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【1】狂える森の白き獣士ルナティカ

シュヴァルツさん の作成したオリジナルカードです。


【1】狂える森の白き獣士ルナティカ
種類・種族 カテゴリー名
【獣戦士族/効果】 狂える森
属性 レベル 攻撃力 守備力
4 1700 1600
このカード名の③の効果は1ターンに1度しか使用できない。①:このカードが「魔性の月」を装備している限り、このカードの攻撃力は300アップし、戦闘・効果で破壊されない。②:フィールドに「森」が存在し、このカードが守備表示モンスターを攻撃する攻撃宣言時に発動できる。そのモンスターを墓地に送り、相手LPに1000ダメージを与える。③:このカードに「魔性の月」が装備された場合に発動できる。自分の墓地・デッキから「森」1枚または「狂える森」モンスター1体を手札に加える。
作者 作成日時
シュヴァルツさん 2017/07/19 21:23



シュヴァルツ
「新カテゴリ、【狂える森】デス。
ある日を境に満月が欠けなくなってしまった深い森に住む、獣人たちのテーマ。
モンスターの共通点として、①は満月の魔力によって獣化した状態。②は森の暗闇を利用して戦う技、③は獣化した際の特殊能力になります。
ルナティカ、通称ルナは獣士たちのリーダーとして、味方と遠吠えで意思疎通することと、先陣を切って障害を薙ぎ払う能力に長ける感じデス。
イラストは、白銀の長い髪を持つ狼耳の少女が、槍を手に物憂げな顔で佇んでいる様子。



ルナティカはその銀糸の髪を揺らし、ピンと立てた耳を澄ませた。
周囲の木々の中でいっとう背の高い楢の木の上で、彼女はいつからか欠けることの無くなった満月をふり仰ぐ。それから、また月下の森を見渡す。
煌々と輝く満月が、まるで森を睥睨する巨大な怪物の目か何かのように感じられて、ルナは背中の毛を逆立てた。
(何にせよ、良くないことが起こりつつあるようだわ)
森の中、まるで月によって生まれた影から染み出すように、悍ましい異界の生物たちの気配が発生しているのをルナの鋭敏な感覚が察知する。
そう、鋭敏すぎる。
常ならば獣化したとてここまでの知覚範囲は得られない。
何かがおかしいのだ。まるで、この欠けない月が自分たちの在り方を犯しているかのようだ。
「……ともあれ、今は戦ね。我らの森を犯す者たちよ、報復の爪牙を受けるが良いわ」
ルナは傍らの槍を手に取った。
遠吠えひとつ。彼方此方で同胞たちが応えるのを聞きながら、楢の枝から飛び降りる。
煌夜を裂いて、白き疾風が地を蹴った。
(2017-07-19 21:23)


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