交流(共通)

一言掲示板 管理人連絡掲示板 遊戯王雑談掲示板 雑談掲示板

メインメニュー

クリエイトメニュー

その他

遊戯王ランキング

注目カードランクング


カード種類 最強カードランキング


種族 最強モンスターランキング


属性 最強モンスターランキング


レベル別最強モンスターランキング


デッキランキング

HOME > 遊戯王SS一覧 > 第100話 ファラリス七賢者

第100話 ファラリス七賢者 作:こんにゃく

グオン…グオン…

エクサス城上空、世界の壁に亀裂が入りそこから禍々しい何かがこちらの世界に入り込む

エクサス城の外では

エクサス兵「…」バタッ

カイルスナイト「…」ドサッ

次々とエクサス兵士達がその場で倒れていった

サーニャ「疑問。これは…どういうことでしょう」

ガイ「知るかよそんなもん、俺が聞きたいぜ…ただ」

周りを見渡す、そこにはこの状況が分からずアタフタとしているシンクリス兵やフュージニア兵の姿があった

ガイ「一先ずは終わったみてぇだな」

サーニャ「ですが…あれは何でしょう」

サーニャが目を向ける方向は勿論エクサス城上空の亀裂

ガイ「さぁな、だが良いもんでは無さそうだぜ?…行ってみるか?」

サーニャ「当然。」

ガイ「よし、決まりだ行くぞサーニャ」

サーニャ「了解。」




一騎「お前達は…一体…」

一騎とクーデリカの目の前には四人のフードを被った人間の姿があった

その時だった

ズバァァンッ!!

一騎「っ!?」

その4人に更にどこからかやってきた光の柱が4人を覆う

クーデリカ「今度は何…!?」

すると

???「あっひゃひゃひゃっ!!!やったぜ、やったぜ…やりやがったw」

一人の甲高い笑い声が響いた

???「よくやってくれたぜぇw?良い働きだった一騎ちゃんw」

一騎「っ!!」

その男は一騎の名前を知っている

一騎「お前!!何者だ!!どうして俺の名前を!!?」

???「どうして?どうしてだって?そりぁよ…ずっと見ていたからなぁ俺達は…てめぇをよぉ」

一騎「俺を…見ていた…?」

???「ああ、まぁなぁ」

すると今まで話していた男ではない男がその男の前に出る

そして前に出た男がフードを取った

一騎「っ!!?」

クーデリカ「うっそ…」

その男の顔はまさに一騎と瓜二つの少年だった

しかしその顔には何やら模様のようなものがついている

一騎「お前は…まさか…っ」

???「俺の名前はトウセン…ファラリス世界を統べる王だ」

クーデリカ「一騎と同じ…顔」

一騎「お前が…トウセン」

トウセン「貴様が…一騎だな」

???「あっひゃっひゃっひゃw本当にそっくりだなぁおいw」

???「シャウロン、少し黙っていろ」

バサッともう一人の男がフードを取ると顔が露わになる

その男は長髪でトウセンと同じく顔に模様のようなものがついている

シャウロン「ちっ…シリウス…てめぇは低血圧すぎんだよ、こちとらやっとこの世界に出てこれてよぉ」

???「あのぉ…セン…ほかの方は?」

静にそして美しい声をもつ少女の声があたりに響く

トウセン「…スピカ、安心しろ他の二人はそろそろ出てくるだろう」

スピカ「そう…ならいいけれど」

シャウロン「それよりよぉ…どうする…ケケケッここでこいつらやっちまうかぁ?」

ザワッ

一騎達はシャウロンから放たれた殺気にざわつく…コイツとは戦ってはいけないと本能的に感じ取る

トウセン「いや、駄目だ」

シャウロン「…ちっ…そういう言うと思ったぜ…たくつまらねぇ」

そして

ジェイド「一騎!!」

そこにジェイドとアリーシャの二人が入ってきた

トウセン「ん?」

入ってきたジェイドに反応するトウセン

トウセン「貴様…」

ジェイド「コイツらは何者だ、敵か?敵ならば俺が相手になってやる」

シャウロン「いいねぇ…だったらこの俺様が相手してやるぜ?」

交戦状態になりそうになる二人しかし

ジェイド「っ!!?なっ!?」

ジェイドの眼が反応する

ジェイド「っ!!なんだこれはっ!!」

そしてその時だった、後方から遊姫とリアンが入ってきたのだ

そして遊姫の背中にはレイナの姿が

レイナ「っ!!?」

遊姫「レイナちゃん!?」

リアン「こ、これは!?」

ピカァッ!!!レイナがより強く輝く

そして

バシュンッ!!レイナの体から何かが抜ける

トウセン「来たか」

そしてその抜け落ちた光がトウセン達の元に集まり人の形を形成する

???「んぁ~」グィ

背筋を伸ばし現れたのは小さな体で薄い青い髪の少女

他のトウセン達と同じくフードつきの黒コート

スピカ「ミラさん!」

ミラ「んぁ?おおっ!スピカか!久しぶりだねぇ!」

小さい体で自分よりも体の大きなスピカの頭を撫でるミラ

ジェイド「こ、これは…一体」

眼を抑えながら立ち上がる

アリーシャ「レイナちゃんの体から女の子が…!?」

ジェイド「貴様…!!貴様がレイナを蝕んでいたということかっ!!!」

ミラ「ん?」

何食わぬ顔で見下ろすミラ

このは「これは…一体どういうことですか!?」

そこにユキを背負ったこのはそしてベクトとメーアが集まってくる

ベクト「あん!?なんだコイツラはよ!?」

メーア「…何者だ」

シャウロン「ケッゾロゾロと集まってきたじゃねぇか」

一騎「このは…それにみんな!!」

このは「うむ、何かと思い駆けつけたでござるよ…してこやつらは?」

一騎「こいつらが…ファラリス世界の奴らだ」

このは「ファラリスですと!?」

???「その通りだよ」

そこにもう一つ声が加わる

それは

このは「なっ!?もみじ!!?」

そう、先程までこのはと戦っていたこのはの弟もみじの姿があった

もみじも同様に黒コートに顔に模様がある

一騎「なっ!?もみじって!!お前の…」

このは「…そうでござる…でももみじは暁でエクサスの…でもあれではまるでファラリスのようでは…」

もみじ「そうだよ、僕はファラリス世界の人間だ、名はアルフレド…君たち忍者の祖先といえる」

このは「な、んですと…」

シャウロン「くくっ…お前さっきそこのチビに負けてたよなぁ?情けねぇw」

アルフレド「ふん、僕だってこちらの世界に出ていたとはいえ100パーセントの力は出せなかったんだ」

シャウロン「言い訳とは見苦しいじゃねぇか」

ミラ「やめんか、二人共…今はそのような状況ではないぞ」

アルフレド「すみません、ミラさん」

トウセン「…」

一騎「どういうことだよ、トウセン、そこの女の子がレイナから出てきたのは…」

トウセン「…」

このは「なっ!?」

遊姫「うそ…一騎が二人…?」

その場にいた人間が顔をしかめる

それほどまでに一騎そしてトウセンは似ているのだ

トウセン「簡単な話だ、俺達ファラリスは本来このデキレストに存在することは出来ない」

スピカ「だからこそ私達はこの世界の人の体を借りることで私達をこの世界に顕現させようと考えたのです」

リアン「って言うことはまさか…お母さんにも!?」

スピカ「…すみません、貴方の母親には私が…」

クーデリカ「…へぇ…アンタがあたし達のママを…よくもやってくれたじゃん」

とクーデリカはスピカに対して威嚇をする

一騎「…それじゃあ他の奴らは…まさかエクサス王も」

アルフレド「その通りだ、エクサスの四騎士や王には既に僕達が取り付いていたのさ」

トウセン「その通りだ、俺達はそれぞれ、エクサスの人間に取りつきそして異世界の扉を開かせるように誘導した」

シリウス「アイヴィス、キルヴィス、レイナ、マイアス、アンナ…この人間を使いそして俺達は遂にこの世界に降り立つことが出来た」

シャウロン「まぁ、あのキルヴィスとか言う奴は面倒な事にとんでもねぇ精神力をしてやがった…洗脳すんのに時間かかっちまったぜたくよぉ」

このは「ですが…もみじ!お前は…お前は人に取りついてござらんかった!それじゃあ…お前は一体…!?」

アルフレド「…その答えはいずれしてあげるよ…今は時間が無いからね」

一騎「時間が無い…だと…お前たちは何が目的だ!こんな大それた事をして…人々の命を奪って何をする気だ!」

トウセン「…」

トウセンは静に佇む、そして口を開いた

トウセン「俺達の目的はこの世界…デキレストを葬り去ることだ」

一騎「っ!?」

クーデリカ「なっ!?」

遊姫「葬るって!?嘘でしょ!?」

ジェイド「…どういうことだ」

トウセン「それを答える必要は無い…」

一騎「答える必要はないだと…ふざけるな!!俺達の世界を勝手に滅ぼされてたまるかよ!!」

シャウロン「ケッ…威勢が良いじゃねぇか…贋作のくせによぉ」

一騎「なに!?」

トウセン「…どのみちこの世界は終わる…それまで慎んで生活を送ると良い」

ベクト「…なんだかわからねぇが…てめぇらは俺達の…いや世界の敵って事だよなぁ?だったら話は早ぇ…とっとと叩きのめしてやる!」

トウセン「そうはいかない…こちらにも準備がある…貴様達に付き合っている暇など無い」

ベクト「なんだと?」

トウセン「シリウス」

シリウス「了解した」

その言葉と同時に稲妻が再び出現しファラリス達を包み込む

一騎「なっ!?」

その時だった、遅れて通、コレット、キルヴィス…サーニャにガイが入ってきた

ガイ「うおっ!?なんだこれ!?」

サーニャ「これは…」

通「っ!!一騎!!無事か!!?どうなってる!!」

一騎「通!!」

トウセン「…」

スピカ「…セン」

ミラ「あ~えーと…ジェイドだっけ?」

ジェイド「…なんだ」

ミラ「ふふっ久々だねぇ…また会える時、楽しみにしているよ」

ジェイド「なんだと?貴様など俺は知らん」

ミラ「そう…私は知ってるよ…君のことをよく…ね」

ブヒュゥゥッ!!再び稲妻が激しくなる

このは「もみじ!!」

アルフレド「…このは、君とはもう一度会うことになりそうだ」

このは「…!」

アルフレド「その時、今度こそ決着をつけてあげるよ今度は全力で」

このは「もみじ…」

一騎「くっ…トウセンっ!!」

トウセン「…」

一騎「俺は…絶対にお前たちの事を止めてみせるからな…絶対だ!!覚えてろ!!」

トウセン「…ふん」

ブオンッ!!ファラリス達の姿は次の瞬間無くなっていた

静寂な風が流れる

一騎「…ファラリス」

マイアス「う…っぐ…」

クーデリカ「!一騎!エクサス王が!」

一騎「あんたっ…!!いや…」

マイアス「ぐっ…う…俺は…」

一騎「エクサス王」

マイアス「!…君は…そうか…私はぁ」

キルヴィス「…王よ…」

マイアス「!キルヴィス…」

キルヴィス「…覚えていますね…全て」

マイアス「ああ…覚えているよ…全てなぁ」

サーニャ「…どういうことでしょう」

ガイ「ああ、全くだぜ、話が見えねぇ」

アンナ「それは私が話します」

クーデリカ「え!?」

リアン「お母さん!?どうしてここに!?」

アンナ「…リアン達が去った後すぐに目を覚ましました…そしてこの場所にただならぬ気配を感じすぐに」

アイヴィス「俺も大体同じだ」

ジェイド「アイヴィス…」

コレット「母様…本当に母様なのですか…っ」

アンナ「ええ、コレット…でも今は再会を喜んでいる場合ではないわ」

キルヴィス「…ああ、ファラリスのことだ」

一騎「ファラリス…ってこのは…ユキは…?どうして起きないんだ?」

このは「…」 

一騎「このは?」

このは「ユキは…もう息がありませんのです」

一騎「…は?」

このは「先程のデュエルでもみじ…いえアルフレドと勇敢に戦い…命を落としました」

一騎「…嘘だろ…?嘘だ!そんなはず!!」

遊姫「そんな…ユキちゃんっ!!」

ベクト「マジかよ…」

メーア「…慣れないものだな人の死というものは」

マイアス「…人の死だぁ」 

一騎「…え?」

マイアス「今回の扉はぁ直接人の死を集めそしてソロモンズの力を使いそのエネルギーを増幅させぇ」

アンナ「そして貴方、一騎君とクーちゃんのペンデュラムの力を使い、この異世界の扉を開いた」

クーデリカ「あたしと一騎の…力」

キルヴィス「奴らは初めからこの世界に自身の体を定着させるためにこの計画を練っていたそして…成功した」

アイヴィス「…俺としたことがまんまと奴らに乗せられたという訳か…」 

ジェイド「反省はいい、後で好きなだけしろ、そうではない、奴らは何をする気だ乗っ取られている間に何か分かったことはないのか」

アリーシャ「ち、ちょっとジェイド!そんな言い方は…っ」

マイアス「いや、いい…私達はぁとても許して貰える立場ではない…そのように罵倒されようとも言い返す事など無い…」

アンナ「彼らの目的…だけれど、多分この世界の破壊よ」

一騎「ああ、それはさっきトウセンが言っていた」

遊姫「で、でもどうして?」

アンナ「…ごめんなさい、そこまでは」

マイアス「だがぁ奴らはまだこの世界を破壊する事など出来んはずだぁ」

通「…どうしてそう言い切れる」

マイアス「…まだ始まりのソロモンズが集まっていないからだぁ」

一騎「始まりの…ソロモンズ」

アンナ「始まりのソロモンズが揃って初めて完全な異世界の扉を作る事が出来る、つまり」

キルヴィス「ファラリス世界とこちらの世界が繋がるって事だ」

ジェイド「その時、間違いなくこの世界は…崩壊するって事か」

アリーシャ「そ、そんな…!」

キルヴィス「奴らはこちらの世界に体を持ってくる事に成功した今、のんびりしている暇は無くなった」

一騎「ああ、ファラリスに先にその始まりのソロモンズを集められたら今度こそヤバい」

遊姫「その前に探し出さなくちゃ駄目って事ね」

ガイ「つってもよぉどうやって探すんだよ、俺達はその始まりのソロモンズって奴は初めて聞いたぜ?」

サーニャ「…同感。探すための情報がありません」

一騎「そ、そうだよなぁ」

クーデリカ「…フュージニア」

一騎「え?」

クーデリカ「フュージニアは歴史の国、この世界にあったとされる過去の記録は残ってるはず、それに考古学者も多いはず」

コレット「…確かに始まりの…なんて物がついているのだ、単純に考えてソロモンズの祖と考えて良い」

ジェイド「なら、さっさと行くぞ、悠長な事はしていられん」

マイアス「まぁ待つがいいジェイド…お前たちは先の戦いで傷ついている」

アンナ「それに…この戦いで亡くなられた方達の…供養を」

一騎はユキを見る

そうユキだけではない、この戦いで数々の人々が命を落とした

一騎「…そうだな、今日は休もう…行動は明日からでも遅くない」

マイアス「…我々は操られていたとはいえ…とんでもないことをやってしまった…この償いは行動で示すほかはない…アイヴィス」

アイヴィス「はっ」

マイアス「全員に告げよ、戦いは終わった…これよりエクサスそしてシンクリス、フュージニアの復興に務めると」

アイヴィス「了解いたしました」

キルヴィス「…アイヴィス、俺も手伝おう」

アイヴィス「…感謝する」




このはと一騎は小高い丘の上にいた

そしてそこには1つの墓石が

一騎「…」

このは「…」

一騎「…俺さ」

このは「…はい」

一騎「今まで人の死って言うのを軽く考えてた」

このは「…はい」

一騎「…世界の何処かで誰かが死んでしまっているなんてことは当たり前でそれが実感できてなかった…そしてそれは目の前で人が死んでいてもだ」

一騎「でも…こうやって…身近な人が居なくなってから…気づくんだな」

このは「…人間とはそういうものです、他人を思いやる事など簡単にできることではない、心の何処かにきっと…人を気にしていない部分が存在するのです」

このは「でもこうやって人の死を…身近な人の死を知ることでいっきはつらさや責任を感じることが出来たのではないのですか?」

一騎「ああ、そうだ…俺達はこれからもっと厳しい戦いをしなくちゃならないのかもしれない」

一騎「ファラリス…あいつらは今まで相手してきた奴らとは違う…別格の何か…力を感じた」

このは「…」

一騎「ここからは…本当は誰一人失いたくない…だけどもしかしたらこうやってユキのように…」

このは「それでも私達はやらなければなりません…やらねば私達だけでなく…この世界の人々が犠牲になるのです」

一騎「…このは、お前は俺と一緒に戦ってくれるのか?」

このは「当たり前なのですよ…ユキの為にそして…自分のためにも」

一騎「…そうだな、俺も頑張ってみる…ファラリスを…止めてやる」




マイアス「…私は…多くの人間を犠牲にしてしまったのだなぁ」

アイヴィス「それを言うのであれば俺やエクサスの兵達全てに言えることです」

マイアス「しかし…」

アイヴィス「確かに俺達がやった事は許されることではありません、操られていたということも考慮しても」

マイアス「…」

アイヴィス「だからこそ、我々はやらなければなりません、この世界をもう一度平和にするために行動しなければならないのです」

マイアス「…そうだな、お前の言うとおりだアイヴィス」

アイヴィス「今、まさに我々は自分達の過ちを正そうと動き出したばかりです、悔やむのは…後にしましょう」


マイアスそしてアイヴィスが半壊した玉座の間で話す傍ら、部屋に入らずに影からその話を聞いていたキルヴィス

キルヴィス「…」

コレット「盗み聞きか?」

キルヴィス「…ふっ杞憂だったな…知らぬ間にアイツは成長していたようだ」

コレット「…奴らはお前たちを操っていたのだな?」

キルヴィス「…完璧…というわけではなかったがな、俺達の心を操っていた…無意識に異世界の扉を開かせるよう仕向けた」

コレット「にわかには信じられんが…私もこの目でファラリスの存在を見たからな…お前を信用する」

キルヴィス「それはありがたい」

通「おい、二人共そこで何してるんだ?」

そこにキルヴィス達を探しに来た通が合流する

通「お前ら体を休めとけよな…明日どうなるか分かんねぇんだし」

コレット「それはお前にも言えることだろう…さっきから怪我をした兵士達の世話をしているではないか」

通「っ…そりゃあ…まぁな」

キルヴィス「ははっ…お互い様というやつだな」

通「ふはっ…そうだな…にしてもこうやってまた三人で話せてよかったよ」

そう言うと三人で笑い合う

キルヴィス「通、コレット…お前たちのおかげだ、ありがとう」

通「気にすんなって」

コレット「むぅ…私は何もしていないがな」

キルヴィス「ふっお前達がいなければ俺は助からなかった」

通「俺はお前が戻ってきてくれただけで嬉しいぜ」

コレット「ふっ…そうだな…私もそれには賛同する」

キルヴィス「そうか、ありがとう二人共」



遊姫「はい、どうぞ」

遊姫とリアンは負傷したエクサス、シンクリス、フュージニア兵士の為に炊事をして配っていた

リアン「ふぅ…これで一通りかな?」

遊姫「そうね、なんとか…終わったわ」

リアン「エクサスで避難していた人達が帰ってきて手伝ってくれたおかげだね」

遊姫「そうだね、でも、まだ始まったばっかりだよ…」

周りを見渡せばこの戦いで傷がついた建物や人ばかりだ

リアン「そうだね、うち達が少しでもこの状況を変えなきゃね」

遊姫「うん…」

トラクリボー『遊姫、気になるの?』

遊姫「え?」

トラクリボー『…ファラリスのこと』

遊姫「え、う、うん…なんかね…あのトウセンっていう一騎に似ている人…あの人…私と通の事を見ていた気がするの」

トラクリボー『遊姫と通を…?』

遊姫「…うん、なんとなく…だけどねそんな気がしたの」

トラクリボー『…そう』

遊姫「でもねトラちゃん!私!ファラリスの事絶対に許せない!エクサスをこんな風にして!それでこの世界を破壊するですって!?そんなことさせてたまるもんですか!」

トラクリボー『ふふっ…遊姫がいれば百人力ね』

遊姫「うん!」




ジェイド「…」

ジェイドは一人エクサス市街のキャンプ地となっている場所の外れでコーヒーを飲んでいた

レイナ「お兄…ちゃん?」

ジェイド「!レイナ…お前…目が覚めたのか?」

レイナ「うん…お蔭様で前よりも元気だよ」

ジェイド「そうか…」

レイナ「…私、二年も眠ってたんだね」

ジェイド「…ああ」

レイナ「…お兄ちゃん…変わったね、背も大きくなって…目つきは怖くなって」

ジェイド「…」

レイナ「でも、優しい顔してる…昔と変わらない…優しい顔」

ジェイド「…そうか、レイナ本当に体は大丈夫なんだな?」

レイナ「うん、お兄ちゃんは心配性だなぁ」

ジェイド「当たり前だ、この二年間俺がどんな思いでお前を…」

レイナ「ふふふっごめんごめん、分かってるよ…ありがとうお兄ちゃん」

ジェイド「…全く目が覚めたら覚めたで面倒な妹だ」フッ

ジェイドは笑う、この束の間の休息に、最愛の妹と共に




ファラリス世界

トウセン「…」

スピカ「ようやく、ファラリス世界とデキレストを行き来できるようになったわね」

トウセン「ああ…ようやくだ…長かった」

スピカ「そうね」

ミラ「全く、お前たちが遅かったから待ちくたびれたぞ?私はなんせ動けなかったからな」

トウセン「そうですね…すみません」

ミラ「いい、いい…お前たちはよく頑張った」

アルフレド「それで…これからどうするの?大見得きったけど僕たちだって始まりのソロモンズの場所は分からない」

シリウス「それを探すために俺達がデキレストに向かえるようにしたのだろう」

アルフレド「…まぁ僕は自分の力が取り戻せただけ良しとしてるけどね」

ミラ「して…トウセン、スピカ、彼等はどうだった?」

トウセン「…まだ分からない、確信が持てない」

スピカ「私も同じです」

ミラ「そうか…まぁ奴らも始まりのソロモンズを集めるはず…結果はその時分かれば良いだろう」

トウセン「ああ」

スピカ「あの…そう言えばシャウロンは?」

シリウス「ふん、いつものことだアイツには協調性というものが欠けている」

アルフレド「僕にとって別にどうでも良いけどね」

トウセン「…」



ファラリス世界奥地

そこは巨大な扉がありその両サイドは断崖絶壁となっている

シャウロン「やっと俺様が自由になれたぜ…たくトウセンの野郎…回りくどいことしやがって…」

シャウロンが扉の方へと歩いていく

シャウロン「まぁいい…これで俺様を邪魔する障害は取り除かれた…俺を縛るファラリスの呪縛もレグリスの野郎もいねぇ…」

シャウロン「くくくっ…後は始まりのソロモンズ…それだけだ…なぁ…アレクさんよぉ」

アレク「ぐ…っ」

そこにはシンクリス王アレクサンダーが鎖で拘束され扉に貼り付けられていた

シャウロン「ケケケッ苦しいか?苦しいよなぁ?本当だったらお前の命はこのファラリス世界で消滅するはずだったがこの俺がお前の命を繋いでやってるんだぜぇ?」

アレク「…黙れ…狂人」

シャウロン「はっw俺様を狂人って言うかよ…良いねぇ、だがてめぇの命は俺が握っている…てめぇにはちょいと手伝って貰うぜ」

アレク「手伝う…だと?」

シャウロン「そうさ、ここからはトウセンの計画じゃねぇ…俺様の俺様による俺様の為の計画さ」ジュルリッ

シャウロンは不適に笑い舌なめずりをする

罪人を罰する王が今動き出す




そして夜が明け朝を迎えたエクサス


マイアス「…よく集まってくれた」

そこには一騎達を含めたメンバーが全員集まっていた

アンナ「単刀直入に言うけれど始まりのソロモンズの居所は分からない」

クーデリカ「だけどそれはあっちも同じだと思う」

一騎「なんでそれが分かる?」

アンナ「分かっているのなら初めから私達を利用して集めただろう」

クーデリカ「だからアイツらは直接自分達が動くことにしたんだと思う」

ジェイド「なる程…なら俺達はどうすればいい」

クーデリカ「…私達、シンクリスは始まりのソロモンズについて調べてみることにする」

アリーシャ「ファラリスよりも先に必ず見つけ出して見ますわ!」

アンナ「それまでの間、貴方達にはフュージニアで情報を集めてほしいの」

通「なる程な、ファラリスもフュージニアに集まる可能性はある」

ジェイド「…妨害しろということか」

アンナ「いや、それはできればの話さ、奴らも我々の動きを警戒している」

一騎「そうか…それに気を付けながらフュージニアで始まりのソロモンズを探す…って事か」

アンナ「そういうことになるね」

ジェイド「ならば、急ぐぞ、奴らに先を越される前に」

そう言い放つとジェイドは去っていく

一騎「お、おいジェイド!」

通「はっ…アイツらしいなぁおい」

サーニャ「一騎」

一騎「ん?」

サーニャ「私もついて行きます」

クーデリカ「!?」

一騎「え?お前は別に…」

ガイ「そ、そうだぜサーニャ…俺達は兵士達や民間人をだな…」

サーニャ「それはガイに任せます、一騎少し考えてください」

一騎「え?」

サーニャ「サーニャはフュージニア出身です。今から向かう場所はフュージニアです。」

一騎「あ、ああ」

サーニャ「ですからサーニャを連れて行けば少なからず助けになると思います」

一騎「た、確かに」

クーデリカ「な、ならあたしもついてくっ!」

アンナ「クーはこっちでやることがあるだろう」

グイッとひっぱられる

クーデリカ(なんか嫌な予感、なんか嫌な予感、なんか嫌な予感っ!!)ムスゥッ

コレット「通、任せたぞ」

通「おう、こっちは俺達に任せろ」

コレット「私達も始まりのソロモンズの居所が判明次第そちらへ向かう」


遊姫「リアン!私がんばるから!」

リアン「うん!うちもがんばるよ!」

ベクト「メーア、俺達もまずは残るか」

メーア「そうだな、疲弊した兵達も養わなければならんからな」

キルヴィス「それは俺も手伝おう」

通「え?キルヴィスついてきてくれないのか?」

キルヴィス「ふっ今のお前なら大丈夫だろう、そっちはお前に任せる」

通「キルヴィス…」

キルヴィス「なーに、本当に危ないときは駆けつけてやるから安心しろ」

通「ああ!ありがとう」

アリーシャ「うう…ジェイドはもう行ってしまわれましたのね…」

レイナ「お兄ちゃんはせっかちだから仕方ないよアリーシャさん」

アリーシャ「そうですわよね…はぁ」

レイナ「でも、お兄ちゃんなら大丈夫、そんな気がするの」

アリーシャ「ふふっそれに関しては心配してないですわだってジェイドですもの」

レイナ「うん!」

一騎「それじゃあマイアス王、俺達フュージニアに向かいます」

マイアス「うむ、一騎よ」

一騎「?」

マイアス「この度は本当に助けられた感謝するそして…頼んだぞ」

一騎「はい!」

そう言い一騎達はその場を後にした

マイアス「…アイヴィス」

アイヴィス「はい」

マイアス「兄の墓を建てに行こう…とびきり大きな物をな」

アイヴィス「そうですね…この世界が平和になったら…ですね」

…  


エクサス城入り口

ジェイドがそこで腕を組み壁にもたれて待っていた

ジェイド「やっと来たか」

一騎「お前は行動が早すぎだ」

ジェイド「今はゆっくりなどしていられんだろう」

一騎「…たくお前は…」 

通「だがまぁ、これで揃ったわけだな」

そこには一騎、ジェイド、通、遊姫、このは、サーニャの姿が

一騎「よし、それじゃあ行くとするかフュージニアに…!」



続く

次回

一騎「俺達はフュージニアでソロモンズの情報を得るために向かったそこに」

ベンソン「おお、一騎君久しぶりだねぇ」

一騎「貴方はベンソンさん!?」

一騎「ベンソンさんに導かれ考古学者が集まる研究所へしかし」

ベンソン「君にはここで消えて貰うよ一騎君!!」

一騎「次回『狙われた考古学』一気に駆け上がれ!」



現在のイイネ数 46
作品イイネ
↑ 作品をイイネと思ったらクリックしよう(1話につき1日1回イイネできます)

ター坊
シャウロンのベクター臭がなんとも言えませんな。新たな新章に向けて愛人枠(メインは遊姫)はクーからサーニャになってどういう道中になるのか。 (2016-08-07 15:26)
ギガプラント
色々凝縮された一話ですね。
ユキちゃん……君の事は忘れない。……今までも時々忘れてたなんて事は……ナイヨ?
クーちゃんの悩みの種がまた……サーニャちゃんの更なるアプローチに期待。 (2016-08-07 20:41)
こんにゃく
コメントありがとうございます!
やっと新章だぁぁ!
うむ、今更ながらメインキャラが増えすぎた気もする…分けるのが大変だぁ
そのせいでユキを削った…?
愛人キャラってメインキャラを食ってしまいますよね、結構
サーニャちゃんは食らうことが出来るのでしょうか

そろそろ番外編とか挟みたくなってくるけど何をしたら良いのか分からないです(ダメダメ) (2016-08-09 21:08)

名前
コメント

同シリーズ作品

イイネ タイトル 閲覧数 コメ数 投稿日 操作
71 キャラ紹介 1890 2 2015-11-09 -
92 第1話 異世界へ 前半 1389 4 2015-11-10 -
75 第1話 異世界へ 後半 1331 4 2015-11-11 -
115 第2話 デュエルの世界 前半 1283 2 2015-11-14 -
98 第2話 デュエルの世界 後半 1181 4 2015-11-26 -
85 第3話 妖怪忍空大旋風 前半 1299 4 2015-11-26 -
102 第3話 妖怪忍空大旋風 後半 1116 0 2015-11-27 -
91 番外編 使用カード達! 1218 0 2015-11-27 -
53 第4話 エクシーズの国エクサス 前半 1053 2 2015-12-30 -
102 第4話 エクシーズの国エクサス 後半 1117 2 2015-12-31 -
51 第5話 烈火炸裂!!戦刃 武将!!前半 1108 2 2016-01-02 -
74 第5話 烈火炸裂!!戦刃 武将!!後半 1097 3 2016-01-03 -
86 第6話 産声を上げる龍 ノブナガ!! 1164 2 2016-01-05 -
113 第6話 産声を上げる龍 ノブナガ 後半 1153 2 2016-01-05 -
93 第7話 愛憎の化身 前半 1124 2 2016-01-06 -
127 第7話 愛憎の化身 後半 1156 2 2016-01-08 -
106 第8話真実の愛 奪われたハーデスト 1111 2 2016-01-10 -
103 第8話真実の愛 奪われたハーデスト後半 1231 5 2016-01-10 -
96 第9話 精獣の森 前半 1142 4 2016-01-12 -
49 第9話 精獣の森 後半 1069 4 2016-01-13 -
81 第10話 激震の獅子舞い ライオナイト 1185 2 2016-01-15 -
96 第10話 激震の獅子舞いライオナイト2 1135 4 2016-01-15 -
64 第11話暗躍者暁!貧困の村の激闘!前半 955 3 2016-01-18 -
119 第11話暗躍者暁!貧困の村の激闘!後半へ 980 3 2016-01-18 -
124 第12話 希望の瞳 前半 1063 0 2016-01-19 -
94 第12話 希望の瞳 後半 1039 3 2016-01-19 -
52 第13話 女帝が支配する国 シンクリス! 1073 3 2016-01-20 -
113 第 番外編 キャラまとめ 4月16日 1204 3 2016-01-20 -
56 第14話 猛攻!!星剣の連撃!! 1229 3 2016-01-21 -
141 第15話 強襲!ソロモンズを狩る男 1137 3 2016-01-23 -
96 第16話 激闘!!ソロモンズ対決!! 1081 2 2016-01-24 -
54 第17話瞳をもつ竜と竜 1084 2 2016-01-25 -
155 18話 シンクリスの騎士とエクサスの武将 1225 3 2016-01-26 -
51 第19話 鈴の音に導かれて 1133 3 2016-01-27 -
65 第20話一騎元気作戦!取り戻せ闘志!! 935 3 2016-01-28 -
117 第21孤高のデュエリスト ジェイド!! 1020 3 2016-01-29 -
113 第22話 シンクリス山の激闘! 1086 3 2016-01-30 -
53 第23話トロッコ決戦!疾走する鉱山!! 962 3 2016-01-31 -
93 第24話 未来都市シンクリス 1055 2 2016-01-31 -
129 第25話 決戦前夜 1155 3 2016-02-01 -
73 第26話 戦う相手は自分自身!? 1023 2 2016-02-04 -
81 第27話遺跡の国フュージニアからきた男 1106 3 2016-02-05 -
95 第28話 忍者対決!!妖怪と忍 1057 3 2016-02-06 -
108 第29話 果物バトル!!動果物の脅威!! 1074 3 2016-02-08 -
224 第30話 探し物はペンダント? 1317 3 2016-02-10 -
69 第31話 想いの強さ 1025 3 2016-02-11 -
55 第32話 破壊の王 ヴァイス始動 1058 3 2016-02-13 -
97 第33話 男と男の熱き戦い!! 1207 4 2016-02-14 -
108 第34話友情タッグ!クローバーと姫 1008 3 2016-02-15 -
61 第35話 友情の形 935 3 2016-02-17 -
49 第36話 戦慄の道化師 1058 3 2016-02-18 -
116 第37話 邂逅 1082 3 2016-02-19 -
99 第38話 異世界の扉 977 3 2016-02-20 -
100 第39話 葛藤の中で 1029 3 2016-02-22 -
94 第40話 夢と道 1008 2 2016-02-22 -
129 第41話 ジョーカーの暗躍 1077 3 2016-02-23 -
72 第42話 時空間使い メーア 1041 3 2016-02-24 -
123 第43話 師弟との決別 1057 3 2016-02-25 -
118 第44話 時空間を操る大蛇 1074 3 2016-02-26 -
59 第45話 覚醒!!絆を刻む瞳 975 3 2016-02-27 -
95 第46話 突然の来訪者レイナ 1043 3 2016-02-28 -
110 第47話 凸凹タッグデュエル!! 937 3 2016-02-29 -
114 第48話 追憶の記憶 957 3 2016-03-01 -
109 第49話兄妹の絆 宇宙瞳の超煌角竜 1133 3 2016-03-03 -
103 第50話決勝前夜 それぞれの思い 1025 3 2016-03-04 -
112 第51話 決定戦開幕 1124 3 2016-03-05 -
97 第52話 その思いは速度を越える 977 3 2016-03-06 -
50 第53話 迷宮への挑戦 979 3 2016-03-10 -
55 第54話 過去の足枷 1036 3 2016-03-12 -
67 第55話 超越するランクアップ 1043 3 2016-03-15 -
48 第56話 砕いた仮面 1034 3 2016-03-17 -
79 第57話 剣の心 995 3 2016-03-18 -
130 第58話限界のその先へ 1123 3 2016-03-20 -
56 第59話 大地を生む瞳の竜 993 3 2016-03-23 -
62 第60話 友への思い 1017 3 2016-03-24 -
45 第61話 天を翔る 1027 4 2016-03-26 -
65 第62話 大切な人 1056 3 2016-03-28 -
52 第63話 戦いの証明 1038 3 2016-04-04 -
115 第64話 進化する力 1081 3 2016-04-06 -
123 第65話 囚われし心 1160 2 2016-04-11 -
78 第66話 解放 1161 2 2016-04-14 -
66 第67話 烙印の決闘 1065 2 2016-04-15 -
64 第68話 絶対王の力 1056 2 2016-04-16 -
48 第69話 決勝の始まり 1015 3 2016-04-17 -
76 第70話 真実 1074 3 2016-04-18 -
35 第71話 諦めない心 1120 3 2016-04-18 -
117 第72話 闇の王 1133 3 2016-04-22 -
57 第73話 深淵より出し者 964 3 2016-05-01 -
71 第74話 貫く光 1124 3 2016-05-04 -
129 75話 戦いの終わり 1189 3 2016-05-06 -
46 第76話 悪逆のエクサス 999 3 2016-05-18 -
92 第77話 戦慄の機械人形 1056 3 2016-05-26 -
52 第78話 合体する機械人形 963 3 2016-05-29 -
57 第79話  完全機械少女 1019 3 2016-06-06 -
64 第80話 爆走する変形車両 1034 3 2016-06-12 -
45 第81話 白銀の剣 987 2 2016-06-15 -
51 第82話 絡み付く毒 999 2 2016-06-19 -
63 第83話 停戦協定 941 3 2016-06-21 -
115 第84話 果たすべき約束 1033 3 2016-06-24 -
118 第85話 戦争 1040 3 2016-06-26 -
56 第86話それぞれの戦場。最高の助っ人 961 3 2016-06-27 -
59 第87話 電撃コロシアム 980 2 2016-06-28 -
92 第88話 誇り高き戦士 1001 2 2016-06-30 -
101 第89話 仮面の下の亡霊 997 3 2016-07-02 -
102 第90話 舞い散る雪 934 3 2016-07-06 -
59 第91話 白銀の攻防 980 3 2016-07-11 -
35 第92話 龍刃水晶 984 3 2016-07-16 -
53 第93話 ジョーカーゲーム 1040 3 2016-07-21 -
60 第94話 覚醒する瞳 1029 3 2016-07-22 -
43 第95話 宇宙に輝く王 1798 3 2016-07-26 -
69 第96話 宇宙眼の暗黒竜 1010 2 2016-07-28 -
179 第97話 ソロモンズの化身 1156 3 2016-08-01 -
95 第98話 切望の記憶 1008 2 2016-08-02 -
104 第99話 再びの扉 971 3 2016-08-05 -
46 第100話 ファラリス七賢者 893 3 2016-08-07 -
119 第101話 狙われた考古学 1062 3 2016-08-09 -
77 番外編 夏休みだよ! 1072 2 2016-08-25 -
46 第102話 混沌の嵐 881 2 2016-08-28 -
102 第103話 儚い希望 983 2 2016-09-01 -
103 第104話 絵本の世界 893 2 2016-09-06 -
78 第105話 始まりのソロモンズ 935 2 2016-09-08 -
112 第106話 処刑王の闇 1001 2 2016-09-10 -
75 第107話 猛け朽ちる龍 976 2 2016-09-12 -
100 第108話 軍神の戦い 890 2 2016-09-27 -
80 第109話 消え行く誇り 880 2 2016-09-28 -
122 第110話 忍者の祖 978 2 2016-10-02 -
75 第111話 譲れぬ思い 930 2 2016-10-04 -
115 第112話 星を統べる竜 965 2 2016-10-10 -
187 第113話 竜の記憶 1128 3 2016-10-13 -
114 第114話 運命の血筋 885 3 2016-10-16 -
80 第115話 命を懸けたラストデュエ 846 2 2016-10-23 -
66 第116話 偽りの記憶 1008 2 2016-10-24 -
116 第117話 染まる色を 900 2 2016-10-31 -
84 第118話 英雄の記憶 1028 2 2016-11-03 -
65 第119話 英雄の帰還 901 2 2016-11-04 -
136 第120話 黒騎士の意地 1101 2 2016-11-08 -
89 第121話 誰かのために 837 2 2016-11-16 -
91 第122話 創造せし竜 823 2 2016-11-20 -
93 第123話 白と黒の竜 883 2 2016-11-26 -
56 第124話 運命を切り開く剣 872 2 2016-11-30 -
97 番外編 カード紹介と色々! 1036 3 2016-12-07 -
96 第125話 深淵へのカウントダウン 885 3 2016-12-19 -
115 第126話 受け継がれる瞳 968 2 2016-12-22 -
102 第127話 進撃する拷問王 1026 2 2016-12-24 -
102 第128話 歪み笑う王 812 2 2016-12-27 -
111 第129話 絶望の化身 876 2 2016-12-30 -
89 第130話 闇を掴む者 840 2 2017-01-01 -
102 第131話 対極の忍 974 3 2017-01-06 -
108 第132話 姉弟の絆 871 2 2017-01-09 -
176 第133話 激突する竜 1140 2 2017-01-10 -
42 第134話 宇宙眼の星芒竜 800 2 2017-01-13 -
98 第135話 龍刃と水晶 884 3 2017-01-15 -
140 第136話 英雄の復活 1055 3 2017-01-18 -
135 第137話 龍王と罪王 961 2 2017-01-20 -
114 第138話 混沌呻く 818 3 2017-01-22 -
133 第139話 表裏一体 865 3 2017-01-25 -
73 第140話 継承する絆 825 3 2017-01-26 -
82 第141話 深淵にすがる者 816 3 2017-01-30 -
60 第142話 伸ばした手 830 4 2017-02-01 -
86 第143話 虚無と深淵 853 3 2017-02-04 -
99 第144話 集いし思い 849 3 2017-02-07 -
113 第145話 終焉と再生 834 2 2017-02-08 -
96 第146話 新たな世界 905 3 2017-02-10 -
102 最終話 クロスピース 939 3 2017-02-16 -
133 超時空!!番外編!! 1507 2 2017-02-24 -

更新情報 - NEW -


Amazonのアソシエイトとして、管理人は適格販売により収入を得ています。
Amazonバナー 駿河屋バナー 楽天バナー Yahoo!ショッピングバナー