第７羽　絵文字は口ほどに物を言う　作：ハカラメ

・本編とはあんまり関係ない呟きｻﾝﾚﾝﾀﾞｧ！

①：ゴルパ再録されたトリオンちゃん可愛い（フライング
②：パーティ企画楽しそうだけど、モンスター参戦させるのはダメだろうなぁ...（悲）
③：ライロの方、最新話は２月末に投稿予定（吐血
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ナチュルの神聖樹。

ナチュルの森最深部にある巨木。かつて、神がこの樹に大いなる力を封印したという言い伝えが残されている...



トリオン「わーい！やっと着いた～！」

フレシア「なんとか日が暮れる前にたどり着いたわね...」
ティオ「疲れました...」
カズーラ「私も～...」


にん人「ｾﾞｪ・・・ｾﾞｪ・・・」
アトラ「大丈夫か？ ダメステにオネスト発動された時みたいな顔してるぞ？」
にん人「生きてる...俺は今...生きてる・・・こんなに自分が生きてることに嬉しくなった事はねぇ...」泣


トリオン「で、どうするのフレ姉。今から長老に会って来るの？」
フレシア「そうねぇ...」



ナチュル・ビースト「おや、蟲惑魔たちじゃないか」


フレシア「あら、ナチュビさん！ お久しぶりですね」
トリオン「あ、ナチュビさんこんにちは！」
一同「こんにちはー」


にん人「...誰だ？ あの緑色のトラみたいなのは。あの人が長老なのか？」
アトラ「あの人は、この神聖樹を守る仕事をしているナチュル・ビーストさんだ。神聖樹だけじゃなくて、森全体のパトロールとかもしている偉い人だ」


ナチュビ「・・・そこにいる、人参オバケみたいなのは誰だい？ この辺りじゃ見かけない顔だが...」
にん人「人参オバケじゃッ・・・ﾓｶﾞｯ！？」
フレシア「えーと...実は今日は長老様に、この人参オバケさんを紹介しにやって来たんですけど...」
にん人「ﾓｶﾞｯ、ﾓｶﾞﾓｺﾞｯｯ！」←（ちょ、手どけて、息できない...！）
ナチュビ「長老様なら、今日はもうお休みになられたぞ。もうすぐ日も暮れるしな」
フレシア「そうですか...」ｼｮﾎﾞﾝ
トリオン「えっ、じゃあ野宿！？ 今日は野宿するの！？ ねぇねぇ！！」ｷﾗｷﾗ
アトラ「どんだけ野宿したいんだよ！」
ティオ「トリオンさん、目ェキラッキラさせてますよ...」


ナチュビ「・・・それなら、今日は私の家に泊まるといい。ちょうど部屋に空きもあるしな」
フレシア「本当ですか！？ ありがとうございます！」
トリオン「(´・ω・｀)ｼｮﾎﾞｰﾝ」
ティオ（あ、トリオンさん結構がっかりしてる...）



ナチュビ「それじゃあ、部屋を片付けてくるから、少しここで待っていてくれ」ｻｯ

フレシア「良かったわね～、泊めてもらえて！」
トリオン「(´・ω・｀)ｼｮﾎﾞｰﾝ」
ティオ「トリオンさんいつまでがっかりしてるんですか...」
カズーラ「野宿できなかったのが悲しいのね、トリオンちゃん」
トリオン「だって...なんか楽しそうなんだもん...(´・ω・｀)ｼｮﾎﾞｰﾝ」
ティオ「あぁ、トリオンさんが完全ｼｮﾎﾞｰﾝモードに...」
カズーラ「あら～、これは結構重症ね～」

フレシア「そうねぇ・・・じゃあ今度、みんなでキャンプに行くってのはどうかしら！」
トリオン「！！！ 」
フレシア「みんなでキャンプに行ったの、もう随分前だものね。ほら、キャンプも野宿も似たようなものだし...」
トリオン「ねぇホント！？ みんなでキャンプ行けるの！？ やった～～～！！！(/・ω・)/」
ティオ「すごいです...一瞬でトリオンさんの機嫌をなおすなんて...！」
カズーラ「さすがフレ姉ね～」
フレシア「ふふーん、お姉ちゃんに任せなさ～い！」ﾊﾞｰﾝ
ﾜｲﾜｲｷｬｯｷｬ...


アトラ「あ、あのさフレ姉。盛り上がってる所悪いんだけど...」
フレシア「あら、何かしらアトラ？」

アトラ「そろそろ手離さないと、にん人が...」

にん人「ﾓｯ...ﾓｶﾞ...」←（し、死ぬ...）

フレシア「あぁっ！ ご、ごめんなさい！ 私ついうっかりしてて...」
にん人「ｾﾞｪ・・・ｾﾞｪ・・・」
トリオン「大丈夫？ 相手にヴェーラー撃たれた時みたいな顔してるよ？」
にん人「し、死ぬかと思った...いや...確かに俺も悪いんだけどさ・・・」



ナチュビ「すまない待たせたな。片付け終わったから、入っていいぞ」
一同「わーい！ お邪魔しまーす！」

にん人「ふぅ...やっと休めるぞ...」
ナチュビ「人参オバケよ、お前はダメだ」
にん人「・・・ウェ？」
ナチュビ「女子たちがｷｬｯｷｬｳﾌﾌしている中に、お前のような素性の良く分からない者を入れることは出来ん」
にん人「いやいやいや！ 全然怪しくないだろ俺！」
ナチュビ「その見た目で言われても...」
にん人「あー分かったぞ！ さっき俺が怒ったことに根に持ってんだな！ そうなんだｒ・・・ﾓｺﾞｯ！？」
フレシア「お心遣いありがとうございますナチュビさん。でも、この人はいつも自分から外で寝てるので、何も言わなくても勝手に外で寝るような人なんですよ～」
にん人「ﾌｶﾞｯ！？」←（ハァ！？）
ナチュビ「そうか、要らぬ心配だったな。それじゃあ私も、今日は神社の社のほうで眠ることにしよう。それでは」ｻｯ

ティオ「ナチュビさんはいつも親切で優しい人ですね...」
カズーラ「それに男前だしね～ｳﾌﾌ♪」
アトラ（でも、怒ると怖いんだよなぁ...）

にん人「ﾓｶﾞｯ、ﾓｺﾞｺﾞ、ﾓｺﾞｺﾞｺﾞ...」←（ちょ、マジ息出来ないから！ ちょっ、あっ...）








そして、その夜...


にん人「はぁ・・・結局また外で寝る羽目になっちまったなぁ...」
ｷｬｯｷｬｳﾌﾌ...
にん人「あぁ、家の中からは、女性陣のｷｬｯｷｬｳﾌﾌが聞こえる・・・なんか無性に虚しくなってくるぞ...」


にん人「・・・ん、ちょっとトイレ...」ﾀﾀｯ



ｶﾞｻｶﾞｻ...

にん人「ふぅ、この辺りなら誰もいないだろ」

にん人「よし、このでっかい岩の所でするか」

（せせらぎが流れるような音）

にん人「ふぅぅ～...すっきりしたぜ・・・」

にん人「それにしてもデカい岩だな～。何メートルあるんだ？」



ｽﾞｽﾞ...

にん人「・・・あれ、今なんか岩が動いたような...気のせいか？」

ｽﾞ　ｽﾞ　ｽﾞ　ｽﾞ　ｽﾞ...

にん人「うわっ！ やっぱり動いてる！？」


ｽﾞ ｽﾞ ｽﾞ ｽﾞ...
ズン！

ナチュル・ランドオルス「・・・」ｺﾞ ｺﾞ ｺﾞ ｺﾞ ｺﾞ...

にん人「・・・！？！？」

にん人「あっ、あの、その・・・こ、これは事故というか何というか、こちらと致しましては全くもってわざとじゃないというか...」

ランドオルス「・・・ﾌｼｭｰ...」ｺﾞ ｺﾞ ｺﾞ ｺﾞ ｺﾞ...

にん人「・・・」ｶﾞﾀｶﾞﾀｶﾞﾀｶﾞﾀ



ランドオルス「・・・お前、美味そうだな」

にん人「・・・ウェ！？」

ガブッ！
にん人「＼(^o^)／ｵﾜﾀ」




にんじん　は　しんでしまった　！　◀

グローアップ　バルブ　が　１つ　へった　！　◀









第８羽に続く