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夢想幻司 ヤハウェル

係さん の作成したオリジナルカードです。


夢想幻司 ヤハウェル
種類・種族 カテゴリー名
【サイキック族/儀式/効果】 久幻僧
属性 レベル 攻撃力 守備力
11 0 0
「ヤハウェルの預言書」でのみ降臨。このカードは「ヤハウェルの預言書」による儀式召喚でしか特殊召喚できない。「夢想幻司 ヤハウェル」は自分フィールドに1体しか表側表示で存在できず、②の効果は1ターンに2度しか使用できない。①:儀式召喚されたこのカードの攻撃力・守備力は「ヤハウェルの預言書」の効果でデッキに戻った「久幻僧」モンスターの種類×500となり、このカードはデッキに戻ったその「久幻僧」モンスターと同じ効果を得る。②:このカードがモンスターゾーンに存在する限り、自分は自分または相手ターンに速攻魔法カード及び罠カードを手札から発動できる。
作者 作成日時
係さん 2017/02/17 18:39




「《幾つもの文明と世界を経て億を超える年月を生きる人身神。そんな彼女ですら『世界』の壁を超える事は出来ず苦悩し、何度も世界を繰り返す。》

久幻僧カテゴリ最後の1枚です。前回の預言者で出しつつ②の効果により力を高めますね。
物語としての結末は次回投稿しようかと思います。まぁ既存カードにイラストを付けるだけですが。

【世界観解説 ⑬ー ヤハウェルの口から語られる預言者の真実と彼女の目論見。それと同時に繰り出される彼女の魔法は常軌を逸した物で、穏やかな語り口とは対照的に私の結界を容赦なく破壊し続ける。

ヤハウェル「……そうして誕生した私の後継ぎが神様として世界を作り替えれば、私は神様を作り出した創造主になるって訳さ。」
アドナイ(どうなっている…!?力の差があまりにも大き過ぎる!こちらの魔法は奴の結界にキズ一つ付けられないのに、奴の魔法は一撃で結界を破いて来る上、倍速魔法を何重にもかけてるのに追い付くのがやっとだっ!!……勝ち筋が見えない…!)
列を成す様に魔法を続けざまに放たれ、アドナイは結界ごと叩きつけられた。

ヤハウェル「この戦いでキミを殺した後、私は全ての魔力を費やして一つの「概念」へと昇華させて貰うよ。『感情の奔流』と言う名のね。それは呪法の効果と悪意の円環を効率的に機能させるだけでなく、私が去った後に現れる私の後継者に自身の使命を伝える為の、所謂アーカイブとして機能する訳さ。」
アドナイ(逃げさせては貰えないだろうな。……可能性があるのはゼロ距離で放つ一点集中の極大魔法。倒せずとも隙が出来れば脱出の機会ぐらいは作れるかもしれない……!)

倍速魔法を瞬間的に限界まで重ねがけし、ヤハウェルの懐に迫る。
あちらも迎撃の魔法を打ち続けるが、数発の被弾も構わず進み結界の至近距離に肉迫した。

アドナイ「っはあぁぁっ!!」
ゼロ距離から放たれる全霊の一撃。

だがヤハウェルはそれを素手で握り潰す。聖堂内を凄まじい爆風が包み込み、聖堂はその結界ごと半壊状態になる。

アドナイ「なっ!?」
ヤハウェル「自身の理想とする平和を維持する為、久幻僧の長であるアドナイは種族長と夢想幻司の殺害を画策。」
ヤハウェルは瞬時にアドナイの杖を破壊し、演舞を舞うが如く乱打を見舞う。

ヤハウェル「夢想幻司はアドナイの野望を止める為、そして偽りの平和で世界を欺いた自身の罪の贖罪の為に自身の命を賭してアドナイと相討った。」
アドナイ「がっ!!」
天高く蹴り上げ、魔力弾で続けざまに打ち上げ、

ヤハウェル「……と言うシナリオはどうかな?」
聖堂内を埋め尽くさんばかりの無数の魔法陣が展開され、宙に打ち上げられた無防備のアドナイに全魔法を叩き込まれた……!

アドナイ「」
ヤハウェル「……。偽りの平和で惑わされた怒り、自分達の種族を纏め上げる長を殺された怒り、そしてそれらをぶつけるべき者が死んだ怒り。その矛先は残りの久幻僧の連中に留まらず、悪意は行き場を無くし世界は混沌の極みに至る。なんせ今まで統括していた存在が消えたんだからねぇ!皆が皆、我々の席を欲し有らん限りの手を尽くすだろうさ。泥沼の世界情勢、言わば『大戦争時代』に突入だね。」
魚を釣る様に、念動力によってボロボロのアドナイを手元に引き揚げる。

アドナイ「……、わ……tしh…」
ヤハウェル「ん?」
アドナイ「……わ、私は…今…でも……。特、別…ですか?」
ヤハウェル「あぁ。今でもキミは特別だよ、サーシャ。」
アドナイ「!?じゃあ……」
ヤハウェル「『じゃあ何故こんな事を!?』だろ?そんなの決まっている、優先順位さ。赤ん坊ですら自身の命より目の前の玩具を優先する事は無いだろう?」
アドナイ「」
ヤハウェル「……。確かにキミに愛情が無かった訳ではない。今でさえキミが私に抱いていた愛情と同じように、私もキミを愛しているさ。だがあの夢、あの時からキミは預言を果たすと言う計画の遂行にこれ以上無い程の存在、また別の『特別』になっただけ。」
ヤハウェル「現にわざわざキミに計画を知る様に差し向けた事でこうしてキミは本気で私に向かって来た。そのお陰で此処には戦闘によるキミの魔力痕がたっぷり残され私のシナリオ通りに事が運ばれる。此処までずうっと予知通りに事が運んだ訳さ。」
アドナイの全霊の一撃により破壊された聖堂が、二人の激しい争いを物語っている。

アドナイの頭部に魔力を集中させ、
ヤハウェル「『久遠』に続く『夢幻』の旅もこれでもう終わり。幾つものの世界を生き、初めて心の底から愛した愛しのサーシャ。『感情の奔流』の中で共に見届けよう。」
アドナイ「……」

「本当の『世界』が生まれる瞬間を」

風船の様に破裂させた。】」(2017-02-17 18:39)

EXデッキ焼き
「最長を早速更新。
効果はもはや言うだけ野暮でしょう。前回の儀式魔法のチラ見せで出した後も強化できるのは、中々気が利いてますね。

まぁこうして一つの時代は終わっても、世界は続いていってアーカディアになり、人はアーカディアを倒したんですから結果として世界はほんの少しマシになったんでしょうか。」(2017-02-17 23:10)


「EXデッキ焼き さん、いつもコメントありがとうございます!

ラストとは言え流石に詰め込み過ぎましたね(汗。申し訳無い。

預言書の②の効果の使い方が分かって頂けて幸いです。①の効果はデュエル中1度だけですが、②の効果は原則最大で3回使えますので、フル強化まで足りない分はこちらで補えます。

仰る通り現状悲劇的な結末でも、アストンが泥沼の戦争を終わらせ、アスペル達が更に次の世代に繋げる訳ですからね。
『奇跡』により悪意の円環が取り除かれた後の世界では、とりあえずヤハウェルが辿り着けなかった『無限の可能性』が秘めているとでも言いますかね。」(2017-02-17 23:32)

ランペル
「世界は繰り返される…。
穏やかな口調で語るヤハウェルから繰り出される魔法は、サーシャの結界を容赦なく攻撃してくる。勝ち筋が見えない中からも最大限の魔力をぶつけて隙を作ろうとするサーシャ。倍速魔法を限界までかけ、ヤハウェルの懐まで潜り込みそこから全霊の一撃を放つものの、素手で握りつぶされてしまう…。ヤハウェルのシナリオの提示と同時に杖は破壊され魔法を打ち込まれる。
サーシャは確かにヤハウェルによって特別な存在で愛されていたものの、予知夢によって計画に必要な存在としての特別へと変わってしまった…。そしてサーシャからの攻撃を受けることで、シナリオは完全な物へとなり、サーシャが消えたのちには大戦争時代が引き起こることに。完璧なるシナリオを残し、サーシャと共に感情の奔流となり終わりを迎える…そして本当の世界を見届ける存在へと……
終わりを迎えてしまったサーシャ。サーシャや久幻僧達にとっての幸せはなんだったのでしょうね…?幻司様に救われ久幻僧として活動をしてきたことは、かつての頃と比べると幸せややりがいを少しでも感じることができたでしょうか。残された久幻僧達は何を思い…どのようにその時代で果てるのか…。その辺は次回ということですね。世界的には今後のアーカディアを乗り越えたことで、ヤハウェルもたどり着けなかった無限の可能性を秘めた世界になっていくかもしれない訳ですけども。平和や幸せというのは様々な犠牲の上で成り立っているものですからね。サーシャよ、安らかに眠れ……

ついに最後の久幻僧カード、ヤハウェルさんが登場。久幻僧を統べる存在の幻司様は儀式召喚されれば攻守が預言書でデッキに戻った久幻僧の種類×500上昇しその効果までも得てしまうと強力ですね。最高は9種の4500打点になるわけですね。預言書の②効果で打点の強化と足りない僧の効果を付与していくことだったんですね。そしてモンスターゾーンに存在する限り手札から速攻魔法か罠を発動することができると強力ですね。手札から罠だとぉ!?というのはやはり不意を打つことができるので、有能です。ひとまず耐性を得るためにカーヴォードは素材に使っておきたい所かな。
イラストつき…wktk」(2017-02-18 06:01)


「ランペル さん、いつも沢山のコメントありがとうございます!

係 のストーリー文章では珍しく戦闘描写を書いてみました。一応ヤハウェルの戦闘力の桁外れ感をイメージした訳ですが、上手く伝えられましたかね(汗。ここでポイントなのが、彼女自身が前線に出ていなかったが為に、アドナイを含む久幻僧の全メンバーは彼女の力の程を認識しておらず、対してアドナイは前線でその高い能力を広く認識していた為、ヤハウェルのシナリオ通り「アドナイなら幻司様と相討ってもおかしくはない」と言う流れに自然となっていくと言う点ですね。

ヤハウェルがアドナイに対し抱いていた感情については次回説明出来ればと思いますが、前回の説明通り何度も世界・文明の勃興と滅亡を経験したヤハウェルは、再チャレンジの度に「前回とは違う要素を試す」訳ですね。そして今回の世界ではその違う要素と言うのが「サーシャと言う存在」だった訳です。とは言え途中から予知夢のお陰で路線変更を余儀無くされた訳ですが……。

久幻僧の心境ですか。絶望から一転して幸福へ、最終的にヤハウェルに利用されて終わると言うのはどの世界・文明でも既定路線ですがね……。一応「今回の世界での」久幻僧達の生き様(?)を記すと以下の通りです。
絶望の状況→幻司に選ばれ久幻僧へ→平和活動に従事→平和を成した後は各々停滞→今回の事件が発生し、モンスター達の怒りが向かって処刑(久幻杖はオリジナルが無くなった為、機能停止)

『無限の可能性』なんて言葉を濁しましたが、より詳しく説明するなら「それぞれの力はヤハウェルに劣るモンスター達が、ヤハウェルですらすがりついたアーカディアの超越態の力を凌駕し克服した」と言う事実は、ヤハウェルが成せなかった真の平和への希望が有ると言う事を示しております。

何だか全部乗せ系は定番になりつつ有りますね(汗。9種で4500打点となりこのままだとライトニングに斬られますが、ラーツァハの効果により5300打点となってライトニングに勝てる様になります。とは言え壊獣さんには食べられますが。
手札発動は結構神様っぽいなぁと思って付けましたね。実際久幻杖で神宣をサーチした場合はまんま神様ですが。」(2017-02-18 17:49)


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