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HOME > 遊戯王SS一覧 > 第72話 闇の王

第72話 闇の王 作:こんにゃく

一騎「う…ぐ…こ…ここは…?」グッ

一騎が目を覚ますもそこは一面砂の海

しかしその砂の色は緑色…エメラルドグリーンであり空は赤や青など様々な色が混じりあい星々が瞬いている神秘的な光景が広がっていた

一騎「ここは…確か俺と…クーデリカはワームホールに吸い込まれて…」ザッ

一騎「そうだ…俺達はワームホールに吸い込まれたんだ!!クーデリカ!!」キョロッキョロッ

一騎「!!クーデリカ!!」ダッ

一騎のすぐ側にクーデリカが倒れていた

一騎「クーデリカ!しっかりしろクーデリカ!!」ユサユサ

クーデリカ「う…うぅ…んここは…?」パチパチ

一騎「良かった…目が覚めたか」

クーデリカ「一…騎?…えと…あたし達…どうなったんだ…あっそうか!あたし達ワームホールに吸い込まれて…」キョロ

クーデリカ「ここは…もしかして…」

一騎「ああ…もしかしたらここが…ファラリス世界…!」

クーデリカ「それは違うよ」

一騎「ありゃぁ」ガクッ

一騎「違うのかよ!」

クーデリカ「うん…ここは異世界と異世界の狭間…そうだね『ディメンション・ロード』とでも呼ぼうか」

一騎「ディメンション・ロード?」

クーデリカ「そう…異世界と異世界を繋ぐ道…世界の理から外れた世界…」

一騎「それが…ここって事なのか…」

クーデリカ「うん…あたし達はこのディメンション・ロードに閉じ込められたって事だよ」

一騎「マジか…」

クーデリカ「マジだ」

一騎「とりあえず…ここから脱出する方法を考えないとな…っと」ヨロッ

クーデリカ「っ大丈夫一騎!?」

一騎「おっと…大丈夫だよ…ちょっとよろめいただけだ」

一騎(とはいっても…さっきのデュエルでのダメージが残ったまんまだ…ちょっとキツいな…)

一騎(いや…そんな事言ってる場合じゃねぇ…今もシンクリスがヤバい状況だってのにこんな所で倒れていられるか)

一騎「ん?」

一騎はクーデリカを見る

そこには女の子座りで座ったままのクーデリカの姿が

一騎「クーデリカ?」

クーデリカ「あ…あはは…さっきのデュエルのせいなのかな…腰が抜けちゃって動かないや…」プルプル

一騎「マジか…」キョロッキョロッ

周りを見るしかし周りには何もなくただ砂の海が広がっているだけだった

一騎「……よし」スッ

クーデリカ「…え?」

一騎「…乗れよ」

クーデリカ「え…えと…これは…」

一騎「俺がおぶってやるから乗れ」

クーデリカ「え…ええ///!?」プシュゥ

一騎「ここにいても仕方がないだろ?だったら俺が歩いて出口を探した方が良いに決まってる」

クーデリカ「で…でも///良いの//?」チラッ

一騎「当たり前だろ?ほら…早く」

クーデリカ「うぅ…お…重いかもしれないよ///?」スッ

一騎「バッチこいだ!!」ヨイショッ

クーデリカ「うぅ…///」ギムゥゥ

フニョン

一騎「!!?!?」

ムギュゥゥ

一騎(考えるな俺!!せ…背中に当たってるのは…そう水風船だ!!)

クーデリカ「一騎…ごめんね?…足引っ張っちゃって…」ギュゥゥ

一騎「あ…あはは大したことねぇよ!それに軽い軽い!!もうアリんこ並みに軽いぜ!!あっはっは!!(役得…役得…)

クーデリカ「…ふふ…ありがと…一騎」



数十分後

一騎はクーデリカをおんぶしながら砂の海を歩いていた

一騎「…にしても…本当に何もねぇな」ザッザッザ

クーデリカ「そりゃ…異世界の狭間だもん…何もないよ」

一騎「でもよ…この砂とか…この空とか…異世界の狭間っていうにはきらびやかすぎねぇか?」

クーデリカ「ここはね…異世界の…いわばゴミ捨て場なの…だから色んな世界の記憶や残骸が流れ着く」

一騎「色んな世界…?」

クーデリカ「うんこの世界には何十何百と異世界があるの…デキレストはその1つにすぎないわ」

クーデリカ「だけどそこに大きな夢が詰まってるの!あたしはそれを研究して皆にそれを伝える…楽しいとは思わない!!?」キラキラ

一騎「はは!…クーデリカは本当に研究が好きだったんだな…意外だよ」

クーデリカ「そう…かな」テレテレ

一騎「ああ…クーデリカはインテリ系というのか?そういうのは似合わなそうなイメージだし」

クーデリカ「ふっふっふ~あたしのメガネ姿を見たら一騎惚れちゃうかもね~」

一騎「…かもな」

クーデリカ「むぅ///…そんなマジに受け取んなよなぁ///」プシュゥ

一騎「照れてんのか?」

クーデリカ「う///わ…悪い///!?」

一騎「はは!悪くねぇよ…まぁなんだ…ここに来たのも悪くないな…」

クーデリカ「え?」

一騎「クーデリカとこうして…ゆっくり話せるんだからな…悪くない」

クーデリカ「そ…そうだね//…あたしも…一騎と話したかったんだ…ずっと」

一騎「…ふふっ…俺もだ」

クーデリカ「…ねぇ一騎」

一騎「ん?」

クーデリカ「一騎は…その…不思議なんだけど…デキレストの人間じゃないよね?」

一騎「…どうして?」

クーデリカ「ママ…ジョーカーが言ってたから…一騎はこの世界…ううん…デキレストの住人じゃないって…」

一騎「ジョーカー…か…あいつは一体何者なんだ?俺たちの事や異世界の事を知っている…」

クーデリカ「分からない…ただ…2年前のあの日まではあたし達のママだったよ」

クーデリカ「それまでの生活が嘘じゃないって思いたい…思いたいよ…」

一騎「クーデリカ…」

一騎「そうだな…きっと今のジョーカーはそのファラリス世界だっけか?それのせいで何かおかしくなっちまってるだけだ」

一騎「だからきっと…嘘じゃねぇよ…思い出は」

クーデリカ「一騎…」

クーデリカ「うふ…えへへ…えい♪」ギュゥゥ

一騎「おう!?」ギュッ

クーデリカ「一騎は優しいね♪」ギュゥゥ

一騎「がっく…クーデリカ…く…苦しい」タップ

クーデリカ「ごめんごめん」パッ

クーデリカ「でも…本当にありがとね一騎…」スッ

クーデリカの腕の力が弱まる

一騎「…おう」



さらに時間がたち…

一騎「はぁ…はぁ…そ…そろそろ休憩するか…」ゼェ…ゼェ

クーデリカ「う…うん…大丈夫?一騎…もしかしてあたし重かった?」

一騎「い…いやそんな事はない…だけど…」

ザッザッ

一騎は砂に足踏みをする

一騎「この歩きにくい足場じゃな…どうしても疲れが…」

クーデリカ「…ごめん…あたしのせいで」

一騎「あー…クーデリカ…もう謝るのは無しだ」

クーデリカ「え?」

一騎「お前さっきから謝りすぎだぞ?」

クーデリカ「だって…あたしのせいでこうなっちゃったんだし…」

一騎「…クーデリカはなんつーか…弱気になると一気にしおらしくなっちまうんだな…」

クーデリカ「うぅ…ごめん」

一騎「お前はいつもみたく明るく居ればいいんだよ…その方が俺も楽だ」

クーデリカ「…一騎」

一騎「だから謝るのは禁止な」

クーデリカ「うぅ…分かった頑張ってみる」

一騎「よし…ん?」

一騎「丁度良いところに木があるな…あそこで休もうか」

一騎達の目の前には1本の木が生えていた

いやよく見ると周りにポツポツとだがヤシの木のような物が生えている

一騎「よっと…」スッ

クーデリカ「…ありがと」

一騎「ふぅ…疲れたなぁそれにしても」

一騎はクーデリカの隣に腰かける

クーデリカ「意外と歩いたもんね」

一騎「…だな」

クーデリカ「…」

一騎「おっ?」

クーデリカ「どうしたの?」

一騎「これって…木の実じゃねぇのか?」

クーデリカ「え?」

一騎が指を指す

それは一騎達の真上にある木の実

クーデリカ「本当だ…」

一騎「見た目がヤシの木みたいだったから見てみたけど…もしかして食えるんじゃねぇか?」

クーデリカ「え…一騎食べるの?」

一騎「いや~だってよ今日朝しか飯食ってねぇし…本当だったら決勝が終わって飯だったんだけどこんなことになっちまうし…」

クーデリカ「う…本当だったらごめ…んにゅ」スッ

一騎がクーデリカの唇に指を当てる

一騎「はい禁句~」

クーデリカ「うぅ…なんだよ~」

クーデリカ(あ…あたしの唇に…い…一騎の指が///え…えへへ///)

一騎「…よし…クーデリカちょっとそっち行ってろ」ヨイショ

クーデリカ「ふぇ?」

一騎はクーデリカを木の下から退かす

クーデリカ「ちょ…なにする気!?」

一騎「登って木の実を取る!」

クーデリカ「いや…でも…この木全然足とか引っかける場所ないよ!?」

一騎「んなもん気合いだ気合い!!なんとかなるって!!」

クーデリカ「危ないからやめなって…(とはいえあたしも人の事言えないことしてるしなぁ)

一騎「うぉぉぉ!!一気に行くぜぇぇ!!」ダッ!!

一騎「うらぁぁぁっっ!!!」バシッ

一騎「とぉぉぉらぁぁ!!」ワシャワシャワシャ

まるでゴキブリのように気持ち悪い動きで木を登っていく一騎

クーデリカ「す…すごい」ポカーン

そしてすぐに頂上へと辿り着いた

一騎「よし…クーデリカ!!下に実を落とすから気を付けろぉ!」

クーデリカ「うん!わかったぁ!」

一騎「よっと!」ガッ

ボトッボトッ

その実をボーリングの玉ほどありとても重量があった

下に人が居ればひとたまりもない

一騎「よーし完璧」ツルツルツル~

スチャッ

一騎は華麗に滑り降りてくる

一騎「後は…これだな」スッ

クーデリカ「それは…?」

一騎「この木に生えてた枝…かなり頑丈そうだから千切ってきた」

クーデリカ「どうするの?それ…」

一騎「こうする…」

一騎は手慣れた感じでその枝を加工していく

それはすぐに先の尖った枝に変貌する

一騎「まぁ…あまり尖らせても意味ないしな…えーと…」コンコン

クーデリカ「??今度は何?」

一騎は次にヤシの実(仮)を叩き始める

一騎「ん?これは実の一番やわっこい所を探してんだよ…こうやって叩けばやわっこい所は音が違うからな」コンコン

クーデリカ「…それってどこの知識?」

一騎「ん?独学」

クーデリカ「…一騎って何者…?」

ポンポン

一騎「おっ!ここか…よし」スッ

カリカリカリ

一騎は先程加工した枝を錐の変わりとして使い穴を開ける

パコン

一騎「おっ意外とやわっこいな」

クーデリカ(さっきから気になる…やわっこい…ちょっとかわいいかも)

一騎「思った通りだ」

カリカリカリ

そしてもう1つの木の実にも穴を開ける

一騎「よし…はいこれがクーデリカの」

クーデリカ「これって何なの?」

一騎「まぁ俺も分かんないけどヤシの木に似てるんで穴を開けたらビンゴ」

一騎「中身は甘~い飲み物だ…多分」

クーデリカ「ふーん…」スッ

一騎「ま…まて!」

クーデリカ「な…なに」

一騎「まだヤシの実と決まった訳じゃない…もしかしたら毒があるかもしれねぇ…俺から飲む」スッ

クーデリカ「えぇ!?一騎!?大丈夫なの!!?」

一騎「ああ…任せておけ…」

ドクン…ドクン…

一騎「…よし…行くぞ!!」ゴクゴク

…沈黙

一騎「…」

クーデリカ「い…一騎?」

一騎「う…」

クーデリカ「う?」

一騎「うまい!!」

クーデリカ「!」ビクッ

一騎「これうまいぞ!クーデリカ!!甘い!!」チュゥゥ

クーデリカ「ほ…本当?」

一騎「マジだよマジ…良いもん拾ったぜ全く!」

クーデリカ「そっか…それじゃあ…いただきます」ゴクゴク

クーデリカ「あ…っまい」

一騎「だろ?」

クーデリカ「すごい…美味しいよこれ」

一騎「意外にこの世界にも食うもんはあるんだなぁ」

クーデリカ「もしかしたら…これも異世界の記憶の残骸から作り出された物なのかも」

一騎「なるほど…つまり…どこかの世界の何かの実って事なんだな?」

クーデリカ「多分…デキレストにはこんな実は無いことは確かだよ」

一騎「…俺達の世界にもこんな実は無いな…多分」

クーデリカ「あっそういば…」

一騎「ん?あっそうだったな…俺はデキレストの人間じゃないかどうかの話してたな」

クーデリカ「うん」チュゥゥ

クーデリカはヤシの実(仮)を飲みながら話を聞く

一騎「俺は確かにデキレストの人間じゃない…別の世界からやって来た」

クーデリカ「本当!?」ギュッ

一騎「うおっ…えらい食い付きだな///」

クーデリカの顔と一騎の顔はキスが出来るくらいにまで近づいていた

クーデリカ「え…わっ///ご…ごめん///つい///」ババッ

すぐクーデリカは離れる

クーデリカ「ほ…ほら…あたし…異世界の事を研究してたから…一騎が異世界人なら…それって凄いじゃん」

一騎「そうか…そうだよな…俺もクーデリカ達からしたら異世界人…か」

クーデリカ「異世界の事はまだまだ分からないことだらけ…一番間近だった精霊世界ですら何も分かってなかったんだもん」

一騎「精霊世界…か」

クーデリカ「ねぇ一騎…一騎の住んでた世界ってどんな感じの世界なの?」

一騎「え?…そうだな…あんまりデキレストと変わんないかな…」

クーデリカ「そうなの?」

一騎「まぁ全く同じって事はない…一番違うのは…」

一騎「うん…そうだ…な…デュエルは何も役にたたないって事かな…」

クーデリカ「え!?」

一騎「俺達の世界にもデュエルは有るんだ…だけどそれは創作物でありカードには何も宿ってない」

一騎「まぁ簡単に言えば娯楽の為の道具…かな」

クーデリカ「そう…なんだ」

一騎「だから…最初にこの世界に来た時は驚いたぜ?まさかデュエルで命の奪い合いをするなんてさ」

クーデリカ「怖かった?」

一騎「そりゃあ…勿論…だけど…」

クーデリカ「…だけど?」

一騎「それ以上にワクワクした」

クーデリカ「え?」

一騎「だってよそうだろ?俺達の世界ではカードを場に出してもモンスターなんて出やしない…モンスターの効果や魔法、罠なんて分かりきってる」

一騎「汎用性ばかりに溢れちまった世界と違ってここでは見たこともねぇカードばかりだ!」

一騎「確かに…痛いし…怖いよ…だけど…」

一騎「そのおかげで…そのデュエルで大切な仲間に出会えた」

クーデリカ「…」

一騎「それに…クーデリカ…君にもね」

クーデリカ「…うん///」

一騎「だから…俺はデキレストに来たことに後悔はない…だからこそそれを脅かすエクサスやジョーカーは許せない」

一騎「エクサスもジョーカーも一発ぶん殴って全国民に謝らせる!!これが俺の今の目的だ!!」

クーデリカ「一騎…」ギュッ

一騎「クーデリカ?」

クーデリカは一騎に体を寄せる

クーデリカ「ねぇ…クーって呼んで…」

一騎「え?」

クーデリカ「一騎にはそう呼んで欲しいな…」

一騎「…そっか…そうだな…それじゃあ…改めましてよろしくなクー」

クーデリカ「えへへ///なんか良いね///」ニッコニコ

一騎(あらかわいい)

クーデリカ「ねぇ…もう少し寄って良い?」

一騎「ん?これ以上どう寄るんだ?」

一騎とクーデリカはもうくっつきようが無いくらいだった

クーデリカ「んーとね…こうするの」

クーデリカはズリズリと動かない下半身を引きずりながら一騎の前へと移動する

そして

クーデリカ「よっと♪」ポフッ

クーデリカはすっぽりと一騎の足と足の間にすっぽりとハマる

一騎「なるほど…俺の前に来るのか」

クーデリカ「うむ…一騎背もたれは中々の心地よさですな」

一騎「そうですかお姫様…それは良かった」

クーデリカ「えへへ…なんかここで二人で暮らすのも良いかなぁ~なんて///」

一騎「そうだなぁ…でも…そうは言ってられねぇ」

クーデリカ「むー…冗談でももっとのってくれても…でも…確かに今はシンクリスが大変なことになってるんだもん…何とかしなくちゃ…」

一騎「ああ…早いとここっから出ないとな…」

クーデリカ「…そうだね」

一騎「…そうだな…あと少ししたら出発しようか」

クーデリカ「うん…それまでは一騎を堪能しよ~」グデ~

一騎「ったく…少しは緊張感を持てよな~」ナデナデ

クーデリカ「うへへ~///そういう一騎もじゃない?」

一騎「ハッ!?つい癖で撫でちまった!!」

クーデリカ「…癖?」

一騎「ああ…昔から遊姫がこうしてくるとつい撫でちまっててさ」

クーデリカ「…ふーん」スッ

一騎「あれ?もういいのか?」

クーデリカ「もういい…」ツーン

一騎「どうした?」

クーデリカ「別に~何でもないよぉ~だ」プイッ

クーデリカ(なるほどね…遊姫とはこういうこと平気でするんだね)ピリピリ

一騎「???」


シンクリス決戦会場

遊姫「うぅ…」ブルブル

トラクリボー『遊姫どうしたの?』

遊姫「え?い…いや…なんか寒気が…」

トラクリボー『風邪?それとも今更怖くなってきたの?』

遊姫「い…いやそうじゃないんだけどね?」

遊姫(何だったんだろう…なんかまるで蛇に睨まれたような…そんな感じが…)

ベクト「どうだ?」

通「いや…だめだ…なんの痕跡もねぇ…あるとすれば…あの空にあるあの穴だな」

ベクト「まさか…あの穴に吸い込まれたんじゃ…」

通「そんなこと…本当にあるのか…?」

ベクト「分からねぇ…どこ行っちまったんだよ…一騎」



一騎そしてクーデリカは再び歩き出していた

クーデリカは一騎にまたおんぶしてもらっている

一騎「しっかし…どうなってんだこの場所は…あの星とか何なんだ?」

クーデリカ「アレはね…星じゃないよ」

一騎「星じゃないのか?」

クーデリカ「アレは異世界そのものだよ」

一騎「なに?じゃあ…こんなに沢山異世界があるってことか!?…でもよ…確か…隣接しているのは4つだけじゃなかったか?」

クーデリカ「そう…デキレストに精霊世界、ファラリス世界に一騎達の住んでいた世界…多分これがあたし達の身近な世界だと思う」

一騎「それじゃあ…あれとかは何なんだ?」

クーデリカ「…一騎は銀河って分かる?」

一騎「ん?ああ…星と星が沢山集まってる物の事だろ?」

クーデリカ「そう…異世界は銀河と同じ…複数の異世界で1つの銀河のような物が形成されてる」

クーデリカ「そして…その外側にも同じように複数の異世界で1つの銀河が…そうして異世界というのは形成されてるわけ」

一騎「つまり…俺達の住んでる世界とデキレストとかを含めて1つの銀河ってことなのか…」

クーデリカ「そう…きっと外の異世界には『同じ顔をした人間でも性格が違う人間がいたりする異世界が合ったり…アニメやゲームの人物画存在する人達がいたりする異世界があったり』そんな夢のあるようなのが異世界なんだ!」キラキラ

一騎「クーは本当に異世界の事が好きなんだな」

クーデリカ「あたしはシンクリスの科学者…探究することはあたしの本能なの」

一騎「…違いない」フフッ

クーデリカ「ん?」

フワッ

一騎とクーデリカの横を光の玉が通り抜ける

一騎「なんだ…?」

フワッフワッ

次から次へと光の玉が通り抜けていく

一騎「何なんだ?この玉は…」

クーデリカ「ねぇ一騎!あれを見て!」ビシッ

クーデリカが指を指す方向には大量の光の玉が集まっていた

一騎「あれは…まさか…」

クーデリカ「うん…多分ね…アレはシンクリスの人達の魂…」

一騎「ってことは…もしかしたら」

クーデリカ「ファラリス世界の扉があるのかも」

一騎「こうしちゃいられねぇ…!!探そ…っ!?」

バシュン!!ビュオオォォ

その瞬間巨大な砂嵐が吹き荒れる

周りは緑の砂のせいで全く何も見えなくなる

一騎「っ!!?一体なんだ!?…クー!!俺にしっかり掴まってろ!! 」

クーデリカ「う…うん!!離さないよ!!」ギュゥゥゥ

一騎「くそっ…前が見えねぇ」

ビュオオォォ…ヒュゥゥ…

一騎「っ…お…収まったか…?大丈夫か?クー」

クーデリカ「うん…なんとか」

一騎「それにしてもなんだったんだ?あの砂嵐は」

クーデリカ「い…一騎!!前見て!前!!」

一騎「ん?」

そう言われて一騎は前を向く

一騎「な…なんだこりゃ!?」

そこには巨大な扉が存在していた

その扉は鎖で閉じられており閉まっている

一騎「い…いつのまにこんなもんが…」

クーデリカ「ねぇ…もしかしてこれが…それに…アレ」スッ

クーデリカの指を指す方向には扉に染み込んでいく魂の姿が

一騎「ああ…間違いねぇ…これがファラリス世界の扉だ」

クーデリカ「…これが」

一騎「よし…そうと決まればコイツを何とかしよう」

クーデリカ「何とかってどうする…っ!!?」

ゴゴゴォォォギギギ

その音と同時に扉が鎖を引きちぎりながら開きはじめる

一騎「なっ!?まさか…間に合わなかったのか!!?」

クーデリカ「そんな!!?」

ブワン!!!

そこから闇の霧が溢れでてくる

一騎「あ…あれは…?」

クーデリカ「近づかない方が…良さそうだね」

そしてその霧は形を成していく

人の形となり顔はわからないが目は黄色く輝いている

???『ほう…扉を開いたか…だがまだ不完全…我の力はこれでは発揮できん…』

一騎「お…お前は…何者だ…」ジリッ

???『む?…ここに人間が立ち入るとは…我に対して言っているのか?』

???『我はジ・アビス…深淵の神でありファラリス世界の王である』

一騎「アビス…」

アビス『ふむ…中々に体が馴染まんな…まぁ良い…』

アビス『我を封じたデキレストの人間共そして精霊神…今度こそこの我が全てを闇に堕としてやろう』

一騎「闇に堕とすだと…!!」

クーデリカ「っ…そんなことさせない!!」

アビス『ふん…貴様達に用などはない…と言いたいところだがまだ扉が完全ではないな…』

アビス『喜べ人間…我が直々に貴様達の相手をしてやろう』

一騎「なに?」

アビス『我もこの不完全な体に慣れなくてはならんからな…準備運動には丁度良い…』

ブワァァとアビスの腕に黒い霧が絡み付きそれがデュエルディスクとなる

一騎「なんだと…!!」

一騎(とはいえ…コイツ…マジでヤバい…コイツをここから出しちゃいけねぇ…!!)

ザッ

一騎「いいぜ…相手になってやる!!」

クーデリカ「一騎!?」

アビス『ほう…この我を目の前にして臆することが無いか』

クーデリカ「一騎!?大丈夫なの!?」

一騎「ああ…クー…お前はここにいろ」

一騎はクーデリカを下ろす

クーデリカ「えっ!?ちょっ!!一騎が戦うならあたしも戦う!!」

一騎「足を動かせないやつがなにいってんだ!!…ここは俺に任せろ」

クーデリカ「一騎…無茶はしちゃダメだよ?」

一騎「分かってる…」

アビス『安心しろ…貴様たちが敗北した暁には我の為に扉を開く生け贄となれるのだからな』

一騎「そんなもんになってたまるか!!お前はここでもう一度封印されてもらう!!」

アビス・一騎『「デュエル!!」』



続く

次回

一騎「くっ!!」

アビス『我は深淵闇神ガタノトーアを召喚』

一騎「なんつーモンスターだ…いるだけで…息ができねぇ…」

一騎「これで…不完全なのかよ…だったら尚更ここから出すわけにはいかねぇ!!」

一騎「ここで倒させてもらう!!ペンデュラム召喚!!」

一騎「次回 『深淵より出でる者』一騎に駆け上がれ!!」






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ギガプラント
一騎「マジか…」
クーデリカ「マジだ」
↑なにこのやりとり可愛い。
クーデリカちゃんが完全にデレてます破壊力がヤヴァイですありがとうなんかもうほんとありがとうございます。 (2016-04-23 00:15)
ター坊
おんぶしたり変な木の実取ったり語り合ったり、完全に二人の世界。もうアダムとイヴになってもおかしくない…?ここまでの一騎に好意がありそうな娘は遊姫・このは・ユキ・クー…モテ期ですな。
そんな雰囲気を(空気を読んで?)ぶち壊した闇の王ジ・アビス。ボス臭プンプンですがどんな激戦が?
(2016-04-23 02:53)
こんにゃく
コメントありがとうございます!
クーはかなりヒロイン度が増してきましたね
男女関係はこれから先ちょくちょく書いていきます(うまくできるかわかりません)
アビスはかなりやばめの雰囲気ですが…一体どういう存在なのか… (2016-05-01 15:41)

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65 第20話一騎元気作戦!取り戻せ闘志!! 935 3 2016-01-28 -
117 第21孤高のデュエリスト ジェイド!! 1020 3 2016-01-29 -
113 第22話 シンクリス山の激闘! 1086 3 2016-01-30 -
53 第23話トロッコ決戦!疾走する鉱山!! 962 3 2016-01-31 -
93 第24話 未来都市シンクリス 1055 2 2016-01-31 -
129 第25話 決戦前夜 1155 3 2016-02-01 -
73 第26話 戦う相手は自分自身!? 1023 2 2016-02-04 -
81 第27話遺跡の国フュージニアからきた男 1106 3 2016-02-05 -
95 第28話 忍者対決!!妖怪と忍 1057 3 2016-02-06 -
108 第29話 果物バトル!!動果物の脅威!! 1074 3 2016-02-08 -
224 第30話 探し物はペンダント? 1316 3 2016-02-10 -
69 第31話 想いの強さ 1025 3 2016-02-11 -
55 第32話 破壊の王 ヴァイス始動 1058 3 2016-02-13 -
97 第33話 男と男の熱き戦い!! 1206 4 2016-02-14 -
108 第34話友情タッグ!クローバーと姫 1008 3 2016-02-15 -
61 第35話 友情の形 935 3 2016-02-17 -
49 第36話 戦慄の道化師 1058 3 2016-02-18 -
116 第37話 邂逅 1081 3 2016-02-19 -
99 第38話 異世界の扉 977 3 2016-02-20 -
100 第39話 葛藤の中で 1029 3 2016-02-22 -
94 第40話 夢と道 1008 2 2016-02-22 -
129 第41話 ジョーカーの暗躍 1077 3 2016-02-23 -
72 第42話 時空間使い メーア 1039 3 2016-02-24 -
123 第43話 師弟との決別 1057 3 2016-02-25 -
118 第44話 時空間を操る大蛇 1074 3 2016-02-26 -
58 第45話 覚醒!!絆を刻む瞳 972 3 2016-02-27 -
95 第46話 突然の来訪者レイナ 1042 3 2016-02-28 -
110 第47話 凸凹タッグデュエル!! 937 3 2016-02-29 -
114 第48話 追憶の記憶 957 3 2016-03-01 -
109 第49話兄妹の絆 宇宙瞳の超煌角竜 1133 3 2016-03-03 -
103 第50話決勝前夜 それぞれの思い 1025 3 2016-03-04 -
112 第51話 決定戦開幕 1124 3 2016-03-05 -
97 第52話 その思いは速度を越える 977 3 2016-03-06 -
50 第53話 迷宮への挑戦 979 3 2016-03-10 -
55 第54話 過去の足枷 1036 3 2016-03-12 -
67 第55話 超越するランクアップ 1043 3 2016-03-15 -
48 第56話 砕いた仮面 1034 3 2016-03-17 -
79 第57話 剣の心 995 3 2016-03-18 -
130 第58話限界のその先へ 1123 3 2016-03-20 -
56 第59話 大地を生む瞳の竜 992 3 2016-03-23 -
62 第60話 友への思い 1016 3 2016-03-24 -
45 第61話 天を翔る 1027 4 2016-03-26 -
65 第62話 大切な人 1056 3 2016-03-28 -
52 第63話 戦いの証明 1038 3 2016-04-04 -
115 第64話 進化する力 1081 3 2016-04-06 -
123 第65話 囚われし心 1160 2 2016-04-11 -
78 第66話 解放 1161 2 2016-04-14 -
66 第67話 烙印の決闘 1065 2 2016-04-15 -
64 第68話 絶対王の力 1056 2 2016-04-16 -
48 第69話 決勝の始まり 1015 3 2016-04-17 -
76 第70話 真実 1074 3 2016-04-18 -
35 第71話 諦めない心 1120 3 2016-04-18 -
117 第72話 闇の王 1132 3 2016-04-22 -
57 第73話 深淵より出し者 964 3 2016-05-01 -
71 第74話 貫く光 1124 3 2016-05-04 -
129 75話 戦いの終わり 1189 3 2016-05-06 -
46 第76話 悪逆のエクサス 999 3 2016-05-18 -
92 第77話 戦慄の機械人形 1056 3 2016-05-26 -
52 第78話 合体する機械人形 963 3 2016-05-29 -
57 第79話  完全機械少女 1019 3 2016-06-06 -
64 第80話 爆走する変形車両 1033 3 2016-06-12 -
45 第81話 白銀の剣 987 2 2016-06-15 -
51 第82話 絡み付く毒 999 2 2016-06-19 -
63 第83話 停戦協定 941 3 2016-06-21 -
115 第84話 果たすべき約束 1033 3 2016-06-24 -
118 第85話 戦争 1040 3 2016-06-26 -
56 第86話それぞれの戦場。最高の助っ人 961 3 2016-06-27 -
59 第87話 電撃コロシアム 980 2 2016-06-28 -
92 第88話 誇り高き戦士 1001 2 2016-06-30 -
101 第89話 仮面の下の亡霊 997 3 2016-07-02 -
102 第90話 舞い散る雪 934 3 2016-07-06 -
59 第91話 白銀の攻防 980 3 2016-07-11 -
35 第92話 龍刃水晶 984 3 2016-07-16 -
53 第93話 ジョーカーゲーム 1040 3 2016-07-21 -
60 第94話 覚醒する瞳 1028 3 2016-07-22 -
43 第95話 宇宙に輝く王 1796 3 2016-07-26 -
69 第96話 宇宙眼の暗黒竜 1010 2 2016-07-28 -
179 第97話 ソロモンズの化身 1155 3 2016-08-01 -
95 第98話 切望の記憶 1008 2 2016-08-02 -
104 第99話 再びの扉 970 3 2016-08-05 -
46 第100話 ファラリス七賢者 893 3 2016-08-07 -
119 第101話 狙われた考古学 1062 3 2016-08-09 -
77 番外編 夏休みだよ! 1072 2 2016-08-25 -
46 第102話 混沌の嵐 881 2 2016-08-28 -
102 第103話 儚い希望 983 2 2016-09-01 -
103 第104話 絵本の世界 893 2 2016-09-06 -
78 第105話 始まりのソロモンズ 935 2 2016-09-08 -
112 第106話 処刑王の闇 1001 2 2016-09-10 -
75 第107話 猛け朽ちる龍 976 2 2016-09-12 -
100 第108話 軍神の戦い 890 2 2016-09-27 -
80 第109話 消え行く誇り 880 2 2016-09-28 -
122 第110話 忍者の祖 978 2 2016-10-02 -
75 第111話 譲れぬ思い 930 2 2016-10-04 -
115 第112話 星を統べる竜 965 2 2016-10-10 -
187 第113話 竜の記憶 1128 3 2016-10-13 -
114 第114話 運命の血筋 884 3 2016-10-16 -
80 第115話 命を懸けたラストデュエ 846 2 2016-10-23 -
66 第116話 偽りの記憶 1008 2 2016-10-24 -
116 第117話 染まる色を 900 2 2016-10-31 -
84 第118話 英雄の記憶 1028 2 2016-11-03 -
65 第119話 英雄の帰還 901 2 2016-11-04 -
136 第120話 黒騎士の意地 1101 2 2016-11-08 -
89 第121話 誰かのために 836 2 2016-11-16 -
91 第122話 創造せし竜 823 2 2016-11-20 -
93 第123話 白と黒の竜 883 2 2016-11-26 -
56 第124話 運命を切り開く剣 872 2 2016-11-30 -
97 番外編 カード紹介と色々! 1036 3 2016-12-07 -
96 第125話 深淵へのカウントダウン 885 3 2016-12-19 -
115 第126話 受け継がれる瞳 968 2 2016-12-22 -
102 第127話 進撃する拷問王 1026 2 2016-12-24 -
102 第128話 歪み笑う王 812 2 2016-12-27 -
111 第129話 絶望の化身 876 2 2016-12-30 -
89 第130話 闇を掴む者 840 2 2017-01-01 -
102 第131話 対極の忍 974 3 2017-01-06 -
108 第132話 姉弟の絆 871 2 2017-01-09 -
175 第133話 激突する竜 1138 2 2017-01-10 -
42 第134話 宇宙眼の星芒竜 800 2 2017-01-13 -
98 第135話 龍刃と水晶 884 3 2017-01-15 -
140 第136話 英雄の復活 1055 3 2017-01-18 -
135 第137話 龍王と罪王 960 2 2017-01-20 -
114 第138話 混沌呻く 818 3 2017-01-22 -
133 第139話 表裏一体 865 3 2017-01-25 -
73 第140話 継承する絆 824 3 2017-01-26 -
82 第141話 深淵にすがる者 816 3 2017-01-30 -
60 第142話 伸ばした手 830 4 2017-02-01 -
86 第143話 虚無と深淵 853 3 2017-02-04 -
99 第144話 集いし思い 848 3 2017-02-07 -
113 第145話 終焉と再生 834 2 2017-02-08 -
96 第146話 新たな世界 905 3 2017-02-10 -
102 最終話 クロスピース 939 3 2017-02-16 -
133 超時空!!番外編!! 1506 2 2017-02-24 -

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