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麗しき夜風吹き回る/闇と風はやめられないっ! 作:AB

「や、やっば〜!遅刻だ〜!」
僕、漆芽遊萪(しが ゆうか)。午前8時10分、今はいつもの通学路を、自転車1台、カゴにデュエルディスク入れて全力疾走中です!僕は風属性と闇属性のモンスターが大好きで、両方をデッキに入れているんだけど、シナジーがなさすぎて困ってるよー!でも愛さえあれば問題無いよね⁉︎
なんてこと言ってるうちに、あと5分で遅刻の時間になっちまった!僕は自転車をトップギアに入れて全力疾走……できるだけの体力が残っていなかった。結局、今日は5分遅刻した。今月だけで通算10回目じゃ〜ん。
「遅い!今日も遅刻だよ!」
そしていつものごとく、クラスが一緒の真面目君の間堂の厳し声で叱られる…正直こんなメガネのボンクラ男子に叱られるのは凄くウゼェ。もっとかわいい顔だったらよかったのに〜。
「コラ!ちゃんと聞いてる?」
「はい〜聞いてます〜すみません〜」
「まったく…今日はクラス対抗デュエル大会で、君が代表だってことを忘れたのか?!」
もちろん、ちゃんと覚えていた。だがそのためのデッキを組んでいたら遅くなってしまい、寝坊したのだ。そして今に至る。
「任せてください!必ず勝ちますから!」
「それから、その“僕”なんていう一人人称はやめてくれないか。違和感があってしょうがない。」
ハア?僕だって意識して言っている訳無いじゃん。自然とそうなるの、し、ぜ、ん、と!…なんていっても聞く耳もたないな、こいつは…。

そしてスクールのリングにて、デュエルの時がやってきた。皆が僕を見てるよ、凄く緊張してる…。初戦の相手は、粋龍院 光尚(いりゅういん みなお)。彼女は2学年の中でも、トップクラスのデュエリスト、ドラゴン使いだ。いきなりこんな強敵と戦うことになったな…。勝てるかどうか…。
「あなたって…Cクラスの漆芽くんだよね?「風と闇」使いの。」
「…そうだよ。あと風と闇をイヤミっぽく言うのやめて、これでも勝率6割だから。」
「私のドラゴンは、早く自慢の光線をあなたにブチ当てたいって、言ってるよ…」
彼女は唇に人差し指をあて、どこかあざといオーラを出す。それで僕を挑発してるつもりだろけど、そうはいかない。
「そうか…じゃあ、今日はお互いに、デュエルを楽しもっ。」
「オッケ〜!」
お互いにデュエルディスクをセットし、準備がオッケー。
クラスメイトの応援のボルテージがどんどん高まってゆく。
「それでは二人共、構えて〜〜 デュエル開始ィィーーー!」
「「デュエル!!」
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5 闇と風はやめられないっ! 364 0 2016-05-07 -

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