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第76話 悪逆のエクサス 作:こんにゃく
ジョーカー「それで…用意はできているの?」
美しい顔立ちをした女性、髪は薄い青、まるで宝石のサファイアを彷彿とさせる清んだ青く長い髪をした少女
見た目こそ少女だがそこには鋭く氷のような鋭ささえ感じられるこの少女の名前はアンナ…今はジョーカーと名乗っている
ジョーカーは薄暗い部屋、巨大な円卓があるエクサス城内部の会議場にいた
本来ならば何人もの人間が作戦会議などに使用しある意味で賑わっているであろうこの場所には、今はたった数人のみがこの場所にいるだけである
暁「うん、バッチシだよぉ…それよりどうなのさ、シンクリスの方は…失敗したんでしょ?」
椅子に腰を掛け、ブラブラとバランスの悪い体制を維持しながら軽口を叩く男、実際は仮面そして全身を纏うフードで分からないが声で判断する限り男のようであった
その男の名は暁、シンクリスの裏で手を引き異世界の扉を開くことを手伝った男
ジョーカー「ふふっ」
しかしその煽りともとれる暁の言動を全くジョーカーは気にしていないようだった
ヴァイス「おいおい、あれ結局失敗しちまったのかよ、チッせっかくこの俺が手伝ってやったていうのによぉ」
そういうのはこの中では一番巨大な体を持つ口が悪く短髪の男、ヴァイス
ヴァイスは退屈そうに椅子に腰を掛ける、ギィと椅子が悲鳴を上げるもヴァイスはお構いなしといった様子だった
アイヴィス「…これも計画のうち…だな?ジョーカー」
会議室の端、腕を組み壁によりかかる黒髪で長髪の男、静かにそして冷静にアイヴィスはジョーカーに問う
ジョーカー「その通りだよアイヴィス」
ヴァイス「あ?てことはよぉ、端からあの計画は失敗する予定だったって事かぁ?ふざけやがって」
ガンッと机を蹴り飛ばしながら悪態をつくヴァイス、ヴァイスは何より自分を利用しておいてその作戦が捨て石だということが鼻についたのだ
ジョーカー「ふふっ…私は失敗したなんて言っていないよ?」
ヴァイス「あ?なんだと?」
ジョーカーはニヤニヤと頬を緩ませながら手を前に組み顎を載せる、さながら司令官のような佇まいである
ジョーカー「今回の異世界の門を開放したことにより私たちの力は多少は強化された…今はそれでいい、完全な開放は最終段階だ」
アイヴィス「…確かに我々の目的は門の完全なる開放…その為の余興としては上出来だ」
暁「ふぅーん、それじゃあここからが本番ってわけ?」
ジョーカー「いいや…今回も下準備さ」
ヴァイス「おいおい…あれだけ大見え切ってどでかい事やったのにまだ下準備だって?」
ジョーカー「はは…私たちは確かにこの…ソロモンズを集めた、だが手元にあるのはまだ56枚だ…残り19枚集めなくてはならない」
暁「まだまだ集まり切っていないものだねぇ」
アイヴィス「…大体の見当はついている…が今回集めるソロモンズは始まりのソロモンズ7枚以外の全てのソロモンズの回収」
ヴァイス「…その始まりのソロモンズっていうのはいいのかよ?」
ジョーカー「ああ、『今』は必要ない、だが…ここから先ソロモンズを回収するのは一筋縄ではいかないよ」
マイアス「その通りぃ」
扉の奥から、身長は2m以上の大柄の男、ヴァイスにも引けを取らない威圧感のある鎧のような服を身に纏った人間、エクサスの今の王マイアスは言った
マイアス「残るソロモンズの多くはぁフュージニアに存在するぅ…」
フュージニア、シンクリスそしてエクサスに並ぶ大国であり、歴史と遺跡の国
暁「まぁ、間違いなく、頂戴ってお願いしてくれるわけないよねぇ」
アイヴィス「それだけではないな、今回の一件シンクリスは間違いなく我々の敵となる」
暁「そこは元々だったし問題ナーシ」
ジョーカー「それはどうかな」
クスクスと不敵に笑うジョーカー
ジョーカー「シンクリスには私の娘に…それを助けた一騎がいる」
アイヴィス「一騎…?」
その名前にアイヴィスが怪訝そうに反応する、アイヴィス自体は名前を聞いたことはない、だがその名前に眉が自然とピクリと動いてしまった
ジョーカー「彼が今回の一件でシンクリスを救ったんだ…一筋縄ではいかないよ」
マイアス「…そいつがペンデュラム使いだな?」
アイヴィス「!」
マイアスの発言にようやくアイヴィスは分かった、あの男か、黒霧の里近くの森でペンデュラム召喚をして見せた男
ヴァイス「…それにあちら側にはこの俺と互角だった通もいるしなぁ…へっ何だかんだ面白くなってきたぜ」
ヴァイスは笑みを浮かべる、この状態を心の底からこの状況を楽しんでいた
マイアス「まぁ良い…いずれにせよ我々の障害となるものは全て取り除かねばならない」
アイヴィス「そう…例えどんな人間が相手だろうとな」
ガシャン、この音はエクサスの地下、巨大な空洞に鳴り響いた。
暁「ふーん…面白い玩具じゃん」
そこに先ほどまで会議に参加していたフードの男、暁の姿があった。そこはその音を鳴らす物達を見下ろせる高台であり暁はその物達を見下ろす
アイヴィス「…これは我々の計画に必要不可欠な代物だ、玩具などと消耗品にしてもらっては困る」
そして暁の隣にアイヴィスが立つ
暁「ふーん、でもそのためにこいつらを用意したんでしょ?」
アイヴィス「いいや、我々には必要なのだよ『死を恐れぬ歩兵という物が』」
暁「だったら玩具とかわらないじゃん」
アイヴィス「ふっ…例えそうだとしても消耗品のようにしてもらっては困るということに変わりはない、こちらの手数は消して多いものでは無いのでな」
暁「だったらさぁ…僕が相手を全滅させてやるよ」
暁の表情は仮面で読み取ることはできない、しかしその雰囲気は絶対零度のごとし寒気を感じさせた
アイヴィス「…お前ひとりでは賄いきれないこともあるだろうその為のこれだ」
暁「ふーん、まぁ精々頑張ってよ、僕は僕のやり方でやらさせてもらうから」
そう言い残すと暁は階段を上がり消えた、アイヴィスはその物達に目を落としながら
アイヴィス「ふん…初めから貴様はそのつもりであろう」
忌々しげにそう呟いた
アイヴィスの眼前に広がる、何千という『人間』その人間には皆、仮面がついており
アイヴィス「全体、出撃準備!!」
その言葉と同時にその『人間』否人間だった『人形』が乱れず動き出す
アイヴィス「開戦だ」
闇を帯びたアイヴィスの瞳のオーラが、ドロドロの沼のように人形に絡みつき全ての人形が雄たけびを上げるのだった
ジョーカー「ん?」
先ほどの会議室、そこにはジョーカーそしてマイアスの姿があった。
そしてそこに2つの影が現れる。
ジョーカー「君たちは…」
「俺達もこの戦争に参加してもいいんですよねぇ?マイアス様」
そういう男は目つきが悪く銀髪の男、いかにもといった具合にチンピラじみた風貌をした男で髪はオールバックに手には指輪などの金属が装飾されている
そしてもう一人、その男の隣には静かに佇む清楚な銀髪の少女、とても美しく可愛らしいのだがその瞳には何も映らないかのように燻んでいる、肌は白くまるで人形のような少女
マイアス「ああ、構わん、そのためにお前たちを呼んだのだぁ」
ジョーカー「…」
「あ?あんたは見ない顔だな、まぁいい、俺はガイ、ガイ・ルシオンんでこっちはサーニャ・ルシオン、俺の妹だ」
ジョーカー「ルシオン…へぇ…君たちはあのルシオンか」
ガイ「へぇ…俺達の事を知ってんのかあんた」
ジョーカー「ルシオン…カリオストロ・ルシオンと言えば『フュージニア』の王じゃないか」
ガイ「…よくご存じで」
そう、この少年、少女は現フュージニア王国の息子と娘、王女と王子である、しかしジョーカーの頭にはある疑問が浮かぶ
ジョーカー「だとすればどうして君たちが?ここからこの国はフュージニアと敵対関係になるというのに」
ガイ「ああ、そいつは」
とガイが言葉を紡ごうとした時、今まで無表情で黙っていた少女、サーニャが口を開く
サーニャ「それはサーニャ達の目的と父の目的が異なっているからです」
機械的にそして感情のこもっていない言葉がサーニャの口から発っせられる、しかし声のみを聴くのであれば清んでよく通る美しい声であった。
ジョーカー「…目的?君達にも何か目的でもあるというのかい?」
サーニャ「肯定。サーニャ達には目的があるのです」
ジョーカー「…へぇ、それは?」
当然ジョーカーは質問する
ガイ「そいつは言えねぇなぁ」
ガイははぐらかすことなくジョーカーの質問に答えた
サーニャ「同上。サーニャも言うことはできません」
ジョーカー「…そう、ならいいそれで構わないよ」
ジョーカーは少し思案した後そう答えた。
マイアス「あんずるなぁ、ジョーカーよぉ…こいつ等はフュージニアきってのデュエリストだぁ、今は兵力の強化こそ必要、それにぃこいつらはフュージニアの人間…これからの事に役に立つ」
ジョーカー「別に…問題はないよ、その代わり君達にはきっちり働いてもらうからね」
ガイ「ったりまえだぜぇ!!くぅ…早くデュエルがしてぇ!!!」
サーニャ「呆れ。ガイはそればかりですね、もう少し頭を使ってください単細胞」
サーニャは表情一つ変えずにガイに毒を吐いた
ガイ「ってお前相変わらず刺々しいな!!」
サーニャ「否定。サーニャは可憐でお花のような少女です、ガイはアメーバです…いえ訂正します、塵です」
ガイ「もはや生物ですらなくなった!?」
どうやらこのやり取りはいつもの事らしくまるで漫才をしているように続いた。
ジョーカー「…本当に大丈夫なのかい?」
マイアス「…心配するなぁ、直に分かるぅ」
ジョーカー「そう…ふふ…なら始めようか…私たちの戦争を」
ジョーカーは不敵に笑う、そしてそのほほ笑みが全ての始まりを告げた。
『ここに宣言します』
そこはシンクリスでも有数の中央広場、正面にはまるでお城のような建造物がありそして眼前には何万人という人間の塊があった。
その建造物には数人の人間がいる、一人は一目で熱くるしく厳つい風貌の男で腕を組み立っている、そしてもう一人はその男の前に立ちシンクリス民の視線が一点に集まるその場所にいた。
見た人間は一生その瞳に、その脳裏に焼き付けれられるほど美しくしかし同時にどこか小動物のような愛らしさの印象がある、サラサラとした長い髪の毛を持つ少女の姿
いつもはこの少女、ピエロのような恰好をしているのだが今回は違う、薄いピンクのドレスを身に纏い、サイドの髪の毛はきれいに結ってある。
その少女はマイクの様なものに語り掛ける、するとその声は大きなスピーカーから反響しその声を届ける。
クーデリカ『皆様、知っての通り、我が母ジョーカー…いいえ、アンナ=リゾナンスは先日この国で起こった災害により行方が分からなくなってしまいまいました』
ザワザワとどよめき始める市民達、ジョーカーが行方不明になっていたという事実は、噂程度でしかなかった、しかしこう王女自らが発言をするとなると一気に噂から真実へと昇華する
クーデリカ『ですから…本日よりこの国指揮はわたくし、第一王女クーデリカ=リゾナンスが取らせてもらいます』
今度のざわめきは違った、賞賛と歓声がまじりあう心地の良いざわめきであった、これはクーデリカの日頃の行いがよく伺えた。
そしてクーデリカの後方には、一騎達の姿があった、一騎は昨日、クーデリカと話し合ったことを思い出す。
一騎『この国の…?』
クーデリカ『うん』
べクト『確かに、今このシンクリスには王も女王もいない状況だ、だとすれば国を動かせる人間はお前ひとりだけだ』
一騎『…それで、これからどうするんだ?』
クーデリカ『明日、あたしはシンクリスの人々に全てを打ち明けるつもり…ママの事に関しては少しボカすつもりだけど』
べクト『一騎、分かっていると思うがこれから俺達はエクサスと本格的に戦っていくことになる』
一騎『ああ、そうだろうな』
べクト『このまま俺達が単身で行ったところで奴らの数をさばくことはできねぇ』
クーデリカ『だから…あたしがコレットちゃんやべクト達のやってきた事を引き継ぐ』
一騎『それって…』
べクト『シンクリスの歩兵を指揮することだ、こっちだってエクサスと戦うためには数がいる』
クーデリカ『だからこそ、あたしがなんとかする』
その言葉は、再びこの地を、この国の人々を危険にさらすことになることを意味していた
しかし、いまは迷っていられない、戦わなければならない、一騎はそのことを分かっていた。
一騎『ああ、分かった、そのことに関してはお前たちに任せる』
そして現在、クーデリカの宣言通り、市民に胸の内を打ち明けたところだった。
このは「どうなるでござるかな…」
一騎の隣にいた身長が130㎝程しかない小さな忍の少女が一騎に語り掛ける。
一騎「さぁな…だがこの会場のざわめきと…今までのシンクリスの現状を考えるとな…」
ユキ「…無理…なのかな」
さらにその小さな忍の少女の隣、このはとは打って変わってかなり発育の良い黒髪の少女が言う
一騎「…」
一騎は思い出す、過去にソロモンズを掛けてデュエルをした人物、怪盗ライト。
彼はシンクリスの貧富の差を嘆いていた、それは二年前に始まった戦争によるもの…
それにより貧しい人間とそうでない人間が生まれ更に頼りだった王女たちは戦争で手一杯になり結果として彼らを見捨てることになってしまった。
そう、少なからずクーデリカ達四王女によくない印象を持っている人間がいるはず
ましてや自分から戦争に行きたいと志願する人間などいないだろう。
一騎「…シンクリスは現状冷戦状態とはいえ平和だったんだ…」
このは「反発も…多いでござろうな…」
クーデリカ『聞いてください、私達は今、危機的な状況にあるのです』
またしても会場がざわつく、皆危機的な状況という言葉が引っ掛かったのだ
クーデリカ『エクサスと我が国シンクリスが今、敵対関係になっているのはご存知のはずです…今は冷戦状態となりエクサスの侵攻は止まっていました…しかし今!再びエクサスが動こうとしています!!』
会場にどよめきが生まれる
クーデリカ『そして…エクサスはきっと、また人々を苦しめ始めることでしょう…私はそれを止めたいのです!!』
一騎「クー…」
クーデリカ『皆さんも見てきたはずです…人々が関係のない人々の命が奪われていくのを!!これからエクサスは規模を拡大しさらに多くの人間の命を奪おうとしているのです!!』
クーデリカの訴えに会場のざわめきは少なくなっていく皆クーデリカを見つめそして静かになっていく
クーデリカ『皆さん!!お願いいたします!!どうか!私に…私たちに力をください!!!』
その言葉と同時にクーデリカが頭を下げる、一国の王女が市民に対して頭を下げるなどやってはならない行為だ、しかしクーデリカは一切の迷いなくそれをやってのけた
場が静まり返る、一騎達はもしかしたらだめかもしれないと思った、もう一度戦争を起こすなどということに賛成するものなどいない、そう思っていた
しかし、次の瞬間拍手が巻き起こる、クーデリカは驚き、顔を上げる、すると
「いいぞぉ!!」
「何言ってんだ!ハートちゃんの頼みじゃないか!なんだってやってやる!!」
「いつもお世話になってるしねぇ…それにエクサスだって止めたいと思ってたんだ!」
数々の言葉がクーデリカに降り注ぐ、それはクーデリカが今まで市民にやってきたことが、すべてがちゃんと伝わっていたということの証明だった。
クーデリカ「みんな…うん…ありがとう」
クーデリカは目に涙をためながら感謝の言葉を述べた、そしてそれと同時にまた会場が歓声で包まれるのであった
翌日、一騎達には準備していた。
一騎「よし…これで大丈夫だな」
このは「うむ、こちらもこれで大丈夫でござるです」
ユキ「僕もこれでいいよ」
一騎達はシンクリスと大陸を繋ぐシンクリスの入り口である大きな橋へとやってきていた。それは1週間前に一騎達がシンクリスへと侵入した場所である。
一騎「…思えば、色々あったなぁ」
このは「そうでござるなぁ」
ユキ「ふふっそうだね」
一騎「まさか、大会に出る羽目になっちまうとはなぁ」
このは「それもソロモンズ所有者がいたりするような危険な大会でござる」
一騎「まぁおかげで通たちにも再開できた」
ユキ「シンクリス四王女の計画も止められたしね」
一騎「まぁ死にかけたけどな…それにアビス…あいつの事も分かった」
すると前方、シンクリス方面から声が聞こえる
通「おーい!すまねぇ遅れた!!」
そこには短髪で大柄の男、通と茶髪のお下げの可愛い女の子の遊姫の姿があった
一騎「本当だぜ…遅いぞ?」
通「悪い、悪い準備に手間取っちまって」
遊姫「はぁ…はぁ…でも…走ることはなかったんじゃない?」
遊姫は今しがた走った影響で息を切らしている
通「何言ってんだこれからの事を考えたら、遊姫、お前少し鍛えた方がいいぜ?」
遊姫「べ…別に私はいいの!この筋肉バカ!」
通「なっ!?だれがバカだ!」
一騎「筋肉はいいのか」
べクト「ほら、そこまでだ」
そこに通よりも大柄な男べクトが現れ、通たちをなだめる
べクト「俺達の目的はエクサスを止めることだ、まだ奴らは本格的に動いちゃいねぇ」
一騎「だからこそ…今ここで俺達が叩く」
べクト「そういうことだ」
通「…で?どうするんだ?これからはよ」
一騎「…俺達は二手に分かれる」
通「二手?」
一騎「べクト…そして通はフュージニアに行ってほしい」
べクト「なるほどな、エクサスの目的はソロモンズ…フュージニアには残るソロモンズが大量にあるからな」
一騎「それをできるだけ止めてほしいんだ…そして」
遊姫「私と一騎」
このは「私達でエクサスでござるな」
通「お前ら本当に大丈夫かよ…相手の本陣に行ってよぉ」
一騎「大丈夫…のはずだ、どのみちエクサスはフュージニアの出兵で手薄になるはずだ」
クーデリカ「その為のシンクリスの兵力だからね」
突然一騎の後ろから声が響く、そこにはいつものピエロ姿の少女の姿があった
一騎「クー…どうして」
クーデリカ「…あたしも本当は一騎について行きたいんだけど、兵士たちの指揮やまだ目を覚まさない妹たちの事もあるからね…だけどお見送りくらいはさせてよ!」
クーデリカは元気よく笑顔で振るまう
一騎「クー…ああ、サンキューな」
クーデリカ「うん、それにバックアップは任せて、フュージニアやエクサス方面にもあたし達の心強い味方を送るからさ」
一騎「ああ、頼んだぞ」
クーデリカと一騎は静かに視線を交わす、そして
べクト「よし、それじゃあ行くか…エクサスが動き出す前に」
一騎「そうするか」
クーデリカ「待って」
一騎達が旅立とうとした瞬間だった、クーデリカが一騎に近づいた。
一騎「ん?どうした?」
ジーと一騎を見つめそして
一騎「!?」
このは・ユキ・遊姫「!!?」
トラクリボー『あら』
べクト「…っふ」
通「」
一騎は唇にやわらかい感触を覚えた、そして眼前には足りない身長差を埋めるため背伸びをしながら自分の唇と一騎の唇を重ねている少女の姿があった
クーデリカ「ん…ぷはーっと、えへへ//」
唇が離れ少し照れ、両手を後ろでクロスさせながら後退するクーデリカ
一騎「お前…//」
流石の一騎も唇に手を当てて照れてしまっている。
クーデリカ「一騎…がんばっていってこいよ」ニカッ
顔を真っ赤にさせつつもにっこりと満面の笑みでそう言ったクーデリカは、照れ臭くなったのかその後すぐにその場から去った
一騎「…ああ、行ってくる」
一騎はその言葉を胸にエクサスを目指す。
このは「」
ユキ「こ…このはちゃん?」
このは「…あ、あれでござるね」
ユキ「あ…あれ?」
このは「私もあれくらいできなくちゃダメでござるね」
ユキ「そ…そんなことないんじゃないかな」
遊姫「…今の子ってみんなあんなのかな…」
トラクリボー『遊姫、貴方も今の子でしょうが』
遊姫「…私には無理ね」
通(…よくよく考えたらエクサス方面のメンツ偏ってね?)
続く
次回
一騎「ついに始まった、エクサスの大侵攻、次々と奪われていく命そして破壊される町、くそ!!このままほっておけるかよ!!」
サーニャ「捕捉。怪しい人物を確認しました」
一騎「なっ…誰だお前は!!」
サーニャ「サーニャ。貴方達を捕らえます」
このは・ユキ「ここは私達で任せて「るです」一騎「君」!!」
一騎「次回『戦慄の機械人形』一気に駆け上がれ!!」
美しい顔立ちをした女性、髪は薄い青、まるで宝石のサファイアを彷彿とさせる清んだ青く長い髪をした少女
見た目こそ少女だがそこには鋭く氷のような鋭ささえ感じられるこの少女の名前はアンナ…今はジョーカーと名乗っている
ジョーカーは薄暗い部屋、巨大な円卓があるエクサス城内部の会議場にいた
本来ならば何人もの人間が作戦会議などに使用しある意味で賑わっているであろうこの場所には、今はたった数人のみがこの場所にいるだけである
暁「うん、バッチシだよぉ…それよりどうなのさ、シンクリスの方は…失敗したんでしょ?」
椅子に腰を掛け、ブラブラとバランスの悪い体制を維持しながら軽口を叩く男、実際は仮面そして全身を纏うフードで分からないが声で判断する限り男のようであった
その男の名は暁、シンクリスの裏で手を引き異世界の扉を開くことを手伝った男
ジョーカー「ふふっ」
しかしその煽りともとれる暁の言動を全くジョーカーは気にしていないようだった
ヴァイス「おいおい、あれ結局失敗しちまったのかよ、チッせっかくこの俺が手伝ってやったていうのによぉ」
そういうのはこの中では一番巨大な体を持つ口が悪く短髪の男、ヴァイス
ヴァイスは退屈そうに椅子に腰を掛ける、ギィと椅子が悲鳴を上げるもヴァイスはお構いなしといった様子だった
アイヴィス「…これも計画のうち…だな?ジョーカー」
会議室の端、腕を組み壁によりかかる黒髪で長髪の男、静かにそして冷静にアイヴィスはジョーカーに問う
ジョーカー「その通りだよアイヴィス」
ヴァイス「あ?てことはよぉ、端からあの計画は失敗する予定だったって事かぁ?ふざけやがって」
ガンッと机を蹴り飛ばしながら悪態をつくヴァイス、ヴァイスは何より自分を利用しておいてその作戦が捨て石だということが鼻についたのだ
ジョーカー「ふふっ…私は失敗したなんて言っていないよ?」
ヴァイス「あ?なんだと?」
ジョーカーはニヤニヤと頬を緩ませながら手を前に組み顎を載せる、さながら司令官のような佇まいである
ジョーカー「今回の異世界の門を開放したことにより私たちの力は多少は強化された…今はそれでいい、完全な開放は最終段階だ」
アイヴィス「…確かに我々の目的は門の完全なる開放…その為の余興としては上出来だ」
暁「ふぅーん、それじゃあここからが本番ってわけ?」
ジョーカー「いいや…今回も下準備さ」
ヴァイス「おいおい…あれだけ大見え切ってどでかい事やったのにまだ下準備だって?」
ジョーカー「はは…私たちは確かにこの…ソロモンズを集めた、だが手元にあるのはまだ56枚だ…残り19枚集めなくてはならない」
暁「まだまだ集まり切っていないものだねぇ」
アイヴィス「…大体の見当はついている…が今回集めるソロモンズは始まりのソロモンズ7枚以外の全てのソロモンズの回収」
ヴァイス「…その始まりのソロモンズっていうのはいいのかよ?」
ジョーカー「ああ、『今』は必要ない、だが…ここから先ソロモンズを回収するのは一筋縄ではいかないよ」
マイアス「その通りぃ」
扉の奥から、身長は2m以上の大柄の男、ヴァイスにも引けを取らない威圧感のある鎧のような服を身に纏った人間、エクサスの今の王マイアスは言った
マイアス「残るソロモンズの多くはぁフュージニアに存在するぅ…」
フュージニア、シンクリスそしてエクサスに並ぶ大国であり、歴史と遺跡の国
暁「まぁ、間違いなく、頂戴ってお願いしてくれるわけないよねぇ」
アイヴィス「それだけではないな、今回の一件シンクリスは間違いなく我々の敵となる」
暁「そこは元々だったし問題ナーシ」
ジョーカー「それはどうかな」
クスクスと不敵に笑うジョーカー
ジョーカー「シンクリスには私の娘に…それを助けた一騎がいる」
アイヴィス「一騎…?」
その名前にアイヴィスが怪訝そうに反応する、アイヴィス自体は名前を聞いたことはない、だがその名前に眉が自然とピクリと動いてしまった
ジョーカー「彼が今回の一件でシンクリスを救ったんだ…一筋縄ではいかないよ」
マイアス「…そいつがペンデュラム使いだな?」
アイヴィス「!」
マイアスの発言にようやくアイヴィスは分かった、あの男か、黒霧の里近くの森でペンデュラム召喚をして見せた男
ヴァイス「…それにあちら側にはこの俺と互角だった通もいるしなぁ…へっ何だかんだ面白くなってきたぜ」
ヴァイスは笑みを浮かべる、この状態を心の底からこの状況を楽しんでいた
マイアス「まぁ良い…いずれにせよ我々の障害となるものは全て取り除かねばならない」
アイヴィス「そう…例えどんな人間が相手だろうとな」
ガシャン、この音はエクサスの地下、巨大な空洞に鳴り響いた。
暁「ふーん…面白い玩具じゃん」
そこに先ほどまで会議に参加していたフードの男、暁の姿があった。そこはその音を鳴らす物達を見下ろせる高台であり暁はその物達を見下ろす
アイヴィス「…これは我々の計画に必要不可欠な代物だ、玩具などと消耗品にしてもらっては困る」
そして暁の隣にアイヴィスが立つ
暁「ふーん、でもそのためにこいつらを用意したんでしょ?」
アイヴィス「いいや、我々には必要なのだよ『死を恐れぬ歩兵という物が』」
暁「だったら玩具とかわらないじゃん」
アイヴィス「ふっ…例えそうだとしても消耗品のようにしてもらっては困るということに変わりはない、こちらの手数は消して多いものでは無いのでな」
暁「だったらさぁ…僕が相手を全滅させてやるよ」
暁の表情は仮面で読み取ることはできない、しかしその雰囲気は絶対零度のごとし寒気を感じさせた
アイヴィス「…お前ひとりでは賄いきれないこともあるだろうその為のこれだ」
暁「ふーん、まぁ精々頑張ってよ、僕は僕のやり方でやらさせてもらうから」
そう言い残すと暁は階段を上がり消えた、アイヴィスはその物達に目を落としながら
アイヴィス「ふん…初めから貴様はそのつもりであろう」
忌々しげにそう呟いた
アイヴィスの眼前に広がる、何千という『人間』その人間には皆、仮面がついており
アイヴィス「全体、出撃準備!!」
その言葉と同時にその『人間』否人間だった『人形』が乱れず動き出す
アイヴィス「開戦だ」
闇を帯びたアイヴィスの瞳のオーラが、ドロドロの沼のように人形に絡みつき全ての人形が雄たけびを上げるのだった
ジョーカー「ん?」
先ほどの会議室、そこにはジョーカーそしてマイアスの姿があった。
そしてそこに2つの影が現れる。
ジョーカー「君たちは…」
「俺達もこの戦争に参加してもいいんですよねぇ?マイアス様」
そういう男は目つきが悪く銀髪の男、いかにもといった具合にチンピラじみた風貌をした男で髪はオールバックに手には指輪などの金属が装飾されている
そしてもう一人、その男の隣には静かに佇む清楚な銀髪の少女、とても美しく可愛らしいのだがその瞳には何も映らないかのように燻んでいる、肌は白くまるで人形のような少女
マイアス「ああ、構わん、そのためにお前たちを呼んだのだぁ」
ジョーカー「…」
「あ?あんたは見ない顔だな、まぁいい、俺はガイ、ガイ・ルシオンんでこっちはサーニャ・ルシオン、俺の妹だ」
ジョーカー「ルシオン…へぇ…君たちはあのルシオンか」
ガイ「へぇ…俺達の事を知ってんのかあんた」
ジョーカー「ルシオン…カリオストロ・ルシオンと言えば『フュージニア』の王じゃないか」
ガイ「…よくご存じで」
そう、この少年、少女は現フュージニア王国の息子と娘、王女と王子である、しかしジョーカーの頭にはある疑問が浮かぶ
ジョーカー「だとすればどうして君たちが?ここからこの国はフュージニアと敵対関係になるというのに」
ガイ「ああ、そいつは」
とガイが言葉を紡ごうとした時、今まで無表情で黙っていた少女、サーニャが口を開く
サーニャ「それはサーニャ達の目的と父の目的が異なっているからです」
機械的にそして感情のこもっていない言葉がサーニャの口から発っせられる、しかし声のみを聴くのであれば清んでよく通る美しい声であった。
ジョーカー「…目的?君達にも何か目的でもあるというのかい?」
サーニャ「肯定。サーニャ達には目的があるのです」
ジョーカー「…へぇ、それは?」
当然ジョーカーは質問する
ガイ「そいつは言えねぇなぁ」
ガイははぐらかすことなくジョーカーの質問に答えた
サーニャ「同上。サーニャも言うことはできません」
ジョーカー「…そう、ならいいそれで構わないよ」
ジョーカーは少し思案した後そう答えた。
マイアス「あんずるなぁ、ジョーカーよぉ…こいつ等はフュージニアきってのデュエリストだぁ、今は兵力の強化こそ必要、それにぃこいつらはフュージニアの人間…これからの事に役に立つ」
ジョーカー「別に…問題はないよ、その代わり君達にはきっちり働いてもらうからね」
ガイ「ったりまえだぜぇ!!くぅ…早くデュエルがしてぇ!!!」
サーニャ「呆れ。ガイはそればかりですね、もう少し頭を使ってください単細胞」
サーニャは表情一つ変えずにガイに毒を吐いた
ガイ「ってお前相変わらず刺々しいな!!」
サーニャ「否定。サーニャは可憐でお花のような少女です、ガイはアメーバです…いえ訂正します、塵です」
ガイ「もはや生物ですらなくなった!?」
どうやらこのやり取りはいつもの事らしくまるで漫才をしているように続いた。
ジョーカー「…本当に大丈夫なのかい?」
マイアス「…心配するなぁ、直に分かるぅ」
ジョーカー「そう…ふふ…なら始めようか…私たちの戦争を」
ジョーカーは不敵に笑う、そしてそのほほ笑みが全ての始まりを告げた。
『ここに宣言します』
そこはシンクリスでも有数の中央広場、正面にはまるでお城のような建造物がありそして眼前には何万人という人間の塊があった。
その建造物には数人の人間がいる、一人は一目で熱くるしく厳つい風貌の男で腕を組み立っている、そしてもう一人はその男の前に立ちシンクリス民の視線が一点に集まるその場所にいた。
見た人間は一生その瞳に、その脳裏に焼き付けれられるほど美しくしかし同時にどこか小動物のような愛らしさの印象がある、サラサラとした長い髪の毛を持つ少女の姿
いつもはこの少女、ピエロのような恰好をしているのだが今回は違う、薄いピンクのドレスを身に纏い、サイドの髪の毛はきれいに結ってある。
その少女はマイクの様なものに語り掛ける、するとその声は大きなスピーカーから反響しその声を届ける。
クーデリカ『皆様、知っての通り、我が母ジョーカー…いいえ、アンナ=リゾナンスは先日この国で起こった災害により行方が分からなくなってしまいまいました』
ザワザワとどよめき始める市民達、ジョーカーが行方不明になっていたという事実は、噂程度でしかなかった、しかしこう王女自らが発言をするとなると一気に噂から真実へと昇華する
クーデリカ『ですから…本日よりこの国指揮はわたくし、第一王女クーデリカ=リゾナンスが取らせてもらいます』
今度のざわめきは違った、賞賛と歓声がまじりあう心地の良いざわめきであった、これはクーデリカの日頃の行いがよく伺えた。
そしてクーデリカの後方には、一騎達の姿があった、一騎は昨日、クーデリカと話し合ったことを思い出す。
一騎『この国の…?』
クーデリカ『うん』
べクト『確かに、今このシンクリスには王も女王もいない状況だ、だとすれば国を動かせる人間はお前ひとりだけだ』
一騎『…それで、これからどうするんだ?』
クーデリカ『明日、あたしはシンクリスの人々に全てを打ち明けるつもり…ママの事に関しては少しボカすつもりだけど』
べクト『一騎、分かっていると思うがこれから俺達はエクサスと本格的に戦っていくことになる』
一騎『ああ、そうだろうな』
べクト『このまま俺達が単身で行ったところで奴らの数をさばくことはできねぇ』
クーデリカ『だから…あたしがコレットちゃんやべクト達のやってきた事を引き継ぐ』
一騎『それって…』
べクト『シンクリスの歩兵を指揮することだ、こっちだってエクサスと戦うためには数がいる』
クーデリカ『だからこそ、あたしがなんとかする』
その言葉は、再びこの地を、この国の人々を危険にさらすことになることを意味していた
しかし、いまは迷っていられない、戦わなければならない、一騎はそのことを分かっていた。
一騎『ああ、分かった、そのことに関してはお前たちに任せる』
そして現在、クーデリカの宣言通り、市民に胸の内を打ち明けたところだった。
このは「どうなるでござるかな…」
一騎の隣にいた身長が130㎝程しかない小さな忍の少女が一騎に語り掛ける。
一騎「さぁな…だがこの会場のざわめきと…今までのシンクリスの現状を考えるとな…」
ユキ「…無理…なのかな」
さらにその小さな忍の少女の隣、このはとは打って変わってかなり発育の良い黒髪の少女が言う
一騎「…」
一騎は思い出す、過去にソロモンズを掛けてデュエルをした人物、怪盗ライト。
彼はシンクリスの貧富の差を嘆いていた、それは二年前に始まった戦争によるもの…
それにより貧しい人間とそうでない人間が生まれ更に頼りだった王女たちは戦争で手一杯になり結果として彼らを見捨てることになってしまった。
そう、少なからずクーデリカ達四王女によくない印象を持っている人間がいるはず
ましてや自分から戦争に行きたいと志願する人間などいないだろう。
一騎「…シンクリスは現状冷戦状態とはいえ平和だったんだ…」
このは「反発も…多いでござろうな…」
クーデリカ『聞いてください、私達は今、危機的な状況にあるのです』
またしても会場がざわつく、皆危機的な状況という言葉が引っ掛かったのだ
クーデリカ『エクサスと我が国シンクリスが今、敵対関係になっているのはご存知のはずです…今は冷戦状態となりエクサスの侵攻は止まっていました…しかし今!再びエクサスが動こうとしています!!』
会場にどよめきが生まれる
クーデリカ『そして…エクサスはきっと、また人々を苦しめ始めることでしょう…私はそれを止めたいのです!!』
一騎「クー…」
クーデリカ『皆さんも見てきたはずです…人々が関係のない人々の命が奪われていくのを!!これからエクサスは規模を拡大しさらに多くの人間の命を奪おうとしているのです!!』
クーデリカの訴えに会場のざわめきは少なくなっていく皆クーデリカを見つめそして静かになっていく
クーデリカ『皆さん!!お願いいたします!!どうか!私に…私たちに力をください!!!』
その言葉と同時にクーデリカが頭を下げる、一国の王女が市民に対して頭を下げるなどやってはならない行為だ、しかしクーデリカは一切の迷いなくそれをやってのけた
場が静まり返る、一騎達はもしかしたらだめかもしれないと思った、もう一度戦争を起こすなどということに賛成するものなどいない、そう思っていた
しかし、次の瞬間拍手が巻き起こる、クーデリカは驚き、顔を上げる、すると
「いいぞぉ!!」
「何言ってんだ!ハートちゃんの頼みじゃないか!なんだってやってやる!!」
「いつもお世話になってるしねぇ…それにエクサスだって止めたいと思ってたんだ!」
数々の言葉がクーデリカに降り注ぐ、それはクーデリカが今まで市民にやってきたことが、すべてがちゃんと伝わっていたということの証明だった。
クーデリカ「みんな…うん…ありがとう」
クーデリカは目に涙をためながら感謝の言葉を述べた、そしてそれと同時にまた会場が歓声で包まれるのであった
翌日、一騎達には準備していた。
一騎「よし…これで大丈夫だな」
このは「うむ、こちらもこれで大丈夫でござるです」
ユキ「僕もこれでいいよ」
一騎達はシンクリスと大陸を繋ぐシンクリスの入り口である大きな橋へとやってきていた。それは1週間前に一騎達がシンクリスへと侵入した場所である。
一騎「…思えば、色々あったなぁ」
このは「そうでござるなぁ」
ユキ「ふふっそうだね」
一騎「まさか、大会に出る羽目になっちまうとはなぁ」
このは「それもソロモンズ所有者がいたりするような危険な大会でござる」
一騎「まぁおかげで通たちにも再開できた」
ユキ「シンクリス四王女の計画も止められたしね」
一騎「まぁ死にかけたけどな…それにアビス…あいつの事も分かった」
すると前方、シンクリス方面から声が聞こえる
通「おーい!すまねぇ遅れた!!」
そこには短髪で大柄の男、通と茶髪のお下げの可愛い女の子の遊姫の姿があった
一騎「本当だぜ…遅いぞ?」
通「悪い、悪い準備に手間取っちまって」
遊姫「はぁ…はぁ…でも…走ることはなかったんじゃない?」
遊姫は今しがた走った影響で息を切らしている
通「何言ってんだこれからの事を考えたら、遊姫、お前少し鍛えた方がいいぜ?」
遊姫「べ…別に私はいいの!この筋肉バカ!」
通「なっ!?だれがバカだ!」
一騎「筋肉はいいのか」
べクト「ほら、そこまでだ」
そこに通よりも大柄な男べクトが現れ、通たちをなだめる
べクト「俺達の目的はエクサスを止めることだ、まだ奴らは本格的に動いちゃいねぇ」
一騎「だからこそ…今ここで俺達が叩く」
べクト「そういうことだ」
通「…で?どうするんだ?これからはよ」
一騎「…俺達は二手に分かれる」
通「二手?」
一騎「べクト…そして通はフュージニアに行ってほしい」
べクト「なるほどな、エクサスの目的はソロモンズ…フュージニアには残るソロモンズが大量にあるからな」
一騎「それをできるだけ止めてほしいんだ…そして」
遊姫「私と一騎」
このは「私達でエクサスでござるな」
通「お前ら本当に大丈夫かよ…相手の本陣に行ってよぉ」
一騎「大丈夫…のはずだ、どのみちエクサスはフュージニアの出兵で手薄になるはずだ」
クーデリカ「その為のシンクリスの兵力だからね」
突然一騎の後ろから声が響く、そこにはいつものピエロ姿の少女の姿があった
一騎「クー…どうして」
クーデリカ「…あたしも本当は一騎について行きたいんだけど、兵士たちの指揮やまだ目を覚まさない妹たちの事もあるからね…だけどお見送りくらいはさせてよ!」
クーデリカは元気よく笑顔で振るまう
一騎「クー…ああ、サンキューな」
クーデリカ「うん、それにバックアップは任せて、フュージニアやエクサス方面にもあたし達の心強い味方を送るからさ」
一騎「ああ、頼んだぞ」
クーデリカと一騎は静かに視線を交わす、そして
べクト「よし、それじゃあ行くか…エクサスが動き出す前に」
一騎「そうするか」
クーデリカ「待って」
一騎達が旅立とうとした瞬間だった、クーデリカが一騎に近づいた。
一騎「ん?どうした?」
ジーと一騎を見つめそして
一騎「!?」
このは・ユキ・遊姫「!!?」
トラクリボー『あら』
べクト「…っふ」
通「」
一騎は唇にやわらかい感触を覚えた、そして眼前には足りない身長差を埋めるため背伸びをしながら自分の唇と一騎の唇を重ねている少女の姿があった
クーデリカ「ん…ぷはーっと、えへへ//」
唇が離れ少し照れ、両手を後ろでクロスさせながら後退するクーデリカ
一騎「お前…//」
流石の一騎も唇に手を当てて照れてしまっている。
クーデリカ「一騎…がんばっていってこいよ」ニカッ
顔を真っ赤にさせつつもにっこりと満面の笑みでそう言ったクーデリカは、照れ臭くなったのかその後すぐにその場から去った
一騎「…ああ、行ってくる」
一騎はその言葉を胸にエクサスを目指す。
このは「」
ユキ「こ…このはちゃん?」
このは「…あ、あれでござるね」
ユキ「あ…あれ?」
このは「私もあれくらいできなくちゃダメでござるね」
ユキ「そ…そんなことないんじゃないかな」
遊姫「…今の子ってみんなあんなのかな…」
トラクリボー『遊姫、貴方も今の子でしょうが』
遊姫「…私には無理ね」
通(…よくよく考えたらエクサス方面のメンツ偏ってね?)
続く
次回
一騎「ついに始まった、エクサスの大侵攻、次々と奪われていく命そして破壊される町、くそ!!このままほっておけるかよ!!」
サーニャ「捕捉。怪しい人物を確認しました」
一騎「なっ…誰だお前は!!」
サーニャ「サーニャ。貴方達を捕らえます」
このは・ユキ「ここは私達で任せて「るです」一騎「君」!!」
一騎「次回『戦慄の機械人形』一気に駆け上がれ!!」
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同シリーズ作品
イイネ | タイトル | 閲覧数 | コメ数 | 投稿日 | 操作 | |
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71 | キャラ紹介 | 1889 | 2 | 2015-11-09 | - | |
91 | 第1話 異世界へ 前半 | 1385 | 4 | 2015-11-10 | - | |
75 | 第1話 異世界へ 後半 | 1330 | 4 | 2015-11-11 | - | |
114 | 第2話 デュエルの世界 前半 | 1280 | 2 | 2015-11-14 | - | |
98 | 第2話 デュエルの世界 後半 | 1181 | 4 | 2015-11-26 | - | |
85 | 第3話 妖怪忍空大旋風 前半 | 1297 | 4 | 2015-11-26 | - | |
102 | 第3話 妖怪忍空大旋風 後半 | 1115 | 0 | 2015-11-27 | - | |
91 | 番外編 使用カード達! | 1218 | 0 | 2015-11-27 | - | |
53 | 第4話 エクシーズの国エクサス 前半 | 1053 | 2 | 2015-12-30 | - | |
102 | 第4話 エクシーズの国エクサス 後半 | 1116 | 2 | 2015-12-31 | - | |
51 | 第5話 烈火炸裂!!戦刃 武将!!前半 | 1107 | 2 | 2016-01-02 | - | |
74 | 第5話 烈火炸裂!!戦刃 武将!!後半 | 1096 | 3 | 2016-01-03 | - | |
86 | 第6話 産声を上げる龍 ノブナガ!! | 1163 | 2 | 2016-01-05 | - | |
113 | 第6話 産声を上げる龍 ノブナガ 後半 | 1153 | 2 | 2016-01-05 | - | |
93 | 第7話 愛憎の化身 前半 | 1124 | 2 | 2016-01-06 | - | |
127 | 第7話 愛憎の化身 後半 | 1154 | 2 | 2016-01-08 | - | |
106 | 第8話真実の愛 奪われたハーデスト | 1109 | 2 | 2016-01-10 | - | |
103 | 第8話真実の愛 奪われたハーデスト後半 | 1228 | 5 | 2016-01-10 | - | |
96 | 第9話 精獣の森 前半 | 1142 | 4 | 2016-01-12 | - | |
49 | 第9話 精獣の森 後半 | 1069 | 4 | 2016-01-13 | - | |
81 | 第10話 激震の獅子舞い ライオナイト | 1185 | 2 | 2016-01-15 | - | |
96 | 第10話 激震の獅子舞いライオナイト2 | 1134 | 4 | 2016-01-15 | - | |
64 | 第11話暗躍者暁!貧困の村の激闘!前半 | 954 | 3 | 2016-01-18 | - | |
118 | 第11話暗躍者暁!貧困の村の激闘!後半へ | 977 | 3 | 2016-01-18 | - | |
122 | 第12話 希望の瞳 前半 | 1058 | 0 | 2016-01-19 | - | |
94 | 第12話 希望の瞳 後半 | 1038 | 3 | 2016-01-19 | - | |
52 | 第13話 女帝が支配する国 シンクリス! | 1073 | 3 | 2016-01-20 | - | |
113 | 第 番外編 キャラまとめ 4月16日 | 1203 | 3 | 2016-01-20 | - | |
55 | 第14話 猛攻!!星剣の連撃!! | 1227 | 3 | 2016-01-21 | - | |
141 | 第15話 強襲!ソロモンズを狩る男 | 1137 | 3 | 2016-01-23 | - | |
95 | 第16話 激闘!!ソロモンズ対決!! | 1077 | 2 | 2016-01-24 | - | |
54 | 第17話瞳をもつ竜と竜 | 1084 | 2 | 2016-01-25 | - | |
155 | 18話 シンクリスの騎士とエクサスの武将 | 1224 | 3 | 2016-01-26 | - | |
51 | 第19話 鈴の音に導かれて | 1133 | 3 | 2016-01-27 | - | |
65 | 第20話一騎元気作戦!取り戻せ闘志!! | 934 | 3 | 2016-01-28 | - | |
117 | 第21孤高のデュエリスト ジェイド!! | 1019 | 3 | 2016-01-29 | - | |
113 | 第22話 シンクリス山の激闘! | 1085 | 3 | 2016-01-30 | - | |
53 | 第23話トロッコ決戦!疾走する鉱山!! | 961 | 3 | 2016-01-31 | - | |
92 | 第24話 未来都市シンクリス | 1053 | 2 | 2016-01-31 | - | |
128 | 第25話 決戦前夜 | 1153 | 3 | 2016-02-01 | - | |
72 | 第26話 戦う相手は自分自身!? | 1021 | 2 | 2016-02-04 | - | |
81 | 第27話遺跡の国フュージニアからきた男 | 1106 | 3 | 2016-02-05 | - | |
95 | 第28話 忍者対決!!妖怪と忍 | 1057 | 3 | 2016-02-06 | - | |
108 | 第29話 果物バトル!!動果物の脅威!! | 1074 | 3 | 2016-02-08 | - | |
224 | 第30話 探し物はペンダント? | 1316 | 3 | 2016-02-10 | - | |
68 | 第31話 想いの強さ | 1023 | 3 | 2016-02-11 | - | |
55 | 第32話 破壊の王 ヴァイス始動 | 1057 | 3 | 2016-02-13 | - | |
96 | 第33話 男と男の熱き戦い!! | 1204 | 4 | 2016-02-14 | - | |
108 | 第34話友情タッグ!クローバーと姫 | 1008 | 3 | 2016-02-15 | - | |
60 | 第35話 友情の形 | 932 | 3 | 2016-02-17 | - | |
49 | 第36話 戦慄の道化師 | 1057 | 3 | 2016-02-18 | - | |
116 | 第37話 邂逅 | 1081 | 3 | 2016-02-19 | - | |
99 | 第38話 異世界の扉 | 976 | 3 | 2016-02-20 | - | |
100 | 第39話 葛藤の中で | 1027 | 3 | 2016-02-22 | - | |
94 | 第40話 夢と道 | 1008 | 2 | 2016-02-22 | - | |
129 | 第41話 ジョーカーの暗躍 | 1076 | 3 | 2016-02-23 | - | |
72 | 第42話 時空間使い メーア | 1039 | 3 | 2016-02-24 | - | |
123 | 第43話 師弟との決別 | 1057 | 3 | 2016-02-25 | - | |
118 | 第44話 時空間を操る大蛇 | 1074 | 3 | 2016-02-26 | - | |
58 | 第45話 覚醒!!絆を刻む瞳 | 972 | 3 | 2016-02-27 | - | |
95 | 第46話 突然の来訪者レイナ | 1041 | 3 | 2016-02-28 | - | |
110 | 第47話 凸凹タッグデュエル!! | 936 | 3 | 2016-02-29 | - | |
113 | 第48話 追憶の記憶 | 954 | 3 | 2016-03-01 | - | |
109 | 第49話兄妹の絆 宇宙瞳の超煌角竜 | 1133 | 3 | 2016-03-03 | - | |
103 | 第50話決勝前夜 それぞれの思い | 1024 | 3 | 2016-03-04 | - | |
111 | 第51話 決定戦開幕 | 1122 | 3 | 2016-03-05 | - | |
97 | 第52話 その思いは速度を越える | 976 | 3 | 2016-03-06 | - | |
50 | 第53話 迷宮への挑戦 | 978 | 3 | 2016-03-10 | - | |
55 | 第54話 過去の足枷 | 1034 | 3 | 2016-03-12 | - | |
67 | 第55話 超越するランクアップ | 1043 | 3 | 2016-03-15 | - | |
48 | 第56話 砕いた仮面 | 1033 | 3 | 2016-03-17 | - | |
79 | 第57話 剣の心 | 995 | 3 | 2016-03-18 | - | |
130 | 第58話限界のその先へ | 1123 | 3 | 2016-03-20 | - | |
56 | 第59話 大地を生む瞳の竜 | 991 | 3 | 2016-03-23 | - | |
62 | 第60話 友への思い | 1015 | 3 | 2016-03-24 | - | |
45 | 第61話 天を翔る | 1027 | 4 | 2016-03-26 | - | |
65 | 第62話 大切な人 | 1056 | 3 | 2016-03-28 | - | |
52 | 第63話 戦いの証明 | 1037 | 3 | 2016-04-04 | - | |
115 | 第64話 進化する力 | 1079 | 3 | 2016-04-06 | - | |
123 | 第65話 囚われし心 | 1159 | 2 | 2016-04-11 | - | |
78 | 第66話 解放 | 1161 | 2 | 2016-04-14 | - | |
66 | 第67話 烙印の決闘 | 1065 | 2 | 2016-04-15 | - | |
64 | 第68話 絶対王の力 | 1055 | 2 | 2016-04-16 | - | |
48 | 第69話 決勝の始まり | 1015 | 3 | 2016-04-17 | - | |
76 | 第70話 真実 | 1074 | 3 | 2016-04-18 | - | |
35 | 第71話 諦めない心 | 1119 | 3 | 2016-04-18 | - | |
117 | 第72話 闇の王 | 1132 | 3 | 2016-04-22 | - | |
57 | 第73話 深淵より出し者 | 962 | 3 | 2016-05-01 | - | |
71 | 第74話 貫く光 | 1122 | 3 | 2016-05-04 | - | |
129 | 75話 戦いの終わり | 1186 | 3 | 2016-05-06 | - | |
46 | 第76話 悪逆のエクサス | 998 | 3 | 2016-05-18 | - | |
92 | 第77話 戦慄の機械人形 | 1054 | 3 | 2016-05-26 | - | |
52 | 第78話 合体する機械人形 | 962 | 3 | 2016-05-29 | - | |
57 | 第79話 完全機械少女 | 1018 | 3 | 2016-06-06 | - | |
63 | 第80話 爆走する変形車両 | 1030 | 3 | 2016-06-12 | - | |
45 | 第81話 白銀の剣 | 987 | 2 | 2016-06-15 | - | |
51 | 第82話 絡み付く毒 | 998 | 2 | 2016-06-19 | - | |
63 | 第83話 停戦協定 | 941 | 3 | 2016-06-21 | - | |
115 | 第84話 果たすべき約束 | 1031 | 3 | 2016-06-24 | - | |
118 | 第85話 戦争 | 1040 | 3 | 2016-06-26 | - | |
56 | 第86話それぞれの戦場。最高の助っ人 | 961 | 3 | 2016-06-27 | - | |
58 | 第87話 電撃コロシアム | 977 | 2 | 2016-06-28 | - | |
92 | 第88話 誇り高き戦士 | 1001 | 2 | 2016-06-30 | - | |
101 | 第89話 仮面の下の亡霊 | 995 | 3 | 2016-07-02 | - | |
101 | 第90話 舞い散る雪 | 931 | 3 | 2016-07-06 | - | |
59 | 第91話 白銀の攻防 | 980 | 3 | 2016-07-11 | - | |
35 | 第92話 龍刃水晶 | 983 | 3 | 2016-07-16 | - | |
53 | 第93話 ジョーカーゲーム | 1040 | 3 | 2016-07-21 | - | |
59 | 第94話 覚醒する瞳 | 1025 | 3 | 2016-07-22 | - | |
43 | 第95話 宇宙に輝く王 | 1794 | 3 | 2016-07-26 | - | |
68 | 第96話 宇宙眼の暗黒竜 | 1007 | 2 | 2016-07-28 | - | |
179 | 第97話 ソロモンズの化身 | 1155 | 3 | 2016-08-01 | - | |
94 | 第98話 切望の記憶 | 1006 | 2 | 2016-08-02 | - | |
104 | 第99話 再びの扉 | 970 | 3 | 2016-08-05 | - | |
46 | 第100話 ファラリス七賢者 | 893 | 3 | 2016-08-07 | - | |
119 | 第101話 狙われた考古学 | 1061 | 3 | 2016-08-09 | - | |
77 | 番外編 夏休みだよ! | 1071 | 2 | 2016-08-25 | - | |
46 | 第102話 混沌の嵐 | 880 | 2 | 2016-08-28 | - | |
102 | 第103話 儚い希望 | 982 | 2 | 2016-09-01 | - | |
103 | 第104話 絵本の世界 | 893 | 2 | 2016-09-06 | - | |
77 | 第105話 始まりのソロモンズ | 930 | 2 | 2016-09-08 | - | |
112 | 第106話 処刑王の闇 | 999 | 2 | 2016-09-10 | - | |
75 | 第107話 猛け朽ちる龍 | 976 | 2 | 2016-09-12 | - | |
100 | 第108話 軍神の戦い | 890 | 2 | 2016-09-27 | - | |
80 | 第109話 消え行く誇り | 879 | 2 | 2016-09-28 | - | |
122 | 第110話 忍者の祖 | 977 | 2 | 2016-10-02 | - | |
75 | 第111話 譲れぬ思い | 929 | 2 | 2016-10-04 | - | |
115 | 第112話 星を統べる竜 | 965 | 2 | 2016-10-10 | - | |
187 | 第113話 竜の記憶 | 1127 | 3 | 2016-10-13 | - | |
114 | 第114話 運命の血筋 | 882 | 3 | 2016-10-16 | - | |
80 | 第115話 命を懸けたラストデュエ | 845 | 2 | 2016-10-23 | - | |
66 | 第116話 偽りの記憶 | 1006 | 2 | 2016-10-24 | - | |
116 | 第117話 染まる色を | 900 | 2 | 2016-10-31 | - | |
84 | 第118話 英雄の記憶 | 1028 | 2 | 2016-11-03 | - | |
64 | 第119話 英雄の帰還 | 898 | 2 | 2016-11-04 | - | |
136 | 第120話 黒騎士の意地 | 1100 | 2 | 2016-11-08 | - | |
89 | 第121話 誰かのために | 836 | 2 | 2016-11-16 | - | |
91 | 第122話 創造せし竜 | 823 | 2 | 2016-11-20 | - | |
93 | 第123話 白と黒の竜 | 883 | 2 | 2016-11-26 | - | |
56 | 第124話 運命を切り開く剣 | 871 | 2 | 2016-11-30 | - | |
97 | 番外編 カード紹介と色々! | 1035 | 3 | 2016-12-07 | - | |
96 | 第125話 深淵へのカウントダウン | 884 | 3 | 2016-12-19 | - | |
115 | 第126話 受け継がれる瞳 | 967 | 2 | 2016-12-22 | - | |
101 | 第127話 進撃する拷問王 | 1024 | 2 | 2016-12-24 | - | |
102 | 第128話 歪み笑う王 | 812 | 2 | 2016-12-27 | - | |
110 | 第129話 絶望の化身 | 873 | 2 | 2016-12-30 | - | |
89 | 第130話 闇を掴む者 | 840 | 2 | 2017-01-01 | - | |
102 | 第131話 対極の忍 | 974 | 3 | 2017-01-06 | - | |
108 | 第132話 姉弟の絆 | 871 | 2 | 2017-01-09 | - | |
175 | 第133話 激突する竜 | 1137 | 2 | 2017-01-10 | - | |
42 | 第134話 宇宙眼の星芒竜 | 798 | 2 | 2017-01-13 | - | |
98 | 第135話 龍刃と水晶 | 884 | 3 | 2017-01-15 | - | |
140 | 第136話 英雄の復活 | 1054 | 3 | 2017-01-18 | - | |
135 | 第137話 龍王と罪王 | 960 | 2 | 2017-01-20 | - | |
114 | 第138話 混沌呻く | 818 | 3 | 2017-01-22 | - | |
133 | 第139話 表裏一体 | 865 | 3 | 2017-01-25 | - | |
73 | 第140話 継承する絆 | 823 | 3 | 2017-01-26 | - | |
81 | 第141話 深淵にすがる者 | 812 | 3 | 2017-01-30 | - | |
59 | 第142話 伸ばした手 | 826 | 4 | 2017-02-01 | - | |
86 | 第143話 虚無と深淵 | 852 | 3 | 2017-02-04 | - | |
99 | 第144話 集いし思い | 846 | 3 | 2017-02-07 | - | |
113 | 第145話 終焉と再生 | 834 | 2 | 2017-02-08 | - | |
96 | 第146話 新たな世界 | 903 | 3 | 2017-02-10 | - | |
102 | 最終話 クロスピース | 939 | 3 | 2017-02-16 | - | |
133 | 超時空!!番外編!! | 1506 | 2 | 2017-02-24 | - |
更新情報 - NEW -
- 2024/03/23 新商品 QUARTER CENTURY CHRONICLE side:PRIDE カードリスト 追加。
- 04/23 20:03 評価 10点 《暗黒界の門番 ゼンタ》「ストラクRにて登場した暗黒界の革命児 …
- 04/23 19:37 評価 7点 《CNo.106 溶岩掌ジャイアント・ハンド・レッド》「アニメZE…
- 04/23 19:27 掲示板 カードリストにおける誤表記・不具合報告スレ
- 04/23 19:22 評価 9点 《碑像の天使-アズルーン》「 永続罠のモンスターとしては非常に…
- 04/23 19:20 評価 6点 《サイバーロード・フュージョン》「カード名からも分かる通り《オ…
- 04/23 18:59 評価 3点 《サイバー・ファロス》「《サイバー・ドラゴン》とは直接関係しな…
- 04/23 18:51 評価 5点 《サイバー・エタニティ・ドラゴン》「「サイバー・ドラゴン」融合…
- 04/23 17:22 評価 4点 《相生の魔術師》「《魔術師》Pモンスターの一体。 場のXのランク…
- 04/23 17:02 評価 8点 《相克の魔術師》「《魔術師》Pモンスターの一体。 エクシーズモ…
- 04/23 16:35 評価 8点 《降竜の魔術師》「《魔術師》Pモンスターの一体。 P効果で場のモ…
- 04/23 16:23 デッキ 岸田総理の下僕?クリストロン!
- 04/23 16:16 SS 第十話・2
- 04/23 13:34 評価 4点 《曲芸の魔術師》「《魔術師》Pモンスターの一体。 曲芸の名の通…
- 04/23 13:13 評価 8点 《水精鱗-アビスグンデ》「総合評価:手札コストに使い蘇生から素…
- 04/23 12:59 評価 8点 《水精鱗-アビスリンデ》「総合評価:リクルートでレベル7を展開…
- 04/23 12:56 評価 7点 《太陽風帆船》「総合評価:エクシーズ素材として使いやすい方。 …
- 04/23 12:16 評価 8点 《フォーチュンレディ・ライティー》「フォーチュンレディの展開の…
- 04/23 12:08 評価 10点 《勝利の方程式》「変わったセリフ言わせるとかデュ○マのでんじゃ…
- 04/23 11:58 評価 7点 《BK スイッチヒッター》「便利な蘇生持ちBK 蘇生効果はレベル…
- 04/23 11:33 評価 10点 《エルシャドール・ミドラーシュ》「これ10年前のカード!? 効…
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そして通も言ってるけど偏りが。一騎君、ハーレムもいい加減に!ラッキースケベに期待するじゃないか! (2016-05-18 22:49)
あとクーちゃんマジ天使。
にしても新キャラが、また濃いこと濃いこと…。ある意味すっげぇ楽しそうな兄妹ですなぁ…。 (2016-05-19 09:21)
確かにこういう描写はあまりないかも、(遊星とアキが最後あったのかなかったのかぐらいですかね)
果たしてこの男女比でどういう話になるのか…そして新キャラの立ち位置はいかに
(2016-05-26 10:02)