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遊☆戯☆王V☆S(ファイブスター)/Epi35:戦慄のリバースビヨンド 作:カズ

※タイトルの文字数制限をオーバーしてしまったので「Episode」の部分を略しました。次回も同じパターンになるかもしれません。
それでは本編スタート!



YUMI→LP:4000 手札:5 デッキ:35 Mゾーン:0 M・Tゾーン:0 Fゾーン:0 Pゾーン:0
RIN→LP:4000 手札:5 デッキ:35 Mゾーン:0 M・Tゾーン:0 Fゾーン:0 Pゾーン:0
VS
X→LP:4000 手札:5 デッキ:35 Mゾーン:0 M・Tゾーン:0 Fゾーン:0 Pゾーン:0
Y→LP:4000 手札:5 デッキ:35 Mゾーン:0 M・Tゾーン:0 Fゾーン:0 Pゾーン:0


ターンの順番は遊弥→X→凛→Y。

Turn:1
よし……手札は悪くない。
「俺のターン!『スターダスト・ハルモニア・トランペッター』を召喚!このカードが召喚に成功した時、デッキから『スターダスト・ヴァルキリー』を特殊召喚する!続けてヴァルキリーの効果で、デッキから『スターダスト・ソルジャー』を手札に加える!」
ハルモニア・トランペッターの出す音に呼応するかのごとく、風を纏いながら天使が降臨する。その天使の起こす風によって、また新たな仲間が増えていく。
(今回のタッグデュエル……凛の【旋風BF】は俺の【スターダスト】以上の展開力を誇るし、こっちも上手くハマってくれさえすれば4種類の召喚法で対抗できる。だから展開力においてはこちらが有利。あとはフード野郎がどう展開してくるか……。)
「ペンデュラムゾーンに『スターダスト・ソルジャー』をセットし、カードを1枚伏せる。エンドフェイズ時、ソルジャーのペンデュラム効果発動!ペンデュラムゾーンのこのカードを破壊し、デッキから『スターダスト・エンジェル』を手札に加える。俺はこれでターンエンド!」

YUMI→LP:4000 手札:4 デッキ:32 Mゾーン:2 M・Tゾーン:1 Fゾーン:0 Pゾーン:0


Turn:2
(なるほど、あれがペンデュラムによる【スターダスト】の最初の動きか……夏川ほむらとのデュエルでは1ターン目からの融合、そしてシンクロやエクシーズへと繋げた。そして藤堂遊弥と黒羽凛のデッキは共に展開力において秀でている。だが、そんなことはどうでもいい。我々の目的はこのデュエルの勝敗よりも、呪縛竜復活を早めること。そのためには、ヤツに再び無限暗黒竜を召喚させる……。)
「私のターン!私はフィールド魔法『リバース・ディメンションゲート』を発動!」
このカードが発動された瞬間、遊弥達の周りの時空が歪み、この世ならざる異質なオーラが溢れ出した。
「続けて私は『サイバー・ドラゴン・コア』を召喚!このカードが召喚に成功した時、デッキから『サイバー・ネットワーク』を手札に加える。カードを2枚伏せてターンを終了だ……。」

X→LP:4000 手札:3 デッキ:33 Mゾーン:1 M・Tゾーン:2 Fゾーン:1 Pゾーン:0


○サイバー・ドラゴン・コア(Lv2 光)
機械族/効果
攻400/守1500
このカードが召喚に成功した時、デッキから「サイバー」または「サイバネティック」と名のついた魔法・罠カード1枚を手札に加える。また、相手フィールド上にモンスターが存在し、自分フィールド上にモンスターが存在しない場合、墓地のこのカードを除外して発動できる。デッキから「サイバー・ドラゴン」と名のついたモンスター1体を特殊召喚する。「サイバー・ドラゴン・コア」の効果は1ターンに1度しか使用できない。このカードのカード名は、フィールド上・墓地に存在する限り「サイバー・ドラゴン」として扱う。

○サイバー・ネットワーク(永続罠)
発動後3回目の自分のスタンバイフェイズ時にこのカードを破壊する。1ターンに1度、フィールド上に「サイバー・ドラゴン」が存在する場合に発動できる。デッキから機械族・光属性モンスター1体を除外する。このカードがフィールド上から墓地へ送られた時、除外されている自分の機械族・光属性モンスターを可能な限り特殊召喚し、自分の魔法・罠カードを全て破壊する。この効果で特殊召喚したモンスターは効果を発動できない。この効果を発動するターン、自分はバトルフェイズを行えない。


Turn:3
Xのデッキは今のターンで見る限りだと【サイバー・ドラゴン】。『パワー・ボンド』でサイバー・ツインを特殊召喚してからゴリ押し、あるいはノヴァからインフィニティにエクシーズチェンジされちゃったら封印竜でもどうしようもないけど……気になるのはあのフィールド魔法。あんなカードは見たことがない。何かありそうだけど……まずは動く!
「私のターン、ドロー!」
スタンバイフェイズに移行した瞬間、Xは前のターンでサーチした永続罠『サイバー・ネットワーク』を発動した。このカードを発動してからXのターンが3回来たら最後、彼はペンデュラム召喚と同等のレベルの展開力を発揮する。
Xはネットワークの効果で、デッキから『プロト・サイバー・ドラゴン』を除外した。

○プロト・サイバー・ドラゴン(Lv3 光)
機械族/効果
攻1100/守600
このカードのカード名は、フィールド上に表側表示で存在する限り「サイバー・ドラゴン」として扱う。


凛は続けた。
「手札から2枚の永続魔法『黒い旋風』を発動!続けて手札から『BF-残夜のクリス』を召喚し、旋風の効果でデッキから攻撃力が1900より低い『BF-黒槍のブラスト』と『BF-疾風のゲイル』を手札に加える。さらに黒槍のブラストは、自分フィールドに『BF』が存在する場合、手札から特殊召喚できる!」
まずはこのカードを召喚しなきゃ。そして絶対にシンクロ召喚まで持っていく!
「私はレベル4の残夜のクリスと黒槍のブラストで、オーバーレイネットワークを構築!漆黒の翼交わりて、新風を巻き起こせ!エクシーズ召喚!ランク4『BF-エクシーズ・ウィング』!!」
凛は早くも展開の要となるモンスターを召喚し、さらにそのモンスター効果でデッキから2枚目の黒槍のブラストを手札に加え、疾風のゲイルとともに特殊召喚した。これでシンクロ召喚を決められたら完璧だったのだが、シンクロ召喚を行おうとしたらデュエルディスクからエラー反応が出た。
凛は想定外の事態で取り乱した。
「う、嘘?!何で?!」
その訳をXが説明した。
「これこそが『リバース・ディメンションゲート』の力……このカードが発動している限り、互いのプレイヤーは1ターンに1度しかエクストラデッキからの特殊召喚が出来ない。」
それを聞いた遊弥と凛の表情が変わった。融合、シンクロ、エクシーズ、ペンデュラム、ビヨンドのうち、1ターンに1つだけしか出来ないと知ったから当然だろう。たとえ遊弥達が複数の召喚法を操れたとしても、それらを制限されてしまっては意味がない。2人はまるで足枷を嵌められたような状態だ。
「わ、私はカードを1枚伏せてターンエンド!」

RIN→LP:4000 手札:2 デッキ:31 Mゾーン:3 M・Tゾーン:3 Fゾーン:0 Pゾーン:0



Turn:4
くくっ……Xめ、なかなかの策士だ。ペンデュラム召喚とビヨンド召喚は複数のモンスターを同時に召喚しても1ターンに1度の扱いになるが、ペンデュラムの場合はその先へと繋げることが重要となっている。正に特殊召喚キラーだ。だがしかし、このフィールド魔法の本当の恐ろしさを奴らはまだ知らない。私の役割はそれを教えることではなくXのサポートに徹することだ……。
「私のターン、ドロー!」
Yがドローした瞬間、Xは再び『サイバー・ネットワーク』の効果を発動し、デッキから『サイバー・ドラゴン』を除外した。


○サイバー・ドラゴン(Lv5 光)
機械族/効果
攻2100/守1600
①:相手フィールドにモンスターが存在し、自分フィールドにモンスターが存在しない場合、このカードは手札から特殊召喚できる。


「私はカードを3枚伏せ、『カードカー・D』を召喚!そしてこのカードをリリースすることにより、デッキからカードを2枚ドローする。そして強制的にターンは終了される……。」

Y→LP:4000 手札:4 デッキ:32 Mゾーン:0 M・Tゾーン:3 Fゾーン:0 Pゾーン:0


○カードカー・D(Lv2 地)
機械族/効果
攻800/守400
このカードは特殊召喚できない。このカードの効果を発動するターン、自分はモンスターを特殊召喚できない。①:このカードが召喚に成功した自分メインフェイズ1にこのカードをリリースして発動できる。自分はデッキから2枚ドローする。その後、このターンのエンドフェイズになる。


Turn:5
(あのフィールド魔法のせいで特殊召喚を制限された……このターンで『スターダスト・ストーム・ドラゴン』を召喚するためにはどうしてもエクストラデッキにある『スターダスト・ソルジャー』が必要だけど、今は無理だ。仮に『スターダスト・ドラゴン・ジ・アース』や『スターダスト・ダークマター・ドラゴン』を召喚したとしても、凛のフィールドにまで影響が出てしまい相手に有利となる。凛に被害を出さずに相手を追い詰められるモンスターといえば……)
「俺のターン、ドロー!スタンバイフェイズ開始時、ハルモニア・トランペッターのモンスター効果発動!このカード以外の『スターダスト』モンスター1体につき、俺は500ポイントのライフを回復する!」
遊弥がハルモニア・トランペッター以外で前のターンで召喚したモンスターは1体。よって彼は500のライフを回復し、4500となった。
今度は遊弥がメインフェイズに移行しようとした瞬間、Xはまたしてもネットワークの効果で『サイバー・ドラゴン』を除外した。
この効果をいつまで使うんだと思いつつも、遊弥はターンを進めた。
「俺はスケール1の『スターダスト・ガール』とスケール8の『スターダスト・エンジェル』で、ペンデュラムスケールをセッティング!」
青く光る柱に2体のモンスター、そして左右それぞれにペンデュラムスケールの数字が浮かび上がる。
今回はブライトホーン・ユニコーンとアッパーウィング・ペガサスのコンビが揃わなかったが、今の状況を考えればこちらの方がよいのだ。
「これでレベル2から7のモンスターが同時に召喚可能!ペンデュラム召喚!来たれ、『スターダスト・ヴァルキリー』!!」
そして遊弥は特殊召喚されたヴァルキリーの効果を使い、デッキから光属性のチューナーモンスター『ルミナス・シンクロン』を手札に加え、そのまま通常召喚した。そして、レベル10の「あのモンスター」を召喚する条件は揃った。
「俺はレベル4のヴァルキリー2体にレベル2のルミナスをチューニング!光り輝く星屑の竜よ、希望の光を目指し、天空高く舞い上がれ!シンクロ召喚!レベル10『スターダスト・シャイニー・ドラゴン』!!」
レベル10ならForever Diamondや無限暗黒竜もいたけど、一番召喚条件が緩かったのはこのモンスターだ。それにこのモンスターの元々の攻撃力は3300だが、自身の効果によって実質攻撃力は4300。これならモンスターがいないYなら簡単に倒せる。
と、ここでエビル・シンクロンが話しかけてきた。
(おい、遊弥。Yには攻撃するな。)
ーー何でだよ?確かに伏せカードは気になるけど、モンスターもいないしチャンスじゃねぇか。
(……いや、ヤツのデッキはあくまでも相方のサポートであって、自分から攻撃は仕掛けてこない。だからここはXを重点的に攻めるよう、黒羽凛にも伝えておけ。)
ーーへいへい。あとさ、凛って呼べば?その方が言いやすいだろ。
(ケッ、余計なお世話だ。)

遊弥はたった今エビルから伝えられた内容を凛に話し、彼女から了承を得た。
まだ遊弥のターンは続く。
「『スターダスト・エンジェル』のペンデュラム効果発動!1ターンに1度、自分フィールドのシンクロモンスター1体のレベルを任意の数値に変更できる。俺はシャイニー・ドラゴンのレベルを11にする!」
同時にシャイニー・ドラゴンの効果も適用され、攻撃力は4400となった。これでXへ攻撃が通ればワンキルが成立する。
「バトルだ!シャイニー・ドラゴンで『サイバー・ドラゴン・コア』を攻撃!シャイニング・ソニック!!」
「無駄だ!カウンター罠『攻撃の無力化』を発動!これでバトルは終了……」
しかしYが発動したカウンター罠によって遊弥の攻撃は止められてしまった。
遊弥は苦虫を噛み潰したような顔をした。
「くっ…!俺はこれでターンエンド!同時に『スターダスト・エンジェル』のペンデュラム効果も終了し、シャイニー・ドラゴンのレベルは元に戻る……」
YUMI→LP:4500 手札:2 デッキ:30 Mゾーン:2 M・Tゾーン:1 Fゾーン:0 Pゾーン:2


Turn:6
(よし……そろそろ動くとしようか。)
「私のターン、ドロー!私は『サイバー・ドラゴン・ドライ』を召喚し、効果発動!自分フィールドの全てのモンスターのレベルを5に変更する。」

○サイバー・ドラゴン・ドライ(Lv4 光)
機械族/効果
攻1800/守800
このカードが召喚に成功した時、自分フィールド上の全ての「サイバー・ドラゴン」のレベルを5にできる。この効果を発動するターン、自分は機械族以外のモンスターを特殊召喚できない。また、このカードが除外された場合、自分フィールド上の「サイバー・ドラゴン」1体を選択して発動できる。選択したモンスターはこのターン、戦闘及びカードの効果では破壊されない。このカードのカード名は、フィールド上・墓地に存在する限り「サイバー・ドラゴン」として扱う。


Xのフィールドにはレベル5のモンスターが2体。この流れなら基本的にエクシーズ召喚なのだが、彼はそれに反する戦術を見せようとしていた。
「藤堂遊弥、黒羽凛、お前たちにリバースの恐怖を味合わせてやろう!」
遊弥と凛は身構えた。ヤツがこれからしようとしていることがきっと、自分達の想像を超えるものだと思ったからだ。
果たしてその通りだった。
「私はフィールド魔法『リバース・ディメンションゲート』の更なる効果発動!自分フィールドのモンスターを同じ数値のレベルマイナスのモンスターとして『リバースビヨンド召喚』の素材にできる!」
「リバースビヨンド?!そんな召喚法が……!」
「私も聞いたことないです……。」
遊弥と凛は初めて聞いた召喚法に驚きを隠せずにいた。
「そうだろうな……リバースビヨンドとは、私たちダークサイドの者のみが所有を許されたモンスター。お前たちが持っているはずがない。」
通常のビヨンド召喚がプラスだとすればリバースビヨンド召喚はマイナスだ、とXは続けた。
そしていよいよ、Xは未知の召喚『リバースビヨンド召喚』を行おうとしていた。
「私はレベルマイナス5となった『サイバー・ドラゴン・コア』と『サイバー・ドラゴン・ドライ』の2体でリバース・ディメンションゲートを解放!闇より生まれし反転の力よ、光を貪りて暗黒の世界の礎とならん!リバースビヨンド召喚!!出でよ、グレードマイナス5『氷獄のブリザード・アサシン』!グレードマイナス4『煉獄のヘルフレア・スナイパー』!!」
全身を氷で覆い尽くした暗殺者と、全身に炎を纏った狙撃手が同時に異空間から現れた。
それぞれの攻撃力は2700と2100。遊弥の場合は大丈夫だが凛のモンスターにはどちらも攻撃が通ってしまう。だが遊弥が『くず鉄のかかし』を伏せてあるため攻撃は1度だけならどうにか阻止できるが……?
Xの召喚したモンスターは、それさえも許さなかった。
「私は『煉獄のヘルフレア・スナイパー』の効果発動!このカードがリバースビヨンド召喚に成功した場合、次の私のスタンバイフェイズまで、相手の魔法・罠カード2枚までの発動と効果を無効にできる!私が選ぶのは、藤堂遊弥の伏せカードと黒羽凛の『黒い旋風』だ!」
狙撃手の放った銃弾が2枚のカードを直撃した。
これで凛の持ち味である大量展開を若干だが制限されただけでなく、遊弥の唯一の防御手段が封じられてしまった。これだけでも十分脅威だったのだが、まだXはもう1体のモンスターの効果が残っていた。
「私は『氷獄のブリザード・アサシン』の効果発動!このカードがリバースビヨンド召喚に成功した場合、お前たちは次のターン攻撃できない!」
相手とはこの場合Yも含まれているが、彼のデッキは元来、攻撃のためではなくサポートのためのもの。故に被害を受けたのは遊弥と凛だけなのだ。
勢いのまま、Xは攻撃を仕掛けた。
「バトル!私はブリザード・アサシンで疾風のゲイル』を攻撃!フローズン・デスサイズ!!」
冷気を纏った鎌がゲイルを切り裂き、爆発が起こった。
それに巻き込まれた凛は後ろへ大きく飛ばされた。
「きゃああ〜〜っ!!」
すぐに遊弥は彼女のもとに駆け寄った。
「凛、大丈夫か?!」
「は、はい……でも、身体中があちこち痛いです…」
この言葉を聞いた遊弥は不思議に思った。今までのデュエルでは衝撃波が飛んでくることはあったが、実際のダメージを受けたことは封印竜同士のデュエルでも無かった。ってことは……?
遊弥は1つの結論にたどり着いた。
「まさか……実際のダメージが俺たちを襲うってのか?!」
「ご名答。リバースビヨンドモンスターとの戦闘では現実のダメージがお前たちに襲いかかる。それもダメージが大きければ大きいほど、体にかかる負担も大きくなる。これは呪縛竜とのデュエルでも当てはまることだが、呪縛竜の場合、最終的には……これ以上は言わない方がいいか。」
遊弥は皆まで言わずともある程度の仮説は立てられた。だがそれは最悪の未来……中学生が迎えるには早すぎる結末だった。
「おっといけない、話が逸れてしまった。私はブリザード・アサシンのモンスター効果発動!このカードが戦闘で相手モンスターを破壊した時、相手フィールドのモンスター1体の攻撃力と守備力をこのターンが終了するまで0にする!その対象とするのは、『スターダスト・シャイニー・ドラゴン』!」
Xがデュエルの流れに戻したかと思えば、今度はリバースビヨンドモンスターのとんでもない効果を使ってきた。これではシャイニー・ドラゴンの持ち味だった攻撃力が一気に失われ、遊弥にも攻撃が通るようになってしまった。
「まだだ!ヘルフレア・スナイパーは、自分フィールドのモンスターが相手モンスターを破壊した時、攻撃力を500アップする!」
これでヘルフレア・スナイパーの攻撃力は2600となった。
Xが2回目の攻撃を仕掛けた。
「ヘルフレア・スナイパーでシャイニー・ドラゴンを攻撃!クリムゾン・バレット!!」
煉獄の炎を纏った弾がシャイニー・ドラゴンの翼を何発も貫通し、痛みに耐えきれなくなったシャイニー・ドラゴンは爆散四散した。
その衝撃とダメージに遊弥も巻き込まれた。
「ぐうっ…!マジで本物のダメージが俺たちをっ……!凛の言う通り、身体中が痛む……」
ズキズキと痛む身体を抑えながら、遊弥はエビルに話しかけた。

ーーおいエビル。お前は大丈夫か?
(……他人の心配してる場合か。それより前のターン、変だと思わないか?)
ーー…ああ。確かにさっきのターンでXは凛のライフを0にできた筈なのに、何故かこっちに攻撃してきた。もし俺がヤツだったら、真っ先に凛に攻撃したのに……。
(そうだ。だがヤツはそうしなかった……気をつけろ。このデュエル、何か途方も無いことが起こりそうだぞ……)


〜現在の状況〜
YUMI→LP:1900 手札:2 デッキ:30 Mゾーン:1 M・Tゾーン:1 Fゾーン:0 Pゾーン:2
RIN→LP:2600 手札:2 デッキ:31 Mゾーン:2 M・Tゾーン:3 Fゾーン:0 Pゾーン:0
VS
X→LP:4000 手札:3 デッキ:29 Mゾーン:2 M・Tゾーン:2 Fゾーン:1 Pゾーン:0
Y→LP:4000 手札:4 デッキ:32 Mゾーン:0 M・Tゾーン:2 Fゾーン:0 Pゾーン:0


次回予告(by凛)
見たこともない「リバースビヨンドモンスター」に翻弄される私と遊弥先輩。展開力は私たちの方が上なのに、あのフィールド魔法のせいでどうしようもない状況になってる。何としてでも止めなきゃ……って、遊弥先輩?!希ちゃんみたいに……目に黒い炎が……!


次回 Episode36:加速するカウントダウン
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ター坊
なんだかミドラーシュのようなフィールドが張られましたね。制限される中、遊弥と凛は無事に…あ、次回予告からして無事じゃ済まない! (2016-02-13 22:32)

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