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HOME > 遊戯王SS一覧 > 遊戯王DT-失われた物語- > 01話:伝説の3龍(前編)

遊戯王DT-失われた物語-/01話:伝説の3龍(前編) 作:らいむ


―遥か遠い昔、世界は凍えるような吹雪が襲い続けていた。
この寒さにおいて、多くの生物は外で活動することができず、ただただ彼らの住みかに籠り、寒さを凌ぐのが精いっぱいの抵抗であった。
この寒さの原因は、とある氷山に住む3体の暴れ者の存在である。
3体が1体、後に「グングニール」と呼ばれる龍はその一息で千という数の物を凍りつかせ

3体が1体、後に「ブリューナク」と呼ばれる龍はその吹雪であらゆるものを吹き飛ばし

3体が1体、後に「トリシューラ」と呼ばれる龍はその力で全てを氷漬けにした

この3体の力は凄まじく、今までに多くの者が彼らを止めようとしたものの、皆いとも簡単に返り討ちにされ、生かさず殺さず―という、彼らの悪戯相手となったと言われている。彼らにとっては、こうした「愚か者」は一種の楽しみでもあった。

これはそんな「3体の暴れ者」のある日の出来事―




遊戯王DT-失われた物語-
序章 伝説の始まり

01話:伝説の3龍(前編)




霞の谷の北方に存在する氷山の上で、3体の竜は暇を持て余していた。
3体の竜は今日も大地を凍らせる「遊び」を終えた後、氷山の上でだらしなく寝転がっていた。傍から見れば、この3体の竜が世界を氷漬けにする程の凶悪さを持った存在とは到底思えない光景であろう。

グングニール「ここのところ誰も来ないから、つまんねーな…」

ブリューナク「うむ、この前来た奴を少々苛めすぎたかもしれんな…」

トリシューラ「地上の者どもは軟弱だからな。今度はもっと加減をしなければならんようだ。相も変わらず、面倒臭いやつらだ…」

グングニール「と言う訳で、俺暫くねるわー。兄貴達、誰か来たら起こしてなー」

「グングニール」はそういうと、仰向けになり目をつぶる。生物的な観点から見れば、この龍の耐性はあまりにも無防備だが、敵がいない彼らにとっては、余裕の証とも言える。

ブリューナク「…ヤレヤレ、しょうがないやつだ。そう言えば、地上の者どもはここで寝ると凍死してしまうらしいな」

トリシューラ「我らが凍らせなくとも死んでしまうのか、それは情けない。なぜ地上の者どもは我らと違い、あんなに脆弱なのだろうなぁ」

ブリューナク「ふむ、確かに不思議であるな。もっと強ければ我らも楽しめるものを」


トリシューラ「おっと、どうやら今日の『愚か者』がやってきたようだな。兄弟、そいつを起こしてやれ」

ブリューナク「ふふ…、久しぶりに楽しめそうだな」

「ブリューナク」はそう言って、尻尾で「グングニール」を叩き起こすのであった。
打ちどころが悪かったのか「ぶへっ!」という声が辺りに響いた。

To be continued―
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らいむ
と言う訳で第1話。
性格的なところは自分の勝手なイメージでございます。
さて、完走できるのだろうか(。 (2013-04-27 21:39)
モブ夫
しれっと上がってたwwチャット来れてなかったから気づかなかったw
(2013-05-01 20:50)

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