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ヤハウェルの預言書

係さん の作成したオリジナルカードです。


ヤハウェルの預言書
種類・種族 カテゴリー名
- 久幻僧
属性 レベル 攻撃力 守備力
- - - -
「夢想幻司 ヤハウェル」の降臨に必要。 「ヤハウェルの預言書」の①の効果はデュエル中に1度しか発動できず、このカードの発動に対して他のカードを発動できない。①:LPを半分払って発動できる。自分の手札・フィールド・墓地及び除外されている自分の「久幻僧」モンスターを全てデッキに戻し、手札・デッキ・墓地から「夢想幻司 ヤハウェル」を儀式召喚する。②:自分メインフェイズに墓地のこのカードを除外し、デッキから「久幻僧」モンスター1体を除外して発動できる。除外したその「久幻僧」モンスター1体をデッキに戻す。
作者 作成日時
係さん 2017/02/16 21:02




「《ある日私は夢を見た。

何度繰り返しても、どれだけの平和を作り上げようとも、何かしらの原因で不可避的に自壊する、絶望的なまで腐りきったこの『世界』が。
私の理想に辿り着く、真の平和を成す『理想郷』へ導く超越の力によって、そんな『世界』は作り変えられる。

悲劇と憎悪を産み続ける果てなき戦争、それに起因して生まれる呪法。ある男はそれを成し遂げ戦火を鎮めるも新たな災禍の呼び水と化す。呪いと悪意の権化たるその災禍はその進化の果てに神の領域に至る。

私の眼に映る、一人の少女がその神の力を以て『理想郷』へ至る様を。
彼女が神となり、私がその創造主となる。それが私の成す『世界』の平和。》

今回はカード解説は省略して、設定解説をしたいと思います。
預言書の内容を簡単に説明すると、
①幻司はその不老不死で何度も文明の勃興と滅亡を経験し、幾度と無く完全な平和の実現を目指すがどうやっても自壊(戦争や災害、疫病や集団発狂)し文明は崩壊する。
②幻司は予知夢によりそもそも現在の世界の基盤となる『世界』の修正が必要と悟り、予知夢に沿って行動を開始。(神柱の撤去や「名も無き僧侶」への対処もその一つ)
③大戦争時代が「堕呪児」の呪法を産み、それをアストンが成す事で「悪意の円環」が生まれ、それが「アーカディア」を産み神の領域=「超越態」へ導かれる。「超越態」の力を得た自分の後継者が『世界』を再構築する。
という事ですね。

【世界観解説 ⑫ー ……どういう事だ?何故種族長達が皆死んでる!?
ヤハウェル「お帰りサーシャ。過去の世界は楽しかったかい?」
アドナイ「幻司様……!?………あなたがコレをやったでのかっ!?」
ヤハウェル「ちょっ、人聞きの悪いなぁw彼らを皆殺しにしたのは紛れもないキミじゃないか?現にほら、キミの左手には彼らの血がべっとりだよぉ?」
アドナイ「は?そんなバカな事、有るわけn………」
私の左手には先ほどから握っていたはずの預言書が消え、代わりに鮮血で染められていた。
アドナイ「…………!?」
ヤハウェル「…………ククッwハハハッwアハハハハッw…………ぁ~ゴメンゴメン。ちゃんと説明するから怒んないでw」
ヤハウェル「簡単に説明するとね、一時的にだけど私の力の多くを費やしてキミの『世界』を私達の『世界』から少しだけズラした訳さ。」

アドナイ「…………は?」
ヤハウェル「生きとし生ける者は皆、その魂に一つずつ個々の「世界」たる『アラム』とそれを変革し得る『可能性』を有し、同時に個々の『アラム』で生きている。キミも私もね。基本的には『基盤』に皆の『アラム』が折り重なってできた今私達が居る『世界』に同期される訳だけど、仮にキミみたいに『世界』から『アラム』が切り離された場合はキミは消滅する事無くキミの『アラム』は持続され、私達の『世界』に於けるキミも問題無く存在する訳だ。」
アドナイ「」
ヤハウェル「……何となく察したみたいだね。そう、切り離された『アラム』でキミが見たものは全てホンモノ、夢でも幻でもない。本来私達の『世界』に存在するハズのない「夢想幻司が過去の世界・文明での成果を保存する為に作り上げた保管庫」たる久幻宮。キミの中にあるキミの『アラム』を変革する可能性が、私へ辿り着かんとするキミの探究心に反応し、元々「存在するかもしれない」程度の久幻宮をキミの『アラム』に現出させた訳さ。」

ヤハウェル「一方、「こちら側」の『世界』ではキミの『アラム』が抜けた事で「こちら側」のキミはタダの抜け殻、言わばNPCとも言える様な存在となりその世界おける影響力たる『可能性』が最も強い人物、そうこの私の影響を抵抗無しに受ける事になった。」
ヤハウェル「その結果、計画通り私が種族長達に「平和」の正体を語った事で、自身が夢見た今までの平和が崩れ去る事を危惧した「こちら側」のキミは、口封じの為に種族長の彼らを殲滅するに至る。」
ヤハウェル「では自身の『アラム』を旅したキミが私達の『世界』に帰還した場合は?当然ながら私達の『世界』が優先され、こちらの事実がキミに同期されると言う訳さ。」

ヤハウェル「シャロームの機能についてもガナヴを通して情報を流し、そしてこちらで各種族のリーダーが惨☆殺♪いよいよ戦争の幕開けだっ!!」
アドナイ「…………」
ヤハウェル「……信じられないと言った感じだね。まぁ無理もないさ、自分の凶行が終わる事の無い戦争への後押しにn」
アドナイ「もういいっ!!もうたくさんだっ!!!」
ヤハウェル「(´・~・`)」
アドナイ「……何なんだ。何がしたくてこんな事を……。あの預言書は……?」
ヤハウェル「まぁ、キミが知りたいのはソコだろうね。構わないよ、包み隠さずお教えしよう。ま、どこまで聞けるかはキミ次第だけどね。」
ヤハウェルは容赦なく杖を向けた。】」(2017-02-16 21:02)

EXデッキ焼き
「長い(確信)
しかし効果テキストは割りかし完結。要はヤハウェルの儀式魔法ですね。そして墓地効果でデッキから僧侶をチラ見せ。

そして恐らくこのカードの中心となるストーリーテキスト。過去最長クラスの長さですね。
早い話がヤハウェル様はサーシャの体を乗っ取る為に一計案じて、サーシャはまんまとハマったと言う事ですね。まあでもサーシャ自身は真実を知った訳ですし、残るはヤハウェルの話す、本当の目的ですね。
世界の修正、その為に起こされる戦争。ヤハウェルの思い通りに世界は修正されてしまうのか。」(2017-02-16 21:43)


「EXデッキ焼き さん、いつもコメントありがとうございます!

前もってアナウンスはしておきましたが、やっぱりかなりの文章量になっちゃいましたね(汗。

②の効果は一見無意味に見えますが、ヤハウェルの力を上げるのに必要な効果で、カード効果でデッキに戻っているのに注目です。

ヤハウェルの計略について、おおよそ仰る通りですね。普通の洗脳や肉体操作と異なるのは、飽くまでもサーシャ自身の意思で行った事で、彼の身体には魔力の痕跡が残らない点です。(影響を受ける云々は運命や摂理的な働きによるもの)

ヤハウェルの本当の目的について言及なさってますが、ラストの台詞は殆どこの預言書の内容をサーシャに語るだけなんですよね(汗。期待させてしまい申し訳無い。
なので次回は、事の顛末と当カテゴリの冒頭で言及した幾つかの未回収要素について説明したいと思います。」(2017-02-16 22:05)

ぎょくまる
「ヤハウェル・・・英語版で名前が100%変わりそうなカードですね・・・(
儀式のためにレベルを参照しないという珍しい儀式魔法。
召喚条件自体はかんたんですがLP半分というコストを重いと見るか軽いと見るか・・・
②の効果は除外かデッキバウンスのどちらか(両方?)をキーにした誘発効果でしょうか。
いずれにせよ色んな意味で強烈なカードになりそうですね!」(2017-02-17 01:41)

ランペル
「完璧なる平和は訪れない…。実際にこの世界を争いのない平和な世界にしようとすると、シャロームのように精神に作用しないと無理なんだろうな~。大なり小なり病気や自然災害などでも争いは起こるものだから…。理想郷に行けば争いが本当になくなるのかなぁ…?幻司様も平和を幾度となく壊されてきた過去があるようですし。
幻司様は予知夢によって世界の根本を矯正する必要がある悟って行動してきたんですね。そして場は大ホール。サーシャの前にはヤハウェルが。種族長達をやったのかとサーシャが聞くと、何とサーシャ自身がやったことだという。そして左手には預言書がなくなっており、鮮血で染められていたと…。この後に説明が無かったらマジで発狂もん。まぁ、自身の手で殺めてしまったというだけで十分発狂できるレベルだけども…。
ヤハウェルさんによると、生きる物の魂にはアラムというものが宿っているとのこと。そして一時的にサーシャからアラムを切り取って久幻宮へと導き、こちらの世界に残ったNPCともいえる存在は影響を非常に受けやすい状態で、ヤハウェルの影響を受けてしまっての行動だった訳ですね。楽しそう?に説明をする幻司様を止め、預言書についての話に入ろうとしている状態ですね。杖を向けてきたのは、攻撃か説明で必要なことなのか…。

(´・~・`)←それにしても何とも言えない表情だ…。

預言書は儀式魔法でしたか。ついに幻司様も登場間近。LP半分コストに手札・フィールド・墓地・除外されている久幻僧全てをデッキに戻し、手札・デッキ・墓地からヤハウェルを儀式召喚する効果。単純にデッキから持ってこれるので、このカードが来ればいつでも呼べるというのは強みですね。そして墓地から除外してデッキから久幻僧を除外し、除外したの速攻デッキに戻す効果。ヤハウェルの効果に関係するものらしいのでどうなるか…。デュエル中1度しか発動不可なので、儀式召喚でしか呼べないのであればヤハウェルは1度しか現れないということですね。一体どんな性能になってるのやら…。」(2017-02-17 02:02)


「ぎょくまる さん、お久しぶりですがコメントありがとうございます!

仰る通り英語版でOCG化された場合は、確実に改名されますね。他のグレーゾーンなカード名ですら容赦なく変えてきますから、このカードは余りにも露骨過ぎる(汗。

LP半分もそうですが、デュエル中1回と言う発動制限もなかなかで、その分チェーン不可や儀式召喚の緩さでバランスを取っております。

やはり②の効果が大分意味不明ですが、結構ヤハウェルの強化に役立ちます。ポイントは「効果でバウンス」している点ですかね。」(2017-02-17 18:00)


「ランペル さん、今回も沢山のコメントありがとうございます!

明確に言及してはいないものの、設定上ではアドナイが前回までさ迷っていた久幻宮には過去にヤハウェルが行ってきた活動の残滓が残されており、シャロームがあそこに有ったのはシャロームによる平和の実現は今回が初めてではない事を意味しています。
また久幻隷機達も同様に、過去の世界においてヤハウェルが行った施策の一つで、シャローム同様に多方面からのコントロールにより統制を試していました。

アラム関連はぱっと見だと余り本編に関係無い様に見えますが、最終的に結構重要になります。簡単に言えば、人々はそれぞれパーソナルな世界を持ちそこで生きており、他者の世界が自分の世界に重なり合いリンクする。それぞれの世界とその世界を変革し得る可能性が、一体となった世界を相互に影響し合うって感じです。
アドナイがヤハウェルの都合通りに行動したのも、本来なら『可能性』を有するアドナイの『アラム』が一体となった世界に存在するため、アドナイの意思がダイレクトに反映するのですが、その個人のアラムが抜けてしまった(プレイヤーが席を外し、『キャラクター』だけになった)為、一体となった世界において最も『可能性』が強いヤハウェルの理想に沿うように行動せざるを得なかった訳です。

期待されるヤハウェルですが、結構「係」っぽい感じになりそうです。まぁ強いっちゃあ強いのですが。」(2017-02-17 18:33)


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