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HOME > 遊戯王SS一覧 > 第140話:2人の真意

第140話:2人の真意 作:光芒




「これで終わりよ! 炎竜星-シュンゲイでダイレクトアタック!」
「っ!!」

炎竜星-シュンゲイ ATK1900

 獅子を模した炎竜の攻撃が詩織に直撃する。自分に残された1900のライフがこの一撃で尽きた。それはこのデュエルにおける詩織の敗北を意味する。

「はぁ……勝てた……」
―――よかったね、綾香。

 深いため息と共にいつの間にかにかいていた汗を拭う綾香。冬の朝とあって寒いはずなのにデュエルに集中していたこともあってか全身からは湯気が出かねないほどの熱気を発していたのである。
 このまま放置していては風邪をひいてしまう。一刻も早く遊希を助けに行きたいのに、風邪をひいて寝込んでいては元も子もないと思った綾香は詩織に話を聞く前にまずは汗を流してしまおうと部屋に戻ろうとした。

「すっかり汗かいちゃったわ。ねえ詩織、今から部屋に戻って一緒にシャワーでも……」
「うっ……ううう……」

 しかし、そんな綾香は後方から聴こえてくる涙声に足を止めた。振り返るとデュエルに敗れた詩織は両の眼をウサギのように真っ赤に腫らしては大粒の涙を流していた。
 今まで詩織とは何回もデュエルをしてきたが、デュエルの後の彼女は感情を乱すことなく勝っても負けても優しげな笑みを浮かべては闘った相手を讃えるのが月宮 詩織というデュエリストである。そのため敗れた後にこうも感情をむき出しにする彼女を見るのは親友の綾香も初めてだった。

「ちょっ、どうしたのよ詩織!」
「……このデュエルで……私は絶対に勝たなければいけなかったのに……私は……」
「あんた、どうしてそこまで……」

 綾香は詩織にどうしてそこまで泣いているのか、ということを尋ねるが子どものように泣きじゃくる詩織は取り乱していて答えられそうにはなかった。そんな綾香の肩に後ろから千夏が手を置いては首を横に振る。

「……私から言うわ。詩織は今動揺してそれどころじゃないだろうし……」
「千夏……」
「あのね、最初にあんたとデュエルしたいって言いだしたのは詩織なのよ。綾香とエヴァが何か2人でこそこそしてるって」












「……最近綾香さんとエヴァさんが妙に余所余所しいような気がするのですが」

 それは今から数日前、千夏と詩織が2人一緒に授業を受けていた時のことである。いつものように隣同士になり、大型スクリーンに映し出されたパワーポイントに書いてあることを黙々とノートに写していると、隣に座っていた詩織がまるで独り言を言うかのように言い出した。
 優等生の詩織は普段なら授業中には滅多に私語を口にしない。口を開くにしても受けている授業のことくらいなのに、珍しく授業以外のことを話し出したのだから千夏は驚いた様子で隣に座る少女の横顔を見た。

「どうしたのよ急に。まあ……精霊の力を使えるようになってからはエヴァや校長先生と一緒になることは多くなったようには思えるけど」
「……千夏さん、これは私の思い過ごしかもしれないのですが……」
「うん」
「この間綾香さんとエヴァさんが精霊の力で遊希さんの精霊……銀河眼の光子竜を復活させました。そして天都 遊望さんはこう言っていましたよね」

―――このワームホールは人間界と精霊界を繋ぐもの。No.のような選ばれた者だけが開くことのできるのです。最も、お姉さまの光子竜やエヴァ・ジムリアのレッド・デーモンズ・ドラゴン・スカーライトでも開けないことはないとは思いますが……うふふっ。

「今私たちの下には銀河眼の光子竜、レッド・デーモンズ・ドラゴン・スカーライト、そして閃珖竜 スターダストの3体の精霊が存在しています」
「……遊望の言っていたワームホールを開くための条件が揃っている」
「はい。なのでこう思ってしまうのです……綾香さんとエヴァさんの2人だけで遊希さんを助けに行ってしまうのではないか、と」

 千夏は聊か飛躍しすぎではないか、とも思ったがあり得ない話ではなかった。精霊の世界は人間の世界とは違い、デュエルモンスターズの精霊が住まう世界。デュエルモンスターズの精霊ならば例えカードのステータスでは攻撃力が100など極端に低いモンスターであっても人間のそれを遥かに凌駕するだけの力を持っている可能性が高い。
 そのため精霊を持たない人間が行くことは危険極まりない話であり、万が一のことが起きてしまえば綾香やエヴァはともかく、自分や詩織の身の安全は保障できないのだ。

「……私はこのままでいいのでしょうか……?」
「ま、まあ仮に遊希を助けに行くってなれば事前に教えてくれるでしょ? ほら授業中なんだから集中しないとね」

 無理やり話を切った千夏であったが、それ以降入っていた授業の内容はほとんど頭の中には入ってこなかった。











「最初は詩織が気にしすぎているだけかな、って思ってたわ。でも詩織って鋭いのね。私たち見ちゃったのよ、前にエヴァの彼氏と科学者っぽい人たちがアカデミアに入っていくのをね」
「アア……」

 エヴァは天を仰いだ。ジェームズたちは他の生徒に見つからないようにと夜間にアカデミアに入るなど気を遣ってくれていたが、よりによって千夏と詩織に見つかってしまったというのは誤算だった。

「あのね、女子高生って結構噂好きなのよ。エヴァの彼氏が来てる、とか藤堂グループの社長が来てるとかね」
「まさかそれだけの情報で……」
「……はい。私たちは綾香さんとエヴァさんが何をしようとしているのかを大体掴みました」
―――あんたたちわかりやすいのね、やっぱり。
―――スカーライトが……それ言う?
―――ちょっ、それどういう意味よ!

 先ほどまで泣きじゃくっていた詩織は千夏が話している間に落ち着きを取り戻したようだった。それでも涙で眼と眼の下が真っ赤になっている姿はなんとも珍しい光景であるが。

「あのね、詩織……」
「……わかっています。綾香さんとエヴァさんが何をしようとしていたかなんて」
「……もう教えてしまっていいデスネ」

 綾香とエヴァはI2社と海馬コーポレーション、雄一郎やジェームズの協力を得て精霊界へと行くための装置を密かにアカデミアに地下に完成させたことを伝えた。千夏と詩織はだいたいのことは掴んでいたようであるが、まさかそんな機械をアカデミアの地下に作っていたということまでは知らなかったようだった。

「道理で科学者のような見た目の方が……」
「黙っててごめん。でもね、私たちとしては2人を危険な目に遭わせたくなかったの」

 千夏と詩織は決して聞かん坊の子供ではない。そのため綾香やエヴァの真意は十分に理解できていた。しかし、理解できていたからこそ綾香とエヴァの気遣いが痛ましかった。

「私たちのことを考えていてくれたってのはわかるよ。でもさ、それだとあんたたちは誰が守るの?」
「えっ?」

 千夏と詩織が2人の気遣いを素直に受け入れられない理由。それは綾香とエヴァの中に自分たちは大丈夫、という気持ちが少なからずあったからだ。精霊使いと言えどもエヴァも遊希ほど長い時を精霊と共に過ごしたわけでもないし、綾香に至ってはスターダストの進化形にあたるスターダスト・クロニクルを完全にコントロールできていない。
 そんな付け焼刃の2人で遊希が勝てなかった遊望はもちろん精霊界に住まう彼女以上の力を持つであろう精霊相手にデュエルが成立するのだろうか、遊希を助けるどころかミイラ取りがミイラになる事態すら考慮しなければならないのである。

「あんたたちは私たちとは違う。精霊使いっていう特別な存在かもしれない。でもだからといってあんたたちが無事に戻ってこれるって保証はないじゃない!」
「そ、それは……」
「……私が今回デュエルを挑んだ理由、そして綾香さんに何としても勝ちたかった理由、わかりますか? それはデュエルにおいて綾香さんに勝つことで私のデュエリストとしての力を綾香さんに知ってもらいたかったんです」

 綾香とエヴァが自分たちを置いて精霊界に行くのは自分たちが精霊使いではなく、精霊界で戦い抜けるのかが不安という理由もあった。それを悟った2人はデュエルで自分たちが勝利すればその不安を払拭できると考えたのである。
 千夏も詩織も過去遊希に助けられている。今度は自分たちが助ける番だ、という決意に溢れていた。精霊使いといっても百戦百勝というわけではなく、ここで自分たちがデュエルで綾香とエヴァの精霊使い組から勝利を収めることができれば、精霊の所持未所持という問題ではなく、自分たちの力を直接認めさせることができる。
 綾香やエヴァより自分たちの方が強いと認めさせれば精霊界に連れてはいけない、ということにはならないはず。無理を通して道理を引っ込めさせるということではないが、こうすれば自分たちの望みは叶うと思ったから。

「だからこそ……だからこそ……負けたくなかったんです……」
「まだ諦めるのは早いわよ詩織! なんたってこの私がいるんだから! さあ、綾香でもエヴァでもどっちでもいいからデュエルしなさい!」

 千夏の次は自分だ、と言わんばかりにデュエルディスクを構える千夏。致し方ないといった様子でデュエルディスクを構えるエヴァ。
 はっきり言ってしまえばエヴァと千夏では綾香と詩織以上に実力の差があるし、千夏自身も普通にぶつかり合えば負けるのは自分であると理解しているだろう。それでも挑まなければならない、避けられない戦いがやってくる。人間世界以上に精霊世界では尚更だろう。

「千夏、エヴァ……」
―――綾香。
「光子竜?」
―――今から地下室へ向かって貰えないだろうか? 千夏と詩織も一緒にだ。

 今まさにデュエルを始めようとした千夏とエヴァの間に割って入る綾香。彼女は光子竜が千夏と詩織に話したいことがある、ということを伝えた。精霊である光子竜の言葉を聞き取ることができるのは精霊使いである綾香とエヴァだけであり、彼らの言葉を千夏と詩織に伝えるには通訳を介さなければならない。
 しかし、それでは精霊たちの真意は十分に伝わらないだろう、と考えた光子竜は地下室の転送装置を使って自分の意志を自分の言葉で伝えたいと思ったのである。

「おや、どうしたんだいこんな時間に……」

 地下室に行くと、どうやら装置のメンテナンスで完徹した様子のジェームズが4人を出迎えた。端正な顔立ちには疲れが見え、目の下には大きな隈ができている有様だった。

「ジェームズ! どうしたんデスカその顔ハ!!」
「ははは、人間徹夜を繰り返すと本当に体調は悪くなるんだね……ナポレオンは1日に3時間しか寝なかったとかいうけどそれは嘘だね、3時間しか寝ないで皇帝ができるものか。きっと裏で居眠りをしていたんだ……」
「もう寝て下サイ! あなたにまで倒れられたら私ハ!」
「ありがとう、エヴァ。ではお言葉に甘えさせてもらうよ……僕が社長になったら社員の定時退社を徹底させないと……」

 そう言ってジェームズと彼の部下である科学者たちはふらふらとおぼつかない足取りで地下室を出ていった。隣の部屋に仮眠室が設置されていたため、そこでしばし睡眠を取るのだろう。

「……いい経営者になりそうですね」
「日本のブラック企業の社長にジェームズくんの爪の垢を煎じて飲ませてやりたいわね」

 フィアンセを褒められて悪い気がしないエヴァは照れ笑いを浮かべる。そんな彼女を尻目に綾香は装置のスイッチを入れる。まるでパソコンを立ち上げた時のように内部の基盤と熱がこもるのを防止するためのファンが起動し始めた。
 ジェームズの改良のおかげで装置の起動がだいぶ楽になったこともあって、綾香ら機械に強くない素人でも容易に操縦することが可能になっており、そこにもジェームズの気遣いと尽力が現れていた。

「千夏、詩織。ここに立ってもらえるかしら」
「……ここでいいの?」
「ええ」
「いったい何が……」

 千夏と詩織が装置の目の前に立ったのを見た綾香は装置の中心部に設置されていた小型のデュエルディスクに光子竜のカードを置いた。次の瞬間、実際のデュエルでモンスターを召喚するのと同じように光子竜の姿が映し出された。
 パッと見た限りではソリッドビジョンで映し出されるのと同じように見えるが、すぐに千夏と詩織はそれが普通のソリッドビジョンでないことに気が付いた。

「陽川 千夏、月宮 詩織。こうして直接会話をするのは初めてだな」
「……えっ? 今誰の声?」
「ま、まさか……」
「そのまさかだ。私は銀河眼の光子竜。天都 遊希の精霊……だが当の精霊使いがいないから今こうしてこの機械を通してお前たちに直接喋りかけている」

 そう言って光子竜は翼や尻尾を動かしてみる。千夏と詩織は唖然とした様子で互いの顔を見ると、無言で光子竜を見上げていているだけだった。

「さて、自己紹介している場合ではないな。だいたいお前たちが感付いていると思うから言ってしまうが、私たちはジェームズらが作り上げたこの機械を通して精霊の力を結集させワームホールを作り精霊界へ行く。そしてそれには綾香とエヴァだけを行かせる。それを決めたのは私だ」
「えっ、じゃああんたが決めたの?」
「私たちでは……やはり駄目なのでしょうか?」
「……綾香やエヴァから聞いたと思うが、お前たちは精霊使いではない。精霊使いではない普通のデュエリストに精霊界で戦い抜くことは厳しい」

 懇願する千夏と詩織であるが、精霊である光子竜に直接ここまで断言されてしまうと返す言葉も無くなってしまっているようだった。しかし、光子竜はそんな2人を見てため息をつくとやれやれと言った様子で続けた。

「……と思ってはいたが。先ほどのデュエルを見て考えを改める必要があると感じた」
「えっ? それは……」
「それもこれも。綾香、お前のプレイングの危うさだ」

 まるで格下の弱者を見下ろすような眼を浮かべる光子竜。綾香はよもや自分に飛び火するとは思っていなかった。

「精霊使いになったにも関わらずプレイングにミスが多い。これではお前を安心して見れる日はいつ来るのかわからないぞ綾香!」
「ちょっ、何よそれ! 私だって頑張って……というか光子竜は遊希のデュエルばかり見てきてるから目が肥えてるのよ!」
「それは認めよう。だが、それを差し引いてもまだお前を独り立ちさせるわけにはいかないな。さて、どうしたものか……」

 光子竜は腕を組んで何やら考え込む。そして明後日の方向を見ながらつぶやくように言い放った。

「はぁ、何処かに綾香と同程度の実力を持ち、綾香と強い絆を結んだデュエリストはいないものか。1人では不安だから2人ほどいてくれるといいのだがな……」
「えっ」
「……自分で言うのもおかしな話だが、私は精霊としての力はスカーライトやスターダストよりも上だ。だから人間なら2人くらいは精霊界に連れていくこともできる。千夏、詩織。どうか……綾香を支えてくれないだろうか? 精霊界で共に」











「あの……綾香さん」

 光子竜に同行の許可を貰った詩織はデュエルでかいてしまった汗を綾香と共に部屋の風呂で流していた。交流イベントの時のように4人全員で入れるほど浴室は広くないため、実際にデュエルを行った2人だけで入ることにしたのである。
 せっかく2人いるのだから、ということで健闘を讃え合う形で身体を洗い合った綾香と詩織は浴槽に向かい合って湯につかる。10代の女子2人といっても部屋のバスタブではさすがに狭いのだが、その狭さが逆に2人の距離を詰めるのに役立っていた。

「何、詩織?」
「以前私と千夏さんが1日いなかったことありましたよね」

 千夏と詩織は1日中寮にいない日があった。戻ってきたのは次の日の午前中なのだからさすがの綾香も気にはなっていた。

「あの時、私たちは実家に帰っていたんです。その……両親に遊希さんを助けに行くことを伝えるために」
「ご両親に? 反対されるんじゃ……」
「はい、最初は猛反対されました。ですが、直接面識はないものの、遊希さんのことは両親にも話していたので……」

 詩織の両親は綾香や千夏の両親と違ってそれほどデュエルには明るくなかった。それでも娘がデュエリストを志してアカデミアに進学してから親として娘の応援ができるように必死にデュエルのことを学んだという。
 その結果が詩織にプレゼントしたカオス・ソルジャー-開闢の使者-や混沌帝龍-終焉の使者-という超レアカードの数々だった。またデュエルのことに詳しくなるたびに遊希や綾香がどれほどの人物かを知り、娘がそんな少女たちと強い絆を結んでいることに誇りを覚えた。

「最終的には納得してもらいました。千夏さんも一緒です。まあ千夏さんの場合はご両親もご兄弟も千夏さんなので……」

 詩織のその言葉から千夏の家族は皆千夏と似たような性格をしている、ということはわかった。

「だから……もう家族の許可は貰っているんです。私たちは」
「そうだったんだ……」

 綾香は千夏と詩織の2人が自分たちと同じくらい、いやそれ以上にこの問題について考えていることを知った。危険極まりない場所に行くということもそうだが、一般の人間に話してもまず信じてもらえないような精霊の世界ということについても全て話した上で説得するのだから彼女たちの意志は固いのだろう。そんな2人に黙って行こうとすれば詩織も闘志を剥き出しにして向かってくるわけだ。

「ありがと、あとごめんね」
「そんな……謝らないでください。私も頭に血が昇っていましたから」
「正直あのデュエルしてる時の詩織凄く怖かったよ」
「ううう……忘れてしまいたいです」
「黒歴史化決定ね。それじゃあ……」

 そう言って綾香は目の前に座る詩織の身体に手を伸した。交流イベントの時やプールに行った時から思っていたことなのだが、その性格に似つかわない詩織の身体つきには同性ながら羨ましいと同時に悔しいと思っていた。

「あっ、綾香さん!?」
「忘れさせてあげよっかな~」

 両手をぐにぐにと動かして詩織の身体を弄る綾香。同性でなければまず間違いなく警察沙汰になるレベルの行動にされるがままであった詩織が悲鳴を上げた。もちろんその声を聞いて風呂場に駆け込んできた千夏とエヴァから綾香が説教されたのは言うまでもない。
 ただ、彼女たちはそんな束の間のことも楽しんでいた。これからはそういうスキンシップすら取れなくなるかもしれないのだから。





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光芒
恐らく本編最後のサービス描写のある回。荒んだ話の多い第三章においてこういう話が少しはあってもいいですよね(震え声

次回からはついに綾香、千夏、詩織、エヴァの4人が精霊世界へと向かいます。精霊世界においては精霊も普通に綾香たちと喋るため精霊の台詞にも「」をつけるようになります。
(2016-07-24 01:41)
ター坊
やっぱり行きたかったんだね。
詩織も千夏も戦力としては申し分無いので、精霊世界でどのように活躍するか気になるところです。
そして綾香さんに口リコンに続く揉み魔の不名誉が付きそう。 (2016-07-24 11:04)
光芒
>ター坊さん
そうですね、随分と回りくどい伝え方になってしまいましたが平たく言えば千夏も詩織も「一緒に遊希を助けに行きたかった」だけなんですよね。遊戯王のキャラによくあることですが、この小説の主要キャラたちは総じて面倒な子たちです。
まあ精霊の力を持たなくても千夏・詩織は戦力としては十分なので、精霊世界でも活躍してくれるはずです。まあメインは遊希・綾香・エヴァの3人になってしまうはずですが。

>そして綾香さんに口リコンに続く揉み魔の不名誉が付きそう。

ロリ乃さんならぬ揉み乃さんですね、わかります。
綾香としては自分にないものを持っている人にはそういうことしちゃうだけなのです。その証拠に千夏には何もしないじゃないですか(殴


こんなコメントが555番目のキリ番コメント……この作品らしいっちゃらしいですね。 (2016-07-25 11:36)
名無しのゴーレム
光子竜がイケメンすぎる。
連れて行かないという展開も十分あり得たので、こうして全員で救出に迎えるのは喜ばしい限りですね。揉み乃さんもっとやれ。
……にしても少しだけ引っ掛かる「本編最後」の文字。この章は鬱MAXなのでもうこんなほのぼの展開がないのはもう分かりきっていますが……え、まさか? (2016-07-25 22:39)
光芒
>名無しのゴーレムさん
実を言うと最初は綾香とエヴァ2人だけにしたのですが、それだと千夏と詩織の見せ場がなくなってしまうので、2人を追加しました。その過程でできたのが先の綾香と詩織のデュエルだったりします。そして揉み乃さんの本編中の出演はこれで最後となります。本編中では(意味深

ちなみに「本編最後」というのはあくまで女の子同士のキャッキャウフフというT○L○veる的なラキスケシーンです。ほのぼのシーンやちょっとしたギャグ描写は全く無くなるわけではないのでご安心を。 (2016-07-26 13:39)
白金 将
とりあえずみんながまとまったようでよかったですねぇ。この後何があるかは分かりませんが、ひとまずは落ち着くことが出来ましたな。
遊希さんを助けに行く彼女たちですが一筋縄ではいきませんね・・・正直鬱展開はいろいろと見慣れていますが不安でもあります。 (2016-07-28 17:47)
光芒
>白金 将さん
確かに一筋縄で行くことではないですね。精霊世界に行く、という設定はアニメではGXやZEXALでありましたが、それらでは裏切りとか死とか様々な鬱展開があったりしましたし。ただ少なくとも現時点で誰かが死ぬとかそういうものは書くつもりはないので鬱展開というよりかはシリアスな話が続くだけ、と思って頂いて結構です。
(2016-07-29 11:58)

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97 第74話:邪なる同調 1447 2 2016-02-17 -
43 第75話:精霊の奇跡 1375 4 2016-02-19 -
108 第76話:星天の再会 1380 2 2016-02-22 -
111 第77話:ペンデュラムの脅威! 1429 4 2016-02-24 -
116 第78話:渾身のドロー 1611 2 2016-02-26 -
98 1万アクセス突破記念企画開催! 1838 0 2016-02-26 -
49 第79話:覇王黒竜の目覚め 1385 4 2016-02-28 -
42 第80話:進化する銀河龍 1470 2 2016-03-01 -
129 第81話:変わらぬ友情 1445 7 2016-03-03 -
104 第82話:集う決闘者 1680 6 2016-03-04 -
131 第83話:小さくたって決闘者 1691 7 2016-03-05 -
95 第84話:決意を秘めた決闘者 1422 9 2016-03-07 -
71 第85話:歩み始めた決闘者 1506 13 2016-03-08 -
112 第86話:真意を告げた決闘者 1560 7 2016-03-09 -
102 第87話:ポンコツ揃いな決闘者 1586 7 2016-03-10 -
58 第88話:とにかく可愛い決闘者・1 1479 10 2016-03-11 -
90 第89話:とにかく可愛い決闘者・2 1526 8 2016-03-13 -
87 第90話:五人五色な決闘者 1428 6 2016-03-14 -
122 遊希たちが4月改訂を語るようです 1454 8 2016-03-16 -
69 第91話:夕刻迎えし決闘者 1366 6 2016-03-16 -
86 第92話:解き放たれた決闘者 1606 6 2016-03-18 -
68 第93話:秘密を打ち明けた決闘者 1727 7 2016-03-20 -
62 第94話:一計案じる決闘者 1250 8 2016-03-22 -
74 第95話:絆深める決闘者 1431 10 2016-03-23 -
71 第96話:矛を交える決闘者・1 1376 9 2016-03-25 -
113 第97話:矛を交える決闘者・2 1307 6 2016-03-27 -
109 第98話:矛を交える決闘者・3 1402 7 2016-03-29 -
69 第99話:矛を交える決闘者・4 1385 7 2016-03-31 -
82 第100話:熱戦の決闘者・1 1362 6 2016-04-02 -
116 第101話:熱戦の決闘者・2 1400 10 2016-04-05 -
76 第102話:熱戦の決闘者・3 1415 11 2016-04-07 -
68 第103話:熱戦の決闘者・4 1367 6 2016-04-09 -
101 第104話:熱戦の決闘者・5 1496 6 2016-04-11 -
93 第105話:熱戦の決闘者・6 1436 6 2016-04-13 -
57 第106話:決戦に臨む決闘者・1 1368 6 2016-04-15 -
115 第107話:決戦に臨む決闘者・2 1438 11 2016-04-18 -
70 第108話:別れの時を迎える決闘者 1430 10 2016-04-20 -
65 番外編前編について遊希たちが語るようです 1464 6 2016-04-21 -
95 第109話:2通の手紙 1548 11 2016-04-23 -
92 第110話:青き眼のアトラクション 1474 6 2016-04-25 -
120 第111話:新時代のデュエル 1418 6 2016-04-27 -
79 第112話:ドラグーン 1337 6 2016-05-01 -
103 第113話:アクセラレーション! 1413 7 2016-05-03 -
105 第114話:熱気溢れしサーキット 1228 6 2016-05-06 -
126 第115話:新たなるブラックフェザー 1282 5 2016-05-10 -
128 第116話:疾走の果てに 1488 7 2016-05-12 -
47 第117話:ノンストップ・ガールズ 1510 6 2016-05-14 -
66 第118話:夏の終わり 1435 9 2016-05-16 -
111 第119話:謎の美少女 1490 4 2016-05-19 -
79 第120話:真・究極 1348 8 2016-05-21 -
54 第121話:遊希の動揺、遊望の微笑 1318 4 2016-05-23 -
56 第122話:聖夜の悲劇 1278 6 2016-05-25 -
50 30000アクセス記念企画を少々。 1206 5 2016-05-27 -
72 第123話:姉として 1324 3 2016-05-29 -
62 第124話:対峙する竜と龍 1362 3 2016-06-01 -
54 第125話:顕現せし遊望の精霊 1400 5 2016-06-03 -
54 第126話:No.(ナンバーズ) 1416 4 2016-06-06 -
101 第127話:届かぬ言葉 1402 7 2016-06-08 -
68 30000アクセス記念企画 1604 4 2016-06-10 -
59 第128話:白紙のカード 1340 6 2016-06-14 -
114 第129話:青空の下で 1227 3 2016-06-17 -
123 第130話:白いドラゴンとの邂逅 1496 4 2016-06-20 -
64 第131話:試練のデュエル 1332 4 2016-06-23 -
59 第132話:第四の精霊 1257 5 2016-06-26 -
105 第133話:舞い降りる閃珖竜 1385 4 2016-06-29 -
59 第134話:親友に託された力 1241 3 2016-07-02 -
95 第135話:涙の誓い 1310 4 2016-07-06 -
95 第136話:次元転送装置 1268 3 2016-07-09 -
90 第137話:新たなる竜星 1423 5 2016-07-12 -
53 第138話:綾香の忘れたもの 1240 4 2016-07-15 -
128 第139話:決闘者たちの選択 1215 5 2016-07-19 -
98 第140話:2人の真意 1276 7 2016-07-24 -
62 第141話:精霊界への旅立ち 1312 4 2016-07-28 -
57 第142話:黒き魔術師と弟子 1251 3 2016-08-02 -
115 第143話:七星将軍の襲撃 1312 3 2016-08-05 -
86 精霊界 登場キャラクター(9/14更新) 1333 0 2016-08-07 -
64 第144話:英雄と炎拳・1 1222 5 2016-08-10 -
67 第145話:英雄と炎拳・2 1194 4 2016-08-14 -
60 第146話:騎士王の覚醒 1206 6 2016-08-17 -
72 第147話:竜姫神と岩の合成獣・1 1272 3 2016-08-21 -
67 第148話:竜姫神と岩の合成獣・2 1247 2 2016-08-23 -
45 第149話:過去への鎮魂歌 1289 7 2016-08-26 -
85 50000アクセス記念企画~短編集・1~ 1321 3 2016-08-28 -
81 第150話:機械の身体に宿る心 1128 0 2016-08-31 -
52 第151話:空を超えて 1101 0 2016-09-03 -
112 第152話:竜と機械の大会戦 1181 0 2016-09-08 -
54 第153話:竜領域のナンバーズ 1201 0 2016-09-13 -
78 50000アクセス記念企画~短編集・2~ 1452 7 2016-09-17 -
102 遊希たちが10月改訂を語るようです 1281 4 2016-09-19 -
77 第154話:望まぬ戦い 1160 2 2016-09-23 -
63 第155話:正しさと過ち 1143 4 2016-09-27 -
54 第156話:少女の決意 1257 2 2016-10-01 -
115 第157話:遊希に起きた異変 1336 4 2016-10-05 -
109 第158話:未知なるデッキ 玻星光 1275 3 2016-10-08 -
108 第159話:玻璃の如く純粋に 1276 2 2016-10-12 -
105 第160話:限界を超えて 1247 3 2016-10-15 -
127 第161話:決戦 1256 3 2016-10-18 -
94 第162話:精神の成長 1226 2 2016-10-21 -
46 第163話:聖なる珖放つ神の竜 1254 4 2016-10-24 -
39 第164話:絆が紡いだ道 1355 6 2016-10-27 -
65 第165話:戦いの終わり 1320 4 2016-10-30 -
57 番外編 Trick or Treat 1193 5 2016-10-31 -
105 第166話:終わりの始まり 1378 9 2016-11-04 -
106 第167話:最期のワガママ 1432 4 2016-11-07 -
117 第168話:声なき再会の誓い 1308 4 2016-11-10 -
87 番外編:11月11日 1189 5 2016-11-11 -
68 第169話:七皇激突 1140 3 2016-11-15 -
47 第170話:怒りに生まれし竜 1117 3 2016-11-17 -
128 第171話:紅き新星竜 1409 5 2016-11-19 -
76 第172話:未来を賭けた戦い・1 1309 4 2016-11-22 -
115 第173話:未来を賭けた戦い・2 1216 3 2016-11-24 -
125 第174話:未来を賭けた戦い・3 1213 4 2016-11-28 -
132 第175話:神の目覚め(修正済) 1221 5 2016-11-30 -
147 第176話:ゴッド・ナンバーズ 1564 5 2016-12-02 -
97 第177話:次元を越える想い 1445 4 2016-12-05 -
137 第178話:天地創造の龍 1439 3 2016-12-07 -
102 第179話:希望への道 1346 3 2016-12-09 -
133 第180話:別れの時 1263 4 2016-12-11 -
103 第181話:少女たちの帰還 1204 5 2016-12-13 -
57 遊希たちが1月改訂を語るようです 1157 7 2016-12-15 -
121 第182話:バースデイ 1404 3 2016-12-17 -
94 第183話:星龍皇覚醒・1 1228 3 2016-12-19 -
102 第184話:星龍皇覚醒・2 1200 4 2016-12-21 -
80 第185話:星龍皇覚醒・3 1115 4 2016-12-22 -
95 番外編:一番のプレゼント 1204 5 2016-12-25 -
116 第186話:星龍皇覚醒・4(修正済) 1310 3 2016-12-26 -
97 星龍皇 設定・カード紹介 1294 0 2016-12-29 -
61 第187話:星龍皇覚醒・5 1208 4 2016-12-30 -
99 番外編:新年 1213 4 2017-01-01 -
74 第188話:星龍皇覚醒・6 1077 2 2017-01-04 -
114 第189話:星龍皇覚醒・7 1202 3 2017-01-07 -
56 第190話:神星龍皇と課せられた運命 1391 3 2017-01-09 -
125 エピローグ:未来 1656 10 2017-01-13 -
91 番外編:2月3日 1156 4 2017-02-03 -
89 番外編:愛と友情のチョコレート 1028 4 2017-02-14 -
77 番外編:桃(色)の節句 1078 4 2017-03-04 -
125 感謝とお知らせ 1248 2 2017-05-04 -
78 番外編:Gift 1105 2 2017-12-25 -
140 ゴブリンと青眼(ブルーアイズ) 1083 2 2018-01-14 -
112 アフターストーリー:星乃 綾香編・1 1740 2 2018-05-24 -
83 アフターストーリー:星乃 綾香編・2 983 2 2018-05-28 -
95 アフターストーリー:星乃 綾香編・3 908 2 2018-05-30 -
120 アフターストーリー:星乃 綾香編・4 1021 2 2018-06-03 -
112 アフターストーリー:星乃 綾香編・5 1069 4 2018-06-06 -
52 アフターストーリー:陽川 千夏編・1 829 2 2018-08-14 -
62 アフターストーリー:陽川 千夏編・2 826 3 2018-08-20 -
102 アフターストーリー:陽川 千夏編・3 859 3 2018-08-23 -
62 アフターストーリー:陽川 千夏編・4 819 2 2018-08-25 -
35 アフターストーリー:陽川 千夏編・5 759 3 2018-08-30 -
62 『雪と光竜と夢幻世界』コラボ・1 901 2 2018-09-01 -
203 『雪と光竜と夢幻世界』コラボ・2 1013 3 2018-09-07 -
92 『雪と光竜と夢幻世界』コラボ・3 733 0 2018-09-09 -
58 『雪と光竜と夢幻世界』コラボ・4 837 3 2018-09-12 -
117 番外編:願う幸福 1413 2 2018-12-25 -

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