47 第56話 砕いた仮面 1031 3 2016-03-17 -
78 第57話 剣の心 993 3 2016-03-18 -
130 第58話限界のその先へ 1123 3 2016-03-20 -
56 第59話 大地を生む瞳の竜 991 3 2016-03-23 -
61 第60話 友への思い 1013 3 2016-03-24 -
45 第61話 天を翔る 1026 4 2016-03-26 -
65 第62話 大切な人 1056 3 2016-03-28 -
52 第63話 戦いの証明 1037 3 2016-04-04 -
115 第64話 進化する力 1079 3 2016-04-06 -
123 第65話 囚われし心 1158 2 2016-04-11 -
77 第66話 解放 1158 2 2016-04-14 -
65 第67話 烙印の決闘 1063 2 2016-04-15 -
63 第68話 絶対王の力 1053 2 2016-04-16 -
47 第69話 決勝の始まり 1013 3 2016-04-17 -
75 第70話 真実 1071 3 2016-04-18 -
34 第71話 諦めない心 1117 3 2016-04-18 -
115 第72話 闇の王 1128 3 2016-04-22 -
55 第73話 深淵より出し者 957 3 2016-05-01 -
71 第74話 貫く光 1121 3 2016-05-04 -
129 75話 戦いの終わり 1186 3 2016-05-06 -
46 第76話 悪逆のエクサス 998 3 2016-05-18 -
92 第77話 戦慄の機械人形 1054 3 2016-05-26 -
52 第78話 合体する機械人形 962 3 2016-05-29 -
56 第79話  完全機械少女 1014 3 2016-06-06 -
62 第80話 爆走する変形車両 1028 3 2016-06-12 -
45 第81話 白銀の剣 987 2 2016-06-15 -
51 第82話 絡み付く毒 998 2 2016-06-19 -
62 第83話 停戦協定 938 3 2016-06-21 -
115 第84話 果たすべき約束 1031 3 2016-06-24 -
118 第85話 戦争 1040 3 2016-06-26 -
56 第86話それぞれの戦場。最高の助っ人 960 3 2016-06-27 -
58 第87話 電撃コロシアム 977 2 2016-06-28 -
91 第88話 誇り高き戦士 999 2 2016-06-30 -
100 第89話 仮面の下の亡霊 993 3 2016-07-02 -
101 第90話 舞い散る雪 931 3 2016-07-06 -
59 第91話 白銀の攻防 980 3 2016-07-11 -
35 第92話 龍刃水晶 983 3 2016-07-16 -
53 第93話 ジョーカーゲーム 1040 3 2016-07-21 -
59 第94話 覚醒する瞳 1025 3 2016-07-22 -
42 第95話 宇宙に輝く王 1791 3 2016-07-26 -
68 第96話 宇宙眼の暗黒竜 1007 2 2016-07-28 -
178 第97話 ソロモンズの化身 1153 3 2016-08-01 -
94 第98話 切望の記憶 1006 2 2016-08-02 -
103 第99話 再びの扉 968 3 2016-08-05 -
46 第100話 ファラリス七賢者 893 3 2016-08-07 -
119 第101話 狙われた考古学 1061 3 2016-08-09 -
77 番外編 夏休みだよ! 1070 2 2016-08-25 -
45 第102話 混沌の嵐 878 2 2016-08-28 -
101 第103話 儚い希望 979 2 2016-09-01 -
103 第104話 絵本の世界 893 2 2016-09-06 -
77 第105話 始まりのソロモンズ 930 2 2016-09-08 -
112 第106話 処刑王の闇 997 2 2016-09-10 -
75 第107話 猛け朽ちる龍 976 2 2016-09-12 -
99 第108話 軍神の戦い 888 2 2016-09-27 -
80 第109話 消え行く誇り 879 2 2016-09-28 -
122 第110話 忍者の祖 977 2 2016-10-02 -
75 第111話 譲れぬ思い 929 2 2016-10-04 -
115 第112話 星を統べる竜 965 2 2016-10-10 -
184 第113話 竜の記憶 1120 3 2016-10-13 -
113 第114話 運命の血筋 880 3 2016-10-16 -
80 第115話 命を懸けたラストデュエ 844 2 2016-10-23 -
66 第116話 偽りの記憶 1004 2 2016-10-24 -
116 第117話 染まる色を 900 2 2016-10-31 -
84 第118話 英雄の記憶 1025 2 2016-11-03 -
63 第119話 英雄の帰還 896 2 2016-11-04 -
136 第120話 黒騎士の意地 1100 2 2016-11-08 -
88 第121話 誰かのために 834 2 2016-11-16 -
91 第122話 創造せし竜 823 2 2016-11-20 -
93 第123話 白と黒の竜 883 2 2016-11-26 -
55 第124話 運命を切り開く剣 869 2 2016-11-30 -
96 番外編 カード紹介と色々! 1033 3 2016-12-07 -
96 第125話 深淵へのカウントダウン 884 3 2016-12-19 -
114 第126話 受け継がれる瞳 965 2 2016-12-22 -
101 第127話 進撃する拷問王 1022 2 2016-12-24 -
102 第128話 歪み笑う王 812 2 2016-12-27 -
110 第129話 絶望の化身 873 2 2016-12-30 -
89 第130話 闇を掴む者 840 2 2017-01-01 -
101 第131話 対極の忍 972 3 2017-01-06 -
107 第132話 姉弟の絆 868 2 2017-01-09 -
173 第133話 激突する竜 1133 2 2017-01-10 -
41 第134話 宇宙眼の星芒竜 796 2 2017-01-13 -
97 第135話 龍刃と水晶 882 3 2017-01-15 -
139 第136話 英雄の復活 1051 3 2017-01-18 -
135 第137話 龍王と罪王 960 2 2017-01-20 -
113 第138話 混沌呻く 816 3 2017-01-22 -
132 第139話 表裏一体 863 3 2017-01-25 -
73 第140話 継承する絆 823 3 2017-01-26 -
81 第141話 深淵にすがる者 812 3 2017-01-30 -
59 第142話 伸ばした手 826 4 2017-02-01 -
85 第143話 虚無と深淵 849 3 2017-02-04 -
98 第144話 集いし思い 844 3 2017-02-07 -
113 第145話 終焉と再生 834 2 2017-02-08 -
96 第146話 新たな世界 901 3 2017-02-10 -
102 最終話 クロスピース 939 3 2017-02-16 -
133 超時空!!番外編!! 1506 2 2017-02-24 -

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