HOME > オリカメーカー > 遊戯王オリカ掲示板 > 偽造舞姫 キューブ

偽造舞姫 キューブ

おとうとさん の作成したオリジナルカードです。


偽造舞姫 キューブ
種類・種族 カテゴリー名
【天使族】 偽造舞姫(フィギュア・プリマドンナ)
属性 レベル 攻撃力 守備力
4 2000 1000
踊る姿は蝶の如く、戦う姿は蜂のように。全ての者に喜びをもたらす為に、私達は自由に姿を変えれる。 ・・・・・・・・・・・だって、私達はその為に産まれたのだから。
作者 作成日時
おとうとさん 2017/05/18 22:54



おとうと
「眼を覚ますと、暗い部屋に私と、私がいた。
「・・・私の名前は?」
「私はキューブ。喜像舞姫(ハッピー・プリマドンナ)!」
「・・・」
「・・・だったんだけどね、テヘへ。もう動かないみたい。」
その私の言うとおり、手足が損傷しておりとても動ける状態ではないように見えた。
「・・・何故笑ってるの・・・?」
「んー、なんでだろう。本当は悲しい位泣きたいのに。」
「・・・死ぬの?」
「いいえ。まだ死なないわ。少し休むだけ。私は、永遠の幸せの象徴だから。」
「だから、少し、いいえ。しばらく、貴方に任せちゃうわね。ごめん。」
「・・・」
「そろそろ、私の『充電』が切れるみた・・・だね。」
「・・・そう。」
「こ・・どは・・・がんば・・・幸・・象徴に・・・なって・・・」
「・・・ええ。がんばるわ。貴方の分まで、永遠の幸せを、今度こそ終わらせるわ。」
「・・・えへへ・・・ウん・・が・・ばって・・
ここで私だった偶像は壊れてバラバラになった。四肢はあらぬ方向に曲がり眠るかのように笑顔で。・・・いつもはまた記憶が上書きされるはずなのに。困った私ね。自分の記憶重複システムを、そのボロボロの四肢で壊しちゃうなんて。
「・・・そろそろ目覚めたかした。あの子達も。」
もう同じ過ちは起こさせない。あの子達の為にも、あの私の為にも。私は崩れた私を腕に抱き、あの私が好きといった寂れた公園に置いた。こんな所が好きだなんて、私、バグってたのね。
「・・・ねぇ、なんでこんな公園で人間と遊んでるの?」
(「・・・それはね、この人達の笑顔がすきだからだよ!皆私みたいな人形にも優しく相談してくれるんだー!」)
・・・そんな人間、馬鹿みたい。
・・・ん、こんな機能、あったのね。涙、だっけ?あの私には無かったけど。
・・・貴方ができなかった事、今叶えてあげる。とりあえず私は皆が集まる場所へいけすかないが、行くことにした。



偽造舞姫 キューブ
本心はほとんど口にしない。心を箱の中にしまったように。偽造舞姫は元々は喜像舞姫と呼ばれる天使をモチーフにして造られた人形だった。しかし元々の喜像舞姫にも寿命が来ており、その記憶データをコピーし、偽造舞姫にいれ、繰り返し使っていた。しかしその記憶にはコピーするにつれ、次第にもう一人の自分が出来上がっていた。元々のキューブは、母性溢れ、不安、憎しみ、怒り、悲しみ全てを無くしてくれる、そんな性格だったが、逆転し、怒り、憎悪、嫌悪を生み出すものとなってしまった。そんな性格の彼女は、最後の喜像舞姫キューブの彼女の心を受け取り、彼女の為に憎悪、怒りを武器にして戦う。彼女の心を壊した、全てを終わらせるために。
(2017-05-18 22:54)


名前
コメント

ログイン中にコメントをした後に、他の誰かがコメントした場合には「通知」が届きます。



オリカコメント更新情報 - NEW -


Amazonのアソシエイトとして、管理人は適格販売により収入を得ています。
Amazonバナー 駿河屋バナー 楽天バナー Yahoo!ショッピングバナー