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L☆E-チョコレート・ハプニング

にゃるさん の作成したオリジナルカードです。


L☆E-チョコレート・ハプニング
種類・種族 カテゴリー名
- L☆E
属性 レベル 攻撃力 守備力
- - - -
「L☆E-チョコレート・ハプニング」は1ターンに1枚しか発動できない。①自分のデッキから攻撃力・守備力のいずれかが200または1400の「L☆H」モンスター1体を自分フィールドに特殊召喚する。
作者 作成日時
にゃるさん 2017/02/14 6:56



にゃる
「対象のモンスターが少なく思えるでしょう?言っておくと、対象モンスターは《ヒナタ》《シオン》《メイタ》《フォルトナ》《キルヒム》《ルーナ》《フェイン》《レン》《ミトン》ら。案外多いよ?

ハッピーバレンタインです。去年は竜姫たちのチョコレートだったので、今年はマジデミア学園の子に貰いましょう。でも他の方のキャラは崩壊させると後が怖いのでしません。ま、自分だけでもター坊さんに比肩するぐらい書いてますし。書きすぎでは?
今年はおかしなバレンタインにしてみます。つまり、あれだ。ヤンデレ、シリアス一切なしのギャグ時空だ!メタネタパロネタなんでも来い!

2/14。世間一般ではこの日をバレンタイン、聖ヴァレンティヌスの日と呼び、女の子が好きな男にチョコレートを渡したりする日らしく、リア充がクリスマスに次いでイチャコラしやがる日である。
去年までは俺は妬みを軽口で言いながらクラスの男にチョコレート菓子を渡したりしていたが、今年は違う!今年は沢山の女の子に出会えて、しかもいい感じになっている!バレンタイン始まったな!こりゃあ一日じゃチョコレート食べきれねえな!はっはっは。
……そう思っていた五分前の俺をぶん殴りたいと思ったのは人生初の経験だ。
今俺は校舎に多くある空き教室の1つにいた。そこでレンが俺にチョコを渡してくれるらしいのだが……正直、少し嫌な予感はしていた。でも、レンも流石に学校で変な気は起こさないだろう、と思っていた。……思ってたんだけどなぁ……。
目の前の光景。レン、服を脱ぎほぼ全裸。体に赤いリボンを巻きつけて、B88のその胸を強調させている。俺、苦笑い。
レン「これがチョコです、○○さん!そして2つ目のプレゼントは、わ・た・し❤︎」
逃げた。すぐにドアを開け、一目散に逃げた。やべぇ、こいつぁやべえ!俺の第六感が告げている、死ぬまで搾り取られると!
レン「待ってくださいよー!私を貰ってー!」
主人公「まだ校内に人いるのに大声でそんなこと言うなや!」
後ろを振り返ると、カッターシャツとスカートだけの彼女が教室から出てきていた。やべぇよやべぇよ……
レンを振り切ろうと曲がり角を曲がった瞬間、俺の体は誰かに引っ張られた。見るとそこには、本来無い筈のスペースが空いており、そこにフォルトナが立っていた。
主人公「フォルっ、むぐっ!?」
フォルトナ「静かに。気付かれるわ」
そう言うとフォルトナは俺の口を塞いだまま、口をつぐんだ。
そして目の前をレンが通り過ぎていく。どうやらお得意の《空間拉致》らしい。
フォルトナ「○○。貴方今日死相が出てるわよ」
主人公「マジで?……そうかも……」
レンと対峙した時の、ライオンの前のウサギみたいな心境は正しかった訳だ。
フォルトナ「でも大丈夫。私がなんとか出来るものを持ってるわ」
そう言うとフォルトナはごそごそとポケットを漁り、到底入らないサイズの袋をこっちに渡してきた。中身は……チョコ?
フォルトナ「バレンタインよ。これを食べれば万事解決」
なんか、胡散臭い……
フォルトナ「食べないならレンをここに呼ぶわ」
主人公「喜んで食べさせていただきます!!」
俺は小粒のチョコを貪るように食べる。味は普通だったが、食べるたびに体が熱くなっていくのを感じる。
主人公「……って、あれ?意識が……」
フォルトナ「……よ……もう……だい…ょ……」
フォルトナの声が遠くなっていく。抗えない頭痛に、俺は意識を手放した。

そして眼が覚めると、俺は空いている教室にいた。立ち上がると、どうにも視点が低いような……?
フォルトナ「起きたわね、○○」
???「フォルトナ?俺は一体?」
俺はどきりとする。今、誰が話した?もしかして……
フォルトナ「はい、手鏡。ちゃんと見なさい」
そして、恐る恐る、気づきかけている顔で覗き込むと、そこには。
主人公(女)「お、女になってるぅぅぅ!?」
俺は、女になっていたのだ!

女主「……はっ?はああぁぁぁ!!?」
フォルトナ「落ち着いて。これが最善の策なのよ」
フォルトナは落ち着いてこっちに服を渡す。下をよく見ると裸だったので、咄嗟にその服を取る。……と言うか、胸がでかいと本当に下見えないのか。
フォルトナ「採寸はしておいたから。身長154、トップバスト84、アンダー62.8、ウエスト56、ヒップ81のE。ブラも買ってきてあげたわ。付け方は……分かるわよね、○○だし」
女主「勝手に体弄られてるぅぅぅ!!?」
そそくさと付ける。悲しいことにブラの付け方を知っていた。
ガタン、と教壇が揺れた。恐る恐る見ると、中には小柄な少女が……
女主「ってインフォじゃねーか!」
インフォ「ど、ども!もう既に○○さんの現状は拡散済みですから手をあげてもどうしようもないですよ!」
フォルトナ「き、気付かなかった!?私が!?」
ドタドタと外から足音がする。やばい、まだボタン閉めてない……!
ガラリとドアが開き、数人が入ってくる。
今の俺は……
メイタ「○○!だいじょ……!?」
シーナ「○○!インフォの奴が意味不明な事を言っていたんだがっ!?」
レン「何故逃げたんです○○さん!早く私を貰って…あれ?」
シャツのボタンが下1つしか締まっておらず、薄いピンクのショーツ、ブラがもろに見えた半裸の女がそこにはいた。と言うか、俺だった。
チロル「配下が全裸と聞いた!何か虐められたのか!?」
キルヒム「女体化とは凄いねー。初めて聞いたよー?」
悲鳴を上げる俺とルパンダイブするレン。
ミトン「インフォさんのラ○ンによると、王子様が王女様になったらしいんですけど……」
ディーバ「そ、それはどういう……?」
ディアナ「……?……???」
コブラツイストを決めるシーナにタップするレン、俺を見て歯ぎしりするメイタに、困惑しかしていないフォルトナ。何とか着替え終わったら、あらゆる方向からフラッシュを焚くインフォ。……もう滅茶苦茶。

女主「……落ち着いた?」
みんな「「「……はい」」」
女主「反省してね?特にレンとフォルトナ」
レン「……しょんぼり」
フォルトナ「ごめん、私のせいで……」
全員を空き教室で正座させている、小柄な女生徒、俺。ディアナを正座させるのは流石に良心が咎めたが、ドローン爆撃をかまそうとしたので仕方ない。
女主「別に女になった事について責める気は無いよ、もう。善意からやったんだろうし」
それに、こういう非日常は慣れている。慣れたくは無いけど。あとブラの付け方を知ってた自分に嫌気がさしたけど。ちなみに贅肉はほとんど無かった。
女主「これぐらいの視点からみんなと話すのってなかなか無い経験だし。まぁ、少し肩が重いけど……」
メイタ「おのれぇ、そのデカイ胸が憎い……!」
女主「お前そんなキャラだったか?……まあ、ともかく。フォルトナが言うには、今日一日は俺は女なんだろ?治るんだったらいいんだよ。今日一日は女の姿で楽しむとするさ」
ミトン「い、いかがわしいことは許しませんよぉ!?」
女主「いやしないから。自分の体なんだから大事にするよ」
ディーバ「じゃ、じゃあ、この11人でお出かけしませんか!」
女主「ディーバ……」
ディーバがそんな事を言うなんて。彼女も成長しているのだな、と親心のように思ってしまう。
シーナ「……うん、ま、いいんじゃないか?ディーバの頼みだし」
ディアナ「……おぉー……いくよぉ……」
チロル「ふむ、となるとアンドロメダ。お前をどうするかだな」
女主「俺?」
チロル「うむ。一人称については、まあ別にいいだろう。幸い、セミロングならギリギリセーフだとは思う。だが、名前だ。お前の名前は男の名前過ぎると思う」
女主「あー……」
インフォ「成る程、別の呼び名にしようと?」
チロル「うむ、その方が自然に呼びかけられて、こう、友達?感が増すだろうと思ってな……」
女主「それなら吝かじゃ無いよ。どんなのにするんだ?次郎左衛門か?」
レン「それ男の名前では……?では、私からもじって天宮愛で、」
シーナ「お前それ血縁関係になってるじゃないかっ!?」
キルヒム「じゃーあ、女主人公は英語でHeroineだから、別の読み方をして、ヘロイ」
ディーバ「それはダメです色々と!」
ミトン「……じゃあ、《おんな》を逆にして《奈緒》ならどうでしょう?」
女主「良かったミトンはまともだった!ありがとうミトン!」
ミトン「いえいえ、どういたしまして」
チロル「うむ!では奈緒よ!行くぞ!」

それから、俺たちは女11人でお出かけしたのだ。お出かけ中、メイド喫茶に入ってメイド服を着せられたり、スケスケの下着を買わされたり(明日には戻ってるから必要無くない?)、ナンパされたがシーナの《にらみつける》で一目散に逃げたり、色々とあったがスペースが足りないので割愛させていただく。

ミトン「うふふ、楽しかったですねぇ」
チロル「うむ、普段とはまた違う楽しさだった」
みんながプチシュークリームを頬張りながら帰路に着いている。
シーナ「でも、そうだな……」
レン「ええ、そうですね」
奈緒「……?」
ディーバ「チョコ、渡しそびれちゃいました……」
奈緒「あっ」
そう、そうだ。俺が女になってしまって、渡すタイミングを逃してしまったのだろう。俺、フォルトナ以外のみんなが手持ち無沙汰そうにチョコを持っている。
奈緒「……そうか、そうだよな」
メイタ「お前らみんな、俺のこと好きだもんな」
インフォ「いや、確かにそうですけど?それを本人が言うんですか?」
奈緒「大丈夫、女になっても俺は俺だ。別人になった訳じゃねーよ。だから、ほら。チョコ、貰っていいか?」
みんなは顔を示し合わして、にっこり笑って手を前に差し出す。

「「「ハッピーバレンタイン!」」」

そして家に帰り、風呂の中で思いっきり裸を見てるのに一切興奮しないのは自分の体だからなのか、それとも深層心理が女よりになっているのか、そんな他愛もないことを考え、明日には戻ってるだろうから、男物の下着(ぶかぶか)を着けて寝た。

その翌日。顔を洗うために洗面所へ行き、鏡を見る。そこにいたのは、可愛い女の子で……

「戻ってねーじゃねーか!!!」

フォルトナ「……え?あのチョコ一粒で1日性別が反転するの?げ、解毒薬は?無い!?じ、じゃあ○○はえっと、確か30粒ぐらい食べてた、よね?」
……その後、都俺が女体化した姿こと《奈緒》ちゃんは、一ヶ月だけの学園のアイドルになったのだが、それはまた別のお話……」(2017-02-14 06:56)

ター坊
「奈緒ちゃん爆誕!良いじゃないか、女の子になったんだから色々やってみようや。
私のキャラでは3人がサーチ可能ですか。特にシオン様は手札強奪orビンタがあるので早々に使いたいから便利です。

シオン「ほーら。チョコよ」
シオンが見せたチョコは手作りなどではなく麦チョコのような小さいのが十数粒くらいだったが、それが置かれたのは椅子に座ったシオンのスカートの中であった。
シオン「欲しかったら犬みたいに這いつくばりながら取ってみなさい。犬だから当然、手を使っちゃダメよ?」
(2017-02-14 08:54)

にゃる
「ター坊さん、コメントありがとうございます。
ワン、ワン!
……冗談はさておき、いや、原案だとメイタに胸揉まれたり、スカウトされてあれやこれやでアイドルデビューしたりとあったんですけども、いかんせん1日では書ききれない!あと奈緒ちゃんはもしかしたら身長高めになってたかもしれないですが、よく言われる「男の身長=女の胸」という方程式できょぬーになった次第です。」(2017-02-14 23:31)


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