《アショカ・ピラー/Ashoka Pillar》 †
効果モンスター
星3/地属性/岩石族/攻 0/守2200
このカード名の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが召喚・反転召喚・特殊召喚した場合に発動できる。
デッキから装備魔法カード1枚を手札に加える。
このカードが攻撃表示の場合、さらにこのカードは守備表示になる。
(2):このカードが戦闘・効果で破壊された場合に発動する。
自分は2000ダメージを受ける。
ANIMATION CHRONICLE 2023で登場した地属性・岩石族の下級モンスター。
召喚・反転召喚・特殊召喚に成功した場合に装備魔法をサーチし守備表示になる誘発効果、破壊された場合に2000ダメージを受ける誘発効果を持つ。
(1)は装備魔法をサーチし守備表示になる効果。
汎用性の高いサーチ効果であり、装備魔法の重要度が高いデッキであれば採用を考えられる。
その後守備表示になるため、召喚した場合でも攻撃力0を晒さずに済む。
【トライアングル−O】では《ストーンヘンジ》をサーチし、他のモンスターを並べて発動の補佐をすることになる。
既に展開を終えている、あるいは展開が他の手段で行える場合には、火力を上げられる《白のヴェール》をサーチするのもよいだろう。
(2)は破壊された場合の自己バーン。
デメリット効果だが、発動前に素材にしてしまえばよいため大きな問題にはなりにくい。
もっともダメージ数値は高く決して軽くはないため、フリーチェーンでの破壊や素材利用の妨害を狙われやすいので相手の動きは注視した上で運用したい。
《トライアングル−O》があれば相手に押し付けることができる。
装備魔法のサーチという役割では、《アームズ・ホール》が競合相手となる。
こちらの効果を狙うのに通常召喚を行うのであれば、あちらにある通常召喚権の放棄とデメリットがほぼ同じであり、あちらはサルベージや限定的ながら墓地肥やしも可能。
こちらはモンスターであるため、《ピリ・レイスの地図》をはじめとするサポートカードや各種素材にできる点を活かす事になる。
どちらを採用するかは、その辺りを考慮した上で判断したい。
【御巫】では、《御巫の水舞踏》とそれを装備するモンスターが初動となるため、それらを1枚で用意できるこのカードは、《アームズ・ホール》より優先してもいいだろう。
下級御巫と同じレベル3・攻撃力0なので、ランク3のエクシーズ召喚を狙える点や《ストーンヘンジ》を共有できる点でも相性がいい。
- イラストのモチーフは「デリーの鉄柱」と呼ばれる、インドの首都デリーの郊外に建つ鉄の柱。
高さ約7メートル、直径約44センチ、重量約10トンにもなる鉄柱は、雨風に打たれること1500年以上、屋外に建つ鉄でできた柱にもかかわらず、地上に出ている部分は内部まで腐食が進んでいないという驚くべき鉄柱である。
本来であれば錆びやすい鉄の柱にほとんど錆が見られないことから、オーパーツのひとつに数えられ「錆びない鉄柱」の呼び名でも知られている。
- カード名の「アショカ・ピラー」とは本来「アショカ王の石柱」を指す語である。
紀元前3世紀のアショカ王が建立して勅法を刻んだとされる砂岩製の石柱であり、20か所以上に現存する。
「デリーの鉄柱」は時代的に600年以上離れており、当然アショカ王とも無関係であり、異なるものではあるのだが混同されることが多い。
関連カード †
―サポートカード
―《アショカ・ピラー》の姿が見られるカード
このカードを使用する代表的なデッキ †
収録パック等 †
Tag: 《アショカ・ピラー》 モンスター 効果モンスター 星3 地属性 岩石族 攻0 守2200