《ヴァンパイア・シフト/Vampire Takeover》 †

通常罠
自分のフィールドカードゾーンにカードが存在せず、
自分フィールド上に表側表示で存在するモンスターがアンデット族モンスターのみの場合に発動できる。
デッキから「ヴァンパイア帝国」１枚を選んで発動する。
その後、自分の墓地から「ヴァンパイア」と名のついた闇属性モンスター１体を選んで
表側守備表示で特殊召喚できる。
「ヴァンパイア・シフト」は１ターンに１枚しか発動できない。

　SHADOW SPECTERSで登場した通常罠。
　デッキの《ヴァンパイア帝国》を発動して、ヴァンパイアを蘇生させる効果を持つ。

　《ヴァンパイア帝国》の発動とヴァンパイアの蘇生まで行うので、カード１枚分のアドバンテージを得る事ができる。
　フィールド上に用意するモンスターはアンデット族であれば良く、発動条件もさほど苦にはならない。
　効果でヴァンパイアを墓地へ送れる《ユニゾンビ》との相性は特に良好である。
　蘇生するヴァンパイアが《ヴァンパイア・デューク》や《ヴァンパイア・グレイス》ならば、そのまま《ヴァンパイア帝国》のトリガーにも繋がる。

　難点は「既に《ヴァンパイア帝国》を発動してしまっている」、「《ヴァンパイア帝国》がデッキに残っていない」といった問題が発生し得る点。
　序盤はともかく中盤以降で遭遇しやすい問題であり、自ら《ヴァンパイア帝国》を除去したりデッキに戻す手段を用意する必要がある。
　これらの要素が絡む事から純粋な蘇生カードとして使いにくく、採用枚数に注意が必要である。

  • 英語名の「takeover」は「引き継ぎ」「奪取」などを意味する。
    帝国を引き継ぎ、世(フィールド)を帝国とするのだろうか。
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関連カード †

―デッキ内のフィールド魔法を直接発動するカードについては《終焉の地》を参照

―イラスト関連

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収録パック等 †

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FAQ †

Ｑ：このカードはデッキ内の《ヴァンパイア帝国》を対象をとる（指定する）効果ですか？
Ａ：デッキの中の《ヴァンパイア帝国》を対象をとる（指定する）効果ではありません。(13/08/01)

Ｑ：《大将軍 紫炎》が相手フィールドにいる時、このカードは発動できますか？
　　また発動可能である場合、このカードの効果で《ヴァンパイア帝国》は発動できますか？
Ａ：このカードを発動することができ、このカードの効果で《ヴァンパイア帝国》は発動できます。(13/08/01)

Ｑ：《フィールドバリア》の効果が適用中、このカードは発動できますか？
Ａ：できません。(13/08/01)

Ｑ：このカードを発動したチェーン処理の結果、《ヴァンパイア帝国》がデッキ内からなくなり発動できなくなった場合、後半のヴァンパイアを特殊召喚する効果は使用できますか？
Ａ：できません。(13/08/01)

Ｑ：効果処理時の《ヴァンパイア帝国》を発動することと、特殊召喚は同時扱いですか？
Ａ：いいえ、同時ではなくそれぞれ別々のタイミングにて行う扱いとなります。 (13/08/21)

Ｑ：このカードの特殊召喚効果まで使用した後、《世界の平定》を発動可能ですか？
Ａ：発動できません。(14/05/19)

Ｑ：効果処理時の《ヴァンパイア帝国》を発動するところで処理を終えた場合、その直後《世界の平定》を発動可能ですか？
Ａ：発動できません。(14/05/19)

Ｑ：自分フィールドに表側表示のアンデット族の他にセットされた別種族のモンスターもいる場合に、このカードは発動できますか？
Ａ：できます。(13/08/01)

Tag: 《ヴァンパイア・シフト》 罠 通常罠 ヴァンパイア

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