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俯瞰する識者エノク

EXデッキ焼きさん の作成したオリジナルカードです。


俯瞰する識者エノク
種類・種族 カテゴリー名
【汎人族/エクシーズ/効果】 エノク
属性 レベル 攻撃力 守備力
1 1500 1800
レベル1通常モンスター×2体 このカードをX召喚する場合、自分フィールドの「エノク」モンスター1体の上に重ねてX召喚してもよい。 ①:このカードが「神々の書記官エノク」を素材にX召喚に成功した場合、このカードは効果では破壊されず、このカードの戦闘によって発生するダメージは相手が受ける。 ②:相手ターンのメインフェイズ1に、このカードのX素材一つを取り除き発動できる。相手フィールドのモンスターは全て攻撃表示となり、攻撃可能なモンスターはこのモンスターを攻撃しなければならない。この効果を発動したターン、このカードは戦闘では破壊されない。 ③:このカードが相手の効果により墓地に送られた場合発動できる。墓地・手札から「神々の書記官エノク」を守備表示で特殊召喚する。この効果で特殊召喚したモンスターは特殊召喚したターン、戦闘では破壊されず相手のカード効果を受けない。
作者 作成日時
EXデッキ焼きさん 2017/05/28 15:47



EXデッキ焼き
「僕はきっと君に憧れていたんだ。空を飛ぶ鳥の様に、過酷な環境でも、自分の選んだ自由をつかみ取れるエノクを。でも、今の僕も嫌いじゃない。なんてったって僕は「平和の王子さま」だから。
旅の途中、私はある国に立ち寄りました。先王の長き圧政と戦争から解放された国、これから自由と栄華を迎えるであろう国の王は齢10の少年でした。私は各国を謁見した詩人として王宮に迎え入れられ、私は王に私の旅の歴史を話ました。王は退屈な私の話を大層喜んで聞き、話が一つ終わると次の話を急かしました。そして、私は王のお気に入りとなり、王の寝室で毎晩旅の話をしました。
そして王が11となった日の夜。王はいつもの様に私の話をせがまず、私にお酒を振る舞いました。道半ばの者ゆえ、お酒は断り代わりに水を一杯頂き、王は静かに話し始めました。
「エノク、また戦争が始まる。隣国の王はどうしても僕達の鉱山が欲しいみたいだ。僕は隣国の王に共同開発の権利や、鉱石の利権の一部を譲渡すると話しても彼らは聞く耳を持たない。僕のお父様と隣国の王との戦争で、どっちの国にも戦う力なんて残ってないのに。エノク、僕はどうすればいいのかな。国王として国を守る為に戦うのか、都で言われているように平和の王子さまとして最後まで戦わないのか。僕には分からないよ。エノク、僕がどっちを選ぶか分からないけど、エノクは最後まで僕を見てて。そしてエノクが、思うように僕の話を色々な街や人に話して。国を滅ぼした愚かな王でも、平和を信じた哀れな王でもいい。僕がここに居たという、証を、思い出を、君が紡いでほしいんだ」
王はそう言い、眠りに付きました。
それから三か月後、戦争は始り。数年に及ぶ戦火は互いを苦しめ、もはや一つの国という形すら保てなくなった時、両国は別の国からの侵攻を受け。あの国と、その隣国は、一つの国として統合される事となりました。両国の王族達は、民を苦しめた戦犯として裁かれ、王族は牢獄に幽閉される事となった。しかし、街ではあの王の、「平和の王子さま」の釈放を求める抗議や署名が途切れることは決してありませんでした。
人は、私も含めて、あらゆる物が死を恐れる。それは唯単純に、自分という物が終わってしまうからではない。自らを記す物、覚えている者がなくなってしまうからだ。それは死よりも恐ろしく、幼き者程辛く苦しめる。
神々の起こす洪水は、それまでのこの世界の歩みを消し去ってしまう物ではないのだろうか。この世界があったという証、思い出を消してしまう行い。それは神であろうとも、傲慢たる所業なのではないだろうか。
私は旅を見守るアークエンジェルにそう伝えた。」(2017-05-28 15:47)

にしん
「平和な国に訪れたエノク。先代の王による圧政と隣国との戦争から解き放たれたまことに平和な国だったが、突然始まる戦争と平和の消滅と、漁夫の利もとい国の利による侵攻からの強制統合。そして優しい王子の処刑と抗議・・・この世界の現実を見たエノクはいったいどんな心境だったのか。

Xモンスター。その効果は相手=隣国の如く、侵攻してくるというもの。3の効果は基本的に1の方法でX召喚すると腐るので、実質1度限りの2の効果と1の効果による反射ダメージで今こそ隣国を壊滅的にしたい。」(2017-05-28 18:31)


「平和の王という理想的な形を目指し、結果的に民衆からも受け入れられた訳ですが、
それでも現実は残酷か、戦争を止められず自身も戦犯として処刑される事になったのですね……。

そんな幼き王がただ一つ願ったのは、生存や栄華ではなく自身が世界に存在していたという「記憶」。例え形として生きていたとしても、それを認める自分以外の他者からの認識が無い限り本当の意味で生きている事にはならないですからねぇ……。

今回はXのエノク!お馴染みの出しやすさで状況を読んで変身したいところ。
固有効果は強制戦闘を生かした戦闘ダメージの反射!
戦闘破壊耐性も付くので、LPと状況によってはゲームエンド級のダメージに……!
対策としては、カステル・アークナイト等の非破壊除去、または自分モンスターを一旦退かしてバトルフェイズを過ぎつつ、メイン2で相手の反撃に備える形かな?」(2017-05-28 21:31)

ランペル
「平和となった国へと訪れたエノクさん。そこで出会ったのが平和の王子。若くして王となった彼はエノクの旅の話をとても楽しみとし、いつも旅の歴史をせがんでいたとのことで彼がその国にいる間はとても友好的な関係だった様子。そんな彼が10歳から11歳となった夜に王子はいつもと違った雰囲気で、エノクへと語りかける…。
戦争がやっと終わったというのにまた戦争が起ころうとしていると…。隣国の王が彼らの国の鉱山がどうしても欲しいようで、共同開発や、鉱石の利権の一部の譲渡などでは収まってくれないようで、両国とも戦える力をほとんど持たないにも関わらず争いを起こそうとしているとのこと…。そんな現状に悩んでいる王子。国王として国のために戦うべきなのか、平和の王子として戦わないべきか…。そして彼は自分がどちらを選ぶかわからないが、自分のことをどのように伝えても構わないから、自分がここにいたという証、存在の証を残してくれと頼む…。
その3か月後に戦争は起こってしまい、数年に及んだ争いの末国として成り立たなくなった両国へ別の国からの進軍を受けて1つの国へと。その結果領国の王族が戦犯として幽閉されてしまうことに…。しかし、平和の王子さまの釈放を求める抗議や署名が途絶えることはなかったとのことですね…。
死んでしまうことで自分の存在が忘れられてしまい、自分の存在が無かったかのようになってしまうことほど恐ろしい事はありません。知人がいればその存在は記憶されるものの、その知人がすべて亡くなってしまえばそれまで…。存在の証や思い出を消してしまうのはたとえ神であっても許されるべきではないのかもしれませんね。王子様はエノクによって記録され、平和の王子さまとしてどこかに語り継がれることもあるかもしれませんね。

レベル1の通常モンスター2体を指定し、エノクモンスターの上に重ねてX召喚することもできると優秀!意味はほとんどありませんがエノクモンスターを素材にすれば1体でXできるので、Sや融合等でもX召喚できますね。固有効果は相手メイン1にX素材を1つ使って相手モンスターすべてに自身への攻撃を強要させる効果。戦闘耐性に加えて①の反射効果もあいまって強力な効果ですね!反射のダメージ量によっては一気に決着がつくことも考えられるので、素材も緩いこのカードをどのタイミングで呼ぶかが結構重要にもなりそうですね!」(2017-05-29 02:01)


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