第29話 果物バトル！！動果物の脅威！！　作：こんにゃく

一騎「ふぁぁ…」

公園のベンチで昼寝をしている一騎、時刻は3時を過ぎた所だろうか。

一騎「あれからパッタリとパッドに反応がなくなっちまったよなぁ」

一騎「そろそろなにもしないのも飽きてきたぞぉ…」

ﾋﾟﾋﾟﾋﾟッ

一騎「おっ？…おぉぉ！？これは！！？」

一騎「来たぜ！ついに！！…えっと場所は…美術館か？」

…

一騎「ここ…だよな…？」

そこはシンクリスにある大きな美術館…本来なら人々が行き交う場所なのだが…

一騎「…てか中にはいっていいのか…？」

そういう疑問を持ちつつ対戦場所である美術館の中へと入っていく。



一騎「うぉ…すげぇな…流石は美術館…絵に…これは何かのオブジェクト？…何かよく分からない器とかあるな…」

一騎「俺には美術とか良くわかんねぇや…」

シャクシャク…

一騎「ん？」

シャクシャクと音をたてている所へと向かう

一騎「あ？なにやってんだ？」

？？？「おぉ！！まっておったぞぉ」

その音の正体はフルーツを大量にかじりついている音だった

そしてまさにいっぱい食べていますよという見た目をしている男の姿。

手にはりんご、背中のカゴには大量の果物が入っている

一騎「っておい！！美術館の中で飲食してんじゃねぇよ！！」

？？？「む？アハハハッすまんすまん…よっと」

腰を上げる男

？？？「俺は水華 一悟…この美術館を経営している男だ！」

一騎「え？…えぇ！？」

一悟「アハハハッ！驚いたか？いやなに…美術や芸術には昔から興味があってね…ほらそれ」

一悟に指を指されその先を見ると１つの絵画があった。

そこには様様な果物が描かれた物だった。

一悟「あれは俺が描いた作品なんだよ」

一騎「まぁ…なんとなく分かってはいた…でもなんで果物？」

一悟「それは俺が果物が大好きだからだ！！」

一騎「ですよね…」

一悟「そしてお前がここに来たということは…」

一騎「どうやらあんたが俺の次の相手ってことか」

一悟「どうやらその様だなぁ！」ガシャン

一騎「ここで勝てれば３連勝…！意地でも勝たせてもらうぜ！」ガシャン

一悟「そうはいかせない…俺も勝って芸術の…果物の素晴らしさを皆に知ってもらうために！！」

一騎「芸術より果物のほうが声大きくなかったか！？」

一騎・一悟「デュエル！！！」

IKKI 4000
VS
ITGO 4000

一悟「先行は俺だ！！果物の素晴らしさを教えてやろう！！俺のターン！！」
手札5

一悟「俺は『動果物(アニマルフルーツ) 甘蛙(あまがえる)アップル』を召喚！！」

アップル
レベル3/地属性/獣族/攻撃力600

一悟「俺はカードを１枚伏せてターンエンドよ」
手札3

一騎「攻撃力が600のモンスターを召喚してターンを終了…何かあるか」

一悟「どうだこの果物！うまそうだろぉ！！」

アップル「ゲコッ」

一騎「い…いやあまりうまそうには…」

一悟「なに！？貴様好き嫌いをするというのか！！」

一騎「そういうわけじゃねぇよ！！…っ何かやりにくいなぁ…俺のターン！！！」
手札6

一騎「俺は手札から魔法カード『アプローチ・チェンジ』発動！！」

一騎「このカードは『手札のＣ・(チェンジ)モンスターを１体墓地に送り、手札からＣ・(チェンジ)モンスター１体を特殊召喚する』！」

一騎「来い！『Ｃ・(チェンジ) 死霊の魔術師』！！」

死霊の魔術師

レベル4/闇属性/魔法使い族/攻撃力100

一騎「そして『死霊の魔術師』の効果を発動！『このカードが召喚、特殊召喚に成功した時、墓地の『Ｃ・(チェンジ)』モンスターを１体特殊召喚する！』」

一騎「俺はさっき墓地に送った『Ｃ・(チェンジ) 閃光の戦士』を特殊召喚する！！」

閃光の戦士

レベル4/光属性/戦士族/攻撃力1600

一騎「そして俺はこの２体でオーバレイ！！エクシーズｓ…」

ﾄﾞｸﾝ

一騎「うっ…っ…な…なんだ…？」

《お前は我が力を認めたな…認めた…》

一騎「み…認めた…？」

一悟「…？どーした？」

一騎「い…いや何でもない…」

一騎(ここは…ソロモンズじゃなくて…あのモンスターを出すべきか)

一騎「悠久より現れし魔術師よその大いなる力を振りかざせ！！ランク4！！『Ｃ・我流の魔術師』！！」

我流の魔術師

ランク4/闇属性/魔法使い族/攻撃力2000/ORU2/エクシーズ

一騎「よし…我流の魔術師で！動果物(アニマルフルーツ)アップルを攻撃！！」

我流の魔術師
攻撃力2000
⬇
アップル
攻撃力600

一騎「これで大ダメージだ！！」

一悟「罠カードオープン！！『フルーツ・ポイント』！」

一悟「このカードは『このターンの自分が受けるダメージを0にする！そして！このターンの間フィールドのカードが手札に戻った時、自分はデッキから１枚ドローする！！』」

一騎「？…どういうことだ…？…だけど！アップルは破壊させてもらう！！我流の魔術師！！」

我流の魔術師「はぁぁぁ！！！」

アップル「ゲコゲゴ！！」

一悟「残念だったな！！アップルのモンスター効果を発動！！『このカードは戦闘で破壊された時手札に戻る』！！」

一騎「何！？」

一悟「戻ってこい！アップル！！そして！！フルーツ・ポイントの効果発動！！」

一悟「このターンの間にフィールドのカードが手札に戻った時、デッキからカードを１枚ドローする！！」
手札5

一騎「この効果を発動するために…！！」

一悟「果物は熟すまで待つ！！それが鉄則だ！！」

一騎「果物で例えるな！…俺はカードを１枚セット！ターンエンド！」
手札2

一悟「俺のターン！！！」
手札6

一悟「フッフッフ…さて君にも果物地獄を…いや天国を味あわせてやろう！！」

一騎「…そんなに果物好きじゃねぇよ」

一悟「なんだと！？ならば好きにしてやろう！！」

一悟「俺は手札から魔法カード『ドロードウロ』を発動！」

一悟「『俺はデッキからカードを１枚ドローし１枚墓地へ送る！！』」

一悟「俺はデッキからカードをドロー！！そしてカードを１枚墓地へ送る！」
手札5

一悟「そして墓地に送った『動果物(アニマルフルーツ) 夜梟(やふくろう)ザクロウ』の効果発動！！」

一悟「『このカードは手札が5枚以上の時に墓地に送られたとき、デッキから名前の異なった動果物(アニマルフルーツ)を２体特殊召喚する！！』」

一悟「俺はデッキから『動果物(アニマルフルーツ)糖鹿(とうか) ナジカ』！そして『動果物(アニマルフルーツ) 夜梟(やふくろう)ザクロウ』を特殊召喚！！」

ナジカ
レベル4/地属性/獣族/攻撃力900

ザクロウ
レベル1/闇属性/鳥獣族/攻撃力100/チューナー

一悟「さらに！手札より『馬兵 バナナ』を召喚！！」

バナナ
レベル3/地属性/獣族/攻撃力800

一悟「『馬兵バナナ』の効果発動！！『手札を１枚墓地へ送り攻撃力をエンドフェイズまで1000ポイントアップ！！』」

バナナ
攻撃力1800

一騎「一体…なにを！？」

一悟「そして墓地に送られた魔法カード『動果物(アニマルフルーツ)バスケット』の効果を発動！！」

一悟「このカードは墓地に送られることで効果を発動する！！『墓地の動果物(アニマルフルーツ)を１体特殊召喚する！！』」

一騎「墓地に送られて初めて発動する効果…！！」

一悟「俺は墓地のザクロウを特殊召喚！！」

ザクロウ「ホォ」

一騎「フィールドにモンスターが4体も…！！」

一悟「これで終わりではなーい！！俺はフィールドのレベル3の馬兵バナナとレベル1のザクロウをチューニング！！シンクロ召喚！！」

一悟「その力はビタミンの塊！！レベル4『動果物(アニマルフルーツ)猿酸 レモンキー』！！」

レモンキー
レベル4/地属性/獣族/攻撃力1800

一悟「さらに！！レベル4のナジカとレベル1のザクロウもシンクロだ！」

一悟「その臭いは旨さの象徴！！レベル5！！『動果物(アニマルフルーツ)！！臭魚ドリアンコウ』！！」

ドリアンコウ

レベル5/水属性/魚族/攻撃力2400/シンクロ

一騎「なっ！一気に２体のシンクロ召喚！！！？」

一悟「これが果物の…力だぁ！！！行くぞ！！まずはドリアンコウの効果を発動！！」

一悟「『このカードが特殊召喚された時、相手フィールドのモンスター１体を手札に戻す』！！」

一騎「て…手札に！？」

一悟「その通りだ！！よって！我流の魔術師は手札に戻ってもらう！！」

ドリアンコウの口から強烈な臭いが吐き出される。

我流の魔術師「ぐっ…う…」シュバッ

一騎「が…我流の魔術師！！」

一悟「はっはっは！！どうだ！これが果物の力よ！！」

一騎「その果物の力ってやつは旨みじゃなくて臭いなのかよ…！！」

一悟「それもまた良いことではないか！！」

一騎「っく…だが…俺は『我流の魔術師』の効果発動！！『このカードがフィールドを離れた時、このカードの素材となっていたモンスター２体を墓地から特殊召喚する』！！」

一騎「俺は素材となっていた死霊の魔術師と閃光の戦士を特殊召喚する！！」

閃光の戦士
守備力1200

死霊の魔術師
守備力100

一悟「壁を作ったか…だがそいつは破壊させてもらうぞ！！俺はレモンキーで死霊の魔術師を攻撃！！」

一騎「閃光の戦士の効果を発動！『１ターンに１度！フィールドのモンスターを１体！表示形式を変更する！！』俺はレモンキーを守備表示に変更！！よって！攻撃は無効！！」

一悟「だがまだドリアンコウの攻撃が残っている！！ドリアンコウで死霊の魔術師を攻撃！！この瞬間ドリアンコウの効果を発動！！」

一悟「『バトルするモンスターの表示形式を変更できる！！』」

一騎「なに！？」

一悟「さっきのお返しだ！」

一騎「っ！！俺は罠カード『ハーフアンブレイク』発動！『このカードは戦闘での破壊を無効にしダメージを半分にする』！！」

ドリアンコウ
攻撃力2400
⬇
死霊の魔術師
攻撃力100

一騎「うっ…ぐぁぁぁ！！！」
ライフ4000➡2850

ﾄﾞｯｻｧｧ

一騎「いっつぅぅ…サンキュウ…ハーフアンブレイク…いっつも助かってるぜ…」

一悟「俺はカードを１枚伏せる！！」
手札2

一騎「…つぇぇ…流石に大会に出てるだけはあるぜ…」

一悟「これも果物のおかげ！全てはこの果物のおかげなのだ！！」

一騎「…あぁ確かに果物はすげぇかもな…だけど…だけどなんで果物なんだ？あんた芸術が好きなんだろ？」

一悟「…俺は元々果物が好きだった…だがそれだけではない」

一悟「芸術に果物は必要なんだよ」

一騎「え？」

一悟「果物とはどの芸術品にも必ずといっていいほどモデルとなっている…絵画、彫刻…どれをとってもだ」

一騎「…確かに」

一悟「全てにおいて基礎となるもの…それが果物だと俺は思っている」

一騎「…なるほど」

一悟「だからこそ！俺は広める！！この大会に優勝することでな！！！」

一騎「…へっ…いいじゃねぇか！その気持ち…だけど俺も負けるわけにはいかないぜ！！」

一騎「俺のターン！！ドロー！！」
手札3

一騎「俺はスケール3の『Ｃ(チェンジ)・マテリアル・ファルコン』をペンデュラムスケールにセット！そして『マテリアル・ファルコン』のペンデュラム効果を発動！」

一騎「『もう片方のペンデュラムゾーンにカードがない時、デッキからスケールが5以下のＣ・(チェンジ)ペンデュラムモンスターを１体手札に加える！！』俺は『Ｃ・(チェンジ) ウィンド・ヒーロー』を手札に加える！！」

一騎「そしてそのままスケール5の『Ｃ・(チェンジ)ウィンド・ヒーロー』をセット！これでレベル4のモンスターが召喚可能だ！！さぁ！揺れろ！ペンデュラム！！今こそ私に魂の力を！！ペンデュラム召喚！！！」

一騎「手札から現れよ！！『Ｃ・(チェンジ)銀狼ファング』！！『Ｃ・(チェンジ)ファントム・ビースト』！！」

ファング

レベル4/地属性/獣族/攻撃力1800/ペンデュラム

ファントム・ビースト
レベル4/地属性/獣族/攻撃力1300/ペンデュラム

一騎「俺は！閃光の戦士の効果を発動！！１ターンに１度！フィールドのモンスターの表示形式を変更する！！スパーク・ガン！！」

ドリアンコウ「ギョ！？」

ドリアンコウ
守備力1900

一悟「なに！？」

一騎「そして…ファントム・ビーストの効果発動！！『フィールドのペンデュラムモンスター全ての攻撃力を300ポイントアップする！！』」

ファング
攻撃力1800➡ 2100

ファントム・ビースト
攻撃力1300 ➡1600

閃光の戦士
攻撃力1600➡1900

一騎「そして銀狼ファングで…ドリアンコウを攻撃！！この瞬間ファングの効果で『攻撃力が300ポイントアップ！！』」

銀狼ファング
攻撃力2100➡2400
⬇
ドリアンコウ
守備力1900

一悟「これを狙っていたのか！？」

一騎「いけ！！ファング！！ドリアンコウを噛み砕け！！」

ファング「ガルルル！！」

スバッ

ドリアンコウ「ギョォォ」

一悟「くっ…！！」

一騎「そして！閃光の戦士でレモンキーを攻撃する！！」

閃光の戦士
攻撃力1900
⬇
レモンキー
守備力1800

一悟「ぐっぬおぉぉぉ！！」
ライフ4000

一騎「最後に！！ファントム・ビーストでダイレクトアタック！！！」

ファントム・ビースト「ワオォォーン！！」ﾀﾞｯ

ﾊﾞｼｭｯ!!!

一悟「ぬわぁぁぁ！！」
ライフ4000➡2400

ﾄﾞｯｶﾞｯ!!ﾄﾞｻｧｧ

一騎「俺はターンエンド！この瞬間モンスターの攻撃力はもとに戻る」

手札2

一悟「やるなぁ…だが…俺の果物はここからが本領発揮さ…」

一騎「何！？」

一悟「俺のターン！！」
手札3

一悟「俺は永続罠カード『動果物(アニマルフルーツ) リハーベスト』発動！」

一悟「これにより墓地の『動果物(アニマルフルーツ)』を１体特殊召喚する！！俺はレモンキーを特殊召喚！！」

レモンキー
攻撃力1800

一騎「シンクロモンスターを再び特殊召喚だって！？」

一悟「そして俺は墓地の『動果物(アニマルフルーツ) ナジカ 』の効果を発動！！『フィールドに動果物(アニマルフルーツ)』が特殊召喚された時、手札を1枚墓地へ送りこのモンスターを特殊召喚する！！」
手札2

ナジカ
攻撃力900

一悟「そしてレモンキーはシンクロモンスターで有りながらチューナーモンスターだ！！」

一騎「シンクロチューナーだと！！？」

一悟「俺はレベル4のナジカにレベル4のレモンキーをチューニング！！！全てをなぎ倒す苺の王様！！今！現れよ！！シンクロ召喚！！レベル8！！『動果物(アニマルフルーツ)！！赤熊(せきゆう)ストロベアー』！！！」

ストロベアー
レベル8/地属性/獣族/攻撃力2800/シンクロ

ストロベアー「グルォォォ！！！」

一悟「これこそ俺のデッキの象徴！！！行くぞ！ストロベアーの効果を発動！『自分の手札を１枚墓地に送りこのカードの攻撃力を1000ポイントアップする！！』」
手札1

ストロベアー
攻撃力2800➡3800

一騎「攻撃力3800！？」

一悟「それだけが狙いではない！！墓地に送られた『動果物(アニマルフルーツ )甘獣 ミカンガルー』の効果発動！！『こいつは手札から墓地に送られた時、相手フィールドのモンスター１体をデッキに戻す』！！」

一騎「何！？」

一悟「勿論戻すのは閃光の戦士だ！！」

一騎「閃光の戦士！！！ 」

一悟「さらに装備カード『ストロンベリー』をストロベアーに装備！！」

赤い巨大な苺がストロベアーの腕にくっつきそこから爪が飛び出てくる。

ストロベアー「ぐぉぉぉ！！！」

一騎「っ！！」

一悟「バトルだ！！ストロベアーでファントム・ビーストを攻撃！！」

ストロベアー
攻撃力3800
⬇
ファントム・ビースト
攻撃力1300

一騎「うっつ…ぐぁぁぁ！！！」

ｶﾞｯﾄﾞｯﾄﾞｻｧｧ！！ｷﾝｯ

一騎「うっぐ…」
ライフ2850➡350

一悟「そして装備魔法『ストロンベリー』の効果発動！！モンスターを破壊し墓地に送った時『その攻撃力分のダメージを相手に与える！！』これでファントム・ビーストの攻撃力1300のダメージをお前に与える！！」

一騎「…残念だがそいつは無理な話だぜ！！」

一悟「なに！？」

一騎「ファントム・ビーストはペンデュラムモンスター…ペンデュラムモンスターは破壊されても墓地にはいかずエクストラデッキへと送られる！よって！！ダメージは無効だ！！」

一悟「なんだと！？ペンデュラムモンスターにはそんな効果が！！？」

一騎「…閃光の戦士はペンデュラムモンスターじゃないが効果でお前のモンスターの攻撃を防ぐ…だから閃光の戦士を戻すしかお前には手がなかった」

一悟「だがペンデュラムモンスターは破壊されても墓地には行かずストロンベリーの効果は発動しない…くっ！！」

一騎「そういうことさ！！」

一悟「俺はターンエンドだ、この瞬間ストロベアーの攻撃力は元に戻る」

ストロベアー
攻撃力3800➡2800

一騎「それじゃあ…一気に決めるぜ！！一悟！！お前の果物を愛する気持ちと同じくらい俺はデュエルを信じている！！」

一悟「なに？」

一騎「例えライフが100になろうと…残っていれば俺のデッキは答えてくれる！！行くぜ！！ドロォォ！！」
手札3

一騎「来たぜ！俺のカード！！！俺は再びペンデュラム召喚を行う！！！ペンデュラム召喚！！！」

一騎「エクストラデッキから『Ｃ・ファントム・ビースト』！！」

一騎「そして…フィールドの銀狼ファングとファントム・ビーストをリリースしアドバンス召喚をする！！！こい！！」

一騎「紫煙の瞳に映す冥界の竜よ！！『ハーデストアイズ・スカイ・ドラゴン』！！！」

ハーデストアイズ
レベル7/闇属性/ドラゴン族/攻撃力2500/ペンデュラム

一悟「…上級モンスターを…！！しかし！！俺のストロベアーは攻撃力2800！！2500のハーデストアイズでは倒せない！！」

一騎「いや…そんなことはないさ！！ハーデストアイズの効果発動！！『このカードはバトルする時にある手札の枚数×500ポイント攻撃力がアップ！！よって！！攻撃力は3500だ！！』」

ハーデストアイズ
攻撃力2500➡3500

一悟「な…なんだと！？」

一騎「行くぜ！！ハーデストアイズ！！ストロベアーを攻撃！！この瞬間俺は手札の『破天荒な旋風』を発動『これでハーデストアイズは手札変動により攻撃力がダウンするが破天荒な旋風で攻撃力が1000ポイントアップ！！』」

ハーデストアイズ
攻撃力3000➡4000

一悟「なんだと！？」

ハーデストアイズ
攻撃力4000
⬇
ストロベアー
攻撃力2800

一騎「行けぇぇぇ！ハーデストアイズ！！召雷のストライク・バーストォォォ！！！」

ストロベアー「ゴォォォ」

ズガァァン！！！

一悟「ぬぅぅぅ！！」
ライフ2400➡1200

一騎「そしてハーデストアイズの更なる効果！！『戦闘ダメージを2倍にする！！』リアクション・フォース！！」

一悟「何だっ…うっ…うぐぁぁぁ！！！」ﾋﾞｭｱｯ!!

ｶﾞｯﾄﾞｯﾄﾞｻｧｧ

一悟「…うぐ」
ライフ1100➡0

WIN IKKI

一騎「よっしゃあ！！俺の勝ちだぜぇ！！」

一悟「くっ…うぅ…」

一騎「楽しかったぜ一悟」

一悟「俺の果物への思いは伝わったか？」

一騎「あー…それはまぁまぁかな」

一悟「ふ…少しでも伝わってくれればいいさ」

一騎「一悟…」

一悟「さぁてこの美術館を果物のオブジェクトや絵画で埋めるぞぉぉ！！」

一騎「それだけはやめろぉぉぉ！！」

…

続く

一騎「無い！？無い！！？なーい！！」

このは「騒がしいでござるなぁ…何がないのです？」

一騎「俺と通と遊姫のお揃いのペンダントが無いんだよ！！やべぇ戦ってた時に落としたのかな…」

このは「む？なんだか外では怪盗と呼ばれる人間が騒ぎを起こしてるみたいでござるです」

一騎「そんなことはどうでもいいよ！あぁ…探さないと！！」

一騎「次回『探し物はペンダント？怪盗ライト見参』！！一気に駆け上がれ！！」