第163話：聖なる珖放つ神の竜　作：光芒

　カードをドローした遊望の様子が変わったことについて真っ先に気付いたのは光子竜だった。精霊として人間と共に過ごして長い彼は人間の微かな表情の変化を見抜く力においてはこの場にいる誰よりも長けていた。

―――む。
（どうしたの？ 光子竜）
―――遊望を包む雰囲気が変わった。そんな気がしてな。あの手札に……何かあるのかもしれんな。

　光子竜は杞憂であるといいのだが、と思っていた。しかし、その杞憂は現実となってしまう。

「スタンバイフェイズ。蒼眼の銀龍の効果で墓地の通常モンスター、2体目の青眼の白龍を蘇生します。そして蒼眼の銀龍を攻撃表示に変更」
（攻撃力の低い蒼眼の銀龍を攻撃表示に……攻めてくる）
「蒼眼の銀龍でタツノコトークンを攻撃します。“滅びのアズール・ストリーム”！」

蒼眼の銀龍 ATK2500 VS タツノコトークン DEF200

「タツノコトークンは破壊されるわ」
「1体目の青眼の白龍で閃珖竜 スターダストを攻撃。“滅びの爆裂疾風弾”！」

青眼の白龍 ATK3000 VS 閃珖竜 スターダスト DEF2000

「閃珖竜 スターダストの効果発動！ 1ターンに1度、選択したカードをあらゆる破壊から守る！“波動音壁”！」
「無駄ですよ？ 2体目の青眼の白龍で閃珖竜 スターダストを攻撃！“滅びの爆裂疾風弾”第二撃！！」

青眼の白龍 ATK3000 VS 閃珖竜 スターダスト DEF2000

―――きゃああっ！
「スターダスト！！」
―――だ、大丈夫、だから……
「目障りな精霊は消え去りました。このデュエルは私の勝ちですね」
「……勝利宣言はまだ早いわよ！ 攻撃できるモンスターはもういないしライフはまだこっちの方が……」
「まだ私のバトルフェイズは終了していません。リバースカードオープン！ 罠カード“竜の転生”！」


※竜の転生
通常罠
(1)：自分フィールドのドラゴン族モンスター1体を対象として発動できる。
その自分のドラゴン族モンスターを除外し、自分の手札・墓地からドラゴン族モンスター1体を選んで特殊召喚する。


「竜の転生……！？」
「蒼眼の銀龍を対象に発動します。蒼眼の銀龍をゲームから除外し、手札からこのモンスターを特殊召喚します！ 現れよ！！」

　蒼眼の銀龍が異次元へと消え去ると同時に現れたのは漆黒の身体を持ち、全身に赤い目玉のような宝珠をあしらった禍々しいドラゴンであった。

「“破滅を司る漆黒の邪竜よ、現世の狭間を閉ざす鎖錠を破り、我が敵に滅びをもたらせ！！”現れよ！ “破滅竜ガンドラX”！！」


※破滅竜ガンドラX
効果モンスター
星8/闇属性/ドラゴン族/攻0/守0
(1)：このカードが手札からの召喚・特殊召喚に成功した時に発動できる。このカード以外のフィールドのモンスターを全て破壊し、破壊したモンスターの内、攻撃力が一番高いモンスターの攻撃力分のダメージを相手に与える。このカードの攻撃力は、この効果で相手に与えたダメージと同じ数値になる。
(2)：自分エンドフェイズに発動する。自分のLPを半分にする。


「破滅竜ガンドラX……」
「破滅竜ガンドラXが特殊召喚に成功した時に効果発動！ このカード以外のフィールドのモンスターを全て破壊し、破壊したモンスターのうち最も攻撃力の高いモンスターの攻撃力分のダメージを相手ライフに与えます！！“ルインズ・ギガブラスト”！！」

　ガンドラXの全身の真紅の宝珠から破滅の光が放たれ、その光は敵味方関係なく全てを滅ぼしつくす。綾香のフィールドにセットされていた“クリッター”、遊望のフィールドに存在する青眼の白龍2体がその破滅の力の餌食となる。そして破滅の光はその犠牲となった青眼の白龍の怨念と化して綾香の全身を貫いた。

綾香 LP6700→3700

「―――あああっ！！」

　全身を灼熱の炎で焼かれたような痛みが走り、悲鳴と共に悶絶する綾香。あまりの衝撃に意識が飛びそうになるが、そんな彼女をすんでのところで踏ん張らせたのはあるドラゴンの力だった。
　スターダストでも、スターダスト・クロニクルでもないその白いドラゴンのことを綾香は知らない。しかし、知らないはずなのにそのドラゴンとはとても長い時を過ごしてきたかのような懐かしさがあった。

（今のドラゴンはいったい……）
「……っ、墓地に送られたれた“クリッター”の効果発動！」


※クリッター
効果モンスター
星3/闇属性/悪魔族/攻1000/守600
「クリッター」の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1)：このカードがフィールドから墓地へ送られた場合に発動する。デッキから攻撃力1500以下のモンスター1体を手札に加える。このターン、自分はこの効果で手札に加えたカード及びその同名カードの発動ができない。


「デッキから攻撃力1500以下のモンスター、破面竜を手札に加えるわ！」
「クリッターとは予想外でした。ですが、これであなたを守るモンスターはいません。破滅竜ガンドラXは自身の効果で相手ライフに与えたダメージがその攻撃力となります」

破滅竜ガンドラX ATK0→3000

「攻撃力……3000……」
「破滅竜ガンドラXでダイレクトアタック！“ヘル・バースト・フレア”！！」

破滅竜ガンドラX ATK3000

綾香 LP3700→700

―――綾香！！
「綾香サン！！」

　破滅竜ガンドラXの攻撃を受けて綾香の身体は後方へと強く吹き飛ばされる。全身を強く打ち付けてしまい、呼吸することすら厳しいほどの痛みが彼女の身体を襲った。それでも綾香は何も言わずに立ち上がった。今の彼女の身体を動かしているのはただ1つ。「遊希を助けたい」という一心のみであった。

「デッキに似て持ち主もしぶといのですね。倒れていれば楽なのに……バトルフェイズを終了。メインフェイズ2に移り、カードを1枚セット。ターンエンドです。そしてエンドフェイズ時に破滅竜ガンドラXの効果が発動。私のライフを半分にします」

遊望 LP3700→1850

（はぁ……強すぎる破滅の力は……相手を選ばず滅びへと誘うのですね……）
―――遊望、どうした？ 少し息が荒いぞ。
（な、なんでもありません。ライフが削られたからでしょう？）

　遊望はわかっていた。自分に遺されている時間はそう長くはないことを。


遊望　LP1850　手札0枚
デッキ：23　モンスター：1（破滅竜ガンドラX）魔法・罠：1　墓地：12　除外：3
綾香　LP700　手札2枚
デッキ：20　モンスター：0　魔法・罠：2　墓地：12　除外：3


☆TURN12


「私の……ターン！ ドロー！！ 私はモンスターをセット。これで―――ターンエンド」


遊望　LP1850　手札0枚
デッキ：23　モンスター：1（破滅竜ガンドラX）魔法・罠：1　墓地：12　除外：3
綾香　LP700　手札2枚
デッキ：19　モンスター：1　魔法・罠：2　墓地：12　除外：3


☆TURN13


（ここに来てドローゴー……セットモンスターは恐らくクリッターの効果でサーチした破面竜でしょう。ガンドラXのデメリットを避けつつ、相手ライフを削るのは厳しいかもしれません。でしたら……）
「私のターン、ドロー。手札から速攻魔法、銀龍の轟咆を発動します！ 墓地の通常モンスター1体を蘇生。蘇生するのは墓地で通常モンスターとして扱える白き霊龍です」
「白き霊龍……青眼を出さないってことは……」
「火力なら十分ですからね、特殊召喚に成功した白き霊龍の効果により、あなたの魔法・罠カード1枚をゲームから除外します！ 除外するのは私から見て左のセットされたカードです」

　白き霊龍の効果によって除外されたのはセットされていた星堕つる地に立つ閃珖だった。かつてエヴァとのデュエルで綾香の危機を救ったこのカードであったが、前の遊望のターンまで綾香のライフは遊望を大きく上回っていたため発動条件を満たすことができなかったのだ。

「……どうやら外れてしまったようですね。まあいいでしょう、バトル。まずは白き霊龍でそのセットモンスターを攻撃します。“スピリット・バースト・ブレス”！」

白き霊龍 ATK2500 VS 破面竜 DEF1100

「戦闘で破壊された破面竜の効果発動！ 3体目の破面竜をデッキから特殊召喚するわ！」
「……破滅竜ガンドラXで破面竜を攻撃！」

破滅竜ガンドラX ATK3000 VS 破面竜 DEF1100

「破面竜の効果でデッキからタツノオトシオヤを特殊召喚する！」
「またそのカードですか……バトルフェイズを終了します。メインフェイズ2、私はレベル8の破滅竜ガンドラXと白き霊龍でオーバーレイ！！」

　遊望の取り出したカードが力強く輝く。それは光子竜と同じ“銀河眼”の名を持つドラゴンのカード。

「“奪われた我が命蘇らせし大いなる精霊よ。今その姿を禍々しき竜に宿し、我が願いを、我が希望をその瞳で見据え顕現せよ！ エクシーズ召喚！ 目覚めなさい、No.107 銀河眼の時空竜！！」

　天空に顕現した三角錐のような物体が開き、竜の姿を象る。かつて遊希とのデュエルで遊希を破った精霊・銀河眼の時空竜。その姿を見て綾香の身体には武者震いが走った。

―――時空竜……
―――光子竜よ。またしてもこうして相対する時が来るとはな。運命とは奇妙なものだな。
―――ああ、全くだ。
（……銀河眼の時空竜。私はあの時あの精霊と相対して恐怖で何もできなかった……でも、今は違う。私にはスターダストもいる、みんながいる。そう思うと……）



―――そう。あなたはもうあの時のあなたではない。だからこそ、封じられたこの力を―――



「えっ？」
―――どうした？ 綾香？
（ねえ、光子竜、スターダスト。今何か言った？）
―――えっ、私は何も……
―――ああ。私も時空竜と会話していただけだが。
（ううん、気のせいだと思う。疲れてるのかな？）

　気のせいではなかった。慈悲深そうな気品ある女性の声。スターダストに微かに似ているようではあったが、スターダストの声はここまで大人っぽくはない。

（……あなたは一体……）
「私はこれでターンエンドです」


遊望　LP1850　手札0枚
デッキ：22　モンスター：1（No.107 銀河眼の時空竜 ORU:2）魔法・罠：1　墓地：12　除外：3
綾香　LP700　手札2枚
デッキ：17　モンスター：1（タツノオトシオヤ）魔法・罠：1　墓地：14　除外：4


☆TURN14


　デュエルは綾香が危機的状況に陥っていることに変わりない。破面竜の効果で多彩なシンクロ召喚が可能な最上級チューナーのタツノオトシオヤを特殊召喚できたのはいいが、ここでのシンクロ召喚次第ではこのまま何もできず遊望の前に敗れ去るだけである。
　そんな中においても綾香はいつも以上に平然と落ち着いていた。危機感を通り越して解脱の域に入りかけている自分に他の誰よりも自分自身が驚いていた。何故ここまで落ち着いていられるのか、と。

（ねえ、答えて。あなたは……スターダストなの？）
―――綾香、さっきから私の名前を呼んでどうしたの？
（……スターダスト……）
―――綾香……
―――スターダスト、しばらく綾香を見守ろう。綾香は何かを掴みかけているのかもしれない。
―――掴みかけている？
―――ああ。今綾香には私とお前、2体の精霊が宿り、精霊へと転生した遊望や時空竜と対峙している。精霊使いとはいえ、人間の綾香の周りに4体もの精霊がいるんだ。何かしらの作用が起きても不思議ではない。
（……私は……私は……）
「あの、綾香さん？ 負けに怯える気持ちはわかりますが、ドローをしてくれないとデュエルが進みません。サレンダーをするのであればせめてドローをしてからにしてください」

　痺れを切らした遊望が綾香にドローを急かす。我に返った綾香はデッキからカードをドローする。

「……っ！」
―――綾香？
「この……感覚は……また……」

　ドローカードを見た綾香は以前にも感じたことのある不思議な感覚に襲われた。それはスターダストを覚醒させたエヴァとのデュエルでも感じた力の目覚め。正体こそわからないが、自分が今まで見たことも感じたこともない強い力が自分の中で確実に芽吹いていた。

「……メインフェイズ1！ まずはタツノオトシオヤの効果発動！ 自身のレベルを1つ下げてタツノコトークン1体をフィールドに特殊召喚！ この効果を3回発動するわ！」

タツノオトシオヤ　星7→4　タツノコトークン3体生成

「レベル1のタツノコトークンにレベル4となったチューナーモンスターのタツノオトシオヤをチューニング！ 今再び限界を超えて駆け抜けて！ シンクロチューナー、アクセル・シンクロン！」
「またしてもそのモンスターですか。しかし、シンクロチューナーをいくら出したところで……」
「アクセル・シンクロンの効果を発動！ デッキからシンクロン1体を墓地に送り、そのモンスターのレベル分自身のレベルを下げる！ ジェット・シンクロンを墓地に送ってアクセル・シンクロンのレベルを4にするわ！」

アクセル・シンクロン 星5→4

「そして通常召喚！ 炎竜星-シュンゲイ！ レベル4の炎竜星-シュンゲイに、レベル4のシンクロチューナー、アクセル・シンクロンをチューニング！ 限界を超えた速さの力を得て竜は天に昇る。光り輝く星となって再臨せよ！ シンクロ召喚！ 力を貸して、輝竜星-ショウフク！！」

輝竜星-ショウフク ATK2300/DEF2600→ATK2800/DEF3100

「輝竜星-ショウフク……時空竜をバウンスする気ですね……」
「シンクロ召喚に成功したショウフクの効果を発動するわ！ このカードのシンクロ素材となった幻竜族モンスターの属性の数だけフィールドのカードをデッキに戻す！ 素材になった幻竜族モンスターは炎属性のシュンゲイだけだから1枚をデッキに戻すわ！ 戻すのは当然時空竜！」
「させない！！ ショウフクの効果にチェーンしてリバースカードオープン！ 罠カード“スキル・プリズナー”！！」


※スキル・プリズナー
通常罠
自分フィールド上のカード1枚を選択して発動できる。このターン、選択したカードを対象として発動したモンスター効果を無効にする。
また、墓地のこのカードをゲームから除外し、自分フィールド上のカード1枚を選択して発動できる。このターン、選択したカードを対象として発動したモンスター効果を無効にする。この効果はこのカードが墓地へ送られたターンには発動できない。


「時空竜を対象に発動！ このカードの対象となったカードはそのカードを対象にして発動されたモンスターの効果を受けない！」

チェーン2（遊望）：スキル・プリズナー→No.107 銀河眼の時空竜
チェーン1（綾香）：輝竜星-ショウフク→No.107 銀河眼の時空竜

「これで時空竜はショウフクの効果によってデッキバウンスされません」
「やっぱりね。何らかの効果で守ってくることはわかっていたわ」
「まさか……ショウフクの効果を防がれることを読んでいたのですか？」
「ショウフクの2つ目の効果を発動！ フィールドのカードを1枚破壊して墓地のチューナー1体を蘇生するわ！ 私は魔法・罠ゾーンのカードを破壊し、墓地のジェット・シンクロンを特殊召喚するわ！ そしてレベル1のタツノコトークンにレベル1のジェット・シンクロンをチューニング！ 力を貸して、シンクロチューナー、フォーミュラ・シンクロン！」

　アクセル・シンクロンと共にこのデュエル2回目のシンクロ召喚となるフォーミュラ・シンクロン。レベルが2と低いため、シンクロ召喚をするのには一工夫いるモンスターであるが、そんなモンスターを1度のデュエルで2度もシンクロ召喚するのだから、綾香のデュエルタクティクスはもはや遊希やエヴァと肩を並べるほどの成長していたと言ってよかった。

「フォーミュラ・シンクロンのシンクロ召喚に成功したことでデッキから1枚ドローするわ！ そして手札を1枚墓地に送り、ジェット・シンクロンの効果を発動！ このカードを墓地から特殊召喚！」
「またしても……レベル1のモンスターとレベル1のチューナーが……」
「レベル1のタツノコトークンにレベル1のジェット・シンクロンをチューニング！ “漆黒の翼に隠すは雨に濡れし小さき刃。雨中の空に鮮やかに舞い、全てを斬り裂け！”シンクロ召喚！ “A BF-雨隠れのサヨ”！！」


※A BF-雨隠れのサヨ
シンクロ・効果モンスター
星２/闇属性/鳥獣族/攻800/守100
チューナー＋チューナー以外のモンスター1体
(1)：「BF」モンスターを素材としてS召喚したこのカードはチューナーとして扱う。
(2)：このカードは1ターンに2度まで戦闘では破壊されない。


「A BF……竜星と何の関係のないレベル2のシンクロモンスター……？」
―――遊望、油断するな！
「えっ……？」

　警戒する時空竜の言葉を聞いて遊望が目を凝らすと、綾香の後ろにはぼんやりと白く巨大なドラゴンのような姿が浮かんでいるのが見えた。スターダストでも、スターダスト・クロニクルでもない未知のモンスター。しかし、その力は前者2体を遥かに上回るものであることを彼女はその身体で理解した。

（こ、この力は……いったい……）

　動揺する心を悟られまいと必死に取り繕う遊望。一方で対峙する綾香に宿るスターダストの様子にも変化が生じていた。今は墓地にあり、その場にモンスターとして存在していないスターダストであったが、間違いなく自分の中から溢れ出しそうな未知の力を感じ取っていた。
　その力の証拠に綾香のデュエルディスクからは白い聖なる光が輝き放たれていた。その力の主をエクストラデッキから取り出すと、それは傍から見れば白い枠でイラスト部分が白紙のカードだったが、綾香はそのカードに眠るものの正体を、名前を知っていた。

―――綾香……これは……
「……スターダスト、私見えた。あなたの、真の力。あなたに眠る一番の可能性を！！」
―――綾香、お願い……私を導いて！！
「ええ！ 私は―――











―――レベル8のシンクロモンスター、輝竜星-ショウフクとレベル2のシンクロモンスター、A BF-雨隠れのサヨに―――










―――レベル2のシンクロチューナー、フォーミュラ・シンクロンをチューニング！！―――










　フォーミュラ・シンクロンの身体が金色に光り輝く2つのリングへと変化し、10の星となったショウフクとサヨの身体がそれに合わさり1つとなる。フィールドにはスターダストの幻影が現れ、その幻影がスターダスト・クロニクルへと変わり、そしてそのスターダスト・クロニクルの幻影が更なる力を呼び覚ました。










―――“白き星の竜に眠りし真の力が目覚める時、暗黒の天に星の輝きが満ち溢れる。古の天に輝きし星々よ！ 今眩き雨として降り注ぎ、神となりて生まれ変われ！ 世界を！ 皆の心を1つに！！”―――










―――これが……限界を超えたシンクロ召喚！ “リミットオーバー・アクセルシンクロ”！！―――











―――今この地に舞い降りよ！！―――





















―――“聖珖神竜 スターダスト・シフル”！！―――